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12:
トントン、という軽いノックの音が香里の部屋に響く。
香里「栞? 入っていいわよ」
その言葉の後に、そっとドアが開くとパジャマ姿の栞が入ってきた
栞「えへへ、お姉ちゃん」
香里「なによ、気味悪いわねえ」
栞「ちょっと相談があって…」
そう言って香里のベットに座る栞
香里「なに?相談って」
栞「えっと〜」
香里「さっさと言いなさいよ」
栞「…好きな人ができた」
香里「えっ」
香里は一瞬とまどった、しかしすぐに笑顔に変わった
香里「ふ〜ん好きな人ねえ」
栞「それでちょっと相談」
香里「それって相沢君でしょ」
栞「実は…その…」
香里「違うの?」
栞「…北川さんなの!」
16 :
12:02/11/17 19:54 ID:HsyQl/Cw
香里「えっ」
栞「初めは…祐一さんについて聞こうと思って…
でも北川さんが言うには「祐一には大切な人がいる」って言われて
それで私泣いちゃって…
でも北川さんがその時慰めてくれて…
それからいろいろ話をしていたら…好きになっちゃって…」
香里「………」
栞「お姉ちゃん?」
香里「…メ」
栞「お姉ちゃん?」
香里「ダメよ!北川なんて許さない」
栞「なんで…」
香里「だって、だって」
栞(そうか、お姉ちゃんは北川さんの事が好きなんだ)
香里「北川なんかに栞を取られたくない」
栞「えーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」
以下北川と香里による第一回栞争奪戦(実況は祐一)が始まる(嘘)