葉鍵キャラを性別反転させてみよう! その5

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4444:02/11/27 04:09 ID:3rbqi8Vi
 ちょっぴり無理に笑顔を作る。
「……ばか。瑠璃だって、そうみえるわよ……」
「……ぼくも?」
「ええ……それに……私は、とても、……あはっ……気持ちいいわ………」
 言って、瑠璃のを入れてから初めて、自分の意思で後ろに力を込める。
 今までとは比べものにならないだろう締めつけで、瑠璃のものをしごいてあげる。
 むずむずしていた感覚が、じんじんと疼く熱さに変わる。
 もっと、もっと欲しくなる。

「はっ、くぅっ……」
 お尻を上下左右に揺すり、瑠璃のを腸壁で少しずつ擦る。
 動かす度にせつなく変化する顔は、私の嗜虐心に火をつけるには充分すぎた。
「ほら、どうかしら……んっ………瑠璃、きもちいいって、……んふっ……いったのに、苦しそう…っ…」
 瑠璃はちいさく喘いだ。でも、確かにとても気持ち良さそうな声だった。
 今、私はどんな顔をしているだろうか。
 瑠璃を攻めているという愉悦のため口元が多少、笑みで歪んでいるのは確実だろう。
 それは先ほどの、安心させるための笑顔とはあきらかに違うものだ。
 他に自覚できるのは、荒い息と潤んだ瞳。それに満ち足りている想い。
 男を惑わす表情、なんてのができれば最高なんだけど、それが具体的にどんな顔なのかはわからないし。

 ……いやまあ、本当にわからない、というわけではない。たまに長瀬さんがそんな表情をする事があるから。
 酷く淫猥な、蕩けきった表情。おもわずドキッとしてしまったり、それが見たくて限界まで攻め立てたりした事もある。
 あの表情ときたらそりゃあもう、匂い立つような色気と、むしゃぶりつきたくなるほどのいやらしさで。
 その時の雰囲気は、本当に、ねばっこい糸でもひくんじゃないかって思うくらい凄い。
 普段のおとなしさとのギャップもあってとても良い。彼女の恋人である瑠璃のことが、純粋にうらやましくなるくらいだ。
4455:02/11/27 04:10 ID:3rbqi8Vi
 しかし、アレはやろうとしてできる物ではない。彼女だって、半ばトランス状態になってはじめて見せるのだし。
 そんな風になるほど理性を剥ぎ取るには、激しく相手を攻めないといけない。
 近い状態なら瑠璃にキスされた後か。ぼうっと頭の中が真っ白になるあれ。
 でも、あの状態は確かに蕩けているのだけど、淫猥か、と言われるとやはり違う。
 淫靡さをだすには、いくら上手いからってキスだけでは足りない。それに、放心状態ではいけない。
 めちゃくちゃになってしまって、それでもさらに堕ちたいと願う程でなければいけない。
 今の場合でいうなら、私が瑠璃に一度限界になるまでいいようにされなければ駄目なのだ。

 瑠璃に主導権を渡したら、すぐにでもそうなってしまいそうだけど。

 まあ、それは後でやってもらうとして、今は私が瑠璃をいいようにするのだから、取りあえずは置いておく。
 やはりお姉様というのは、理性を残して年下をいたぶるものだし。

 お尻の圧迫にも、身体がなれてきた。
 もっと強く欲しい。
「ね、瑠璃……そっちからも、してみて……」
 揺すりながらおねだりしてみる。
 どうも瑠璃はこういうのに弱いらしい。まあ、私もだけど。
 最近気付いた事だが、以外と瑠璃も長瀬さんも、結構えっちな性格だ。
 ただ、普段は理性で抑えているからそうは見えないだけで。
「ね、どうしたの…はやくぅ……う、うあっ………!?」
 いきなり強く胸をつかまれた。乱暴といえるほどの、けどとても上手な愛撫。
 瑠璃の事だから、頷いてゆっくり腰を動かしてくれるかと予想していたのに、まさかこうなろうとは。
4466:02/11/27 04:10 ID:3rbqi8Vi

 お湯で滑ったりしながらくにゃくにゃ揉まれるのはとても気持ちいいのだけど、このままでは瑠璃のペースに嵌まってしまう。
「ちょ、る、るりっ……まっ、ひゃんっ……ああっ!」
「……だめ。待たないよ、姉さん……姉さんが可愛すぎるから」
「や、は、はひぃっ……うあぅっ、ひぃんっ……」
 たまらず瑠璃にしがみつく。
 お風呂では声が反響するため、自分の喘ぎが耳に入り、より性感が高まる。
 胸を押しつける。これで揉みにくくなり、愛撫の激しさも少し収まった。
 そのかわり、腰を大きく上下させられる。
「う、あぅっ……は、んっ…っ……」
 身体が上がる時は排泄感に似ているけど、それよりもずっと強い何かがある。
 中身が全部出てしまうんじゃないかってくらい。
「ひぃっ………うぁっ、くあっ、んん……っ!」
 突かれる時はもっと凄い。
 電気が走ったようになる。けれど、何かが絶対的に足りない。
 もっと奥まで欲しい。そう、膣内でいえば子宮を突かれる充実感が欲しい。
「うああ………や、る、るりぃ……ひぃんっ……た、たすけ……」
 喘ぐたびにおなかの中が凄いことになる。
 ぐるんぐるんと、掻き回されているんじゃないかって思う程むちゃくちゃな衝撃がくる。
 痛いのか辛いのか気持ちいいかもよくわからない。
「あっ、あつっ……うああっ……ひ、ひど、うあっ、……くぅっ……!…!」
 わかるのは、熱いってことだけ。自分が何を言っているかなんて、当然の如くわからない。
「まだだよ、姉さん」
 瑠璃の手が股間に伸びてきた。
 後ろでつながってるって事は、前は空いているってわけで。

 お湯の中でもどろどろになっているそこに、指が三本突き立った。
4477:02/11/27 04:11 ID:3rbqi8Vi
「い、ああああああっ!!」
 唐突に深く突き入れられ、目の前がくらんだ。
 前後で瑠璃を咥えている、酷く倒錯的な状態。
「あ、あっ、ひぃんっ……あひぃ、やあっ…っ、っ」
 もう、完全に瑠璃にペースを奪われてしまった。
 取りかえそうとしてどれだけ前後を締めつけても、自分が喘ぎ声をあげるだけ。
 自分の余裕をなくすだけだ。
「あっ、あぅっ、うぅっ、ひゃっ……くぅんっ!」
 くるくる指を絡めるように動かしたかと思うと、激しく出し入れされる。
 ほんっとうに瑠璃はこういう愛撫が上手い。天才とでもいうのだろうか?
「ねえ、姉さん……きもちいい……?」
 耳元で囁かれる。瑠璃にしてはとても珍しい、からかうような口調。
「ひぁっ……」
 息が耳に吹きかけられた。これは、私の得意技ではないか。
 という事は、次にくるのは、もしや……。
 怯えるように身構えると、程なくして、思った通りの事をされた。
「うぁ、あぁ………あああああっ……!」
 舌が、ぺちゃりと耳の内に進入してくる。
 背筋に凄まじい震えが走った。
 それが過ぎ去った後は、下半身が激しく愛撫されているにも拘わらず、うっとりする恍惚感がわきあがる。
4488:02/11/27 04:12 ID:3rbqi8Vi
 ごちゃまぜになった快楽はもう、私の許容範囲を越えているのではないかと思う。
「やあ、やあっ…………る、るりぃ……うぇっ、るりぃ……」
「くすっ……姉さん、さっきから言葉になってないよ」
「…ふぇ、だっ、ぇ……だっ、てぇ……」
 だって、なんだろう。言葉もない。
「……ほんとうに可愛い。姉さんが僕とか長瀬ちゃんをいじめる気持ち、わかった気がする……」
「…ふぁああん…ひぅっ、ひっ……ふあっ、あっ………」
 普段、別にいじめているわけじゃないと思っていたけど、これは考え直す必要があるかもしれない。
 確かにこれは酷い。こんな事をされたら、どうにもならなくなる。
 きもちよくって、すごくって、うん。
 長瀬さんがえっちのときぼろぼろ泣きだしてしまう事があるのも、瑠璃がぎゅうっと抱きしめられるのが好きなのも、凄くわかる気がする。
 感情が抑えられなくなるのだ。
 そもそも、その感情がわけわからなくなる。それで、言葉にする事ができなくなる。
 それでも無理やり言うなら……そう、「すっごく」なるのだ。
「ひっ、ふぅっ、ああっ……く、くぁっ………、ふ………………」

 全部の動きがとまる。

「……ふ、ぅ……どうしたの、るり……?」
「うん。ちょっと良い事を考え付いたんだ」
「……いいことって?」
 何だろう。
 なにか、良いとも悪いともいえない微妙な予感がする。
「……やってみてもいいかな?」
4499:02/11/27 04:12 ID:3rbqi8Vi
 ちょっと考えてみる。
 例えば、私がこういう時に良い事を考え付いた場合。

 なぜか、泣き出してしまった長瀬さんが思い浮かんだ。

 むう。如何したものだろうか。
 といっても、実際に瑠璃が思いついた事だし、試してみたいという気もする。
「…………いいわよ。言ったでしょ? 私は瑠璃がしたいならなにをしてもいいって」
 言ってみて、本心からの言葉ではあるのだけど、ちょっと不安にもなる。
「……うん、それじゃあいくよ」
「ひ、ひゃうっ!」
 じゃぷっとお湯が跳ね、身体を回転させられ、座位の体勢になる。
 腸内がぐるっと捻られたような感覚は形容しがたかった。
 それから、瑠璃の親指はクリトリスの上に。人差し指から薬指までが膣内に入ってきた。
「う、あぁ……ま、まさか……瑠璃……」
「うん……これで僕のを触ってみたらどうなるかなって思って」
 ぐちゅっというアソコの感触とともに、奥まで入った指が膣内の壁を押す。
 自分のものを探り当てたのか、壁がゴシゴシと擦られるのが分かる。
「……っ! や、だ、だめっ、るりぃっ!?」
「ん……したい事、してもいいんだよね………姉さん?」
 ふたたび胸を掴まれる。今度は後ろからなので、しっかりと抑えつけるようにされる。
 ぎゅうっと押しつぶされると、まるでそれに呼応するかのように下半身も締め付けを強めた。
 自分の身体なのに、瑠璃にいいようにされてしまう。
「んあ…やあっ……ひぅん……! は、はげし…、うっ、や、やだ、だめぇっ!」
「はっ……ん、きもちいいよ…姉さん」
 ぐいぐいと指が押しつけられて、クリトリスは親指に蹂躙されて、胸はしこりを全部ほぐすよう揉まれた。
45010:02/11/27 04:14 ID:3rbqi8Vi
 膣内も腸内も限界までひき絞られる。
「や、あっ、ひぃ! や、だっ! あっ、やだぁっ!!」
 今までで、まだイッてなかったのはほとんど奇跡みたいなものだった。
 でも、それももう限界だ。

 耳たぶを吸われる。
 最後の仕上げとばかりに、瑠璃はクリトリスと乳首を手加減もなしに押し潰した。
 身体中に電気が走った。カミナリに打たれたんじゃないかと思うくらいの強烈さだった。

「や、あああああああああっ!!!」

 身体の中に入っている瑠璃のアレと指を、親の仇とでも言わんばかりに締めつける。
 その感覚を少しでも長くしようと全身をピンと突っ張り、声を張り上げ続けた。

 絶頂感が途切れた。荒い息で後ろに倒れこむと、瑠璃がしっかり支えてくれる。
 入っていたものが抜かれて、ようやく一息ついた。

 ……結局、瑠璃にいいようにされてしまったか。
 ちょっと悔しい。
 しかし、以前やってあげたことは学習してやり返してくれるあたり、敵は手ごわい。
45111:02/11/27 04:14 ID:3rbqi8Vi
 ふと、気付いた。
「瑠璃、まだイってないわね……?」
「う、うん……もうちょっとだったんだけど……」
「そう…もう少し私が我慢すれば、出せたかしら?」
「う、ううん……その、締めつけが強すぎて、出なかったんだ……」
「……そうなの……じゃあ、ちょっとそこに腰掛けてちょうだい」
「う、うん」
 お風呂の縁の、壁を背にして座れる場所。
 私が座って瑠璃に愛撫された場所だ。
「……こんなにしちゃって、ふふっ」
 パンパンになったそれをそっと手に取り、舌を這わせる。
 くちゃくちゃ、と音をたててしゃぶってあげると、我慢できないといわんばかりに震える。
「う、うあ……っ」
 胸で挟みながら先端を咥えたら、びくんっ、とひときわ大きく震えて、私をめちゃくちゃにしてくれたものはあっけなく果てた。
 そして、事後の心地よい感覚。

「さて、そろそろ身体を洗いましょうか。ずっと湯船にいたらのぼせちゃうわね」
「……うん、そうだね」
「じゃあ瑠璃、久しぶりにあらいっこしない?」
「うん、いいよ。何年ぶりだろうね」
「さあね? ふふっ、長瀬さんも今度誘ってお風呂に入ってみようかしらね」
「……いたずらしちゃ、駄目だよ」

 それから二人で一緒に笑って、あらいっこをして、今日は二人で、一緒になって寝た。
452あとがき:02/11/27 04:16 ID:3rbqi8Vi

やー、やっと一つ終わったですよ。
しかし、曲がりなりにもマトモなのは久しぶりですねぇ。
相変わらずへぼですが。

とりあえず、前回のヤツはなかったことに(何


突然ですが、幸せっていいですよね。今回のSSでいうなら最後の一文ですかね。
こんな感じに仲のいい姉弟。らぶらぶですよ。方向性が間違っている気がしなくもないですが。

私も風邪が腹にきていたり……

ではまた次回、いつになるかは微妙ですがお会いしましょう。


――ぱあん、と銃声。 銃を持った拓美さんが駆け寄ってきてTHE・END
453元380:02/11/27 05:32 ID:/rMjguVT
⊂⌒~⊃。Д。)⊃     何回も

⊂⌒~⊃。Д。)⊃     何回も

⊂⌒~⊃。Д。)⊃     萌え死にました


早く自分も書きたいよぉ…
454名無しさんだよもん:02/11/27 10:02 ID:w8THwNPn
>>432
ついにClannadキタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!!
本編には焦らされまくってるので、反転ネタ大いに歓迎。

>44氏
Aを選択→興味津々のあきら(未経験)に散々つっこまれてしどろもどろなふゆ、
なんてのをみてみたかったり。

>天気屋氏
開発されまくりの往穂たん(;´Д`)ハァハァ
男聖の鬼畜度、あがりっぱなしですなw

>>452
お久しぶりでもいい! 萌え+ハァハァがあるのだから!!
エロエロでラブラブな二人に乾杯。
455調子乗り44:02/11/27 20:21 ID:r1ztfZXY
弥生さんが去った後、私は半泣き状態であきらの方を向いた。
ううううう、あきらめ、NANTE質問をしてくれたの。よりによって勇輝専用
対人兵器がいる前でぇえ……
私の心中など知る由も無く、あきらは外の方を見て思案に耽っている。どうせ岬
さんの事を考えているんだ。
「……あきらぁああ」
「どうしたのふゆ?なんだか怖い顔して」
この無神経女ッ!と言いたがったけど、それじゃゲームが違うし……
「あ、そうだ、忘れてた」
今度は何……英二さんと違う意味で侮れないよぅ……
「本当は、これが聞きたかったんだ」
そっちを先にしてくれれば良かったのに……

「初めての時って痛かった?」
………………ある意味離れてないよ、話題……
溜息をつきながら、今更ながら嘘をついた事を後悔した。でも、まさか嘘でした、
なんて言いにくいし……
「……うん……死ぬかと思ったっていうか……死んだ方がましだった」
こ、この位の方がリアリティあるよね……
「い、いつ頃から……あの、その……よくなった……?」
「……よ、四回目くらい……かなぁ」
「態度とか、あの、エッチの後とか、変わった?勇輝」
「ううん、えと、ちょっと、あー、照れ臭いって顔してた」
「えへへへへへへへへへへへ」
「あははははははははははは」

「………………帰るか」
空笑いをする友人二人を尻目に、来た早々回れ右をする遥。
何も考えずに外に出たので、何かにぶつかってしまった。
456調子乗り44:02/11/27 20:22 ID:r1ztfZXY
「あー、すいませ……」
言葉の途中で黙ってしまう。どこかで見た顔だった。が、ぶつかった人物は意に
介さない表情で『失礼』とだけ呟くと、遥の行く道とは反対方向に歩いて行った。
「……誰だっけ……まぁいいや」

「……肉体関係にあったとは……」
ちょっと、かなり、ものすごく意外だった。
しかし、それとこれとは関係無い。今の弥生にとって、勇輝の、ふゆへの行き過
ぎた感情はただただ邪魔なだけのものである。
勇輝は、弥生の夢―――そして全てでもある。
彼が成功を掴む事、それが弥生の至上の喜び。その為には、勇輝の邪魔をする者
は誰であっても排除する。
―――それが、他ならぬ勇輝の大切な人間であっても―――

「―――ならば、その事を利用させてもらうまで―――」
誰にも聞き取れない声で、呟いた。
それは哀しい程、冷たい声だった―――


……というような感じで篠塚弥生人生転落ルートが始まるという感じです。
遥が出たのは普通に次は遥篇をやろうかなぁ、と思った所を変えた名残です。
それはさておき、今年の風邪は腹に来る、というのを今知りました。
朝方腹痛起こしたのは寒冷地、暖房もつけず賞味期限が去年のアイス(勿論バニ
ラ)を食べたからじゃなかったんですね。嗚呼怖い怖い。

>天気屋氏
ああ、がっつんがっつん幸せです。お身体には本当に気を付けて下さい。
>いっちゃえシリーズの作者氏
本編も好きですけど、私前書きor後書きがものっそい好きなんです。
457別バージョン44:02/11/27 20:43 ID:r1ztfZXY
「……もう知らない」
私は真っ赤になってあきらを叩いた。
「お、怒らないでふゆ……」
「どうしてこんな所でそういう質問するのっ」
ぽかぽかあきらを叩きながら泣きそうになってしまった。
「ゆ、優等生パンチはやめてよぅ、だって、知りたかったんだもん……私だって、
まだした事ない……もん」
どうして自分の所だけ小さく言う。
弥生さんにあんな事知られて、どうしたらいいの私。
ただでさえあの人、私と勇輝の事良く思ってないのに、そんな深い関係じゃない
んならええやん、とっとと別れぇや、なんて言われたら……
「うぬぬぬぬ〜っ」
「わぁああ、痛いよ、やめて〜」
「うぬぬぬぬー」
やたら気合の入っていない声。見ればもう二本の腕があきらを叩いている。
「……あれ、遥」
「遊びに来たよ、ふゆ、あきら」
叩く手は止めずに言った。
そして私の顔を見て、遥はぽむ、と手を叩いた。
「ど、どしたの?」
「ん、いや、入口でちょっとボーっとしてた人にぶつかったんだけどさ。見た事
ある顔だなーって思ってたけどふゆの顔見たら思い出した。勇輝のマネージャー
の人だなって」
が―――ん。
「そ……そんなぁ」
呆れてたのかなぁ、高校くらいからの付き合いって知ってる筈なのに、まだ何も
してないって、引かれたのかなぁ。
「……遥、やっちゃえ」
びし、とあきらを指差す。おーけー、と気の無い返事であきらをまたぺちぺち叩
く遥だった。
458別バージョン44:02/11/27 20:43 ID:r1ztfZXY

「……やはり……そうだったか」
そうだろう、と思っていたが、あの二人の間は清いものだった。
ならば、もっと深い仲になる前に、その段階で留めて貰う。
余りに深いものになりすぎた対人関係は、やがて破滅の道を辿る。
―――勇輝は。勇輝にだけは、そんな下らない事で失敗して欲しくなかった。
それなら―――

「―――殴られる、だけじゃ済まないかもしれませんね」
誰に言うでもなく、そう呟いた。
―――あの少女を、汚す。
あのあどけない顔を、苦痛に、そして絶望に―――快楽に歪ませる……他でも無
い自分が。
いつの日か、勇輝自身が彼女を本当の意味で手に入れる日まで、ふゆを堕とし、
そして守る。

「……私は、憎んでいるのかもしれません」
やはり自嘲的に、弥生は呟くのだった―――


……通常ルート、と言って良いのか悪いのか。
どっちに転んでも幸せの欠片は見つかりません……あはは……
459名無しさんだよもん:02/11/28 01:46 ID:eUoYMQ3A
別バージョンの続きを希望してもいいかね? ←外道
460旧69:02/11/28 03:39 ID:cJ/NKG30
優しくて、厳しくて、頭がよい、ハクオロさん。

巨乳で、敏感で、流されやすい、ハクオロさん。

息子にあたるエルルゥくんを襲っちゃう?ハクオロさん。
カミュくんに金縛りにされたうえに色々吸われちゃうハクオロさん。
カルラに香で体の自由を奪われた挙句襲われちゃうハクオロさん。
父性愛?に目覚めたウルトリィさんとつい関係を持ってしまうハクオロさん。
何か吹き込まれたトウカに××を○○されるハクオロさん。
ある国から若いツバメを送られるハクオロさん。

こんなハクオロさんは如何ですか?



ユズハは思いつかなかったりする罠。
何、書いてんだ私は(汗
44氏さん、天気屋さん、いっちゃえ作者さん、相変わらず、イイ!作品ですね。



むーほったらかしの作品終わらせんとなー自分・・・
461名無しさんだよもん:02/11/28 12:45 ID:+yYfiFhX
>>460
そんなハクオロさん、大好き(w


ユズハねえ…
弟の背中流すついでに、その細い腕や薄い胸板、白い首筋に(;´Д`)ハァハァして
鼻息が荒くなりっぱなしのオボロ(女)

なんてのが先に思いついてしまった(爆
462名無しさんだよもん:02/11/28 14:59 ID:gfSkGIfg
やっぱユズハはショタなのかなぁ
463雅也 ◆yGAhoNiShI :02/11/28 16:19 ID:mtonQnHl
俺はスコールよりかっこいい中3なんだけど、
うちの学校にすげーユウナに似てる女子がいるんだ。
うらやましいだろ?>>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>
>>1 >>1 >>1
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1037430276/l50
464雅也 ◆yGAhoNiShI :02/11/28 16:33 ID:ZVcdwyrK
俺はスコールよりかっこいい中3なんだけど、
うちの学校にすげーユウナに似てる女子がいるんだ。
うらやましいだろ?>>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>
>>1 >>1 >>1
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1037430276/l50
465名無しさんだよもん:02/11/28 21:55 ID:+VUywNIx
保守
466なんだか泣きたい44:02/11/28 22:16 ID:DONw2vgs
「あ……駄目……だ……めっ」
「いいからいいから、大人しくして」
やたら曇りのない笑顔で、玲はかずきを抱き締めている。そして器用にも服の上
からブラのホックを外した。
「やっ……やだぁ、やめて、本当やめてぇええ」
マジ泣きで懇願するのだが、玲は全く気にせずにかずきの服を脱がせていた。
「あー、別にコレ、ブラ外さなくても良かったよね。失敗失敗」
笑顔でそう言い放つ彼の頭に、男としての機能を働かせる力があるのかないのか。
かずきの半裸を目の前にして全く動じる様子が無い。それどころかハンガーに掛
けた服を何着か持ち出し、かずきに渡そうとする。
「コレとコレ、俺的にオススメなんだけどぉ、どっちがいい?」
「どうしてどっちも制服なのぉおお……」
ひとつはあたし○ちのお母さんが好きな色の制服に、可愛いケープがついている
もの。
もうひとつはセーラー服なのにリボンが無い珍しいタイプの青と白の制服。
「んー、ぷりちーうぃざーどかずきっち、巨乳系だからこっちかな」
ずずい、とセーラーの方を勧める玲。
「……私、男じゃないし魔女でもないし可愛くもないもんだ」
「あはは、可愛いよかずきくんは」
「……説得力無い……」
ぷい、とそっぽを向く。
―――それもその筈。

「ねーねー、むくれないでよかずきくーん。どうしたのさぁ」
永遠の世界に旅立ちそうな心境のかずき。そう。
「そういう事はその服脱いでから言えや―――っっ!!」

クリーム色のシャツ、黒い制服、赤いネクタイ。そして手首に黄色いバンダナを
巻くそこらの女ぶっちぎりの可愛さを誇る玲の姿がそこにあったのだった―――
467ところで44:02/11/28 22:19 ID:DONw2vgs
>>459
別バージョンってどっちの事でしょう。
468はてさて459(=440):02/11/28 22:59 ID:q3v0Thlt
後の方ので、というより名前欄のところに書いてあると思うのですが、どうでしょう。
469名無しさんだよもん:02/11/29 01:18 ID:Mx7vyzVG
>>466
かずきちゃん、女としてのプライドがズタズタですな(w
470名無しさんだよもん:02/11/29 19:52 ID:qNw5vwUH
かずきタン(*´Д`)ハァハァ
471前733:02/11/29 21:55 ID:jgtFMMlM
うわぁ……しばらくネタ詰まりしてるあいだに
すごいレスが進んでるなぁ。
自分が最後に書いたのってもう200レス以上前だよ。
とりあえず最後までやると決めたからAIRのやつ
最後までまで書き上げることにします。
472お馬鹿でスイマセン44:02/11/29 22:05 ID:5qZDGtjY
「……キャッチフレーズ?」
唐突に言ったはじめに、四男初音はつい聞き返す。
柏木家の朝の食卓。四兄弟+その親戚のはじめが爽やかに揃っている。
「うん、ほら、せっかく特殊な家系なんだし、かっこいいの無いかなぁって」
「……いや、普通に『エルクゥ』でいいんげふ」
どびし、と延髄にチョップを叩き込まれる次男梓。勿論犯人は長男鶴丸。
「そうですね……『爽やか変身・メタモルフォーゼ柏木家』なんてどうでしょう」
穏やかに笑いながら自信満々に言う鶴丸。が、他四名の反応は薄い。はじめと初
音は愛想で笑っているが、それが丸わかりなので余計哀しい。
なんとか空気を戻そうと初音が一生懸命考える。
「う……うーん『正義の柏木!鶴来屋をどうぞよろしく!!』なんて……」
「それってただの宣伝なんごへ」
梓の側頭部に拳骨を叩き込むはじめ。
「……ごめん、朝っぱらから変な事言い出しちゃって」
話題を打ち切ろうとした時、三男楓がぽそりと呟いた。

「……『ミラクル★鬼ッコ』……」
―――一瞬、静寂が訪れる。ネタ的にも時期的にも中途半端だなと梓は言おうと
したが、命の危険を感じ、黙り込んだ。そして、はじめが笑い出した。
「あはは、駄目だよ楓くん」
そうはじめが言うと、楓はちょっとしょんぼりしてしまう。
「だって、梓と楓くんと初音くんはともかく、鶴丸さん鬼ッコなんて可愛い年じ
ゃないじゃん。そりゃ確かに子供っぽい所もあるけど」

―――その瞬間、確実に一度目より更に長い静寂が訪れるのを(はじめ以外は)
感じた。
鶴丸は張り付いたような笑顔のまま固まり、はじめの方を見ている。
そして次男三男四男は悟る。

……間違い無く柏木家最強の座は眼の前で無邪気に笑うこの女にあると……
47344:02/11/29 22:11 ID:5qZDGtjY
……名前欄はネタにも459氏への返事にも掛かっています。
最近こんなんしか(ボコボコと)浮かびません……
ははは……とりあえず逝って来ます。
474名無しさんだよもん:02/11/29 23:31 ID:+9x1EqId
彼は、思ったより近くにいた。木陰でうずくまっているが、その姿は隠れきっていない。
軽く上下する肩を見るに、奴に襲われた訳でもないようだ。
あれだけの時間があれば、奴の力なら人一人など楽に殺せるだろうから。

…奴はいない。あの怪我であきらめてくれたのか?

安堵して、だがなぜもっと遠くへ逃げなかったのかを注意しようとして…私は気づいた。

不自然に上下する肩…荒い息。
近づくにつれてはっきりする、赤い顔。

なにより、股間にて強く存在を主張する剛直と、鼻につく微かな性臭。

(しまった…さっき私がかばったせいか)

逃げられないわけだ。腰に力が入るまい。私が近づいていることにも気づいているかどうか。
…こうなってはこれを解放する方法はひとつしかない。
私は彼の上に覆い被さるようにし、そっと声を掛けた。


「あなたが今感じている感情は精神的疾患の一種よ。治し方は私が知ってる。私に任せなさい」
475名無しさんだよもん:02/11/29 23:38 ID:+9x1EqId
シーンうろおぼえでつ。元の文に似せるのはあきらめてます。
気分悪くされた方々申し訳無い。
476名無しさんだよもん:02/11/30 09:05 ID:Z9fYk6Db
これがかの有名な感感俺俺なのか…
477名無しさんだよもん:02/11/30 15:19 ID:s5DHHYF8
ひ、久しぶりに見た…
478名無しさんだよもん:02/12/01 00:29 ID:ejtHzY2J
つまり感感私私!?
479おねーさんといっしょ(1/4):02/12/01 05:28 ID:1/RuSPjO
「で、でぇと?!!」
「うむ。デートなのだ、少年」

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 あの子供――歩(あゆむ)と出会って10日ほど経つ

 あれから毎日、歩は夕方になるとあたしの所にやって来るようになった
 遊ぶ相手欲しさ…というよりはあたしの鯛焼きが目当てなのかもしれないけど
 2,3匹くらいなら大した出費じゃないし、うまそうに食う歩の顔は見ていて気持ち良いし
 それにあたしも暇つぶしの相手が欲しかった所だ…だから、構ってやっている

 …ところが、その歩がいい按配でうちの『サクラ』になってしまったらしい
 うまそうに食べる歩の姿を見て駄々こねるお子様が続出。で、親御さんが御購入という展開
 しかも『子供に鯛焼きを配る優しいオネーサン』という噂まで立ってるらしいし…
 なんだか偽善者みたいでヤな気分だが…まぁ、儲かるってるからこれもいいのか?

 これぞ『海老で鯛を釣る』改め『鯛焼きで釣ったうぐぅで客を釣る』っていう奴?

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 ――ということで、たまには気前の良いところを見せてあげようということで
「そ、優秀な助手くんへのご褒美。いいよな?」
「ボクがじょしゅ? ボク、何にもしてないよ。オネーサンの邪魔してるだけだし…?」
 まぁ、歩にしてみれば単に鯛焼きを食っているだけだからな
「それとも何かな?レディーのお誘いを断るとでもいうのかなぁ坊主?」
「うぐ…オネーサン、目がひきつってるよぉ…」
480おねーさんといっしょ(2/4):02/12/01 05:29 ID:1/RuSPjO
 とりあえず最初は腹ごしらえっしょ♪ ってことで、2人で喫茶店に入る

「え〜っと…回鍋肉に青椒肉絲に干焼蝦仁、あとライス大盛り〜」
「あの、お客様…当店は中華料理はやってないのですが……」
「あ、心配ない心配ない。婆…じゃなくてマスターに話通してみな」
 喫茶店って言ってもここはあたしの居候先だし。何の遠慮もいらないんだよね…
「歩は何頼むんだ?フルコースでも満漢全席でも何でもいいぞ〜?」
「あの、いくらなんでもそれは無理ですよ…」
 いや実際作るんだよあの婆さんは。頼む奴がいないからメニューに書いて無いだけなんだよ
「………」
「っておい歩? オネーサンの奢りだから勘定気にしないでも――」

 歩が複雑な顔で見つめている先は、奥のテーブル席の様子
 鼻の頭とほっぺたにクリームを付けた、元気そうな女の子
 幸せそうに苺を食べている、青い髪の男の子
 その2人の口元を拭いているのは、父親としては随分と若い男性
 テーブルの真ん中にあるおっきなパフェをつついている、仲の良い家族の光景

「うぐぅ…」
「…………」
 歩の家庭についてあたしは何も知らない。本人も言わないし、あたしも訊かないでいる
 だが以前私に見せた表情で大体見当はつく…多分、あたしと同じ
「……向こうのテーブルのアレも頼む。あ、スプーン2つね」
「え…?」
「嫌か歩、2人で同じパフェ突付きあうのは?」
「う、ううん! 嫌じゃないよっ!」
 やっと見せてくれたな。お前にはその笑顔が似合ってるんだよ、助手くん

 しばらくして到着した巨大パフェ(と中華3品とライス、さすが婆ちゃん)を2人で摘む
 歩とパフェの食べさせっこをしたり、フルーツの奪い合いをしたり、楽しい時を過ごした
 視線が少し気になったけどな…はてさて、周囲はあたしたちの関係を何だとおもってるのだろ?
481おねーさんといっしょ(3/4):02/12/01 05:30 ID:1/RuSPjO
 ようやく明るい表情になった歩を連れて、商店街をぐるり1周デートの旅
 ちなみにあたしはパフェと中華の食い合わせが不味かったらしく、少しグロッキー気味

「…オネーサンオネーサン?」
「うぷっ…ん…なんだ歩…」
 歩が指差す先にあったのはゲームセンター。この歳のガキにはまだ勧められない場所だな
 歩の歳だと中の機械は難しいだろうし…入り口にあるクレーンゲームが妥当だろうな
「アレ、やってみるか?」
「うんっ、とれたらオネーサンにプレゼントするよっ!」
「お、若いうちから女に貢ぐか? 殊勝な心がけだねぇー」
 …まぁ結局歩は1個も取れず終いで、その後あたしの挽回で2つ取ったんだけどさ
 でもまさか2000円もスっちまうとは…くそっ、食い合わせで集中できなかった所為だな

「ごめんねオネーサン…ボクがとってあげるはずだったのに…」
 小さな天使の人形を握った歩が、申し訳なさそうにこちらを見上げている
「ま、気にするな…(っていうかゲーム代出すのはあたしなんだしさ)」
 というあたしが持ってるのは、シンプルな白いカチューシャ
「そいつは初デートの記念だ、取っときな」
「うんっ……うぐ…オネーサン、これ読めないよぉ…」
 歩が睨めっこしている紙―カプセルに入っていたものを取り上げる。何なにぃ…

 ・・・・・・・・・・・・グハッ!

「? オネーサンどうしたの?」
「あ、えっと…えっとだな…願い事が3つ叶うんだとさ。す、すげーなこいつ」
「えっ!ほんと? 何でもかなうのっ?!」
 とりあえず適当な嘘で誤魔化す。本当の事は…と、とてもじゃねーけど言えねぇ……
「じゃあじゃあ、いまからおねがいしてもおいかな?」
「あ、お、オネーサンが叶えられる範囲で頼むぞ、あ、あはははは…」
「うんっ、じゃあ。ボクのさいしょのねがいは……」
 オイオイ…まさか願い事をあと100個増やせとかってオチじゃないよなぁ……?
482おねーさんといっしょ(4/4):02/12/01 05:31 ID:1/RuSPjO
「ボ……ボクとけっこんしてくださいっ!」
「おうっ、お安い御用―――って何ィィィィィッツ!!!」

 …ぷ、ぷぷぷプロポーズでしゅかぁぁっ?

「うぐぅ……ダメかな……てんしさん、おねがいかなえてくれないの…?」
「うぐぅ……そ、それはだなぁ…え〜〜っとぉ…」
 ぐはっ、思わずあたしにまでうぐぅが移っちまったじゃねーかっ
「……えっとだなぁ……歩。まだ、お前は9歳、だよな?」
「うん…もう少しで10歳……」
「じゃあ…早くて8年後か…」
 その頃はあたしも三十路直前――今の美貌も崩れる頃かぁ…
「うぐぅ……おねぇさぁん……?」
 そんな瞳であたしを見つめないでくれよぉ…そういう顔をされると、あたしは……

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪

「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ???!!」
 ほら、思わずカウンター入れてしまったではないか
「なんだだらしないなぁ、夫婦になるんだからこんくらいで驚くなよ?」
「え、え、ふうふ?! じゃ、じゃあっ?!」
「8年後だぞ。その時もあたしのことが好きだって言うなら……
「約束…してくれる?」
「ああ、約束するぞ。続きはその時にしてやるから、今はこれで我慢な?」
「え、えっと…おねーさん、つづきってなに――うぐっ!な、なんでたたくんだよぉ?!」
 あ、あたしも一応女なんだぞっ、んな事軽々しく言えるわけねーだろっ!

 ……それに、あたしもまだ……そっちはよく知らないんだしさぁ……
 今だってかなりドキドキしてるんだぞ? なにぶん初めて…だったからさぁ…ブツブツ
483現スレの1:02/12/01 05:34 ID:1/RuSPjO
 鯛焼き屋さん(名称未設定、♀)×歩(反転あゆ、♂)、7年前にデートするの巻

 週1でしか書き込みできない都合、妙な設定とかが色々浮かんでしまう罠
 同じ飲食店つながりで百花屋とかとも関連持たせてるし…別の機会に書くかもしれないですけど…
 なによりあゆ(♀)は「ボク口調」だから歩(♂)に反転しても区別がつかないし…
 しかも本家の『3つの願い事』に手を入れちゃったし…どうなるのかなぁ…


 ∧||∧
(  ⌒ ヽ ところで、8年経つ前にお2人さんは『続き』をしちゃうのかなぁ(死
 ∪  ノ
  ∪∪
484名無しさんだよもん:02/12/01 09:45 ID:/lRNod41
>>479-483
イキロ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
代わりに漏れが閻魔大王の下僕化するからつ、続きを・・・
⊂⌒~⊃。Д。)⊃ガハッ
485名無しさんだよもん:02/12/01 18:00 ID:D29sPkkb
>>現スレの1さん
グッジョブ!!
十歳のガキ相手にマジになって照れる鯛焼き屋のお姉さん萌え〜。
486孫悟空 ◆yGAhoNiShI :02/12/02 14:25 ID:f89OzW+e
ドラゴンボールZ
フジ(関東)で毎週月曜16:30〜放送中!!

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と〜けたこおりのな〜かに〜♪恐竜がい〜たら〜たまのりし〜こ〜みたいね〜♪
487孫悟空 ◆yGAhoNiShI :02/12/02 14:49 ID:f89OzW+e
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488孫悟空 ◆yGAhoNiShI :02/12/02 15:14 ID:f89OzW+e
ドラゴンボールZ
フジ(関東)で毎週月曜16:30〜放送中!!

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489現スレの1:02/12/02 15:29 ID:MSZTk362
不意に休みが入った…ので、放置状態のアレを続けてみるテスト
490ねがい(1/2):02/12/02 15:32 ID:MSZTk362
 かつて自分に訪れた災禍が、あの人を焼き尽くす、いめぇじ

「…いけませんっ!」
 駆け出していた。あの人たちが赴くだろう、あの場所へと

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 コマ送りのように、ゆっくりと
 抱きとめようと伸ばす手をすり抜け、新雪の上へ
 とすんと、小さな躰が、落ちた
「――誠っ?!!」
 腕の中の誠を見る。雪のように真っ白で、生気の失われた顔
「誠、まこと…ねぇ、しっかりしてよ、起きてよ、ねぇっ!」
 呼びかける。意味を為さないだろうことは分かっていたけど
「ほら、鈴があるよ。誠、これが好きだったよね?」
 ちりんと、鳴らしてみる。それでも目は開かれない
「じゃあ肉まんは?少し冷えちゃったけどまだ有るよ?」
 …反応しない。もう十分すぎるほど食べているから
「ねぇ……起きてよぉ……何でも我侭言っていいから……目を開けてよ…誠ぉ…」

 誠は人のぬくもりを求めて人里にやってきた
 私たち――雪弥や秋人さん、それに汐くんはそれを誠に与えた
 花火や紙飛行機で一緒に遊んだ
 水瀬家の一員となって家族のぬくもりを与えた
 大好きな肉まんを思い切り食べさせた
 汐くんという友達を得た
 たった今、私と結婚した

 では、それら全てが成就されたら?
 私たちは誠を満足させたいと思って奔走した
 その努力が誠の存在理由を失わせる結果になったとしたら?
491ねがい(2/2):02/12/02 15:33 ID:MSZTk362
 ―――――――――マコトヲコロシタノハ、ワタシタチ?


「違う……違う違う違うっ!!」
 私の脳裏を過ぎる最悪のイメージ。それを否定するように私は叫ぶ
 なんてこと、私たちは誠が人であり続ける理由を奪ってしまったんだ
 ………でもちょっと待って。望みが叶ったから存在が消えるのなら、その逆は?
 誠が何かを望みつづけるなら、誠の存在は危ぶまれないのでは?

「だったら……だったら……」
 思いつく限り、私たちは誠の望みを全てを叶えてしまっている
 でも考えるの、考えるのよ…誠が望んでいることはまだ残っていないか?
 誠本人も気づいていない願望がどこかに隠れてはいないだろうか?
「わからない…わからないよぉ…」
 駄目…全然わからない……誰か…誰か教えて……
「ウ……ァ……ゥ…」
「誠?苦しいの?どこか痛いの?」
 誠の体をさする。蒼ざめた表情に反し、異常なほど熱を帯びている
 私は少しでも望みを叶えてあげられればと思い、さする
 誠の躰を、優しく、くまなくさする


 …とくん


 あ、ああ……
「……かみ…さまぁ……」
 うれしくて、涙が零れ落ちた
 私に答えを気づかせてくださって…心から感謝します……
「そうだったんだね。分かったよ……誠…貴方の望みは……」
492現スレの1:02/12/02 15:34 ID:MSZTk362
一月前に書いた誠(反転真琴)×ゆう(反転祐一)を続けてみました(>>134-136)
あと1回でおそらく完結させますが…あらかじめ予告しときます

エロ、書きます
そのかわり思いっっっきりダークな路線になります
「吊るなーっ!」どころか「地獄に逝けやゴラァ!」と叫びたくなります(汗)
「お姉さん×歩」が極甘な分、ごそっとしわ寄せきちゃってます


 ∧||∧
(  ⌒ ヽ では又来週…
 ∪  ノ
  ∪∪
493元380
>>現スレの1氏
シリアスな誠編、最高にイイです!
…自分も早く書けるようになりたいです…