【AAカップ派も】折原みさおスレッド4【A+カップ派も】

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845たまには違う、みさおも(性格反転)
「今日はクリスマスだ!」
浩平は行き成り叫び声を張り上げた。
「で、なにが言いたいの?」
浩平の前の、可愛いが少女がいる、少しつんとしているのは、反抗期に入ったからかもしれない、なお少女の名はみさおという。
「と、言うわけでクリスマスプレゼントだ、マイシスター」
なにが『と、言うわけ』なのかは理解不能だ、おそらく牛乳娘とて理解不可能だろう。
それより付き合いの短い作者では、理解出来るわけも無い。
だがこのねじが何本も取れた浩平と、最も長く付き合っているみさおなら理解できるかもしれない。
「で、なにをくれるの?」
浩平の言葉には全く反応していない。おそらく『理解』できないと『理解』しているのだろう。
流石我等のみさおちゃんである。
「これだ!なお一人では危険なので、保護者としてお兄ちゃんが随伴してやろう」
『お兄ちゃん』を強調しながら、数枚の券を渡した、割引券である、
・・・・近くのラブホテルのもののようだ。
「・・・・・・・・・」
みさおは止まっている。しかばねのようだ。
「おお、喜びのあまり声もでないようだな。それではさっそく今夜でも、グ、フ、フ」
みさおはプルプル震えている、少しでも信じた自分に堪え様の無い怒りをもっているのだろう。
その結果、怒りの正当なやりばに気付くのが遅れたのも、無理からぬ事かもしれない。
「死ね変態!」
だがそれが長く続くわけもなく、正義の鉄拳が鬼畜兄貴の顎へと突き刺さる。
「ぶへら」
性犯罪者浩平が、北斗のやられキャラようなの言葉を紡ぎ、綺麗に宙を舞う。
「・・・・ふ、いい、パンチ、だったぜ、これなら、せか、い、も、ね、らえ、る、か、もな、ガク」
浩平は最後まで、浩平だった。
このみさおを見て、誰が昔病弱だったと思うのかは作者も疑問である。怖いから問わないが。
と、いうわけでお兄ちゃんとプレゼント交換しよう」
先ほどのダメージがもう無くなったのか、浩平が無傷でみさおの前に立ちはだかる。
また『お兄ちゃん』の所が強調されている。
「兄貴と交換するものなんてないわ」
『兄貴』の所が強調されている、どうも『お兄ちゃん』と呼ぶ気はないようだ。
「お兄ちゃん悲しい、これを手に入れるのがどれだけ大変だったか事だか、これはね…・」
と、とうとうと語り出す、長森や住井などの固有名詞が時々挿入されてはいるが、
どうも、かぐや姫の無理難題の話と、青い鳥の話を混ぜた珍妙な話だった、即興で作り上げたにしては出来がいい。
「あーもうー五月蝿い!
 分かったから、もうその話は止して」
みさおが彼方此方移動しても、ストーカーのように背後を付け、ブツブツと呟く姿は正直怖い。
「・・・・・・そして天岩戸に引き篭る、名雪という少女を、七瀬と踊って誘い出し、
 って、え、今なんて言った?」
どうも話を作るのに忙しく、聞こえてなかったようだ。今の話は古事記のパロのようである。
「あげるから、付けまわさないでって言ったの」
「そんな言い訳しなくてもいいのに、正直にお兄ちゃんに上げたいと、ゴニョゴニョ」
みさおが睨みつけたので、最後の所が知りきれとんぼになっている。
睨みつけた後、自分の部屋に戻ると、綺麗にラッピングされた箱を幾つも持ってくる。
「ほら、これで我慢しなさい、私への男共の貢物で、いらないものだけどね」
顔は箱に隠れて見えないが、心持嬉しそうでもある、処分が出来て一挙両得といった所だろう。
「ちぇ、お兄ちゃんとしては、みさおが私をあげる(はぁと)
 って展開を希望してたんだけどな」
「・・・・これ以上いうようなら、明日の朝日を拝めないと思ってね、お兄ちゃん(はぁと」
笑顔で、怖い事を言っているが、またなんとも似合っている。浩平も、
「分かった大事にする、みさおのプレゼントだからな」
「そうよ、命より大事にしなさい、もし棄てたりしたら、一生口きかないから」
お下がりでここまで、強情に出なくてもよいものを、けど浩平にはこれくらいが丁度よいのかもしれない。
なんてったって、産まれてからずっと二人だったのだから。。。
後日
「浩平」
「オッス長森」
「浩平凄い格好してるね」
「みさおからのプレゼントだからな、と言っても、
 男からのプレゼントをそのままオレに贈っただけなのが、悲しいけどな」
「ふーんそうなんだ」
「おっと今日はこれから、茜と椎子を呼んで飲み明かすんだ、だから今日はこれでな」
「そう、それじゃ浩平、また明日ね」
「おう、またな」

「・・・・・・・」
「毛糸のセーターにマフラー、手袋に帽子、それもどうみても手編みで男物だよね、
 セーターのサイズも浩平にピッタリだし、不思議だよ」