リアン本見つからなかったのは、ろくにカタログチェックもしなかったからかも知れない。
リアンの髪は蒼い髪
リアンの血は蒼い血
ある日えとうゆか(12歳)は道を歩いていた。
しかし、突然落下物が降ってきて…
ゆかは気がつくとある部屋にいた。
いったいここはどこ?とゆかは思った。
次の瞬間、男が現れた。
「お目覚めのようですね、ゆか様」
フリマの兄ちゃ…見知らぬ男だった。
「話が唐突かもしれませんがよく聞いてください」
男から現状を説明された。
ゆかは落下物に激突して死ぬ寸前だった。
このままではマズいと思い魔女の世界へ。
そこはなんと不老不死の世界だった。
そして驚くべき事に、あれから8年が経過していたのだ。
現実世界ではゆかは死んだことになっている。
「それじゃ私はこのままこの世界で…。ねえ、戻れないの!?」
「残念ながらゆか様はリアン様の蒼い血が流れてます」
「えっ!?」
「試しにちょっと…」
ゆかの手から血が流れた。しかし血の色は青紫だったのだ!
「私から流血してる血は…一体?」
リアンは激怒した。
リアンが怒る時は、泣きながら怒るというイメージがある。
2003年に入ってまだ16しか書き込みがない……。
トテモ(・∀・)リアンリアーン
>94
ラストでさりげなくRRに感染してる結花にワラタ。
今日はリアンも成人式に参加……しているのだろうか。
それとも永遠の19歳?
昨日「Drリアンが見てあげる」の1,2巻を買ってしまいました。
とてもそんした気分になりました。
>>101 俺はあの馬鹿馬鹿しさが好きだけどな(w
性格反転リアンとでも思えば楽しいぞ…………多分。
そういえば元ネタ読んだことなかったなぁ。
買うべきか買わざるべきか…
(ここの)リアンの事を気にせず読めるのなら、読めなくはないとは思う >Dr.リアン
他のネタが出てくるまでのメンテ替わりに、みどりスレみたいなSS書いていい?
雨、雨、雨。一昨日辺りから降り始めた雨は、今日になつても降り続ひてゐる。
折角の休みだと云ふのに足止めを食らひ、おれとスフィイは、已む無くお馴染みの
喫茶蜜蜂で昼食を摂つてゐた。何時も通ほり、山盛りに積まれたホットケエキを
頬張るスフィイを横目で見つつ、おれは雨の中を往き交ふ通行人をぼんやりと眺めてゐた。
ふと、鈍色の景色の中に鮮やかな蒼色が見へた。良く見ると、蒼色の髪をした人物が、
傘も差さずに雨の中立つてゐる。おや、だうやら未だ少女と云へる位の歳のやうだ。
蒼い髪が物珍しくもあつたので暫く眺めてゐると、少女が視線に気付ひたのか、
こちらに近づひて来た。まづい、おれの事を出歯亀だとでも思つたのだらうか。
少女の顔立ちがはつきりとして来た。端正な目鼻立ちに濡れた睫毛、伏し目がちな瞳。
額に貼り付く前髪には妙な色香すら感じる。そして、異国風の装束に、手には何やら
珍妙な動物を抱へてゐる。
つひに窓の前まで来た。ところが、少女の目はおれの方を見てはゐない、おれの正面に
座つて、餓鬼のやうにホットケエキを貪り食らふスフィイの方をぢッと見てゐるのだ。
少女の口がわづかに動き、スフィイ姉様、と聞こへたやうな気がした。
これ書くのは、このスレでは>75以来だな……。
……って、まだ30レスしか進んでなかったのか……。
元々リアンスレ用に書き始めたものだったのになぁ。
つーことで、早く他のネタが出るのを待ってます(w
109 :
山崎渉:03/01/17 00:28 ID:dcWcbtZB
(^^)
110 :
名無しさんだよもん:03/01/17 10:26 ID:GWmwYOGH
ヽ(´ー`)ノ
真っ白な雪の中を僕たち二人はいつもの散歩道を歩く。
永遠の時間の何故だろうこの光景は二度と見ることは出来ない。
この道をどれだけの人間が通り、去っていったのだろう永い時はそれを教えてはくれない。
まだ凍っている水溜りの上を君は躊躇することなく歩き、そして体制を崩す。
二つの手がちゃんとついている僕は君を支えてあげる事が出来た
これは神がこうなる様に決定付けていたものに違いない。
君はありがとうございますと一言呟いてくれた、僕にはそれだけで充分だった。
足元を確かめるように俯いた後、また二人は歩き始めた。
もちろん二人の考えている事は違うだろう、でもお互いに近くにいるのを感じている。
会話は無かったが、それでも幸せだった。
他人が近くにいるだけでこんなにも暖かくなるのは不思議だ。人間の理性とは不可解である。
僕はこうして人間として生きている自信がなかったが、同時に人間として死なない自信もあったので少し不安も安らいだ
空を見上げても分厚い雲がその目線の先にあるだけだ。少しでも何かを見ようとその透き通った空気を睨んだ
君が僕の手を握ってくれた、冷たく凍った僕の手を。僕は優しくはあるが、強く握り締めた。
雪の感触を足の底で感じながら二人はその道を歩いた。
春はまだこない。でも、二人でいられるのならどんな季節だろうと構わない。
明日の為に今日も生きようと思った。
その事件は、唐突に起こりました。
グエンディーナに帰還してひと月も経っていなかったでしょう。
お父様が、突然国王の座から退くと宣言したのです。
後任として推されたのは勿論、第一王位継承者であるスフィー姉さんです。
そのこと自体に問題はありません。が、お父様は年齢も壮年と言われる
頃でありますし、身体のどこかに異常があるようにも感じられません。
だから隠居する理由がよくわからないのです。お母様を始め、大臣達も
退位の理由を伺ったようですが、ただでさえ寡黙なお父様が、このことに
関してはことさらに言葉数を少なくされてしまうとのことでした。
ともあれ、お父様の言うことは絶対です。
私も訝しさを感じずにはいられませんでしたが、お父様の言葉のままに
新国王の即位の儀をお手伝いすることになりました。
しばらくは王宮内も城下もばたばたとしており、私も忙しい日々を送って
いたのですが、儀式の日が目前に迫ったある日のこと、私は大変な
事実を知ってしまったのです。
お、停滞気味のリアンスレにSSの波が!
……すみません。自分もネタ出し考えんといかんのですが。
その夜、私は何となく寝つけずにいました。
(明日も忙しいだろうし、早く寝ないと……)
そう思えば思うほど、ますます目は冴えていきます。
温かいものでも飲めば眠れるだろうと、私は王宮の厨房に向かったのですが、
その途中の廊下で、私はふと胸騒ぎがして歩みを止めました。
(何か魔力を感じる……)
王宮の奥深くにその部屋はありました。
昔は犯罪人の拷問に使われていたという、今では誰も使うことのない、
廃墟のような部屋。私が感じた僅かな魔力は、ここが発信源のようです。
しかし、それ以上にこの部屋から感じるのは、何かとても嫌なもの、
例えて言うなら巨大な悪意の塊のようなものでした。