【AAカップ派も】折原みさおスレッド4【A+カップ派も】
「お兄ちゃん、お買い物に付き合って欲しいんだけど」
「…その、レシートばりに長い『お買い物メモ』から察するに、荷物持ちだな?」
「ううぅ。だってだって、お餅とかみかんとかおせちの材料とか重いんだもの……ダメ?」
「ダメなわけあるか。そんなもん一人で買いに行ってたら、兄ちゃん怒るぞ」
「…えへ……うん、ありがとっ♪ じゃあ遠慮なくいっぱい買っちゃうからね?」
「出来れば多少の遠慮はして欲しいんだが…」
「わあ、どのお店も人でいっぱいだあ…みんな忙しそう。さすが師走だね」
「まったく慌しいな……会場内を走ってはいかんとあれほど…」
「へ? 会場、って?」
「ん? いや、こういう店とは全く異なる意味合いで繁盛している所の話さ。はははは」
「…それは年越しに関係ないの?」
「一夜は越す奴もいるがな。まあ、かなりどうでもいいことだから気にするな」
「…う、うん……あ、そうだ。酒屋さんにも行かなきゃ」
「酒屋? お前いつからキッチンドランカーに?」
「なってないよっ! えと、んー…ねえお兄ちゃん、コレなんて読むの?」
「なになに…『《越乃寒梅》もしくは《雪中梅》ないし《天狗舞》プリーズ』……由起子さんか…」
「…なんか、凄そうなお酒…」
「探すのも面倒だな……おっ、コレなんか由起子さんにぴったりだな。よし、コレにしよう」
「…コレ? い、いいの?」
「問題ない。…くくく」
「「ただいまー」」
「お帰りなさい、早かったわね。…ふふっ、お疲れさま」
「あたしは疲れてないけど、お兄ちゃんが…」
「…ひゅー、ひゅー…く、くそ重てえええ…ちくしょうこれがっ! この酒が特にっ!」
「うふふふふふふっ♪ 酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞーっ♪ ……浩平、コレ、なに?」
「いや、注文の銘柄が見つからなかったんで、代わりにこの『美少年 白生にごり酒』を…」
「………飲んだ後で話があるから、それまで部屋の隅でがたがた震えてなさい。OK?」
ちなみに美少女という酒も存在する罠。…しかも客からのリクエストで命名されたらしい(w