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207名無しさんだよもん
「次のこみっくパーティーで雌雄を決するようにしましょう。 」
「判りました、その方向で作戦を立てておきます」
 大筋の方針が決まり会議は終わりに近づいたその時、何者かが会議室に飛び込んだ。
 諜報部に所属する『触角の理緒』であった。
「何をしているのです。会議中ですよ」
「あっ…すみません。ですが、緊急事態です!こみっくパーティー準備会第13課が動いております。
 どうやら我々の動きに感づいたようです」
「「「「なんですって!!」」」」

──こみっくパーティー準備会第13課──

 こみっくパーティー準備会第13課…それは徹夜、ループ、ダミーサークルなど
 即売会そのものに仇を為す者を「絶滅」させる為に準備会が極秘に設立した
 対オタク専門のプロフェッショナル集団である。これまでに多くの厨なオタク共が彼等によって
 秘密裏に処理される事によって来場者十数万人のこみパの秩序が保たれてきたのである。

「各地で工作員が撃破されております。かく言う私も襲撃を受け辛くも逃げ帰った所です」
「そうですか…故に後ろの方にも気付かなかったと言うわけですね.」
「え?」
 理緒が後ろを振り向くと其処にはロングコートの下に準備会の制服を着た眼鏡の一見温和そうな女性が立っていた。
「あらあら…雁首揃えて仲の良さそうな事ですね…オタク共が」
「そんな…厳重な警備の敷かれた会議室に侵入者が現れる確率など満に1つも…」
「ああ…警備ですか。彼等なら向うで海よりも深い眠りについていますよ。全く、余りにも弱すぎて楽しむ暇もありませんでしたよ」
 彼女の言葉を裏付けるように彼女の両腕には血塗られた列誘導用の赤色灯が握られていた。
「準備会の絶滅機関が何の用ですか?」
 総統こと郁美がその女に尋ねた。

A もち、暗殺
B 宣戦布告のご挨拶
C 答えるよりも早く四天王が飛びかかった
D その頃、リアンたちは・・・(視点変更)
208名無しさんだよもん:02/12/15 03:03 ID:h5c4a1wf
口調がアレだが・・・南さんだよな?

せっかくだから、もったいつけてD(ぉぃ)
209名無しさんだよもん:02/12/15 03:25 ID:BMp0MV4a
どんどん強キャラ登場。
DBのような展開にw
210名無しさんだよもん:02/12/15 03:49 ID:Is2IB0ul
 カラン
 もう何度目でしょうか。Honey Beeのベルが……鳴りました。
「パン……だっ……」
「なッ、アンタは!?」
「詠美女史!?」
 おぼつかぬ足取りで店に入ってきたその人は……ボロボロでした。
「やっと……見つけた」
 安心したような声を漏らすと、糸が切れたようにその場に倒れてしまいました。
「な、何があったんや!!」
「どうした! 大丈夫か!?」
 由宇さんと九品仏さんが必死になって呼びかけます……お知り合いでしょうか?
「十三課……十三課が……ポチたちが……捕まった……」
「「十三課だと!?」」
 お二人の声が重なります。どうやらかなり驚かれているようです。
「あの……九品仏さん? 十三課というのは……」
「……こみっくパーティー十三課……ビッ○サイトの非公式特務実行部隊……
 準備会の持つ唯一にして最強の戦力。徹夜・ダミー・ループ・転売・肉の壁殲滅のプロフェッショナルたち……」
「け、けど、なんで連中が和樹たちに手ぇ出すんや! ウチらは別にあそことは敵対しとらへんはずなのに……」
 ……その時です。

「……確かにな、アンタらは直接は敵対してねぇな」
「「なにィッ!?」」
 いつのまにか……本当に、誰も気がつきませんでした……
 カウンター席に……二人の女性が座っていたんです。
 片方は茶色がかったショートカット……もう片方は、針金のごとき金髪……
 ショートカットの女性が立ち上がります。
「む、十三課か!」
 九品仏さんはすかさず二人を守るよう構えを取ります。ですが、女性は気にせず話始めました。
「この間"第三課"から面白い情報が入ってね……以前からキナ臭い噂のあった『腹白い姉妹』
 そこがこみパの征服を企んでるって……」
「な、なら勝手に姉妹を攻撃すればええやろ! なんでうちらに手ェ出すんや!」
 由宇さんの当然の疑問……その女性はさもつまらなさそうに続けました。
211名無しさんだよもん:02/12/15 03:51 ID:Is2IB0ul
「『原因』……はアンタらなんだよ」
「なんだと!?」
「そう。連中が動くのは連中の敵対組織である『千堂和樹一派』お前たちを滅ぼさんとしてのこと!
 可能性は、可能性は極限まで排除せねばならない。準備会に仇なすものはその可能性が一片でもある限り排除せねばならない。
 しかもあんたらは『力』を持ちすぎた! 一サークルにあるまじき程の『影響力』をなぁ『ブラザー2』!
 我ら以外に力は必要ない! 過ぎたる力は滅ぼさねばならない!
 それこそが我らが"法(ロウ)"!
 我々をなめるなよオタクども、即売会の歴史は戦いの歴史だ。
 児童ポルノと偏見報道で屍山血河を築いてきた最強の準備会だ」
「んな……んな無茶苦茶な!」
 倒れた女性を抱きかかえながら、由宇さんはさらに非難の声を上げます。
 そりゃそうでしょう。どう考えてもあの方の言葉は道理が通っていません。
「無茶で結構! あたしらに何言ったってムダだね!
 だってあたしら……あんたらと同じだからな!」
「お……同じだと!?」
「『狂信者』……オタクはすべからく『狂信者』! そしてあたしたちも『狂信者』!
 行くよ初音チェンジだ! 『裏』を起こせ!」
 ……と、それまで押し黙っていたままの針金娘さんも立ち上がりました。
 さて、どうしましょうか?

A 当然応戦! 振りかかる火の粉は払いのけねばならない。
B そんな! そんな無茶は話はありません! 話し合えばきっとわかりあえるはずです!
C ここはいったん引きましょう!
D その時、胸に七つの傷のある男の人が……
212名無しさんだよもん:02/12/15 03:52 ID:GpC7ah2+
Dでw
213名無しさんだよもん:02/12/15 03:54 ID:dMNnvYxI
あずさ&初音だよな?
口調からはイビルかと思ったが
214名無しさんだよもん:02/12/15 03:57 ID:Is2IB0ul
>>213
YES,その通りです。
ちなみに元ネタは『HELLSING』&『CROSS FIRE』で。
215名無しさんだよもん:02/12/15 04:16 ID:ZJiS2P/D
「まてい!」
 その時、胸に七つの傷のある男の人が…
「揉め事は注文をとり終わってからにしてもらおう!」
 中々素敵な発言をなされました…
 あっけにとられるその場の皆さん。
「あ、アンタは… 危険度Sの要注意人物! 立川雄三じゃないか!?
 腹白い姉妹を攻めた仕返しに来たのか!?」
 真っ先に立ち直ったショートの女性が、異常に驚いて声を出します。
「事情は先ほどのやり取りで理解している。
 しかし腹白い姉妹を攻めただと…?
 ふっ、ずいぶん舐めた物だな… あの程度では姉妹の屋台骨はかけらも揺るがんわ。
 あれは、我が妹がその命をも賭して作り上げた究極の組織なのだからな…」
「何だと!」
「もう妹は、我が力を必要としてはいない…
 お前等絶滅機関こそ、せいぜい絶滅されないように気をつけるのだな…」
「くッ! 戯言を! 初音!」
「いいのか? 俺からは手を出さんが、お前等がしかけるならば俺は容赦はせんぞ?」
 なんか凄いやり取りが行われています。
 どうやら、あの人は腹白い姉妹の関係者のようですね。

A とりあえず、二人組に攻撃する
B 雄三と呼ばれた男の人に援護を求める
C なんかもめてる間に全員で移動
216名無しさんだよもん:02/12/15 04:27 ID:nvq8T+gG
ここはシリアス?な流れに逆らいCで。
217名無しさんだよもん:02/12/15 05:17 ID:aWJPJXZV
 これはチャンスです。
 あの三人がもめているうちに逃げてしまいましょう。
「(いきますよ皆さん)」
 軽い魔法で意図を伝えます。
 すぐに頷く皆さん。
「(それ)」
 こそこそこそっとドアを通り皆で逃げます。
「あっこら! まて!」
 気付いたときにはもう遅い。
 本日休業の札と共に軽い結界をかけておきました。
 出てくるのは十分くらいかかるでしょう。
 しかしその予想はあっさりと裏切られました。

 ガン! ガン! ガン!
「まさか!?」
 三つの音と共にあっさりと破られる結界。
「へッ、この私を、こんなちんけなもんで止められると思うな」
 力のみで結界を破るとは… 
 とんでもない力馬鹿もとい馬鹿力ですね…
「あの人はいいのですか?」
 一応聞いてみます。
「ああ、あいつは後だ…
 今は先に任務を果たす… 
 行くぞ初音!」
 初音と呼ばれた針金娘さんも、出てきました。
 くッ 戦うしかないのですか…

A 戦う
B 逃げつづける
C 凸&なつきによる足止め
D 突如現れる腹白い姉妹
218名無しさんだよもん:02/12/15 06:32 ID:WEbYCS45
cかな?
219名無しさんだよもん:02/12/15 13:58 ID:hz3r+Uph
ていうか、その二人も連れて移動してるのか(w
精神力が持つのか?それで。
220初めての名無したん:02/12/15 18:29 ID:vnK33YRW
戦うと言っても今の私たちの戦力では危険が大きすぎます。
相手の戦力も分からないことですし。
ここはあれしかありません。
「凸!な・・・オェ・・・・!ジェットストリームアタックをしかけるぞ!」
「そんなこといわれても・・・」
「分かったよ!リアンちゃん!」
凸、清水(以下略)、私が一直線に繋がります。
「あの技は・・避けろJ!」
凸の光りが視界を真っ白にさせ、
後に居る清(以下略)がその茶色の髪の女性に攻撃をしかけます。
「あれはジェットストリームアタックだ!」
その時でした。初音と言われた針金娘が急に解説しだしました。
「ジェットストリームアタック。
 その起源は古来メソポタミアの戦舞、春のつむじ風にあるという。
 メソポタミアの戦士達は、戦舞でこの技を見につけ、他国を撃退したという。
 その力を恐れた他国は、メソポタミアに恐怖したという」
辛くもそれをかわした茶色の髪の女性は、臨戦態勢をとります。
それに大して凸と清(以下略)は形成を建て直しなおも攻撃をしかけようとしています。
私?私ですか?

Aこのスキに逃げる
B相手が戸惑っているうちに全員で叩きのめす
Cとりあえずゲー○ーズに入る
Dとりあえずクルミでも割る
221名無しさんだよもん:02/12/15 18:40 ID:crf5I5eJ
まじめ(?)にA。w
222名無しさんだよもん:02/12/15 23:15 ID:BhQLdL6J
>>220
久しぶりに展開のサッパリ読めない選択肢を見たな(w
なぜにくるみ割り人形。
なにしに○ーマーズ。
223名無しさんだよもん:02/12/16 00:13 ID:hotlyPKv
清m(ズッギャァァン)さんと凸が頑張っている間に、私たちは無事に(というか凸たちから)逃げ出しました。
詠美さんも見た目ほど怪我は重くはないようです。私たちは体制を立て直すことにしました。
「…で、詠美。和樹たちってのは誰や?」
「え、っと。確かポチに、瑞希ちゃんに…ぱきゅきゅん娘に、後…運送屋さん。」
「ふむ…。同志すばるまでもが…。敵も油断ならんな。」
「で、どないするんや。」
「あの…私はこうすればいいと思うのですが…

A 仲間を募る
B その前に千堂先生を救出
C 現実逃避
D 四天王側に視点変更
E 十三課側に視点変更
224名無しさんだよもん:02/12/16 00:14 ID:DTJOBmxM
そろそろ出て来い。
225名無しさんだよもん:02/12/16 00:20 ID:42dqNDzF
なんとなくイメージ
蜀 リアン組
呉 腹白い姉妹
晋 十三課

うー、燃える!
226名無しさんだよもん:02/12/16 01:21 ID:nTAyhmdl
「よし! それではさらわれた千堂先生を助けに行きましょう!」
「おー!」
 皆に気合が入ります。やはりあの二人が消えてくれたことが大きいのでしょう。
「マイブラザー和樹……すまん、吾輩のせいでお前にまで迷惑が……」
 九品仏さんもシリアスモードに入り、やる気十分です。
「それじゃあみんなでレッツラ……」
「けどなぁリアン、どーやって和樹の居場所を探し当てるつもりや?」
 う……突っ込みが入ってしまいました……

A 理屈などいらん。勘で勝負。
B とりあえず魔法探査を試みる。
C も一度戻り、13課の二人組を締めて吐かせる。
D 世紀末覇者に尋ねてみる。
227名無しさんだよもん:02/12/16 01:23 ID:1WEpM9MN
主人公らしくB。
228名無しさんだよもん:02/12/16 02:25 ID:nTAyhmdl
「……姉さん……」
 私は静かに精神集中しながら、姉さんに話しかけます。
「ん、どうしたのリアン?」
「我が家の……我が王族の家訓はご存じですよね?」
「もっちろん! 私たちの法はただ一つ!」
「ただ一つ……そう」

「「見敵必殺!(サーチ・アンド・デストロイ)」」

「敵はどこまでも追いつめ」
「叩き潰す!」
「それこそ我らが唯一の法!」
「グエンティーナの戦いの世を生き抜いた理!」
 見ていてください……ご先祖様。我らに牙を剥いた愚者共に正義のなんたるかをわからせてやります。 
229名無しさんだよもん:02/12/16 02:26 ID:nTAyhmdl
「……大志さん、由宇さん、詠美さん……何か、千堂先生の持ち物はありませんか……?」
「む、奴の持ち物か?」
「ん〜〜……詠美、何か持っとらんか?」
「むむむ……トーンでもいい? 使いかけだけど?」
 そう言うと、詠美さんはポケットからスクリーントーンの切れ端を取り出しました。
「これは……千堂先生がお使いになったものですね?」
「ん〜……ぱきゅ娘もちょっと使ってた……かも」
「なんや、しっかりせんかい」
「しょうがないでしょぉ! 一々トーン誰が使ったかなんて覚えてないわよ!」
 いえ……それなら、問題ありません……
「要は、使った方の『残り香』が感じ取れればいいのです……使った方が、さらわれた方々のみなら問題ありません……」
 改めて精神を統一し、トーンの『香り』と大気中に漂う『香り』を比べます。
 やがて……
「ムッ!?」
「どうしたリアン、わかったのか!?」
「はい! 見えました! 千堂先生たちは……」

A 海の見える場所にいます!
B 山の見える場所にいます!
C 森の見える場所にいます!
D 雪の見える場所にいます!
230名無しさんだよもん:02/12/16 02:39 ID:nyIZPjz4
C
森はどこだろ?
231名無しさんだよもん:02/12/16 02:50 ID:1FIhJijw
日曜日のこんな時間にかぶるとは…
232名無しさんだよもん:02/12/16 03:31 ID:hWq7Tou3
やっぱり漫画の森なのか?
233名無しさんだよもん:02/12/16 03:48 ID:B/xOSYmu
「森の見える場所にいます!」
「そうか! で、ほかには!?」
「…森に囲まれた…、何か神聖な感じがする木造の建物…
 千堂先生はそちらにいらっしゃいます。
 すいません… 正確な場所までは…」
「そうか… いやそれだけでも十分や。おおきに」
 そう言うと、由宇さんは軽く首を振り、
「森に囲まれた神聖な感じの木造の建物っちゅうことは、神社か… あんた等どう思う?」
 その場で相談を始めました。
「ああ、ほぼそうであろうな。十三課の縄張りの神社を、手分けして回ってみるか?」
「いや、手分けしてまわっても時間がかかり過ぎる。
 それに戦力も分散して危険や」
「…そうですね」
「…せめていくつかに候補を絞りたい所だが…」
 このままでは手詰まりです。
 駄目もとで、もう一度探査魔法を試してみようと瞬間、
「教えてさしあげましょうか?」
 唐突に一人の人物が現れました。
「予想通りにここにいましたね」
234名無しさんだよもん:02/12/16 03:49 ID:B/xOSYmu
 無表情の中にも満足げな光をたたえ、その場に立っているのは… 『不遇のミズピー』!
「こんなときに!」
 瞬時に戦闘態勢を取る皆さん。
「待ってください。今日は争いに来たわけではありません」
「なら、なんや!」
「千堂先生の行方を教えて差し上げようと思いまして」
「しってるんですか!?」
「はい」
「それが本物の情報やっていう証拠は?」
 注意深く由宇さん。
「何なら魔法で確かめていただいても結構ですよ?」
 …なるほど… でも、
「何のつもりですか?」
 これを聞いておかなくてはいけません。
「それは言いません」
 くっ、ぬけぬけと…
「ふざけんやないで! こうなったら締め上げてでもはかしたる!」
 由宇さんは今にも飛びかからんとしています。
「それは無理です。
 メイフィアさんにかけてもらった帰還魔法が私にはありますから。
 あなた達のどの攻撃よりも私の帰還の方が早いですよ?」
 なるほど準備万端ということですか…
 攻撃の素振りでも見せてしまえば、帰還するということですね。
 どうしましょう?

A 教えてもらう
B 敵の助けはいらない
235名無しさんだよもん:02/12/16 03:51 ID:ryftTx9K
A
236名無しさんだよもん:02/12/16 09:41 ID:2JJulw2T
なぜか由宇が漁獲用の網縄とか持ってたら面白いんだがなあ(ぉぃ)
237名無しさんだよもん:02/12/16 13:48 ID:nf0PL+hN
「…解りました。教えてください」
 相手の真意がつかめないのは気になりますが、聞いておいて損はないでしょう。
「賢明です」
 瑞穂さんはそう前置きし、
「○○神社、そこに神作家こと千堂和樹は捕えられています」
 一つの神社の名を出しました。
「そうか…… 
 なら!」
 その情報を聞き終えた瞬間、瑞穂さんに飛びかかる由宇さん。
 しかし、帰還魔法の発動を、既に私は感知していました。
「…またお会いしましょう…」
 その言葉だけを残し、瑞穂さんは姿を消しました。
「…ちぃ! 逃したか!」
 由宇さん悔しそうです。
 気持ちはわかりますが…
「まあええ… 神社の名前だけでもわかれば、大きな前進や」
 確かに…
「…○○神社、何処のにあるんでしょう?」
 少し調べる必要がありますね。

A 調べ物の王道、図書館で調べる
B 今時代はインターネット、インターネットカフェ(あるいは漫画喫茶)で調べる
C 神社といえば御年寄り、年配の方に聞き込み
D 実はメンバーの中にそこを知ってる人が
238名無しさんだよもん:02/12/16 14:58 ID:GPlKb4AW
C
239名無しさんだよもん:02/12/16 15:11 ID:Ff/tHhQD
「○○神社……○○ですか。どなたかご存知ありませんか?」
 私はみなさんの方に向き直り、尋ねてみます。
「聞いたこともない」
「すまん、知らんわ」
「ふみゅ〜〜……」
「そうですか……」
 私もこちらの地理に詳しいわけじゃないですし……
 そうですね。ここはやはり
「神社といえばお年より。ここはやはり、お年よりの方に聞いてみましょう」
「うむ、そうだな」
「亀の甲より年の功いうからな」
 というわけで私たちはお年よりの方への聞き込みを開始することと相成りました。
 さて……どなたのところへ行きましょうか……

A 基本の長瀬源之助さんのところへ。
B 色々知っていそうな骨董市のおじさんのところへ。
C コネクションは最大限に利用。柳川先生のところへ。
D ……みどりさん?
240名無しさんだよもん:02/12/16 16:09 ID:f2xtgDkp
241名無しさんだよもん:02/12/16 16:20 ID:Wc2rNCpz
「年配」で一番に千鶴さんが思い浮かんだもうだめぽ
242名無しさんだよもん:02/12/16 18:05 ID:YKhmUzOS
ていうか今のメンバー
リアン、スフィー、結花、けんたろ、大志、由宇、ちゃん様であってるよな?
だれかもれてない?
243名無しさんだよもん:02/12/16 19:46 ID:7grErKMH
たま
244名無しさんだよもん:02/12/16 19:59 ID:4mwrxrTs
家出したがな。
245名無しさんだよもん:02/12/16 21:18 ID:gkJMvZoH
「こんにちはー、源之助さんいますか……っていたいた」
 健太郎さんを先頭に、長瀬源之助さんのお店へとやってきました。
「おや、これはこれは……また団体様で。どうしました?」
「いやぁ、実は……」
 掻い摘んで状況を説明します。

「ははぁ、なるほど……○○神社ですか」
「はい。俺たちは聞いたことがないんですけど……どこかに心当たりはありませんか?」
「知っていますよ」
 ぺろっと言ってくださいました。
「ほ、本当ですか!?」
「ええ。確か、地図が……」
 源之助さんは近くの戸だなから古びた地図を取り出すと、板間の上に広げました。
 全体的に茶色がかって確かな年代を感じさせますが、基本的にこの辺りの地図なようです。
「この辺り……ですね。はい」
 一点を指差します。私たちはお互いの隙間からそれを覗きこみ……
「そこは……町外れ……の森ですね」
「はい。今はほとんど人通りがありませんが、かつては交通の要所としてそれなりに栄えた場所です」
 と、そこで急に源之助さんが声のトーンを落とし、
「実はですね、ここだけの話……この神社には少々曰くがありまして……」
「曰く、ですか……?」
「はい、この神社には……」

A 鬼が住んでいるという噂がありましてね
B 鳥人間が住んでいるという噂がありましてね
C 人魚が住んでいるという噂がありましてね
D 化け猫が住んでいるという噂がありましてね
246名無しさんだよもん:02/12/16 21:19 ID:KLASkCzl
D
247名無しさんだよもん:02/12/16 21:33 ID:gkJMvZoH
「おーうリアン! 結花! けんたろ! 久しぶりだにゃー!」
 森に着いた私たちを出迎えたのは、なんとも能天気な挨拶でした。
「…………」
「…………」
 とりあえず皆呆然として顔を見合わせます。

――いえ、最近はあまり聞かないんですけどね。少し前まで、『出る』っていう噂があったんですよ……
――な、なにがですか?
――化け猫が……

「どうしたどうした? 元気がないぞ! 飯食ったか!?」
 化け猫さん……もとい元ペンギンさんがバンバンと私の肩を叩きます。
「ぺ、ペンギンさん……どうしてこんな所に……?」
「にゃ? いや実はなー、ここはたまの家なのだよ」
「はぁ……」
『ここ』とはこの森のことを指してるのでしょうか……
 一応、化け猫という言葉を聞いて、皆半信半疑ながらも注意して進んできたのですが……全て徒労に終わりました。
「お、そうだ! お前たちには世話ににゃったからな! 鮎奢ってやる! 鮎! 鮎だ! たい焼きは関係にゃいぞ!
 塩つけて食うと美味いぞー!」
「は、はぁ……」
 どうやらペンギンさんの本名は『たま』というらしいですね。
 あ、いや、それはともかく……

A とりあえずご馳走になる。
B 森の中の神社に案内してもらう。
C この辺りで怪しい集団を見なかったか訊いてみる。
D と、思ったら敵襲!
248名無しさんだよもん:02/12/16 21:38 ID:M6a6e6Lr
喰っとけ。A。
249名無しさんだよもん:02/12/16 22:01 ID:rCOaC5fi
このまま忘れ去られるのかとおもてたら、出てきやがったw
250名無しさんだよもん:02/12/17 00:03 ID:NLXPWNE0
 とりあえずメシ食うかー。
 どっかのアニメのタイトルみたいな事を呟きつつ、私たちは食事を取りました。
 …と、ここでひとつ疑問がわきました。
「たまさん、本当にあなたが源之助さんたちが恐れる『化け猫』なのですか?」
「にゃ?」
「言われてみれば、たしかにたまはいままでペンギンだったわけだよな?」
「にゃにゃ?」
「むかつくむかつくちょーむかつくぅー、化け猫ってコイツだったの?」
「にゃにゃにゃ?」
「ええい、うるさいわ、大バカ詠美!何か様子が変やないか?」
「もしかして…たまさんのことじゃない…んですか?」
「お前たちの他の人間には最近は会ってにゃいぞ」
「「「「「マジですか?」」」」」

 ガサガサガサガサッ!

「なぁ。何か動いとらんか?」
「こっちに来ますっ」

A にゃぁ〜、千紗ですよ、皆さん
B ……楓です
C ん。ムックルとアルルゥ
D 敵襲だ!
251名無しさんだよもん:02/12/17 00:05 ID:0OallZyM
C
252名無しさんだよもん:02/12/17 00:06 ID:LqYi/w3U
c
253名無しさんだよもん:02/12/17 00:20 ID:EGIeiSVT
どんどんふえてくな〜
254名無しさんだよもん:02/12/17 00:21 ID:BABBRsa/
三国志だからな(w
255名無しさんだよもん:02/12/17 01:27 ID:GUHrIKC4
むしろ封神演義(w
256名無しさんだよもん:02/12/17 02:49 ID:Gf7vn13O
状況整理

こみパ準備会第13課(こみパ防衛?)
南さん・梓・初音

腹白い姉妹(こみパ征服、大志確保)
いくみん・秋子さん・みずぴー・メイフィア・佐祐理さん&舞(以下省略)

リアン組(和樹一行の救出、姉妹の壊滅? Honey Bee修理費の請求?)
リアン・スフィー・健太郎・結花・大志・由宇・詠美・たま・凸・清水(略)
(和樹・瑞希・すばる・運送屋)※スマン、DC版未プレイ。

不明
アルルゥ&ムックル

梓&初音VS凸&清水(略)
Honey Bee近くで交戦中

南さんVS四天王
倉田家で交戦(?)詳しいことは不明。

みずぴー
リアン一行の前に現れて情報を与える。真意は不明。

和樹一行
13課に拉致られる。町外れの神社に監禁中。
257名無しさんだよもん:02/12/17 03:21 ID:IgDnTpfC
ていうか、エロ小説で終わろうとしていたのが嘘のようだ(w
258名無しさんだよもん:02/12/17 14:32 ID:IXov8QLg
アルルゥきたー。
259名無しさんだよもん:02/12/17 16:13 ID:lm/gMGkN
なんか風呂敷広げすぎて畳めるのか不安だ。
最終話の時点で忘れされられているキャラが五人くらいはでそうだな。
260名無しさんだよもん:02/12/17 17:46 ID:Pio7+izT
まぁいいんじゃないかい。
三国志も封神演技も水滸伝も源氏物語も古事記も一瞬だけ登場してあとは出ず
(もしくは即死)な連中がかなりいたんだから。
無理して全員使うよりは、メインキャラの話を掘り下げていった方がいいかなとか思ったり。
261名無しさんだよもん:02/12/17 19:13 ID:1kY2DY5O
「ト、トラァ!?」
「な、なんでトラが!?」
 大きなトラが茂みから現れました。
 思わず身構える私達。
「おう、ムックル!久しぶりだにゃ」
 しかし何故かたまさんは全く動じていません。
「グォ♪」
 しかもなんか通じ合ってます。
「その子が前言ってた神社の主かにゃ? たまと同じくらい可愛いな」
 って今まで気付きませんでしたが、そのトラの上には小さな女の子がのっています。
 しかも…
「なんで獣耳!?」
 思わず叫んでしまいました。
「リアンリアン、今はお前も猫耳はえてるぞ」
 ……そうでした、すっっっかり忘れてました。
 しかしたまさんに突っ込まれるとは…

 …まあそれはさておき、どうやらこの少女は神社関係者のようですね。

A 少女に神社の様子を聞く
B たまに少女と虎について聞く
C とりあえず蜂蜜をプレゼント
262名無しさんだよもん:02/12/17 19:26 ID:L5dIDVXL
C。
263名無しさんだよもん:02/12/17 21:20 ID:rbzh20up
>>256に対するツッコミでもあるのだが、凸と清mはパーティー離れてるし、
こんな感じで人が少しずつ減っていくのかと。
それに今回は初の組織戦闘タイプなんだから、今後の参考にもなるだろうし、
度が過ぎなければこのままでいいんじゃないかと思う。
264名無しさんだよもん:02/12/18 00:29 ID:ZAFWffGM
「あ…あの…とりあえず蜂蜜食べますか?」
「ん♪」
「アンタ、なんで『とりあえず』蜂蜜なんか持ってるのよ」
「Honey Bee ですから」
「………ちょぉ寒っ!…何気にRRだし」
「…そ、それはそうと、気に入ってもらえたみたいだしいいじゃないですか」
 見れば、少女はこちらへおいでおいでをしてます。
「こっち、来る」

 私たちはついていく事にしました。
 進んでいくと、綺麗な羽を広げた温和そうな女性が立っていました。…羽?

「みなさん、よくおいでなさいました」
「あ…あなたは…ウルトリィ様!?」
「なに…ウルトリィ女史とは、葉最強の術法使いであり、同時にオンカミヤムカイの
 賢大僧正であり、メイフィアですら足元に及ばぬというあのウルトリィ女史か?」
「はい。私たち魔道士系の人なら誰でも知っています。ウルトリィ様の相手になるのは
 同じく鍵最強の方術師、裏葉様くらいと言われるほどです。」
 冗談抜きに、そういう方なのです。でも、なぜそんな高貴な方がここにいるのでしょうか?
265名無しさんだよもん:02/12/18 00:29 ID:ZAFWffGM
「あらあら…褒めても何も出ませんよ?」
「…で、そのウルトリィ様が和樹に何のようなんや?まさか、あんた十三課側の…」
 確かに、由宇さんの言うことももっともです。
「ふふふ…誤解されるのも仕方ありませんが違います。私はオンカミヤムカイの調停者。
 平和を維持する…あなた方と同じ目的を持つものです。」
 正直よかったと思いました…。本気のこの人が敵だったら、それこそ絶対に勝てません。
「あなた方は同人界での最後の希望…和樹様たちの事なら心配ありません。
 十三課の方を眠らせた間に、上手く逃げられました。今頃はもうあなた方を探しているでしょう」
「わ、わかりました。あの…ウルトリィ様も、ご一緒に行かれませんか」
「私はまだ用があるので…またいつか会うこともあるでしょう」
「そうですか。あ、あの、ありがとうございました」
 偉大な人を前に緊張してしまいました…、さて、では和樹さんたちと合流しましょう

A リアン視点で
B 姉妹視点で
C 十三課視点で
D 和樹視点で
E ウルト視点で
266名無しさんだよもん:02/12/18 00:35 ID:CLf8X0qp
cで。
267名無しさんだよもん:02/12/18 00:36 ID:aGesqjVp
>今回は初の組織戦闘タイプなんだから

どういう意味で言っているのか判らないけど、
組織戦闘自体は柳川ネタで散々やり尽くしたような・・・。
いや、別に組織戦闘を楽しむ事に異論は一切ないですけどね。
読んでても面白いし。
268名無しさんだよもん:02/12/18 01:47 ID:BS2aEGTK
おいおい、インフレ起きてるぞ。
個人的には絶対に勝てないキャラとか出さないで欲しい。

あと、和樹がさらわれた場所じゃなかったのかその神社?
269名無しさんだよもん:02/12/18 01:50 ID:BS2aEGTK
スマン和樹は助かってたな
270名無しさんだよもん:02/12/18 02:00 ID:mX4LUgOO
リアン組ではスフィー、腹白い姉妹ではメイフィア辺りが最強だと思ってたから、
あまりにもあっさりとその上をいくキャラ出されるのはちょっとな…
まあこれからの展開次第でどうとでもなる範囲だからいいけど。

271名無しさんだよもん:02/12/18 02:53 ID:/6mU7StW
 東京某所──こみっくパーティー準備会本部ビル──

「柏木梓と初音が凸と清(ズキューン)に阻まれ九品仏他七名を取り逃がした模様です」
「先ほど入った連絡によると千堂和樹拉致に向った部隊がオンカミヤムカイの介入によって撤退。
 千堂和樹はそのまま逃亡し、行方は不明です。」
 連絡員らしき人物が部屋の向こう側にいる人物に現状を報告する。
 そう、この人こそがこみっくパーティー第十三課課長の───

A 柏木千鶴
B 澤井真紀子
C 高倉みどり
D 来栖川綾香
E 月島拓也
272名無しさんだよもん:02/12/18 02:56 ID:kvD113zL
くそう意外性のある奴はいないのか、まあ一番マイナーなc
273名無しさんだよもん:02/12/18 03:38 ID:OXf8fM1w
「ご苦労様。下がっていいですよ……」
「ハッ」
 高倉みどりは連絡員を下がらせると、大きな安楽椅子に腰掛けなおした。
「ふぅ……」
 大きく息を吐き、そして先ほどの会議を思い起こす。

『円卓会議』……
 こみっくパーティー準備会を構成する十二の課、それにプラスして非公式の十三課を加えた最上位機関。
 そこの席で……牧村南が暴走したのだ。
 
「南さん、どういうことですか?」
 部下であるはずの南に呼びつけられ、会議室にて南が見たのは自分の席(The seet of No.13)に座っている南の姿だった。
「どういうこともこういうこともみどりさん、本日の会議の打ち合わせをしようという話ですが……なにか?」
 薄暗い部屋の中でわずかは光はその眼鏡に全て返され、表情をうかがい知ることはできない。
「今日の会議なら……先日お渡しした書類に全て!」
「はい? ……ああ、アレですか。あんなもの、あんなものを本気で使うつもりですか?」
「あんなもの……って!」
「あんな生ぬるい規制では、とてもじゃありませんけどこみパを薄汚いオタクどもから守ることなどできやしませんよ。
 まぁ、私たちに任せておいてください。必ずや、あなたのご期待に応えるよう……」
「……ッ!」
 言うべきなのだろう。独断だと。越権だと。許される行為ではないと。
 しかし、その無表情の中にたたえた笑みは、それを許してくれなかった。
 南一派の持つ『武』力……! それは確実に十三課の存在意義であるし、何よりもそれの矛先がどちらに向くか。みどり自信にも御しきれるものではなかったのだ。
 よって、彼女はこう答えるしかなかった。
「わかり……ました」
274名無しさんだよもん:02/12/18 03:41 ID:OXf8fM1w
 以後の会議でも全てこの調子であった。
 圧倒的な武力を背景に、あまりにも現実を無視したような規制案をゴリ押しする南一派。
 それは本来のこみパの姿……自由な創作物の交換の場……それに抵触する行為であることは誰にも明らかであったのだが、
 全ては屈した。力に。
 
「ハァ……」
 みどりは大きく息を吐いた。もう一度。
 そして、心に一つ、決意を固めると卓上電話の受話器を手に取り……コールした。
「準備会を、こみパを、そして同人誌を守るには、もうこれしか……」
 相手は……
 
A 九品仏大志
B 立川雄三
C 立川郁美
D 近所のラーメン屋
275名無しさんだよもん:02/12/18 03:46 ID:I5BUG1bg
Dだよな? Dを期待しているよな?(w
276名無しさんだよもん:02/12/18 03:48 ID:SPQDlqe9
「高倉課長。オンカミヤムカイを放っておいていいんですか?」
 傍に控えていた眼鏡をかけた女、牧村南が、報告を受けて問いを発する。
「オンカミヤムカイなど恐れることは在りません…」
 静かに返す第十三課長の高倉みどり。
「彼等は所詮異邦人… そしてもう、その借り物の力は尽きるはず…
 今この世界にはウィツアルネミテアはいないのだから…」
「確かに…」
「そう。それは方術師も同じ事… そうですね裏葉さん…」
 そう虚空に呼びかけると、髪の長い気品ある女性が、音も立てずにその場に現れた。
「ええ… そうですね…
 もう空に翼人を感じることは出来ません…
 私もまもなく力を失うことでしょう……

 しかし―――」
「しかし?」
 問い返すみどり。
「しかし、最後にあのウルトリィとの決着をつけておきたいと思います…
 お互い神に力を借り、頂点に上り詰めた私達二人…
 どちらが上だったかを確かめて置きたいのです…
 お許し頂けるでしょうか?」
 かすかに表情を硬くする裏葉。
「解りました。許しましょう」
 鷹揚に頷くみどり。
「もう大したことはできないはずですが、彼等の力が尽きるのは、速ければ速いほど良いですからね
 裏葉さんと試合えば、もう法力などかけらも残らないでしょう」
「…ありがとうございます…」

 こうして最強の方術師裏葉は、出撃した。

A このまま裏葉VSウルトへ
B そろそろ腹白い姉妹へ
C 主人公リアンへ
277名無しさんだよもん:02/12/18 03:49 ID:SPQDlqe9
スマンかぶった
278名無しさんだよもん:02/12/18 04:14 ID:Ij4W4vvb
「へいこちら翼人軒ですが!」
 そこに出たのは威勢の良い若い女性。
「裏葉さんですか? 私です」
「みどりさん!?」
「…今よろしいですか?」
「……なにかあったんですか?」
 言葉のかすかな苦悩を感じ取り、裏葉は心配そうに問い返した。
「貴方を最強の方術師と見こんで頼みがあります」


A 四天王視点へ
B リアン視点へ
C 和樹視点へ
279名無しさんだよもん:02/12/18 04:14 ID:OXf8fM1w
 コールが終わると、明朗な女性の声が聞こえた。
『はいもしもし。ご注文はなんでしょう?』
「……………」
 みどりの言葉は。
 
A 戦闘部隊、1つ
B 『彼』をお願いします
C チャーシューメン1つ。チャーシュー大盛りで。ネギは入れないでください。卵は半熟でお願いします
D 視点変更
 1.リアン組
 2.腹白い姉妹
 3.千堂和樹
 4.梓&初音VS凸&な(略)
280名無しさんだよもん:02/12/18 04:20 ID:OXf8fM1w
うぐ、遅れた。
281名無しさんだよもん:02/12/18 04:21 ID:Ij4W4vvb
スマンなw
282名無しさんだよもん:02/12/18 04:34 ID:I5BUG1bg
>>278
柳川ネタの時から思ってたけど、なんで話に区切りもつけずに視点を変えたがるんだろ。
どれも選べん。というか選ぶ気が全く起こらん。勝手にしてろって感じで。
283名無しさんだよもん:02/12/18 05:34 ID:MISZjysd
とりあえず、Bで。
284名無しさんだよもん:02/12/18 05:36 ID:8UhFL1nw
言いたい事はわかるが、それは意見として出せば良い。
ケンカ腰では荒れるし人も減る。
それに、それほどおかしな視点変更ではないと思うが>>278
みどりが主人公って訳じゃないんだし。
285名無しさんだよもん:02/12/18 05:51 ID:OXf8fM1w
「……では、ありがとうございました」
 私たちはしばらくウルト様と話し込んだ後、神社を離れました。
「はい、ではがんばってください。あなた方に大神様のご加護があらんことを」
「バイバイ」
「ヴォフ♪」
 アルルゥ&ムックルさんらにも見送られ、その場を離れ……ようとしたところ、不意にウルト様から話しかけられました。
「そうだ……一つ言い忘れていたことが」
「はい? なんでしょうか?」
「私が眠らせた十三課の方々……気がついたら逃げていました。ひょっとすると、
 まだその辺りに潜んでいるやもしれません。どうぞ、お気をつけて」
「……はい、ありがとうございます」
 こうしてお三方(一匹は虎ですけど……)と別れ、今度こそ私たちは神社を後にしました。
 
「してリアン、これからはどうするのだ」
 鬱蒼とした森の中を歩いていると、九品仏さんから話しかけられました。
「はい。まずは……とにかく千堂先生と合流しなければなりません。話はそれからです」
「そやな。けど……その後はどうするんや? 前にも出たけど、このままじゃ後手後手やで」
「そうですね……たまさんとも合流できたことですし、これで千堂先生らと合流できればこちらの戦力はかなりのものになります。
 その後、一度どこかを本拠地に定め、少数で十三課、及び姉妹の情報を集めることとしましょう。あまり大人数すぎても
 行動しにくくなってしまいます」
「さっすがリアン! 私の妹ね。冷静な判断力!」
「えへへ……」
 などと話しながら歩いていると……
 
A 無事に森を抜け、千堂先生と思しき人らを発見できました。
B 自殺しようとしている人を発見しました。
C 例の十三課の人間でしょうか。敵襲を受けました。
D 和服の女性が現れました。
286名無しさんだよもん:02/12/18 05:55 ID:OXf8fM1w
>>282
まぁ、自分もなるべく無意味な視点変更は出さないように気をつけますので。
(今回みたいないくつもの勢力が混在する話だとやむをえない状況もありますが……)

選択形式SSは普通のと違うところも多いので、一回どこか(支援サイトとかかな?)に
作り方……というかコツみたいなのをまとめてもいいかもしれませんね。
ルールとまではいかないし、読む義務もありませんけど、読んどいた方が書きやすくなるかな〜……程度のものを。
287名無しさんだよもん:02/12/18 07:02 ID:tzQl8uSY
俺も以前から感じていた感情だが、視点変更は
やりすぎると読みづらくてかなわないし、第一、
選択の意義がわからん。
288名無しさんだよもん:02/12/18 08:00 ID:M4PLBOQn
ここは他と違ってバトンは一本しかないからな。
おかげで書き手が多くても時間軸や設定の整合性はとりやすい。
しかしデメリットとして他所の様子がわからないから、他の話を見たい場合は
「一方その頃○○は……」という形にする必要がある。
意義ってこんな感じか?

変更もこのくらいなら読みづらいということもないと思うが。
視点の行き先も明記されてるし、対象の数もそう多くはないしな。
289名無しさんだよもん:02/12/18 12:28 ID:Whjfkqp/
視点切り替えが無駄に多いと無駄に長引くというのは柳川の時の教訓ではあるな
290名無しさんだよもん:02/12/18 12:45 ID:o1UAiSCs
ってことは選択肢は『視点切り替え』だけじゃなくて『かっちりストーリー進める(っぽい)』選択肢も
入れたほうがモアベター、ってことでFA?

てかむしろこれ以上はこっち行こうぜ。
http://farem.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin//bbs/sentaku/index.html

ではどうぞ選択肢を選んでくだちい。
291名無しさんだよもん:02/12/18 14:14 ID:084FpBpn
先生との合流はもう少し粘ってからにしよう(w
Cでお願いします
292名無しさんだよもん:02/12/18 17:17 ID:yO8kohAl
「むっ……?」
 みなさんとあーだこーだ話しながら歩いていると、不意にそれまで上機嫌だったたまさんが怪訝な反応を示しました。
「? どうしました?」
「森が……ざわめいてる……誰か近くに……ッ! 誰にゃ!?」
 近くの茂みに向かい、たまさんが激昂します。
「……ふぅ、やはり野生動物にはかないませんね……」
「困りました……不意打ちが失敗してしまいました」
 ガサガサと音を立てながら、二人の女性が現れました。
 
「あ、あんたッ!?」
 二人の姿を認めた瞬間、詠美さんが素っ頓狂な声を上げました。
「ポチたちをさらった……十三課の!」
「またお会いしましたね大庭詠美さん。そして、その他の方々は初めまして」
 背の高い方の女性が恭しく頭を下げます。
「私は柏木千鶴といいます。この子は妹の楓」
「初めまして……」
 紹介された小柄な女の子もペコリと頭を下げます。
293名無しさんだよもん:02/12/18 17:19 ID:yO8kohAl
「すでにおわかりのことでしょうが、私たちはこみパ準備会第十三課に所属しております」
「和樹さんたちをさらったのも……私たちです」
「ハッ、残念やったな! 和樹たちやったらとっくの昔に逃げ出しとるわ!」
「はい。私どもがどうしたことか……いつのまにやら眠りこけておりまして。不覚でした。
 このままでは我らが主に合わせる顔がありません……と思ったものですが」
 そこで顔を上げ、ニヤリと微笑みます。
「そうでもありませんでした。だって……あなた方を発見できたのですからね!」
 言うと千鶴、と名乗ったその女性は体全体からすさまじき闘気を吹き出しました。
「なにィ、これほど……!」
 距離がある程度離れている私たちも、思わず圧倒されるほど。
「あなた方を捕らえれば、結果的には同じこと……」
 そして……楓さんの最後通告が。
「私たちも……あまり手荒いことはしたくありません。どうぞ、大人しく捕まってください……」

A そんな願いは聞けません。いざ尋常に勝負!
B むぅ、ここはひとまず大人しく捕まって様子を見ましょうか……
C 舐めたことを言うな。この貧乳シスターズが!
D というより、あなた方はなぜ戦うのですか!?
294名無しさんだよもん:02/12/18 17:25 ID:fWB6XBms
うぅぅむ…よし、Cで
295名無しさんだよもん:02/12/18 17:26 ID:9Ia9JbAL
お。なんか話がでっかくなってるな。
296名無しさんだよもん:02/12/18 17:28 ID:Z3NiY6ml
ついに出てきたか…
インフレは出きるだけ抑える方向でキャラ出しして欲しい。
これ以上強キャラ増えたら序盤から頑張ってたた面々が軽く扱われるようになるしな。

まあそれはさておきC
297名無しさんだよもん:02/12/18 17:33 ID:s2M3YNm2
しかしキャラ出過ぎじゃない?
一レスに一人くらいの割合でどんどん増えてる。
そろそろ撃ち止めにすべきと思う。
298名無しさんだよもん:02/12/18 17:38 ID:55wnYlI1
職人によって使えるキャラが変わるので
このスレが栄えれば栄えるほど場面転換と登場キャラは増える
と言ってみるテスト。
299名無しさんだよもん:02/12/18 17:48 ID:s2M3YNm2
俺はマイナーキャラに焦点が当たってる物だと思って、知らないキャラとか勉強しながら使ってきたわけだが、
最初から使っていると妙な愛着が沸くよな。
新キャラ乱発で、影薄くなりそう。
「舐めたことを言わないでください……この、貧乳シスターズがッ!」
 戦いにおいて、相手への挑発は常に有効。
 これで向こうが無謀な吶喊してくれれば……
「…………」
「…………」
「……あら?」
 弱りました。反応してくれません。
「……プッ」
 それどころか、千鶴さんにプッされてしまいました。
「な、何がおかしいんですか!」
「いえ、貧乳も何も……お嬢ちゃん、自分の胸囲わかって言ってる?」
「……………」
 は、ははははは……やりますね千鶴さん。しかしッ!
 私はそのままツカツカと姉さんに歩み寄り……
「ん? どしたのリア……」
 むにゅぅっ!
「ってわひゃあっ!」
 その憎らしいまでに豊満な胸を握りしめました!
 そしてそのままぐにぐにと感触を味わうと、今一度二人へ向き直り!
「シィ! イズ! マイシスタァ! この胸が見えませんか!? あぁん!?」
 思いっっっっっきり睨みつけてやりました!
「…………」
「…………」
 楓さんは、私と同じように手を伸ばし
 ぺた。
 千鶴さんの胸に手を当て
「……はぁ」
 ため息を一つ。
 バシュゥァァァァァァァァ!!!!!
 強烈な破壊音が森に響きました。破壊されたのは……楓さん!
「いいどきょだテメェらもうコロス! 殺しKILL!」
 ああ怖い怖い。千鶴さんはさっきまでの冷笑とはうって変わり、鬼のごとき憤怒の表情で一直線にこちらに向かってきます。
301名無しさんだよもん:02/12/18 17:56 ID:cTEvWFOQ
 
 バカですね。
 
「九品仏さんカタログシールドON!」
「認識した!」
 まずは九品仏さんで一撃を受け止め……
「たまさん! コカしてください!」
「任せろー!」
 たまさんで足払いをし……
「由宇さん! 魔ハリセン発動! しばき倒して下さい!」
「うっしゃぁ! うちに任せんかい!」
 由宇さんで後頭部へ一撃を見舞い……
「姉さん! やっちゃってください!」
「オッケー! ……まぁじぃかぁるぅぅぅ……さんだー!!!!」
 姉さんの魔法をブチ込み……
「結花さん! トドメ!」
「まかせな……さぁぁぁぁぁぁいッ!!!」
 結花さんのフライングローリングソバットが綺麗に千鶴さんのテンプルを打ち抜きました……
「そ、そんな……」
 信じられない、という表情のまま千鶴さんは崩れ落ちます。
「いや、人数差考えれば当然の結果ですって」
 
「さて……『コレ』、どうしましょうか?」
 私たちの目の前には気を失った千鶴さんが縛り上げれています。
 
A 放っておく。
B ウルト様に預けておく。
C 叩き起こして情報を吐かせる。
D 額に『肉』と書く。
302名無しさんだよもん:02/12/18 18:01 ID:I6mlaN8t
A
303名無しさんだよもん:02/12/18 18:18 ID:9Ia9JbAL
放置かよ!w
304名無しさんだよもん:02/12/18 19:32 ID:G5lcHX2L
楓死んjΣ(゚Д゚ )
305名無しさんだよもん:02/12/18 20:30 ID:0Nt4Y5zT
 私たちに時間はないのでこんなのはほっといて千堂先生を探します。
 そろそろ会えそうなところまでは来ましたが…
「ふみゅ〜。和樹たちどこにいるのよ〜。さっきからもうあるいてばっかり〜」
「あの十三課の方たちも千堂先生を探していましたし、そろそろじゃないでしょうか」
「そうだな。もう千堂君とも会えるんじゃないかな」
 うわっ!いたんですか健太郎さん!最近何も言わないからいるの忘れかけてました。
 と、その途端…

 ズゥゥゥン…!

 大きな衝撃音と共に地面が揺れました。こんなことが起こるのは絶対健太郎さんがしゃべったせいです。
 それはそうと、どうやら誰かが戦闘中のようです。

A 千堂先生一行VS四天王(のうち人物指定)
B 千堂先生一行VS十三課
C 四天王VS十三課
D ウルト様VS裏葉様
306名無しさんだよもん:02/12/18 20:35 ID:iem8VLvS
Cカね。
307名無しさんだよもん:02/12/18 21:00 ID:oeINJMW4
 そこでは…四天王と十三課と思われる人が戦闘の真っ最中でした。
「南さん…でしたね。私の勝算に誤差はありません。お退きください」
「不遇のみずぴー…でしたか。こちらとしても…実動部隊『柏木四姉妹』が倒されたので…
 ここら辺で四天王の一人は始末しておきたいのですよ」
 どうやら凸とし(ズキュゥゥム)さんはうまくやってくれたようです。もう会いたくありませんが。
「そうですか…ならば仕方ありませんね。いきます!」
「一撃で決めます!」

 ―閃光が瞬き、刻が止まる―

 勝者は!?

A 南さん
B みずぴー
C 両者決定打に至らず
D 両者致命傷
308名無しさんだよもん:02/12/18 21:02 ID:2UKLn+q0
じゃあBで
309名無しさんだよもん:02/12/18 21:05 ID:dLpvZB7x
予定通りの封神演技的展開に。
310名無しさんだよもん:02/12/18 21:21 ID:4x2oB9yI
 一瞬の交錯の後、二人の立ち位置が入れ替わっていました。
 ただし……南さんとやらが握りしめていた幾本もの赤色誘導灯。それらが全て砕け散っていました。
「やれやれ私としたことが。少々あなた方の戦力を見誤っていましたか」
「だから言ったでしょう。私の勝算に誤差はない、と」
 振り返りながら瑞穂こちらさん。
「確かに……そちらでコソコソと隠れている方々を含め、今の装備では倒しきれませんね」
 ! こちらを睨みつけてる……!? どうやらバレていたようですね。
「また会いましょう『腹白い姉妹』、そして『九品仏大志』……いや、『リアン』!」
「なっ、これは!?」
 瞬間、南さんの周りを無数の紙が覆いました。彼女の姿が徐々に隠れていきます。
「次は負けませんよ」
 サァァァァァァ…………
 紙が辺りを覆い尽くしたその後、風にさらわれ消えていきます。
 しかし、視界が晴れたときにはもう南さんの姿はどこにもありませんでした。
「逃げましたか……」
 瑞穂さんは感慨無さげに呟くと、こちらへ向き直りました。
「さて、どうやら千堂和樹さんの救出は上手くいかれたようですね……」
 歩いてきます……どうしましょうか。
 
A 警戒しつつも会話に応じる。
B 戦闘直後。今ならこちらが有利でしょう。襲いかかる。
C ここはいったん引きましょう。今は千堂先生らを探す方が先決です。
D その時、和服の方が現れました。
311名無しさんだよもん:02/12/18 21:33 ID:dCwp2Wf1
C
312名無しさんだよもん:02/12/18 23:41 ID:tFBVHJiQ
一応一番戦力ありそうなのが一三課だよな。
その次に腹白い姉妹で、和樹組、リアン組と続きそうだ。

313名無しさんだよもん:02/12/19 03:04 ID:NSm4usZE
「ここはいったん引きましょう! 今は千堂先生と合流することが先決です! 無理をおして四天王と交戦する必要はありません!」
「……そうだな。今は我らが最終兵器あの二人もいないことだしな」
「……撤退!」
 リアンの指示に従い、リアン組の面々はみな、海潮が引くかのごとくその場を離れた。
 それを見送る瑞穂。追おうと思えば追うことはできた。が、あえてそれはしなかった。
(まぁ……ひとまずの目的は達成できましたからね。これで当分は十三課も派手な動きはできないでしょうし……ここは私も引きますか)
 図らずも思惑の一致したリアンと瑞穂。それぞれはそれぞれの行く先に、向かっていった。
 
「ん? あれ……和樹たちやないか?」
 リアンらが森の中をひた走ることしばし。少し開けた場所で、車座に座り込んでいる人影を発見した。
「弱ったな……由宇も詠美も行方不明だし……これからどうすれば……」
「一回マンションの方に戻った方がいいんじゃない……? とりあえずあそこにいれば、誰かとは会えると思うけど」
「けどあそこはもう『十三課』に割れてますの。迂闊に近寄るのは危険ですの☆」
「弱ったね……」
「ああ、こういう時に大志がいれば……」
 その姿を認め、確信すると由宇と詠美は一団の方向へと駈けだしていった。
「おーい、和樹ー!」
「ん、この声は……」
 振り返る和樹一行。
「由宇! それに詠美! ……無事だったのか!」
「そっちこそ! 怪我はないんかい!?」
「ちょおちょおちょおちょおむかつく〜〜〜! なにあたしを放って勝手に捕まって脱出してんのよ〜!」
 などと口々にお互いの再会を喜び合う。
 リアンも微笑みをたたえたまま一行の方へ向こうとした、が……
「マイブラザー……無事だったか……よかった……」
 大志が動く様子を見せなかった。
(やれやれ、まだ組織のことを気にしているのですか……変なところで頑固な人ですね)
 
A リアンが説得して連れて行く
B 結花が無理矢理連れて行く。
C 和樹らを連れてくる。
D ま、無理強いはよくないだろう。
314名無しさんだよもん:02/12/19 03:06 ID:RWwcMLzi
315名無しさんだよもん:02/12/19 03:50 ID:obpqLM+o
ほのかな人情話イイ!
316名無しさんだよもん:02/12/19 04:02 ID:NSm4usZE
「あ、あの……」
 再会の喜び合う和樹、由宇、詠美。リアンは遠慮しがちに……そこに声をかけた。
「ん? 君は?」
「ああ、こいつはリアンゆーてな。ウチらが……」
 ……と、今までの出来事を由宇はかいつまんで説明した。
「へぇ……リアンちゃんか。どうやら俺の関係者がお世話になったみたいだね」
 和樹はかがみ込み、視線をリアンに合わせて礼を言う。
「ありがとう」
「いえ、そんな……」
 真っ赤になりながらも、リアンは本来の目的を伝えるのを忘れなかった。
「それで千堂先生……九品仏さんのことでお話が……」
「ああ、先生なんてやめてくれ。和樹、でいいよ。で……大志か……」
「別に組織に行ったことなんて気にしとらんだろ?」
「もちろんだ。あいつもあいつの考えがあってのことだし……結局は帰ってきてくれたんだから、な」

 言うと、和樹はゆっくりと九品仏らのいる方向へ向かっていった。
 一瞬、九品仏はビクリと反応するが、後ろは結花と健太郎に固められており、逃げられない。
「…………」
「…………」
 二人が、顔を合わせた。
 しばらくは沈黙が空間を支配した、が、先に口を開いたのは……
「あ、いや、その、マイブラ……」
「よぉ大志、久しぶりだな!」
 ポン、と軽く九品仏の肩を叩く。
「どこ行ってたんだよ、心配したんだぞ。まぁお前は昔っからフラッとよくどこかに消えちまってたがな。
 それにしても行き先ぐらい伝えてから行ってくれよ……俺たち、仲間だろう?」
 しれっと言ってのけた。まるで、それまでの二人の空いた時間が無かったかのように。
「……………」
 しばらくは呆然としていた九品仏だが……
「フ……フフフフフ……そぉか! やっとわかったのかマイブラザー! 同人界征服には吾輩の力が必要だということに!
 そうか! ならばずっと離れていてすまなかったな……だが安心しろ! 吾輩はもうどこへも行かん! 我らが悲願を達成するまでは!」
 泣きそうな顔で、お決まりの高笑いを響かせた。
317名無しさんだよもん:02/12/19 04:04 ID:NSm4usZE
「改めてよろしく頼むぜ、九品仏大志」
「フッ、こちらこそ。……千堂和樹」
 その後ろでは、結花と健太郎が顔を見合わせ微笑んでいた。
「ってか、後ろにいる二人組……もしかして、江藤結花と宮田健太郎か?」
「そよ、十年ぶりね。千堂和樹君♪」
「小学校以来だな。まさかこんな形で再会するとは思いもよらなかったが……」
「確か江藤と大志は幼なじみだった……か?」
 昔話に花を咲かせようとする四人組を、悪いとは思いつつリアンは引き止めた。
「みなさん、お話は後にして……今はひとまずこれからどうするかを考えませんと」
「む、確かにそうだな……して、これからはどうするのだリアン?」
「そうですね……かなり人数も増えたことですし、ここは班を二つに分けるのがいいと思います。
 基本的に探索は少人数で行った方がいいと思いますし……残りの方は、Honey Beeで待機ということで」

A (リアン、スフィー、結花、けんたろ、大志、由宇、ちゃん様、たま、和樹、瑞希、すばる、運送屋)
   上記メンバーを『探索班』と『待機班』に分けて下さい。たぶん『探索班』を中心に話が展開する……と思います。

そしてその後

1.探索班視点で話を進める。
2.腹白い姉妹視点で話を進める。
3.十三課視点で話を進める。
318名無しさんだよもん:02/12/19 04:44 ID:PhxzPZbn
『探索班』 リアン、スフィー、大志、由宇、ちゃん様、和樹
『待機班』 結花、けんたろ、たま、瑞希、運送屋、すばる

 1
319名無しさんだよもん:02/12/19 04:44 ID:qswVBUA/
とりあえず探索班にリアンと大志。
あとは任せる。
320319:02/12/19 04:45 ID:kJFRqVGm
僕のこと、忘れてください。
321名無しさんだよもん:02/12/19 04:52 ID:XlG0mSK6
うぐぅ(w
322名無しさんだよもん:02/12/19 13:27 ID:2HLdrM5i
状況整理

こみパ準備会第13課(こみパ防衛、和樹一派の壊滅)
【課長】みどり
    南さん・柏木四姉妹・裏葉(?)

腹白い姉妹(こみパ征服、大志確保)
【総統】いくみん
【四天王】秋子さん・みずぴー・メイフィア・舞(with佐祐理)
     浩之・あかり・志保・ヌワンギ

リアン組(姉妹の壊滅、Honey Bee修理費の請求?)
【探索班】リアン・スフィー・和樹・大志・由宇・詠美
【待機班】健太郎・結花・たま・瑞希・鈴香・運送屋

オンカミヤムカイ(調停者)
ウルトリィ・アルルゥ・ムックル


梓・初音、凸と清水(略)との戦闘に敗れる。凸たちのその後は不明。

千鶴・楓、リアン達と戦闘。結果、千鶴放置(気絶)楓倒れる。

南さんとみずぴー交戦、みずぴーの勝利。しかし南さんも致命傷には至っていない。

オンカミヤムカイは調停者ということ以外は不明。裏葉の動向も不明。
323名無しさんだよもん:02/12/19 13:27 ID:2HLdrM5i
すまん鈴香と運送屋は同一人物。消し忘れた。
324名無しさんだよもん:02/12/19 15:52 ID:4u15nrJg
しかしいつのまにかリアンリーダー
主人公っぽくなってきたw
325名無しさんだよもん:02/12/19 16:05 ID:ywiPbHzA
>>322
鈴香さんを重複したついでにぱぎゅうが抜けとるね。


>>319
感動した!
326名無しさんだよもん:02/12/19 17:11 ID:5xg/7JLW
運送屋ってどこに出てきた?
327名無しさんだよもん:02/12/19 17:52 ID:ZaSpVztk
一言だけど喋ってる。その前に和樹たちと共につかまってるとちゃん様がいっとるYO!
割合的に考えると健太郎より全然喋ってるw
328名無しさんだよもん:02/12/19 18:22 ID:cXN81C/o
そういや岡田、松本、吉井もいたな……あいつらどうなったのか記憶にないw
329名無しさんだよもん:02/12/19 23:46 ID:7hAqb/Kc
三人組みは帰ったと思ったけど
330名無しさんだよもん:02/12/20 02:59 ID:cJEoZKoX
331名無しさんだよもん:02/12/20 05:00 ID:+9phu8XK

「恐らく、次のこみパが決戦の時。恐らく総力戦となるでしょう。しかし、私達の今の戦力ではとても戦いきれません。
 故に、私達に協力してくれる人物を探し出し、こちら側に引き込むのが先決です。」
「我々に協力してくれそうな人物となると…」
「彩っちに…」
「玲子さんに…」
「あさひちゃんくらいか…」
「後、編集長は?」
「真紀子はんは牧やんの先輩やからな…もしかしたら敵に回っているかもしれへんで」
「塚本さんはどうでしょうか?」
「ちさちーを巻き込むのはちと忍びないで…」
「それでは、どうしましすか?」

A 先ずは彩ちゃんを探す
B 先ずは玲子ちゃんを探す 
C 先ずはあさひちゃんを探す 
D 先ずは千紗ちゃんを探す
E 先ずは編集長を探す 
332名無しさんだよもん:02/12/20 05:08 ID:RAvXiVXW
E
333???e¨?o?|:02/12/20 06:13 ID:qpQDHMwJ
「ここはその編集長さんにお話を伺ってみましょう」
「けど、大丈夫なん? さっきも言うたけど、真紀子はんは牧やんの先輩やで。
 下手すると罠張られる可能性も……」
「だからこそ、ですよ」
「どういうことだリアン」
「南さんとはさっきの十三課の方ですよね?
 なら、なおさら彼女に近しい人のお話が聞ければ、何か対策とかがわかるかもしれません」
「ほうか……それもそやな。うっしゃ、んじゃウチが電話してみるわ。
 それ、ピッ、ポッ、パ、と……」
 言うやいなや由宇さんは懐から携帯を取り出し、手早くコールを開始しました。
 こういうところ、関西人は手際がいいですね。
 トゥルルルルル……トゥルルルルル……
 しばらくはコール音が辺りを支配しましたが、やがて
 ピッ
『はい、もしもし……』
「おう真紀子はん。久しぶりやな。ウチや、ウチ」
『あら、これは久しぶりね……今日は何の用?』
「ああ、ちっと大事な話があってな。真紀子はん、今時間空いとるか?」
『今? 今なら……』
 編集長さんの返事は……

A 会社で仕事中だから、ちょっと無理だと思われるわね
B ちょうど今日は休暇だったから、大丈夫そうね
C 今は食事中だから……そこでよければ。
D あっ、ちょっ……そこ、ダメ……今、電話中……
334名無しさんだよもん:02/12/20 06:16 ID:7KhM0hAG
Dでエロ路線へ…
335名無しさんだよもん:02/12/20 08:47 ID:D6byS5jA
ふと気付いたんだが、ここって動くの朝方が多いな。
336名無しさんだよもん:02/12/20 14:30 ID:i/VKzGY1
>>335
朝方ならあまりかぶらないから
俺はリアン編のみで三回くらいかぶったけど…
337名無しさんだよもん:02/12/20 15:21 ID:2+uBhaFS
相手は誰だーっ!?
338名無しさんだよもん:02/12/20 18:58 ID:48n16xAC
はたしてエロ路線になるかな?
339名無しさんだよもん:02/12/20 18:59 ID:zeRy6Xtx
340名無しさんだよもん:02/12/20 19:46 ID:XoxcQ8O/
『あっ、ちょっ……そこ、ダメ……今、電話中……』
「んなっ!?」
 その場全員の動きが固まります。
 電話から漏れ出てきた音は……大変艶っぽい嬌声でした。
『あ、ごめんな……あっ、もう、バカ……卑怯よ、そんなマネ……あっ』
「ま、真紀子はん、ひ、日も高いうちからなんというか……」
『ちょ、ちょっとごめんなさいね。ちょっ、こら! いい加減に……ああっ! そんなとこ……』
(ドキドキドキドキドキドキドキドキ)
 もう十三課のことなどどこへやら。みなさん電話の向こうの情景に釘付けです。
『あっ、ダメ……そんな! ま、待って! ちょ、ちょっと待って! あ、あ、あああああ………』
 最後に一際甲高く……
『だ、だめ〜〜〜〜〜〜〜!!!』
 詠美さんや由宇さん、姉さんはもちろんのこと、いつもはクールを気取っている九品仏さんすら前屈みになっています。
『はぁ、はぁ、はぁ……』
 とはいえいつまでもこうしているわけにはいきません。
『で……んで真紀子はん、お取り込み中のところ悪いんやけど、ちょっと時間空けてもらえんかな?』
 どもりそうになる舌を必死で押さえながらの由宇さん。
『は……はぁ、ごめんなさい……ちょっと今従兄弟が遊びに来てて……』
 うわぁ、従兄弟さんとですか。それはまた背徳的な……
「え? あ、い、いや真紀子はん、ウチも他人様の『そういうコト』にケチつける気はないけどな、さ、さすがに従兄弟はマズイんじゃ……」
『え? ……従兄弟と勝負しちゃ……いけないかしら?』
「いや、いけないというかなんちゅーか、モラルとして……」
『確かに家事当番は平等に決めるべきかもしれないわね。けど、これが昔からの私たちの性分なのよ。
 話し合いがもつれこんだら、将棋で白黒つける、っていうのが……まったく、いくら勝ちたいからって卑怯なマネを……』
「…………………」
 ……強烈な沈黙が辺りを包みます。
 やがて、由宇さんのみならず、その場にいた全員が口をそろえて……

「「「「紛らわしいんじゃ、ボケッ!!!!!」」」」

 というわけで、オチがつきました。
341名無しさんだよもん:02/12/20 19:47 ID:XoxcQ8O/
 
 さて、それではどこでお会いしましょうか。
 
A 編集長さんのご自宅にお邪魔する。
B Honey Beeに出向いてもらう。
C 待ち伏せ対策。路上の会談。
D その時、不穏な気配が……
342名無しさんだよもん:02/12/20 20:35 ID:ZbcRHp3G
c
343名無しさんだよもん:02/12/20 23:37 ID:0HAiuhqy
「おう真紀子はん、こっちやこっち」
「お久しぶりですね……」
「いえ、私としてもありがたいわ。あの子に家事押しつけて出てこれたから」
 フフッ、と笑いながらの編集長さん。どうやら従兄弟の方はお留守番に残されたようですね。

 ここは編集長さんのマンション近くの裏路地。
 今のこの状況、どこに敵が潜んでいるのかわかりません。極力待ち伏せ・
 尾行の類には気をつけて行動しなければ……
「あら……こちらのお嬢さん方は、新しい子?」
 編集長が私と姉さんを見て、言いました。
「ん〜…そんなようなそんなでもないような……ま、それも含めて説明したるわ」
 という具合に由宇さんは話し合いを始めようとしたのですが、編集長さんは少しかがむと
 私に目線を会わせ、
「あなた……マンガは、好き?」

A はい、読むのは好きです。
B いつかは描きたいとも思っています。
C そんなこといわれても……
D お前の感じている感情は精神的疾患の一種だ。
  鎮める方法は私が知っている。私に任せなさい。
344名無しさんだよもん:02/12/20 23:40 ID:BRznKYMl
B 実は芸術肌なりアンとか
345名無しさんだよもん:02/12/20 23:42 ID:6YmER2MJ
AかDかな
ん、Aで
346名無しさんだよもん:02/12/20 23:42 ID:6YmER2MJ
あちゃ。
347名無しさんだよもん:02/12/21 01:16 ID:0LdSQnjM
「いつかは描きたいと思っています」
 そうです、実は私、心のどこかでは漫画家という職業にちょっぴり憧れを抱いてたりします。
 とはいえ、マジカルプリンセスのこの身ではそれは叶わぬ夢ですが……
「へぇ、そうか。それじゃあリアンちゃん、今回の事件の片が付いたら俺らと一緒に描いてみないか?」
 へ?
「ふむ、意外に悪くないかもしれんな。どうだリアン、その時は吾輩がマネィジメントしてやらんこともないぞ?」
 え? え?
「お、なんや面白そうやな。ウチにも一枚噛ませてもらおか」
 はい? はい? はい?
「フッフッフ……アンタ、運がいいわね。このこみパの女帝とお近づきになれたんだから。
 あたしの協力があればアンタなんて明日にも大手になれるわよ!」
「はぁ……」
 よくわかりませんが、同人界って複雑なんですね。
「……アンタ、わかってる?」
「はい、一応」
 たぶん。
 
「さて、それじゃあ」
 パン、と編集長さんが手を鳴らします。
「今日はどうしたのかしら? 何か緊急の用事があって来たんでしょう?」
 そうでしたね。さすがにそろそろ本題に入らないとマズイです。
 では、何のことを話しましょうか。
 
A こみパ準備会第13課について
B サークル『腹白い姉妹』について
C 最近のこみパの情勢について
D これから私たちがとるべき行動について
348名無しさんだよもん:02/12/21 01:18 ID:W3s9/dqj
状況整理もかねてD
349名無しさんだよもん:02/12/21 01:28 ID:IGzF2hcH
>「はい、一応」
> たぶん。
なんかかわいい
 
350名無しさんだよもん:02/12/21 02:12 ID:0LdSQnjM
「フム……これからあなた方がとるべき行動、か……」
 一通り状況を説明し終え、私たちがまず考えるべきとしたのはこれからの行動についてです。
 千里の道も一歩から。目の前に存在する問題を一つ一つ解決していけば、いつかは道も開けます。
「けど真紀子はん、牧やんのことは……」
「まぁ……あの子は昔から思いこんだら他が見えない性格があるから……おそらく今回の件もこみパを思うあまりの行動でしょう。
 あなた方が気にする必要はないわ。一度手痛い目に遭えば目も覚めるでしょう」
「そう言ってもらえると助かるわ」

「そうね……まずは、状況を整理しましょう」

こみパ準備会第13課 目的:こみパの防衛
【課長】(みどり)
     南さん・柏木四姉妹・(裏葉)
     備考:主要メンバーの敗退により、当面の本格的活動は不可能と思われる。
        (上層部と南派の間には軋轢が生じている)
腹白い姉妹 目的:こみパの征服、裏切り者大志の確保
【総統】いくみん
【四天王】秋子さん・みずぴー・メイフィア・舞&佐祐理
     浩之・あかり・志保・ヌワンギ
     備考:リアン組に協力する素振りを見せたり、その行動は不可解である。
リアン組 目的:???
【探索班】リアン・スフィー・和樹・大志・由宇・詠美
【待機班】健太郎・結花・たま・瑞希・鈴香・すばる
     備考:人数はトップ。だが、いつも状況に対して後手後手に回っている。
オンカミヤムカイ:調停者
     ウルトリィ・アルルゥ・ムックル
     ウルトは一連のメンバーの中では最強と思われる。
     だがその目的はやはり依然として不明である。
     
「こんなところね……」
 ※()内はリアン組はこの時点では把握していない情報。
351名無しさんだよもん:02/12/21 02:15 ID:0LdSQnjM
 ……と、そんな風に編集長さんとお話をしていると、通りを一陣のつむじ風が吹き抜けました。
 ピュゥ……ッ!
「きゃっ……」
 砂埃が舞い、ちょっと目に入ってしまいましす。
 目をふこうと眼鏡を外した瞬間……私の顔に影が差しました。
 顔を上げると、ぼやけた世界に長髪の女性が一人……微笑みを浮かべ、私を見下ろしながら……
「初めまして。リアン様」
 私が知覚できたのはそこまででした。
 その人と目が合った瞬間、意識……が……うす……
「あなた……は……」

「裏葉様!」
 スフィーが久しぶりの台詞を口にする。
 つむじ風と共に現れた和装の女性。その人が、いきなり意識を失ったリアンを担ぎ上げたのだ。
「はい、お初にお目にかかります。グエンティーナの第一王女、スフィー=リム=アトワリア=クリエール様」
「き、稀代の方術師がどうしてこんなところに……まさか!」
「はい、そのまさか、でございます。私めは……こみパ13課に雇われまして」
「や、雇われた……って」
「既にこの世は方術の意味を見失い、我らが居場所も失せつつあります。そんな中、私めらが選んだ職業、それが『傭兵』でございます。
 平時はらぁめん屋『翼人軒』として浮世を渡りつつも、有事に際しては翼人の剣、つまりは『翼人剣』として活動するのが我らが生業。
 そして今回はその雇い主が13課であっただけのこと……どうぞ、お恨み無きようお願い申し上げます」
「ふ、ふざけないでよ! り、リアンを返しなさい! まぁじぃかぁる………」
 かざす手と共に呪文の詠唱を開始するスフィー。だが、裏葉のインタラプトの方が一瞬早かった。
 パチン! と指を鳴らし、
「縛!」
「さ……ん! ん! ん!!!!!」
 スフィーの唇が動かなくなる。どんなにがんばっても、言葉が形にならないのだ。これでは魔法が発動しない。
 そんな彼女を尻目に、裏葉は平然と言い放つ。
「呪文は無駄なく素早く正確に……ですよ。ゆめゆめお忘れ無きよう姫君殿。
 ご安心を。私ども『殺し』と『壊し』には決して手を出さぬ故。『どのような事になろうとも』リアン様はかならずお返しします。では、失礼……」
 そうして、裏葉はまたもやつむじ風とともに去っていった。この間、一分足らず。スフィー以外、誰も動くことができなかった…
352名無しさんだよもん:02/12/21 02:17 ID:0LdSQnjM

「ん……」
 暗闇の中、リアンは目覚めた。
「あれ、私……?」
 まだかすむ目で、しかし周りの状況確認から開始する。
「大丈夫ですか?」
 不意に、誰かに話しかけられる。声の聞こえた方向を見上げると、自分をのぞき込む少女の顔があった。
 頭の舌の感触と合わせると、どうやら自分は彼女に膝枕をしてもらってるらしい。
「あ、す、すみません……」
 慌てて起きあがろうとするリアン。が、まだ頭は本調子ではなく、フラフラと無様に崩れ落ちてしまった。
「ダメですよ。大人しく寝ててください。こういうときは、調子が戻るまで休んでるのが一番なんです」
 少女が優しく諭す。リアンは今はそれに甘えるのが一番だと判断し、再度少女の膝に頭を休めた。
 やがて視界も元に戻ってくる。目の前の少女は自分とは大して年も離れていないだろう……髪をツインテールにまとめた可愛らしい娘だった。
 だが、その雰囲気にはどこか儚げなものも漂っている。
 
 しばらくは体を休めていたリアンだったが、ずっと黙っているのもなんなので何か話しかけることにした。
「あの……」

A 「どちら様ですか?」
B 「ここはどこですか?」
C 「一体何が起きたのですか?」
D 「大丈夫ですか……?」
353名無しさんだよもん:02/12/21 02:33 ID:KO4z7jzF
いくみんか?
354名無しさんだよもん:02/12/21 02:48 ID:FGgvbK1U
「あの、ええと……」
 弱りました。お名前を伺いたいのですが、いくらなんでも『誰ですか?』っていうのは不自然ですよね。
 どうしたものでしょうか。……などと考えていると
「あ、すいません。私、郁美っていいます」
 どうやら察して下さったようです。
 ……郁美? ……いくみ……どこかで聞いたような……
 ま、いっか。
 私も安心して挨拶を返します。
「はい、初めまして郁美さん。私はリアンっていいます」
「リアン?」
「はい……どうしました?」
 郁美さんの反応は……
 
A 「いい名前だね」と微笑んでくれた。
B 「…………」無反応だった。
C 「ひょっとして、同志九品仏を匿ってる……?」と訝しげなものだった。
D 「Make a good death!」(汝に安らかなる死を与えん)と眉間に拳銃を突きつけられた。
355名無しさんだよもん:02/12/21 02:57 ID:aehvBQ91
356名無しさんだよもん:02/12/21 02:58 ID:Pi8Qg+YR
A
357名無しさんだよもん:02/12/21 03:41 ID:GIGhGht3
「Make a good death」
「はい?」
 次の瞬間、私の眉間に黒い鉄の塊が押しつけられていました。
「あなたが悪いのですよ。我らが栄光ある『腹白い姉妹』に逆らったあなたが」
 あの、ひょっとしてこれは拳銃というものですか?
 カチリ。
 郁美さんは慣れた手つきで撃鉄を起こし、引き金に指をかけます。
「あの世で私に詫び続けなさいリアン」
 そしてそのまま引き金を……
「あの、その、ちょっと、待」
「問答無用」

 ガキィィィィィィン!!!!
 
 次に聞こえたのは……私の眉間を打ち抜く銃声……ではなく、弾かれた郁美さんの銃がリノリウム製の床に激突する金属音でした。
「やれやれ、さすがは『静かなるいくみん』、その若さで秘密結社『腹白い姉妹』を組織しただけはあるというところですか」
 声のした方向……入り口の方を見ます。
 そこには、二人の女性が……どこかで見覚えが……
「シィィィィィィッッ!!!」
 刹那、郁美さんが低い唸り声を上げ、マントの下から何かを取り出しました。
 あれは……ウージー9mm!? しかも二丁! あんな細腕でよく……なんて感心している場合じゃありません!
 
 ぱららら……!
 
 乾いた音が部屋に響きます。
 郁美さんは両手に銃を握りしめると踊りながら弾をバラ巻き、一気に私たちの殲滅を狙います。
 が……肝心の弾は不思議なことに、中空で全て静止してしまいました。
「ふぅ……なかなか立派な童ですね」
 部屋に入ってきた女性の片方が手をかざしています。……私にはわかります。
 そこから強烈な『力』が放たれ、郁美さんの周囲に強固な結界を形作っていることが。
 なるほど、銃弾は全てあれに阻まれていたのですね。
 これほどの術を、しかもあの一瞬に発動できる程の腕……
358名無しさんだよもん:02/12/21 03:42 ID:GIGhGht3
「あなたは、もしかして方術師、裏葉様?」
「はい、お目覚めになられたようですね……リアン様」
 裏葉様はこちらへ向き直り、にっこりと微笑みました。 
 そして、その隣の女性も。
「お久しぶりですね、リアンさん」
「あ、あなたは確か……」
 五月雨堂で何度かお会いしたことがあります……
「高倉、みどりさん……」
「はい、お久しぶりですね」

 さて、その後私たちはお二人に連れられ、階段を上がっていきました。
 道中、郁美さんは何度か暴れようとしていましたが、そのたびに裏葉様に阻まれていたようです。
「こちらへどうぞ」
 みどりさんに促され、入った部屋には……
「うわ……」
 思わず感嘆の声が漏れてしまいます。複雑な文様が織り込まれた巨大絨毯、爛々と輝くシャンデリア、明らかに歴史を感じさせる各種調度品、
 目検討だけでは計れない程長い食卓、そしてそこに並べられた高級料理の数々……
「つまらないものですが、食事を用意させていただきました。お話は、食べながらということで……」
 会食というわけですか……グエンティーナ以来ですね……
「では、お好きなところへどうぞ」

A みどりさんの隣に座る。
B 裏葉様の隣に座る。
C 郁美さんの隣に座る。
D どうにかして脱出の手段を講じてみる。
359名無しさんだよもん:02/12/21 03:48 ID:dPsPXE0Z
360名無しさんだよもん:02/12/21 05:29 ID:kaA3b9ae
 郁美さんの隣に座ります。
 まだ少し興奮しているようですが、裏葉様もいるし大丈夫でしょう。
「……りだね」
 小さな声で郁美さんがなにかを呟きました。
 なんて言ったんでしょう?
 しかしその疑問を解くことなく、みどりさんの話が始まりました。
「ここに貴方がたをお呼びしたのは、今や準備会にとって無視できない存在になった腹白い姉妹、
そしてリアンさん、貴方を中心として最近形成されている一団のそれぞれの指導者としてです。
 そして私は一三課長として今ここにいます」
「ふーん… それで?」
 郁美さんがやや気だるげに相槌を打ちます。
 それを聞いても気を悪くせず、淡々と続けるみどりさん。
「単刀直入に言います。私達と誼を結びましょう」
「でも! 最初に…」
 思わず声を上げてしまいます。
 そう攻撃を仕掛けてきたのは…・
「ええ解ってます…しかけたのはこちらです……
 けれどそれは、けっして私の本位ではありません」
「南一派をつぶしたいんですか?」
 郁美さんの言葉に、みどりさんはやや目を見開き、そしてやや疲れたように頷きました。
「知っていたのですか………
 ……そうです、課長の私にはもう権限はありません…
 貴方がたを攻めたのは、全て私の部下南の独断です…」
 そこで少し間を置き、
「しかし南一派さえどうにかすれば、私に課長としての権限がよみがえります。
 そうすれば、郁美さん、貴方がたに多少の便宜をはかることも…」
「なるほど… どうせ一三課は相手にするんだし、悪い条件じゃないかもしれませんね…」
361名無しさんだよもん:02/12/21 05:37 ID:kaA3b9ae
 郁美さんの言葉にみどりさんの表情がやや明るくなりました。
「そうですか! 解って頂けて―――」
「でもお断りです」
 しかし次の郁美さんの言葉は、みどりさんの期待を裏切っていました。
「郁美さん!」
 思わず声をあげる私。
「話はそれだけですか? それでは失礼します」
 そしてなんの気負いもなく立ちあがり、出口に向かう郁美さん。
 しかし、その眼前には裏葉さんが。
「貴方から色よい返事がもらえるまで、帰しませんよ?」
 みどりさんが言います。
 それを聞いて郁美さんはかすかな笑みを浮かべました。
 そう背筋の凍るような笑みを…
「一つ誤解を解いておきましょうか…」
 笑みを浮かべたまま郁美さん。
「私は…いえ正確には私の部下は、貴方がこういう手に出ることを予想していました…
 そして、実行力としてそこの方術師裏葉さんを使うことも予想していました…
 多少私が暴れたところで、裏葉さんに傷を与えることが出来ないことも…」
「何が言いたいんですか!?」
「つまり全ては予定どおりだということです……
 私が今ここにいることも、裏葉さんがここにいることも、
 そしてリアンさんがここにいることさえ……」
 どう言うことなんでしょう?
「敵の居場所とその時間さえわかれば、すべての罠は有効となる……

 シール!!」
362名無しさんだよもん:02/12/21 05:39 ID:kaA3b9ae
 その瞬間、辺りの空気が変わりました。
「え!?」
「これはッ!」
 はじめて裏葉さんに焦りの声が見えました。
「先ほどの銃弾、あれは結界石という名の石を原料にした物なんです。
 裏葉さんにも気付かれないよう加工するのは大変でした」
「結界石!? あれが!」
 こちらの世界にもあるとは…
「それを規則通りに並べて、少し時間を置く。
 そしてコマンドワードを叫べば方術結界完成です。
 暫くこの館内では、方術は使えません」
 郁美さんは自信を持って、そう宣言しました。
 そして、おもむろに懐に手を入れなにかを取り出します。
 それは…

A 無線機
B 麻酔銃
C メイフィアさんの絵
D 猫じゃらし
363名無しさんだよもん:02/12/21 05:50 ID:eMLflJpf
DかCかで悩んだけどCでお願いします。
364名無しさんだよもん:02/12/21 21:25 ID:w9bgFSyK
「ふう、ようやく出番ね」
 部屋の中にメイフィアさんの声が響き、郁美さんの手にある絵が消えていきます。
「メイフィアさん!」
 そして次の瞬間、そこに立っていたのはメイフィアさんでした。
「完全に魔力を絶つのって、思ってたよりしんどいわね」
 …そう言えば、九品仏さんはメイフィアさんを絵の魔物と呼んでいましたね。
 絵に戻り魔力を絶って、郁美さんに付いてきていたと言うことですか…
「おっと、逃がさないわよ!」
 いつのまにか外に走り出そうとしていた裏葉さんの前に、瞬時に壁を出現させました。
 速度だけなら、裏葉さんに劣ってはいません。
 さすがです。
「…お見通しですか」
「そりゃね」
「同士メイフィア、今の内に裏葉さんを封じなさい」
 淡々と郁美さん。
「結界石もあと一回分を残すのみ… この場で封じておかないと厄介な相手です」
「ってこと。悪いけど封じさせてもらうわよ」
 なるほど… 最初から狙いは裏葉さんですか…
 私は…

A メイフィアさんを止める
B その場に立ち尽くす
C この隙に逃げる
365名無しさんだよもん:02/12/21 21:29 ID:w9bgFSyK
しまった上が裏葉さんだったから裏葉さんにしたけど、その上は裏葉様だ!
様に脳内修正プリーズ。
366名無しさんだよもん:02/12/21 21:42 ID:iOSG4d7H
こういうとき、取るべき手段はただひとつ!
それは!

367名無しさんだよもん:02/12/22 03:10 ID:yHnxo4Nk
 この隙に逃げなければ!
 私はまだ捕まるわけにはいきませんッ!
 一刻も早くこの場を脱し、皆と合流するのです!
「さて……それじゃあ裏葉様、あなたのことは同じ術使いとして尊敬はしているけど、
 私にも色々事情があってね……なに、あそこも慣れれば悪くない場所だから」
 などとなどとメイフィアさんは口上を述べております。
 彼女らはちょうど入り口近くで争ってますが……どうやって脱出したものでしょうか。
 
A 魔法をぶちかまし、入り口から逃げる。
B シャンデリアを叩き割り、混乱に乗じて逃げる。
C 壁が壊せるか試してみる。
D アクション映画ばりに窓から外へダイヴ!
368名無しさんだよもん:02/12/22 03:32 ID:0z6Tpuzd
D

地下だったらどうしよう。
369名無しさんだよもん:02/12/22 03:33 ID:VZWhakmy
Dカナ
370名無しさんだよもん:02/12/22 04:06 ID:yHnxo4Nk
 ……郁美さんの作戦は恐ろしいです。
 先見の目、幾重にも張られた狡猾な罠、そしてそれを実行する優秀なる手駒たち……
 私とて、生半可な手段で脱出することは出来ないでしょう……しかしッ!
 ダッ!
 床を蹴り、一直線に向かう……外へと繋がる、その窓へ!
「な……リアン!? 何を!?」
 郁美さんが気づき、こちらに銃を向けます。今度は……イングラム!

 ぱらららら……!
 
 再度乾いた音が室内に響き渡ります。ホント、マシンガンが好きなんですね。
 一瞬遅れ、体の脇を幾筋もの熱い『流れ』が通り過ぎていく。おそらく一発もらえば致命傷でしょう。
 しかし、……遅いッ!
 ガシャァァァン!!
 顔を腕で覆って身をよじり、銃弾とガラスの破片をやりすごしながら外へ飛び出す!
「チィッ! まさかそんな無茶をするとは!」
 後ろから郁美さんの悔しそうな声が聞こえます。フフッ、私の行動力を舐めたあなた……ん?
 一つ気になったことがあり、先ほどの光景を思い返してみます。
 ええと、私たちは地下に監禁されてて、部屋を出て、その後階段を……
 一回……二回……三回……四回……
「…………」
 嫌な予感を押し殺し、腕の隙間から下を見てみると……地面は遙か下。
「……いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
 某としたことが! このままでは真っ赤なトマトに!
 しかし、その時……
「ムックル!」
「アオォーーーーーン!!!!」
「!」
 瞬間、視界の端に『白い影』が現れ、跳躍……私に向かって。
「あ、あなたは……先ほどの!」
「アルルゥ。ウルトに言われた。助けてあげて、って」
『それ』こと『ムックル』は私を受け止めると着地の衝撃もものともせず、再度跳躍して屋敷を覆う鉄柵を跳び越えました。
371名無しさんだよもん:02/12/22 04:08 ID:yHnxo4Nk
「チィ、逃すものか! 同志舞! 佐祐理! 止めろォォォォォォ!!!!」
 後ろからの怒号。それに合わせるように、目の前の道に舞さんと佐祐理さんが現れました!
「ハァァァ……九頭竜閃!!!!」
「『キラキラ☆さゆりん空間』発動ッ!」
 それぞれが己が必殺技を繰り出す……しかし!
「ムックル!」
「アオウッ!」
 斬撃が走るより一瞬早く、ムックルが舞さんの頭を踏んづけ、さらにそのまま佐祐理さんの"領域"も飛び越える。
「そ、そんな!」
「踏んづけてったぁ!?」
 しかし、安心するにはまだ早い……! あと一人、秋子さんが!
 
A 武器と呼ぶにはあまりも大雑把すぎる鉄塊を構え、前方に待ちかまえていた。
B 道に邪夢をバラまいていた。
C なんとまぁ空を飛んで追ってきた。
D 巨怪な改造バイクに跨り、猛スピードで追跡してきた。
372名無しさんだよもん:02/12/22 04:15 ID:m5iRS9Dy
b
373名無しさんだよもん:02/12/22 04:19 ID:m5iRS9Dy
某としたことがワロタw
374名無しさんだよもん:02/12/23 02:11 ID:xvoDkFp/
375名無しさんだよもん:02/12/23 02:29 ID:TDdJ2RD7
 なんと、恐るべき事に秋子さんは道中に邪夢をばら撒いていました。かなり広範囲にわたって
 散布されているのでムックルと言えど飛び越えるのは難しいでしょう。
「通しませんよ!『秋子の世界』+謎邪夢ッ!!大人しく捕まってもらいますよ!!」
(くッ…どうすれば…)
 そこで問題です。どうやってこの状況を打破すれば良いでしょうか。

A キュートなリアンは突如反撃のアイデアがひらめく。
B 仲間が助けに来てくれる。
C どうにもならない。現実は非常である。
376名無しさんだよもん:02/12/23 02:32 ID:yau3bHLk
A
377名無しさんだよもん:02/12/23 02:32 ID:D7+mvwKx
私としてはBを期待したいところですが、それは都合が良過ぎますか…
どうやらAしかないようですね。

うろ覚えー
378アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 05:38 ID:eI292REV
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と〜けたこおりのな〜かに〜♪恐竜がい〜たら〜たまのりし〜こ〜みたいね〜
379アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 06:26 ID:0qzQPh4U
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380アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 08:57 ID:tim4r+gd
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381アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 10:54 ID:oteC4KgG
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382アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 11:24 ID:HUpnX5n4
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383アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 12:46 ID:eI292REV
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384アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 13:34 ID:tim4r+gd
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385名無しさんだよもん:02/12/23 14:18 ID:NerKBbP/
メンテ
386アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 14:45 ID:tim4r+gd
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387名無しさんだよもん:02/12/23 15:27 ID:L8wfsmB6
 キュピーン!
 閃きました……光が見えました! これぞ神の領域!
「う、う、う……」
 アルルゥさんはどうすればいいんだといったような表情でムックルを駆っております。
 しかし、このまま進めば秋子さんの"領域"に絡みとられるのは自明の理!
 ならば、どうすればいいのか!? こうすればいいのです!

A 目には目を、毒には毒を、邪夢には邪夢を。以前いただいた邪夢を投げつける。
B 手近な通行人を邪夢の海に放り込み、それを足場にして駆け抜ける。
C アスファルトを引っぺがす。
D 秋子さんと正面切って戦う。
388アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 15:39 ID:oteC4KgG
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389名無しさんだよもん:02/12/23 15:40 ID:+/hGdwYj
B
390アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 16:46 ID:eI292REV
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391名無しさんだよもん:02/12/23 17:37 ID:Q2BAPgpT
「はっはー! ヌワンギ様参上! 前回の借り返させてもらうぜ」
 あっ、ちょうど良い所に通行人が…
「てりゃ」
「ほげえ!」
 足払い。ごめんなさい通行人さん、この場は仕方がないんです。
「貴様… 俺様を本気で怒らせてしまったようだな…」
「うりゃ」
 そしてそのまま通行人さんをジャム溜りの中央へ投げ入れます。
 通行人さん本当にすいません… 恨むなら自分の不幸を恨んでください。
「今です、ムックル!」
「ヴォフーーン!」
 通行人さんを足場にして飛びます。
「ウグオー! クセエヨ! マジイヨー!」
 足場が何か言ってますが無視。
「く、まさかそんな手を… にがしません!」
 秋子さんの領域が迫ります。
 しかしその領域が私達を捕えるうかという瞬間、私達を乗せたムックルさんはさらに加速。
 見事領域を振り切りました。

 ……逃がし… まあ裏葉さんを封印…良しとします…

 かすかに、走り去る瞬間に言葉が聞こえました。
 どうやら裏葉様は封印されましたか…
 最高の方術師を制するとは…… 腹白い姉妹の恐ろしさを実感します。

 はやく皆さんと合流しないと…

A HONEY BEEへ
B 編集長の家へ
C 実はすぐ側に…
392名無しさんだよもん:02/12/23 17:39 ID:JHgyL9Q5
C
393アシベ ◆yGAhoNiShI :02/12/23 17:44 ID:oteC4KgG
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394名無しさんだよもん:02/12/23 18:58 ID:qqqkuY0R
「どうやら上手くいったようですね」
「はわ!」
 いきなり背後から話しかけられました。思わず素っ頓狂な声を上げてしまいます。
「あ、あなたは……」
 ゆっくりと振り返ると、そこには……
「またお会いしましたね、リアンさん」
「う、ウルト様……」
 なんと、そこには高速で疾走するムックルに平行して飛んでいるウルト様の姿がありました。
「裏葉が動いているというので嫌な予感がしてアルルゥをつけさせていたのですが……危機一髪でしたね」
「は、はぁ……ありがとうございます」
 とりあえずはお礼を言っておかなければ。けど……
「あの、私、そろそろみんなのところへ戻らなければ……」
「それはダメです」
 一秒で却下されてしまいました。
「あなたに大事なお話があります……が、ここではまだ姉妹の追撃を受ける可能性があります。
 あの神社へ行きましょう。あそこなら私が簡易な結界を張っておきましたから、そう易々は侵入できないはずです」
「はい……わかりました」
 ウルト様に抵抗するだけ無駄というのはわかっているので、私は抵抗しませんでした。
395名無しさんだよもん:02/12/23 19:05 ID:qqqkuY0R
 「……………」
 身を切るような静寂が社内を包みます。
 そんな中、私はウルト様と向き合って正座していますが、相変わらずどこか余裕を感じさせるウルト様のご様子とは違い、
 緊張で背筋は引きつりそうだわ足は痺れてきたわ先の展開が読めなくて不安だわエライことになっていました。
「あ……」
 いたたまれず、言葉を発しようとしましたが、それに合わせるかのようなウルト様の一言。
「あなたの、目的はなんですか?」
「……え?」
 どういうことでしょう?
「あなた方が今まで後手後手に回っているのは、確かに敵方の情報網が優れていることがあるでしょう。
 しかし、根本的な原因はそれではありません……原因は、あなた方が未だに明確な目的を持っていないこと。
 ゆえに、対症療法的な行動しかとれず、いざという時の明確な指針がありません。
 ……あなたは、なぜ姉妹と戦っているのですか?」
「ええと……こみパを、守るため?」
「それは本気ですか? 元々こみパはあなたとは直接関係ないはずです。それに、それは目的ではなく、目標です。
 あなたは何が『したい』のか、誰のために『したい』のか。それを決めねばなりません。
 魔法の強さは、想いの強さ。目的無き魔法もまた、弱きものです」
 それだけ言うと、再度ウルト様は黙ってしまいました。しかし、その視線は強烈に私を睨みつけています。
 私の、目的……?
 
A 戦いを挑まれて黙ってなどいられない。我がプライドに賭け、姉妹を完全壊滅。
B 目の前で困っている人たちを見捨てるわけにはいかない。九品仏さんや和樹さんのために……こみパを救う。
C このままでは帰る家が無くなってしまう。結花さんやお客さんのためにもHoney Bee修理費を何としてでもせしめる。
D ……さあ? なぜでしょう?
396名無しさんだよもん:02/12/23 19:06 ID:k661UA5G
C
397名無しさんだよもん:02/12/23 19:38 ID:mQH8OXn3
「本当にそうですか?」
 私の答えにウルトリィ様は再度問われました。
「…例えば、今ここで私が修繕費全てを負担する… そう言えば戦いを止めますか?」
 彼女は私の目をじっと見詰めます。
「…え? そんな事急に言われましても…」
「考えて下さい」
 その言葉に従い、しばし熟考します。
 そもそも修繕費が出るのであれば、私達に腹白い姉妹やこみパ準備会と敵対する理由はありません。
 九品仏さんが店に来て、それを追って腹白い姉妹が来て、店の迷惑になるのでそれらを撃退している内に、
由宇さんがきて、そしていつのまにか由宇さんの味方として腹白い姉妹に認識され、
私もそう行動するようになっていた…
 こうして整理してみると、驚くべき程、全く戦う理由がありません。
 しかし、この戦いを降りようとは全く思わない自分を不思議に思います。
 私はあまり争い事は得意ではないのに…
 どうしてなんでしょう?
 その不思議の根元を探るべく、自己のさらなる深奥を探ろうとします。
 しかしそうするまでもなく意外に浅い所から、その答えは見つかりました。
 それは…

A 義侠心
B 友情
C 復讐心
D 愛
398名無しさんだよもん:02/12/23 19:44 ID:Vj0hJUGS
ここはAで
399名無しさんだよもん:02/12/23 19:52 ID:k661UA5G
400名無しさんだよもん:02/12/23 20:02 ID:eJt6rtp1
Dにしたかった…
401名無しさんだよもん:02/12/23 23:31 ID:xdp4XD3C
「義侠心です」
「ほう?」
 私は答えます。迷い無く。
「義の心。そこに困っている人がいる。助けを求める友がいる。だから助ける。
 何も迷うことはありませんでした。それだけです。それだけで十分なんですよ、私の行動理由など」
「しかし、それでは何を成すかの答えにはなっていませんが?」
「構いません。たとえ状況に流されるままであろうと、流れた先に答えを見つけ出します」
「本当にそれでよいのですか? そんな生半可な覚悟で戦い抜けるほど闘争は甘くありませんよ?」
「ならばそれはそれでよいでしょう。私の力は足らなくとも、私には友人たちがいます。
 私はどこまでも流れます。たくさんいる私の友人たち。私の大切な人たち。
 彼らにつきあい、どこまでも行きましょう。
 ……これが私の答えです。揺るぐことなどありません」
 ウルト様は目をつむったまま黙って聞いています。
「答えを求め、人とともにさすらうものまた答え、ですか……愚かですね」
「そうですか。……そうかもしれませんね」
 そして顔を上げ、微笑みました。
「はい、不合格です。闘争を舐めてはいけません」
「……ではお話は終わりですね。私は皆のところに戻ります。お世話になりました」
 立ち上がり、痺れる足を押さえながら社を後にしようとします、が……
「しかし、私はそういうのは嫌いではありません。多少……個人的にお手伝いいたしましょう」
 ウルトさんは笑っていました。
「え……」
402名無しさんだよもん:02/12/23 23:32 ID:xdp4XD3C
「出来れば私も直接お手伝いしたいのですが、『調停者』の立場もありますし、表に出ることは出来ません」
 というわけで、どうやら私の答えは認められたようです。今は社屋の前に連れ出され、ウルト様の講義を聞いています。
「ですので、あなたにオンカミヤムカイの秘術を授けます……しかし、これは本来一子相伝門外不出の技。
 全てを受け継げるのは正当後継者のみです。
 よって、あなたに一つだけ……一つだけお教えします。己の長所、短所を鑑み、よく考えて答えを出しなさい。
 無論……あなたにそれだけの技量がなければ、何も身につけることはできませんが」
「一つ……ですか?」
「はい。心、技、体、いずれを鍛えますか?」

A 全ては心に始まり、心に終わる。心術を鍛える。
B 私はマジカルプリンセス。秘伝の魔術を会得する。
C 体力面での不安を補う。体術を覚える。
403名無しさんだよもん:02/12/23 23:40 ID:mXfjWs5l
たまにはまじめにAで
404名無しさんだよもん:02/12/24 01:04 ID:9rpAqrbX
「心を。私になにものにも揺るがない強い心を……ください」
「……わかりました」
 その瞬間、それまで優し光をたたえていたウルトの目が……凍てつく氷のような鋭いそれへと変貌した。
「オンカミヤムカイ秘伝心術……『克己』。さて、あなたはそれを持つに相応しい器でしょうか?」

 こうして、修行は始まった。
 
−腹白い姉妹−
「さて……こみパまで残すところわずかになりました」
 円卓を囲み、郁美+四天王(舞除く)が一同に介している。
「同志メイフィア、新刊準備は?」
「任せて下さい。私は絵の魔女……既に全ては印刷工程に入っております」
「して、出来は?」
 メイフィアはニヤリと唇を歪ませた。
「はい、それも件の方式通りに。あれでバカなオタク共は狂気のごとく我らが本を買うでしょう」
「よろしい。同志瑞穂、13課の動きは?」
「はい。Honey Bee一派との交戦により行動部隊『柏木四姉妹』は行動不能、牧村南もまた敗走し、当面の組織的活動は不可能と思われます」
「よろしい。引き続き警戒を怠らぬよう」
「Yes,sir. My master」
「同志秋子、Honey Bee派の動きは?」
「はい。長であるリアンは逃亡。現在行方不明です。残りのメンバーはHoney Bee、五月雨堂に籠城し、おそらく現在はこみパへの準備を進めていると思われます」
「危険性は?」
「長のいない集団など、恐るるに足りません。また、いくら千堂和樹が神の腕を持つ男と恐れられようとも、所詮一個人。
 こみパでの売り上げも我らに適うはずはないでしょう」
「よろしい。では同志佐祐理、最近我らが回りで変わったことは?」
「はい、大丈夫です。最早我ら『腹白い姉妹』に抵抗しようなどと愚かなことを考える連中はいませんよ。
 ま、現れたところで……こうなるのがオチですけどねーっ」
 あははーっと笑いながら佐祐理が指をさす。円卓の中心……額縁に覆われた、二枚の絵画に。
 そこには、悲しそうな表情の、みどりと裏葉が描かれていた。
405名無しさんだよもん:02/12/24 01:06 ID:9rpAqrbX
−13課−
 カツ、カツ、カツ、カツ……
 暗闇にただ革靴の足音のみが響く。
 光はただ一つ。ギラギラと輝く二つの丸い光……牧村南の眼鏡だけだ。
 しかしそれは光により光るにあらず。彼女の狂気が輝いているだけであった。
「柏木四姉妹は敗走……本部は襲われほぼ壊滅……フフフ、フフフフ……絵に描いたような負け戦ですね」
 暗い廊下をどこまでも歩く。ただひたすらに、一点に向かい。
「……しかし、構いませんよ!」
 誰にともなく……いや、自分に言い聞かせるように叫ぶ。
「所詮戦いは一人。私以外に仲間などいない。私は一人の軍隊。連中を倒すのなど……一人で十分!」
 そこではたと足を止める。目の前が行き止まり……いや、鍵のかかった扉に当たったからだ。
「フッ……まさかこれの封印を解く日が……来ようとは!」
 ポケットから取り出した大きな鍵を穴に差し込み、力任せにガチリと回す。
 そして取っ手を引くと……ゆっくりと開いていった。
 暗い世界に、隙間から光が漏れる。先に地上とのつながりがあるわけではない。
 中身が……中身のコートと大型赤色誘導灯が、光を放っているのだ。

 バサアッ!
 巨大なコートをマントのようにはおい、両手に大誘導灯を握りしめ、南は笑う。
「クククッ……ククククククッ……見ていろ、オタクどもが……魔術? 方術? それがどうしたというのか!」
 それは彼女の狂気、執念、そして信仰。
 彼女に魔力はない。だが、なにものにも揺るがない絶対の信仰があった。
 今信仰は形となり、彼女を覆っている。
 笑った拍子にズレてしまった眼鏡を、クイと直す。
「……全殺、だ」

−Honey Bee−
「さて、いかがしたものだろうか」
 全員を目の前に九品仏がため息を漏らす。
 現在、彼らは路頭に迷っていた。
 裏葉は確かに今は敵かもしれない。だが、嘘をつくような人間でもない。彼女がリアンを返すと言ったのだから、それは信じるべきだ。
 よって彼らは待った……が、いくら待っても帰ってこなかった。
406名無しさんだよもん:02/12/24 01:07 ID:9rpAqrbX
「ともかく、俺らは今はこみパに向けて原稿描くしかないだろう?」
 和樹が、それでもなんとか明るい話題を出そうと言う。
「けどけどけど、いっくらなんでももうゆっくり描いてる時間ないわよ!」
「いや、それは大丈夫だ」
「どういうことですの?☆」
 和樹に代わって説明するように、由宇が口を開く。
「合体、や。おそらく姉妹の連中も本出して来るやろ。それに対抗するには、ウチらが合体スペースで出るのが一番や。
 それなら『合同本』てな形で話題性も出るし、個々の仕事量は減るしな」
「なぁるほど……」
「……というわけで、俺らは早速原稿に取りかかる。奥の座敷、ちょっと借りていいかな?」
「ああ、散らかってるけど構わないわよ」
「ありがとう、結花」
 こうして、同人作家組は奥へと引っ込んでいった。
「リアン……」
 することのないスフィーは、一人不安になる。だがその時……
 コンコン
「ん?」
 窓から何か堅い音がする……と見てみれば、そこには一羽の鳩がいた。手紙をつけて。

「リアンからだ!」
「なにぃ!?」
 鳩から手紙をもぎ取り、差出人の欄を見たスフィーは叫んだ。
「で、で、なに? なんて書いてあるの?」
「いたっ、いたたっ! 押さないでよ結花! ええとええと、ええとね……」

A 『……心配しないでください』
B 『……強くなって帰ってきます』
C 『……食べ過ぎには注意して下さい』
D 『……おならぷう』
407名無しさんだよもん:02/12/24 01:08 ID:n7WoV+4Y
DにしたいがC
408名無しさんだよもん:02/12/24 01:08 ID:aVDI6kcs
Dにしようとしたが間に合わなかったか・・・
409名無しさんだよもん:02/12/24 01:18 ID:QMaYiAvC
おまいらホントに読んでから選んでるんかい。
410名無しさんだよもん:02/12/24 01:29 ID:n7WoV+4Y
ちょうどリアルタイムだったんで読んでました。
おならぷうにしたかったけどいい加減使い古されてるパターンだし。
一枚目で二枚目以降にまともに書いてあるってのもありだけど。
411名無しさんだよもん:02/12/24 03:18 ID:c2aNaNR2
おお、いよいよ決戦ですか。
ラストが全然読めない。
412名無しさんだよもん:02/12/24 23:52 ID:MhLGpZYF
『……まずは姉さん、食べ過ぎには注意して下さい。この前みたいに調子に乗って食べ過ぎて
 病院に担ぎ込まれる事の無いように。私がいないのであの時みたいに保険証の偽造はや治療は出来ないから。
 それと結花さん、私は今ウルトリィ様の元で修行を積んでいます。こみパまでには
 必ず帰ってくるので心配はご無用です。それでは    リアンより』

「・………」
「…プッまずは姉の心配とはね。あの子らしいわ」
 そんなことをしている内にHoney Beeに人がやって来た。先程の協力要請の電話で連絡のついた
 長谷部彩と芳賀玲子+三人組であった
「…こんにちは」
「やっほー千堂君、今到着したよー」
「今回は皆で合同誌だってー。ブラザー2+Cat+辛味亭+新住所確定なんてちょー豪華じゃん」
 と、ボブの美穂。
「事情は聞きましたよ。私達も及ばずながら協力させていただきます」
 と、眼鏡の夕香。
「悪の手からこみパを守るなんてかっこいいじゃん」
 そして、おさげのまゆ。
「後は…桜井あさひ…だっけ」
 その時、電話のベルが鳴り響く。
「もしもし、江藤ですけど」
「えっ…あと…その…さ、桜井と言う…も、者ですが…えっと…その…せ、千堂かずきさんに…その…」
「千堂君、桜井って子から電話だよー」
「わかった、今代わるからちょっと待ってくれ」
413名無しさんだよもん:02/12/24 23:53 ID:MhLGpZYF
「で、どうなの?」
「当日はオフだから協力出来る事があるなら出来る限り協力するってさ」
「これでこちらの体勢は整ったか。後は原稿を完成させるだけだぞ、My同志ッ!」
「えっ、俺の担当部分はもう終わったんだが…」
「何を言うかMy同志。自分の本を作らないとは何事だ」
「うわっ、ちょっと待て。もう締め切りまで1週間しかないだろ?」
「ふふふふ…甘いぞ、同志よ」
 そう言って大志は懐からドリンク剤を何本も取り出した。
「げッ…それは、かのコミックマスターも愛用している超濃厚栄養ドリンク剤『チョベリグゴールド』!」
「これさえあれば二十数ページなど赤子の手を捻るが如し。さぁ、今からレッツゴウ!!」
「や、やめろぉぉぉ〜〜〜…」
 ドップラー現象を起こしながら和樹は大志によって奥に引き摺られていった。

A そう言えばなんで千紗って子は呼ばないの?
B 原稿ははかどっているかな〜
C その頃、準備会では異変が…
D その頃、リアンは…
414名無しさんだよもん:02/12/25 00:12 ID:G72QV0XD
A?
415名無しさんだよもん:02/12/25 01:46 ID:IZH+0dgf
さらに増えやがった…
まあ一発キャラと考えるか
416名無しさんだよもん:02/12/25 02:28 ID:hrMyIM8r
「ねぇねぇポチ」
「ん? なんだ詠美?」
 Honey Beeの奥、ちゃぶ台の上で一行が原稿に取りかかっている折、詠美が和樹に話しかけた。
「印刷所の子……あのにゃーにゃーうるさい小娘は呼ばないの?」
「千紗ちゃんか? ああ……」

A 電話するの忘れてた。
B 印刷所は今がかき入れ時だし、邪魔するのは悪いと思ってな。
C 実はこの間夜逃げしちゃったんだよ。
D 実は……行方不明なんだ。
417名無しさんだよもん:02/12/25 02:41 ID:zJOws/HM
Bで。これ以上増えたら収拾つかんのじゃないか?
418名無しさんだよもん:02/12/25 03:13 ID:1gKDI3Pv
「印刷所は今がかき入れ時だし、邪魔しちゃ悪いと思ってな」
「お、なるほど」
「塚本印刷も何とか持ち直したいうても、まだまだ油断はできひんからなー、っとこっちベタあがったで」
「こちらも……枠線、終わりました……」
「みなさんトーン買い込んできましたの。これでガンガンがんばりますの☆」
「よし、後一週間……みんな、がんばってくれ!」

『おー!』

A その頃のリアンの様子
B 他のHoney Bee派の連中の様子
C 時は満ちた! さあ今こそ決戦の時だ!
419名無しさんだよもん:02/12/25 03:19 ID:a9uPM6Et
C
420名無しさんだよもん:02/12/25 03:53 ID:jkS6yuKJ
「相変わらず盛況だな。ここは」
 実は、彼らはもう会場入りしている。
「ああ、だが見ろよ……」
 設営は他のメンバーに任せ、大志と和樹、そしてスフィーは本部の近くへと来ていた。
「なんか……生気が無い、ね……」
 そう、いつもなら忙しくも微笑みながら作業していたこみパスタッフの面々が……憔悴しきった顔をしているのだ。
 作業一つ一つも精彩を欠き、これで並み居る一般参加者たちを捌ききれるのかと不安になるほどだった。
「姉妹の工作か……準備会への妨害工作」
「ああ。それと13課……が活動不能に陥ったことも大きいだろうな。暴走していたとはいえ、アレは準備会の対姉妹への最終兵器。
 課長も、そして南さんも行方不明……」
「むぅ……南女史が捕まったという話は聞いていないが……どこかに潜んでいるのだろうか」
「それよりも……リアン、遅い……」
「確かに……」
 そう、あの日以来……リアンは未だ一度も彼らの前に姿を見せていない。
「ウルト女史は……嘘をつくお人ではないと思うが」
「修行に手間取ってるのかな?」
「でも……もう、時間が無いよ……」
「ああ……一般の開場まで、あと一時間ちょっとか……」

A 迎えに行く
B 信じて待つ
421名無しさんだよもん:02/12/25 03:58 ID:fTJ5KTc8
Bでお願いします。
422名無しさんだよもん:02/12/25 04:25 ID:XfondcqN
 その時、館内放送が鳴り響いた。その声の主は…

A 普通に開場前のアナウンス
B 南さん
C みずぴー
D 以外!金森某
423名無しさんだよもん:02/12/25 04:29 ID:jB3/0BL9
Cで。
てか金森って誰やねん。
424名無しさんだよもん:02/12/25 04:43 ID:ZPPEjAH0
金森弥太郎(禁愚ジャッキー)
425名無しさんだよもん:02/12/25 07:52 ID:SEB7P2ZG
漫画版だっけ?
426名無しさんだよもん:02/12/25 12:54 ID:GHsybOnO
>>425
DC版すばるシナリオ
427名無しさんだよもん:02/12/25 20:28 ID:m8Nr2Cbn
『ガガガッ…ザ…ピッ……』
「これは?」
 不意に、館内放送の音が変わった。
 それまでのよく通った音から、雑音交じりの濁った音に……
 まるで……
「外部から侵入されたような……」
 そして、そこから聞こえた声は、彼らに聞き覚えのあるものだった。
『…てす…す、た…いまマイクのテス…中』
「この声は!」
「みずぴーとかいった……あの子!」
「ということは……姉妹かッ!」
 辺りの参加者もその異様な雰囲気に気づいたのか、天井を見上げる。
『本日…こみ…ティーにお集まりいただき…りがとうござい…す』
『同士…ぴーよ…イクの調子…悪…』
『少々お待…さい…』
 しばし、ハウリングの音が響き、そして…
『これで大丈夫ですね』
 音が明瞭なものへ変わった。
『それではみなさま改めて、おはようございます。朝もはよからご苦労様です。
 本日は我らが偉大なる総統より、ありがたいお言葉があります。
 一分の聞き漏らしもなきよう、耳ィかっぽじってよく聞いてください』
 ではどうぞ、とマイクが手渡される音が聞こえた。
『はいみなさまおはようございます。サークル「腹白い姉妹」の長を務めている立川郁美といいます』
「立川郁美…! おのれふざけた真似を!」
 大志が激昂する。しかし当然マイクの向こうに聞こえるはずもない。
「けど、マイクジャックしてまで…なにするつもりだろ?」
『ええ…本日は、僭越ながら…』

A 開会の宣言をさせていただきます。
B 宣戦の布告をさせていただきます。
C こみパを制圧させていただきます。
D 一発ギャグをかまさせていただきます。
428名無しさんだよもん:02/12/25 20:51 ID:Ob1PhNCV
A、こみパ開会の挨拶をいくみんに!
429名無しさんだよもん:02/12/26 03:36 ID:yJBMhbTp
『本日は僭越ながら、開会の宣言をさせていただきます』
「なんだと!?」
 その言葉が聞こえた瞬間、にわかに場内がざわめき立つ。
 それもそのはず。開会宣言とはこみパ準備会の最も重要な仕事の一つ。
 いくら姉妹が隆盛を誇ろうが、一サークルがそれを担うなどというのは異例……いや、ありえないことだ。
「おのれ、どこまで調子に乗れば気がすむのだ!」
『え〜……コホン』
 大志の叫びもむなしく、『それ』は咳払いとともに始まった。

『諸君 私は即売会が好きだ
 諸君 私は即売会が好きだ
 諸君 私は即売会が大好きだ』

「チィィ! 始まったか!」

『一般が好きだ サークルが好きだ
 スタッフが好きだ 印刷所が好きだ
 搬入班が好きだ コスプレが好きだ
 カメコが好きだ 取材が好きだ

 ビッグサイトで 都産貿で
 サンシャインで プラザで
 公民館で 会議室で
 文化祭で 通販で

 この地上で行われるありとあらゆる即売会的行動が大好きだ』

 その演説はあまりに静かで、そして重かった。
 誰一人として微動だにできないほど。

 そして、さらに続く。
430名無しさんだよもん:02/12/26 03:38 ID:yJBMhbTp
『長く並んだ一般参加者の群れが轟音と共に会場内に流れ込むのが好きだ
 右往左往する初心者が流れに飲まれて薙ぎ倒された時など心がおどる

 外周担当の操る赤色誘導灯が長蛇の列をかち割るのが好きだ。
 醜い鳴き声を上げて割り込もうとするオタクを叩き出した時など胸がすくような気持ちだった

 通信機器をそろえた組織買いの連中が会場内を蹂躙するのが好きだ
 ヤフオクで大手の新刊が何冊も何冊も競られている様など感動すら覚える
 
 本来いないはずの徹夜組を有明の港に吊るし上げていく様などはもうたまらない
 泣き叫ぶ違反者が私の振り下ろした手の平とともに無機質な声を上げるゆりかもめに押し込まれるのも最高だ

 暴走する肉の壁に滅茶苦茶にされるのが好きだ
 必死に守るはずだったサークルが蹂躙され参加者が倒され潰されていく様はとてもとても悲しいものだ

 フェミニストの物量に押し潰されて殲滅されるのが好きだ
 森山に追いまわされ児ポ法を改正されるのは屈辱の極みだ 』

 ここで口調が少し変わった。
 それまでのほとんど独白ともいえるものから、誰かへと語りかけるように。

『諸君 私は即売会を地獄の様な即売会を望んでいる
 諸君 私に付き従う『一般参加』同志諸君
 君達は一体何を望んでいる?

 更なる即売会を望むか?
 情け容赦のない糞の様なイベントを望むか?
 鉄風雷火の限りを尽くし三千世界の漫画を殺す嵐の様なこみパを望むか?』

『こみパ! こみパ! こみパ!』
431名無しさんだよもん:02/12/26 03:40 ID:yJBMhbTp
 瞬間、会場の周りから郁美の演説に答えるような叫びが聞こえた。
「姉妹めが! 相当数のサクラを一般組に紛れ込ませているな!」

『こみパ! こみパ! こみパ!』
『こみパ! こみパ! こみパ!』

 繰り返されるたび、その叫びは巨大になっていった。

『……よろしい ならばこみっくパーティーだ』

 バタン!
 宣言終了と同時に、金属音が会場内に響き渡る。
「なんだ!?」
 さらに空調とは違う、外の冷たい空気が流れ込む。
「も……門が!」
「開いた!? そんなバカな!! 開場までは、あと一時間は……!」
 ドドドドド……
 しかし外からは一般参加者の『早歩き』の地響きが聞こえてきた。
「……ッッ! そうか、姉妹めが! 準備会の準備が整わぬうちに門を開き、一般組を乱入させてこみパを混乱に陥れようという魂胆か!
 だとすると、先ほどの演説は作戦行動開始の合図! いかん、このままでは『波』に飲み込まれるぞ!」
「ど、ど、どうするの!?」

A 一刻早く自スペースに戻り、体勢を整える。
B 姉妹のサークルスペースに殴りこみをかける。
C 門を開いた連中を叩く。
D マイクを借り、演説をやり返す。
432名無しさんだよもん:02/12/26 03:47 ID:PLKgPFPc
頑張れ。D
433名無しさんだよもん:02/12/26 04:23 ID:yJBMhbTp
「ど、ど、ど、どうする大志!?」
「このままじゃ会場が滅茶苦茶になっちゃうよ!」
「ぬぬぬぬぬぬぬ……」
 瞬間的に大志はいくつもの作戦を考察する。

 サークルスペースに戻って体勢を立て直すか?
 否、一般組の乱入を許せば販売どころではなくなるだろう。
 姉妹のスペースに乗り込むか?
 否、どの道同じこと。こみパは崩壊する。
 門を開いた連中を叩くか?
 否、成功したところで蹂躙されるのに変わりはない。

 ドドドドドド……!!!
 そうこうしている間にも、地響きはどんどん近づいていた。
「大志!」
「大志!!」
「ッッ……一か八かだ! マイク借りるぞ!」
「ああっ!? 何を!?」
 身を翻すと大志は本部スペースに飛び込み、そこのマイクを引ったくった。
 そして……

『だからどうした腹白い姉妹!!!』

 キィィィィィィィン!!!!

 思わず全員が耳を押さえる。生で音が割れそうなほど強烈な叫びだ。
434名無しさんだよもん:02/12/26 04:25 ID:yJBMhbTp
『魂を賭して即売会へ来る者に一般もサークルもあるものか!
 我らは来た! 買わせ、売りつけ、己の本を示すために!
 買わされ、売りつけられ、新たな本を手に入れるために!
 それが全て! 全てだ!
 こみパの契約だ!
 我らは自らの創りし本に自らの全てを賭けた!! そういう事だ!
 守らねばならない! それを違えることは出来ない。
 誰にも出来ない唯一の理だ。
 大手もピコも、我らもキサマも!』

「大志……」
 いつの間にだろう。
 地響きは止んでいた。

『聞いているのだろう腹白い姉妹! いや立川郁美!
 このような小細工を使うな。我らは逃げん!
 ……勝負だ! 今こそ決着の時だ!』
 ……ブツン!
 再度マイクに別回線が侵入する。郁美が答えた!
『面白い同志九品仏! その言葉を忘れないように!
 我らとてこんな真似はしなくともあなた達を叩き潰す力は十分に持っている!
 勝負です! 今日ここで決着をつけましょう!
 そうと決まれば同志みずぴー……早速準備です! 売って売って売りまくります!』
『了解しました我が総統!』
『マイブラザー和樹! マイシスタースフィー! ……征くぞ!』
「おうよ! やってやるぜ!」
「ガンガンいくんだから!」

A 売って売って売りまくる!
B さて、腹白い姉妹スペースの様子は!?
C 南さんはどうしているのか?
D リアン! 主人公はお前だろう!?
435名無しさんだよもん:02/12/26 04:30 ID:TpEXEHUh
D!リアンD!
436名無しさんだよもん:02/12/26 04:54 ID:EUL4PJ8f
強い心が同人即売会で役に立つのかと言ったらどうなんだろうか。
437名無しさんだよもん:02/12/26 12:03 ID:wr4TBpXk
>>436
・予定以上の金額を使わない強い自製心
・いかに困難な状況だろうと目的の本を手に入れる不屈の決意
・たとえどんなに傷つき疲れようと家に帰るまでは倒れないという肉体をも支配する精神力
438名無しさんだよもん:02/12/26 13:00 ID:/eO8mo7N
どっちかってぇと執念じゃねぇか(w
439名無しさんだよもん:02/12/27 00:18 ID:kgtIhkDg
440名無しさんだよもん:02/12/27 03:25 ID:Pt+zESQu

 雫が落ちる。

 静かな水面に落ちる。

 私は手を伸ばす。

 雫は私の手をすり抜け、波紋となった。


 お久しぶりです。リアンです。マジカルプリンセスをやっています。

 実は、私は今……

A 修行の真っ最中です。
B ちょうど終わったところです。
C こみパ会場へと向かっているところです。
D もう会場入りしちゃったりしています。
441名無しさんだよもん:02/12/27 03:32 ID:UxDNpsXY
C
442名無しさんだよもん:02/12/27 05:05 ID:RREgZzme
 ビッグサイト近く、『ゆりかもめ』の線路上。
 今ここを三つの影が疾走していた。
 一つは白虎。
 一つは剣士。
 一つは魔法使い。
 虎が逃げ、剣士と魔法使いが追う。
 追う二人は、『舞』そして『佐祐理』と呼ばれていた。

「ムックル! 早く!」
「ヴォフーーン!!!」
 アルルゥの激に答え、ムックルがさらに足を速める。
「二度とは……逃さない!」
 しかし舞も負けじと改造ローラーブレード(Made by みずぴー)を加速させる。
「あははーっ、会場へは行かせません……よーっ! キラキラ☆さゆりんサンダー!!」
 さらに佐祐理からの電撃。だがこれはムックルが横っ飛びでかわした。

 そう。彼らは公共交通機関上での追撃戦を演じていた。
 おかげでダイヤは乱れっぱなしだ。
「くっ……」
 アルルゥが歯噛みする。いくらムックルの足でも、あの二人の追撃をかわすのは難しい。
 かといって自分の力では正面からぶつかっても勝ち目は薄い。
 持久戦に持ち込めばふり切れるかもしれないが、それではこみパに間に合わない。
「うう……」
 だが、そんな彼女の後ろに座っていた……先ほど修行を終えたばかりのリアンが、ポツリとつぶやいた。
「アルルゥさん……先に、行っててください……」
「え?」
 答えるより早く、リアンはムックルの背から飛び降り、追いすがる二人へと向き直った。
「リアン!」
「私は後から行きます……アルルゥさんは一刻も早く九品仏さんたちの下へ行き、このことを伝えてください……」
「……わかった」
 アルルゥは素直にうなづいた。わかっていたからだ。リアンは、以前のリアンと同じでないことを。
 確かに少し前までのリアンならば、あの二人にはかなわなかっただろう。
443名無しさんだよもん:02/12/27 05:06 ID:RREgZzme
 だが今彼女は持っている。オンカミヤムカイの試練で得た、その底知れぬ力を。
「……ここで、終わらせる!」
「あははーっ、あきらめがいい方は好きですよーっ」
 二人は細い線路上を加速しながら、リアンへと迫りくる。すでにムックルは眼中にないようだ。
「………」
 リアンの瞳が鈍く輝き、そこに二人の姿が映る。
「激流を征するは静流……」
 ゆっくりと構えながらの呟きは、誰にも聞こえなかった。

「飛天御剣流最終奥義! 天翔龍閃!!!」
「あははーーーーーっ! キラキラ☆まじかるジェノサイドーーー!!!」
 二人が同時に跳躍。リアンに襲いかかった。

「力に力で対抗するのではなく……流れに身を任せ、むしろ同化する!」


 パン、パン。
 リアンは自分の体を払い、ほこりを落とす。
「……姉さん、結花さん、九品仏さん……そして郁美さん。今行きます!」
 そして走り出した。自分を待つ人が待つ、その地へ。

 ――ゆりかもめ、線路の遥か下……有明の海。
「ぽん、ぽこ、たぬき、さん……」
「あ・は・はーーーー……っ……負け……て、しまいまし……た……」
 それは憐れな敗者の姿。

A 秋子さんが現れた。
B メイフィアさんが現れた。
C その頃の会場の様子。
D 13課VS姉妹
444名無しさんだよもん:02/12/27 05:12 ID:5hiV0hK1
Dかな。
南さん?
445名無しさんだよもん:02/12/27 07:44 ID:vkuLK3Wj
「…予想外でした…」
 瑞穂はポツリと呟いた。
 その前に立つは、一三課の狂信者牧村南。
「不遇のミズピー… 借りは返させてもらいますよ」
「そのようなアイテムを持っていたとは…」
 悔しげに瑞穂。
 南の手に握られている大型赤色誘導灯が振られるたび、それに操られたかのようにオタクが邪魔をするのだ。
 いかに四天王とはいえ、一人でそれを捌きながらなおかつ南の相手をするというのは困難を極める。
 そしてここには他の四天王はいない。
「ふ、HONEY BEE派や千堂和樹に目を奪われていたあなた方が愚かなのですよ。
 …次は、そうですねイビルドリーム秋子でも殺しましょうか?
 ああ九品仏大志も、リアン=エル=アトクリア=クリエールも、そしてもちろん立川郁美も皆殺すつもりなので、安心して死んでください」
「あまり調子に乗らないことです…」
「貴方が言いますか? 今私に手も足も出ないあなたが?」
 勝利を確信し言葉でいたぶる。
 瑞穂もそれに言い返せず唇を噛み締めた。
「………」
「どうやら、敗北が身にしみた様ですね… ではそろそろ終わりにします!」
 言葉と共に誘導灯を振る。
 次々と瑞穂に襲い掛かるこみパ参加者達。
 それらを最小限の動きでいなす瑞穂。
 しかし、ほんの僅か南への注意が途切れるのは阻止できない!
 そして南は、その微かな隙間に完璧に入りこみ床を蹴った。
「死になさい!」

A 四天王「不遇のミズピー」は崩れ落ちた。
B 瑞穂最後の抵抗!
C 主人公乱入!
D 何故かその場に倒れ込むヌワンギ。
446名無しさんだよもん:02/12/27 08:32 ID:SrXRFHp7
B
447名無しさんだよもん:02/12/27 11:16 ID:HvUrqR5O
天翔龍閃で跳躍したら駄目だろ、そりゃ負けるわw
448名無しさんだよもん:02/12/27 19:42 ID:KRI4mciG
 ドボゴォ!!!
「がっ……は……」
 強烈な音とともに、南の握る大型誘導灯の先端が瑞穂の体に捻り込まれた
「終わりですねぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
 ドガッ! バキ!! ボゴォ!!
 切り返し、そしてさらにもう片方の誘導灯が唸り、何度も何度も瑞穂の体を打ち据える。
「がっ、あっ、ぎっ、ぐっ……!」
「クカカカカカカカカカカカカ!!!!」

「…………」
「フッ、もう声も出ませんか」
(まだ)
 南は自分の足元で虫ケラのようにうずくまる瑞穂に言い放つ。
「ならば、トドメです」
(最後に、まだ、間に合え……ば……)
 逆手に誘導灯を握りなおす。
「……死になさい」
 しかしその時、
 バンッ!!
 屋上への唯一の通路。金属製の重々しい扉が勢いよく開けられた。
「むっ!?」
(成った!)
449名無しさんだよもん:02/12/27 19:44 ID:KRI4mciG
「同志瑞穂! どうした!?」
 現れたのは、郁美、秋子、メイフィア……姿が見えなくなった瑞穂を心配し、探しに来たところだった。
「な、お前は……13課の南!」
 倒れている瑞穂、それにトドメを刺そうとする南を同時に発見する。
「ホゥ……これはこれはちょうどよかった。腹白い姉妹の幹部が勢ぞろいですかクカカカ、一々潰しに行く手間が省けましたね」
 すでに戦闘力の無い瑞穂を無視し、誘導灯を構えなおす南。
 すかさず郁美を守るように前衛に進み出る秋子、メイフィア。
 しかし……瑞穂の目は死んでいなかった。
 ガバッ!
「んな!?」
 南が自分に背を向けた瞬間……瑞穂は残された最後の力を振り絞り、南に抱きついた。
「今です! 皆さん!」

「な、どういうつもりだ!? 瑞穂!?」
 慌てて振りほどこうとするが、瑞穂の腕はがっちり南の脇に絡み付いており、そう簡単には離れない。
「同志瑞穂! 何を!?」
 驚愕の表情で郁美が叫ぶ。
「今です総統! 同志秋子! 同志メイフィア! こいつには我々が総がかりでも勝てるかどうかわかりみあせん!
 私が押さえ込んでいます! 今です! 今のうちに、私ごと!!」
「そんな……!」
「ええい、バカな真似はよせ! キサマも死ぬぞ!」
 振りほどこうと首を後ろに曲げた時……南は瑞穂と目が合う。……そこには、自分とは似て非なる輝きがあった。
「構いませんよ。これが私の忠誠です」
「……オノレェェェェェェェ!!!!!」

 そして……
「同志瑞穂、あなたの気持ち、確かに受け取りました」
 一歩前へ進み出たのは……

A マグナムを構える立川郁美
B 謎邪夢を握り締めた秋子さん
C 魔力をかき集めるメイフィア
450名無しさんだよもん:02/12/27 19:46 ID:SUUHhC6W
B

謎邪夢の効能が知りたい
451名無しさんだよもん:02/12/27 20:10 ID:eJnp8KOD
 謎邪夢を握り締めた秋子だった。
「同志瑞穂、あなたへの最大の敬意を込めて、最終奥義を使わせてもらいます」
 そう言うと秋子は謎邪夢のふたを開けて……

 食べた。
 一瓶を一口で流し込んだ。

 一瞬その場にいた皆があっけにとられてしまった。
 だが次の瞬間!

A.秋子の口から「美ー味ーいーぞー」砲が!
B.顔が3つ、手が6本の悪魔超人に変身!
C.巨大化した! 羽が生えた! 角も生えた! 牙まで生えた!
D.倒れた。バタリと。それはもう勢い良く。
E.秋子は顔を赤らめると、突然あえぎだした。
452名無しさんだよもん:02/12/27 20:13 ID:bwgLvaoP
C
453名無しさんだよもん:02/12/27 20:32 ID:KRI4mciG
 ペロリと謎邪夢をたいらげた秋子を、皆が怪訝な目で見つめる。
 しかし当の秋子は気にする様子も無く、語りだした。
「……みなさん、昔、私がなんと呼ばれていたかご存知ですか?」
「……?」
 お互いに顔を見合わせるが、わかる人間はいない。
「お恥ずかしい話ですが……」
「あ、秋子?」
 その時、メイフィアは気づいた。
 秋子の体を漆黒の闘気が覆っていることに。
「……『アークデーモン』などと名乗っていた時期がありましてね!!!」

 ゴォォォォ!!!

 瞬間、衝撃波と共に秋子の体が膨れ上がった。
 否、大きくなっただけではない。
 背中には蝙蝠のごとき皮膜の羽が生まれ、眉間からは長々と一角のツノが生え、犬歯が唇の隙間からチラリと伺える。
 どちらかといえば『地味』であったそれまでの服は全て破り捨てられ、歳相応の豊満なプロポーションを覆うは黒のボンテージ。
 ここがこみパ会場であるからよいようなものの、公衆の面前では少々着れないような服装だ。

「水瀬アークデーモン……噂には聞いたことがあったが、まさかお前だったのか……」
 南が歯噛みする。
「フッ、この姿になるのも久しぶりですからね……さて、では如何しましょうか……」

A あくまでも南を滅殺する。
B 瑞穂を救出する。
C ここで主人公の登場!
D 九品仏らが現れ、事態はややこしい方向へ。
454名無しさんだよもん:02/12/27 20:50 ID:rVoz1kdf
D
人それを混沌と言う
455名無しさんだよもん:02/12/27 21:33 ID:P4H7wNHj
おいおいまたかよ
456名無しさんだよもん:02/12/27 22:01 ID:1EW/T4Rl
「覚悟せよ! 腹白い姉妹! そして牧村南」
「リアンが来る前に片付けてあげる」
「そろそろ決着つけんとなあ」
 そこに唐突に現れる大志、スフィー、由宇。
「…! あれは!?」
 秋子を指して驚くスフィー。
「そうか、アークデーモンの力を解放したのか…」
「アークデーモン?」
「そう… かつてこみパであまりにもきわどいコスゆえ、絶大な支持を受けながらも放逐されたコスプレイヤー…
 水瀬秋子はそれなのだよ…」
「……であのカッコになるのにどういう意味があるんや…」
 不思議そうに由宇。
「いい年した女性がきわどい姿になることで、誰もが思わず秋子自身から目を外してしまう…
 それを狙った物だ」
「…それだけか?」
「ああ、オバサンのコスプレ… これほど恐ろしい物はあるまい。
 大きさこそ違ってもあの清水某の物と同質の能力といえよう…」
 大志の言葉にぴくぴく反応する秋子。
 そして忘れられている南&瑞穂。

A とりあえず南を撃破
B 腹白い姉妹と対峙
C 先に秋子が襲い掛かってきた
457名無しさんだよもん:02/12/27 22:03 ID:MJ8+4m0+
Cだよなあ。文脈からして。
458名無しさんだよもん:02/12/28 01:51 ID:fqqP/9Ih
「ふふ、年上の女性に対する礼儀を教えてあげる必要がありますね……」
口調は落ち着いているが、瞳は怒りに燃えている。熟女の自尊心とはかくもナイーブなのである。
「ふふん、ロートルが大きい口を。望む所だ! かかって……何ィ!」
既に眼前に秋子の姿はない。
「くっ、何所だァ!」
「どこを見ているのですか? こちらですよ」
「しまった……ぐふっ」
背後からの一撃を受け、崩れ落ちる大志。それを踏みつけにして、不敵に笑う。
「誰がロートルですって? 誰がおばさんですって?
 見て御覧なさい、この豊満なバスト! くびれたウエスト! 引き締まったヒップ!」
コスプレイヤーの性か、ポーズを決める。命が惜しければ肌については聞かないこと。
「おばさんと呼んだ事を後悔させてあげましょう!」
いつのまにやら手にしていた鞭を振り上げ……
「でも、息が上がってるよ? お・ば・さ・ん!」
彼女から放たれるドス黒いオーラが更に濃度を増す。この無謀とも取れる挑発をやってのけたのは……

A 魔法少女は若さの特権! スフィー
B 華の大学生! 由宇
C 人のことを言っていられる余裕があるのか!? 南
459名無しさんだよもん:02/12/28 02:23 ID:fVtaN5AU
C
460名無しさんだよもん:02/12/28 02:44 ID:Skuc3XNP
 空気が凍てついた。
 凍りついた。誰も、動くことができなかった。否、呼吸すらままならなかった。
「南さん、今なんて仰いました?」
 いつも通りの微笑を崩さず、秋子は静かに問いかける。
 南もまた、先ほどまでの張り付いた笑顔などではなく、会場内の『いつもの南さん』で答える。
「お年を召した方はあまり無理をなさらない方がよろしいのではないでしょうか?」
 ピシィ!
 秋子の眉間の皺が一段階深くなる。
「あぁら、あなたこ……」
 あなたこそ……と続けようとしたが、やめる。
 確かに南も若さを売りに出来る年齢ではないが、やはり自分と比べるといささかアレだ。
「ぐっ……」
 言葉に詰まってしまう。
「コスプレをなさるのはかまいませんが、周りへの影響……周りの人々がどう思うか、を考える必要がありますよね。
 あなたももう『若くない』んですから、そんな派手な格好はおよしになったらいかがでしょう?」
「ギ、ギ、ギ……」
 言い返せない秋子。その手に握られている鞭がギリギリとしなる。
 ちなみに、とっくの昔に南は瑞穂の戒めから逃れ、彼女を足下に叩き伏せてある。
 みずぴーの吶喊は、無駄になった。完膚なきまでに。
「あ、いえ、勘違いなさらないでいただきたいのですが、『コスプレするな』と言っているわけではありませんよ。
 ただ……その……『お前の家には鏡あるのか?』というかなんというか……」
 ビキィッ!!
 眉間の皺がさらに一段階深くなった。
 そして、それと同時に……
「いっぺん死んでみますか」
 ビシィ! としなった鞭の一撃が飛ぶ、が、南は事も無げに片方の誘導灯で受け止める。
「面白い……アークデーモン……この手で滅してくれるわ!」
 というわけで、熟女(年増)二人の激戦が始まった。
 これを呆然と眺める大志一行は……
 
A 自スペースに戻ることにした。             B この隙にいくみんをいてこますことにした。
C コスプレの話なら彼女がいいだろう。ハガレイを呼ぶ。  D その頃会場内は……
461名無しさんだよもん:02/12/28 03:01 ID:9i9/VwfU
Bいってみよ
462名無しさんだよもん:02/12/28 03:51 ID:fqqP/9Ih
不遇だ……。その二つ名に恥じぬ不遇っぷり、しかと我が目に焼き付けた!
463名無しさんだよもん:02/12/29 02:01 ID:co1UEB/R
何か止まっちゃったな。まだ要らんだろうけど一応保守。
464名無しさんだよもん:02/12/29 02:10 ID:WzowOgJA
冬の聖戦か・・・
465名無しさんだよもん:02/12/29 15:07 ID:K0V79hp/
「コレで2対2やな…」
「二人だけで私達をどうにかできるとでも?」
 立川郁美、メイフィア、いずれも恐ろしい相手には違いない。
 しかし、このようなチャンスが、なかなかないこともまた事実。
「するしか… ないやろ…」
「借りは返しておかないとね…」
 そして戦いが始まった。

A 2対2で戦う。
B 由宇VS郁美、スフィーVSメイフィア
C スフィーVS郁美、由宇VSメイフィア
466名無しさんだよもん:02/12/29 15:29 ID:HuiFjjsC
b
467名無しさんだよもん:02/12/29 17:54 ID:6gyIW9Xx
 対峙するスフィーとメイフィア。
 お互いこうしているだけで、相手の凄さが肌を刺激するかのように、ビリビリ伝わってくる。
 魔力は互角。
 魔法構成の正確さと複雑さ、そして才能においてはスフィーが勝っているが、出の速さと経験はメイフィアに分がある。
「…ホントに広いね、こっちの世界。私と互角の魔法使いなんて、グエンディーナでもめったにいないのに…」
「ふふ、それはこっちのセリフ… ルミラ様を除けば、魔法使いの頂点だと思ってたわよ、私は」
 お互いに魔力をためながら軽口を叩く。
「でも勝つのは私!」
 やはり、メイフィアのほうが速い。
 メイフィアの手から放出された光球が高速度で飛ぶ。
「フッ!」
 しかしスフィーが右手を突き出すように上げると、それはあっさりと静止した。
 それを見てスフィーは微笑。
「速さはさすがだけど、甘いね…」
 しかしメイフィアもそれに微笑み返す。
「甘いのはどっちよ」
 指を鳴らす。
 すると、空中で静止していた光球が無数に分解。光の雨となってスフィーに降り注いだ。
「しま…!」
 完全に光に覆い尽くされるスフィー。
「…才能は大したもんだけど経験不足だったわね…」
 少し残念そうにメイフィア。
「ま、私を恨まないでね… こっちも急いでるのよ。
 …さて、総統のほうは…」
 視線を郁美、由宇のほうに向ける。
「…まだ勝負中みたいね。手伝…」
「甘いっていわなかったっけ!」
468名無しさんだよもん:02/12/29 17:56 ID:6gyIW9Xx
 メイフィアは完全に虚をつかれた。
 予想外の方向から、飛んでくる魔法の雷。
 バシィッ
 雷はメイフィアの魔法壁に防がれていた…
「そんな… 今のは防御も回避も不可能なタイミングだった…」
「まさか、私でもとっさには分からない程の影を作りだすなんてね…」
 互いに互いの強さを理解しているつもりだったが、互いの相手はその予想を上回った。
 敵の恐ろしさを再認識、再び対峙するスフィーとメイフィア。
「どうやら長引きそうね…」

 超絶魔法バトルが行われている横で、由宇はひたすら走っていた。
「あかん! 近づけやせん!」
 勝負開始から今まで、郁美の射撃から逃げ回るだけで、得物の攻撃範囲に入ることすらできない。
「常々おもっとったけど、飛び道具は卑怯や! 銃とか魔法とか!
 男なら正々堂々接近戦やろ!?」
「そうは言っても私は女ですので…」
 お決まりのツッコミをしながらも攻撃の手をゆるめない郁美。
「あかん、これじゃ勝負になりゃせん… どないするか…?」
 由宇、逃げながらも作戦を練る。
「んッ! 何やぁ!」
 しかし、何かが飛んできてその思考を中断せざるをえなくなった。
 避ける。
 しかしその体勢があまりにも不自然だったため、由宇は次の動きがとれない。
(やばいやられる!)
 動きを止めてしまっては郁美のいい的だ。
 思わず身を固くしたが、銃弾が飛んでくる気配はない。
 由宇はおかしく思い、郁美のほうを見てみた。
「同志秋子! しっかり!」
 そこには地に倒れ伏したイビルドリーム秋子の姿があった。
 郁美がキッと由宇の後ろをにらみつける。
469名無しさんだよもん:02/12/29 17:59 ID:6gyIW9Xx
「ふふ、藍原瑞穂も言っていたでしょう? あなた方一人一人では相手にならないと」
 おかしくてたまらないという様子の牧村南がそこにいた…
「今の私に勝てるものなどいない…… 
 さあまとめてかかって来い! 雑魚共が!」

A ここは手を組んで南を先に倒す
B 一時退却
C 俺たちゃお前を待っていた! リアン登場!
470名無しさんだよもん:02/12/29 18:09 ID:aYVCnfiw
C
471名無しさんだよもん:02/12/30 00:19 ID:i9xtBJIF
おー修行の成果を見たいもんだ
472名無しさんだよもん:02/12/30 02:50 ID:YzI44Wlk
DBの悟空を思いださせる燃える展開、イイ!
473名無しさんだよもん:02/12/30 03:27 ID:c5RhLAnW
▲・・▲
474名無しさんだよもん:02/12/31 00:14 ID:7wNVruOy
進まないねえ…
書きたいけど、新リアンのいいアイディアが思いつかないんだよな。
誰か頼みます。
475名無しさんだよもん:02/12/31 01:04 ID:Eb/YjTmo
年末はドタバタしてるんだよね・・・
476名無しさんだよもん:02/12/31 15:52 ID:Ip3/ZPTx
「腹白い姉妹よ。九品仏大志よ。そしてその仲間たちよ。
 こみパの運営を妨害せしめんとしたその罪、万死に値する」
 南がその二本の大型赤色誘導灯を両手に握りしめ、郁美に歩み寄る。
「祈る神があるなら祈るがいい……」
 コンクリートの床にカッ、カッと先端を擦りつける。一瞬火花が飛ぶ。
 そして……とうとうあと一歩、というところまで迫ると、そこに立ち止まった。
 誘導灯を十字に構える。
 一方郁美は手信号で何かの指令をメイフィアに伝えた。
「我はこみパの代理人。懲罰の地上代行者。
 我が使命は我がイベントに逆らう愚者を、その肉の一片までも絶滅すること……」

「判決! 死刑!! 即執行!!!」

 刹那、南の体が無数の流線に包まれ、一瞬で郁美までの間合いを詰める。
「早い……けどッ!」
 郁美はマントの裏側からショットガンを取り出すと南の横薙を受け止め、切り返しの刃より一瞬早く散弾をぶちかます。
 バァン!
 回避のしようがない近距離からの発砲。だが南が眼前で両腕を組むと、そこに当たった弾はあらぬ方向へはじき返された。
「効かん……!」
「ハッ……まだですよ!」
 さらに郁美の銃撃の隙を埋めるように、彼女の背後から放物線を描く幾つかの光球が南に迫る。
「銃弾は効かなくとも……これならどうッ!?」
 メイフィアが叫ぶ。タイミングは完璧だ。防御の、そして攻撃の合間にある一瞬のブランクを突いた必殺の一撃。
 かわしようがなく南の体に……
「無駄だ! 無駄無駄ァっ!!!」
 南がコートを翻すと、全ての球は霧散した。
 そしてコートの裏側が捲れた瞬間……そこに無数の文字の羅列が見えた。それを見たスフィーが叫ぶ。
「!! あれは……そんな……アンチ=マジック=シェルの紋様!? こっちの世界にそんな技術が!?」
「なんですって!?」
 さらにそれを聞いたメイフィアも驚きの声を上げる。
「っていうことは……あのコートは絶対魔法防御装甲!?」
「そうだ!」
477名無しさんだよもん:02/12/31 15:53 ID:Ip3/ZPTx
 勝ち誇ったかのように、南が叫ぶ。
「これが我ら人類の技術。貴様ら魔導の者に対抗するため生み出した技術だ」
「ならこれならどうですかッ!」
 銃を捨てた郁美は日本刀を取り出し、抜刀術の形で南に斬りつけた……が
「無駄だ」
 ドッ……とにぶい音がした。
 刃が南の体に当たった音……『当たった』だけだ。コートの上に、完全に止められた。
「そんな……防弾・防魔の上……防刃加工?」
「……これこそ我が信仰の鎧……我が誓いの記……。わかったなら大人しく皆殺しに『されろ』。オタクどもが」
 掲げた誘導灯が煌めく……その瞬間!
「そこまでです!!」
 リアンの声が空気を切り裂いた。
「この声はリアン!?」
「どこや!?」
 そんなリアンは……
 
A 空から日の光を背に現れた。
B 南に一撃を見舞いながら現れた。
C 屋上の床をブチ抜きながら現れた。
D 大量の同人誌が入った紙袋を抱えながら現れた。
478名無しさんだよもん:02/12/31 16:14 ID:lWbXrkk6
479名無しさんだよもん:02/12/31 17:38 ID:XpAQccPx
オイオイ何やってたんだ主人公w
480名無しさんだよもん:02/12/31 21:01 ID:wJ5zEu+J
激しくワラタ(w
481名無しさんだよもん:03/01/01 16:22 ID:xqc6yPEO
 声のした方向から現れる少女。
 少女は、どこからか流れてきた風に髪をなびかせ、悠然と南を見据えていた。
 瞳に宿る意志は前のとは比にならない。
 その姿は、言うならば戦乙女。
 同姓も異性も、今の彼女には心惹かれるだろう。


 ……小脇に大量の同人誌が入った紙袋(某ゲームのロゴ入り)さえ抱いて無ければ。


「………………」
 一瞬、時が止まった。
 この場合は、凍りついたの方が正しいだろうか。
 とにかく、全員硬直した。
 そして…

A リアンが行動に移った!
B とりあえず突っ込みが入った。
C 総シカト。 南と郁美の戦闘再開。
D 「このヲタクが!!」と南がリアンを攻撃対象にした。
E その姿に心惹かれた一部のヲタク共がバーサーク。
482名無しさんだよもん:03/01/01 16:33 ID:cvJ2QOpN
C
483名無しさんだよもん:03/01/01 17:58 ID:BFMtyx4z
 みなさんお待たせしました! ようやっと私もここまでたどり着くことができました!
 さあ姉さん、そして由宇さん、ついでに九品仏さん……私が来たからにはもう安心です!
「正義のマジカルプリンセス! リアン=リム=アトワリア=クリエールただいま参上!」
 ビシッ! とポーズを決めてみたりしてみます。

「クククク……どうしました立川郁美さん? それで終わりですか? ならば次はこちらから行きますよ?」
「つっ……あまり調子に乗らないでくださいよ……」
 南さんと郁美さんの戦闘は続いています。何事もなかったかのように。
「スフィー……どうするん? 大志の奴も今は気絶しとるし……」
「むむむ……メイフィアならなんとかなるかもって思ったけど、さすがに私の魔法も絶対魔法防御には効かないし……」
 姉さんと由宇さんは状況を観察しています。何事もなかったかのように。

「……り、リアン=リム=アトワリア=クリエールただいま参上!」

「南! 総統から離れなさい! はぁぁぁ……セイヤッ!!!」
「無駄無駄無駄無駄無駄ァァァァァァ!!!」
「きゃあっ!」
「ああっ、同志メイフィア!」
「くっ、こりゃマジでやばいで……」
「う〜ん……どうすればいいんだ……」

「マジカルプリンセスただいま参上! 参上!! 参上って言ったら参上なんですっ!」
 ビシッ! ビシッ!! ビシッ!!!
 何度も何度もポーズを決めてみます。
484名無しさんだよもん:03/01/01 17:59 ID:BFMtyx4z
「くっそぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
 ぱらららら……!
 郁美さんがマシンガンを南さんに放ちます。
「無駄ァ! 無駄ァ! 無駄無駄無駄ァァァァ!!!!」
 しかし南さんはそれを全て受けきると、握っている誘導灯から衝撃波を発射して郁美さんを打ち据えました。
「ぐぁっ!」
「そんな能力まで……」
「クカカカカカカ! これこそ正義の刃! その身に刻むがいい咎人どもめが!」
 ……間違いありません。
「私、無視されてますね……」

 どうしましょうか?
 
A 実力行使でわからせる。南さんに襲いかかる。
B とりあえず姉さんたちに突っ込んでおけばボケで返してくれるだろう。
C 登場シーンにインパクトが無かったのが問題ですね。もう少し派手に仕切り直してみましょう。
D あ、そろそろコピー本の時限販売が始まる時間だ。
E ……なぜ? なぜあの二人組がこちらを見て笑っているのですか!?
485名無しさんだよもん:03/01/01 18:05 ID:WSjHMwIM
C
486名無しさんだよもん:03/01/01 22:33 ID:pGTyl+Qe
(やはりまずは一発、修行の成果を見せ付ければ嫌でもこちらに注目する筈…)
「ならば、早速見せてご覧に入れましょう。オンカミヤムカイ流心術の力をッ!」

 突如、リアンの体が黄金色に輝きだすそして、黄金の奔流がリアンの周囲から吹き出したッ!

(体の内側から湧き上がる感情を感じ…じゃなくって生命の奔流を一つの矢として放つ!
 これがッ! これがッ! オンカミヤムカイ流心術『生命波動』ッ!!)

「いっっっけぇぇぇぇッ!!」
 
 一条の巨大な光の矢がむこうで争う二人目掛けて放たれる。その巨大な力に反応し、二人は反射的に退いた。
 凄まじい閃光とと音と共に見えたのはその矢によって深く抉られたアスファルトであった。
「今のは…」
「クククククククク…真打ち登場ですか」
 例の二人はこちらに注目したようです。作戦成功です。
「そこまでです!この世に悪がある限り我は在り!正義のマジカルプリンセス!
 リアン=リム=アトワリア=クリエールただいま参上!」
 『ビシッ!』と、言う効果音と共に決めポーズも決める。完璧です。
「リアン!」
「今頃登場なんて…良いとこ取り過ぎやで」
(修行の力をみせた途端に手のひら返すような…現金ですね、皆さん)

 さて…どういたしましょうか?

A まずは南さんに立ち向かう
B まずはいくみんに立ち向かう
C 二人纏めて相手にする
D 騒ぎを嗅ぎ付けK冊到来
E 13課の南一派残存勢力、リアン組の残り、腹白い姉妹の残りも現れ総力戦
487名無しさんだよもん:03/01/01 22:58 ID:TqjZokDF
とりあえず、弱い方から倒すということでB〜
488名無しさんだよもん:03/01/02 03:18 ID:tYEOP6T1
(現在、いくみん、南さんとの距離は大よそ20m。いくみんは得意の銃火器は持っていないから倒すなら今ッ!)
「必殺!『生命波動』──」
 リアンは離れたいくみんを狙おうとする。しかしっ!
「手持ちの武器が無いと思ったのですかッ!!」
 いくみんはすぐ側にあったスペースの机を蹴飛ばした。机に隠れていて
 見えなかったその場所から出てきたものは──

A 世界最強の威力を誇るリボルバー拳銃454スカール。しかも二丁拳銃
B 世界最強の自動拳銃デザートイーグル。しかも二丁拳銃
C コンパクトかつ軽量でありながら高威力。ベルギーFN社製SMG、P90
D アサルトライフルの歴史を変えたオーストリアSTEYR社の5.56mm小銃
E ロシア製対戦車簡易無反動砲(要はバズーカ砲)RPG-7
489名無しさんだよもん:03/01/02 03:25 ID:7ppzkWJe
死ぬかもしれんが、E
490名無しさんだよもん:03/01/02 10:32 ID:I8kqqn0d
うお、こっちもRPG7か。
考えることは同じもんだな……。
491名無しさんだよもん:03/01/02 15:28 ID:qmGoU+rS
いやぁ紙袋はおもろかった
492名無しさんだよもん:03/01/03 16:24 ID:0UfDM6U9
保守
493名無しさんだよもん:03/01/03 18:59 ID:llDF1yt9
「木っ端微塵に砕け散りなさいリアン!」
 叫びながら郁美さんが取り出したのは……
"ロシア製対戦車簡易無反動砲RPG-7"!
 不審船も愛用しているアレです!
「照準セット! 戦車の装甲をも貫く熱い私のキッスを受け取りなさい!」
 っていうか直撃もらえば木っ端微塵言うよりも建物自体にかなりの被害が出るような……
「何落ち着いて解説してるの!?」
「かわしや! かわし!」
 コマンド:
 
A 回避
B 防御魔法
C 生命波動
D 北斗神拳奥義二指真空把
494名無しさんだよもん:03/01/03 19:11 ID:8xPF+12W
495名無しさんだよもん:03/01/03 20:53 ID:P9hGhdKZ
心技体のうち、どれを鍛える?

で、心を鍛えてもらったのに、
何故そんな化け物のように強くなってんだ(w
496名無しさんだよもん:03/01/03 20:56 ID:DZHmp5dg
そこを上手く解説するのが職人の腕w
497名無しさんだよもん:03/01/03 22:34 ID:SV3aLYk+
心を鍛えるために肉体的な苦行でもしたのでは?
まあ、心・技・体ののうち最後に極めるのが心な分けだし。
498名無しさんだよもん:03/01/03 23:57 ID:llDF1yt9
「いっけぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!」
 ドバシュゥッ!!
 噴射音とともに、弾頭が発射されました。
 一秒で数百メートルを推進するその速度! この距離では反応すらできない……そう、常人なら。
「スローすぎてあくびが出ます」
 発射翼を広げ、迫り来る弾頭。
 しかし私はゆっくりと右手をかざすと人差し指と中指を伸ばし……
 トン……
 とやさしく弾頭の先端を受け止めると同時にその進行方向を180°ひっくり返します。
 バシュゥゥゥ〜〜〜〜〜……
「これぞ北斗神拳奥義、二指真空把」
「嘘……ですよね?」
 呆けた顔の郁美さん。
「いえ、マジです」

 ちゅどど〜〜〜〜〜ん!!!!!
 
 対象を失った弾頭は哀れ、郁美さんの真横を通り過ぎて有明の海へ着弾しました。
 やれやれ、ウルト様なら郁美さんに直撃させることもできるのでしょうが……私ではこれが精一杯です。
「ば、ば、化け物……」
 郁美さんはただの筒と化したランチャーを足下に落とします。
 私は彼女の元へゆっくりと近づきながら……一言。
 
A 「よく言われる。それと対峙したお前はなんだ?」
B 「私の名を言ってみろ」
C 「テメーは俺を怒らせた」
D 「私の背中に懺悔しな」
499名無しさんだよもん:03/01/04 00:03 ID:nBIc8mGn
b
500名無しさんだよもん:03/01/04 02:39 ID:tQ7Vk69e
解説どころか素でやっちゃったよ、おいw
501名無しさんだよもん:03/01/04 18:42 ID:7vC6dHGW
「こ、来ないでください!」
 郁美さんはいつもの彼女からは想像できない程狼狽しています。
 床にお尻をついたままずりずりと後退し、やがて背中に金網がぶつかってもそれでも構わず下がり続けます。
 体中からは油汗は噴き出し、私を見つめる瞳は哀れな蛙のよう……
 トン、と彼女の肩に手を置きます。
「あひぃっ!?」
「私の名を言ってみろ」
「トワッ、タ、ヒィッ!」
 しかし郁美さんは答えようとせず、ただいやいやと首を振るのみ。
「私の名を言ってみろ……言ってみろ! 知らないのですか!?」
「い、いや……知ってます知ってます! 知ってますとも!」
「ほう……なら言ってみろ」
「は、はい! え、ええと……」

A リアン=リム=アトワリア=クリエール
B リアン=スム=クリワリア=エリエール
C ……ええと、ええと、ええと……!?
D 清水な(略)
502名無しさんだよもん:03/01/04 18:49 ID:GyS8xQ7+
Bで
503名無しさんだよもん:03/01/04 23:32 ID:RXK74WKG
Dが良かったなぁw
504名無しさんだよもん:03/01/05 12:30 ID:1vUCtpo7
「り……リアン=スム=クリワリア=エリエール様です!」
「……………」
 そうですか。
「は……ひ……へっ……」
 郁美さんは沈黙を正解と受け取ったのか、その表情が少し緩みました。
 けれど……
「エリエール……」
「あ、あの、正解……?」
 私は郁美さんの言葉には答えず、彼女のマントに手を入れ、予想通りそこにあった拳銃を取り出しました。
「え……?」
 そしてそのまま撃鉄を起こすと、ゴリと彼女の眉間に押しつけます。
「私はティッシュじゃない……さようなら、いくみん」
 引き金を引こうとした……その瞬間!
「……このド畜生がッ!」
 ゴゴゴゴゴ……!
 不意に、郁美さんの後ろから大量の砂煙が上った。
「なっ……!?」
 一瞬ひるんだその隙に、郁美さんが高々と飛び上がる……高さはおおよそ……10M!
「クッ、口惜しいがここはいったん引かせてもらいます! 覚えて起きなさい南! そして……エリエール!」
 だから私ゃティッシュじゃないってぇの。
 郁美さんはそのまま身を翻すと有明の海の方向へと飛んでいきました。
 その時……チラリと見えた彼女の背中……マントの裏には炎を吐き出す脱出用簡易ジェットパックの姿が。
「さらばだ明智君! また会おう!」
 コマンド:
 
A 撃墜
B 捕縛
C 追跡
D 見送る
505名無しさんだよもん:03/01/05 13:25 ID:nI1HlBH7
c
506名無しさんだよもん:03/01/05 15:38 ID:xoBV+sZJ
せっかく揃ったのに、また場所替えかい
507名無しさんだよもん:03/01/05 17:14 ID:cTEdaxlT
くっ、このままでは逃げられてしまいます。しかしまだここには南さんが。
そうすんなりとは追わせては貰えないでしょう。やはりここは戦うしか……。
「ううむ……、はっ! ア、アークデーモンはっ!?」
あ、ようやく目を覚ましましたか、役立たず。
気絶していたのですから仕方の無い事とはいえ、状況すら飲みこめていないようです。
いよいよもってお荷物ですね。これだから愉快な眼鏡掛けてる方は。
やはり眼鏡は……いえ、今はそんな事を考えてる場合ではありませんでした。
「かくかくしかじかでこれこれこうなんです」
「なるほどそう言う事か。よし、同士リアンよ! ここは我々が押さえる、早く奴を追うのだ!」
解っていただけてなにより。それではお願いしますね。

次の場面は……

A 逃げる郁美、追うリアン
B 南vs大志、スフィー、由宇
C そういや売上対決だったような。 自スペース
508名無しさんだよもん:03/01/05 17:32 ID:0JaPBb4h
……Bで。
509名無しさんだよもん:03/01/06 16:56 ID:lh4Fufex
「うふふふふふふふふふふふふふふふふっ」
南さんは面白そうに笑っていた。
「……愚行だな。4人がかりで私とあたればまだ勝機もあったものを」
「南女史、そうあなたの思い通りにいくとは思わないことだ。ここで
時間を稼げば同志リアンがきっ……どぼっ!」
全部言いきる前に、左頬を強打された大志が血の軌道を描きながら
外と中をさえぎるシャッターに激突し、あたりに大きな金属音が響く。
「……あと2人。それで何分時間が稼げるのやら」
一見無防備なまでに堂々とした足どりでスフィーと由宇に歩み寄る。
二人は間合いを保ったまま、後ろへとさがらざるをえない。
「このままおとりとして名誉の戦死なんて、絶対ごめんよ」
「せやな。それに関しては同意や」

そうなると……

A:スフィーは召還呪文をとなえた!
B:リアンが向かったのと逆方向に全力で逃げた!
C:由宇とスフィーの合体必殺技が発動した!
D:やられたはずの大志が……?!
Z:そのころ宇宙コロニーでは
510名無しさんだよもん:03/01/06 17:04 ID:fL8nprfc
Dで。
511名無しさんだよもん:03/01/06 18:49 ID:rJo2n400
「小便は済ませた? 神様にお祈りは? 会場のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はOK?」
 壮絶な笑みを張り付けたまま南がじりじりと間合いを詰める。
「時間を稼ぐと言ったものの、なんかいい手はある?」
「正直真っ向勝負しかあらへんな。うちが仕掛けてあんたが支援。それでどないや?」
 南を睨み付けながら険しい表情で囁きあうスフィーと由宇。
 だがその時。
「ハハハハハ……ハァーッハッハッハッハァ!!」
 その声は遥か後方から聞こえてきた。
「甘い、甘いぞ南女史。壁際の新刊を巡り日々壮絶な戦いを繰り広げてきた我が輩には、この程度は蚊に刺されたも同然!!」
 がらりと。
 山積みのテーブルをはね除け姿を現したのは、スネ夫カットの怪しい男。
「久品仏、大志……」
 奥歯を噛みしめ忌々しげに南が呟きを漏らす。
「大志!」
「大志! アンタ無事だったん──」
 全然無事じゃなかった。
 驚きと共に後ろを振り返った二人の目に飛び込んだのは、腫れ上がった左頬、砕けた顎、血で染め上げられた口の中。
 既に大志登場の衝撃が抜けた南の顔には再び余裕が浮かび上がっている。
「ふふ、再び立ち上がったことには少しは驚かされましたけど。戦力外だということは見て明かですね」
 大志は無言のまま側に転がっていたデザインメガネを拾い上げ掛け直し、再び戦場へと歩みを進める。
「それで実際はどうなんや?」
「……見ての通りだ。立っているのが精一杯というところだな」
「まったく、少し期待しちゃったじゃない」
 冷めた表情で淡々と語る大志に、落胆の溜息をつくスフィー。
「まあそう失望するな同志スフィー。ろくに動かぬ体だが、我が輩にはただ一つだけ南女史を倒す技がある」
「!? それって……」
「このこみパ会場中に充満する熱気、燃え上がり萌え上がる参加者達のソウル。それらをかき集め凝縮し放つ最終闘法!!」

 その名は!!
A.元気玉 B.波動拳 C.石波天驚拳 D.ペガサス彗星拳 E.中華キャノン
512名無しさんだよもん:03/01/06 19:21 ID:bFlNvTBO
いろんな意味で悩まされるラインナップだが、
ここはAで。
513名無しさんだよもん:03/01/06 19:35 ID:88H+rIx6
>>511
ものすごくどうでもいいツッコミだがCは石破天驚拳が正しい
514511:03/01/06 20:20 ID:rJo2n400
>>513
しまった……どうすればいいんだ。
515名無しさんだよもん:03/01/06 21:55 ID:W7jAMXyo
>>511=514へ
このスレのルールにしたがって
A:改めて書きなおす
B:何事も無かったかのようにごまかす
C:削除依頼
D:別にそういう技を開発する
516名無しさんだよもん:03/01/06 22:04 ID:zHYDu2YC
>>515
B
て、いうか。なんでそんな選択肢を出す必要あるんだ?
元々選ばれてないんだし、仮に選ばれてたとしてもどういう技にするかは次の書き手次第だろう?
>>511がGガンの石破天驚拳イメージして書いてるのは明白だから石破天驚拳ぶっ放してもいいし、あるいはボケて「もどき」の技使ってもいいし。

誤字脱字の類なら今までさんざあったしな。
517名無しさんだよもん:03/01/06 22:22 ID:qTXWTi9c
>>516
ネタニマジレス?
つーかそこまでつっこむ必要無しかと
518名無しさんだよもん:03/01/06 22:22 ID:zHYDu2YC
「こみパのみんな! 吾輩に元気を分けてくれ!」
 大志がバッ! と両の手を掲げる。
「大志! あんたまさか!?」
「クックック……確かに、確かにもはや吾輩のこの体には幾ばくの力も残されておらん!
 だが……だが! 推定40万人とも言われる全こみパ参加者! 全員の力を合わせれば……
 たとえ鬼神の如き力を持つ南女史であろうと!」
「すごいよ大志! ……けど」
 一瞬明るくなったスフィーの表情だが、すぐに暗く沈んでしまった。
「なんか……あんま集まってないよ」
「ムゥ!? これは……」
 そう。大志の元気玉は確かに淡い光を放ちつつ中空に漂っているのだが……あまりにも小さかった。
 元々大きなものでもないが、それでも今はせいぜいピンポン球程度。とても南を倒せるとは思えない。
「これは……一体……はっ、そうか!?」
「なんや、どうしたんや!?」
「吾輩としたことが! 重要なことを忘れていた!」
「じゅ、重要なことって!?」
「こみパ参加者には……もはやこの時間になると元気など微塵も残っていない!」
 驚愕の大志。続いて由宇も。
「なぁぁ! そういやそうや! 今回のこみパももう昼を過ぎて一番やかましい時間は過ぎとる!
 となると、元々〆切やら徹夜で体力を使い切った一般、サークル……どっちももう精魂尽き果てとるんや!」
「おのれ……これでは元気は使えん! こうなったら……」

A 会場内の『萌え』を集める。
B 会場内の『熱気』を集める。
C 会場内の『執念』を集める。
D 会場内の『臭い』を集める。
519名無しさんだよもん:03/01/06 22:25 ID:zvvFn8re
B
萌え以外もあるからね。
520名無しさんだよもん:03/01/06 23:34 ID:9BdBpDOx
メンテ
521名無しさんだよもん:03/01/07 00:03 ID:8V1NZLcZ
「こうなったら……お前達の残した熱気を分けてもらうぞ!」
 大志が両の手を天に高く掲げたまま再び声を張り上げる。
「そうや! 例え元気がのうなってもこの会場には代わりに放出された熱気が溜まっとる。
それをかき集めれば、ひょっとしたら……」
 そして。
 ゴッ!
 激しい音をたてて会場中から熱を帯びた空気が集まり、大志を中心にして熱風が渦巻く。
それは大志の頭上に集約され、ピンポン玉大であった光球をゆっくりと成長させていく。
「凄い。まるでここだけ夏こみパみたいな暑さや」
 猪名川がごくりと唾を飲む。大志が勝ち誇った笑い声を上げる。
「ふはははは、これがあなたが道を誤ってまで守ろうとしたこみパの力だ南女史!!
私怨は無いがこれも我が野望のため、マイ同志達のためにあなたにはこの場から退場していただく!!」
「なにやら面白いことをなさろうとしているようですが」
 彼女の声はあくまでも冷ややかだった。本当の夏こみパで人の波をかき分け整理する、
最強のスタッフである彼女の声は、この灼熱の中でもいつもと寸分違わなかった。
「その程度では私を倒すことは役不足ですよ」
「しまった感づかれたか!!」
「あれだけ高笑いしてれば当然でしょ!」
 大志の叫びにスフィーがすかさずツッコミを入れる。
「むぅ。確かに南女史を倒す為にはまだ力が足りぬ。もっと会場中から熱気を分けてもらわねば」
「私がそれを許すと思いですか?」
 南がコートを翻し、巨大な赤色誘導灯をゆっくりと構える。
 だが彼女の前進を阻むように立ちふさがる影が二つ。
「大志にばっか美味しいとこ持ってかれたらたまらへんからな」
「そうよ、私だってもっと活躍しておきたいんだから。ボサボサしてると私達で倒しちゃうからね」
 軽口を叩きつつ再び対峙。だが、さっきと今度ではモチベーションが違う。
 勝つ、その為に。
「参加者はね……運営スタッフには絶対勝てないのですよ!!」
 宣言と共に南が大地を蹴った。

 そして
522名無しさんだよもん:03/01/07 00:04 ID:8V1NZLcZ
 A.めんどいのでこのまま元気玉発射(エネルギー充填60&)
 B.由宇がハリセン携え鍔迫り合い。
 C.スフィーが魔法で時間を稼ぐ。
 D.二人がかりで食い止める。
 E.南さんは強かった……
523名無しさんだよもん:03/01/07 00:10 ID:XH5h6G3N
C
そろそろ対南戦は終わりにしようや。
524名無しさんだよもん:03/01/07 22:10 ID:AoWaJunE
舞台の統合には賛成
525名無しさんだよもん:03/01/08 00:42 ID:Gjxsgi64
「シィィィィィィィィッッッ!!!!!」
 低い唸り声を上げながら、南が低く走り込んでくる。
 それに対抗し、スフィーは両の手を大空へと掲げた。
「私だってねぇ……妹にいいとことられてばっかなワケにはいかないのよっ!」
 上空から膨大な魔力がスフィーの体に流れ込む。
「カイザード・アルザード・キ・スク・ハンセ・グロス・シルク!」
「す、スフィー!? その呪文はまさか!?」
「由宇! 離れてて!」
 半ば無意識のうちにスフィーは叫んだ。由宇はハリセンを構えながらも言うことに従い、バックステップで数M……大志の正面へと下がる。
「灰燼と化せ冥界の賢者七つの鍵をもて開け地獄の門!」
「甘い! 忘れたのですか!? この外套……『金剛』はいかなる魔法も無効化します!」
 南が勝利宣言のように叫ぶ。
「だったらどうしたっての!」
 だが、スフィーも負けじと言い返す。
「そのマント……絶対魔法防御クラスの防御力持ってんだかなんだか知らないけどねぇ……
『アンチ=マジック=シェル』はそのスペルそのものしか存在しないのよ! 
 装備品へのエンチャントは魔導物理学的に不可能! だったら……その防御力を超える膨大な魔力を叩きつければ砕るはずっ!」
「ほうほうそれは面白い! 小娘! あなたにそこまでの力があると!? メイフィアの魔法でも砕けなかったというのに!」
「やってみなきゃぁ……わからないでしょ! 私だって……私だって! グエンティーナの王女なんだからっ!
 マジカルプリンセス・スフィー=リム=アトワリア=クリエール……いくよっ!!!」
 叫ぶと同時にスフィーが両手を前方へと突き出すと……手のひらが爛々とまぶしく輝いた!

「七鍵守護神!!!!!」(ハーロ・イーン)
 膨大な光の束が照射される。

「小癪なァァァァァァァァァァァ!!!!!」
 南は……
 
A 初めて完全に防御に回った!
B 超伝導で起動をねじ曲げた!
C 一閃! ビームを叩き切った!
D 消し飛んだ。
526名無しさんだよもん:03/01/08 00:45 ID:kx6gmzYf

さよなら南さん。最後は派手にすっ飛んでください。
会場もすっ飛ぶと思いますが。
527名無しさんだよもん:03/01/08 04:33 ID:OtSn2aDz
おいおい、熱気玉はどうしたんだ(w
528名無しさんだよもん:03/01/08 10:05 ID:Ok6bK6W/
うわー、また大志の見せ場がなくなった(w
529名無しさんだよもん:03/01/08 17:06 ID:IdJ8oGZs
 紡がれたスフィーの魔力。それは光の奔流となって南に襲いかかる。
 南は赤色誘導灯を構え、その魔力に対し、防御姿勢をとる。
 コートに文様が浮かび、淡い光の球体が南の全身を包み込んだ。
 じりじりと南は押されるが、だが、その防壁を貫くには至らない。
「ふ……はははははっ! 言ったろう、いかなる魔力も無効化するとっ! その魔力が尽きたときが、貴様の最後だっ!」
 笑いはするが、必死な想いがその形相と口調からも見て取れる。だが、スフィーの魔力の方が、限界が近い。
「くっ……」
 力の泉がスフィーの体の奥から零れてゆく。空っぽになりそうな身体を、あと少し、あと少しだけと、必死で支える。
 だが目は霞み、足は崩れそうになる。意識が白く遠のいてゆく――。
 がく、と倒れかけたスフィーを見て、南が笑った、その時。
「……南女史、我輩をお忘れか?」
 はっ、と視線を送った先には、頭上に赤く輝く光の弾を抱え上げた九品仏大志。
 そこに込められたエネルギーは、スフィーの魔力に見劣りしない。
「会場中に集められたこの熱気とスフィー殿の魔力……合わさった力に、敵うかな?」
「うっ……」
「なんでもいいから、早くーーっ!」
「前口上はいらんわいっ!」
 スフィーが、それを支える由宇が、口々に叫ぶ。
「おっと、すまぬ! くらえ南女史っ! これが我々がこみパにかける……情熱と誓いのエネルギーだっ!」
 やっぱり前口上を言わずにはいられない大志。
 その手から、ついに放たれた元気玉。赤く、熱く、膨大な魔力は、上空から押し潰すように、南に襲いかかる……!
「ちょっと待てぇ! そんなのずるいぞおうっ!」
 原作のセリフそのままにうろたえ、叫び、光に飲み込まれてゆく南。
 スフィーの白と、大志の赤の光が混じり、絡み、激しく渦巻いて、炸裂する!
「ほげえーーーーっ!」
 まるでジャイアンの歌声のような断末魔が、膨れあがった光弾と共に天を貫く。
 目をくらます閃光が会場を引き裂き、一瞬視界を奪われる。
530名無しさんだよもん:03/01/08 17:09 ID:IdJ8oGZs
 逆巻く光は激しく暴れ回り、電光が弾ける。
 このエネルギーの嵐の中で生きていられる人間はいない……と思いたいが。
「原作やったら、これでも通じなかったとこなんやけど……」
「ふっ、不吉なこと言わないで……」
 由宇に抱えられながら、ぐたーと伸びるスフィー。もう魔力の一片も残っていなかった。
 これで立ち上がられたら、もう打つ手がない。大志も負傷し、気力の限界がきて、地に膝をついた。

 光が止んだ。
 亀裂が入り、深くえぐれた地面の上に、ゆらりと立つ人影は……南!
 燐光が彼女を取り巻き、眼鏡には光が反射して、表情を窺えない。
「そ、そんな……」
 スフィーの呟きが、空気を震わす。その僅かな振動を受け、南の眼鏡に、ピキ、とヒビが走る。
 外套を覆っていた魔力文字も崩れ、霧散し、ガラスのような音を立てて砕け散った。
 南が、地に倒れ伏した。
「か、勝ったんか……?」
 呆然と、由宇が呟いた。

A:勝った、万歳! くす玉が割れ、紙吹雪が舞い、鳩が飛び交う。
B:ハリセンでとどめを刺しとかんとなぁ、今までの恨み晴らしたるわ。
C:それよりリアンは何してる。あんた主役やろっ!
D:まだ勝ってなかった。南、最後の力を振り絞り、執念の一撃。
531名無しさんだよもん:03/01/08 17:13 ID:4KjJ4KjM
532名無しさんだよもん:03/01/08 17:31 ID:2liAzivQ
 南の交差させた赤色誘導灯と、スフィーが放った光柱が激突する。
 保ったのはたった一瞬。指向性を持った圧倒的エネルギーの奔流に、
二本の大型赤色誘導灯は分子レベルに砕かれた。
「っ! このような脆弱な光で、我が信仰の鎧を貫けると思うなぁぁっ!!」
 南はとっさにを外套を翻した。『金剛』の表面に浮かんだ魔力文字が淡い光を放ち、
全力でスフィーの魔力を相殺しようとする。
 衝突により目を開けていられない程の閃光が氾濫し、受け止められた魔力の余波で周囲の物体は崩壊していく。
「くうぅっっ……!!」
「ぐうぅっっ……!!」

「……スフィー!? あんた体が縮んできとるで!!」
 しばらくして、猪名川が異変に気づいた。だが脂汗を流しながらも、スフィーはニヤリと笑みを浮かべる。
「そろそろ魔力が少なくなってきたかもね。でも、あっちの絶対魔法防御だって力を失いかけてるわ!」
 彼女が示すとおり、外套に浮かんだ文字も、一つまた一つと砕け光の粒子となって消滅していく。
「ここからは我慢比べよ!!」
「ふふ、望むところだわ!!」
 スフィーが吠えた。南も吠えた。スフィーの背丈が失われていくのとほぼ同じ速度で『金剛』の呪印も消失する。
 力が先に尽きた方に待っているのは絶対の敗北、そんな危うい均衡状態。
「我が輩の存在を……忘れてもらっては非常に困るな!!」
 横槍は絶好のタイミングで突き入れられた。
 その声に視線をスフィーのさらに奥へと向ける。
 彼女のメガネに映ったのは、もはや小型の太陽と呼べるまでに成長した超高熱の塊。
「しまっ──」
「影だけ残して消え去るがいい!! くらえ、これがこみパの底力だぁぁっッ!!」
 大志の手から極熱の球体解き放たれた。
 純粋な熱と気の塊は絶対魔法防御の外套を易々と蒸発させ、阻む物が消えた七鍵守護神の光芒と共に南を直撃した!!
「こんな、こんなはずは……キャアアアッッッ!!」
 そして。
 熱が引き、充満していた光がやんだ後には、滑らかにえぐり取られたコンクリートしか残っていなかった。
「うち、結局何もしてへん……」
A.スフィーVS郁未決戦へ。
B.ブラザー2VS腹白い姉妹同人対決の行方はいかに。
533532:03/01/08 17:33 ID:2liAzivQ
リロードしたはずなのに……
スマン、かぶった。
いっぺん吊ってくるので何事もなかったかのようにどうぞ。
534名無しさんだよもん:03/01/08 17:37 ID:Mrbwkwez
>>529-530は選択を反映してないわけなんだが
前例は、前例は無いのですか!?
535名無しさんだよもん:03/01/08 21:14 ID:C64z3LW9
南さんがほげーって言ったのを想像するとちょっとおもろかった

…確かに消し飛んでないなぁ。
536名無しさんだよもん:03/01/08 22:36 ID:dOGxxeAQ
別にいいんでないの。
この程度の誤差はニチジョウチャメシドキだと思うのだが。
537名無しさんだよもん:03/01/08 22:43 ID:KxeZwRjS
>>529-530からコメントがほしいところ。
538べつにええやん。進めようぜ。:03/01/08 23:21 ID:iYwZ0kOq
 チョンチョン……
「…………」
 チョンチョン……
 由宇はそーっと倒れた南に近づくと、ハリセンの先っちょでつついてみた。
「……牧やーん、死んどるんやったら返事してくれ……」
 チョンチョン……
「…………」
(……ア○レちゃんみたい)
 場に不相応なことを連想するスフィーを尻目に、由宇は何度かそれを繰り返した。
 そして、ややあって。
「ふーっ、どうやら本当に気絶しとるみたいなな。よかったよかったぁ」
「やっと終わったねぇ」
「いや、まだ総統の行方が……」
「大丈夫だよ。スーパーモード入ったリアンが追ってるんだから……」
 ……と、一行の気が緩む。
 その一瞬。
539名無しさんだよもん:03/01/08 23:22 ID:iYwZ0kOq
「グァハハハハハハハ!!! ばぁかぁめぇぇぇぇぇがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「なっ……!?」
「なんやと!?」
 一瞬。ほんの一瞬だった。
 倒れたはずの南が起きあがり、手近なところにいた由宇を組み伏せる。
 そしてそのままヒビだらけの誘導灯を突きつけ……
「動くな二人とも! ……動くとパンダの命はないぞ!?」
「くっ、おのれ……」
「由宇っ!」
「動くんじゃねぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
 怒号とともに、南は片手の誘導灯を振るった。
 軌跡上に衝撃波が生まれ、大志とスフィーを打ち据える。
「ぐおっ!」
「きゃぁっ!」
「ハハハハハハハ! やはり天は我に味方せり! 滅びよ咎人どもぉ!!!!!」
「クッ……ご大層なこと言ったって、追いつめられて人質とってるだけじゃない! この……卑怯者!」
 片手をついて立ち上がりながら、スフィーが罵声を浴びせかける。だがしかし、
「ありがとう。最高の褒め言葉だ」
「くっ……」
「グァーーーハハハ! 死ね死ねィ!!!」
 南は高笑いとともに、連続して衝撃波を発射する。
 このままでは……やられる!

 動いたのは?
 
A ヨー○さんよろしく猪名川で行こう!
B 最後の魔力をふりしぼり、はっちゃけスフィーさん!
C 漢を見せろ九品仏!
D 仮面ライダーマキコ参上。
540名無しさんだよもん:03/01/08 23:58 ID:X6+PUotc
さっきは中途半端だったし、C。
541名無しさんだよもん:03/01/09 00:32 ID:T1GYIM8v
南さん壊れすぎ(泣藁
542名無しさんだよもん:03/01/09 23:43 ID:u5QLNQgJ
ところでスレの容量大丈夫か?
543542:03/01/09 23:46 ID:u5QLNQgJ
……全然大丈夫だな。俺のあぼ〜んが変だったらしい。スマン
544名無しさんだよもん:03/01/10 14:49 ID:QL1eUeuP
ほす。
545名無しさんだよもん:03/01/10 16:03 ID:uFZ8luTB
保シュール
546名無しさんだよもん:03/01/11 08:22 ID:R+0Y+OFh
いきなり途切れたな。
なんで?
547名無しさんだよもん:03/01/11 11:27 ID:FjSI12B0
スフィーは死を覚悟し、目を閉じた。
ズシュュュュュュュュン!
あたりにすさまじい衝撃音が轟き、肉のこげる臭いがたちこめたが
スフィーは何の痛みも感じなかった。そう、衝撃波の前に立ちはだかった
人物がいたからだ。
「……さすがは南女史。熱烈な……ラブコールだな……」
九品仏大志は仁王立ちですべての攻撃を受けきったのだ。
「ならば望み通り殺してやる。死ね!!」
南は人質として取っていた由宇を突き放し、誘導灯による必殺の一撃を
大志のわき腹めがけて打ち据える。一度、大志の背骨が不自然な角度に曲がったが、
大志は南をしっかりと捕まえた。
「我が輩はここまでだな……あとは任せたぞ」
一度ニコリと笑い、南を押さえたまま外へ駆け出す。
「な、何をする。やめろーーー!!」
必死にもがく南ごと、東京湾にダイブしたのだった……。


「……大志、あんた漢やったで」
由宇が涙をこらえながらふとつぶやく。見上げた空には大志の笑顔が見えた気がした。

さて、次は?
A:急いでリアンのもとに駆けつける。
B:急いでブラザー2のスペースへ

今回の隠し選択肢(今後のストーリーに関係するかも)
a:今度ばかりは種も仕掛けもありません。さよならです。
b:王大人に『死亡確認』っていわれてモナー
c:藤堂は生きていた!
d:『翔霍』となのる謎の助っ人が
e:戦いを経て、かつての敵は新たな塾生
548名無しさんだよもん:03/01/11 11:47 ID:7nTtzO3v
Bでa
549名無しさんだよもん:03/01/11 20:13 ID:R/M0vmt4
メンテ
550名無しさんだよもん:03/01/11 23:42 ID:lprBUUib
さらばW眼鏡キャラ。
551名無しさんだよもん:03/01/12 00:01 ID:FbIN8HtI
つーか今回眼鏡率高いな(w
552名無しさんだよもん:03/01/12 00:55 ID:luybUycI
「それより由宇! 早くスペースに戻らないと!」
 しばらくは星空になった大志に想いを馳せていた由宇だが、スフィーのその声にはっと我に返る。
「お、おお……そやったな。姉妹の脅威を完全に潰すには、今回の売り上げでも勝たなあかん! 行くでぇ」
「オッケー!」
 ボロボロになった屋上を背に、ひらりと階段を駆け下りる。
「どけどけどけぇ〜〜〜〜〜〜!!!! 通路で座り込むなこんあほんだら〜〜〜!!!!!」
「本の仕分けは帰ってからやりなさ〜〜〜い!!!!」
 通路を塞ぐ肉の壁を蹴散らしつつ、販売区画である展示場へとひた走る。
「スフィー! あんたのツレの健太郎! あいつは使えるんか!?」
「当たり前だよ! けんたろはアレでも傾きかけた五月雨堂を年商五千万円まで立て直したんだよ!
 人にものを売りつけるのは誰より上手いよ!」
「っしゃあ! それなら安心や!」

 そして、最後のゲートをくぐる。
 ……異常だった。
 平時、この時間ひあ大手狙いの喧噪はすでに終わり、会場内は割合まったりとしているはずだった。
 だがまるでここはまだ会場直後の賑わい……そのままに数々のオタクが右へ左へと走り回っていた。
「こ、こりゃどういうこっちゃ!?」
「見て! あれ!」
 スフィーが指さした会場の中心……そこには、二つのサークルスペースが対面に位置していた。
「あれは……和樹に健太郎!?」
「反対側は……ああっ!? あの時の三人!? それに、あの眼鏡の人は……?」
 合同サークル『Honey Bees』の売り子はいつもの見知ったメンバー。
 他方、その真正面の『腹白い姉妹』頒布スペース。その中にいるのは、浩之、あかり、志保の三人。一番最初にやられたメンバーだ。
 そして、もう一人……その三人に檄を飛ばす、眼鏡の女性がいた。
「あ、あいつは!?」
「知ってるの由宇!?」
553名無しさんだよもん:03/01/12 00:56 ID:luybUycI
「間違いない! あいつは……あの女は『ショップ屋主人』! 本名も肩書きも何もなく、知られとるのはその通り名のみ!
 けど商売……経営の腕は確か! 連中があんな巨大な組織を運営できとんのもあの女のそろばんあってのことと言われとる!
 チィ……姉妹、最後の最後に面倒なのを……」
「と、ともかくけんたろたちと合流しよう!」

 その後、最も人の波が激しい会場中心部を何とか突破し、中心の片割れである自スペースへとたどりついた。
「けんたろ! 状況は!?」
「スフィーか! 正直ヤバイな……連中、同じ本を表紙違いで20種類も刷ってきやがった。しかも中身もキッチリ仕上げてやがるときてる……ったく、どんな魔法使ったってんだ」
 そして健太郎も口を開く。
「同人誌ファンてのは大手の新刊は軒並み買っていく習性があるからな。こっちもネームバリューでなんとか食らいついてはいる。が……今のところのスコアはだいたい6:4で負けてる。しかも差はジリジリと開いてきてるところっだ……」
「ちょおちょおちょおむかつくーーーっ! 何よ!? 同じ本表紙替えただけで売るなんてそれでも同人誌描きの……」
 詠美が叫ぶ。当然スパーンと由宇のハリセンが眉間に決まり、その場にうずくまった。
 気にせず話を続ける。
「あともっとヤバイのが向こうの売り子……指示を出してる、あの女だ。俺も海千山千の商売人を相手にしてきたが、あそこまでの辣腕を振るう経営者は見たことがない。このままでは……まずい。何か、何か強烈な一撃で逆転を狙わないと……」
「一発逆転……の、作戦……?」

A どうすればいいんだ。リアン助けて!
B こっちは粒が揃ってるんだから、コスプレして一気に客を取り込む。
C 表紙を20種類も揃えるのはおかしい。何かカラクリがあるはずだ。
D 凸と清水な(略)の二人をあちらのスペースにお邪魔させる。
554名無しさんだよもん:03/01/12 01:02 ID:IB4HZjSH
Dしかないっ!!!!!!!!!!!!
555名無しさんだよもん:03/01/12 01:12 ID:4Ul2NuEY
 な ん て 卑 劣 な 作 戦 な ん だ !
556名無しさんだよもん:03/01/12 01:16 ID:62Dg75bJ
 卑 怯 す ぎ る !
557名無しさんだよもん:03/01/12 01:22 ID:zSkfMFzA
お前らそれでも正義の味方か!?
558名無しさんだよもん:03/01/12 11:00 ID:tY1tzFws
やっちまったか…
559名無しさんだよもん:03/01/12 14:11 ID:lM3nX5K8
凸と清水な(略…

どうすればいいんだ…
560名無しさんだよもん:03/01/12 15:58 ID:dO9JBrVd
「凸と清水な(略)の二人をあちらのスペースにお邪魔させる。これで俺達の勝ちだッ!!」
「おおっ、ナイスけんたろ」
 健太郎はリアンから教えてもらった二人を呼び出す番号を押そうとした。
「…けどいいんか?それをするっちゅう事は核のボタンを押すに等しい事やで。こみパが滅びる可能性が
 あるそのボタンを部外者のあんたが出来るんかい?」
「うッ…それは…」
「それじゃどうするんだ由宇?」
「それはやな…」

A そのボタンを押す。※誰が押すか指名
B やはりあの20種類のカラクリを解く
C て、敵襲ー!!
D コスプレだ!
E つーか売り子の数がこっちの方が多いんだから普通に売れば…
561名無しさんだよもん:03/01/12 16:11 ID:ygL9MvK+
Aで詠美
562名無しさんだよもん:03/01/12 16:34 ID:dO9JBrVd
「むきー、何やってんのよ!このままじゃ負けちゃうのよ!こみパのくい〜んたる詠美ちゃん様
 が負けるわけにはいかないのよー!!ほら、貸しなさいって」
 そう言って詠美は携帯の番号が書いてあるメモと携帯電話を健太郎から取り上げるとすぐさま
 二人に掛けた。
「あ、ちょっと待て詠美。もう少し慎重に落ち着いて…どうした?」
「[ただいま回線が非常に混み合っております。暫くしてからお掛け直しください]だって」
「あー!!!しもたわ!『会場電波』や」
「何なのそれは?」
「会場電波…それはこみパ会場内及びその周辺でサークル、一般を問わず皆が携帯電話を掛けるため回線が混み合ってまとも
 に通話する事が出来なくなる現象の事です。これはこみパが閉会するまで続きますので後2時間程、此処は陸の孤島と化します。
 故にスタッフは携帯無線で連絡を取り合っているほどなのです(実話)」
「あ、彩はん。いたんか?」
「…最初からいました。…ずっといました」
「何?人の流れがあっちに向って…」
 瑞希が見たのは今までほぼ互角だった人の流れが向うに流れ出したのだった。
「皆、見ろ!奴等時限コピー本販売まで始めたぞ!」
「おまけにあの未開封のダンボール…多分あれは下敷きかクリアファイルの類やで。えげつないのう…」
「けどあいつ等それ以前にカレンダーやテレカの販売までやっていたのに…」
「だからこない差がついとったんか…同人屋の風上にもおけんやっちゃのう」
「あと二時間…どうしますか?」

A 正攻法
B こんな事もあろうかとコピー本を用意しておいた
C 威力営業妨害
D その頃、リアンは…
563名無しさんだよもん:03/01/12 16:54 ID:ygL9MvK+
同人とは己が魂をまっすぐに燃やすことなり!
下手な小細工など無用!よってA!!
564名無しさんだよもん:03/01/12 17:21 ID:hLjwWr0+
最近選択の意味が全然ないのな・・・
>>564
確かに…凸と清水(略)送りつけられた反応を見たかったんだが…
つーか>>553でDが選ばれ、伸ばしの意味(だと思う)で>>560が出て、
そこでも二人が来るような選択肢を用意しておいて、選ばれても出さないってどう言うことよ?
書き手さんがそう言う風に書きたかったなら仕方ないけどさ…
せめて 実はもう来させてました とか欲しかったんだが…

原作やリアル重視で電波が届かないようにとか言うなら
 南 さ ん を 見 ろ ! (w
566名無しさんだよもん:03/01/12 19:42 ID:Cmr9hVWS
>>565の言うとおり。その選択肢を反映させて書けないなら他の人に任せるべき。
こうなったら

…………………………………………………………
少し時間はさかのぼる。

「ほらほら見てー。まるで人がゴミのようだよ!」
「月代ちゃん、こ、怖いよ」
ここは富士テレビの展望台。三井寺月代と砧夕霧(通称凸)の二人は休みを使って
遊びに来ていたのだ。
「早く他の所に行こうよ〜。月代ちゃん台場30年代商店街も見たいって言ってたじゃない」
「でもほら、なんか向こうでなんかやってるみたい。人がいっぱいいるみたいだよ」
凸もおそるおそる指差されたほうを見る。
「えっとね……確か……漫画の即売会をやってたと思うよ。ねぇ、行ってみない?」
しかし、月代は
「ふーん。だったらここで別行動しよっか。私はここの中をもっと見ていくから、
夕霧ちゃんは漫画見てきていいよ。でも、あとでわたしにも見せてね」
「……いいの?」
「わたしのことなら気にしなくて良いよ。帰りはここの前で待ち合わせね」

             
567名無しさんだよもん:03/01/12 19:44 ID:Cmr9hVWS
さらに伏線パートが続く
          〜○〜
X時間前、某所
「はぁ。浩平お兄ちゃんはだよもんとどっか行っちゃうし、手がかり調べようにも
おばさんには『泊まりがけで出かけてくる』しか言ってないみたいだし、机の中も
学生かばんも調べたのに……ここかなぁ?」
さらにタンスを開けて全部服を引っ張り出した後、清水(略)はため息をついた。
もともと汚い折原浩平の部屋は、いまやゴミ屋敷へとレベルアップしていた。
「あとはベッドの下のHな本かな。あれ、変な本があるね。ブラザー2?
わかんないけどこのエロ漫画の作者かな」
同人誌を見た事が無かった清水(略)は、変わった形だなと思いつつも
じっくりとじっくりとその本を堪能した。
「……はぁ。なんかえっちな気分になっちゃった。ええと、この続きは
……『つぎのこみパで必ず出します』?こみパ?」
今度は勝手にパソコンを立ち上げ、えろ壁紙を無視しつつネットで検索する。
「こみパの日程は……開催中じゃない!きっと浩平お兄ちゃんもそこに行ったのね。
だったらそこに行けば浩平お兄ちゃんにも会えて、あれの続きも見られるのね」
清水(略)は財布を確認(して、さらに1Fのタンスから補充)すると、駅へ全力疾走した。
568名無しさんだよもん:03/01/12 19:50 ID:Cmr9hVWS
これから夕飯買いにいくので本編は後回し。
もちろん話を続けてくれるなら大歓迎。
個人的には凸のキャラクターが今一つ個性的にできず不満。
569名無しさんだよもん:03/01/12 19:51 ID:8yguZ48v
「チィッ! こうなったらもう小細工は無しや! 全員全力で売って売って売りまくったるわ!」
「総力戦ってワケね!」
「……辛い戦いになりそうだな……」

 バン! とハリセン一閃!
「そらそらーーーっ! あの各大御所サークルが夢の共演! 本日限りの限定品やでーーーっ!
 一家に一冊! いや十冊! 買わんと一生後悔するでーーーーーーっ!!!!!」

 さあ、果たして開いた差を正攻法で逆転させることができるのか?
 
 視点変更
 
A リアンVSいくみんの追撃戦
B リーサル・ウェポン凸&清水
C 復活の裏葉&みどりさん
D 立川雄三
570名無しさんだよもん:03/01/12 19:52 ID:8yguZ48v
ぐぁ、リロード忘れ。

スマン、僕のこと忘れてください。
571名無しさんだよもん:03/01/12 20:54 ID:tgoH77YW
繋がってるからいいんじゃないの?
Bで死屍累々。
572名無しさんだよもん:03/01/12 21:25 ID:C3XLHAwf

その頃、会場の外では……

「あ、あれ? 夕霧ちゃん?」
「あ、清水さん。こんな所で、偶然ですね」
「あなたも、えっと……こみ、パ? それに?」
「清水さんもなんですか?」
「やっぱり! 私、初めてでちょっと心細かったんだ、友達のあなたに会えてよかった!
 ねえ、一緒に会場回らない?」
「ええ、是非!」

こうして、あの悪夢のコンビが再結成された。
「うああ……誰か、救急車……」
「目が、目がぁぁぁ……」
「た、助け……」
「うげぇぇえ……」
後に残るは数多の屍。


この後彼女達は

A すぐに皆の居るスペースへ向う(あくまでも偶然)
B まずは清水(略の目的、浩平探し
C 他の何所かで何かしでかす(次の方に丸投げします)
573名無しさんだよもん:03/01/12 21:27 ID:zWHe2G16
A
574名無しさんだよもん:03/01/12 21:41 ID:Jnkcn/nq
「なつ(ピー)、この千堂先生のスペースに行きたいんだ! 夕霧ちゃんも一緒にいいかなぁ?」
「うん、もちろんだよ。私、こういう場所初めてでよくわからないし」
「うん。それじゃレッツ……」

 と気合いを入れたのはいいが、二人の前に、防疫服を着こんだ四人の人影が現れた。
「我らは柏木四姉妹」
「てめぇら、この前はよくもやってくれたな!」
「私たちの使命は、あなた方を止めること」
「二度とはやられねぇぜ!」
 そして、四人が手に手に持った銃を二人へと向ける。
「汚物は消毒だ〜〜〜!!!!!!」
「あっついぜ〜! 熱くて死ぬぜ〜〜〜!!!!」

 ゴォォォォ!!! と巨大な火の塊が二人へ迫る。
 しかし当の本人らは全く気にする様子はなく
「ねぇSUMMERきちゃん……この人たち、何?」
「うん。きっとアレだよ。コスプレ、って奴かな。ごめんなさい。なMOONたち先を急ぐの。
 ちょっと通してね……無効化空間(ヴォイド・ハウリング)!」
 刹那、清水(略)を中心として『空間』が発言した。
 それは一瞬にして四姉妹を飲み込み、そして放たれた炎は対象を替え、四人に襲いかかった。
「うぎゃ〜〜! あちぃ〜〜〜〜!!!!!」
「水! 水! みず〜〜〜!!!!」
 四人は火だるまになりながら、有明の海へと飛び込んだ。
 
「じゃあ、先を急ごう!」
「うん!」

A その頃リアンは
B 会場内の戦況は。
C ていうか浩平は何してるんだ。
D こみパを守らんとウルト様登場。
575名無しさんだよもん:03/01/12 21:46 ID:2u2+CkRu
B
576名無しさんだよもん:03/01/12 21:59 ID:Jnkcn/nq
「はい! ありがとうございます! はい! 新刊五部ですね! はい! ありがとうございました!」
「よう来たな兄ちゃん! 今回は何とウチらの合同誌やで! あん? ンなこと知っとる? それもそやな。で、いくつや?
 二部? なぁにシケたこと言うとる! 読書・布教・保存用に三冊は当たり前やろ!
 ンでもって友人用にさらに三冊! 六部ぐらいは買わんかい!」
「はい……ありがとうございます……ありがとうございます……ああ、私が書いた本がこんなに売れるなんて……」
「ってアンタだけの本じゃないでしょ」

 すさまじい勢いで捌けていく本。
 だが、スペースの裏側でそれを見つめる健太郎の表情は暗かった。
「どうしたのけんたろ?」
「……ダメだな。このままじゃ負ける……」
「ど、どうして!? 勢いではこっちが勝ってるよ!」
「単純な話さ……こっちは単品で勝負してるが……向こうの狙いは薄利多売だ。
 購買層が被ってて、その量も決められてる以上、あっちの方が売り上げ的には圧倒的に有利だ。
 クソッ、やはり何か一発逆転の手段を講じないと……」
「そ、そんなこと言われても、もう時間が……ってヒィッ!」
 瞬間、スフィーの背中にゾクリとしたものが走った。
 けんたろうも、同人組も、一般参加者もそれには気づいたようで、皆が辺りを見回す。
「こここここ、この気配は……!」
「……来たんか! あいつらが!」
 うぎゃあ、ひぃ、お助け、命ばかりわ……
 といった声が会場の入り口から聞こえてくる。
 次第にその声は大きくなってきて、少しづつHoney Beesのスペースへと近づいてきているようだった。
「ちょっと待って! どうしてまっすぐこっちに来れるの? 詠美!」
「ああああ、あたしは知らないわよ。電話は通じなかったんだから!」
「そそそそ、それよりも! だ、誰が連中と交渉するんや!? ここにリアンはおらんのやし!」
 誰が最終兵器の応対をしますか?
 
A やっぱりサークル責任者である千堂和樹
B 眼鏡属性の猪名川由宇
C 妹の代わりにスフィー
D 交渉上手な健太郎
577名無しさんだよもん:03/01/12 22:14 ID:Gm+sFd6m
D
たまには花を持たせてあげましょう。
578名無しさんだよもん:03/01/12 22:53 ID:3AdBElja
「ここは…けんたろ!たまには活躍して!」
「ええ!?」
 有無を言わさずスフィーに突き飛ばされ、二人の眼前へ飛び出してしまう健太郎。
「うぐっ…おおァァッ…かはっ……」
 途端に五臓六腑から心臓まで悪寒…むしろダメージと言う名の電流が走り抜ける。
「あれ?健太郎さん?」
「おごぉぅぁ!」
 清水(バギャァァン!!)の領域だけでなく音声にまで触れ、今度は脳まで走り抜けた。
「奇遇ですね〜」
「あぐふぅ!!」
 追加効果:照り輝く光に眼をやられますた。
(いかん…おぐっ……このままでは…ぐっ……よし…!!)
 一度決意を新たに、健太郎は漢らしく一言!

A 向こう(敵方)のサークルで話をしないかい?
B 向こう(敵方)のサークルへ行って来て、小一時間話し込んで来てくれないかい?
C あっちの方(別方向)を周って来てみたら?
D うちの売り子をやってくれないかい?
579名無しさんだよもん:03/01/12 22:55 ID:1N8i71xZ
Bかな
580名無しさんだよもん:03/01/13 01:07 ID:dg69JzLu
(クッ……意識が朦朧としてきた…)
「ぐふ……す、済まないが向こうのサークルへ行って少しの間話込んで来てくれないかい?」
「え?別に良いですけど何か訳でもあるんですか?」
「ま、まあね…ちょっとした野暮用でさ。あっちの連中と話をするだけで構わないから頼まれてくれないか?」
「ええ、まあ良いですよ。それじゃあ行ってきます。」
何も知らずに清水な(略)と凸は敵陣へと進撃して行った。
「ふう、何とか生き延びた。」
半死半生の健太郎はそう呟いた。
「これで大丈夫よね、きっと。」
「とりあえずこれで負ける事はまず無いと思う。非道な手段を取ってしまったとは思うがな…」
敵ながら気の毒ではあった。

そして、彼女ら2人によって会場内は更に混沌と化した。
会場内に響き渡る絶叫、罵声、断末魔。
2人によって会場内の人々は蹂躙され、多くの人々の魂が光と化していく。
結局、清水な(略)と凸の活躍?によってブラザー2はこの後勝利を収める事となる。
しかし、その後会場から出てくる人々は皆、生気が抜けていて虚ろな目をしていた。
その中の一人に話を訊くと、
「あんな壮絶な光景を目の当たりにしたのは初めてだ、恐らく一生忘れられないだろう。」
と語っている。

A その後のブラザー2一行は…
B リアンは一体どうしているのか。
581名無しさんだよもん:03/01/13 01:08 ID:ABIhHZ/f
A
582名無しさんだよもん:03/01/13 04:12 ID:yvKokSkJ
─その後─

「ありがとうございます!千堂せんせい。いいんですか?ただで貰っちゃって」
「い…いや…ぐぅッ!…い、良いんだよ。お…おえぇ…親御さんも心配しているだ…だろうから、は、早くか、帰った方が…」
「それじゃ、ばいばーい。またねー」
「ま、また…(二度と来るな!!)」
 こうして清水(以下略)&凸コンビはモーゼの十戒の如く人込みを割りながら去っていった。

「…ふぅ。助かった。死ぬかと思った」
「もう勘弁や…で、どないすんや?」
「用心しないと。まだあいつ等の残党が襲ってくるかもしれないし」
「そう言えばリアンは?」
 
A その頃リアンは
B 残党の襲撃
C とりあえず館内の喫茶店で一休み
D その頃南さんは…
583名無しさんだよもん:03/01/13 04:33 ID:aGAhNy5l
順当にAかな。
584名無しさんだよもん:03/01/13 14:19 ID:yvKokSkJ
-ビッグサイト会議棟屋上-

 夕日をバックに対峙する二人。吹き渡る潮風が郁美のマントをはためかせる。リアンはロケットで逃げる郁美を遂に追い詰めた。
「もう逃げられませんよ」
「…どうやら我々の負けのようですね。先程のこみパ終了のアナウンスの後に部下から連絡がありましたよ」
(…どうやら健太郎さん達がやってくれたみたいですね)
「大人しく降伏してください…悪いようにはしませんよ」
「…かつて私はこの身渡す限りのこの風景を支配しようと画策しました…」
 郁美は屋上からゆりかもめやりんかい線に乗って帰ろうとする人の群れを見て語った。
「四天王も敗れ、構成員も散り散りに。『腹白い姉妹』ももはや私を残すのみ・・・」
「………」
「だがッ!!」
 郁美は目を見開きリアンを指差す。
「『腹白い姉妹』の総統として…最後の一人として此処で引くわけにはいかないッ!!」
「…どうしても闘うのですね」
「笑止ッ!!我等は所詮、水と油。最初から分かり合う余地など皆無ッ!!」
「では…」
「「いざ、勝負!!」」

A リアンが先手を取った
B 郁美が先手を取った
C リアンが真の力を発動させた
D 郁美が真の力を発動させた
E お互いに様子の探りあい
585名無しさんだよもん:03/01/13 14:52 ID:mYUTazVu
いきなりC
586名無しさんだよもん:03/01/13 15:48 ID:yvKokSkJ
「覚悟は宜しいようで…では、見せてあげましょう。私の真の力を」
「何?馬鹿な…まだ本気でなかったと?」
「オンカミヤムカイ流心術奥義…『覚醒』!!」
 リアンの周囲を黄金の波動が包む。そして溢れんばかりの力が郁美の目に見えるほどに
 リアンの体の内から迸る。
「こうなったら手加減は出来ませんよ…」
「ぬぅっ!!」
(馬鹿な・…震えが止らない。この私がッ!この立川郁美が恐怖しているだと!?)
「おおおおおおッ!!負ける訳にはッ!退かぬ!媚びぬ!省みぬ!同人会の帝王たる私が負けてたまるかぁッ!」
 郁美は2丁のサブマシンガンを構えるとリアンに向けてフルオートで乱射した。しかし、リアンはその弾道を全て理解したかの如く
 流水を思わせる動きで全て回避していく。嵐のような銃声と着弾音だけがあたりに響く。
「オンカミヤムカイ流心術奥義…『覚醒』。全ての身体能力と魔力の潜在能力を覚醒させ通常の数倍の能力をひねり出す。
 この状態になったら貴方に勝ち目は有りませんよ」
 いつの間にか郁美の後ろに回ったリアンが耳元で囁きかける。
「なッ!?いつの間に?」
 郁美は近づいたリアンに腰から抜いたグルカナイフを首筋に一閃するがそれは空しく空を切り裂くだけであった。
「これ程の差を見せ付けられても未だ闘うと言うのですか?
「くッ…」

A いくみん最後の奥の手!
B お兄ちゃん登場
C 決着!これで最後だッ!
587名無しさんだよもん:03/01/13 15:59 ID:YfFW6GXz
さらにC
588名無しさんだよもん:03/01/13 16:06 ID:2qBAEHxo
選択肢AがRRだ…
589名無しさんだよもん:03/01/13 16:30 ID:yvKokSkJ
「どうしても…退いてくれないのですね」
「言った筈だッ!私は最後の総統としてその役目を全うするッ!死ねぇぇッ!!」
 郁美はもう一本のグルカナイフを取り出すと二刀流でリアンに向ってゆく。
「では…やむを得ないですね。これで終わりにしましょう」
 リアンは静かにそう呟くと印を結び、呪文を唱え始めた。
「天光満つる所に我は在り」
「おおおおおおッ!!」
 喚声と共に郁美はリアンを切り裂かんとするがその刃は全て空を切るのみ。リアンは郁美の猛攻
 を静かに回避しながら呪文の詠唱を続ける。
「黄泉の門、開く所に汝在り」
「何故だ?何故当らない?」
 当らない攻撃に対して郁美は次第に焦りを覚える。
「出でよ神の雷ッ!」
「な?これは…」
 リアンの詠唱が終わると同時に辺りに空気が焦げる匂いと青白い電光が立ち込める。郁美は
 それが如何に危険なものか第六感で察したがその時は既に遅かった。
「これで最後ですっ!!」
 電光は巨大なプラズマの火球にまで成長し郁美の周囲を包む。最早、郁美に逃げ場は無かった。
「インデグネイション!!!」
 プラズマの火球同士が放電を始め。辺りに電撃が乱れ舞う。遠くから見たそれは落雷が発生しているように見えた。
 雲ひとつ無い快晴であるにも拘わらず。
「きゃぁぁぁぁぁぁッ!!!!」
 激しい電流が郁美のマンとを。戦闘服を。そして、体を焦がす。魔法が終わりそして、郁美はその場に倒れた。
 もはや彼女にリアンに対して抗する力は残されていなかった。

                          -立川郁美、戦闘不能-

A お兄ちゃん登場
B 呪文に気付いてブラザー2の面々が登場
C ウルト様降臨
D 郁美、屋上から飛び降りる
590名無しさんだよもん:03/01/13 16:41 ID:2qBAEHxo
D
591名無しさんだよもん:03/01/13 20:42 ID:bCN1gARl
「もう…良いでしょう、闘いは終わりにして今は休みなさい。」
リアンは手を差し伸べる、だが郁美はそれを拒む。
「ふ…ふふふ……甘いわね、リアンさん。言ったでしょう?私達は分かり合えないって。」
「………」
「それに私はまだ倒れる訳にはいかない、今回は失敗しましたが諦めるにはまだ早い!」
そう言って走り出す郁美。
「…!?まさか飛び降りるの!無茶です!!」
「ふふ、またいつか会いましょう、その時は絶対に勝ちます!さらば!!」
そう叫び、屋上から飛び降りる郁美。
リアンも急いで追ったが間に合わなかった。
「まったく、貴女という人は…」
もう郁美はかなり遠くまで逃げていた、追跡は止めておこう…
「でも、これで一段落しましたね、色々と手間取りましたけど。」
気が付けば夕方になっており夕焼けが眩しかった。

A こみパ編エピローグへ
B ウルトとかどうなってるん?
C ブラザー2一行と合流
592名無しさんだよもん:03/01/13 20:49 ID:ulo690bB
A。
……え? こみパ編? いつのまに?
593名無しさんだよもん:03/01/13 20:53 ID:cRIpiqvF
>>592
主人公がリアンなだけで(ry
594名無しさんだよもん:03/01/13 20:56 ID:gNoOnr3O
第二部 まじアン偏?
595名無しさんだよもん:03/01/13 21:04 ID:2qBAEHxo
めがねっこ編…
596名無しさんだよもん:03/01/13 21:07 ID:uVOLiLe9
 そして少々の月日が流れた。
 
 あの激戦を終えたリアンはどうしているかというと……
 
A 変わらずHoney Beeで働く日々。
B 同人デビュー。
C グエンティーナへ慰安旅行。
D 戦いの荒野へと旅立った。
597名無しさんだよもん:03/01/13 21:10 ID:2qBAEHxo
A
そして
598名無しさんだよもん:03/01/13 21:27 ID:uVOLiLe9
「はい、モーニングセット三つですね。少々お待ちください」
 リアンが注文を取り。
「りーあーんー! ホットケーキまだー!?」
 スフィーがぶーたれ。
「くぉら、あんまわがまま言うんじゃない! 今忙しそうだろ」
 健太郎がたしなめて。
「はいはい、ちょっと待っててねスフィー、これだけ済ませちゃったら……すぐ取りかかるから!」
 結花が微笑む。
 
 それは以前と変わらぬ光景。
 ただ、少しだけ変わったことがあると言えば……
 
「くぉぉ……こみパに参加すんのって意外に事務手続き多いんだな……」
「ええと……この申し込み書って……為替貼り付けて……ええっと……今週中に出せばいいのかな……?」
「ああちゃうちゃう。為替は同じ封筒に無記名で入れるんや。でないと準備会に無用の手間がかかってまうからな」
「全くダメねぇ。その程度のこともできないなんて」
「……あ、詠美さん……そういえばこの間、テストが近いって仰ってませんでしたか……?」
「ふみゅ〜ん、それは言わないで〜……」
 Honey Beeの一角に、見知った顔がたむろするようになったことぐらいだろう。
599名無しさんだよもん:03/01/13 21:28 ID:uVOLiLe9
「ふふふ……ご苦労様です、和樹さん」
 頭を抱える和樹の横に、リアンがコトリとコーヒーカップを置く。
「あれ? 俺、頼んでないけど……」
「サービス、ですよ。いつもご利用ありがとうございます。ところで……先ほどから、何をお悩みで……?」
「ああ……これだよ」
 と指し示すは一枚の書類。
「いやさぁ、小さなオンリーイベントぐらいだったらいんだけど、こみパともなると参加するのに色々細々とした事務手続きが必要でさ……
 俺、いままでこういうことはほとんど大志に任せっきりだったから、どうも勝手がわからなくて……」
『大志』の名前が出た瞬間、空気が一段階重くなる。
「ほ、ほーんとあのバカ、どこ行ってるのかしら? いつもは呼ばなくても」
 
 同時に、カラン、とベルが鳴った。
「うわはははははは!!! 久しぶりだな皆の者!!!!
 九品仏大志ここに参上! リアン! 結花! とりあえずコーヒーを一杯くれ! 砂糖もミルクも無しだ! ブラック!
 男ならブラックだ!
 むっ!? そこにいるのは……おお、麗しのマイブラザー和樹、それに愛しきマイシスターズではないか!
 どうした!? 妙に空気が重いぞ! 折角こみパを守りきったのだ。もっと胸を張れ!
 我らの目標が成るはまだまだ先。こみパを征するその日まで、立ち止まることは許されんのだぞ!」
 
「……とでも叫びながら、どこからともなく現れるのに……」
「み、瑞希……う、後ろ……後ろ! 後ろ! 後ろ!」
 和樹が指をさす。
「え?」
 リアン含め、その場にいた全員が後ろを振り返る。

 そこには

 Fin.
600名無しさんだよもん:03/01/13 21:35 ID:bCN1gARl
お、終わったのか、乙です。
最後はうわわれチックな気もするなw
601名無しさんだよもん:03/01/13 21:40 ID:Y7lSVjmt
次やるのなんか縛り入れてみない?
場面変更無しとか、戦闘無しとか、壊れギャグ無しとか、シリアス無しとか。
個人的に多少の縛りがあったほうが書きやすい。
602名無しさんだよもん:03/01/13 21:44 ID:uVOLiLe9
このスレは他に比べて制約が少ないのが利点だと思ふのですが。
603名無しさんだよもん:03/01/13 21:48 ID:+8THL2XH
とりあえずお約束のメインタイトル選択

A MOON.
B ONE
C KANON
D AIR
E DR2ナイト雀鬼
F Filsnown -光と刻-
G 雫
H 痕
I 東鳩
J WHITE ALBUM
K こみっくパーティー
L ナイトライター
M まじかる☆アンティーク
N 誰彼
O うたわれるもの

>>601
全ては選択で決定されるのがこのスレの鉄則。
縛りはそれで充分じゃない?
604名無しさんだよもん:03/01/13 21:48 ID:yvKokSkJ
じゃぁどうする?

A いつも通り惰性でどうやるか決めていく
B ここは一発最初からタイトルを決め、それに沿っていく
C 柳川シリーズの復活をッ!
D 馬鹿野郎!この俺様が全て決めてやる!!すっこんでろ!!
E その他
605名無しさんだよもん:03/01/13 21:49 ID:yvKokSkJ
ごめん…忘れてくれ
606名無しさんだよもん:03/01/13 21:50 ID:0XicCCK8
>>604
Aだろそれがこのスレ
607名無しさんだよもん:03/01/13 21:52 ID:nQ32+EqM
>>603

コリンやユンナにも日の目を!
608名無しさんだよもん:03/01/13 21:53 ID:KVhkwCEJ
選択肢に倉等キボンヌ
609名無しさんだよもん:03/01/13 21:53 ID:2qBAEHxo
そんじゃ次は主役決めか。
610名無しさんだよもん:03/01/13 21:54 ID:2qBAEHxo
次はジャンルだったか。

A ほのぼの
B コメディ
C シリアス
D ダーク
E バトル
F ギャグ
G ラブコメ
611名無しさんだよもん:03/01/13 21:55 ID:nQ32+EqM
>>608
そっか、久々に鍵でも良かったな…
でも蔵等は無理でしょ
612名無しさんだよもん:03/01/13 21:55 ID:uVOLiLe9
では、主人公の選択を。

A 城戸芳晴
B コリン
C ユンナ
D ウィル
613名無しさんだよもん:03/01/13 21:56 ID:+8THL2XH
主人公を選択してください

A コリン
B 木戸義晴
C エビル
D ルミラ
E アレイ
F メイフェア
G イビル
H たま
I フランソワーズ
J ユンナ
K ショップ屋姉ちゃん
614名無しさんだよもん:03/01/13 21:57 ID:2qBAEHxo
ちなみに、いままで使用されたメインキャラ作品。
AIR、DR2ナイト雀鬼、痕、ToHeart、WHITE ALBUM、まじかる☆アンティーク
615名無しさんだよもん:03/01/13 21:58 ID:2qBAEHxo
>>612-613
コリンで。
616名無しさんだよもん:03/01/13 21:59 ID:2qBAEHxo
素で間違えた…すまん。
パスしてください。
617名無しさんだよもん:03/01/13 22:00 ID:uVOLiLe9
前々から思ってたんだけど、ジャンルは別に決める必要無いんじゃないかな?
618名無しさんだよもん:03/01/13 22:01 ID:nQ32+EqM
>>617
まあそうだね、でも初期の指針くらいにはなる
619名無しさんだよもん:03/01/13 22:02 ID:+8THL2XH
>>617
ジャンルって言うか出だしの雰囲気という感じだね。
大概は最初よりもむしろその後の選択で定まってるし。
620名無しさんだよもん:03/01/13 22:03 ID:2qBAEHxo
じゃあこのままコリンでスタートしてもらえると助かります。
本当にすみません。
回線吊って首切ってきます。
621名無しさんだよもん:03/01/13 22:10 ID:grxGO9Zu
では、ここで選択。

A 選択肢スレッドコリン編、スタートッ!
B リアン話の題名決めようや。ついでに反省点とか、感想とか、雑談とか。
C A,Bを平行して進めよう。
622名無しさんだよもん:03/01/13 22:13 ID:+8THL2XH
んじゃま、Cで。
623名無しさんだよもん:03/01/13 22:20 ID:grxGO9Zu
さて……ナイトライターやってくるか(w
624名無しさんだよもん:03/01/13 22:26 ID:nQ32+EqM
まあリアン編は、ときたまグダグダになったりはしたが、マイナーキャラが活躍してて個人的には好き。
瑞穂とかメイフィアとか。
初期の頃の目茶強のメイフィアとかを、いかに強い印象を崩さず負けさせるか…ってやってたときが楽しかった。

てなわけで、「眼鏡の逆襲」
625名無しさんだよもん:03/01/13 22:38 ID:Wv2/yZQJ
ま、これからはキャラ追加するのも少し考えながら行こうや。
626FARE-M ◆7HKannaArk :03/01/13 23:38 ID:zGuv1jQH
お、まとめ始めないといけないでつね。
さーて。どこから手をつければいいことやらw
627名無しさんだよもん:03/01/13 23:40 ID:eDGAb3BO
>>624
「逆襲の眼鏡」の方が良くないか?
いや、なんでもない。撤回しまつ。
628名無しさんだよもん:03/01/13 23:40 ID:M3/nFGVY
 ここは某マンション、城戸芳晴の一室。
 この中で、思いっっっっっきり
「だらーーーー…………」
 としている少女がいた。
「ひまー。ひまー。すごいひまー……」
 背中に輝くは純白の双翼。紛れもない
「正義の天使、コリンちゃんその人でーす」
 ……らしい。
 しかし、そんな天使は部屋の中をあっちへゴロゴロこっちへゴロゴロ。
 せわしなく動いていた。
 やがて、最初寝ていた座布団の位置に戻り、どっかと腰掛ける。
 それで腕なんて組んでみたりした。
「最近面白いことないしなー。何か刺激的なことをセネバ脳みそが退化してしまう……」
 仕事しろよ、などと突っ込んではいけない。
「刺激的なこと……刺激的なこと……刺激的なこと、起きろっ!」

A 何も起きなかった。つまんないから漫画読んでゲームして寝る。
B 芳晴のバイト先にでも押しかけてみる。
C 表通りから『助けてー!』の声が。
D 200X年、世界は核の炎に包まれた!
629名無しさんだよもん:03/01/13 23:48 ID:eDGAb3BO
Bで。
俺も早速ナイトライタープレイしてくるw
630名無しさんだよもん:03/01/13 23:58 ID:M3/nFGVY
「うっしゃあっ!」
 親父くさいかけ声とともに飛び起きる。
「やっぱ事件は向こうからやってくるものじゃない。
 こっちから出向くものよ! ってなワケで、芳晴ンとこ遊びに行こーっと」
 真面目に仕事している人間からしてみればいい迷惑である。
 
「ええっと……確か、芳晴の店は……この辺りだったような……」
 うろ覚えな道を歩む。方向感覚は悪い方じゃないが、あまり馴染みのない道では不安になるものだ。
「ここの角を曲がって、喫茶店が見えて、その横……お、発見しました!」
 見覚えのある店構え。芳晴の働いてるCDショップだ。
 江美(エビル)とかいう魔族も一緒にいるはず。
「それじゃ、ちょっとからかってやるとしますかー」
 ……とそこへ入ろうとした時、コリンはあることに気づいた。
 それは……
 
A 店に客がいないこと。
B 『緒方理奈サイン会会場』と書かれた垂れ幕がさがっていること。
C 芳晴と江美がイチャついていること。
D バイトのメンバーが増えていること。
631名無しさんだよもん:03/01/13 23:59 ID:cRIpiqvF
Cで。
632名無しさんだよもん:03/01/14 00:00 ID:PA0nigJt
Cでお願いします!
633名無しさんだよもん:03/01/14 00:04 ID:zlYCtKo6
ナイトライターがメインか。個人的には期待大。
それから細かいツッコミだが、エビルは魔族でなくて死神。
魔族と天使の中間にある存在らしいよ。
634630:03/01/14 00:07 ID:ZxJoTuiq
ゴメンよ。そういえばそうだった……。
それでコリンが判断迷ったんだったな……。
635名無しさんだよもん:03/01/14 00:56 ID:tybj/j/c
新シリーズ始まったか。
今回は唯一にして絶対のルール「選択に従う」を破らないでくれよ。
逆にこれさえ守ってれば文句は出ないだろうから。
636名無しさんだよもん:03/01/14 00:59 ID:UERXZOPg
>>627
そっちの方が語呂がいい
637名無しさんだよもん:03/01/14 03:01 ID:drti8NcY
「芳晴、森川由綺のアルバムの在庫はあるか?」
「いえ、残ってないですね。次の入荷は来週になりますね」
 それは特に興味を引くわけでも無い光景、端から見れば店員同士の何気無い会話に見えるのだが――そう認識してない人物が一名いた。
 「なによ芳晴ったら、仕事中なのにイチャイチャして。まったくアイツには聖職者としての自覚はないわけ? だいたいあの死神も死神よ。エクソシストと仲が良い死神って怪しいったらありゃしない」
 バイト中の店員を店の影から観察する自分のほうがよほど怪しいという事にも気づかずにコリンは観察を続ける。
「だいたい芳晴って昔っからそうなのよね、ちょっとかわいい娘がいるととすぐに鼻の下伸ばしてさ。あ、手が触れた。
 あーもうなに赤くなってんのよ、相手は死神よ、死神。そんなことだから毎回私が苦労する羽目になるのよ(注:苦労する原因は主にコリンにあります)。こーなったら聖職者とはどういうものか再教育する必要があるわね」
 刺激的な事を求めるという当初の目的を忘却の彼方へ送りつつ、コリンはなにやらブツブツと呟き始める。端から見ると無茶苦茶怪しい。
 それから数分、呟きが止まる。どうやら考えがまとまったようだ。
「教育内容が決まったのはいいけど、そのためにはあの死神を芳晴から引き離す必要が有るわね……ん?」

 その頃店内では江美がダンボール箱を抱えながら芳晴に尋ねていた。
「なあ芳晴、このCDは倉庫に持っていっていいのか?」
「ええ、お願いします」
 それを聞くと江美は店の奥の方へ向かっていった。
「チャ〜ンス」
 コリンの目が怪しく輝く、そして――

A 善は急げ、今すぐ作戦開始(教育内容はお任せします)
B 急いては事を仕損じる、もうちょっと様子を見よう
C その時コリンの背後から声が!(誰でも可)
D やっぱやーめた
638名無しさんだよもん:03/01/14 03:32 ID:lbrIAm1g
A
639名無しさんだよもん:03/01/14 08:30 ID:G7aNvC7t
あ、ナイトライター編だ!
くー、書きたいのにレポートに追われてて時間が無い。
640山崎渉:03/01/14 10:04 ID:IuC9SMmn
(^^)
641名無しさんだよもん:03/01/14 10:54 ID:R9kiNZqq
「善は急げ! ……ミッション、スタートッ!」
 そしてあたかも今来たばかりかのように、何気なく芳晴に近づいていく。
「ぐっもーにん! 芳晴!」
「いらっしゃいま……ってなんだ、コリンかよ。何の用だ? 仕事邪魔しに来たんなら帰れよ」
(まあ! なんて言い草でしょこの子は!)
「ま、まあいいじゃない。今日は芳晴にちょーーーっと大事な話があって来たんだから……」
「大事な話ぃ? なんだよ、帰ってからにしてくれよ。どうせ嫌でも顔合わせる破目になるんだからさ…」
「今じゃないと駄目なのっ! 今っ!」
「……あー、はいはい。んじゃ手早く済ませてくれ。こう見えても俺は今仕事中なんだ」
「いや、あの、その、ここじゃちょっと……」
 ちょっともじもじとしながらコリン。
「なんだよ。話があるだけだろ? だったらここで済ませてくれよ」
「あの、その、あんま人前じゃ……」
「……はぁ」
 ため息をつきながら、芳晴は店内を見回す。
 今はちょうど客の入りも一段落しているようで、人影はまばらだ。すぐにレジに来るような雰囲気の客も見当たらない。
 ……こうなったコリンには、とりあえず話しに付き合ってさっさと帰ってもらうのが一番だ。
「わかったわかった、んじゃ店の裏で聞こう」
「オッケー♪ だから芳晴って大好き」
「……はぁ」

「で、何の用なんだ? 手早く頼むぞ」
 店の裏の通り。普段は野良猫とゴミしかないような場所に、二人は立っていた。
「うん、あの、そのね……」
 急ぎたい芳晴。しかしコリンはもじもじとうつむいたまま中々本題に入らない。
「……おい、早くしてくれよ」
 さすがに芳晴も少しイラついてきた。……そんな中、やっとコリンは本題に入る。
「あのね……実は……」
「なんだよ……」

「赤ちゃんが、出来ました」
642名無しさんだよもん:03/01/14 10:54 ID:R9kiNZqq
 ブッ!!
 一瞬、芳晴の穴という穴から色んな液体が吹き出る。
「おおおおおおおお前お前お前!? だ、誰だ誰だ誰との子供だッ!」
「芳晴以外にいるわけないでしょ!」
「ばばばばばば馬鹿な馬鹿な馬鹿な! おおおお俺は俺はおおおお前お前とそんなこと!!」
「一ヶ月前の寒い夜……酔っていたあなたは……嗚呼、覚えてないのね……」
「ちょちょちょ、ちょっと待てェ!」
 わずかな時間の間に、芳晴の頭に色んな思い出がよぎる。
 エクソシストのエリートとしての成長、コリンとの出会い。よぎる不安。
 エリート街道からの脱却。江美との出会い、ナイトライターとしての活動。
 しかし、一ヶ月前の……コリンとの一仕事終えたあとの飲み会。
 その後の……記憶が定まらなかった。
「……ええと、俺はあの時なれない酒に悪酔いして……潰れて……コリンに担がれて帰って……
 そして……そして……そして……」
 ……ない。記憶が、すっぽりそこだけ抜け落ちている。
(待て……確かに……俺は……コリンに『そういう』感情を感じたこともある……
 けど、俺がそれを行動に移すなんてことは……ことは……ことは……)
 一方、コリンは
(クーーーックックック、芳晴の奴め、悩んでおります悩んでおります。
 こいつこの手のことにはホント免疫ないからねー。とりあえず罰としてしばらくは悩める青年になってもらいましょう。
 そして、トドメェっ!)
「芳晴……責任、取ってね」
「え……俺……ホントに……え……?」
 そして、感極まった芳晴は……

A 卒倒
B 忘却
C 堕胎
D 刹那、江美の鎌が一閃!
643名無しさんだよもん:03/01/14 11:31 ID:K8zbLBVq
D!殺れ!!
644名無しさんだよもん:03/01/14 17:58 ID:UxGVrI18
うおおおおおおナイトライター全然知らねぇええええ!!!
645名無しさんだよもん:03/01/14 18:17 ID:tPcrsN7J
>>644
安心しろ、漏れもLFTCGで顔がわかるくらいだ

ちなみに、あれだとエビは魔族扱いになっとる
646名無しさんだよもん:03/01/14 18:28 ID:pCmueBlz
結構萌えな作品なんだがな。
確かに短いが。
647名無しさんだよもん:03/01/14 19:04 ID:SWorHzrZ
 瞬間、
 シュラッ!
「……!」
 芳晴とコリンの間を、閃光が切り裂いた。
 コリンはそれを勘と運と気合いでなんとかかわす。
「あ、あ、あんたわ……!」
 顔を上げたところには
「し、死神の……エビル!」
 体中から闘気を吹き出し、凛とした表情のエビルの姿があった。
 
「ちょっと待て……俺、そんな……え? ばかな……?」
 芳晴はそんなエビルの後ろで変わらず頭を抱えている。
 エビルはそんな芳晴の肩を抱き
「心配するな芳晴……私はそんなことは気にしない……男なら一度や二度、そういう失敗もあるものだ……」
 そして、次にコリンを睨みつけ
「失敗は……是正すればいい!」
 地を蹴り、巨大な鎌を構えてコリンへと躍りかかった。
 
「え? ちょ、ちょっとアンタ!?」
「動くなコリン! 私がお前の中の小さな魂だけ刈り取ってくれる! 下手に動くと……お前の魂も消え去るぞ!」
 な、なにバカなこと言ってるのよこの死神はぁ!

 コリンのコマンド:

A 撤退
B 真鎌白羽取り
C 手近なところにいた猫を身代わりに
D 素直に謝る
648名無しさんだよもん:03/01/14 19:06 ID:JqKBaL/+
Dで。
649名無しさんだよもん:03/01/14 21:22 ID:pgC99rVP
こうなったら、正義の天使たるあたしが取る行動は一つ。
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさーい。ほんのちょっとした天界ジョークだったの」
地面に額をこすりつけ、ひたすら土下座あるのみ!!
芳晴ったら口を開けて呆然としてるわね。ふふっ、単純極まりないわね。
肝心のエビルのほうは
「ならば……これで一件落着か。芳晴、仕事に戻るぞ」
構えていた鎌を下ろし、裏口のドアを開ける。
エ、エビルが背中を見せた。今がチャーンス!!

A:エビルを封印するために壷を出した!
B:……とおもったら、五月雨堂で安売りしてた『壷(雑品)』だった。
C:ここはきっちり撃ち殺す!
D:肩を叩いて振り返ったら指つっかえ。これ以上の屈辱はあるまい。
E:エビルを殴って気絶させ、このあたしが一日店員!
650名無しさんだよもん:03/01/14 21:24 ID:ERa2IS7P
Dでw
651名無しさんだよもん:03/01/14 21:43 ID:BxbxzP34
Dか こりゃおもしろそうだ
652名無しさんだよもん:03/01/14 22:13 ID:Zv45P4WP
突然目が離せないスレになったな、ここw
653名無しさんだよもん:03/01/14 22:13 ID:ChujDrS3
あれって指つっかえって名前だったのか……
654名無しさんだよもん:03/01/15 02:12 ID:/nxF/Pob
うずうず。なんかもーれつに「あれ」をやりたくなってきた。
後がこわいけど、やりたいものはやりたい。我慢するのは体に毒だし。

あたしはエビルを呼び止めるように肩を軽く叩く。
「何か?」
エビルが振り返ったところでタイミングよく指を立てる。
ぷに。
あたしの指先にエビルのほっぺの感触。やたっ、成功!
「………」
あれ? 一度しまった鎌をまた取り出してる。
「コリン、好きな方を選べ。首を斬られるのと魂の緒を斬られるのとだ」
え、えーと、その、声が冷たいです。このままじゃ本気で狩られそう…。
ど、どうしよう、今度は謝ってもダメっぽい。

A:逃げるが勝ち! 裏通りを走って逃げる。
B:空までは追ってこれないでしょ。飛んで逃げる。
C:いや、死神から逃げるにはこれしかない。壁を抜けて逃げる。
D:他力本願。芳晴になだめてもらう。
E:こーなったら受けて立つのみ。間合いを取って天使銃を構える。
F:小技で勝負! 幻影を作って注意を引く。(どんな幻影かはおまかせします)

ちなみにコリンの主な能力
・近くの魔物の気配を感じ取る(範囲は数百メートル程度)
・壁を通り抜けることができる
・ちょっとした幻影を作り出せる
・飛べる(当たり前か)
・天使銃を所持
655名無しさんだよもん:03/01/15 02:17 ID:TwL+o/4Q
Fで。
656名無しさんだよもん:03/01/15 13:46 ID:ISzdJm/r
657名無しさんだよもん:03/01/16 03:10 ID:eXso9FkB
保守っとく
658名無しさんだよもん:03/01/16 15:54 ID:W6TzjMPb
保守れ
659名無しさんだよもん:03/01/16 16:55 ID:JkI4nsrw
(そうだわ!私の特技を使えば……)
 コリンは閃くや否や幻影を生み出す。
「……これは」
 エビルは少々躊躇った。そこにはエビルを囲むように沢山のコリンが立っていたからだ。
「多重残像拳!本物の私がどれか分かるかしら!?」
 コリンは勝ち誇る。
 ザクッ……
 次の瞬間コリンの眉間に鎌が刺さっていた。
「な、なぜ分かったの!?」
「残像は喋らないだろう」
 コリンちん大ぴんち!このままではもうすぐ狩られるわ……
 そこで私は

A やっぱ逃げる
B いいじゃない。戦ってやるわ
C 芳晴を人質に取る
D MAXパワーでかめはめ波
660名無しさんだよもん:03/01/16 17:17 ID:fZVVSGIC
C
本当に天使か、コイツ(w
661名無しさんだよもん:03/01/16 17:36 ID:JkI4nsrw
「ハッ!」
 コリンは気合でエビルを吹っ飛ばし、瞬時に芳晴の後ろに回り込む。
「ごめんね。芳晴」
 コリンは芳晴を羽交い絞めにし、

A 天使銃を頬にあてた
B さっき拾ったガラス片を首筋につきつけた
C クロロホルムを嗅がせて、そのまま空の彼方へ拉致
D 「撃てぇぇ!エビル!!」と叫んだ
662名無しさんだよもん:03/01/16 18:02 ID:JrLuqFg6
さらにCを選んでみる
663名無しさんだよもん:03/01/16 18:15 ID:JkI4nsrw
 芳晴は口にハンカチをあてられた
「クロロホルムよー。これを嗅ぐと眠っちゃうんだって」
「な……にを」
 ガクっと芳晴は眠ってしまった。
(ホントはこれくらいじゃ寝ないんだけどなー。単純ねー)
 コリンが感心しているとゴミ箱に突っ込んで倒れていたエビルが起き上がってくる。
「芳晴は頂いたわ」
 コリンは不敵を笑みを浮かべ、翼を広げる。
「待てっ」
「待つわけないでしょー。おほほほほ」
 芳晴を抱えたまま飛び立っていった。

「さて、これからどうしよっかなー」

A 今話題の北の国へ
B のんびりと温泉
C 面倒だからマンションへ
D 重いから芳晴を落とす
E っていうかエビルが空を飛んで迫ってきた。
664名無しさんだよもん:03/01/16 18:17 ID:W6TzjMPb
AかDか…
A!
665名無しさんだよもん:03/01/16 18:17 ID:JkI4nsrw
ええと、エビルって飛べる?
もし、飛べたら二人の飛行能力とか教えてくれ。
あーうー。

666名無しさんだよもん:03/01/16 18:30 ID:JkI4nsrw
「あーもー、寒いわねー」
 あれから数時間、コリンは適当に飛んでいたらやたら寒いとこに来ていた。
 この季節日本中どこでも寒いのに、空を飛んで尚且つ北に来れば、
 もちろん凍える。
「ダメ……もうヤダ」
(体力の限界よ……)
 こいつの場合気力の問題だと思うのだが。
 コリンの気が緩んだ瞬間、首根っこを掴んでいた芳晴が手から滑り落ちた。
「あ……」
(拾わなきゃまずいわよね)

A さっさと拾いにいく
B のんびり拾いに行く
C あたしも落ちる
D 見なかった事に
667名無しさんだよもん:03/01/16 18:36 ID:hdYVc0Ix
Cだろやっぱ(w
668名無しさんだよもん:03/01/16 18:57 ID:JkI4nsrw
 愛する芳晴が落ちていく……
 そんな時あたしに出来る事といえば一緒に落ちる事くらいよ
「愛してるわぁぁぁぁ!芳晴ぅぅぅぅぅ!」
 コリンは満たされつつ落ちて行った。
 眼下には無限に広がる雪原が見えていた。あと街も見えた気がする。
 地面に落ちる直前、頭から雪に埋まっている芳晴を見た。
(面白い落ち方ねー)
 と感心仕切る前に意識が遠のいた。

 気がつくと

A 死んでいた
B ベンチに寝かされていた
C 雪の中に頭突っ込んだまま
D 留置所
669名無しさんだよもん:03/01/16 19:05 ID:W6TzjMPb
何がやりたいか分からんが…D!(w
670名無しさんだよもん:03/01/16 19:30 ID:JkI4nsrw
 誰かに体を揺さぶられている
「……起きてよぉ」
 あー、うるさいわねー。一体誰よ。とコリンが体をのっそり起こす。
(誰?この子)
「あ、おはよう。ずっと寝てるのかと思ったよ」
 ダッフルコートを着て背中から羽を生やしている少女が手を合わせて挨拶してきた。
 コリンはこの少女に見覚えがなかった。
 とにかく状況整理。廻りを見渡してみる。
 壁壁壁、鉄格子……
「あの、ここって?」
「うん、牢屋だよ」
 屈託のない笑顔で答える
「ななななななんであたしが牢屋にいるのよ!」
「うぐぅ、仕方ないよ。悪い事したら捕まるんだよ」
「うぐぅ、じゃないわよ!」
「うぐぅ……」
671名無しさんだよもん:03/01/16 19:31 ID:JkI4nsrw
「で、なんであんたはここにいるのよ」
「あー、ちょっとした悲しい手違いというか人は理解しあえないと言うか」
「なんかやったのね」
 うぐぅ、と少女は黙ってしまう。
「鯛焼きを買おうと思ったらお金が無くて」
「無くて?」
「後払いと言う事にしてもらったんだよ……」
 少女は乾いた笑みで誤魔化す。
「それって食い逃げでしょ。 で、なんであたしまで捕まってるのよ」
「それはぁ……いきなりボクの前に振ってきて」
「あんたに直撃したの?」
「ううん、つまずいてこけちゃったんだよ」
「そういう事ねー」
「そしたら共犯扱いになっちゃって」
「そういう事ねー……はぁ!?なっちゃってじゃないわよ!」
「うぐぅ、ボクが違うよって言っても全然来てくれなかったし」
 怪しい人間を犯罪者が説得しても逆効果である。
「チョーむかつくわ。あんたも警察も」
「うぐぅ、ボクのせいじゃないのに」
「あんたが食い逃げしなきゃ良かったんでしょうが!」
 落下してきた自分の事は完全に棚に上げるコリン。
 仕方ないのでコリンは

A 脱走よ!脱走
B まずは飯
C 弁護士に連絡よ!
D 無難に自己紹介
E その時、復習に燃える芳晴が
672名無しさんだよもん:03/01/16 19:34 ID:JkI4nsrw
修正
来てくれなかったし→聞いてくれなかったし
673名無しさんだよもん:03/01/16 19:59 ID:hSbnJE0f
Eで

ところで復習してどうする芳晴(w
674名無しさんだよもん:03/01/16 20:03 ID:MJo8rpsW
誤字は無修正希望
675名無しさんだよもん:03/01/16 20:43 ID:JkI4nsrw
 ふっふっふっふっふっふっ
「だ、だれ?」
 コリンが振り返ると、そこには芳晴がいた。怪しい笑みを浮かべて。
「芳晴!生きていたのね!」
「ああ、当たり前だ」
 その目には揺ぎ無い闘志が宿っていた。
「さあ、始めるぞコリン!」
「何をよ?」
「復習に決まってるだろう。さあ、まず九九を一の段から九の段まで30秒で言い切る!」
「はぁ?何言ってんのよあんた!」
「ふ、できぬか。しかし俺ならば10秒と掛からず言えるぞ!」
 そう言った芳晴は一瞬で言葉を紡ぐ。
 その言葉は辺りの空気を震わせ、建物を全体を振動させる。
「す、すごい」
 ダッフルコートの少女は素直に感心していた。
「うっさわいね!」
 コリンは天使銃で芳晴を撃った。
 まともに直撃を受けた芳晴は

A 吹っ飛んでいった。
B なんともなかった
C 第2形態にパワーアップ
D 実はルミラだった。
676名無しさんだよもん:03/01/16 20:54 ID:0k9a9MB1
ノリだけでC
677名無しさんだよもん:03/01/16 21:26 ID:b6fJrZ0L
「クッククク、効かぬ、効かぬわコリンッ! その程度の攻撃など!」
「うぐぅ! お兄さんの体が金色に! しかもなんか髪の毛が逆立ってるよ!」
「説明ゼリフありがとう……っていうか! 何よそのいでたちは芳晴!」
「くはーーーーっはっはっはっは! 超エクソシスト芳晴、ここに参上! オラもう怒った……」
 その時、鉄格子の前にわらわらと軍服を着たみなさんがやってきた。
「何事!?」
「黄金人!?!」
「軍服? 外国語?」
「くはははは! ようこそ諸君! 私の九九演算ショーへ!」
 しかし芳晴の暴走は止まらない。
「黄金人!? ……怪人!」
「黙! 黙!」
 連中が小銃を取り出しても……って銃!?
「粛正! 粛正! 処刑!」
「了解!」
 パパパパパパパパ………!
「ぐほぅあっ!!」
 大して広くもない部屋に、乾いた音が響く。
 鉛玉の連射を受けた超芳晴は、もんどりうって倒れた。
「完了」
「可。戻任務」
「了解」
「屍体処理?」
「放置」
 ……そして、軍服を着こんだ連中は何事もなかったかのように去っていった。
「……うぐぅ、お兄さん……生きてる?」
「ぐおお……な、何事だ……?」
 どうやら芳晴は無事みたいね。あの超エクソシストとかなんとかの力でしょう。元に戻ったみたいだけど。
678名無しさんだよもん:03/01/16 21:27 ID:b6fJrZ0L
「……てゆうかあんた」
「うぐぅ、僕あんたじゃない」
「……名前は? 私はコリン」
「あゆだよ」
「あゆ……ここはどこなの? 北国じゃないの?」
「北国だよ。北の楽園」
「…………楽園?」
 嫌な予感を押し殺しつつ、私はたずねる。
「ここの街の名前は?」
「平壌」
 ……確信へと変わりつつある「それ」を押さえ込み、もう一度だけ訪ねる。
「……ここの国の名前は?」
「北●鮮」
 ………………。
 
 その北国かいっ!!!
 
A こんな国に用はない。即刻牢をブチ破って日本へ返る。
B なんだかんだ言っても相手は人間。事情を話せば許してもらえるだろう。
C 「将軍様マンセー」と叫んでみる。
D 「天使印のトランシーバー」でユンナに救出を求める。
679名無しさんだよもん:03/01/16 21:34 ID:LViZ7xg4
c
680名無しさんだよもん:03/01/16 21:53 ID:b6fJrZ0L
「将軍様マンセー!」
 叫んでみる。
「将軍様マンセー!」
 もう一度叫んでみる。
「マンセー! マンセー!」
 ツカツカツカ。
 あ、監視員の人が来た。
 そして
「静粛!」
 銃を向けられた。
「はい! 黙ります!」
「…………」
 私が黙ったのを確認すると、しばらくしてから向こうへ去っていった。
「……何してるの?」
 あゆが心底不思議そうに尋ねてくる。
「……この国じゃ将軍様を褒め称えればとりあえずオッケーじゃないの?」
「日本語で?」
「……………」
「それに、無理だよ。僕たちはもう犯罪者。犯罪者は何やったって無駄だよ。
 残された運命は銃殺。コレだね」
「って私は何も犯罪なんて犯してないのよっ! どうしてアンタにつき合わされて処刑されなきゃなんないの!
 だいたいアンタ、なんでンなに落ち着き払ってるの!?」
「………フッフッフ……」
 あゆは何やら怪しげに微笑む。
「なんで僕がこんなに落ち着いているかって? そりゃあ……」

A もうすぐ仲間が助けに来るからだよ。
B もう脱出の手段は講じてあるからだよ。
C これで天使様に会えるからだよ。
D とっくの昔に諦めてるからだよ。
681名無しさんだよもん:03/01/16 22:01 ID:922/lsNx
もちろんDだよなぁw
682名無しさんだよもん:03/01/16 22:03 ID:rgNhhSsW
ああ、遅かったかw
683名無しさんだよもん:03/01/16 22:06 ID:afbArOQb
「将軍様マンセー!偉大なる首領様マンセー!」
コリンが大声で叫ぶと、それを聞いた看守が駆け寄ってくる。
「そこのお前、もしかしてわれわれの将軍様を尊敬しているのか?」
「……え、ええ。まぁ」
ここはこう答えないと、明日の飯が来なくなる恐れさえある。
「そうか。それならばわが国のために働く条件で出られるかもしれない。
ただし、今以上に『教育』する必要があるが」
「それは、工作員になれということですか?」
看守の言葉に、芳晴が強く言い返す。
「強制ではないが、わが国のために働くなら条件は改善される。
任務として、日本に行く事も可能だ」

おいおい、どーするのよ?
A:ここは言う事を聞いて工作員になる
B:トンネルを掘って『大脱走』
C:支給されるスープを使い、牢屋の金具をさびさせる
D:こうなれば力ずくで扉を破壊
E:コリンは一人で逃げ出した!
684683:03/01/16 22:11 ID:afbArOQb
遅かった

ボクの事、忘れてください
685名無しさんだよもん:03/01/16 22:26 ID:rgNhhSsW
「とっくの昔に諦めてるからだよ。」
胸をはって言うあゆ。
「………………」
ゴスッ!
一発殴ってやった。
「う、うぐぅ…酷いよ、いきなり殴るなんて。」
「うるさい、開き直ってるんじゃないわよ!私達はまだ死にたくないわよ!!」
このままだと処刑されるのも時間の問題である。
「とにかく、何としても此処から脱出するわよ!ほら、しっかりしなさい芳晴!!」
「う、あんまり揺さぶるなよ。頭が痛い…」
で、どうにかして此処から脱獄しなければならない訳だが。
「どうせなら派手にいくわよ!!」
「まあ、こういう事にはもう慣れたから俺も脱獄に乗るよ。」
「うぐぅ、本当に大丈夫かなぁ…捕まったら即射殺だよ…」
まずはこの牢屋から出ないといけない訳だが。

A そういえば私、壁抜け出来るじゃん
B あゆカタパルト発射
C 芳晴、また第2形態になって何とかして
D いっそ3人で一斉攻撃
686名無しさんだよもん:03/01/16 22:29 ID:Lh1jzzqQ
Cだ!
687名無しさんだよもん:03/01/16 23:22 ID:cgI5sZf1
というか北朝鮮でタイヤキ食い逃げしてるんだあゆは?

そもそもあの国にタイヤキは存在しているのか?
688名無しさんだよもん:03/01/16 23:28 ID:w73EkW2M
あれだ、工作員が鯛焼き屋として潜入してたとか。
689名無しさんだよもん:03/01/16 23:38 ID:xnF7oDat
むう、八方塞がりって奴かしら……。あ、そうだ!
「ねえ芳晴、もっかい第二形態になってよ」
あのパワーならこんな鉄格子なんてちょろいもんよ。
あたしってばあったまいいー。
「はあ?」
「はあって、さっきのアレよ、超エクソシスト」
「なに言ってんだ? そういうのはお前の脳内だけで勘弁」
ガスッ
憶えてならしい。物言いが癪に障ったので殴っておく。
んで、この食い逃げ娘は……。
「すー、すー……」
寝てる。開き直った人間って強いのね。
って、このままじゃあ処刑されちゃう! 何か、何か名案はー!?

A 取り敢えずあゆをたたき起こす。頭数揃えりゃ嫌でも何か浮かぶだろ
B コリンまたは芳晴が何か閃く
C 何も浮かばない。現実は無情である
690名無しさんだよもん:03/01/16 23:44 ID:JrLuqFg6
aで
691名無しさんだよもん:03/01/17 00:12 ID:+5LWarDW
「起きなさいよ。ほら」
あゆの頭を叩く。
「痛いよぅ。せっかく気持ちよく寝てたのに」
「あたしはそんな余裕ないのよ!あゆも何か考えなさい」
「うーん、そうだね」
「どうしようか」
3人で頭を抱えていると

A あゆが口を開いた
B 芳晴を修行に出ると言い出した
C いきなり後ろの壁が崩れ落ちた
D コリンがクラスチェンジした(適当に指定して下さい)
692名無しさんだよもん:03/01/17 00:14 ID:iOm6FvL8
CかAか……
Cで。
693名無しさんだよもん:03/01/17 00:25 ID:+5LWarDW
ゴゴゴゴゴゴゴゴ!!
いきなり後ろの壁が崩れ出す。
「な、なんだ!?」
「な、何よこれ!?」
「うぐぅ、これは……」
あ、あゆなんか知ってるわね。
ドドドドドドドド!
「あゆ!ね、なんなの!?」
「……見てれば分かるよ」
はぁ!?何言ってんのよ。生き埋めはゴメンだわ。
あー、でもあゆはやけに落ち着いてるし大丈夫かな……
もしかして人生諦めてるからだったりして……はは
壁が完全に崩れ落ちた後、あたし達が見たものは
大合唱を繰り広げる北●鮮の人民の方々だった。
「「「マンセー!マンセー!金正日将軍〜〜〜!!」」」」
よく分からないけど、マンセーマンセー言ってるのだけは分かる。
しかし凄い迫力だわ。それになんて綺麗な声……
「おい、コリン、あの真ん中で歌ってる人」
あ、あの人は


A オガタリーナ
B 森川由綺
C アイヌ民族っぽい衣装を着たちょっとお転婆そうな子
D ショートカットでやかましそうな東スポっぽい子
694山崎渉:03/01/17 00:27 ID:J0yEIeUJ
(^^)
695名無しさんだよもん:03/01/17 00:32 ID:PTrscu4H
ずばりAだ!
696名無しさんだよもん:03/01/17 01:18 ID:4zPlLvzF
見事なギャグ路線である。おもしろい。
697名無しさんだよもん:03/01/17 01:46 ID:+5LWarDW
「やっぱりね」
あゆが隣で呟いている。
「どういうこと?」
「それは私が説明するわ!」
結構離れてるのに……盗み聞きしてるなよ。
「じゃあ、聞かせて頂戴。アイドルのあなたがなんでこんな所にいるの?」
「それはね」
オガタリーナは自信たっぷりに答える

A 拉致られたからよ。
B ツアー中だからよ。
C 芳晴と決着をつけるためよ
D ちょっとお世話になってる人がいてね。
698名無しさんだよもん:03/01/17 01:48 ID:UyBRv0m5
Aだろ。
699名無しさんだよもん:03/01/17 02:05 ID:+5LWarDW
「拉致られたからよ!」
いや、そんなに大見得切って言う事じゃないような。
そこであゆが一歩前へ出る。
「オガタリーナさん、あなたを助けにきました」
おお、なんだかあゆがかっこいいわ。
「助ける?偉大なる首領様の下で労働にいそしむ事こそ真の幸福というものよ」
なんだか大きな声で言い切っちゃってるよー。ま、確かに幸せそうだけど。
「コリンさん、お願いです。彼女の洗脳を解いて下さい」
なんであたしが……?
「分かった。任せろ」
「芳晴!」
何時の間にかまた超芳晴になっていた。
「あら、あなたも音を使うのね」
「ああ、オラに勝てるかな?」
しばしの沈黙の後、オガタリーナは後ろの大合唱団とともに歌い始める!
そして芳晴は

A 得意技、九九演算ショー!
B 一気にケリをつける。んちゃ砲
C やはり王道が一番。かめはめ波
D 懐かしのギャリック砲
E どこからともなく仲間を召喚
700名無しさんだよもん:03/01/17 02:08 ID:x6DnuTk3
 とりあえず『親愛なる金正日将軍閣下を称える』コンサートが終了後、控え室にて。

「話せば長くなるんだけど…拉致られたようなもんね。『来ないと身内の人間がどうなっても知らんぞ』みたいな
 手紙が家に来てね。仕方なく……ね。なんでも豚キムのドラ息子があたしのファンでね。出銭の時みたく
 捕まりたくないかららしいけどいい迷惑よ。暫くしたら帰してくれるとか言っているけどね。どこまで信用できるんだか。」
 オガタリーナは開口一番マシンガンのようにまくし立てる。この国ではご法度の将軍様批判も気にも留めない。
「そんな事言ったら強制収容所に…」
「大丈夫よ。一応、公式のルートで来た事になっているから。全米ヒットチャートにも載るアイドル様に
 下手な事したら平壌に星条旗が立つわよ。実はテキサスの油屋の息子(笑)もあたしのファンなのよ♪」
 自信たっぷりに言うオガタリーナ。しかし、いつの間にかグローバルに活躍しているオガタリーナであった。
「はぁ、それは(しかしよく喋る子だなぁ…)」
「しかしあんた達どうするつもりなの?そろそろ騒ぎを聞きつけて警察が来るんじゃないの?あ、後この部屋盗聴器あるわよ」
「嘘!?…どうしよう」

A オガタリーナが匿ってくれた
B オガタリーナ救出部隊『誰彼』がやって来た
C 突如、爆発音が
D 飛んで逃げてみる
E ガチンコ!
701名無しさんだよもん:03/01/17 02:08 ID:qsXtdpaR
A
702名無しさんだよもん:03/01/17 02:09 ID:x6DnuTk3
ぐわっ!負けた…
703名無しさんだよもん:03/01/17 02:11 ID:+5LWarDW
>>702
すまぬ。まあ、その……お互い頑張ろうぜ!(無理矢理熱血に)
704名無しさんだよもん:03/01/17 02:19 ID:x6DnuTk3
「いくぞっ!奥義、九九演算!!はぁぁぁッ!」
 芳晴は大きく息を吸い込んだ。それは肺が一回り大きく見えるほどであった。そして、一瞬の静寂の後に
 芳晴は九九の暗証を始める。
「いんいちがいち!いんにがに!!!」
 芳晴の口から放たれた声は。北朝鮮中に響かんばかりの大音声であった。しかも超高速で普通の人には単なる騒音に
 数秒の内に九の段まで言い終わり、繰り返し続けた。
「な、何!?マイクを使わずにこの大音声は?」
 その大音響にオガタリーナは驚く。
「芳晴〜うるさい〜」
「うぐぅ…み、耳が…」
 だがっ、その大音声が思わぬ効果を生んだ、それは──

A 皆の、人民の洗脳が解けた。革命だ!
B 余りの大音声で偉大なる将軍閣下、死亡
C とりあえず逃げ出すだけの隙が出来た
D なんと、第三形態に変身する為の呪文だった
705名無しさんだよもん:03/01/17 02:21 ID:UfIxWDMx
Dでよろ。
706名無しさんだよもん:03/01/17 02:21 ID:x6DnuTk3
ぐワッ…間違えた。焦りすぎた。

単なる騒音に の間に 『しか聞こえないほどであった。』 を加えてくれ…
707名無しさんだよもん:03/01/17 02:32 ID:+5LWarDW
あうー、今度は俺が負けたか。
しかし、あんたの選択肢面白いなー。革命だ!はワラタ。
708名無しさんだよもん:03/01/17 02:32 ID:x6DnuTk3
 その時、突然芳晴の体に異変がッ!
「な、何?」
 驚愕の表情でそれを凝視するオガタリーナと人民たち。

 -説明しよう。城戸芳晴は九九の暗唱をキーワードとしてエクソシスト第三形態に変身する事ができるのだ!!-

「ふふふふ!!この姿を見て生き残った奴はいない…神に…いや、将軍様とやらにお祈りするんだな」
「くっ…」
「そ、それって見てるだけのあたしたちも?」
 コリン達を一瞥し、無言でスルーする芳晴。
「しょぇぇぇぇぇぇ〜〜〜!!」
「さぁっ!とくと見るがいい。我が力を!!」
 さぁ、その恐怖の第三形態とやらはッ!

A 筋肉隆々、マッスルボディー
B なんと、天使の翼が
C セイベツハンテン
D 目からビームが出せるように
709名無しさんだよもん:03/01/17 02:38 ID:UDk+30/z
Cでw
710名無しさんだよもん:03/01/17 02:49 ID:+5LWarDW
「とくと見よ!!」
芳晴の体からいっそう強い光が放たれた。
あたしはとっさに目を閉じてしまった
「セ イ ベ ツ ハ ン テ ン ! !」

あたしが目をあけた時見たものは

A 美少年になったオガタリーナ
B 美少女になった芳晴
C その場全員の性別が反転していた
D ドリィとグラァが女の子に!みんなの夢が叶った!
711名無しさんだよもん:03/01/17 02:56 ID:x6DnuTk3
順当にB。では、おやすみ。
712名無しさんだよもん:03/01/17 02:58 ID:EwYJzhVH
>>710
否、貴様何を言うか!
いいか!

 ド リ ィ と グ ラ ァ は 男 の 子 だ か ら い い ん だ !

貴様は鰤たんが女の子だったらもっと人気が出ていたというのか!?
シュレディンガー准尉が女の子だったらHellsingの話が成立するというのか!?
この訴えはこのスレが続く限り訴えていこうと思います!
713名無しさんだよもん:03/01/17 03:09 ID:EXZFrAxy
「……変わるわよん★」
懐かしい台詞と共に、美少女になった芳晴がポーズを取っていた。
「「「ハァ?」」」
ツッコミの疑問符が見事にハモった。
「……ふん、アタシの真の恐怖を味わいなさい!」
言葉遣いまで美少女になった芳晴は、大きく息を吸うと……

「真!九九演算!!〜萌え萌えヴィスパーヴォイス編〜」
「結局それかい。」

A オガタリーナ、美声に屈する
B パターンを読んでいたオガタリーナがすかさず反撃に転ずる
C ハモッた時点で意気統合
714名無しさんだよもん:03/01/17 03:13 ID:+5LWarDW
715名無しさんだよもん:03/01/17 03:15 ID:+5LWarDW
>>712
ごめん。俺の夢だったな。
716名無しさんだよもん:03/01/17 17:52 ID:oUGwE8A4
うーむ、なんか最近波が激しいな……
717名無しさんだよもん:03/01/18 01:09 ID:+aDv9NRM
保守
718x-beat.com:03/01/18 01:23 ID:AID3W8Gm
z
719名無しさんだよもん:03/01/18 02:01 ID:3MNzzt7O
「オガタリーナ、九九で勝負よ!」
びしっ、と指を突きつける芳晴(美少女)。
「な、なぜ!?」
うろたえるオガタリーナ。そりゃそうよね。
「アイドルなら自らの声で勝負しなさい! 30秒後に始めるわよ!」
「…わかったわ」
そう言われたオガタリーナは立ち上がって呼吸を整えている。
「………」
あたりが張り詰めた静寂に包まれ、あたしとあゆは息をすることさえ憚られる。

(3…2…1…0!)
きっかり30秒後、二人は全く同時に九九の暗唱を始める。
「いんいちがいち! いんにがに!!!」
二人の美声が完全に同調し、見事な旋律を成す。
(す、すごい…。なんてきれいな九九なの…)
あっという間に九の段を終え、再び一の段に戻る。
あたしはすっかり聞き惚れていた。おそらくあゆもそうだろう。
720名無しさんだよもん:03/01/18 02:02 ID:3MNzzt7O
と、ちょうど九九を10回終えたところでオガタリーナが倒れ臥す。
芳晴(美少女)が素早く助け起こすと、オガタリーナの目に生気が戻っていた。
「あれ? あたし…?」
「落ち着いて。洗脳が解けたのよ」
芳晴(美少女)の話を聞いてようやく納得したようだ。
「じゃあ、あなた達が来てくれなければずっとあのまま…? あ、ありがとうございます!」
「いえ、洗脳を打ち破ったのは本来はあなた自身の、アイドルとしての意志。アタシはその手助けを
 しただけです」
涙を浮かべて礼を言うオガタリーナに芳晴(美少女)が優しく声をかける。
……なーんか妙な雰囲気がするけど気のせいかしらねえ。
「そ、そーだ、はやく日本に帰ろうよ!」
あゆが裾を引っ張りながら言う。
「って、あんた、もう諦めてたんじゃなかったの?」
「状況に合わせて最善の行動を選択しただけだよ」
「つまりはいきあたりばったり、てことね」
「人のこと言えるの?」
「………」
「………」
ああっ、なんとも気まずい沈黙。
どうしようかと考えていると芳晴(美少女)がタイミングよく口を開いた。
「二人ともここを出るわよ。幸い、さっきの九九二重唱の余波で看守や
 兵士はみんな気を失っているようだし」
ほっ。助かった。それはともかく…。

A:セオリー通り、オガタリーナにこのあたりの様子を覚えてないか訊く。
B:他に捕まっている人がいないか捜す。
C:長居は無用。とっとと脱出する。

私はもう寝ます。あとよろしく…。
721名無しさんだよもん:03/01/18 02:11 ID:RzTyH19p
Bを選んで俺も寝る。
722名無しさんだよもん:03/01/18 02:12 ID:K6fIUw2e
Cで。
723名無しさんだよもん:03/01/18 04:25 ID:YRKHXyMS
保守
724名無しさんだよもん:03/01/18 08:18 ID:4VgnjX9h
「うぐぅ、早く逃げようよ〜」
あゆちゃんがみんなをせかすけど、そういうわけにはいかない。
「だけど、オガタリーナのほかにも拉致されてる人がいるかもしれないじゃない。
そういう人を助けるのが先よ!」
「こ、コリンからそんな言葉が出るなんて……」
ポカッ
「あのね。こう見えたってあたしは天使なのよ?罪なき人を助けるのは当然よ」
それに、罪なきこのあたしを監禁したことの罰もたっぷり受けてもらうんだから。
「コリンの言うとおりだな。俺とオガタリーナは今のうちにこいつらを縛っておく。
コリンとあゆで捜索してくれ」
「うん、任されたよっ」

動けない看守から鍵を取り上げ、援軍が来ないよう静かに通路を進む。
拉致されてきたばかりの人や、体制に批判した罪で投獄された人を助けながら
奥へ奥へ向かうと、他の部屋より頑丈なドアで閉じられた部屋がある。
「扉に何か書いてあるね。でもハングルだから読めない。うぐぅ」
このうぐぅ娘には読めないみたいだけど、このあたしにはわかっちゃった。
ここに書いてある名前は……

A:カミュ
B:石原麗子
C:牧部なつみ
D:みちる
E:エリア
F:小出由美子
G:雛山理緒
H:太田加奈子
I:長瀬源五郎
Z:竹林明秀

適当に並べてみました。
あまり登場人物が増えすぎてもあとの人が困るので、せいぜい2人までかな。
725名無しさんだよもん:03/01/18 08:35 ID:TFOhVDET
色々考えた挙句GとZで。
726名無しさんだよもん:03/01/18 10:15 ID:6FHsAf2u
とうとう超先生降臨ですかw
727名無しさんだよもん:03/01/18 11:18 ID:28i0NHpo
いやさ、発見したからと言っても
助 け 出 す と は 限 ら な いw
728名無しさんだよもん:03/01/18 11:57 ID:NcSwze0l
竹林?あぁ、青紫の中の人か
729名無しさんだよもん:03/01/18 12:14 ID:DI6uggjG
そう、そこに書かれている名前は
『雛山理緒』と『竹林明秀』

……
…………

「ねぇ、どうしたの。早く助けないの?」
事情を知らないあゆが期待に満ちた目でコリンを見る。
「……あ、ああ、そうね」
でも、ほんとうにいいのだろうか?
ドンドンドン
「早くここを出せ!俺をリーフの超先生と知っての狼藉か?」
「わーん、良いバイトって聞いたのに〜」
扉の向こうからの声に、あゆもさすがに誰がいるかわかってしまった。

コリンとあゆは顔を見合わせる。そのまま20秒の沈黙。

そして下した決断は
A:仕方ない。扉を開けて助けよう。
B:仕方ない。誰もいなかったことにしよう。
C:仕方ない。なんとか雛山だけ助ける方法を考えよう。
D:仕方ない。別の仲間を探そう。
Z:仕方ない。超先生降臨でRRなシナリオに移行することに賭けてみよう。
730名無しさんだよもん:03/01/18 12:16 ID:chYJoORi
も ち ろ ん Z
731名無しさんだよもん:03/01/18 12:19 ID:DI6uggjG
まぢで?
732名無しさんだよもん:03/01/18 19:31 ID:chYJoORi
…すまんかった。
733名無しさんだよもん:03/01/19 02:25 ID:ZSWJnhP5
私たちは超先生を助け出した、しかし、それは大きな間違いだったことにもっと早く気づくべきだった。
超先生「うむ、ご苦労だった」
コリン(やっぱり苦手だな、この人、どっと疲れが出てきたよ・・・)
超先生「む、どうした、顔色が悪いようだな。お前が感(略)」

やはりこの人を助け出したのは間違いだったのかもしれない、次はどうする?
A 雛山も助けてここを脱出する
B 超先生だけ助けてここを脱出する
C 超先生を再び牢屋に入れて脱出する
734名無しさんだよもん:03/01/19 02:29 ID:Vsvmy3+r
C
735名無しさんだよもん:03/01/19 02:29 ID:I56lyDle
物語を円滑に進める為には

Cでw
736名無しさんだよもん:03/01/19 08:39 ID:kOuZ7TyA
さて、状況を整理してみよう。
目の前には半開きの扉。
あたしたちはそこから、超先生を助け出した。
扉の中にはもう一人の人質、雛山理緒という少女がいる。

「あゆ、あたしたちはどうやら選択を間違えたみたいね…」
「えっ、どういうこと?」
あたしは何も言わずに指をさす。
「…そうだね」
指の先には先程から独り言をぶつぶつ喋っている超先生がいた。
どうやら理解してもらえたみたい。
「そう、あれがいる限りハッピーエンドには辿りつけないのよ」
「…そうだよね。危険だよね…」
「だから、あたしたちがとるべき行動は一つ」
「うん…しかたないよね」

「超先生、ちょっといい?」
「むっ、私を呼んだか?」
「あたしたち、ちょっと相談したいことがあるから、あなたがもう一人を助けてくれる?」
「お安いご用だ。心置きなく相談してくれたまえ」
超先生は扉に手をかけた。
…チャンス到来! 今だ!
737名無しさんだよもん:03/01/19 08:40 ID:kOuZ7TyA
「必殺、エンジェルキィーック!!」
バキッ!!
「ぐぉぉぉぉぉーーーっ!?」
ズザザザザーッという音を立て、超先生は牢屋の中にランディングした。

「な、なにをする きさまらー!」
「物語を円く滑らかに、円滑に進めるためには
 あんたたちの存在は邪な魔、すなわち邪魔だからよ!」
言葉が感染してしまった気がするけど、今はそんなことを気にしている余裕はない!
「ど、どういうことだ!」
超先生の言葉を無視してあゆが扉を閉める。
「おっ、おい! 私をどうするつもりだ!」
そしてあたしは外から細工をして、扉の中からは絶対に出られないようにした。
「よっしゃ、撤収!」
「うぐぅ!」
「それじゃ、バイナリ〜(二進数)!」
そして逃げる! これ以上ここにいたらあたしたちが危ない!
738名無しさんだよもん:03/01/19 08:40 ID:kOuZ7TyA
「待てーーー! お前が今感じている感情は(略)」
「な、なんであたしまでー!?」
後ろでなんか行ってるけど気にせずにダッシュ!
あたしたちは全力疾走でその場から逃げ去った。
「……」
「…そ、そんな〜」
『 … ど う す れ ば い い ん だ 』

「…ふぅ、危ないところだったわね」
「うぐぅ…あれでよかったのかな…」
「大きな犠牲の前には小さな犠牲はつきものよ。
 さて、一番奥まで探したけど…これからどうしよう?」

A 戻って芳晴・オガタリーナと合流。
B まだ投獄された人がいるかもしれない。探す。
C …そんなことより、さっきから後ろに気配を感じるんですけど…。
739名無しさんだよもん:03/01/19 08:53 ID:gbCwnJcF
Cとか
740名無しさんだよもん:03/01/19 16:11 ID:7QfydTvn
>>699
Dで。(w
741名無しさんだよもん:03/01/19 16:12 ID:7QfydTvn
スマソ2chとも全く関係ないとこへの誤爆です。吊ってきます
742名無しさんだよもん:03/01/19 21:49 ID:3Oqza4aK
「う〜ん…もう少し探してみるのが良いと思うよ」
「でも一旦合流してからの方が……」
 そこまで言ってあたしは気付いた。
 背後からの気配に。
「!?」
「え!?」
 慌てて振り向く。
 そこにいたのは――― 

A 黒づくめで目つきの悪い男。
B 黒髪を後ろで束ねている剣を持った少女。
C 青い三つ編みを横に垂らしている穏和な笑みを浮かべた女性。
D 青髪にツインテールの気の強そうな漢…もとい、少女。
E ストールを羽織った病弱そうな少女。
F 金髪に縦ロールの冷たい雰囲気を持つ少女。
G 納豆チーズカレーを食す悪戯好きそうな少年。
743名無しさんだよもん:03/01/19 21:53 ID:GFkMEulZ
無論E
744名無しさんだよもん:03/01/19 21:54 ID:zRi3gVkP
Fは誰だろ?
745名無しさんだよもん:03/01/19 22:04 ID:iXLXQH7T
>>744
極甘党じゃないかな。
746名無しさんだよもん:03/01/19 22:13 ID:zRi3gVkP
>>745
そうかもとは思ったけど、アレはどう見ても三つ編みだし。
747名無しさんだよもん:03/01/19 22:36 ID:mf57T7NZ
そこにいたのは、病弱そうな少女だった。
少しだけ大人びた雰囲気だけれど、どう見てもあたしよりも年下だ。
子供っぽいパジャマを着てるし。
それにしてもさっきまであたしが気配を感じなかったとはどういうことかしら。
この子がいた部屋を見落としたかな。
思わず問い詰める。
「あなた、いつからついてきたの?」
「さっきからです。あの、お願いがあって…。 ぐっ!!」
彼女はいきなり胸を押さえて苦しそうにうずくまった。
それまで警戒していたのも忘れて思わず駆け寄る。
「あなただいじょうぶ?」
「だ、だいじょうぶです。それより聞いてほしいことがあるんです。」
「なに?」
少女の願いは…

A「私のお姉ちゃんを助けてほしいんです」
B「私のお兄ちゃんを助けてほしいんです」
C「私を連れて逃げてほしいんです」
D「このスケッチブックに絵を描いてほしいんです」
748名無しさんだよもん:03/01/19 22:37 ID:4ompYvtu
749742:03/01/19 22:45 ID:3Oqza4aK
>>744-746
スマン、俺の勘違いだ。
記憶だけで書くものじゃないと痛感した今日この頃。
750名無しさんだよもん:03/01/20 22:35 ID:X0RrC10T
保守
751名無しさんだよもん:03/01/21 01:58 ID:jJSuLay1
「私を連れて逃げてほしいんです」
その少女は必死に頼み込む。あたしもあゆも助け出す事には異存は無い。
「いいよ、んじゃ、なんとかしてあげる」
「ほ、ほんとうですか!? ありがとうございます。あ、私は美坂栞です」
「あたしはコリン。正義の天使よ」
「ボクはあゆ。月宮あゆだよ」
「コリンさんに、あゆさんですね。よろしくお願いします」
ひととおり自己紹介を済ませたあたしたちは芳晴たちと合流することにした。

「ごめーん、ちょっと手間取った」
あたしたちが戻ってみると、芳晴とオガタリーナはすでに全員縛り上げ、
装備を取り上げていた。
「遅いぞ。ん…その子は?」
「あ、このひとは…」
あたしは手早く説明した。
「つまり、栞さんを連れて脱出すればいいのか」
「うん、でもどこか悪いみたい。さっきも胸押さえて苦しんでたし」
「そうか…大丈夫か? なんなら少し休んでからでも…」
「いえ、なるべく早くここを離れたいです」
「と、なると…」

A:時間をかけないために素早く脱出。
B:オガタリーナが持っていた薬を試してみる。
C:コリンの力でなんとかできないか挑戦。
D:あゆが看守の装備を物色しているんだが…。
752名無しさんだよもん:03/01/21 02:07 ID:g5yh/wMz
A
753名無しさんだよもん:03/01/21 10:53 ID:wLYL2Aaa
「異変に気づかれると厄介だから、早く逃げるわよ」
(どーせこんな収容所じゃ、金目のものだってないでしょうしね)
「念のため、銃は各自持っていたほうがいい」
芳晴はというと、みんなに兵士たちの銃を渡している。
「わたし、銃なんて持つの初めてです」
「ボクもだよっ」
おーおー、銃くらいではしゃいでますね。
「続きは安全な場所についてからだ。行くぞ」
扉を開け、階段を駆け上がる。
754名無しさんだよもん:03/01/21 11:29 ID:wLYL2Aaa
「ここから逃げられると考えるなんて、かなりのお馬鹿さんにゃも」
そこに立っていたのは収容所の所長らしい。ぶくぶくと太った体と
珍妙なアフロ頭、キセルまでくわえてまるでどっかの皇みたい。
「この軍用銃が見えないのかしら?おとなしく見逃すなら殺さないわ」
オガタリーナがたっぷりと凄みをきかせて脅そうとするが、所長は動じない。
「ふっ、北○鮮製の軍用銃が使い物になる代物かどうかはよく知っているにゃも。
撃てるものなら撃ってみたまえ。暴発させて死ぬのは自由にゃも」
……ここまできっぱり言いきられちゃうと、脅しのために撃つのもできないわね。
「そして我が輩が持っているのは北朝○製ではなく中○製のト○レフのコピーにゃも。
おとなしく降参するなら寛容な心で半殺しだけにしてやるにゃも」
うるさい豚ね。天使銃でそのアフロ頭を消してあげようかしら?
ズキューン!
「ち、朕が悪かったにゃも。このトカ○フも施設内のなんでもあげるから
命とこの髪の毛だけはたすけてほしいにゃ……も……」
必死で命乞いする所長を気絶させ、近くにあったナイフで禿げ頭にする。
ふぅ、少しは腹の虫がおさまったわね。
「ねー、こっちに軍用トラックがあったよ!」
「あちらの格納庫には飛行機があるみたいですよ」

さて、ここから何で逃げようかしら?
A:あゆが見つけた軍用トラック
B:栞が見つけた軍用輸送機
C:あえてここは徒歩で海岸まで
D:無茶でもコリンが4人を運ぶ
E:このままここに立て篭もる?
755名無しさんだよもん:03/01/21 12:09 ID:pMTYy19r
Bだろうなあ。
756名無しさんだよもん:03/01/21 19:09 ID:yDWK2l+X
「日本まで帰るのですから、ここは輸送機を奪うのが一番です」
えっへん、と栞が胸を張る。
「うぐぅ……でも操縦できる人がいない」
「そんなこという人、嫌いです」
原付免許すら持っていない連中に、飛行機の操縦などしたことある人がいるはずもない。
「せめてモンキーがいてくれたらねぇ……ん、これ何?」
適当に操縦席をのぞいていたコリンが、一冊の本を見つける。
それを芳晴が受け取り、中身を確認する。
「どれどれ……中身は読めないが、挿し絵からして操縦法だな」
「『×××××でもわかる初歩の操縦』ですって。なんだかなぁ」
北朝○で洗脳されていたおかげで、多少は朝鮮語が理解できるようになった
オガタリーナがたどたどしくも文章を読み進めていく。
「操縦のほうは良いとして、この飛行機燃料がないんじゃないのか?」
「えっ?」
燃料タンクはからっぽだった。



757三村:03/01/21 20:18 ID:rsIOyCQ/
選択肢無しかよ!!
1時間も放置かよ!!
758名無しさんだよもん:03/01/21 20:18 ID:k74nbwc8
飛んだせいで書きなおし……鬱

「燃料がないのでは話にならないですね。それでは……」
がっかりとうなだれる栞をよそに、芳晴は考える。
「まてよ……あの所長は収容所が電力不足なのに電気でパーマをかけていた。
彼が物資などを溜め込んでいたとすれば、所長用の飛行機があるはずだ!」
その言葉を聞いたメンバーが格納庫を必死に捜索する。すると案の定
パーマの機械を積んだ専用機が隅のほうに隠れていた。
「今度は燃料もオーケーだ。いくぞ」
「でもさぁ……芳晴って飛行機操縦できた?」
全員が無言になる。いたたまれなくなって目をそらした芳晴が1冊の本を見つける。
文字は読めないが、挿し絵からするに操縦法の本だ。
つうかガン○ムのときだって、操縦席のそばにマニュアルあったじゃん。
「わたし、洗脳されてたときに少しだけど朝鮮語読めるようになったわ」
「じゃあオガタリーナ、その本のとおりに動かしてみてくれ」
しばらく本を読んでいたオガタリーナが、操縦桿といくつかのスイッチを操作すると
ゆっくりとではあったが、飛行機は飛び立つことに成功した。
759名無しさんだよもん:03/01/21 20:26 ID:k74nbwc8
>>757
まことに申し訳ない。選択肢はこれから

飛び立ったのはいいが、専用機はすぐに地上から発見されてしまった。
30分もしないうちに、近くの基地から戦闘機が3機出撃してくる。
「貴様らは国境を越えようとしているな。投降して着陸しないなら撃破する」

さて?
A:無理を承知でドッグファイト
B:仕方ないから投降
C:空が飛べるコリンに任せる
D:パラシュートで地上に逃げる
760名無しさんだよもん:03/01/21 20:32 ID:gF4VTMh5
やはり漢ならAだろう…
芳晴はあんま漢って気もしないけど(w
761名無しさんだよもん:03/01/22 00:17 ID:SYTre0aK
「ど、どうしよう!?」
 あゆが慌てふためきながら聞いた。
「また捕まるのは嫌よ!!」
 オガタリーナも叫ぶ。
 ちなみにあたしも嫌だ。
「……………」
 そんな中、芳晴だけは何かを考えているようだ。
 顎に指をやり、うつむいている。
「ここは…ドッグファイトだ!!」
「犬さん?」
「本気!?」
 とりあえずあゆは無視して聞く。
「あれは軍用機だ。しかも三機。逃げるのは難しいだろう。」
 た、確かにそりゃそうだけど…
「武器なんてあるの!?」
 あゆが叫んだ。
 最もな疑問だろう。
 その言葉にオガタリーナはニヤリと笑い…
「一応あるわ。ほら」
 そう言って『護衛用武装』と朝鮮語で書かれているページを指差す。
「どんなのがあるんですか?」
 栞が聞く。
「え〜とね…」

A 対空機関銃     B 空対地ミサイル  C レーザー兵器
D 空対空ミサイル   E メガ粒子砲    F サテライトキャノン
G 電気銃       H 謎邪夢炸裂弾   I 高周波マイク
X 人工毒デムパ発生装置 Y 人工凸フラッシュ Z 人工清水(略)領域発生装置
(三つほど選んでください)
762名無しさんだよもん:03/01/22 00:22 ID:0QNZzPuF
A,I,X
763名無しさんだよもん:03/01/22 00:22 ID:kIuPjiwH
ABD
764名無しさんだよもん:03/01/22 00:23 ID:Rr31Nnl6
A、D、Hでよろ。
765名無しさんだよもん:03/01/22 18:37 ID:W97xG7kN
「投降の意志は無いようだな、では落とさせてもらう。ガチャ」
 無線から向うの意思が伝えられ、通信が切られる。どうやら攻撃をしてくるのは間違いない。
「あ、向うがミサイルを撃ってきたよ!」
 あゆが見たのは向うの戦闘機の翼からミサイルがハードポイントから外れ、ロケットモーター
 を唸らせこちらに向ってくる様であった。
「どうすんの?芳晴」
「ここは──」

A 急旋回で回避
B フレアを撒いてミサイルを凌ぐ
C 人口毒デムパ発生装置でジャミングしてみる
D 高周波マイクを使ってオガタリーナの歌でミンメイアタック
E 直撃あぼーん
766名無しさんだよもん:03/01/22 18:42 ID:tbLhu94F
Dとか
767名無しさんだよもん:03/01/23 00:57 ID:L+RXll2C
「こなくそッ!!」
 俺はミサイルを充分引き付けてからスロットルを右に倒し急旋回する。北朝鮮製だけあって
 碌に容易に振り切れた。向うがミサイルをケチって一発しか撃ってこなかったのも幸いした。
「何とか振り切ったか…」
 しかし格闘戦に持ち込まれたら勝ち目は無い。オンボロとは言え向うはジェット戦闘機なのだから。
「これ何かな?マイク?」
 コリンは副操縦席にあったマイクらしきもののスイッチを押した。
「ば、馬鹿!勝手に変なもの押──」

 キィィィィン!!

 思わずマイクの側で怒鳴ったら凄まじい音が外一帯に響いた。防音の飛行機内にも拘わらずだ。
「…………ッ!!」
「何だこれは?」
「うぐぅ…」
「…ッ!そうだ!こいつを使えば!おい、オガタリーナ!」
「緒方理奈よ。ちゃんと本名で呼んで。で、何?」
「悪い。理奈、こいつを使って奴らに一撃を加えてくれ。俺と互角に戦ったお前の音量なら凄まじい威力になるはずだ」
「OK。んじゃ、一丁いきますか。さ〜て、何歌おうかな〜」

A 人民労働賛美歌13番
B やっぱり自分の持ち歌。『Sound of Destiny』
C ミンメイアタックだから『愛、おぼえていますか』
768名無しさんだよもん:03/01/23 01:00 ID:0kGV88i9
Bで。
769名無しさんだよもん:03/01/23 01:05 ID:L+RXll2C
ごめん、
碌に「追尾し来ず、」容易に振り切れた。
「」の部分を追加してくれ。
770名無しさんだよもん:03/01/23 20:28 ID:3Sub7j96
保守ッとくか。
771名無しさんだよもん:03/01/24 02:03 ID:n7maj4NI
「よし! やっぱりここは私の持ち歌『Sound of Destiny』! 緒方理奈……行ッきまーーーーすッ!!!」

 ちゃららららん……♪
「おおっ! どこからかBGMがッ!」
「当ッたり前よ! スターなのよ、私!」

「ミサイルは使うな。格闘戦に持ち込み、機銃で落とせ」
「了解」
 ……来た!
 三機の戦闘機が散会し、一機は右から、一機は上から、そして一機はそのままこちらに突っ込んでくる。
「囲んで一気に終わらせるつもりだな!? 理奈! 早くしろ!」
「まだよまだ! まだイントロが終わってない!」
 ええい! 中途半端にこだわる奴だ!
「うぐぅ、来るよ〜〜〜!!」
「よ、芳晴ッ! かわしなさいっ! さっきみたいに! もう一度!」
「無茶言うな! 三方向から一斉放射される機関砲からどうやって逃げろって言うんだ!
 第一向こうは戦闘機、こっちは輸送機だぞ! 機動性がダンチだ!」
「ZZみたいで、素敵で————————」
772名無しさんだよもん:03/01/24 02:04 ID:n7maj4NI

「発射!」
「了解、発射!」
「了解、発射!」
 三機のパイロットが、発射ボタンに手を……
 
 ……愛という形無いもの、とらわれている……
「は、始まったか!」
 機銃掃射より一瞬早く、理奈の歌が始まった。
 ……心臓が止まるような恋が、あることを知ってる……

 すると……
 
A 戦闘機のパイロットが戦意を喪失。
B のーみそあぼーん。
C 日本の自衛隊機が援護にやって来た。
D 火山噴火。
773名無しさんだよもん:03/01/24 02:30 ID:KtLNQEO5
迷わずB
774名無しさんだよもん:03/01/24 09:18 ID:6/9FRSNu
そろそろ怪しいから保守っておこう。
775名無しさんだよもん:03/01/24 17:32 ID:fGjcW5Af
776名無しさんだよもん:03/01/24 19:27 ID:HxtDCMyV
「ヤックデカルチャ〜」
「ヤックデカルチャ〜」
「ヤックデカルチャ〜」
三機の戦闘機は滅茶苦茶な飛行をし始めやがて墜落していった
どうやら作戦は成功のようだ、さすがアイドルの女王緒方理奈である

「さてと、これから何処にいくの、日本っていっても何処でもいいわけじゃないでしょ?」

A 関西国際空港
B ビッグサイトに着陸してみる
C 都庁に突っ込んでみる 
777名無しさんだよもん:03/01/24 19:32 ID:pqi7V855
Aでよろ。
778名無しさんだよもん:03/01/24 20:26 ID:HxtDCMyV
危うく自衛隊機に打ち落とされそうになりながらも(緒方理奈のおかげで日本人だと信じてもらえた)
何とか関西国際空港にたどり着いた一行、ややこしい手続も終わり晴れて自由の身となる。

「さてと、これからどうする?」

A このまま国内便で東京に帰る
B せっかくだから猪の坊旅館に泊まって神戸散策
C 日本橋をぶらつく
779名無しさんだよもん:03/01/24 20:57 ID:wKzSSW+8
Cで。
780名無しさんだよもん:03/01/24 22:37 ID:wO+TqetE
なんかずいぶんあっさりと。
781名無しさんだよもん:03/01/25 10:33 ID:kNNPfiNy
日本橋にいってみよー!!
一度行ってみたいと思ってたのよね。
というわけでラピードとかなんとかいう電車でやってきました。
駅を降りるとそこには

「緒方さん、おかえりなさい」
「コメントをください」
「こっちむいてー!」
「理奈ちゃーん!!」(野太い声)

流石アイドル。あんな派手な着陸したし、帰国がニュースになってるのね。
あたしたちがおまけ状態なのがちょっとくやしいけど。
芳晴「さてどうしましょうか…」
あんた、まだ美少女状態だったの?

A 記者会見する
B サイン会を開く
C ゲリラライブする
D 理奈を置いて逃げる
E 理奈を連れて逃げる
F この場は○○に任せる(あゆ、栞、理奈、芳晴から選択)
G 無視してそのままショッピング
782名無しさんだよもん:03/01/25 12:25 ID:TD8F0LBn
Fであゆに任せる。


任せるっていうか囮。
783名無しさんだよもん:03/01/25 23:14 ID:TncmUrhe
「はーあ、オガタリーナのせいでいい迷惑だわ」
自分が迷惑かけるならいいけど、他人のとばっちりは絶対ゴメン。
皮肉たっぷりの視線でオガタリーナをながめる。
「そうね、だからあとはお願い」
オガタリーナはさも他人事のように言いきり、あゆの肩をたたく。
「へ?へ?」
あゆのほうはわけがわからないでいる。
「つまり、こういうこと」
オガタリーナはあゆをつきとばし、回りの人間が動揺した隙をみてさっと逃げ出す。
「ちょ、ちょっと待って!」
あたしは急いでオガタリーナのあとを追う。芳晴と栞もなんとかなったみたい。
でも……
「おい、どうした?!」
「理奈ちゃんがこっちに倒れてきたらしい」
「いや、ファンサービスでとびこんだらしいぞ」
「だったら少しくらい握手してもいいよな」
784名無しさんだよもん:03/01/25 23:18 ID:TncmUrhe
群集のほうは大混乱みたい。野次馬のうしろのほうはわけわからないで
騒いでるんだもん、仕方ないよね。

「理奈ちゃんはどこだー!」
「うぐぅ〜、ボクは違うよ〜」
「今のが理奈ちゃんだ!声色つかったってだまされるか!」
……さすがはオガタリーナ。今の声色なんか最高ね。
ま、ともかく、……合掌。

あゆ リタイア?

それはそれとして、これからどうしようかな?
A:ここは危険なのでよそへ逃げる
B:ほとぼりがさめるまで客もいなさそうな店に隠れる
C:変装してショッピングを楽しむ
D:オガタリーナと別れれば逃げる心配もない
E:森川由綺か桜井あさひに注意をそらせられれば……
785名無しさんだよもん:03/01/25 23:26 ID:wWZBufIw
Dとかw
786ノーマット゛ ◆yGAhoNiShI :03/01/26 01:53 ID:+2wEG//Q
      l、、_     _,/'}
      |ヽ''~ ̄ ̄ ̄~`ヾ
     /_,,,..   ..,,,_.`v_'`、   
    /:  ━     ━  | ニ_}  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |::    ∈∋    ヽ  | < まったく糞の役にも立たない人たちですね(怒)
  //::    -=,=.ヮ.     |ヽ、|  \________
  /'../::    /∠.._     |、.ノ  この素晴らしき番組を見て
 /':::|:::      ̄ ̄      |./  少しは社会に貢献しなさい(怒)
 !-'L|::.             v' ===放送日程===
.   ヾ:::..           / 東京 テレビ東京 (日)9:30〜10:00
.    , ゞ、、;;;,,_,,,..._;;;;;__,,..ノ、 名古屋 テレビ愛知 (日)9:30〜10:00
    'ー┐,,..、_ ノ  l_,,,...、 _,,一`大阪 テレビ大阪 (日)9:30〜10:00
      ~  ~     ~   福岡 TVQ九州放送 (日)9:30〜10:00
実況:http://cha2.net/cgi-bin/test/read.cgi/choanitoku/1042918215/l50
787ノーマット゛ ◆yGAhoNiShI :03/01/26 02:08 ID:XtaecPG0
      l、、_     _,/'}
      |ヽ''~ ̄ ̄ ̄~`ヾ
     /_,,,..   ..,,,_.`v_'`、   
    /:  ━     ━  | ニ_}  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |::    ∈∋    ヽ  | < まったく糞の役にも立たない人たちですね(怒)
  //::    -=,=.ヮ.     |ヽ、|  \________
  /'../::    /∠.._     |、.ノ  この素晴らしき番組を見て
 /':::|:::      ̄ ̄      |./  少しは社会に貢献しなさい(怒)
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.   ヾ:::..           / 東京 テレビ東京 (日)9:30〜10:00
.    , ゞ、、;;;,,_,,,..._;;;;;__,,..ノ、 名古屋 テレビ愛知 (日)9:30〜10:00
    'ー┐,,..、_ ノ  l_,,,...、 _,,一`大阪 テレビ大阪 (日)9:30〜10:00
      ~  ~     ~   福岡 TVQ九州放送 (日)9:30〜10:00
実況:http://cha2.net/cgi-bin/test/read.cgi/choanitoku/1042918215/l50
788ノーマット゛ ◆yGAhoNiShI :03/01/26 02:41 ID:XtaecPG0
      l、、_     _,/'}
      |ヽ''~ ̄ ̄ ̄~`ヾ
     /_,,,..   ..,,,_.`v_'`、   
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    'ー┐,,..、_ ノ  l_,,,...、 _,,一`大阪 テレビ大阪 (日)9:30〜10:00
      ~  ~     ~   福岡 TVQ九州放送 (日)9:30〜10:00
実況:http://cha2.net/cgi-bin/test/read.cgi/choanitoku/1042918215/l50
789ノーマット゛ ◆yGAhoNiShI :03/01/26 03:41 ID:ujV+j93k
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795ノーマット゛ ◆yGAhoNiShI :03/01/26 09:33 ID:+2wEG//Q
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796ノーマット゛ ◆yGAhoNiShI :03/01/26 09:45 ID:3Mkh0wuV
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実況:http://cha2.net/cgi-bin/test/read.cgi/choanitoku/1042918215/l50
797名無しさんだよもん:03/01/26 21:22 ID:N37C6lTF
保守っとくかぁ。やっぱNWはマニアックすぎるのかねぇ。
798名無しさんだよもん:03/01/26 21:46 ID:nbu5ex51
「理奈、ここにいたのか」
 突然一人の男がオガタリーナに声をかけてきた。
 うわッ、白髪ですよ白髪。
 まだそんな年でもないだろうに不憫だねえ。
「…! 兄さん……」
 どうやらオガタリーナの兄さんみたいね。
「アンタ、オガタリーナの兄さんなの?
 ちょうど良かった。
 今ファンに追われてるから後は頼むわ」
 これ以上厄介事は御免だからね。
 こいつにオガタリーナを預けてしまえば……
「ん? ああそうなのか…
 どうやら妹が世話になったみたいだね。
 ありがとう」

A そして白髪眼鏡とオガタリーナは帰っていった。
B 「ところで、君…芸能界に興味はあるかい?」突然のスカウト。
C 何故かぶっ飛ぶ緒方英二。
799名無しさんだよもん:03/01/26 21:47 ID:nbu5ex51
進みが遅いのは無論マイナーなのも大きな理由だけど、
大きな流れが出来ていないからかと。
800名無しさんだよもん:03/01/26 21:54 ID:gawViALd
何を狙っているのかわからない為C!
801名無しさんだよもん:03/01/26 22:05 ID:w+L2OOog
……って、オガタリーナと別れれば追われる必要ないじゃない
「みんなー、オガタリーナはこっちよー!!」
その声であゆをもみくちゃにしていた群集がこちらに気づく。
「こ、コリン、裏切ったわね」
「さぁ何のことかしら?それより早く逃げたほうが良いと思うな」
オタ共の視線が集中しているのを嫌ってほど感じる。
「う”おーー、り”な”ちゃーーーん!」
あ、逃げた。
802名無しさんだよもん:03/01/26 22:06 ID:w+L2OOog
801はタイムアウトゆえ消滅
803名無しさんだよもん:03/01/27 01:10 ID:ugELjtHS
意味が分からないんですが
804名無しさんだよもん:03/01/27 01:13 ID:69M3HC2x
「ぷぎゃもーーー!!」
 え、なに!?
 …やるな白髪眼鏡…羽根もなくあんなに飛ぶなんて。
 芳晴も栞もぽかんと見てる。
「兄さん!」
「あッ…」
 あー、オガタリーナ走ってちゃった。
 まあ良いか、労せず足手まといを排除できたし。
 でも、なんでぶっ飛んだんだろ?
「…見つけたぞ…」
「…! この声は!」
 くー来やがったわね!
「コリン…芳晴は何処だ…?」
 ゆらりと現れる死神エビル。
 やっぱ目的は芳晴か… 死神の分際で…
 大体死神がエクソシストと仲良くやろうってのが間違いなのよ。
 ふ、でもタイミングとしては悪くないわね。

A 「さあ♪ どこかな♪」
B 「そこよ!」芳晴(美少女)を指す
C 「そこよ!」栞を指す
D 「実は私よ!」
E 「そう芳晴は勇敢だった…」昔話モード。
805名無しさんだよもん:03/01/27 01:17 ID:CMaHsqS2
Bでよろ。
806名無しさんだよもん:03/01/27 02:56 ID:eUeSF2n2
「そこよ!」
 と、言ってコリンは芳晴(美少女)を指した。
「…確かに魂自体は芳晴の物だが…本当か?」
 と、疑問を投げかけるエビル。それに肯く芳晴(美少女)。
「しかしまた何故女に?元に戻れないのか?」
「うーん、第三形態に変身した後は力が戻らないと元に戻れないの。多分、一週間位」
「そうか…しかしその体は…」
 エビルは芳晴(美少女)の体を見てどこか複雑な表情をしている。
(はは〜ん成る程ね。芳晴(美少女)のナイスバディーを見て嫉妬しているのね)
 確かに今の芳晴は街行く人が見たら誰もが振り向く美少女だ。
 だが、コリンは思わず此処でエビルに言ってはいけない台詞を言ってしまった。それは──

A 貧乳
B つるぺた
C ロリータ
D 幼児体型
E その他※自分で考えてください
807名無しさんだよもん:03/01/27 02:59 ID:DQmaAyc1
E「 …洗濯板」
808名無しさんだよもん:03/01/27 09:07 ID:xUlVAPOa
「そーよね。ホント憎たらしいくらいに可愛くなっちゃって。
これに比べたら、この洗濯板はみじめよねー」
裏だか表だかわからないようなエビルの胸を眺めて大笑い。
「……」
あはは、何も言い返せないわね。
「……す……」
「何言ってるのか全然聞こえないわよ。小さいのは胸だけにしてほしいわ」
「おいコリン、言い過ぎだぞ」
芳晴もなんか言ってるみたいだけど、こんなチャンスそうそうあるもんじゃない。
ここは徹底的に叩かねば!
「胸がなくてもまだロリっとしてれば可愛げがあるのにねー。
鈴のついた帽子でもかぶってやきとうもろこしでも食べてたらどう?」
「ころす……ぜったいころす……」
うわ〜、ちょっとやりすぎちゃったかも。ものすごい殺気が……
ぶんっ!
いきなり鎌をふるってくるあたり、もうやばいわね。
ぶんっ ぶんっ
冷静さを欠いている分攻撃はかわしやすいけど、徐々に袋小路に
追い詰められてるみたい。このままじゃやばいかも。

ここであたしコリンちゃんの取るべき道は
A:天才のあたしはいい反撃の手段を思いつく。
B:あたしにべた惚れの芳晴かしもべの栞がなんとかしてくれる。
C:反撃不能。世の中はそんなに甘くなかった。
809名無しさんだよもん:03/01/27 09:55 ID:jhIeURea
見せてもらおうか、天才の思いついた反撃とやらを。
A
810名無しさんだよもん:03/01/27 17:34 ID:IH2QROy8
しかし、あたしは天才。この程度のピンチなんてピンチに入らないわ。
襲い掛かる鎌を後ろにステップしつつかわす。
「そんな大振りじゃあたらないわよ。死神さん?」
「だまれ、お前はころす」
また鎌があたしの頭へとなぎ払われる。
それもまた体を引いてかわす。
もう2メートルくらいしか壁までないわね。
「もう逃げられないな」
ぶん、ぶん、と鎌が追い詰めてくる
「あたしには天使銃があるのを忘れたかしら?」
背中が壁に当たった。終わりかしらねー?
「撃つ前に殺す」
次の瞬間エビルの鎌が振り下ろされる。
しかしそれは空を切るだけだった。
「何!?」
「幻影を使ってあたしが一歩前にいるように見せたのよ」
 躊躇なく天使銃を撃つ。
「があああああああ!!おのれええええ!!!」
 ばたっ。
 随分悪役っぽい死に方ねェ。

 次はどうしようかしら。

A 実力を生かし天下一武道会予選へ
B 芳晴と一緒にドラゴンボール探しの旅へ
C あゆを助けハートフルコメディバトルロワイアルへ
D 超先生の行方を伝えにリーフ本社へ
811名無しさんだよもん:03/01/27 17:46 ID:zeMnC1Bb
進めにくい展開だってのは分かる、分かっているんだけど、Dを選ばずにはいられない。
812名無しさんだよもん:03/01/27 18:04 ID:IH2QROy8
「終わったわよー」
「お前な、殺すなよ」
あたしが何か言い返そうとした時、栞が口を開いた。
「あの、コリンさん。ちょっといいですか」
「なにー?」
「北の国に超先生という方が囚われていませんでしたか?」
「いたわね。そんな奴」
「それで、その人どうしたんですか?」
……蹴り倒して逃げたなんて言えないわよねェ
「助けようとしたんだけど、兵士が来ちゃってね」
極力残念そうな顔で言った。
そういえばもう一人女の子が居たような。結局助けなかったんだっけ。
「そう、ですか。コリンさん、私を『リーフ』に連れて行って下さい」
「え、リーフ?良いけど」

1時間くらい後

「ここがリーフ本社ね」
しょぼいわねぇ。愚痴っても仕方ないケド。受け付けに行きましょ。
「合言葉をお願いします」
あ、合言葉〜?
「私知ってますよ」
栞は口を開いて不思議な言葉を唱え始めた。

A こんなしぇんむ〜嫌だ
B お〜い誰か超先生の行方知らんか?
C お〜い誰か久弥の行方しらんか?
D 誰彼100円
813名無しさんだよもん:03/01/27 18:11 ID:M1YbSFBW
「ま、あそこで会ったのも何かの縁。超先生の行方を伝えにリーフ本社へ行きましょう」
「お、なんかコリンにしては正義感あふれる発言だな」
「まーねー、何かしらの手は打っとかないと呪われそうだし」
 などと芳晴と話し込んでいると
「あの……コリンさん?」
「ん? どしたの栞?」
 おずおずと栞が話しかけてきた。
「リーフてひょっとして、あの……」

A 誰彼Rを発表し、業界最大手に返り咲いたあのリーフですか?
B テレネッツァとRoutesに社運を賭けるあのリーフですか?
C この間PLYMEやKeyと合併したあのリーフですか?
D 少し前、潰れたあのリーフですか?
814名無しさんだよもん:03/01/27 18:12 ID:M1YbSFBW
む、リロードを忘れていたか。無念。
815名無しさんだよもん:03/01/27 18:13 ID:IH2QROy8
漏れそろそろ寝るんで引きつぎお願い。
じゃ。誰か選んで。
816名無しさんだよもん:03/01/27 18:25 ID:Wj+T9csF
そこでA
817名無しさんだよもん:03/01/27 20:31 ID:U6NxSnGz
栞がリーフに行って何するつもりだ?
818名無しさんだよもん:03/01/27 23:04 ID:a/aQxKRN
栞だから出来ることがあるはずだ。

…たぶん。
819名無しさんだよもん:03/01/27 23:37 ID:+4ugn+C8
「こんなしぇんむ〜嫌だ」
 ……は?
 私が見ていると、栞が意味のわからない言葉を呟いた。
「はい。結構です。ではどんなしぇんむ〜が嫌なのでしょうか?」
 しかし受付の人は全く表情を変えず、続けた。
 栞は……
 
A Keyの乗っ取りを画策するしぇんむ〜
B むしろKeyに乗っ取られたしぇんむ〜
C 本気で誰彼Rの制作に取りかかるしぇんむ〜
D 度重なる地雷ソフトの発売・社内の人間関係の悪化で最終的に一人になってしまったしぇんむ〜
820名無しさんだよもん:03/01/27 23:51 ID:+DFpdUXe
C!
821名無しさんだよもん:03/01/28 00:15 ID:TJGmX3BR
「あぁおむらは、どこやぁぁぁぁ〜〜〜〜!!!!」
 中に案内されると、中年のおっさんがデスクの上に立ち上がり、日本刀を振り回している姿があった。
「お、落ち着いて! 落ち着いてください社長!」
「今度の誰彼RはLeafの社運を賭けた一大プロジェクトじゃ! それをあの男、ケツまくりおって!」
「相変わらずですねぇ」
 ……しかしそれを見つめる栞の表情は、平然としたものだ。
「おや、あの方は?」
 そんな栞は、近くのデスクの下で新聞紙をひいて寝ている男を発見した。
 そばに近づき、しゃがみ込む。
「こんにちは、河田さん」
「ん……? あ、ああ、栞ちゃんか。今日はどうしたんだい?」
 目をこすりながら、上半身を起こす。口ぶりからするとどうやら知り合いらしい。
「はい。青村さんを発見したので、ご報告に……んっ!」
 言いかけた栞の口を、河田と呼ばれた男が押さえた。
「な……! し、栞ちゃん! た、頼む! 社長にはそれは伝えないでくれ!
 やっと……やっとあの男と離れることができて、これからは自由に絵が描けると思っていたところなんだ!
 今社長は愚かにも誰彼Rなど発表しようとしている……。あの男が帰ってこなければ、きっとシナリオは高橋さんか原田さんに移る!
 頼む! 僕の未来を潰さないでくれ!」
「そんなこと言われても……」
 栞の答えは。
 
A 了承
B 却下
C お前の感じている感情は精神的疾患の一種だ。しずめる方法は私が知っている。私に任せろ。
D では、交換条件としてKeyに移籍してください。
822名無しさんだよもん:03/01/28 00:37 ID:dfQtWVeb
C
823名無しさんだよもん:03/01/28 10:29 ID:gvavSStD
「大丈夫です」
 栞はポン、と河田の肩に手を置き、
「お前の感じている感情は精神的疾患の一種だ。しずめる方法は私が知っている。私に任せろ」
「!!!!」
 その時の河田の表情って言ったら……
 もう、世界の全てが終わってしまったような……
「……ダメだ……。彼女も……もう……『感染』していたのか……」
「まぁ、私に任せてください。悪いようにはしませんから」
 と言いながら、続いて日本刀おっさんの元へと歩み寄っていった。
 
「あおむらぁぁぁぁぁ!!! でてこぉぉぉぉぉぉい!!!!」
「社長!」
「しゃちょう!」
 社長と呼ばれる男は相も変わらず何かに取り憑かれたかのように暴れている。
「あの〜……」
 なんとかなだめようとする社員に向かい、おそるおそる、でもないが、やや遠慮がちに栞が話しかける。
「ちょ、ちょっと今は……っておお、あなたは栞さん!」
「今お時間空いてますか?」
「ちょうどよかった……栞さん! 社長を……社長を止めてください!」
 頼まれた栞は、社長に向かい……やれやれ、と言った感じで一つ大きなため息をついた後
 
A 「静かにしてください下川さん」
B 「お父さん……いい加減にしてよ」
C 「お兄ちゃん、そんなことする人嫌いです」
D 「……黙れ下川」
824名無しさんだよもん:03/01/28 10:31 ID:Tg6LMJBG
BやCも捨てがたいがD。
825名無しさんだよもん:03/01/28 20:35 ID:rHUFBXy0
栞、貴様は何者だ……。
826名無しさんだよもん:03/01/28 21:24 ID:j2hrN7Ga
「……黙れ下川」
「ひぃっ!?」
 小さな声だった。
 だが、その声は下川を怯えさせ、騒がしい室内を静めるには充分だった。
「…あ、ああ、なんだあなたでしたか」
 ほっとした表情で胸をなでおろす下川と呼ばれた男。
「ようこそ、我がLeafへ…」
 彼は落ち着きを取り戻し、紳士的に挨拶をする。
 先程、狂乱していた者とはまるで別人のようだ。
「みっともない姿を見せてしまって申し訳無い」
「…いえ、彼が居なければ仕方がありませんよ」
「ええ。彼を失えば、我々の作戦が全て…」
「下川、その作戦についてですが――」
 栞は下川とわけのわからない会話をしている。
 芳晴もこの状況に首をかしげている。
 …一体どうなってんの?

 話が一段落つくと、栞はこちらを振り向き、あたしたちに言った。
 その顔はいっしょに行動していたときとは違い、威厳に満ちている。
「…コリンさん、本当の自己紹介がまだでしたね…。
 私はLeaf――

A ――の会長の妹、美坂栞です」
B ――に造られたメイドロボ、美坂栞です」
C ――の敵会社である『Key』の諜報員、美坂栞です」
D ――に憧れている普通の女の子、美坂栞です」
827名無しさんだよもん:03/01/28 21:29 ID:cG2p/Jli
…素直にCかな?(ぉ
828名無しさんだよもん:03/01/28 21:56 ID:8XrLqecS
堂々と身分を明かす諜報員って…w
829名無しさんだよもん:03/01/28 22:28 ID:ueL7s7Ki
スタッフネタ書けねー!
まあ読むのは好きなので、読み手に徹しよう
830名無しさんだよもん:03/01/29 05:30 ID:xpn8963t
ここ見れば少しはわかりやすいかモナー

ttp://aomura.hp.infoseek.co.jp/staff/RR.html
831名無しさんだよもん:03/01/29 12:47 ID:7BIwANxD
敵の諜報員にぺこぺこする社長っていったい……。
832名無しさんだよもん:03/01/29 14:12 ID:/an/wzUl



九州は博多から応募のメールをくれた専業主婦のエミさん。32歳の、れっきとしたシロウト奥様!
http://www.oiroke.com/sample/sample45.html
833名無しさんだよもん:03/01/29 14:13 ID:Qs/EoC1X
ete
834名無しさんだよもん:03/01/30 00:16 ID:h4MOWKtP
「私はLeafの敵会社である『Key』の諜報員、美坂栞です」
その言葉に開発室は戦慄した。
「おのれビ●ュ◎ル○ーツめ!高橋と水無月を奪ってなおどうするつもりだ!」
下川は激怒して机を叩いた。
「逃亡した超先生を抹殺するために某国まで行ったのですが、結果として
彼をあの国に閉じ込めておくことに成功しました。これで作品の質が
上昇する可能性はあっても、確実に制作は遅れます」
「それがどうした?発売日未定のままにしておけばダメージは小さい」
「おめでたい人ですね。それだけで終わらせるほど甘くないですよ」
「ま、まさか……

A:ソフトが出ないことを不安材料にして乗っ取り工作する気か?
B:伝説の男久弥を復活させようというのか?
C:Leaf,Key、プレイムの天下三分の計を発動させるのか?
D:偽超先生を送り込んで現実的リアルリアリティシナリオを作るのか?
E:Leafを水没させる気か?
835名無しさんだよもん:03/01/30 00:24 ID:b8UiDOxk
Bで。
836名無しさんだよもん:03/01/30 03:23 ID:2rzXhixU
「伝説の男久弥を復活させようというのか!?」
「その通りです。私の生みの親にして業界屈指の『萌え』の使い手である久弥直樹。
訳あって袂を分かちましたが、keyが頂点に立つには彼の存在は不可欠です」
「し、しかし奴は今行方不明になっているはずでは……」
「私たちの情報網を侮ってはもらっては困りますね。人手不足のそちらとは違い
こちらには優秀な人材が揃っているのですよ。彼の潜伏先は判明済みです」
「ぐ…ぐぐぐ……」
「そして彼を迎えたあと、我々はプロジェクト“C”を発動させます。2年越しの計画をね」
「ま、まさか!」
下川の顔から色が消える。
「その暁にはエ○フを蹂躙し、ア○スを破壊し、ち○れんを屈服させ、た○れんを服従させ、我々は頂点に立ちます。
もちろんleaf(あなたたち)もです。トップは一人で良いですから。有象無象の区別無く、keyのゲームは許しはしません。
では、ごきげんよう。下川社長」
最後にいやに礼儀正しく別れの言葉を口にした栞が、こちらに振り向く。
うつむいて「おしまいや…もう、何もかも……」とか言ってる下川にはもう目もくれない。
その瞳には狂気が見て取れた。
私…もしかしてとんでもないことに巻き込まれた?
「征(い)きますよ、コリンさん、芳晴さん」
「ど、どこへ?」
「それは……」

A:閉ざされた冬の村、龍神村
B:終わらない夏の街
C:奈良公園
837名無しさんだよもん:03/01/30 03:36 ID:DX/QaabS
まあ、Cかな
838名無しさんだよもん:03/01/30 10:23 ID:pLUZU53b
いったいなにするんだろ?
839名無しさんだよもん:03/01/30 12:55 ID:3SxrG09O

         ∧_∧ 
        ( ´Д`)  ヘギョー
    ____/  /
  σ/∴∵/   | 
   ( _久弥  | 
   //|.| ̄| | ̄| |         
  // |.|  | |  | | 
  ∪ ヽ>. | |  | | 
       | |  | | 
       ヽ) ヽ) 

……奈良公園にやって来た一行の前に、それは姿をあらわした。
鹿の群れと同化し、鹿煎餅を貪りながらも、確かな存在感を放っている。
そう、久弥だ。幸い、まだこちらには気付いていない様。
「居ましたね。情報の通りです」
「……ねえ、アレなの?」
「ええ、間違いありません」
「隣に居る小さいのは?」
「弟でしょう」
訳が解らない。あたし頭痛くなってきた……。
大体、蹄でどうやってシナリオ書くのよ。
そうこうしている内に栞が動き出した。捕獲作戦開始ね!
……って、ちょっと! 何してんのよ!

A 猟銃を構え、照準を久弥の眉間に合わせた
B 餌を並べその果てに籠
C 大声で驚かせた
840名無しさんだよもん:03/01/30 12:59 ID:guPtaAtM
ありがちだがBで
841名無しさんだよもん:03/01/30 19:17 ID:5y/Waym7
「これでよしっ、と」
栞がなにやら仕掛けを……ってこの仕掛けは
籠を棒で開いた状態にして、えさにつられた獲物が入った時に
棒を引っこ抜いて閉じ込めるという、あまりに古典的過ぎる罠じゃないの!
「こんなレベルの低い罠で引っかかるわけ……」
「ありましたよ」
目の前にあった籠の中では、久弥が必死でもがいている。
ばたばたばたっ
「すごい暴れっぷりね。これからどうするの?」
「それは……

A:このまま腹がへればおとなしくなります
B:催眠ガスで眠らせます
C:いたるさんの写真を見せてみます
D:脳みそさえ無事なら問題ありません
E:本人の書いたエロシナリオをここで音読するとすごく効果的です
(これは実体験に基づいているゆえ効果は期待できるが、これを選んだ人は続きを自分で書く事)
842名無しさんだよもん:03/01/30 19:59 ID:ey8usKP+
843名無しさんだよもん:03/01/31 15:01 ID:0MYOFZTi
ヘギョーとAAでワラタ
844名無しさんだよもん:03/02/01 00:38 ID:9EP+RXpZ
「私達が必要なのは久弥のシナリオ能力だけです。
言いかえるなら、シナリオが書けるなら他の部分などいらないのです」
栞はニヤリと笑い、ストールの下からショットガンを取り出した。
「あんなもの、どこに隠してたんだ?」
「あたしに聞かないでよ」
どこからともなく薬を取り出すスキルを持っていると聞いた事があるけど、
まさかあんなものまでもってるとは……あなどれないわね。
「久弥さん、おとなしくしてください!!」
間髪を入れず5発の銃声。そしてヘギョーという悲鳴。
さっきまでバタバタ動いていた籠はすっかりおとなしくなった。
「ふふふ、命中したようですね」
栞は慎重に籠を開けると、心臓を撃たれた久弥は血まみれで倒れていた。
「こ、殺したんじゃないの?」
「いいえ、まだ死んでません。今のうちに脳を移植すればオーケーです」
「脳移植だって?!」
さすがに芳晴も展開についていけないようね……
わかるのは、この娘すごくやばい。

845名無しさんだよもん:03/02/01 00:41 ID:9EP+RXpZ
栞のほうはというと、まったく気にしないで携帯でどこかに連絡しているみたい。
「……ええ、久弥さんは確保しました。ただし体はもう使いものになりませんので
脳を他の肉体に移植する必要があります。至急手術の準備を願います」
「了解。では脳移植先の対象を以下のリストから選択して欲しい」

リスト
A:北川潤
B:美坂香里
C:名倉由依
D:ポテト
E:伊吹風子
F:おたく縦
G:おたく横
H:小出由美子
I:樋上いたる
J:もう一度ヘギョー鹿
846名無しさんだよもん:03/02/01 00:42 ID:uyGYxhMw
D
847名無しさんだよもん:03/02/01 09:18 ID:175j3CdP
サイズが……w
848名無しさんだよもん:03/02/01 20:24 ID:wOYEFej7
「コードネーム『芋』でお願いします」
「いいだろう。準備を済ませておくから、本社に帰還しろ」
「はい。それと、私の友人も招いて構いませんか?」
 …いつの間にか一緒に行く事にされているらしい。
 って、嘘!?
「OK。ただし、機密事項は教えないように細心の注意を払え」
「わかりました」
「ちょ、ちょ、ちょっとぉ!」
 慌てて終わりそうだった栞の話を中断する。
「…なんですか?」
「何であたしらまで行かなきゃならないのよ!」
「…ふ、今更他人事扱いですか?」
 栞の目がキラリと光った。
「甘いですね…貴方達はもう、巻き込まれています!!」
 ドン!と擬音が発生しそうな威圧感。
 何か栞の背後からオーラが出てるような。
849名無しさんだよもん:03/02/01 20:25 ID:wOYEFej7
「従って!今更逃げる事は出来ませんし許しません!今逃げれば葉の手の者が貴方達を狙うでしょう!」
 ………マジ?
「さぁ、本社へと急ぎましょう♪」
 こうして、あたしら二人は本社とやらへと行く事になった。
 ちなみに栞は久弥をズルズルと引っ張っていく。
 …って言うかアンタ、病弱な少女って言う設定じゃ……

「さて、ここが本社なわけですが」
 見事にはしょって到着。
「早速上司に報告しに行きましょう」
 その上司とは―――

A 水瀬秋子
B 神尾晴子
C 天沢郁未
D 国崎往人
E 久瀬
850名無しさんだよもん:03/02/01 20:31 ID:TWwPvtrv
C
851FARE-M ◆7HKannaArk :03/02/01 21:06 ID:175j3CdP
お久しぶりです。やっとこさ、逆襲の眼鏡がアップし終わりました。
……テスト近いのにw

……現実逃避でしょうかね?
852名無しさんだよもん:03/02/01 21:17 ID:fGn8JmvG
>FARE-M氏

お疲れ様です。
テストですか。自分もこの間終わりました。
結果は…………



……まぁ、お互い強く正しく潔く逝きましょう!
853名無しさんだよもん:03/02/01 22:10 ID:bqyax7R8
確かポテトの体には折戸氏が・・
854名無しさんだよもん:03/02/02 00:52 ID:6hBGPVV/
「美坂栞、ただいま無事帰還いたしました」
 栞は深々と頭を下げた。
 その先には日光を背にして、偉そうに革張りの椅子に座った女がいる。ベタがかかっていて表情は見えない。
 つくづくお約束な登場シーンねえ……。
 この人が栞の言う上司なのかしらん?
 その女は物憂げに長い髪をかき上げた。
「ごくろうさま。……で、栞。そいつらは何?」


A 命の恩人です
B 敵です
C 奴隷です
D 郁未様、お慈悲を!
855sage:03/02/02 00:52 ID:6hBGPVV/
あげてしまいました。ごめんなさい……
856名無しさんだよもん:03/02/02 00:53 ID:KqcZ9dAV
Cぃぃ!
857名無しさんだよもん:03/02/02 00:53 ID:6hBGPVV/
もうだめだ……本気でごめんなさい。あう…
858名無しさんだよもん:03/02/02 01:05 ID:JD8j5tnH
>>857
まぁまぁ、気にするな。
次からは気をつけるべし。


で、Cが選ばれたわけだが(w
859名無しさんだよもん:03/02/02 01:15 ID:6hBGPVV/
「奴隷です」
 栞は言った。

「あんですとーーーーー!?」

 お前なんか猫の……はっ!?
 今あたしに何かが乗り移ったような……。
 ともかく。
「栞、あんたいったいどういうつもりよぅっ」
「黙って。あなたの意見は聞いてないわ」
 上司がこちらを睨んだ(気配がした)。
 途端に、なんだかわけのわからないチカラがあたしらを圧倒する。
 くぅ……あの上司、ただの人間じゃないわね……。
 でもこのままいくと奴隷扱いよ?
 そんなのを黙って許していいものかしら?

A 許せるわけがないわ! 天使の意地を見せつける
B ことを荒立てるのも面倒だし…、ここはぐっと耐えて様子を見る
C むしろ奴隷になろう☆
860名無しさんだよもん:03/02/02 01:16 ID:2HYiUzkI
Bで。
861名無しさんだよもん:03/02/02 01:17 ID:UlR2CsfN
Cだな
862FARE-M ◆7HKannaArk :03/02/02 01:18 ID:/70Mc6TA
A
863FARE-M ◆7HKannaArk :03/02/02 01:18 ID:/70Mc6TA
1分違いで全部の選択がw
864名無しさんだよもん:03/02/02 01:58 ID:6hBGPVV/
 ふ……そうね、ぐっとこらえるわ。
 ことを荒立てるのも面倒だし、ここは様子を見るのが賢い女ってぇもんよ!

 あたしがおとなしく口をつぐんだので、上司は栞に向き直った。
「お前の不始末のおかげで随分苦労させられたわ。
 それ相応の成果はあったんでしょうね。
 『芋』ごときじゃごまかされないわよ」
「はいはい、郁未様。それはもう♪」
 栞は中腰で揉み手をして愛想笑いを浮かべている。
 ……いいかげん、この子の性格つかめなくなってきたわ。
「それは結構なことね。
 で? 単刀直入に聞くわ。簡潔に答えて。
 あなたの成果は何?」

 栞はえっへんとない胸を張って答えた。

A 「この奴隷でございますッ!」
B 「期は熟し、今こそリーフを討つ時が来たのですッ!」
C 「いやぁ、それにしても今日の郁未様、一段とお美しいですねッ!」
D 「『青紫』の複製人間を無事確認いたしましたッ!」
E 突然ドアが開いて話を中断されたッ!
865名無しさんだよもん:03/02/02 02:01 ID:6hBGPVV/
858>
さんきう。書き込み初めてであわあわしてた。すまぬです。
とりあえず今日は退散〜。
866名無しさんだよもん:03/02/02 02:02 ID:z4RnyJ/V
867名無しさんだよもん:03/02/02 02:28 ID:1AYoMpUx
「いやしかしまあ郁未様のお美しい事、今日はまた一段と……」
遮る。呆れたような声で。
「おべっかは良いから、さっさと報告なさい」
「ええ、はい。それでですね、ええと……ええっとお!」
冷や汗だらだら。ああ、結構顔に出るタイプなんだ。
「……何にも、ないのね?」
「ええっと、あはは、はは……申し訳ありません!」
瞬時に五体投地。これぞまさにマッハ土下座。企業戦士の鏡ねー。
上司は大きな溜息を一つ。これも様になってる。年季の入った苦労人って感じ。
「まあ、いいわ。今回だけよ」
「ありがとうございます! その慈悲に報いる為、
 この不肖美坂栞、これからもこの身を粉にして誠心誠意お勤めさせていただきます!」
「はいはい、解ったから。それじゃ早速貴方達に新しいお仕事をあげるわ。頑張ってきてね」
「は! 了解致しました!」
ねえ、ちょっとまって。今、貴方『達』って言った?
「さあ、行きますよ! ほらほら奴隷の分際でもたもたしない!」
やっぱり。もう勘弁してくださーい。

次のお仕事は……
A 秋葉で破壊工作
B 有明で破壊工作
C 伊丹で破壊工作
D お使い。カールとCCレモン買って来い。
868名無しさんだよもん:03/02/02 02:37 ID:JD8j5tnH
Dで(w
869名無しさんだよもん:03/02/02 04:36 ID:ibQIoRsM
870名無しさんだよもん:03/02/02 13:46 ID:Q5mn6my7
 厄介なことになった…。
 成り行きとはいえ、巨大なプロジェクトに荷担することになってしまった。
 しかも、あたしたちはいま目の前にいる少女の奴隷扱いだ。
 …ああ、屈辱。
「どうしたんですかコリンさん、元気ないですよ?」
 相も変わらずニコニコしている少女、美坂栞。
 あたしたちが巻き込まれたのも全てこの娘のせいだ。
 …コトが終わったら覚えてなさいよ。
「はぁ…なんでもないわよ。で、新しい仕事ってなんなのよ」
 うんざりしつつも一応聞いてみる。
「ここに指令書があります。これを見てみないことには…」
「いいから見せなさい。ふーん、どれどれ…」

 お使い。カールとCCレモン買って来い。
 失敗は死を持って償うこと。


 ブチッ

「…ナメてんのかあのアマーーーーーー!!」
 指令書をビリビリと破く。
「ああっ指令書が…!」
 指令書は9つに分割され、地面にはらはらと落ちた。
871名無しさんだよもん:03/02/02 13:47 ID:Q5mn6my7
「何が郁未様か! 何がKeyか! こんな無能な上司を持つ会社なんて潰れてしまえっ!!」
「コリンさん落ち着いてッ!! こ、この指令書には深い意味が…」
「深い意味も何もただの使いッ走りじゃないのっ!! 天使たるこのあたしがっ!
 パ・シ・リ…ですってぇぇぇ!? 冗談じゃないわっ!!」
「ほ、本当ですって! 本当に深い意味が込められてるんです!
 暗号です! 解読はちょっと難しいですけど…でも、本当に本当なんですよぅ!」
「うきーーーーーっ!!」
「…いや…待てコリン」
 先程から冷静に見ていた芳晴が、ビリビリになった紙を拾い上げた。
 そして、持っていたテープで紙をつなげていく。
 紙が繋がったとき、芳晴の目が光った。
「…これは…!」
「な、何!? ひょっとして…」
「暗号が、暗号がわかったんですか!?」
 あたしたちの方に、真剣な表情で向き直る芳晴。そして…

A 「俺達はとんでもない勘違いをしていたんだ。これを見てみろ」
  芳晴は、MMR風に解説を始める。 
B 「…わからん!」
  期待していたあたしたちは派手にすっ転んだ。
C 「ダッシュ!」
  芳晴は紙を持って逃走した!
D 「いただきます!」
  食べた!! 芳晴が紙を食べたァァァァッ!!
872ノ―マット゛ ◆yGAhoNiShI :03/02/02 13:50 ID:f040G5gB
      l、、_     _,/'}
      |ヽ''~ ̄ ̄ ̄~`ヾ
     /_,,,..   ..,,,_.`v_'`、
    /:  ━     ━  | ニ_}  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |::    ∈∋    ヽ  | < ここは酷いhttpですね(苦笑)
  //::    -=,=.ヮ.     |ヽ、|  \________
  /'../::    /∠.._     |、.ノ  あなた達は愚行の数々を繰り広げる低脳で無知で強欲な生物です(激怒)
 /':::|:::      ̄ ̄      |./  しかしこの番組を見ればきっと神は御救いになられるでしょう(笑)
 !-'L|::.             v' ===放送日程===
.   ヾ:::..           / 東京 テレビ東京 (日)9:30〜10:00
.    , ゞ、、;;;,,_,,,..._;;;;;__,,..ノ、 名古屋 テレビ愛知 (日)9:30〜10:00
    'ー┐,,..、_ ノ  l_,,,...、 _,,一`大阪 テレビ大阪 (日)9:30〜10:00
      ~  ~     ~   福岡 TVQ九州放送 (日)9:30〜10:00
実況:http://cha2.net/cgi-bin/test/read.cgi/choanitoku/1043539326/l50
873名無しさんだよもん:03/02/02 14:01 ID:ubf9GHbM
A
874名無しさんだよもん:03/02/02 15:19 ID:XYW/zy9I
ところで今の芳晴は男?女?
875ノ―マット゛ ◆yGAhoNiShI :03/02/02 15:39 ID:rNn0QPqi
      l、、_     _,/'}
      |ヽ''~ ̄ ̄ ̄~`ヾ
     /_,,,..   ..,,,_.`v_'`、
    /:  ━     ━  | ニ_}  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |::    ∈∋    ヽ  | < ここは酷いhttpですね(苦笑)
  //::    -=,=.ヮ.     |ヽ、|  \________
  /'../::    /∠.._     |、.ノ  あなた達は愚行の数々を繰り広げる低脳で無知で強欲な生物です(激怒)
 /':::|:::      ̄ ̄      |./  しかしこの番組を見ればきっと神は御救いになられるでしょう(笑)
 !-'L|::.             v' ===放送日程===
.   ヾ:::..           / 東京 テレビ東京 (日)9:30〜10:00
.    , ゞ、、;;;,,_,,,..._;;;;;__,,..ノ、 名古屋 テレビ愛知 (日)9:30〜10:00
    'ー┐,,..、_ ノ  l_,,,...、 _,,一`大阪 テレビ大阪 (日)9:30〜10:00
      ~  ~     ~   福岡 TVQ九州放送 (日)9:30〜10:00
実況:http://cha2.net/cgi-bin/test/read.cgi/choanitoku/1043539326/l50
876名無しさんだよもん:03/02/02 17:29 ID:URWAmvGM
「俺達はとんでもない思い違いをしていたようだ。これを見てみろ。
まず「カールとCCレモン」をローマ字で表記する
ka-rutoCCremon
不要な文字をある法則に従って削除する
katom
並べ替えて
tomak
つまり!『カールとCCレモン』とは『生首』を表す言葉だったのだ!!
そして『買って来い』は『狩って来い』の読み替えであると考えられる。
つまりこの文は、『首を狩って来い』と言う意味を表しているんだ!
あとは誰の首か、だが……。はっ、tomakは韓国製品のゲームだ。
そしてチョンと言えば超先生……。そうか解ったぞ。
これは、超先生の暗殺を指示しているんだ!」

「な、なんですってーーー!!!」
はっ、あたしとしたことが、つい勢いに釣られてしまった。
けど、そんなんで合ってるかどうか……。取り敢えず栞の反応を確かめよう。

A 「正解です! 卑しい奴隷の分際で随分頭が回りますねえ。誉めてあげます」
B 「違いますよ。あーもう、全然ダメダメ。いいですか……」答合わせ
C 「え? あ、ああ、えっと、なんの話しでしたっけ?」
877名無しさんだよもん:03/02/02 17:46 ID:fXR9n8Ks
無論、Cで(w
878名無しさんだよもん:03/02/02 19:47 ID:A96MeGlm
「え? あ、ああ、えっと、なんの話でしたっけ?」
栞はと言うと、どこからともなく取り出したバニラアイスを食べていた。
「だから……さっきの指令書が……」
「ああ、そうですか。でしたら早く任務を遂行したほうがいいですね。
郁未さんって仕事を遅らせる人には容赦ないですから」
食べかけのアイスをストールの奥にしまうと、外に向けて歩き出した。
「で、結局の所どうすればいいわけ?」

A:指令書に書かれたままの物を買ってくる。
B:芳晴の推理通り超先生を暗殺しにいく。
C:こんな命令ふざけてる。『敵は本能寺にあり』だ。
D:馬鹿は相手にせず、どっか遊びに行きましょ!
879名無しさんだよもん:03/02/02 20:14 ID:8ySEccl3
Aで!
880名無しさんだよもん:03/02/02 21:25 ID:MCIS3eoU
「さぁ、どうしたらいいと思います…?」
 栞は甘ったれた目であたしに判断を仰いできた。
 よーし、決めてやろうじゃない。
「芳晴の言ってることもなんかそれっぽいけどさぁ。
 あたしってば天使様なのよ?」
「一応……まぁ、そういうことになるか」
「天使と言えば愛とLOVEの象徴!
 暗殺なんて許されると思ってるの?
 それこそ天界から追放されちゃうわよ」
「でもなぁ、なんかちゃんと指令を果たさないとまずそうだし」
「それに、あの、愛とLOVEは同じなんじゃ……」
「と・も・か・く! いい?
 とりあえずカールとCCレモン買ってきて渡しゃあ、
 任務遂行ってことでこのわけわからん組織ともおさらばよ!
 栞、そういうわけでカールとCCレモンを購入よ」

 あたしたちは、近くのコンビニでカール(チーズ味)とCCレモンをぱっちり買った。
 さぁ、これで文句もないでしょ。
 とっととこれ渡して解放させてもらいましょ!
881名無しさんだよもん:03/02/02 21:26 ID:MCIS3eoU
「ただいま帰りました〜」
 栞がカールとCCレモンを差し出すと、郁未は顔色を変えた。
 ぴき、と青筋が浮いている。
「なによ……これ」
 ……あれ? 怒ってる?
「あああああ、郁未様! 私またやっちゃいましたか?
 でででも、今回のことはこの奴隷どもに言いくるめられて…」
「やっぱり! 指令は超先生暗殺のことだったんですよね?」
 得意げな芳晴がむかつく〜〜〜〜っ!
「……!」
 郁未はちらりと芳晴を見て言った。


A「あなた、栞なんかより見込みがありそうね。
 栞を奴隷にするから、あなた代わりに私の部下になりなさい」

B「何言ってるの? 私、カールはコーンポタージュ味じゃないとイヤなの」

C「おだまりなさい、小娘」

D「超先生様を暗殺ですって? お前は死刑よ」
882名無しさんだよもん:03/02/02 21:29 ID:ip+zzY/i
Cで
883名無しさんだよもん:03/02/02 22:12 ID:97jim220
「おだまりなさい、小娘」
「はぅ!?」
 いきなり芳晴が吹っ飛んだ。
 って、マジ!?
「あれが郁未様の能力の一つ、不可視の力。
精神的に激しい苦痛を体験した者のみが扱える最強の力です」
 栞が解説し始める。
「それこそがkey第二師団率いる天沢郁未様の能力!絶対にして不可領域の―――」
「五月蝿いわよ」
「えぅ〜」
 解説役、撃沈。
「って言うか何がいけなかったのよ!?」
「奴隷の分際でタメ口とはね…」
「…な、何か至らない事変がございましたでしょうか…」
 怒りを必死でこらえて聞く。
「…いいわ、教えてあげる。あのね―――

A 1.5リットルの方を買ってこなかったからよ」
B 私、カールはコーンポタージュ味じゃないとイヤなの」
C ストレス解消よ」
D 超先生を暗殺などと言う恐ろしい事を言ったからよ」
E このカール、遺伝子配合じゃないの!」(注:実際カールに遺伝子配合があるのかは不明)
884名無しさんだよもん:03/02/02 22:14 ID:+ItAuGTu
Bだ。ここは。
885名無しさんだよもん:03/02/02 22:30 ID:FIcxqjmj
「お黙りなさい、小娘が」
凄まじいプレッシャーが襲い来る。躯がすくみ、思うように動かない。
芳晴なんかまるで蛇に睨まれた蛙。場慣れしてる芳晴相手に、たった一言で
こんなにも重圧をかけてくるなんて、この女、やっぱり只者じゃない!
「ねえ、栞? 私、これで最後だって言ったわよね?」
「は、はいぃ……」
あーあ、すっかり縮み上がっちゃって。消え入りそうな情けない声。
「こうも失敗続きじゃあ、もう私でも庇いきれないわねぇ……」
「ぇ……ぁ、それって……」
「ええ、もう貴女は来なくっていいわ。ゆっくり休みなさい」
解雇、か……。それも理由は業績不振。
ちょーっと嫌な思い出が脳裏を横切ったけど無かった事にする。
「そ、そんな! どうか、もう一度、もう一度だけチャンスを!
 お願いします、このとおりです!」
出た、マッハ土下座。
「お顔を上げなさい。そんな事をされてもどうしようもない物はどうしようもないの。
 大人しく聞き分けなさい。貴女も子供じゃあないでしょう?」
「……はい」
あたし、この人とはあんまり喧嘩したくないなー。おお、くわばらくわばら。
「そちらの二人」
「え?」
突然話しを振られて、思わず素っ頓狂な返事をしてしまった。ああ格好悪い。
「貴女達の処遇を決めなくっちゃね。……そうね、

A 「特に利用価値もないでしょ。自由にしてあげる。でも……」
B 「あそこに行ってもらおうかしら。強制労働所って言ってね?」
C 「貴女達、死刑」
D 「丁度掃除係が足りなくなった所だったのよねー。」
886名無しさんだよもん:03/02/02 22:31 ID:FIcxqjmj
くああ、やっちまったあ!
887名無しさんだよもん:03/02/02 22:36 ID:97jim220
「私、カールはコーンポタージュ味じゃないとイヤなの」
 殴りたい。すっごく殴りたい。
 天使とかそう言う職業やら世間体やらほっぽってでも殴りたい。
 それをグッとこらえる。
 …今日我慢してばっかりね、あたし。
「と言う訳で買い直してきてね。三分…は無理だろうから、五分以内」
「やっぱり任務じゃなくて体の良いパシリじゃないの!」
 我慢は五秒と持ちませんでした。
「奴隷はそんなモノですよ」
 復活した栞。
「ほら、早く行って来なさい。後四分三二秒よ」
 …その物言いに、あたしは…

A 「いいかげんにしやがれぇぇぇぇ!!」と某主人公風にシャウト。
B 下克上。手始めにここ一帯を破壊じゃぃ!
C 「すぐに行って来ます!」すっかりパシリが様になりますた。
888名無しさんだよもん:03/02/02 22:37 ID:FIcxqjmj
C!
889883:03/02/02 22:39 ID:97jim220
>>885
…スマソ。
890名無しさんだよもん:03/02/03 00:03 ID:sYJJTK1l
 実はカールはコーンポタージュ党だったあ・た・し☆
 なんだか急にあの郁未って上司に親近感がわいて来ちゃった♪
 芳晴もチーズじゃなきゃヤダとか言うしさあ。
 チーズなんてあたしに言わせりゃ犬の糞もいいとこよ!
 郁未ってば(←呼び捨てかよ)ここまで早く食べたいなんて、可愛いとこあるじゃーん。
 ここはおとなしく従ってあげよーか。
 それに、ここでご機嫌をとっておけば、あとあと便利じゃない?
 あたしってば、かしこぉーい♪

「すぐに行って来ます!
 あたしのことは今後『犬』とお呼びくださいませぇっ♪」

 敬礼までしちゃった☆
 芳晴が唖然とした顔をしている横で、栞が親指を立てた。グッド!


 さて、こうして改めてコーンポタージュ味のカールを求めて飛び出したあたし達だけど……。
 そうよ、考えてみればあのコンビニ、コーンポタージュ味は売り切れだったのよ。
 どうしよう……

A 近くの店を探し回る
B いいところに、カール(コーンポタージュ味)を持った奴が!(キャラ名も書いてちょ)
C ばっくれる
891名無しさんだよもん:03/02/03 00:04 ID:ytl+Wsow
B ハクオロ
892名無しさんだよもん:03/02/03 00:33 ID:E6I9nsXx
一国の国王ともあろうお方が、何をやっているんだか…… (;´Д`)
893名無しさんだよもん:03/02/03 00:50 ID:RT9shI3e
カールはうす味に限ると思うのは俺だけですか?(;´Д`)
894名無しさんだよもん:03/02/03 10:25 ID:Ds4KRrCv
「ああやれやれ、全くついてないな。買い出しに行かされるとは」
 おやまあ、向こうからブツブツ言いながら歩いてくるあの人が持ってるのは……
「それに私はカールはうす味派なのに……」
 カール(コーンポタージュ味)じゃあないですか。
「大体連中、俺が上司だってことわかってるのか……」
 ちょうどよいよい♪ さて、ここは……
 
A 紳士的に話しかけ、カールを譲ってもらうよう頼む。
B 物々交換を持ちかける(※こちらのブツを指定)
C 脅して奪い取る。
D 後ろから鉄パイプでぶん殴り、カールもろとも身ぐるみ剥ぐ。
895名無しさんだよもん:03/02/03 10:49 ID:MNNsPZij


おまえの子どもを帰して欲しければ……(爆)。 狂言で良いからやってみてください。
896名無しさんだよもん:03/02/03 11:58 ID:H2+Qcokw
ふふふっ。
あんな優男の一人や二人、倒して強引にカールを奪うのは簡単だけど
天使であるコリンちゃんはそんな残酷な真似はしないのデス☆
「ちょっと、そこのあなた」
「はい、なんですか?」
仮面の男が振り向く。あんなお面つけてかっこいいとでも思ってるのかな?
「あなたが持っているカールのコーンポタージュ味をおとなしく渡しなさい。
さもないと、あなたの大事な人が死ぬ事になるわ」
「なんだと?!」
本気で驚いてるわね。この分ならすぐ済むかも。
「あなたがそれを渡せば、すぐに開放してあげるわ」
だけど……
「仕方ない。だがその前に生きているかちゃんと声を聞かせろ。
もし死んでいて話ができないというなら、この場でお前も八つ裂きにする!」
え”……?
こえ、ですか?

A:仕方ない、素直に謝る
B:注意をそらし、ブツを盗んで即逃亡
C:女のままの芳晴に声真似させる
D:栞に声真似させる
E:悪いのはすべて天沢郁未という女でして……
897名無しさんだよもん:03/02/03 12:35 ID:8p2iYXTL
ここはDで。

たまには栞に命懸けで頑張ってもらおう。
失敗したらAかBに派生しそーな気もするが。
898名無しさんだよもん:03/02/03 16:03 ID:ld2iD+H1
よりにもよって葉鍵キャラ中最強クラスのハクオロか…
失敗したら死ぬなこりゃ(w
899名無しさんだよもん:03/02/03 17:25 ID:dOFt0Q/R
一段とコリンの無謀さに磨きがかかってるなぁw
900名無しさんだよもん:03/02/03 19:21 ID:ld2iD+H1
(…栞…ここは……)
 ゴニョゴニョ。
(ええ!?)
(いいから!こいつの殺気、只者じゃないわ!)
(自分で蒔いた種でしょう!)
(お願い!頼むから!)
(…わ、わかりましたよ!やればいいんでしょう、やれば!)
 や、やった!
 栞を仮面の男に見えないように、コッソリと路地裏に逃がし、安堵の溜息。
「いいわよ…」
 ピ、ピ、ピ、と携帯に番号を入れて、仮面の男に渡す。
「…」
 仮面の男は、それを手に取り、耳にあてる。
 さっきまで何を話していたかと言うと、簡単な事よ。
 栞は会社用と私用の二つの携帯を持っているらしいから、そのうち一つを借りる。
 そしてこっそり栞を物陰に逃がして、こっちから栞に電話をかける。
 後は栞が声真似で『大事な人』の声色をさせれば完璧!
 …で、その大事な人って……どんな声色よ。
 ヤバ!某とした事が!つーかコイツの名前すらわからないし!
 後悔後先たたず、電話の奥から聞こえてきた声色は―――

A 可愛らしい女性の声でした。
B 大人の女性の声でした。
C って言うかロリキャラの声でした。
D むしろ猛々しい男の声でした。
E 語尾に「にゃぷ」だの「にゃも」だのついてました。
F 『―――おかけになった番号は、お客様の都合により、繋がりません…』
901名無しさんだよもん:03/02/03 19:38 ID:o1unxsI9
D。兄者とでも叫んで欲しい。
902名無しさんだよもん:03/02/03 21:28 ID:X5Ixxzrf
……そろそろ次スレのテンプレを考える時期か。
次スレの>>1を選んでくだちい。

A リアン
B 九品仏大志
C 凸&な●き
D 牧村南
E いくみん
903名無しさんだよもん:03/02/03 21:38 ID:pg8o3bgm
Aで。
904名無しさんだよもん:03/02/03 22:55 ID:KQT20Iub
リーフと聞いて植物で無く企業名を連想する人に幸あれ!
こんにちはリアンです。
905名無しさんだよもん:03/02/04 01:17 ID:c6Kb5dza
「…もしもし?」
「兄者ぁぁぁぁぁッ!! 助けてくれぇぇぇぇぇッ!!」
 電話の奥から聞こえてきた声色は――猛々しい男の声だった。
 思いもよらぬ声にあたしと芳晴は盛大にコケた。
 栞…あんたはいつからそんな声が出せるようになったのよ。
「オボロ!? オボロか!?」
 おいおい仮面の人。今の声、知り合いに似てたんですか。
 …あんたも簡単に騙されてるんじゃないわよ。
「兄者ぁぁぁぁぁぁ!!」
「落ち着けッ! 今どこだッ!? どこに居るんだ! 状況を説明しろ!!」
「わ、わからない…いきなり延髄に一発入れられて、目が覚めたら真っ暗なところに…」
「無事か!?」
「ああ、なんとか」
 どういうカラクリかは知らないけど、上手くやってくれたみたいね。
 このままいけば、あの仮面男を言いくるめることができるかも…。
906名無しさんだよもん:03/02/04 01:17 ID:c6Kb5dza
 ちょんちょん。
「あの…コリンさん?」
 誰かがあたしの肩をつつく。だが、今はそれどころじゃない。
「ちょっと待ってよ。大事なところなんだから」
 ちょんちょんちょんちょん。
 再び誰かが肩をつつく。
「あの…ちっとも電話が掛かってこないんですが…」
「うるさいわね! 今いいところなんだから、後にし…て……!?」
 振り返ったあたしは、信じられないものを見た。
 ストールを羽織り、携帯電話を持ちつつもアイスを食べている少女。
 そう、お間抜け諜報員の美坂栞その人だ。
「あ、あんた…あの仮面男と電話かけてたんじゃないの!?」 
「…いえ。今あの人、誰と話してるんですか…?」
 なんだか未曾有の展開…。

A 今がチャンス、カールを奪って逃走する。
B 事の成り行きを見守る。
C 携帯電話をひったくって、真相を確かめてみる。
907名無しさんだよもん:03/02/04 01:21 ID:Xg2T67BP
さよなら白皇。Aで。
908名無しさんだよもん:03/02/04 02:13 ID:/q0oSBWw
仮面の人は電話に集中してて、他に気が回らないみたい。
はっ、これってチャンスじゃない? うふふ……。
「とりゃあーー!!」
あたしは素早く袋をひったくると、そのまま全力で駆け出した。
あたしの感覚が正しければ制限時間はあと30秒!
「ああ! ど、泥棒! 誰か、ひったくりだー!」
ええい、男の癖に情けない。助けを呼ぶとは何事か!
人が集まって来ちゃうじゃないの、このど畜生が!
ああもう、急げ急げー!
909名無しさんだよもん:03/02/04 02:14 ID:/q0oSBWw
全速力で走りつづけ、やっとさっきの部屋に戻ってきた。
栞は駆け出してすぐ転んで捕まったみたい。ホント、情けないったらないわねー。
「ごー、よん、さん……」
うわあ、陰険。カウントダウンしてる。ていうか、ギリギリじゃないの!
「にー、いち……」
「ちょっと待ったぁぁぁ!!」
ズザーーー!!
見事なヘッドスライディング。これぞ天使の成せる技。
「お望みの品、お持ち致しました……」
「ふふ、ギリギリセーフね」
余裕かましやがって。このアマ、絶対殴ってやる。
「えうー、奴隷の分際で雇い主を置いて行くなんてひどいですー」
誰が誰の雇い主ですって? 栞もどうにか逃げてきたみたいね。
「結局私がお金立て替えたんですよ。後で払ってくださいね」
嫌なこった。……あれ、芳晴が居ない。はぐれたのかしら。
……まあ、いいか。
「はい、ご苦労様。今回の任務は大成功。栞もいつもこの調子ならいいのにねえ……」
「あはは……」
何が任務か。こういうのはパシリって言うのよ。栞も笑ってないで何か言いなさいよ。
「さて、御苦労ついでにもう一つお願いするわ」

次の任務を
A 大人しく受ける
B もう付き合ってられん。脱出!

Aを選んだ場合、任務の内容は
a 捕らえたLeafの諜報部員を拷問
b イベントの妨害工作
c AP本社に潜入
910名無しさんだよもん:03/02/04 02:17 ID:Xg2T67BP
ダブル選択肢はなんか面倒なのでB。
911名無しさんだよもん:03/02/04 03:51 ID:/AkO5iXz
「それじゃあ、詳細はこの指令書に書いてあるから。頑張ってね」
「はい、お任せ下さい!」
まだ何かあるんですか。
「さあ、行きますよ奴隷さん。なにをぼんやりしてるんですか」

ぷちっ

「いい加減にしろぉぉぉ!!」
もう我慢の限界。これ以上耐えられない。
この聖天使たるコリン様が、奴隷呼ばわりされた挙句に使いっぱだなんて。
もう絶対嫌、止めた。
「さよなら。あたしはもう付き合ってられません」
出口に向って歩き出す。
「あらら。……でもね、こっちにも色々事情があって、
 一度内部に入り込んだ人間を、はいそうですか、と帰すわけにもいかないのよ」
「そんなの関係無いもん。あたしはもう嫌。文句があるなら芳晴見つけてそっちにお願い」
あーあ、全く時間の無駄だったわ。初めっからこうしておけば良かった。
スタスタスタ……
「あ! そこ、危ない!」
「え?」
いきなり声を掛けられ思わず足を止めてしまった。ああ、つくづく失敗だったわ。
「そこ、その床。あー危ない! 下がって下がって!」
「え? え? こっち?」
郁未様……いや、もう様付けする義理も義務も無いわ、郁未の言う通りに動いてしまうあたし。
「そうそう、そこ。少しじっとしてて……。はいご苦労様」
ぱか
「え? ええええーー!?」
足元の床が開き、まっさかさまに落っこちる。
落とし穴なんかに嵌るなんて、あたしもヤキが回ったわ……。
912名無しさんだよもん:03/02/04 03:51 ID:/AkO5iXz
バッシャーン!
底には水が張ってあった。足がつかないくらいの深さだわ。
壁はツルツル、高さもかなりある。昇るのは無理ね。
飛ぶのも無理だし、壁抜けしようにも壁の向こう側がどうなってるか知れたもんじゃない。
なんとなくだけど、危険な気がするわ。
「そこでしばらく大人しくしててねー。もう一人もすぐに見つけるからー」
ずっと上の方から、エコーがかかった郁未の声が聞こえた。
くう、悔しい。次に会った時はその命無いものと思いなさい!
……それにしても、これからどうしようかしら。

A 芳晴が来るまで大人しく待つ
B 危険な予感を無視して壁抜けにチャレンジ
C 天使銃を上に向けぶっ放す
D ていうか、お腹減った
913名無しさんだよもん:03/02/04 03:54 ID:Xg2T67BP
コリンなら間違いなくCかと思われ(w
914名無しさんだよもん:03/02/04 04:09 ID:fWOQir+h
F県F市にある、某理想推進機関を思い出した(w
915名無しさんだよもん:03/02/04 05:36 ID:3jJ/+3bM

「ふふん、あたしを嵌めておいて、ただで済むと思ったら大間違いよ……」
あたしはそう呟いて、天使銃を上に向けて引き金を引いた。
ズッキューン!
凄まじい熱量を持った光の柱が打ち出され、視界が真っ白になる。
どんなもんよ、最大出力で射出してやったわ。
おかげでしばらく使い物にならないけどね。
「ああー!て、天井に大穴が……」
「えうー、これは大変ですねぇ」
うろたえてるうろたえてる。ザマア!
「栞はすぐに経理課へ行き修理費を請求しなさい。私はアレにおしおきをしなけければ。
 ふ、ふふふ……、備品の破損はマイナス査定……。ボーナス払いのローンが……」
「は、はい」
お、おしおき、ですか? すっごい嫌な予感がする。
「小娘ェ! こんな真似してただですむとは思っていないでしょうね!?」
「ふ、ふんだ! あんたなんか怖くとも何ともないねーだ!
 矢でも鉄砲でも持ってきなさいよ! この、年増!」
「な、ななななんですってぇぇぇ!!」
くくく、もうすっかり余裕なくしちゃって。みっともなーい。
「これでも食らいなさい!」
ぼと、ぼとぼとぼと。
上から降ってきたのは……鰻?
「うひゃあ! ぬ、ぬるぬるして気持ち悪い!」
「ほほほほほほ! ざまあみなさい、小娘が!」
くう、陰険な嫌がらせするなぁ。うう、気持ちわるいー。

A 「もう頭来た! 早くこっから出しなさい、この年増! 年増年増年増!」
B 「え、やだ、ちょっと何これ! こいつら、絡みついてっ! あっ……」
C 視点変更。芳晴は今
916名無しさんだよもん:03/02/04 05:46 ID:O2GVOGaI
Aで行ってみましょー
917名無しさんだよもん:03/02/04 05:46 ID:u23c2VFY
B
918名無しさんだよもん:03/02/04 06:10 ID:3jJ/+3bM
ああもう、鰻はぬるるるするし、服は濡れて張りつくし! こんなとこもう嫌!
「早くこっから出しなさいよ、この年増女! 年増年増年増ぁ!」
「ふ、ふふふ、そんな強がりを言っていられるのも今のうちだけよ……」
ゆったりとした口調で言う。しかし、あたしは見逃さなかった。
額に青筋を走らせ、こみかみをひくひくさせて怒りに耐えているのを。
ぷふー、もう少し突ついてやるか?
「おしおきが鰻だけで終わりだなんて思わないことね。次は……これよ!」
どさっ。
ふん、今度は何を……。って、
「ぎゃぁぁぁあ!! た、タコ! タコが、タコがぁあ! でっかいタコがぁぁぁぁあ!!」
「まだまだ行くわよ!」
べちょ。
「ひぎゃぁぁ! ナマ、ナマナマナマコが顔にぃ!」
「あははははは!! ざまあ見さらせ小娘が! あははははは!!」
も、もう嫌ぁ!

A あまりの持ち悪さに、ついに気絶。
B ああ! タコの足が服の隙間から!
C 芳晴に出番を
919名無しさんだよもん:03/02/04 06:37 ID:O2GVOGaI
Cで。
いつの間にか居なくなってたなぁ芳晴
920名無しさんだよもん:03/02/04 06:51 ID:3jJ/+3bM
皆さんおはようございます。芳晴@美少女です。
気がついたら皆とはぐれてしまってました。
どうにかKeyまでは辿り着いたのですが、諜報部に戻れません。
ここ、何所ですか?

「兄者……。ここ、暗いよ。寒いよ……」
あれ、どこからか聞き覚えのある声が。
どれ、そっちの方に行ってみましょう。
と、なんですか、この部屋。えっと、『Dr,高槻ラボ』
……この部屋からは禍禍しい瘴気が感じられます。
エクソシストとしては放っては置けません。
けど、さっきの声も気になりますね。どうしましょうか。

A エクソシストとしての使命を優先、ラボに突入
B 好奇心の勝ち。声の方へと向う
C そんな事に構ってる暇はない。はやくコリンを見つけて合流しないと
921名無しさんだよもん:03/02/04 07:11 ID:HuKntF3k
5分くらいAかBかで迷ったが、Aで!!
922名無しさんだよもん:03/02/04 07:12 ID:JVTEcG6I
923名無しさんだよもん:03/02/04 08:01 ID:J5ZpfZ+N
「おじゃましまーす……」
そっとドアを開け忍び込んだ芳晴の目に飛び込んできた物は、白衣の変な人だった。
どうやら瘴気はあの男から涌き出ているらしい。ドア越しでは解らなかったが、かなりの大物だ。
「駄目だ、久弥の脳はこの躯では拒絶反応を起こしてしまう! ぬおお、凄い事実だ!」
そいつは、脳みその入ったカプセルと毛玉を前に大声で喚き散らしていた。
「こうなったら別の素体を用意するしかあるまい! しかしここにはもう……ん?」
うわ、今こっち見た。目が合った。
「誰だぁ、お前は! 誰の許可を取ってこのラボに入ったぁ!」
「ご、ごめんなさい! えっと、それじゃ出て行きます! さよなら!」
踵。逃げよう。どう考えても分が悪過ぎる。
「待てぇ!」

よしはる は まわりこまれた!

「え、えっと……私が何か?」
「丁度良い! お前のおかげで新しい躯を請求する手間が省けたぞぉ!」
じりじりとにじり寄ってくる白衣。じりじりと後退する芳晴。
ここは狭い部屋の中、あっと言う間に隅に追い込まれてしまった。
「えっと、それは、どういうことですか?」
「なに、俺の実験用のサンプルになってくれればいいのだ!」
「サンプルって、具体的にはどんな事を?」
「簡単なことだ。頭を切り開いて、脳みそを取りだし、代わりに久弥の脳みそを入れる」
絶対嫌だ。
「ええい、問答無用ぅ! モルモットげっちゅー!!」
うわ、飛びかかってきた! 
そしてその手には注射器が。得体の知れない液体がたっぷりと入っている。
あんなもん注射されたら、何が起こるか知れたもんじゃない。
「だ、誰か助けてーー!!」

A 助けが現れた。高槻後ろから殴られ昏倒(要人物指定)
B 助けは来なかった。昏睡しかる後手術台へ
924名無しさんだよもん:03/02/04 08:07 ID:JVTEcG6I
Aでユンナ
925名無しさんだよもん:03/02/04 23:00 ID:ftGVdSuq
ガツンッ! と鈍い音が響く。
「ぬぉぉ……、何物かに後頭部を鈍器で殴打されたぁぁ!
 これはもう気絶するしかないだろうがぁぁぁ!! 」
ばたん。そのまま崩れ落ち、動かなくなった。
どうやらまだ息はあるようだ。
「た、助かった……」
でも、一体誰が……、ああ!
「君は、ユンナ? どうしてこんな所に!」
「え? 貴女どうして私の名前を……って、この魂は。
 貴女、芳晴君? どうしてそんな格好を。もしかして、女装の趣味でも?」
「そんなのありません。そんな事より、何故ここに? この男が何か?
 君の事、ただ助けを求めてる人間がいたから助けた、って事はないでしょ?」
「ふふ、酷い言われようね……。まあ、いいわ。教えても特に問題ないでしょうし。
 その男はね、死者の肉体を弄んだ罪人なのよ。私が罰を与える事になってるの。」
そういえば、人の脳みそを別の人に移植するとか言ってた。
「そうなんですか。それじゃあ、後はお任せします。それじゃ」
こんな薄気味悪い所からは1秒でも早く出て行きたい。
「あ、ちょっと待って」
「何か?」
「少し気になることがあってね。それが……

A とある部屋から、コリンの悲鳴が聞こえてきたのよ」
B ここに来る途中で小耳に挟んだんだけど、ここではとんでもない物を開発してるらしいの」
C やっぱり。肌の張りが全然違うわ……。ねえ、君、スキンケアどうしてるの?」
926名無しさんだよもん:03/02/04 23:02 ID:ftGVdSuq
あ、誤字みっけ。
>何物かに後頭部を
何者、だな。
927名無しさんだよもん:03/02/04 23:14 ID:lLtLXjC5
Aで。
928名無しさんだよもん:03/02/04 23:53 ID:mRtXGfY5
「ええ? それって一体……」
「何だかよく解らないんだけど、ナマコ、とか何とか」
ナマコ? 駄目だ、全然解らない。ここに来てからわかんない事だらけだわ……。
「まあ、確かに気になるね。行ってみるかな。それ、どの辺で聞こえたんですか?」
「えっと……」

一方その頃、コリンは……。

「ふふふ、次はバケツ一杯のフナムシよ!」
「嫌ぁぁぁ!!」
そんなもんどっから出してきたのよ! 
よよよ、なんであたしがこんな目に……。
芳晴ぅ、お願いだから早く助けに来てぇー。

A このまま芳晴視点で
B コリン視点に変更
C それより栞がどうしてるか気になる
超 それより超先生と雛山が気になる
929名無しさんだよもん:03/02/05 00:00 ID:ua5lBovS
Bで
もうニュルニュルのカサカサ地獄をお願いします。
930名無しさんだよもん:03/02/05 00:39 ID:k/x4hToX
ども、聖天使コリンです。突然で悪いけど、あたし死んだかも。

穴の底から天井を見上げる。
女の酷く歪んだ笑顔と、ゆっくりと傾けられるバケツが見えた。
ザザーーー。
大量の蟲が、一斉に、降り注いでくる。
あたしには、それが、酷くスローモーに見えた……。

一瞬置いて、
「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁ! 髪の毛に! 服の中にぃぃ!!」
「あーっはっはっは! あは、あはははははは!!」
この世の物とは思えない叫び声と、地の底から湧きあがるような笑い声が、社屋中に響いた。

タコの足が四肢に絡みつき、自由が利かない。皮膚の上を這い回る蟲を払うことも出来ない。
全身に纏わりついたフナムシが蠢くたび、背筋におぞましさから来る悪寒が走る。
「もう、許して……。ここから出してぇ……」
もう、とても耐えられない。涙が溢れてくる。
しかし、その願いは聞き届けられなかった。
「駄目よ。貴女は私を怒らせた。その程度じゃあ私の気が収まらないわ」
「そ、そんなぁ、酷いよぉ……」
「残念だわ、最初からそれくらい素直なら良かったのに……」
すすり泣きを聞きながら、満面に笑みを浮かる郁未。
「やっぱり、私ってサドなのねぇ。楽しくって仕様が無いわ」
バァン!
扉が勢い良く蹴破られ、何者かが飛び込んできた。
「そこまでだ!」
「あら、あなたは……」

A 順当に。正義のエクソシスト、芳晴
B その他(要人物指定)
931名無しさんだよもん:03/02/05 00:45 ID:HZ+UDBOE
Aで。
932名無しさんだよもん:03/02/05 00:46 ID:ua5lBovS
Aでいってみよう、
ひょっとして二連荘?
933名無しさんだよもん:03/02/05 00:48 ID:ua5lBovS
ダメだった(w
まあ結果が同じだからいっか。
934名無しさんだよもん:03/02/05 01:21 ID:k/x4hToX
「あら、貴女は……」
扉を破って現れたのは、我らが正義のエクソシスト、城戸芳晴その人であった!
「ありがとうね、わざわざ捕まりに来てくれて。こちらから探しに行く手間が省けたわ」
「その声、芳晴! もう、遅かったじゃないの!」
床に開いた穴の中から声が聞こえる。どうやらコリンはそこに居るらしい。
「さっきの悲鳴は何!? コリンに何をしたの!」
「ふふ……。さあ、何でしょうね」
「ふざけないで答えなさい! 返答次第では只じゃおかないわよ!」
歩み出る芳晴。しかし、それを郁未が制する。
「動かないで! これが何か、解る?」
郁未の持つバケツの中には……
「あめふらし!?」
「そうよ! 少しでもおかしな真似をしてごらんなさい、これをその穴に放りこむわ!」
「ええっ! よ、芳晴、絶対動いちゃ駄目よ!」
「く……、なんて卑劣な!」
うう、一体ど う す れ ば い い の!?

A 言われた通り、動かないでいる
B バケツで両手が塞がってる今がチャンス! 先制攻撃を仕掛ける
C 突然Leafの襲撃! もうそれどころじゃなくなる
935名無しさんだよもん:03/02/05 01:26 ID:AZamrFNK
C。
東京組は出てくるのか?。
936名無しさんだよもん:03/02/05 01:39 ID:k/x4hToX
ドゴォン!!
突然、上階から爆破音が響いた。
「な、何が起きたの!?」
「何なの、どういうこと!?」
そこへ顔を真っ青にした栞が飛びこんでくる。
「大変です! Leafが攻撃を……きゃぁっ!」
パァン! パァン! パァン!
何かが爆ぜるような音が響き、直後、栞は崩れる様に倒れる。
「なっ! ……そこのあなた、Leafの工作員ね! 出てきなさい!」
ゆっくりと姿をあらわしたのは……

ところで、さっきのは何の音?
A 順当に、銃声
B ハリセンとか
C さらにズン、ズン、ズン、と続くアレ
937名無しさんだよもん:03/02/05 01:52 ID:++ODpwAt
ついCを選びそうになるがここはAで
938名無しさんだよもん:03/02/05 02:27 ID:N2xSQr7o
「けっけっけ……、そいつの事ぁ安心しとけ。急所は外してらぁ」
現れたのは、年代物の銃を携えたせむしの男。
「うちの諜報部員が世話になってるそうじゃねえか。引き取りに来たぜ」
「ふん、そんな事で強化兵の貴方まで出してくるなんて、今のLeafはよっぽど人が足りないらしいわね」
「まあな……って、そんな事はどうでもいいんだ。大人しく引き渡せばよし、さもなくば……」
「どうするって?」
「力ずくで取り返すまでよ!」
パァン!
「ふん、こんな物で私を倒せると?」
弾き出された鉛弾を、僅かな動きで難無く回避する。
だが、男は驚く様子も無く、それどころか、にやりと笑ってみせた。
「ひっかかったな、莫迦め!」
バァン! 
次の瞬間、弾は轟音を立てて炸裂した。
「何ですって!?」
油断もあったのだろうか、突然の出来事に、郁未は態勢を維持できない。
男は彼女がよろめいたのを好機と、立て続けに数発の銃弾を撃ち込む!
しかし全ての銃弾は、郁未に届く事なく空中で静止する。
「ふん、私にこの力を使わせるなんて。強化兵の実力を見くびっていたわ……」
「噂に聞く不可視の力って奴か。流石だな……。だが、やっぱりお前は甘ちゃんだ」
突然、背後に人影が現れる。反応が間に合わない!
「馬鹿な! かはっ……」
ばっさりと背中を袈裟斬りにされ、地に伏せる。おびただしい量の血が床に流れる。
「けっけっけ……。相変わらず、容赦ねえなぁ」
「ふん、これは闘いだ。手加減などできん……」
この二人、なんて強さ。恐ろしいくらい……。
939名無しさんだよもん:03/02/05 02:27 ID:N2xSQr7o
「そこのお前、Keyの人間じゃねえな?」
「ええ、違うわね」
「悪い事ぁ言わねえ、早いとこ逃げちまいな。おっと、ここで見た事は他言無用だぜ……」
それだけ言い残すと、二人の男は部屋を出ていった。
確かに、こんな事には関わらない方が良い。
けど、逃げるにしてもどうにかしてコリンを引き上げないと。

A ロープか何か無いか、部屋を探す
B 郁未から助け上げる方法を聞き出す
C ど う す れ ば い い ん だ
940名無しさんだよもん:03/02/05 02:30 ID:EceXGivG
Aで。
941名無しさんだよもん:03/02/05 02:46 ID:N2xSQr7o
それにしても、さっきの人達、ここを襲撃してきたみたいね。
もしかすると、今このビルには他にもあんな力を持った奴がウロウロしてるんじゃ……。
「芳晴ぅー、早くここから引き上げてぇー」
あっと、そうそう、急がなきゃ。
けど、この穴って結構な深さがある。ロープとかが無いと無理ね。
えっと、どこかに使えそうな物は……。
ん? これは……サナダムシの標本? なんでこんなものが……。
薄気味悪いったら。でも、かなりの長さだ。これなら使えるかも。
取り敢えずキープ。他にはっと。

他に使えそうな物はなさそうね。サナダムシを使うしかないかしら。
ん? 何、このスイッチ……。気になる。

A サナダムシを穴に垂らす
B スイッチを押してみる
C あの、怪我人を放っておいていいんですか?
942名無しさんだよもん:03/02/05 03:00 ID:wmhhBxO8
A
943名無しさんだよもん:03/02/05 09:43 ID:yWjL355G
http://farem.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/bbs/readres.cgi?bo=sentaku&vi=1038216698&rm=100

テンプレ案作ってみた。

では後はいつものように指摘ヨロ。
944名無しさんだよもん:03/02/05 11:55 ID:juDAdTLb
他に何かないのかしら。でも時間もないから仕方ないわ。
「コリーン、いまロープを下ろすからー」
「あーりーがーとー」
闇の底から届く声の主にむけて、ゆっくりとサナダムシをおろす。
「何この紐、感触がヘンだよ」
「細かい事気にしてる時間なんてないんだってば。早く早く!」
「わかったわ」
ぐっと手元のサナダムシに重みがかかる。だがすぐに、
ぶちっ。ずどん。
サナダムシが切れ、コリンが地下で大きなしりもちをついたようだ。
「ちょっと〜こんなサナダムシで人が支えられる訳ないでしょ!
もう少し頭使いなさいよ。男女の芳子ちゃん」

……。

A:キレた。暴れて施設を壊しまくる。
B:愛想が尽きた。このまま帰る。
C:あくまで冷静に。他の物を探す。
D:ヤケだ。スイッチに手を伸ばす。
E:コリンいじめだ。穴に水を流す。
945名無しさんだよもん:03/02/05 12:12 ID:oJVw+cnj
テンプレ乙。特に問題なさそうに思うけど。
あと、選択肢はDかな。
946名無しさんだよもん:03/02/05 13:04 ID:a5ciQLiK
ども、毎度おなじみコリン IN THE 穴の底 です。ったく、芳晴ホント馬鹿。
やっと助けに来たと思ったら、サナダムシなんか投げ込んできやがった。
しかもそれを伝って登って来いと来たもんだ。あんた、乙女に何掴ませるつもりよ。
当然っちゃあ当然だけど、サナダムシは千切れてあたしはまた穴の底。
あ、タコと鰻は水の底、フナムシは壁登って外へ出て行きました。
「芳晴の男女! あんた何考えてるのよ。
 そんな軟っちい物であたしの体重支えられるわけないでしょ!」
「誰が男女よ! あんたが重たいのがいけないんじゃないの!」
逆切れの上に責任転嫁か。ほんと救い様が無いわ。
それにあたしは重くないわよ、たったの……。まあ、そんなことはどうでもいいわ。
「いいからさっさと代わりの物探しなさいよ! まったく、使えないんだから……」
「……ピッ」
ビー! ビー! ビー!
「よ、芳晴さーん? 今押したの何カナ? この警報は何カナー?」
「知らない」
「知らないじゃないわよ! 何かわかんない物弄るなんて、芳晴そこまで馬鹿だった!?」
「うるさいわね! もう押しちゃったものはしょうがないんだから、
 大人しく結果を享受しなさい!」
あわわわわ! ど、どうしよう! ああ、もうどうしようもない!
ドォーン!
次の瞬間、あたしの躯は人間大砲よろしく宙に打ち上げられていた。
天井がどんどん迫ってくる。ああ、あたしの人生もこれでお終いね……。

A 夢、夢を見ている……
B 気がつくと床に横たわっており、眼前には心配げに顔を覗きこむ芳晴が
C 天井を突き破り、そのまま空の彼方へ
947名無しさんだよもん:03/02/05 13:25 ID:HfeqeWiZ
Aいってみようか
948名無しさんだよもん:03/02/05 16:52 ID:djEybSPj


夢を見ている

花畑

綺麗な川

手招きするお年寄り……

「って、臨死体験!?」
「そうみたいだね。ということは、あれが噂に聞く三途の川……」
何時の間にか隣に立っていた人が暢気に呟く。
多分、この人も事故か何かで……。
「君はどうしてここに?」
「あたしは、まあ、ちょっとしたアレで……」
曖昧に答えて茶を濁す。
人間大砲で、なんて愉快な死因、とても人に話す気になれない。
ってか、あたしはまだ死んでないし死ぬ気もない。
こんなとこに何時までも居るわけにもいかないし、さっさと帰ろ。
でも……

A ここ、ぽかぽかして気持ち良いなぁ
B この人、何か気になる……(要人物指定)
C その時、何処からか芳晴の声が!
949名無しさんだよもん:03/02/05 16:54 ID:MEKZgDxl
Bで大志
950名無しさんだよもん:03/02/05 17:40 ID:YbBnhIF2
この人、何となく変なオーラが出てる。
髪型は奇抜かつ珍妙極まりない、いわゆるスネオカット。
素人目にはただ歪んでいるとしか見えないデザインフレームの色眼鏡。
「そっちは、どうして死んだの?」
「うむ、我輩か……」
少しばかり表情を曇らせ、俯く。
やっぱりこう言う事聞くのってまずかったかしら。
「話すと長くなるのだが……」
「辛いなら、別にいいわ」
「いやいや、遠慮せずに聞いておけ。そう、我輩はあの時……」
さっきのは気のせいだったみたい。
その後彼は延々と喋りつづけ、あたしはうつらうつらしながら大概聞き流した。

「卑劣にも奴は我が同士を人質に取り……」
「はあ」
半分以上眠った頭で、適当に相槌を打つ。ホントに長い……。
951名無しさんだよもん:03/02/05 17:41 ID:YbBnhIF2
「そして我輩は奴を道連れに、有明の藻屑となったのだよ……」
どうやら終わったらしい。はぁー、やっと解放される。
「しかし心残りはまいぶらざー。ああ和樹よ、原稿を落としはしていないか?
 サークル申し込みは? 眠れぬ夜に一人寂しく泣いていたりはしないだろうか!?」
ええい、まだ続くか。こんなやかましいのが来られたら向こうも堪ったもんじゃない。
あたしが帰るついでに、現世に送り返してやろう。随分未練もあるみたいだし。
「そんなに気になるんなら、戻れば良いじゃない。なんなら、あたしが連れていってあげる」
「何! 帰れるのならば是非にお願いする! む、自己紹介がまだだったな。
 我輩は九品仏大志。天下を取る男だ、覚えておくといい」
「天下、ね……。まあいいわ。あたしはコリン、よろしく」
「うむ、さあ同士コリンよ! 供に現世へと返り咲こうではないか!」
勝手に同士にしないでください。
それじゃ、帰るなら行くべきはあそこね。

A 地上と天界を繋ぐ門
B 蝶の仮面の人
C ガーディアン憑けてくれるおじいさん
952名無しさんだよもん:03/02/05 17:53 ID:YbBnhIF2
950踏んだのですが。もう新スレ立てていいですか?
あと、テンプレは>>943のを使って良いのですか?
953名無しさんだよもん:03/02/05 18:16 ID:26k6PxSe
Aでお願い
ペルソナ解らんしw
954名無しさんだよもん:03/02/05 18:51 ID:YbBnhIF2
ここから現世に戻れるわ」
結構な距離を歩いて、私達はようやく目的地に到着した。
いわゆる、『狭き門』ってアレよ。
けど、この人ホント良く口が回るわね。
ここに来るまでによく解らない話を散々聴かされてもううんざり。
さっさと別れよう、うん。
「ちょっと待ったぁ!」
門をくぐろうとした私達の前に、何者かが立ちふさがった。
「む、門番か。そこなお前、我輩の行く手を阻むなら容赦はせんぞ?」
いきなり好戦的ね……。そんな態度じゃまとまる話もまとまらないわよ。
「ここは一方通行だ。さっさと戻りなさい」
こちらも負けず劣らず高圧的。あー、疲れる。
取り敢えず交渉。
955名無しさんだよもん:03/02/05 18:51 ID:YbBnhIF2
>ゆうこうてきに
 いあつてきに
「私達、ちょっとした手違いでこっちに来ちゃったのよ。例外って事で、ね?」
「駄目だ駄目だ、さっさと戻れ」
 
 あきらめる
>くいさがる
「そんなこと言わずに、ね? お願い!」
「駄目だと言ったら駄目だ。これ以上駄々をこねると痛い目を見ることになるぞ?」
交渉は決裂みたいね……。かくなる上は実力行使よ!
「大志、出番よ! この邪魔者をさくっとやっつけちゃって!」
「任せておけ、マイ同士! 
 そして貴様は我輩の前に立ちはだかった事を、あの世で後悔するがいい!」
ちょいと、あの世ってのはここの事ですぜ、旦那。

門番は誰?
A 柳川
B 国崎
C イビル
D 聖
956名無しさんだよもん:03/02/05 18:55 ID:Bf8Xm4AA
C
957名無しさんだよもん:03/02/05 22:40 ID:3/0prRDB
くぅ、書けん。
イビルわかんないんだよな。青いほうだったよね、たしか
958名無しさんだよもん:03/02/05 22:56 ID:Bf8Xm4AA
ほら、せっかくNWのキャラ達が出てきてるから、
見てみたいなと思ったり。
……でもイビル何でこんな所にいるんだ?w
959名無しさんだよもん:03/02/05 23:21 ID:vIkM2Ib6
簡単な覚え方

赤いほうがエビ
960名無しさんだよもん:03/02/06 01:00 ID:G6i16T9Z
>……でもイビル何でこんな所にいるんだ?w
え、えっと、ほら、それは。
あの門は地獄のと兼用なんですよ! そう、それ! 地獄の門番!
961名無しさんだよもん:03/02/06 03:24 ID:r4lXSmTP
食にあぐねて、地獄でバイトとか(w
962名無しさんだよもん:03/02/06 03:54 ID:fj5qwEDN
「ほぉー、力ずくで通るってのか。だがな、こっちは生活が掛かってんだ!
 ぜってぇ負ける訳にはいかねーんだよ!」
「ふん、こちらも何としてでもそこを通らねばならん事情があるのだ!
 恨むならば大人しく退かなかった貴様自身を恨むのだな!」
そういう台詞は勝ってから言ってください。
「一気に決めるぞ! 奥義! カタログの舞ィィ!!」
大志の懐から取り出された大量の、えーと、何アレ? 電話帳? が、門番に向い襲いかかる!
そんなもん何所に隠してたんですか? ううん、野暮な突っ込みは止め。
コホン、それでは改めて……。凄い技だわ! これならあんな細っちいのなんかあっという間に……。
「ふん、こんな紙切れが何だってんだ! 出でよ、地獄の炎よ!」
ゴォォォォ!
彼女の呼びかけに合わせ業火が巻き上がり、電話帳を全て焼き払う。
「何ィ! 我輩の技が破られるとは……。彼奴、出来る!」
「どうした、もうお終いか? それじゃあ、今度はこっちの番だぜ!」
炎が巨大な龍の姿に変わり、こっちに向ってくる!
「食らえ、灼熱の咆哮! 必ッ殺! 猛龍炎舞!!」
「ちょっと、あんなもの食らったらただじゃ済まないわよ!
 二度死ぬのは007だけで十分よ、何とかしなさい!」
「ふふん、安心しろ。我輩に秘策がある。下がっていろ、同士コリンよ!」
それではお言葉に甘えて。あたしの安全は取り敢えず確保ね。
けど、秘策って一体……。

A ちょっと待ったコール! 懐から取り出したのは……札束!?
B オフセット製本を甘く見るな! 秘奥義、同人誌の壁!!
C ただ避けた。でもさ、このまま真っ直ぐ来たら、あたしに当るよ?
963名無しさんだよもん:03/02/06 04:02 ID:GdiBV4EG
A
964名無しさんだよもん:03/02/06 04:46 ID:rKq0Zp24
「ちょっと待ったァ! 我輩を燃やせばこれももろとも焼けてしまうぞ!?」
そう言って取り出したのは……札束! 光り輝く福沢諭吉!
「何ぃ! ……くうっ」
炎は進路を変え、明後日の方角へ飛んでゆき、爆ぜる。
「……駄目だ! 札束を燃やすなんて、そんな勿体無い事できねえ!」
頭を抱えてうずくまる。なんていうか、憐れね……。
「時に聞くが、その仕事、給与はいかほどかな?」
「え? 丸一日立ちんぼで10万……」
「ほう、それならば我輩がその倍出そう。どうだ、退く気になったか?」
「な、に……? お前、あたいを買収するつもりか? 馬鹿にするな! そんな金……」
「ふむ、ならば、これでどうだ!?」
ビシッィ! っと片手を広げて見せる。
「ご、50万……、だと……。それだけあれば、未払いの公共料金を払って、
 台所の排水溝も修理して、それから……」
ごくりと喉が動き、生唾を飲み込む音が聞こえた。揺らいでる、揺らいでる。
もう一押しってところかしら?
「そうか。まだ足らぬと言うのか。それでは両手でどうだ!」
「ひゃ、ひゃくまん……」
ふら……、ばたん。
あー、目を回して卒倒しちゃった。ビンボ人には刺激が強すぎたかしら。
「よし、この隙に行くぞ」
「どうしてそんなお金……。大志、あなたホントは何者?」
「ふふふ、言ったろう? 天下を取る男だ」
……まあ、どうでもいいわ。
965名無しさんだよもん:03/02/06 04:46 ID:rKq0Zp24
「それじゃあ、ここでお別れね」
「ああ、またいずれ!」
ふっと、掻き消える。無事に戻れたみたいね。
それじゃ、あたしも。グッバイあの世!

目を覚ますと、そこは
A 元の部屋。傍には芳晴が
B 見なれた天井、柔らかなベッド。ここは……
C その他(要場所指定)
966名無しさんだよもん:03/02/06 05:09 ID:0YcTjDRR
C 教会
967名無しさんだよもん:03/02/06 17:13 ID:XFaRrnb4
「ううん……。ん? ここは……?」
目を覚ますと、そこは狭苦しい箱の中だった。
耳を澄ますと、外から聖歌とすすり泣きが聞こえてくる……。まさか、
「それでは、出棺です……」
やっぱりーー!! ってことは、この箱は棺桶!
つまり、このままだと……。
その時、箱がぐらりと揺れた。ヤバイ! 火葬場に連れて行かれる!
どうしよう、どうしよう! 生きたまま焼かれるなんて御免よぅ!
蓋はしっかりと釘で止められているみたい。どんなに力いっぱい押してもびくともしない。
うわあーん、折角生き返ったのに、こんなのあんまりよぉー!

A 箱の中で暴れる、喚く
B 良く考えたら、あたしにとったらこんなのわけないわ。壁抜けで脱出
C パニックに陥り、何も思いつかない。そのまま火葬場へ
968名無しさんだよもん:03/02/06 17:32 ID:LhKCeDXX
Cでおながします。
969名無しさんだよもん:03/02/06 22:39 ID:EAgzLo7i
そうこうしている内に、あたしの入った棺は霊柩車に乗せられてしまった。
けたたましいエンジン音が響く。
もう、こうなってしまっては、泣いても、叫んでも、決して誰にも届かない。
「ぐぇ……。振動が……、気持ち悪い……」

しばらくして、車が止まり、荷台から棺が運び出された。
遂に、火葬場に、到着した。
ああ、あたし、また死ぬんだ。
躯も灰になっちゃうし、今度ばっかりはどうにもならないわね。
さよなら、芳晴……。
「なんつって諦められるわけがあるかぁ!」
「うわっ!」
ガタン!
思わず大きな声を出してしまった。
棺桶が落下、地面にしたたか打ちつけられる。痛い。
「い、今……、聞こえた、よな?」
「ああ、確かに……」
「気のせい、だよな? な!?」
やった! 気付いてもらえた!
「気のせいじゃないわ! 早くここから出して!」
土壇場で再起なんて、あたしったらつくづく天に愛されちゃってるわー。
970名無しさんだよもん:03/02/06 22:40 ID:EAgzLo7i
なんて考えたのが甘かった。
「ぎゃぁあああ!!」
「死体が生きかえったぁぁ!!」
「ゾ、ゾンビーー!!」
叫び声をあげつつ遠ざかって行く足音。
「あ、あれ? おーい」
答える声は無い。
もしかしなくっても、置き去りにされた。
「何でよぉーー!!」
あたしの美声が、周囲に虚しく響いた。
ん、そこに近づいてくる足音が!
しばらくして、あたしの方に近づいてくる足音が。
もしかして、弔問客の誰かが気付いたのかも!
「ん、何故こんな所に棺桶が……」
ビンゴ!
あれ、この声は……

A 芳晴
B エビル
C たま
D 以前カールをひったくった仮面の人
971名無しさんだよもん:03/02/06 22:49 ID:DTzZpD8d
よみがえれ死神、Bでw
972名無しさんだよもん:03/02/06 22:51 ID:metxgHYm
D ハクオロがんがれ
973名無しさんだよもん:03/02/06 22:51 ID:metxgHYm
>>971のこと、よろしく…お願いします…
974FARE-M ◆7HKannaArk :03/02/06 23:11 ID:FXCb/w+o
試したんですけど次スレ建てられなかったんで、
誰か建てて頂けませんか?
テンプレは多分、
http://farem.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/bbs/readres.cgi?bo=sentaku&vi=1038216698&rm=100
これでいいと思います。
975名無しさんだよもん:03/02/06 23:32 ID:fnpsJ7Vs
立ててみよう。
976名無しさんだよもん:03/02/06 23:37 ID:fnpsJ7Vs
選択形式で進めていくスレッドι
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1044541965/

立てます田。


名前リアンに変え忘れたよ ∧||∧
977名無しさんだよもん:03/02/06 23:41 ID:2yx9n6KS
「その声、エビル! あんた、あの時死んだ筈じゃ……」
「中に居るのはコリンか!? それはこっちの台詞だ、何故生きている!」
ま、何て言いぐさ。生きてちゃ悪いデスカー?
「でも、丁度良かった! お願い、ここから出して!」
「……ふふふ、駄目だ」
「え? ごめん、今、なんて? ちょーっと聞き取れなかったなぁ。駄目って言ったように聞こえたけど」
「聞き間違いではない、確かに駄目と言った。お前はそのまま灰になるといい。
 ああ、芳晴の事は任せてくれ。お前の分まで幸せになるからな、空から見守っていてくれ……」
もしかしなくても、あの時の事根に持ってる。
「あはは、冗談キツイっすよ姉御ー。そんな無体なこと言わずに、ね? ね?」
答は無い。その代わりに、遠ざかって行く足音が。
目の前が真っ暗になった気がしたけれど、最初から真っ暗だったし気のせいね。
あん畜生! ……あ、そう言えば、あたしには天使銃が!
マナの充填量は……、やった! 一発分だけど、使える!
蓋に押し当て、引き金を引く。
ガゴォン! 釘が弾け、焦げた板切れが跳ね上がる。
「ふふふ、やっと出られたわ……。待ちなさい、この、根暗死神ぃ!」
「くっ、往生際の悪い!」
「あんたなんかに、絶対芳晴は渡さないんだから! 覚悟しなさい!」
「覚悟が必要なのはお前だ。もう一度あの世に送ってやろう」
急に天候が崩れ、空には暗雲立ちこめ、稲光が走る。絶好の決闘日和ね。
これは、女の、意地とプライドを賭けた闘い! 絶対にッ! 負けられないッ!

A コリン、空へ飛び上がった! 絶対的に有利な空中からの攻撃だァ!
B 門番のバイトをクビになったイビルが。二対一、圧倒的不利ッ!
C 第三者の介入により、勝負の行方が見えないッ!(要人物指定)
D 土砂降り。決闘なんかしてる場合じゃない程に
978名無しさんだよもん:03/02/06 23:46 ID:fnpsJ7Vs
Aで。
979名無しさんだよもん:03/02/07 01:10 ID:FdIYJVgU
ところで、そろそろ次スレに移らないと即死しちゃうよ。
980名無しさんだよもん:03/02/07 01:15 ID:caMC6XTR
じゃあ、次スレに移るか?
981名無しさんだよもん:03/02/07 01:21 ID:FdIYJVgU
ではスレ移動ということで。

新スレはこちら。
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1044541965/
982名無しさんだよもん:03/02/07 02:51 ID:3ipdBMMp
新スレのほうでは使いきってから移行とあるが……
ここに残った分で話を終わらせ、新スレは新しい話にしてはどうだろうか?
A:Yes
B:No

とりあえずこれから>>977の続きは書いてみたい
983名無しさんだよもん:03/02/07 02:56 ID:VuFKmudZ
B
以降しようや。
984名無しさんだよもん:03/02/07 03:10 ID:3ipdBMMp
「悪いけどこの勝負、確実に勝たせてもらうわ」
エビルが攻撃を仕掛けようとする前に、あたしは空へ急上昇した。
「仕掛けそこなったか……厄介になりそうだな」
「そっちからは攻撃できないようだから、確実にやらせてもらうわよ」
あたしは天使銃を構え、足元にいるエビルに照準を合わせる。天使銃のエネルギーは
もう残ってないのだからはったりなんだけど、それを知らない向こうは鎌をかまえて
防御体制にでたようね……でもこのままじゃらちがあかないわね。

さて……ここは
A:空中からの必殺キックよ!
B:エネルギーのない天使銃をぶつけてやれ!
C:……雷がなってるのに空中に上がるんじゃなかった
D:……雷がなっているのに鎌を持ってるなんて愚かだったわね
E:手詰まりという事を隠して、有利な講和条件を探す
985名無しさんだよもん:03/02/07 03:12 ID:3ipdBMMp
じゃあこの選択肢および続きは次スレで

ここからは適当に埋め立てましょう
986名無しさんだよもん:03/02/07 03:14 ID:3ipdBMMp
次スレに続きが出たのでこっちは放棄
あと14どうやって埋める?
987名無しさんだよもん:03/02/07 03:15 ID:R5JuzpKJ
じゃあちょっと小ネタでも。
988名無しさんだよもん:03/02/07 03:35 ID:aBJoX61A
国崎「みんな、よく集まってくれた」
柳川「急に呼び出して……何の用だ?」
浩之「まぁこの顔ぶれ見れば大体想像つくがな」
彰「そうだね」
リアン「この『選択形式スレッド』の……」
詩子「歴代主人公勢揃い、ってわけね」

国崎「というわけで反省会兼座談会なわけだが、どうせ埋め立て代わりの小ネタだ。
   あまり固くならずに行こうじゃないか」
彰「そうだね。それじゃ、まずはどれの反省からいこうか」

A 1スレ〜2スレ序盤のカオス
B DOLL.
C 来栖川地下大迷宮
D 柳川密着24時、及び続編
E 鉄鍋の詩子
F AKIRA
G 逆襲の眼鏡
H 雑談
989名無しさんだよもん:03/02/07 03:41 ID:T4a9ESBA
うん、まあ、Eで。打ちきりだったし。
990名無しさんだよもん:03/02/07 04:11 ID:8a83mO+P
 窓から遠くの町並みを見つめる一同。誰も詩子と目を会わそうとはしない。

詩子「な、なに……。この『振れてはいけないものに振れてしまった』みたいな雰囲気は……」
 
 やがて、浩之が口を開く。それに続くように、他の面々も……
浩之「用は……ちょっと気が緩んでたんだろうな」
詩子「え?」
柳川「国崎・浩之・俺の三部作が、なまじスムーズに、綺麗にまとまったから」
国崎「選択者・書き手ともに少々ハメを外しすぎたんだろうな。それで話が暴走し、破綻。収集がつかなくなってしまった」
彰「料理もの、っていうのも少し専門知識を要求して、敷居が高くなっちゃったんだろうね」
リアン「その上、その……こう言うのは失礼ですけど、詩子さんを主人公にというのはやはり書きにくいですし……
    ましてや、舞台がAIRでは……やはり、無理があったかと」
詩子「うううっ……なんか、週刊少年ジャ●プの作家の気分がわかったような感じね……」
柳川「(……おい国崎)」
浩之「(なんかフォロー入れろよ)」
国崎「(う、うむ……)」

国崎「その……詩子」
詩子「……なに?」
国崎「(ムッ? こいつ……泣いてる?)いや、しかし、素材自体は悪くなかったと思うぞ」
詩子「……どういうこと?」
国崎「う、うむ……結果的にはそれが悪く働いてしまったが、上手いぐあいにこのスレの無意味なまでのノリの良さが発揮されれば、
   味っ子や元ネタの鉄鍋よろしく、豪快に突き抜けただろう……と、思う」
詩子「フッ……なぐさめ、ありがとう。けどね、それでも結果は……結果はアレだったのよ……」
国崎「ううっ……(俺の方が泣きたいぞ……)」
リアン「つ、次です! 次行きましょ!」

A 引き続き過去作品の反省(※>>988から選択)
B 葉鍵比の不均衡について
C 最近のイマイチな勢いについて
D 雑談
991名無しさんだよもん:03/02/07 04:28 ID:GVfwdsa7
C、かな? 気になってたことだし。
992名無しさんだよもん:03/02/07 05:36 ID:lU1QQp+h
浩之「今、イマイチか?」
国崎「一日平均10〜20レスはあるし、これでイマイチなんて言ってたら他スレから怒られる」
彰「まあ、盛り上がってたころは書きこみ数TOP10の常連だったし、これから比べたら勢いは無いかもね」
柳川「しかしなぁ……選択形式スレの都合上、勢いなんて制御不可能だ」
浩之「博打すぎるからな、このスレは……」
リアン「AKIRAシリーズだって最初は『WAキャラじゃ地味で面白くならない』という声も多かったですしね」
詩子「あ、あたしは……」
国崎「と、とにかく10ヶ月も続けて来たんだ、勢いが上がることもあれば下がることだってある」
リアン「目先の勢いに惑わされず、一歩一歩確実に進んでいきましょう」

で、次の話題。

A、過去作品の反省(※>>988から選択)
B、葉鍵比の不均衡について
C、選択形式スレの将来について
D、愚痴パーティ
993名無しさんだよもん:03/02/07 07:40 ID:23N/c/0E
B
994名無しさんだよもん:03/02/07 12:54 ID:oYLC9wpB
詩子 「作品に登場する葉鍵の比率が不均衡だっていう話もあるよね。
    ま、旧戦略派のあたしにすればどーでもいいんだけど」
国崎 「そういうもんか?俺はよくわからん」
浩之 「かといって、登場人物の比率を葉1:鍵1にすることが均衡とは限らないよな
    葉と鍵では出してる作品の数が違うから、作品数の比率に合わせるのも変だ」
彰  「じゃあ結局は現状維持ってこと?」
リアン「規制しようとしたってできるものじゃないですからね。
   登場人物は執筆者さんと選択者さんが決めたのがぜったいですから」
柳川 「まぁ、会社うんぬんということはあまり気にしなくてもいいんじゃないか?
   せいぜい『前の話で活躍したキャラは次は外して他のキャラにする』ことで
   いろんなキャラに出番を与えようという努力目標くらいでいいのではないか?
   もちろんこれも強制できるものではないがな」

さて、あとは?
A:もう少しこの話を掘り下げる
B:過去作品の反省(※>>988から選択)について考える
C:選択形式スレの未来について考える
D:雑談
E:あえて俺はこういうネタについて訊く(テーマ明記のこと)

995名無しさんだよもん:03/02/07 12:57 ID:gUUJRsqp
996名無しさんだよもん:03/02/07 14:15 ID:23N/c/0E
浩之「選択形式の未来ねぇ……あんまり変わらないんじゃないか?」
国崎「そうか?良くも悪くもここまで続いてきたんだ、変わるべき所は変わった方がいいだろう?
   3回もシリーズをやった柳川さん、あんたはどう思う?」
柳川「変わるべき所と行ったってな、大体選択者が絶対というのは変えようがないんだ
   だったら、いつも通り続けるしか他無いだろう?」
詩子「それぐらいズバッと初音ちゃんや舞ちゃん、みさきちゃんとの関係も決められたら
   いいのにねぇ」
リアン「本当にそうですよね」
彰「本当にそうだよね」
浩之「そうだよな」
国崎「そうだな」

柳川「ほっといてくれ」

A 過去作品の反省(※>>988から選択)について考える
B あえて俺はこういうネタについて訊く(テーマ明記のこと)

柳川「この反省会、もう後がないことだし、掲示板の方に移転したいんだがどうだろう?」
詩子「あ、話題逸らしてる〜」

1 移転する
2 しない
997名無しさんだよもん:03/02/07 16:17 ID:TqNOmHlo
A-1
振りかえってマターリと。
998名無しさんだよもん:03/02/07 16:18 ID:UerZXLDe
Bで雑談、2で。
続きは次スレの埋め立てでいいんじゃ?
999名無しさんだよもん:03/02/07 16:20 ID:dXaNqTDP
残念だったな折れが1000getさせて貰うッ!!
1000名無しさんだよもん:03/02/07 16:21 ID:dXaNqTDP
やったでち!こんどこそあちしが>>1000ちゃんでち!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                A__A
               ,.'´   ヽ
               ! ノ从 リ)〉
           /\/\ lゝ゜ヮ゜ノゝ
          / /\⊂エ介 l ヽ ⌒フ
        ())ノ___   へ⊂ニ|ノ  ~フ
       / /||(二二)- \_ ノ―几~ ~
    Y ⌒ /|V||彡Vミニニ〈〈二二ノl0リ
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ちーちゃんはびじんでち!    ちーちゃんはかいちょうでち! ちーちゃんはさいもえでち!
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>>2女へ むねのおおきさとにんきはかんけいないでち。
>>3女へ ちーちゃんのみかたでちよね?
>>4女へ りぞっとくくったけどたべるでちか?
>>51さんへ あなたをころすでち!
>>144さんへ あずさたんをもらってくださいでち
きょう>>5さんへ いえにいるといったおぼえはないでち。
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