【AAカップ派も】折原みさおスレッド4【A+カップ派も】
「お兄ちゃん、明けましておめでとー! 今年もよろしくね」
「おう、おめでたう、みさお。さあ餅くうべ!」
「お兄ちゃん……。新年最初の挨拶がそれ?」
「んなこと言ったって腹減ってんだからしかたあるまい。餅が美味いのも始めのうちだけだからな。
飽きる前に堪能すべし! さあ、みさお特製の雑煮でもキリキリ作りんしゃい」
「はいはい、わかりました。なんだかんだ言ってわたしの作ったお雑煮が食べたかったんだね?」
「誰もそんな事言って無かろう。…まあ否定はせんが。確かにおまえの雑煮はいいものだ……」
「えへへ。じゃあちょっと待っててね。ダシは取ってあるからお餅焼けたらすぐできるよ」
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「(はぐはぐもぐもぐ)うむ、うまい。この隠し味程度にほんのりと効いた正露丸のかほりがまた……
……うん? どうしたみさお、食べないのか? うまいぞ。オレが作ったわけでは無いが」
「う、うん。……ほら、わたし猫舌だから、熱いうちは……」
「そう言えばそうだったな……。だがなみさお、それではいかん! 雑煮ってのはあっついのを
ふぅふぅはふはふ言いながらにちゃにちゃみょい〜んと喰うのが良いんじゃねーか!」
「ちゃんとふーふーしてるよぉ。……あつっ! あうぅ、ぜんぜん冷めてくれない……」
「ああもう焦れったいっ。お椀をよこせ! 兄ちゃんが喰わせたる!」
「えっ!? ちょと、お兄ちゃん! そんな大きいお餅、入らないってばっ」
「ええいこれくらい我慢せんかい。ほうら、もっと口を大きく開けて……」
「ん、もが。あっあつひ。熱いよっお兄ちゃん! 大っきふぎてお口に入らなひぃ」
「大丈夫…がんばれ、みさお。……そう、良い子だ。ほら、ちゃんと全部お口にくわえ込んで…そう」
「ん、んんっ、はあぁ。あつくれおおきひのが、おくちのならいっぱいれ……あふん」
「ほら、ほおばってるだけじゃダメだろう……ちゃんと良く噛んで…そう、じょうずだぞみさお……」
「もぐ、うぅん…。おにひちゃん、大きすひて、おくひからあふれちゃひそうだよぉ……あぁん」
「だめだ、全部飲み込むんだ。少しでもこぼしたらお仕置きだぞぅ」
「ああん、そんなぁ……こんなひいっぱい、飲み込めなひよ。んぅん……はあぁ」
「大丈夫、お兄ちゃんの言うとおりやってごらん…。少しずつ、少しずつ、ゆっくり飲み込むんだ……」
「う、うん。みさおがんはる。……ぅん、こくっ、こくっ。もぐもぐ、こくん。ぷはあっ」
「よーし、全部飲みこんだな……偉いぞみさお。…ふふふっ、どうした? そんなに息を荒げて……」
「はあはあ。うう、熱かったようお兄ちゃん。なんか口の中やけどしちゃったみたい。
皮がむけちゃったよぅ…。めくれあがってひりひりするう。……ひどいよ、お兄ちゃん」
「……でも、美味かったんだろう?」
「そっそれはっ……そのう」
「それは? はっきり言ってくれないとお兄ちゃんわからないなぁ」
「お、おいし…美味しかったです…。熱くておっきいのがみさおのお口の中いっぱいに入ってきて……
ねばねばしたおもちが喉に絡みついてなかなか飲み込めなくて……それがなんだか気持ち良くって……
…あぁ、お兄ちゃん、おいしかったです! 熱くて、ねばねばしてぇ、とっても美味しかったのぉ!」
「ふふふ、良く言えました。冷めた餅はあまり伸びないからな。熱い方が美味いのは当たり前だ……。
ほうらみさお、ご褒美におかわりをあげよう。嬉しいだろう? あーんしてごらん……」
「はぁぁ……嬉しいよ、おにぃちゃぁん……みさお、がんばっていっぱいほおばるからね……。
ああっ、またそんなに大きいのを……。あぁん、はふっ、ふうぅん。あはっ、さっきのよりおおきひ…」
「あぁ、みさおは欲張りだなぁ、そんなにうまそうにくわえこんで悦んじまって……。
……熱いのが美味いか? 大きいのが良いのか? ほら、ほらっ!」
「あ、あああっ! そんなひいっふぇんに! そんなに入れたらこわれちゃふよほぉ……。
もぐ、はふ、ふうん、こくんっ。ああぁん……おいしいのぉ! 熱いくて大きいのがいいのぉぉっ!」
「みさおもすっかり熱い雑煮の虜だな。ははっ卑しいやつめ! そんなにがっついたら火傷しちまうぞ?」
「だって、だってぇ…おいしいんだもん……。あぁお兄ちゃん、もっとぅ……。もっと熱くて
絡みつくのをちょうだい! 欲張りなみさおのお口にいっぱい入れてぇ……お願いですからぁ…」
「そうあせるなよ、ダシのたっぷり効いた汁も飲まないとだめだろう? ほら…」
「あん、ごめんなさぁい…。ん、こく。…ごくごく、ぷう。はあぁ……ダシがこんなに…おいしぃ…」
「もっと飲みたいか? みさお」
「うん、飲みたい…。もっと飲ませて……。おダシのたっぷり効いた熱いのをみさおに飲ませてっ!」
「なにやってるんだよっ、このヘンタイ星人!」――ぼぐぅっ!
「へっ? あっ、お兄ちゃん大丈夫!? なんで瑞佳さんがこんなところに! 今年は瑞佳さんなの!?
キイィ――――ッ! 想像妊娠しちゃいそうなくらいムードなぐっどていすとだったのにぃ!」
「見損なったよっ、浩平! せっかく浩平の為に徹夜しておせち作って持ってきてあげたんだよ……。
それなのに……それなのに、新年早々実の妹であるところのみさおちゃんに手をだ……
って、あれ? なんでふたりとも服着て、あれ?」
「み、瑞佳さん……。わたしたち、お雑煮食べてただけなんですけど……」
「え? えっ? お雑煮? だって、その、大きいとかっ、入れてとかっ。その。あの。私、てっきり…」
「てっきりって……。うわ、このお重すごい! 瑞佳さん、ずいぶん気合い入れて作ったんですねぇ」
「あ、そ、そうかな? 浩平、食いしんぼだから、みさおちゃん一人で作るの大変かなー、……なんて」
「中までおせちでぎっしり。…………こんなので殴られたらお兄ちゃんでもひとたまりもないですねえ…」
「うっ、あ、その、………ごめんなさぁ――――――い!!」どだどたどた……バタン!
「うぅ〜私ばかだよっ。お雑煮なのにっ、お雑煮なのにっ、お雑煮なのに―――! 浩平、ごめんねー!」
「ああっ、瑞佳さん!? お兄ちゃんほったらかし!? あーん、お兄ちゃんっ、しっかりしてぇ!
お願いだからぴくぴく痙攣しないで! すんごく怖いんだからぁっ!」
―――――――どくどくどくどく
「あっ、お兄ちゃんの血がお餅さんとイイ感じの紅白に! 元旦からなんか縁起良い……
…わけ無いって! お兄ちゃ―――ん! 死なないでぇ――――――――っ!」
………………なんか書いててむらむらしてきたから終了。