葉鍵キャラに野球を絡めたＳＳを！

元スレ
鍵キャラに阪神タイガースを絡めたＳＳを！（ＨＴＭＬ化待ち）

前スレが大量のＳＳを半端に残したままでdat落ちしました。
最終書き込みが11月28日23時台だったことから保守忘れた
だけと判断。ここに再建しました。
前スレで他球団も書きたいとの要望もありましたので
間口を広げて「野球」全般としました。
ＳＳ内の「ネタ」として葉鍵キャラが他球団の批判をするのは
構いませんが、ＳＳには関係のない球団批判、選手批判、
個人批判は行わないでください。
なお、前スレはあまりに目立たなかったために消えたので
たまにageるのはＯＫです。ただ、常時ageは・・・

2

野球拳もアリですか？

新スレ乙〜〜
というわけで、他球団も絡めるため、ドラフトから修正していきます。

巨人：レミィ（助っ人）
ヤクルト：芹香、マルチ、セリオ
中日：瑠璃子、みさき
阪神：千鶴、猪名川、七瀬
広島：佳乃、聖、秋子
横浜：瑞佳、保科

では、前回の３者連続三振の続きから･･･

　今岡「ナイスピッチング、七瀬」
　七瀬「ありがとうございます、今岡さん。」
　アリアス「Hey,Rumi,whats that ball?」
　七瀬「（え？え？何？なんていったんだろ?えーーーっと・・・）ｲ･･･ｲｪｽ!!ｱｲｱﾑ!!」
アリアスは頭に？マークを浮かべながらも、駆け足でベンチに戻っていく。
ｼｰﾝとしたGスタンドとは対照的に、大盛り上がりの阪神スタンド。
地鳴りのような歓声が七瀬を包む。ベンチからもハイタッチの嵐。
星野監督も珍しくほくほく顔だ。
　打席には桧山。そして上原の３球目をセンター前にクリーンヒット。
ノーアウトランナー1塁。
ウグイス「6番、ショート、柏木。ショート柏木。背番号51。」
今年のドラフト1位、柏木千鶴にスタンドは割れんばかりの声援を送る。
　上原「（あの猪名川でさえドラフト2位にさせた柏木か･･･警戒しないとな）」
上原、セットポジションから1塁をﾁﾗﾘと見て、1球目を投げた。
外角低めへのストレート。千鶴はこれを見送る。判定はストライク。
次のボールは変化球をファール。次は見送ってボール。カウント２−１。
上原は安部からのｻｲﾝに頷き、次のボールを投げた。
千鶴、これを強振するが、空振り三振。頭の大きさがあっていないヘルメットが
頭から脱げる。
　千鶴「三振しちゃいました･･･ﾃﾍｯ♪」
この仕草に両軍ベンチ&スタンドの男のどれだけが萌えたことだろうか。
しかし、彼らはまだ知らない･･･なぜ七瀬と猪名川でなく、千鶴がドラフト1位なのかを･･･

とにかく、千鶴の記念すべき初打席は空振り三振であった。
普通ならスタンドからヤジが飛ぶところだが、リードしていることと、
女性ということが幸いしてか、厳しい言葉は聞こえられない。
　「えー振りしとったで、柏木の姉ちゃん!!次はしっかりな!!」
むしろこういう声の方が多い。
次は、7番のアリアス。プレッシャーやチャンスにはめっぽう弱い。
が、下位打線に座るとリラックスしていい働きをする。
このときもそのとおりで、アリアスは上原のフォークを上手くすくい上げ、
あわやHRかと思われたが、惜しくもフェンスダイレクトだった。
結果は2塁打。桧山は3塁ストップ。
次のバッター矢野は前進守備のショートへのゴロで、ランナーは動けず。
2ｱｳﾄ　2,3塁　バッターは七瀬。
スタンドはもしかすると、と思ったか、ﾋﾟｯﾁｬｰがﾊﾞｯﾀｰやっているとは思えないくらいの
声援を送る。代打で桑田が送られたときのあれを想像してもらえばしっくり来るだろう。
　七瀬「さぁー、来い!!歯茎ぃ!!」
が、上原もGのエースである。ここで点をとられるわけにはいかないから、
慎重に攻める。変化球から入り、次はストレートでｍ￥、あっというまに2ﾅｯｼﾝｸﾞ。
最後はアウトハイへのストレート。
　七瀬「ぐぁ･･･」
あえなく空振り三振。この回は0点。

【上月澪の阪神語録　その2】
　澪『あのね、歯茎っていうのは阪神ファンが上原に対して使う蔑称のことなの。
　　　阪神が勝っている時はそんなに使わないけど、負けてるときはたくさん使うの。
　　　例としては「こらぁ、そんな歯茎なんかに0点に抑えられてどないすんねん!!」
　　　というのがあるの。そのほかにも江豚（＝江藤）とか、二死（＝仁志）とか
　　　いろいろあるけど、これらは主にチャットや書き込み用なの。』
　　　　

マウンド上でロージンに手をやる。打席にはいまや球界の四番ともいうべき
（日テレが勝手にそういっているだけかもしれないが・・・）
松井が立っている。さすがにGの4番を張るだけあって、威圧感が違う。
七瀬もそれをひしひしと感じる。恐らく、失投は１球も許されない。
審判がプレイを宣告する。
七瀬の投じた１球目はインハイへのストレート148�q/h。松井は見送り、ストライク。
次の球はボールになるナックル。だが、これも見送られ、ボール。
次も同じくナックル。これは松井が空振り。まったく球に当たる気配は無い。
ここで矢野はナックルの多投を嫌ったか、サインは外角ストレートでストライク。
サインにうなずき、マサカリ投法から七瀬が決め球を投げた。
　ｺﾞｫｫ!!　148�q/h　
　松井「（甘い!!）」　ｶｰｰｰｰﾝ!!
松井はこれを待っていたか、うまくバットにあててライト前へヒット。
初めてのランナーが出た。自然、次のﾊﾞｯﾀｰにはセットからの投球になる。
しかし、ここに七瀬の思わぬ弱点があった。
ﾊﾞｯﾀｰは番長清原。矢野からのｻｲﾝはﾎﾞｰﾙになる外角へのストレート。
七瀬はそれにうなずき、セットに入る。そして、腰をねじるようにして、
球を投げた。野茂のセットとよく似ている。
しかし、出た速度は141�q/h。これは力を抑えたからではない。
「乙女たるもの、常に全力投球!!」これが七瀬の心情である。決して手を抜いたりしない。
抜くとしたらチェンジアップを投げるだろう。
140台後半の球速は、あの豪快なフォームから生み出されるものであって、
セットになると途端に球速は落ちる。
要求どおりﾎﾞｰﾙにはなったが、140台前半はまさに打ちごろの球速。
　七瀬「ふぅ・・・やっぱりセットではナックルしかないわね。」


さて、前スレどおりリレーで行きたいと思います。
書いた側に乗っかっていくんで、お好きに続きを書いてください。

　　　　! i i, '´　　　,　 　　　ヽ　 　 　　 |
　　　　l l/,','　,'{i i{　}}　从ヾ ﾊ　　　　　|＼　　　　　　　　 |　　　　　　/
　　　　l { !!i i {{ゞ､V'イ く l　l　!　　　　∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧∧
.　　　 ﾉﾉ八ヾ!{　! ,　 i!　jﾞ}ノ)ﾉ　 　 ＜　>>1！！
　　　（（（　ll (( ､" l⌒) "ﾉノｿ　　　 ＜　また糞スレ立てたわねえっ！！
　　 　 ＼ ｿ　　 ,＞｀　イｰ､　　　　 ＜　ばかぁぁぁぁぁぁぁぁっ！！
　　　　／＼＼/へ{ 三./ヘｊ＼　　　 /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
　　 ／　　　ﾞy　　/.三 }　　 〃＼　/　　　　　　　 ヽ　､ ＼　| / ／
.　 /　　　　 /　`（三三!＿＿{.　　/───────‐‐‐　 *　←　>>1
　 {　　　　 〈　　´￣￣/　/　 ｱ`/ 　 　　 ,'´￣｀Y⌒)　　／/ | ＼
　　ヽ　　 　 `ｰ─┬r.L｡」￣＼/　　 　 __{_从　ﾉ}ﾉ/　／　/　 |　　＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＿＿／}　　　｀く（(／ 　 ./　　 |
　　　　　　　　 ,.　,. -‐=＝=‐-`つ／ ,.ｲ 　　　// ）） 　 / 　 ∵|：・.　どごっ！　ン
　　　 　　　〃〃〃〃　　　　　／ ／ﾐﾉ__　　/´(´　　 / 　 .∴・|∵’　　　　　,イ
　　 ヽ_I__I__I__I__I_I 　　　　__∠_／ ,∠∠_/ﾞ〈ﾐ､､─┼─┐─┼─　　／_,イ
　　 ｰ{＿＿＿＿,,.二二二二) ﾉ　く{ヽ､/　ﾞY}　ﾞ 　 │　 │─┼─ ／| 　　|
　 　　/I　I　I I　I I　　　　`^^'　　　 ＼'!'⌒Y.　　　 │　　|　　│ 　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,'　　/

　　　　　 ｒ‐､ｒｰ､
　　　　 ,'´､､　｀Yヽ_＿
　　　　 `仆,,jﾙ'/ /〜⌒ヽ
　　　　　 `ｰr'ﾌ`〈
　　 　 　　 ﾉ７⌒,}　　←瑞希
　　　　　　_>'　/〈
　　　　　(__)イ`〜,ゝ
　 　　　　　　ト-r'
　　　　　 　　|¬＿__　　　　　　　　　ｒ'⌒ヽ_
　　　　　　　 ﾄ┬--r' 〉　　　　／´￣l､＿,/}:＼
　　　　　　　 l　!　　‐'　　　 ／__ｨ::.　 ゝ~_ィ´:;　,ゝ
　　　　　　 __j　l　　 　 　　(Ｔ´ |1:::.　　＼_>､};;_｣　　←>>1-9
　　　　　　'ー‐┘ 　 　 　　 !　｀￣''ｧ一 ､＼　ヽ｝
　　　　　　　　　　　　　　　〈｀￣￣＾｀¬ﾉ .::〔￣´
　　　　　　　　 　 　 　 　 　 1　 ヽ 　 .:::レ　　ヽ、
　　　　　　　　　　　　　　　　|＿ｲｰ-､_;;j|_:.　　　ゝ、
　　　　 　　　　　　　__,,,... -- |. ｛―――‐ﾌゝ、 　 〉 -- ...,,,__
　　　 　 　 _,　-‐　´ 　　　　,ｒ|__ﾄ,　　　　1ﾆﾉ ー'´　　　　　　 ｀　‐- ,,_
　　　 , ‐ ´　　　　　　　　　└―'´

初音たんは？？

>>11
萌え萌えです

スレ立て陳謝です。
さて続きですが、初めての人もいると思われますので
一応今までのあらすじを書いておきます。

国崎往人は人形劇で一稼ぎするために、晴子に借金して、観鈴と共に阪神甲子園球場に来ていた。
球場内に入り、観鈴も所属する阪神私設応援団『鍵虎会』と合流し、一緒に阪神の応援をすることになる。
試合までの時間を利用して人形劇で稼ぐ国崎。まずまずの儲けを得てホクホク。
そして、阪神対巨人の試合が始まるが、大方の予想は先発　井川であったことに反して、
先発はムーア、キャッチャーも矢野ではなく浅井の阪神。一方、巨人の先発は入来。
ムーアは二回、松井にホームランを浴びて1対0。
七回表を終え、得点は変わらず。だがムーアの被安打は7で入来が2（共に檜山）と阪神劣勢。
そして七回裏、四番　濱中へのデッドボールをきっかけに乱闘が勃発。
アリアス、星野監督、田淵コーチが退場となった。（巨人にはお咎め無し）


登場人物は、ＫＡＮＯＮ、ＯＮＥの全員と、国崎、観鈴です。国崎以外は全員『鍵虎会』所属。
『鍵虎会』は会長・水瀬秋子、副会長・相沢祐一、切込隊長・七瀬留美で成り立っています。
もちろん、ほとんど全員タイガースファンですが、天野と長森だけは隠れ巨人ファンです。
前回、二人は秋子に巨人ファンだということがバレてしまい、粛正を食らいました。

以上が『星野と人形と熱狂と観鈴10』までのあらすじ及び人物紹介です

お、あらすじ書いてらっしゃる。
このスレから読む人もいるでしょうし
一応私も。

相沢祐一があの雪の街を去ってから
再び訪れるまでの7年間のあいだ、
悲しみから逃れるため、野球をやっていた。
天性の才能を発揮し、剛速球と切れ味するどい
変化球を操る好投手となるが、名門高校への
推薦をかけて挑んだ中学2年の夏の全国大会にて
祐一と同等以上の力をもつ相手に遭遇。
その相手の打球が左肘を直撃、野球生命を絶たれてしまう。

なんとかその名門高校に入学するも、スポーツ推薦なのに
野球が出来ない祐一は校内で孤立。おりしも両親の転勤の
話もあり、逃げるようにあの雪の街に舞い戻ってきた。

季節は流れ・・・
ある晩見た夢によって、忘れようとしていた過去を鮮明に
思い出した祐一は、運命に導かれるように、阪神タイガースに
興味をもつ人々に会うことになる。
そして、祐一は、北川から2枚の野球のチケットをもらうことに
なった。はたして祐一が選ぶ少女は―

・・・てなところです。ＫＡＮＯＮ自体、やったの結構前ですし、
キャラや、野球に関する事実などに間違いがあるかも知れませんが
そういうところはやさしく指摘していただけるとありがたいです。

前スレ「鍵キャラに阪神〜」スレになってたから全然無視してたわｗ

怖いんで保守あげ

俺が一緒に野球を観に行きたいのは―
病と闘った少女。苦しさを乗り越えた栞。
これからは、幸せでいて欲しい。

栞の笑顔は、俺に勇気を与えてくれるから・・・

さあ、誘いにいこう。
栞は検査入院も終わって、自宅にいるはずだ。

・・・
・・・・・・
香里がなんと言うことやら。

そうこうするうちに、騒ぎはなんとか収まった……
阪神の七回裏の攻撃、退場のアリアスに変わって、五番に入った広澤の打順となる。
ノーアウトでランナーは一塁。さきほどデッドボールの濱中だ。
七瀬「さあ、まだまだこれからよ！広澤〜、頼むわよお！」
切込隊長七瀬の発破で消沈気味だった『鍵虎会』に活気が戻る
栞「広澤さん、ベテランならではの老獪さが素敵ですー！」
舞「ベテラン……かなり嫌いじゃない…」
さあ、入来が振りかぶっての第一球。やや高めのストレートを見逃してワンストライクだ。
いわゆる新ストライクゾーンってヤツだ。それ位は知っている。
というか、さっき観鈴に教えてもらった。というか、さっきまで知らなかった……
そして第二球。外に逃げる変化球を辛うじて捕らえた広澤。三遊間へボテボテのゴロが転がった。
ショート二岡が追い付いてファーストへと送る。広澤はアウトだが、濱中は二塁へ進んだ。
茜「…最低限の仕事はこなしましたね」
詩子「さあ、次は今日当たっている檜山だね。」
そう、今日の檜山は二の二だ。期待が高まるライトスタンド。
しかし、檜山はボールをしっかりと見極めてフォアボールを選んだ。バッテリーが勝負を避けたようにも見えたが……
ワンアウト一、二塁だ。ここで七番平下。
香理「期待の若手、良い所で登場ね。」
佐裕理「あははー、ここは大事ですよー」
大歓声を受けて平下がバッターボックスに向かう。

カシャーン
入来の8球目をまたもファールにする平下。ファールボールがフェンスに当たる。
すでにフルカウント。平下が良く粘っている。そして入来の9球目…
キィン
疲れの見え始めた入来の甘く入った球を平下が捕らえた！

平下ｷﾀ━━━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━━━!!!

というわけで、俺も落ちる前までのあらすじをば。

今年から新しく導入されたプロ野球の「女性枠」制度。
各球団はいちはやくそれに乗り出し、阪神は千鶴、猪名川、七瀬を獲得。
そして、阪神対巨人の開幕戦 in東京ドーム。
片岡と関本の代わりに猪名川と千鶴を星野は開幕スタメンに起用した。
そしてなんと開幕投手は井川ではなく七瀬だった。
初回、上原の初球を猪名川はハリセンで鍛えた片手打ちでレフトスタンドへ放り込む。
つまり、先頭打者HR、通称プレーボールHR。
その後赤星、今岡、濱中と倒れ、七瀬がマウンドへ。
初球はなんとナックル。しかもかなり落ちるナックル。
浩平を殴る事で握力が鍛えられ、その結果投げられるようになった。
そしてその野茂のような伸び上がりから村田兆治ばりのマサカリ投法から
繰り出されるｽﾄﾚｰﾄは148�q/hをマーク。
そのほかにもﾁｪﾝｼﾞｱｯﾌﾟを織り交ぜ、この回なんとGの1,2,3番を三者連続三振。
七瀬留美の鮮烈デビューだった･･･

と、こんなとこです。>7でも書いたとおり、この話は基本的にリレーです。
おもしろおかしく話を進めてくださったら幸いです

退院している栞に話をするため、美坂家に向かう。
香里がでないことを祈りつつ、インターホンを押す。
「はい。どちらさまでしょうか？」思いっきり香里の声がする。
「相沢だけど・・・」思わず弱気になる。
「あら、相沢君？栞ならいないわよ。」
「へ？どこにいったんだ？」
「なんだか学校で補習とか言ってたわ。勉強遅れてるから。」
一年休学した栞は、そのままでは授業についていけないらしい。
「で、栞に何か用なの？」
「あ・・・栞と野球を観に行こうと思って・・・」
「ふ〜ん・・・二人で？」
「ああ、その予定だけど・・・」
やっぱりまずいか・・・？
「・・・そう、栞、よろこぶわよ。」
「話、伝えておいてくれよな。じゃあ、また。」
俺は香里と別れて家路に着いた。
もう、香里も俺たちのこと認めてくれているのか？
まあ、何にせよ、楽しみだ。

ついでにちょいと上げてみます。

>>15
禿同。
古木を出してくれ。

>>22
古木は良い選手ですね。
間違いなく主軸を打てる選手になりそうです。
>>all
ところでぺタジーニはどこに行くと思いますか？

ｴｲｴｿ

平下の放った痛烈な打球が入来の股を抜く！打球はライト前まで転がった。
しかし、打球が余りに強かったため、ランナーは帰れず、これでワンアウト満塁だ。
ここで先に動いたのは巨人、原監督。ピッチングコーチもマウンドヘ駆け寄る。そして……
「ジャイアンツ　選手の交代をお知らせします。ピッチャー入来に変わりまして、アルモンテ。ピッチャー　アルモンテ」
放送と同時に球場が揺れる。
浩平「岩鬼、満を持して登場か。」
氷上「あの葉っぱ。素敵だと思わないかい？」
何故か『鍵虎会』にも人気があるアルモンテ。その秘密はやっぱりあの葉っぱにあるだろう。
つまり［葉っぱを食う］→［Leafを食う］→［KEYｳﾏｰ］ということか。
まあ、どうでも良い閑話はこのくらいにしよう。アルモンテの投球練習も終わったようだ。
さて、バッターは浅井。ここは大事な場面だ。
あゆ「浅井は経験が浅いから心配だよ。」
………
あゆ「うぐぅ、無視しないで…」
取りあえず無視だ、徹底的に。
さあ、アルモンテの第一球。
キン
ファーストへの大きなフライが上がった。清原が追い掛ける。
真琴「あう〜、捕るなぁ〜！」
ギリギリ、スタンドに入った。胸を撫で下ろすライトスタンド。
茜「危ない所でしたね…」
詩子「取りあえずはダブらなければいいのよ。だって次は…」
ベンチからネクストバッターズサークルに向かう一人の選手。背番号は3。
観鈴「が、がお！往人さん、往人さん！次は八木さんだよ！」
俄然盛り上がる阪神ファン達。
俺「ああ、そら良かったな。」
適当にあいずちを打っておく。
結局浅井はスイングアウトの三振。
そして、神様八木が不適な笑みを浮かべながら、バッターボックスへ向かう。

田淵、すごいんだよ。

　　 /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:..彡　　　　|:＼ファン帰ったかな・？::.／カタオカカエスヨー　　　　＋
　　 /:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;彡　　　 .|::::::∨──────:..:::／＿　.＋＿　　　＋
　　不;:;:;:;:;:;:;:;:;:;=:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;彡　　　|::￣ヽ::::::::,::::::::::::::::::::::::／／ Ｔ＼..|契|　　　　　∧＿∧　
.　 l似ヾ:;:;:;:;:;:;"　　 ''''ヾ==''''テ|'　　　.|_Ｔ＿i＿::,:::::::::::::::::::／　（　´∀｀）|約|　＋　　（´∀｀　）　　　*
.　 ヽ''　;:"　　 ,;;,、　　　　　,,,/ 　　　...|:　･ ｜:::.:::::::::::::::／　　　（つ 　 つ|書|　　　　（⊃Ｆｓ）つ　
.　 /|v ''　　　ー、・;;　　, ．';,/ 　　　　|...Jヽ:〉::::::::::::::／　＋　　（　　ヽﾉ.└'┘　　　 （　　ヽ）　
　/:::|　　　　　　,,ィ'　ｉ`゛ "/ 　　.∧∧∧∧∧::::::::／　　　　　　し(＿)　　　　　　　　し（＿）　　*
/:::::::ヽ　:　　ー-'く　 :l゛　ノ. 　　<　　　　　　　>／　　＋
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::::::::::::::::::＼、　 ニ"/":::::::::.::.:.:...<.　　　　　　　>　　＋ ,　　　　　　　＿　　+　
────────────<　一緒の　　>　　　　　（⌒＼　／ T.＼　　　　　　　　　+　　
　　　／~￣￣ヽ　　　　 　　　　<　　　　　　　.>　　　　　　＼ヽ （　´∀｀ ）カエスッテイッテンダロ
　 ＿i＿Ｔ＿＿_l　　　　　　　　 <　予感！！.>　　　　　　　　ヽ　　　　　⌒＼　　
　　　|　・　・　ﾓﾐ　　　　　　　　　∨∨∨∨∨ ＼　　　　　　　　　丿　　　　/／　　+　
　　 〈 / し ヽ 〉.9)　　　　　　　　　　│ヒノキ風呂＼　　　　　　　　（　　 ∧ ∧　　　　　
　　　|　Д　　　|　　　　　　　　　　 　│雰囲気が違 ＼　　　　　ヘノ　　∩Д｀ ）´´　. ┌───┐　　
　　　|＿＿_/　 | 　　　　　　　　　　 │片岡さんは別格＼　　　（ヽ＿ノゝ　＿ﾉ　　　│契約書│　
　　　　 /　　　/⌒ヽ .　　　　　　　　│アカン！こんなんじ＼　　
　　　 /⌒/⌒/　/　|..　　　　　　　　│もっと恥をかいたほう＼　　

なんというか直球勝負なスレタイだな

さて、今日も原稿を上げるとしよう。

さて、セットになってからの七瀬は全てナックルであった。
分かっていても打てないとはこのことであろうか。Gのﾊﾞｯﾀｰがことごとく
空振り、あるいは見逃し三振に倒れていく。この回、松井が出るも後続をしっかり
断ち切り、0点。
初めは半信半疑だった阪神ファンも、七瀬のすごさを理解しはじめていた。
しかも、Gはなぜか分からないが初物に弱い。
これは開幕勝利を飾れるのではないか？皆がそう思い始めた。
次のﾊﾞｯﾀｰは猪名川。先ほどのHRもあってか、凄い声援である。
上原はルーキーに変化球を投げることをためらったか、初球はｽﾄﾚｰﾄ。ストライク。
バットをだらりと下げた猪名川の丸メガネがきらりと光る。
そして２球目。今度もｽﾄﾚｰﾄ。
　猪名川「甘いでぇ!!」　　ﾊﾞｼｨ!!
猪名川独特の片手ハリセン打法とでもいうのであろうか、奇怪な構えから
今度は外角のｽﾄﾚｰﾄを逆らわずにライト前に流し打ちを繰り出す。
上原、２打席連続のヒットをくらってぐらついたか、この回濱中のタイムリーで１点追加。
その後均衡が続き、６回の裏まで進み、H2-0G
しかし、このあたりから七瀬に疲れが見え始める。

そして俺たちは甲子園にやってきた。
「すごく混んでますね」
「栞は球場に野球を観に来たのは初めてなのか？」
「はい、私、体弱かったですから遠出できなくて・・・」
「そうか。でも、これからはたくさん観に来れるんだな」
「はい」
試合は巨人のルーキー真田と藤田太陽の先発で始まった。
が、両投手とも経験不足を露呈して、早々にＫＯ。
打撃戦になった。栞は派手な展開に興奮しているようだ。
そして試合は9回、代打広沢の一振りでサヨナラゲームとなった。
スコアは９−８だった。
「なんか、大味な試合だったな。」
「投手が打たれてしまいましたね。」
「まさに打撃戦だったな。楽しかったか？」
「はい、楽しかったです。・・・けど今度は投手戦も
みたいです。引き締まった試合も好きですから。」

その時、俺はふと思った。
俺が阪神に入ったら、栞は喜んでくれるだろうか？
阪神で活躍できたら。阪神で優勝できたら。
俺の左腕で、活躍できたら。

俺の左腕はもう投げられない。
プロになんてなれないことはわかってる。
奇跡でも起きない限り。
栞は奇跡によって、今、ここにいる。
奇跡は、起こりえるか。

今はまだ言えない。足がかりすら見えない今は。
でも、俺が復活する時、栞に言おう。
「俺は阪神に入る。そして優勝する！」と。

どんな未来が待ち受けていようと、どんなにつらい現実が
あろうと、栞の笑顔があれば、立ち向かっていける。
「祐一さん、どうしたんですか？」
「ああ、ちょっと考え事をな・・・」
「えぅ〜、私のこと忘れてないですか！？」
「全然そんなことないぞ。」
「罰として、アイスおごってください。」
「よし、じゃあ食べにいくか！！」

そして俺は、復帰を目指すことになる。

うぐいす嬢「6回の裏の攻撃。
　　　　　　ジャイアンツ、選手の交代を申し上げます。
　　　　　　バッター、上原に代わりまして･･･元木。」
エースに代打が送られる事を告げるアナウンス。
場内が一斉にざわめき立つ。慌ててマウンドに駆け寄る矢野。

矢野「スタミナは大丈夫か？」
七瀬「バテてないと言えば嘘になるけど、でも大丈夫よ。」
矢野「そうか･･･いいか、この局面元木は間違いなく何かする。
　　　落ちついて構えて揺さぶりに負けるな。」

ここまで完封していて、しかも次の回の攻撃が打順は6番から。
ヒット１本でピッチャーに打席が回るため、七瀬をノーアウトで変えるのは躊躇される。
ましてや、星野監督は試合前のミーティングで

星野「いいか、七瀬に先発させるのは人気とりじゃない。
　　　今一番気迫のこもった球を投げるから開幕投手なんだ。」

と自信を持ってマウンドに送り出してる。

矢野「みろ、監督はまだ動いていない。」
七瀬「うん、任せられたからにはやってみせる！」

七瀬の脳裏には、キャンプ中に折原に贈られた
「七瀬さん、確かに預かります　星野」という花束の事を思い出していた。
何故折原に贈るのか良く分からないけど意気に感じたのは確かである。

矢野（恐らくナックルに絞るか･･･ヒットを捨ててファールを狙うか･･･）
巨人一･･･いや、球界一のくせ者・元木が何もしないとは思わない。
矢野（半端になるのが一番怖いな。よし。）
素早くサインを出す。内角に、ストレート。
ゆっくりと振りかぶる七瀬、合わせて動き出す元木。
が、七瀬がリリースする瞬間に元木のバットが寝る。

コンッ！

矢野「･･･七瀬！確実に！」
バントは緩いピッチャーゴロ、普通に捕球すれば元木の鈍足なら確実にアウト。
だが虚を突かれた七瀬はお手玉してしまう。

七瀬「あぁぁぁ、もう！プロなら汚い事しないで打ってきなさいよ！」
思わず怒鳴りつける七瀬を見てニヤリと笑いながら、代走の鈴木とハイタッチする元木。
七瀬「いいわよ、次の打者を抑えれば一緒よ！」
カリカリする七瀬は、１番清水への初球でうっかり振りかぶってしまう。
当然鈴木の足ならニ盗は楽勝。スタートした鈴木に合わせ清水もヒッティング、
ベンチの誰もがセンター前ヒットで１点取られる！と思ったその刹那。

目一杯伸ばしたグラブの先端に打球が引っ掛かる。

千鶴「今岡さんっ！！」
叫ぶと、グラブの先端に引っ掛かりこぼれそうになるボールを
セカンドベースに走り寄る今岡に向けて叩きつけるようなトス。
ベースを踏みながら捕球すると、鈴木のスライディングを飛び越えながら
振り向きざま一塁へ。強肩の今岡の送球と左打者の清水は際どいタイミング。

塁審「･･･アウッ！！」

それはアウト、セーフどっちでもＯＫといっていい際どさだった。
だが一塁塁審の目には一連のプレーが見えていた。
（知るはずもないが）エルクゥならではの鋭いバネで華麗に舞った柏木、
その球を受け、矢のようなストライク送球をする今岡。

柏木「ふう･･･七瀬さん、油断は禁物ですよ。」

【上月澪の阪神語録　その3】
　澪『あのね、星野監督は中日時代から選手の奥さんに花束を贈るの。
　　　家族の心証が良くなれば選手も悪い気がしないわけで
　　　凄く安上がりなわりに有効な人心把握術なの。
　　　中間管理職の皆さんも是非部下の奥さんの誕生日に贈るといいの。

　　　･･･でも、それでほだされた中継ぎ投手は酷使されちゃうから
　　　森田や与田みたいになりたくなかったら部下は気をつけるの。』

その頃、「怪我の治療の為チームを離れる」と称し
別行動をとる男が大阪は難波のビジネスホテルで中継を歯がゆく見ていた。
彼の名は小田。読売巨人軍の控え捕手、
そして今回のドラフトの女性選手の元の所属にいち早く反応した男だった。

本来なら関西方面の葉鍵選手のデータを全部押さえて開幕には戻る予定だったのだが
千鶴さんのデータが集まり切らなくて今も関西の地にいる。

一体何故葉鍵選手がプロ野球に？
あるいは痕Ｒのデータを踏まえれば千鶴さんのデータが分かるのか･･･
買ってなかったからな。おまけシナリオとかに何かあるのかもしれない。
考えてもらちがあかない、今日は寝ることにする小田。


明日起きたら、しいがる日本橋店にいかなきゃ。

ちなみに小田選手が葉鍵っ子なんて事実は当然ながらありません。ただ、

外　見　が　一　番　そ　れ　っ　ぽ　い　ん　だ　よ　も　ん

>>32-35
GJ!!というわけで、まだまだいきます。

２ｱｳﾄランナーなし。もはやこの回ももらったようなものだ･･･
阪神ファンの誰もがそう思ったに違いない。しかし、某セコムじいさんが言ったように、
野球は筋書きの無いドラマ。この後なにがおこるか分からない。
事実、一昨年の近鉄優勝のサヨナラHRのように･･･

　七瀬「さぁ〜、ちゃっちゃと片付けてベンチにかえろっと♪」
　猪名川「せやで、ななぴー。うち、もう疲れてもうたわ。はよ終わらそーや。」
たわいも無い（？）会話をする七瀬は一見リラックスしているように見える。
が、疲れは確実に溜まっている。次のﾊﾞｯﾀｰは二岡。
矢野のｻｲﾝにうなずく。七瀬が投げた初球はインハイのストレート。
しかし・・・・・・手から離れたボールが、力んだせいだろうか、
シュートがかかってしまい、踏み込んでいた二岡のユニフォームにかすってしまった。
　審判「ﾃﾞｯﾄﾞﾎﾞｰﾙ!!」
　七瀬「あっちゃ〜・・・、やってしまったわ。」ﾍﾟｺﾘ
やはりルーキーということもあってか、七瀬、ここは大人しく帽子を取り頭を下げる。
続くバッターは高橋。これまでの打席は２打数ノーヒット。まったくナックルにあっていない。
もちろん、矢野はためらうことなくナックルを要求。七瀬もそれにうなずく。
セットからなげた初球のナックル。108�q/h。
　ﾋｭｯ･･･ﾊﾟｽ･･･　「ｽｯﾄﾗｲｰ!!」
高橋は見逃してストライク。だが、その落差は初回に比べてやはり少ない。
2球目。ナックル。108�q/h。
高橋はこれを空振り。カウント2-0-2
　矢野「いいぞ、七瀬!!きれてるぞ!!」
次の球は外へ外すｽﾄﾚｰﾄ。高橋は見逃してボール。
　高橋「（･･･次は来る!!）」
そして高橋の読み通り、矢野はナックルを要求。これで七瀬はお役ごめん、
Gを相手に開幕6回0失点という快挙を成し遂げる。そう誰もが思った。

　

４球目が投じられた。
　七瀬「･･････あ!!」
　　　　　　　
　　この一球だけ･･････落ちなかった

この完全な棒玉を見逃す高橋ではない。
　　ｶｯ!!　　うぉぉおおおおおおおお！！！！
歓声がわきあがる。ボールが高くあがった。が･･･あがりすぎている。打ち損じ。
ライトの桧山が軽く後ろに下がる。
　七瀬「･･･助かったぁ･･･」
七瀬はもう胸をなでおろしている。
ライトの桧山はそのまま下がり･･･下がり･･･まだ下がり･･･フェンスについた･･･
長い滞空時間をへて、ボールはGファンで埋まるライトスタンドの最前列に落ちた。
　七瀬&阪神ファン「（゜д゜)ﾊｧ?」
逆転2ラン･･････あまりにも大きい失点だった。
　猪名川「あっちゃーー、ドームランにやられてもうたなぁ･･･なんちゅうこっちゃ･･･」
ばつが悪そうに猪名川は三塁ベースをスパイクでならす。
高橋は悠々とホームインし、Gナインから荒い祝福を受ける。
　七瀬「･･･ぐぁ･･･」
【上月澪の阪神語録　その４】
澪『今回はドームランについて解説するの。
　　東京ドームは特徴的な空調設備によってドーム内圧力を操作して、
　　あの屋根を支えているの。柱がないのはその技術のおかげなの。
　　この空調設備を使えば、風が吹かないはずのドーム内で自由に風を起こせるの。
　　つまり、攻撃の時に追い風を吹かせば、打球は伸びるの。
　　GがドームでぽんぽんHRをうち、妙に打球が伸び、
　　清原がセコムの看板まで飛ばせるのは恐らくこのせいなの。
　　このホームランのことをドームランというの。
　　ちなみに、相手チームの時に打球が失速するのもこのせいなの。
　　作者はこれを逆ドームランと呼んでるの。
　　阪神の投手はドームランになんども泣かされてるの。もうこりごりなの。』
　　・ﾟ･( ⊃Д`)･ﾟ･｡えぐえぐ

代打八木………阪神の絶対的な切り札（観鈴に聞いた）。
その切り札、八木が七回裏、ツーアウト満塁、一点ビハインドの最高の場面でバッターボックスに立つ。
香理「栞……八木さんよ…」
栞「わかってます…」
突然、神妙な面持ちになる美坂姉妹。しかし、八木登場に湧く『鍵虎会』メンバーは誰一人その様子に気付いてない。
アルモンテが第一球を投じる。
ブゥン
ボールが内角高めに決まった。大振りの空振りだ。
七瀬「大丈夫よ！当たれば飛ぶわよ！」
澪『ここまで飛ばせー、なの』
しかし、おかしい……この場面では、ヒットを打つだけで良いはずだが、八木のスイングはどう見てもホームラン狙いだ。
そして、これに気付いたのは俺だけでは無かったようだ。
秋子「どうしたんでしょう？今日の八木さんはいつもと違いますね。
　　先程のムーアさんといい、八木さんといい、今日は一体どうしたのかしら？」
舞「はちみつくまさん。今日の八木にはホームランしか見えてない…」
一抹の不安がよぎる、がそんなことはお構いなしに、アルモンテの第二球が放たれた。
これは外角へ逃げる球でボール。八木がスイングしかけたが、バットが止まったという判定だ。
そして三球目。真ん中へ甘い球が入ったのを八木のフルスイングが捕らえる！
ギィィン！
ジャストミートだ！ボールがライトスタンドへ一直線！間違いなくホームランだ。高橋も一歩も動かない。
ただ、一つだけ問題があった。……ボールが一直線にこっちへと向かって来るのだ。そして…
バシィ！
いつの間につけたのだろうか、グローブを持参した香理がボールを奪い取るようにキャッチした。
さきに落下地点でグローブを構えてた茜と詩子が非難の目で香理を見る。
しかし、そのとき、何故か香理の目には涙が浮かんでいるのに俺は気付いていた。

香理「ごめんなさい。でも…これだけは譲れないの……」
涙声で言う香理。
茜「そう言われると仕方ないですね。…山葉堂のワッフル10個で手を打ちましょう。」
詩子「茜がそう言うなら……」
香理「…ありがとう」
渋々諦める二人に香理は頭を下げる。そして、無言でほのボールを栞に渡した。咳を切ったように泣き出す栞。
栞「うっ、うえっ、嬉しいですっ…」
うーむ、状況は良くわからないが美しい姉妹愛に乾杯ってとこか。
どうやら他の『鍵虎会』のメンバーも状況が掴めていないらしく、頭に？を浮かべている。
姉妹愛はひとまず置いておいて、試合だ、試合。ホームランで逆転、4−1で阪神だ。
この後、阪神は今岡の三振でチェンジ。八回、阪神のマウンドには伊達が入り、一人ランナーを出すも無失点でピシャリ。
しかし阪神も替わった岡島に押さえ込まれ、4−1のまま九回表となった。
マウンドはバルデス。揉み上げが男前なニクいヤツだ。
巨人のバッターは3番阿部からだ。
しかし、ここで、警備員が数人『鍵虎会』に近づいて来る。
まずい、人形劇のお咎めか！？それとも球場にタイヤキと肉まんを投げ入れた件か！？
しかし予想を裏切り、警備員は友好的な態度で俺達に話し掛けてきた。
警備員「あのー、お尋ねしたいんですけど、先程の八木選手のホームランボールがこの辺りに飛んで来ませんでしたか？」
秋子「あらあら、大勢で一体どうしたんでしょうか？セ・リーグではホームランボールを返す規則は無いでしょう？」
香理「それに、返すつもりは毛頭ないわよ」
警備員「実は、先程のボール、八木選手がぜひとも譲ってほしいと……」

おや？なんだか、おかしな話になってきたぞ？

SSって結構書くのつらいのに
皆さんさすがです。

頑張ってください。
よって保守

さて、今日も原稿をあげるとするかな。

マウンドに内野陣があつまる。その中心には七瀬がいる。
　猪名川「ななぴー、気にすることないで。交通事故みたいなもんや。」
　誠「そうだ七瀬。G相手によく投げてる。まだ3回あるんだからすぐ逆転できる。
　　　気を落とすなよ。このあとをしっかりと抑えればいいんだ。」
　矢野「次は松井だが、どうする？いけるか？」
　七瀬「もちろん!!三振にきってとってとっととベンチに帰りましょ!!」
　千鶴「その意気です、七瀬さん。バックは任せてください。」
みんなが守備に散っていく。七瀬はボールを見つめ、気を静める。
いつもみたいにカッとなるわけにはいかない。これはプロ野球だ。
　　　ホームラン松井!!　だんだんだだだん　ホームラン松井!!　だんだんだだだん
ライトスタンドの声援が凄い。内野の掛け声も聞こえないくらいだ。
しかし、その声援は七瀬には聞こえていなかった。集中力を高めているからだ。
視界には矢野のミットしか見えていない。意を決して振りかぶった。
　･･････ッｼ!!　ｺﾞｫｵｵ!!　　ﾄﾞｫｫﾝ!!　「ｯﾄﾗｲｰｰｰ!!」
初球はこの日maxの149�qのｽﾄﾚｰﾄ。低めいっぱいだった。
次の球は人をくったようなﾁｪﾝｼﾞｱｯﾌﾟ。松井はタイミングが合わずファール。
そして次の球はもう一度ｽﾄﾚｰﾄ。インハイへ渾身の力を振り絞って投げた。
　　ｶｷｯ･･･
　猪名川「よっしゃ！！ファーストいけるでー。」
ボールはファウルゾーンでジョージのミットに収まった。ファーストファウルフライ。

　うぉぉおおおおお!!
今度は阪神スタンドから声援が沸き起こった。七瀬はマウンド上でこぶしを握って
ガッツポーズをし、ゆっくりとベンチに向かった。
2ランを浴びたからハイタッチはないものの、ベンチから、そしてスタンドから
拍手が起こる。おそらく七瀬が交代だということは皆がわかっているからだ。
　星野「七瀬、ごくろうだったな。なかなかだったぞ。次も使うからな。」
　七瀬「はい、監督。」
　猪名川「さて、次はちーちゃんからか。ええかげん本気だしたらどうや？」
　千鶴「あら、楽しみはもっと後に取っておくものですよ、猪名川さん。」
マウンドには岡島がのぼった。いわゆる必勝リレーというやつだ。
千鶴へのその初球はカーブ。千鶴は大胆にも初球打ちに出た。
　ｷﾝ!!
綺麗に流した打球は1,2塁間を抜ける･･･かと思われたが、仁志がぎりぎり追いつき、
アウトになる。千鶴はこの時点でヒットは出ていない。
次のジョージ（アリアス）は空振り三振。
終わりかとおもわれたが、矢野がフルカウントから左中間を抜ける2塁打。
七瀬までまわった。当然のように代打が出された。
　ウグイス「ﾊﾞｯﾀｰ、七瀬に変わりまして、広澤。ﾊﾞｯﾀｰは広澤。背番号31」
八木は温存し、ここは広澤できた。スタンドのボルテージはますますあがる。
そして･･･　　ｶｰｰﾝ!!
芯でとらえた打球が低い弾道でレフトにとんだ。歓声が沸きあがる。
が･･･とんだ場所は清水の定位置だった。清水は一歩も動かず、打球をキャッチ。
記録はレフトライナー。歓声がためいきに変わった。

この回から阪神のマウンドには吉野が上がった。
再び試合は膠着し、早くも9回表となった。
9回表　H1-2G　4:濱中　5:桧山　6:柏木
マウンドでは抑えのエース河原が投球練習をしている。濱中は素振りをしている。
ファースト側（阪神側）のベンチ前に円陣が組まれた。
　星野「今日は絶対に勝たなきゃいかん。死ぬ気でいけ!!」
星野の威勢のいい声に沈みかけたベンチは盛り上がる。
そして、星野は濱中と桧山を呼び、言った。
　星野「柏木までにランナーをためろ。いいな。」
　濱中・桧山「はい！」
チームのリーダーと4番が、ルーキーの前になんとかして出ろといわれるのは
実は結構屈辱なことである。しかし、今年の阪神にはそのような
わだかまりはなかった。「なりふり構わず勝利を勝ち取る」
これこそが星野の掲げる野球だった。
濱中が打席に立つ。そして河原が初球を投げた。
･･･濱中の読みどおりｽﾄﾚｰﾄだった。
コンっとうまくバットに当ててライト前ヒット。
続く桧山はなんとバントの構え。これにはG側も阪神スタンドもおどろいたらしく、
ざわめきが起こる。
しかし、注文どおり桧山は送りバントを決める。1アウトランナー2塁。
ウグイス「6番ショート、柏木」

　　ごぉぉぉぉぉぉ・・・・・・
ドーム内にもかかわらず、どこからか風が吹く。
打席に向かう千鶴の長い髪がなびく。顔はうつむいていてよく見えない。
　安部「（･･･なんだ？この嫌な感じは？）」
ﾊﾞｯﾀｰﾎﾞｯｸｽに立ち、足場を入念に固める。そして、顔を上げた。
　　　目が赤くなっていた
固めたにもかかわらず、足場の土は凹んでいる。そして爪が異様に伸びていた。
　
　千鶴「河原さん･･････あなたを･･･頃します･･･」


今日は以上です。松井がメジャー行きを表明しましたね。
同じ県出身の俺としては少し寂しいですが、これで来年のGは怖くない。
というより、来年は阪神がいただきましたがなにか？
　いよいよ開幕戦がクライマックスですが、
例のごとく続きを書いても構いません。むしろ歓迎。

うーん、野球と葉といえば、こんな所もある。
ttp://plaza12.mbn.or.jp/~noby/novel.htm

ちなみに
　　藤田浩之　：普通の中日ファン。こんなにキャラ出して大丈夫か不安
　　来栖川綾香：日ハム愛好家。やはり１・２番は石本・小笠原だそうで
　　坂下好恵　：大阪近鉄だいすっき。前川と山村なら山村の方が好き
　　神岸あかり：鬼巨人ファン。巨人中心主義はパリーグをつぶすのか？
　　長岡志保　：熱烈阪神ファン。近鉄ファンとは友好関係にあるらしい
　　セリオ　　：阪神好きメイドロボ。阪神ファンになった理由はいまだ謎。製作者、長瀬主任も黙秘
　　保科智子　：青波応援者。神戸が生んだ眼鏡委員長。今日はユニフォーム持参やで！
　　姫川琴音　：熱狂的千葉ロッ派ー。超能力者としても有名で、その力で負け試合をひっくり返したことがあるとかないとか
　　マルチ　　：天然素材メイドロボ。巨人のマルティネスを尊敬しているという話が一部で出ている
　　松原葵　　：各球団の応援を格闘技に取り入れ、目指すは世界一。ドバダンスはすでに習得済み
　　宮内レミィ：似非外人。大阪近鉄のローズより日本語を間違って覚えている
　　佐藤雅史　：一応中日ファン。個性がないので今回はどうアピールするのか
　　田沢圭子　：思いっきり久々の登場。一応雅史の彼女？　やはり個性がない
こんな感じ。

良スレあげ

初SSです。
文章が拙いのはご容赦を。

東京ドームで虎の少女たちが衝撃的なデビューを果たしていたその頃、
ここナゴヤドームでも異変が起きていた。
先発の川上が６回まで零点に抑えた後、
なぜか山田監督はストッパーであるはずののギャラードを２番手に指名した。
得点は５回裏に出た福留のソロホームランによる１点のみ。
中継ぎ、抑えの存在はこのような接戦の時にこそ重要なはず。
山田は何をトチ狂った采配をしているんだ、とこの試合を見ている誰もが思った。
「世界不思議采配発見！」などの野次が山田監督の背中に浴びせられた。
しかし、彼の顔は自身に満ち溢れていた。

そのギャラードは少々の劇場をやらかしたものの後続を断ち７回表は終わった。
この時点では今年からは岩瀬がストッパーになのかもしれないとも考えられた。
しかしその淡い期待も８回表のウグイス嬢の声により消えてなくなった。

ウグイス「ピッチャー、ギャラードに代わりまして、岩瀬、背番号１３」
８回９回の２イニングスも岩瀬には投げさせられない。
他に９回を任せられる投手もいない。
観客は口々に罵声を浴びせ続けた。
頭をかかえるファンもいた。
その一方で山田監督はおろか佐々木コーチをはじめとした首脳陣はどこか余裕のある顔をしていた。

岩瀬が８回表を抑えてベンチに戻る。
いまだに球場の罵声はやまない。
そんな異様な雰囲気に呑まれたのか９回裏の中日は三者凡退に終わった。
得点は１?０のまま９回表が始まる。

山田「いけるな、二人とも」
二人「はいっ！」

ウグイス「ドラゴンズ、選手の交代をお知らせいたします」
罵声はやみ球場中、いや、この試合をみているひとすべてが静かにその声を聞いていた。

ウグイス「キャッチャー谷繁に代わりまして・・・・・・深山、背番号６７」

声をあげるものは誰もおらず、次のウグイス嬢の言葉をまっていた。

ウグイス「ピッチャー岩瀬にかわりまして・・・・・・」

ウグイスは必要以上に間を空けた後、言った。

ウグイス「川名、背番号３３」

観客はもう野次をとばすことさえやめ、もうだめぽ・・・・・・と天を仰ぐだけだった。

雪見「いいみさき、ホームはこっちよ」
みさき「うーん、このくらいかな？」

投球練習はキャッチボール程度のものだった。
しかし、その様子もどこかおかしい。
ホームまでの距離や角度を確認しているような感じだ。
みさきはオープン戦はおろか報道陣の前では一度もピッチングを見せていない。
ドラゴンズファンは八割がたあきらめながらも、
ひょっとしてという期待を持ちながらみさきの姿を見つめていた。

雪見「いいみさき、ホームはこっちよ」
みさき「うーん、このくらいかな？」

投球練習はキャッチボール程度のものだった。
しかし、その様子もどこかおかしい。
ホームまでの距離や角度を確認しているような感じだ。
みさきはオープン戦はおろか報道陣の前では一度もピッチングを見せていない。
ドラゴンズファンは八割がたあきらめながらも、
ひょっとしてという期待を持ちながらみさきの姿を見つめていた。

みさき「うんっ、もうOKだよ雪ちゃん」
雪見「いーい？最初から思いっきりなげるのよ。」
みさき「うー、わかってるよー」

球審がプレイをかける。
みさきはゆったりと足を高く上げ、第一球を投げた。

ずどん。

目にもとまらぬ快速球が雪見のミットにつきささる。
スピードガンの表示は１５０キロにとどまったもののその数以上に速く感じる。
ノビが尋常ではない。
何よりも恐ろしいことは、そのボールが曲がったことである。

球審「す・・・・・・ストライク！」

球審のジャッジから一拍置いた後、ナゴヤドームは割れんばかりの歓声に包まれた。

歓声が十分小さくなると、みさきは第二球を投げた。
またも投球はストライク。
しかも先ほどと変化した方向が違う。

谷繁「あんなボール俺にだって捕れねーよ。でもなぜか深山には捕れるんだよな。付き合いの差 ってやつかな。ま、サインの問題もあるしどっちにしろ俺には無理か」

ベンチで谷繁が独りごちる。

鈴木尚「（ムービングファストボールってやつか・・・・・・。しかしこんなのありか？あんな女の子 がこんな球を・・・・・・。とにかく三番打者として三球三振だけはだめだ。あてていかねば）」

しかし第三球、当てにいったはずの鈴木尚のバットは何も捉えることができなかった。

鈴木尚「そんな・・・・・・上にまで曲がるなんて・・・・・・」

三振した鈴木尚は呆けたまま三塁側ベンチへと戻っていった。

みさきはその後も快調に１５０キロ台前半のボールを投げ続けた。
打者のバットは面白いように空を切る。
連続三振。

もう中日ファンのボルテージは最高潮だ。
あと一人コールがナゴヤドームに響く。
しかし迎える打者はハマの新星、古木。
今日、すでに２安打。
昨年後半開花の兆しを見せた彼は山下新監督の期待を一身に受け、
５番打者として開幕スタメンに選ばれていた。

みさきの足が上がる。
沢村栄治によく似たそのフォームからくりだされるボールは
ナチュラルシュートしながら雪見のミットに突き刺さる。
ストライク。
テンポ良く第２球、外角低めに決まり２ストライク。
これまで古木は微動だにしなかった。
ただ、その目にはあせりなどのネガティブな感情はなく、感じられるのは自信だけであった。
みさき「（うーん、よくわからないけどとっても嫌な予感がするんだよ）」
その雰囲気を人並み以上に研ぎ澄まされた感覚で読み取ったのか、
みさきはいつもより長く投球間隔をあける。

勝利を目の前にした独特の緊張感の中から放たれる第三球。
いつもどおりの速度でホームベースまでうなりをあげながらシンカー気味に落ちてゆく。
古木のバットが動き出す。
彼のスウィングスピードは天性のもの。
それゆえボールを人より長く見ることができる。
彼の目は変化する１５０キロストレートという非常識な球をロックオンしていた。
そして、バットとボールがぶつかり合う。
古木「（思ったより軽い!?〉」
タイミングはドンピシャだったが予想よりも深く落ちたのであろうか、
ボールは高いゴロとなってみさきの横を抜けようとする。

雪見「みさきっ、危ない!」
しかしみさきの目にはボールは映っていない、いや、映らない。
紙一重のところでボールはみさきの横を抜けた。
急いでショートの井端がフォローに来る。
一塁へスロー・・・・・・アウト！。
歓声と拍手が入り混じる。
ライトスタンドからは勝利を祝う燃えよドラゴンズも聞こえる。

雪見「みさき、やったね！」
みさき「あれ・・・・・・アウト？」
雪見「そうよ、初セーブよ！」
みさき「てことは、勝ったってことなんだね、雪ちゃん！」
雪見「うん！すごい球だったよ！」
みさき「獲ったアウトは三つ？」
雪見「そうだけど、それがどうかしたの？」

みさきは雪見の言葉を肯定と受け取るや否や
記念のボールを渡しに来た守備固め一塁手渡辺を突き飛ばしベンチへ向かった。

雪見「ちょ・・・・・・待ちなさいっみさき！」

雪見もみさきを追って走り出すがすでに彼女は山田監督の前にいた。

みさき「監督っ、アウト三つです！」
山田「川名よくやった。初セーブおめでとう」
みさき「じゃなくて、契約なんだよ!」
雪見「まったくどこへ行くかと思えば・・・・・・」

雪見もやっとベンチ前までやってきた。

山田「ああ・・・・・・そうだったな。３アウトだから、３０枚か」

山田監督はグラウンドコートのポケットから何かを取り出しみさきに渡す。
みさきは手でそれを確認すると満面の笑みを浮かべながらベンチ裏へと消える。

雪見「監督、今のは?」
山田「このドームの食券だよ、カレーの」
雪見「へ？」
山田「契約でな、川名が１アウトとると食券１０枚。何だ、知らなかったのか？」

ちなみにみさきがオープン戦に出場しなかったのは
１アウト１５枚を主張するみさきと１アウト５枚を主張する
フロントとの意見が対立していたためである。

みさき「うーん、勝利の後のカレーは格別だね!」
雪見「みさきーっ、アイシングしなさーい！」

一息いれつつ保守。

えー、名古屋のみさき先輩猛烈に(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ
みさき先輩は心眼打法で行こうかと思ってたけど、ﾋﾟｯﾁｬｰやらせるとはなかなかですな。
さてさて、クライマックスです。気長に見てください。

　千鶴「河原さん･･････あなたを･･･頃します」
ヘルメットから下がったロングヘアがどこからともなく吹いてくる風になびく。
さっきまでとは明らかに違う千鶴の雰囲気に、近くの阿部はもちろん、
河原も嫌な物を感じる。いわゆる、冷たい汗が流れるというやつだ。
赤く光る目が尋常じゃない威圧感を放っている。
ルーキー、いや、恐らく人間の出せるものではない。
それは2塁ベース上の濱中も感じていた。
　濱中「（なんだ･･･？あれが柏木か？あんなのキャンプから一度も見たことないぞ）」
ここで審判からプレイがかかる。ゆっくりとセットに入る。
　河原「（落ち着け。相手はルーキーで、しかも女だぞ。何を恐れている。
　　　　　いつもどおりにやればいいんだ）」
足をあげ、渾身の球をなげた。ｽﾄﾚｰﾄ　147�q/h
　千鶴「･･･遅すぎる!!」　　ﾊﾞｼｨｨｨｨ!!!
およそ木のバットとは思えない音がなった。ボールが潰れるような音だ。
　河原「･･･え？」
打球は河原の耳の横をかすめ、センター方向へ飛んでいく。
河原は反応するどころか、かすったという事実もわからなかった。
後で気がついたことだが、河原の耳はかるい火傷を負っていたという。
センターの松井は打球の低さを見て前に出たが、打球は一向に落ちない。
急いでバックしようと後ろを向くも、その時には打球はフェンスの最上段に当たって
跳ね返っていた。そしてなんと、そのフェンスの部分は軽くへこんでしまった。
　千鶴「･･････ちぃっ!!」
スタートが遅れた濱中は急いでホームに向かう。
もちろん鬼となった千鶴の足をもってすればランニングHRも容易なのだが、
前の走者を抜くともちろんアウトである。

今やっと松井がボールに追いつき、中継に返す。打球が速すぎたため、
タイミングは微妙だ。3塁コーチが手をまわす。濱中が三塁をける。
地鳴りのような歓声があがる。打った千鶴は既に三塁に到達している。
二岡からのバックホームが帰ってくる。
　ﾊﾞｼｨ!！　ざざぁぁぁぁあああ！！！！
クロスプレーとなった。土煙があがる。安部と濱中が審判を見る。
　「･･･････ｾｰﾌ!!セーフ!!」
まるで平泳ぎのようなジェスチャーをしながら、審判はセーフを宣告。
土壇場で同点に追いついた･･････
　　うぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
　柏木!!柏木!!ばんざーい!!ばんざーい!!
柏木コールと万歳三唱が流れ、六甲颪が歌われる。
興奮がさめない中、今の一撃でぐらついた河原を攻略するのは簡単だった。
続くバッターのジョージは三遊間を抜けるヒット。あっさり逆転してしまった。
その次の矢野もヒットをうち、ﾋﾟｯﾁｬｰ吉野にかえて出た八木がとどめの
左中間2塁打を放つ。その後の猪名川も続き、おわってみれば
この回一挙4点。ゲームをひっくり返し、H5-2Gとなった。
このあとはもちろんﾊﾞﾙﾃﾞｽを投入。
あっさりと2ｱｳﾄをとる。スタンドから「あとひとりコール」が沸き起こる。
ストライクとファールで2ﾅｯｼﾝｸﾞとなり、「あと一球コール」へと変わる。
周りの雰囲気がそうさせたのだろうか、ここは一球外すということをせず、
最後は落ちるボールで空振り三振。
　「ｹﾞｰﾑｾｯﾄ!!」
ナインがマウンドへ集まる。
　猪名川「よーやったで、バルやん。さっすがそんなけったいな
　　　　　もみあげしとることはあるで、ほんま。」
猪名川からもみ上げについて厳しい突っ込みをくらうも、
日本語がよく分からないﾊﾞﾙﾃﾞｽはニコニコ顔だ。
ベンチでどっかりと座っていた星野が「ぃよっしゃーー！！」といわんばかりに
手をたたき、立ち上がる。ベンチの選手とコーチがグランドへ出てナインを迎える。

　

ここはGの本拠地のドームであるからお立ち台はないが、ベンチ前での
インタビューがある。呼ばれたのは女性3人であった。
　アナ「えー、放送席、放送席。今日は、素晴らしい活躍をした、
　　　　球界初の女性プロ野球選手、柏木選手、猪名川選手、そして七瀬選手に
　　　　きていただきました。まずは猪名川選手、
　　　　今日は4打数3安打、そのうち一つは先頭打者HRというすばらしい内容でしたね。」
　猪名川「ありがとな。あ、カメラ写ってんの？ちょっと待っててや（ｺﾞｿｺﾞｿ）
　　　　　全国のGファンと阪神ファンの方々、うちが猪名川やで!!
　　　　　サークル辛味亭よろしゅうな!!次の新刊はこれや!!
　　　　　そのほかにも801から純愛までそろってるから、みんなちゃんと買うんやで。以上!!」
　アナ「あ・・・ありがとうございました。では次は七瀬選手に聞いてみましょう。
　　　　ナイスピッチングでした!!」
　七瀬「うーん・・・HR打たれちゃったから素直には喜べないわね。
　　　　でもチームが勝ったんだから全然くやしくないわよ。
　　　　それからここにいる人たちとテレビの前の人たちにひとついっとくわ。
　　　　私は乙女なのよ!!誤解しないでね!!乙女なんだからね!!
　　　　だからこれからどんな奴が相手になろうと
　　　　真っ向勝負でバッタバッタとなぎ倒すからね!!覚悟しなさいよ!!」
　アナ「げ、とても元気がいい乙女、七瀬選手でしたー。
　　　　さて、最後は起死回生の同点3塁打!!殊勲の柏木選手です!!ナイスバッティングでした!!」
　柏木「どうもありがとうございます。」
　アナ「ものすごい打球でしたね。パリーグのカブレラでもなかなか打てませんよ。」
　柏木「うーん、ほんとは入ったかなと思ったんですが、少し低かったですね。
　　　　それよりも逆転打を打ったアリアスさんに感謝しないと。」
　アナ「それでは最後に柏木選手からファンになにか一言お願いします。」
　柏木「今年は絶対優勝しますんで、応援してください。
　　　　あと、疲れた人はぜひ鶴来屋にお越しください。
　　　　お問い合わせは**-****-****です。お待ちしております。」
　アナ「ありがとうございます。それでは、今日のヒーロー、
　　　　猪名川選手、七瀬選手、柏木選手でしたー！！」

スマンす。大学のテストがあって、暫く続き書けなさそうです。
続き（誰も待ってないと思うが）は三日ほど待って下され。

ついでにage
圧縮乗り切ったようで、嬉しいわい。

　スタンドでは六甲颪の大合唱が始まった。
3人衆はフラッシュの嵐の中、ロッカーへと引き上げる。
　桧山「3人とも、今日はすばらしい活躍だったな。これからもがんばっていこうぜ。」
　星野「うむ。今日は出来すぎなくらいだったが、今年は絶対に優勝せなあかん。
　　　　そのためには、お前達の力が必要だ。しっかりがんばれよ。」
　猪名川「当然や。」柏木「まかせてください。」七瀬「まかせなさい！」
ロッカーに笑いが起きる。ムードメーカーとしても、純粋な戦力としても
この3人は阪神の救世主となっている。
　猪名川「なぁ、ちーちゃん。なんであん時だけ鬼を発動させたんや？
　　　　　毎回やりゃ、3冠王どころの騒ぎやなくなるんちゃうの？」
　柏木「あの力は相当体力を消耗するんです。1日に2回も3回もつかったら、
　　　　おそらく野球ができない体になってしまうんです。だから、1日1回が限度なんです。」
　猪名川「はー、なるほどなー。ま、とにかくはよホテルかえって飲むで!!」
　七瀬「あたしも飲もうっと」　　
　柏木「あら、二人とも未成年でしょ。」
　猪名川「あ、そうやったかもしれへんな。」　　
　七瀬「そういえばそうね。」
またもやロッカー中に笑顔が溢れた。

【上月澪の阪神語録　その５・６】
澪『あのね、2002年の阪神の守護神ﾊﾞﾙﾃﾞｽは、もみ上げが特徴的なの。
　　あんなにすごいのは見たことがないの。でも、ﾊﾞﾙﾃﾞｽは今年で解雇なの。噂によると、
　　星野と馬が合わなかったみたいなの。あるいは劇場が多かったせいかもしれないの。
　　来年の守護神はまだ決まってないの。でも、多分新外国人になると思うの。』

澪『劇場というのは、抑えのエースによく使われる言葉なの。
　　最終的には抑えるけど、その前にヒットを打たれたり、
　　フォアボールを出したりと、すんなりいかないことを劇場というの。
　　ファンとしてはぴしゃりと締めて終わって欲しいの。
　　劇場で有名なのはギャラードもそうなの。』
　　
開幕戦がようやく終わりました!!こんなに続くとは思わんかった。
どうやら阪神に金本がくるようですね。
･･･実は素直によろこべないんですよね。外野はかなり固定されてるし。
金本よりぺタジーニの方に期待しちゃいますね。来るかどうかわからないけど。
しかも金本は35歳。片岡のトラウマがあるだけに、ちょっと･･･いや、かなり不安です。
このあとは助っ人外人のレミィをだしたりしていこうと思います。

････････あああああああああ！！
なんちゅうミスを！！千鶴がタイムリー売った時点で
逆転だったんだ!!2-2を1-2と勘違いしてた。
ということで吊ってきます･･･

丸一日書き込みがぁ・・・

とにかく保守

age

捕手

さらに保守

葉鍵キャラが阪神に勝利をプレゼントかよ。最高だな（ｗ

うーむ･･･････ネタが思いつかん･･･一発ネタでも書いとくか･･･

試合前のミーティングにて･･･
　星野「･･･以上が今日のスタメンだ。今日も大事な試合だから絶対に勝ちに行くぞ!!」
　一同「はい!!（当然や!!）」
　星野「･･･と、ここで柏木からなにやら話があるそうだ。みんな聞いてやってくれ。」
　千鶴「えっと、みなさん、今日も頑張っていきましょう。そこで今日は元気が出るように
　　　　鶴来屋から極上の弁当を取り寄せました。そこのダンボールに入ってますので、
　　　　全員の分がありますから、ぜひ食べてくださいね。
　　　　あと、全員の分は作れなかったのですが、私の手作りもあります。」
　一同「おぉーーーーーー」
　星野「よし。それじゃあ、柏木の手料理はスタメンの特権だ。」
　桧山「よっしゃ!!いやー、ロード中に誰かの手料理食えるとは思わなかったな。」
　今岡「いや、まったくだ。」

その日のスターティングメンバーは曾我部や松田などが並び、ボロ負け。
星野はなにやらベンチでおどおどしていましたとさ。めでたしめでたし。

久々です。（まだ続いてたの？ってツッコミはなしで）

まずは肘の治療をしなきゃな・・・
故障以来これといった大きな手術などはしていない。
「悪化してなきゃいいけどな」
そうだ、秋子さんに相談してみよう。
あの人なら名医を知っているかもしれない。
「秋子さん・・・」
「どうしたんですか？祐一さん。」
「俺、プロ野球選手になろうと思ってるんですが。」
さすがに言い方が悪かったか？
「あらあら」
「実は俺、肘を壊してたんです。そこで、復帰を目指すんで
手術したいんですが、いい外科ってありませんか？」
「とりあえずジョーブ博士に連絡とってみますか？」
「い、いえ、そこまで凄い人じゃなくていいんですけど・・・」
それ以前に、簡単に連絡が付きそうで怖い。
「じゃあ、私の知り合いのお医者様でいいわね？」
「ええ、お願いします。」
「ちょっと変わった方ですけど、腕はいいと思いますよ。」
秋子さんはそういうと、電話をかけ始めた。
「もしもし・・・はい・・・私の甥が・・・肘・・・」
「手術・・・ええ・・・実験・・・では、明日に・・・」
なんかドサクサにまぎれて不穏な言葉が聞こえた気が。
「はい、それではお願いします。失礼します。」
秋子さんが電話を切った。話がついたようだ。
「祐一さん、明日手術をするようですので、今から
新幹線で大阪の方まで行ってください。」
・・・気が早すぎる。

かくして俺は手術のために旅立つことになった・・・。

捕手

ロリ最萌、敗者復活の決め方がよく分からん。
チキン順位てなんだ?

誤爆。

前スレはってほしいんだが

http://wow.bbspink.com/leaf/kako/1035/10350/1035088529.html

遊撃手

キャッチャー

age

右翼手・椎名繭

捕手の保守

左翼手・雛山理緒

中堅手・柏木初音

盗手・青紫

　　　　　　　　　/|／|／|
　　　　　　　　 /｜ .／/|
　　　　　　　／／／　/ |
　　　　　　　ヽ-保全-／
　　　　＿_____ |ﾟ ∀ ﾟﾟ||］ ＿＿__　　　ゴゴゴゴゴ
　　　　＼＠ /ヽ￣￣ /＼＠ /
　　　　／￣＿|￣|￣￣|　￣＼
　　　　|　　_ｭ　）　|　 　/＼__ 　|
　　　　 ＼＿ノ ＿|＿__|　（＿／
　　　　　　　　ヽ＿|＿/
　　　　　　　　　ヽ┴/

盗塁王・竹林

保守あげ

「なんじゃこりゃー！！」
今年１年の疲労を取るべくアイオワ州の保養地でくつろいでいた伊良部秀樹は
ふと手に取った新聞をみて絶叫した。

「ミラクルウーマン　-チズルカシワギ　マルチヒット-」
「もうかりまっか？　-ユウイナガワ　ホームラン-」
「ボンス・ストラックアウト！！　　　-ルミ　ナナセ」

それは、今シーズンの活躍を受け日米野球に出場した阪神の女性選手のものだった。
伊良部はすぐさま代理人に電話をかける。

「ああ、俺だ。来期の契約だが、何としてもちーちゃ…いや、タイガースだ！
　…違う、デトロイトじゃなくて阪神！ジャパンの阪神タイガースだよ！！」

>>86
秀樹→秀輝

伊良部よりペタジーニに来てもらいたい。

>>86
チズル→チヅル

結局この手のスレはオフシーズンに困るんだよな……
題材としては凄く好きだし挑戦してみたいんだが……

遊撃手・塚本千紗

二塁手･立川郁美

阪神フロントに澤田真紀子

みさきが１シーズン１４０回投げても４２０アウトだから、
カレー１杯1000円だとしても４２万か、川崎で損した分は取り返せそう。

>>94
全勝する気か……？

みさき先輩は１イニング限定の抑えだと思う。

おまんこに思いっきりハメて欲しい欲求不満な全国の不倫人妻の旦那に言えない不倫
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捕手･太田香奈子

得意技・ささやき戦術

>>96
負け試合も含め全試合ってのは1イニング限定でもさすがに辛いだろ。

千鶴さんが巨人入りしていればライバル属性付けて
中日に梓を入れたかった……強打者不在だからちょうどいいと思ったんだけど。
一塁とか外野とか開いてるし。

漏れは中日しか選手詳しくないから……
職人さん期待sage。

今年のドラフトの結果見ながら考えてまつ

>>99

つーか規定投球回のつもりだったんだが、みさき先輩は抑えか
それならせいぜい６０イニングくらいか

パ・リーグでやってもいいんでふか？

>>102
全然問題ないかと。むしろお願いしまつ。

（＾＾）

（＾＾）

保守
阪神金本巨人ペタ中日バルデスで何事もなかったかのようにどうぞ↓

ノリは阪神でショートを守ることになったわけだが

お〜い、誰か全スレ９の行方を知らんか？

>>108
ここにいるよ・・・

俺はスコールよりかっこいい中３なんだけど、
うちの学校にすげーユウナに似てる女子がいるんだ。
うらやましいだろ？

三塁手・芳賀玲子

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>>98
いきなり「せっくす。」とか言いそうだなｗ

保守

>>116
当然、そうなることを織り込み済みのうえ契約。

俺はスコールよりかっこいい中３なんだけど、
うちの学校にすげーユウナに似てる女子がいるんだ。
うらやましいだろ？>>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>
>>1 >>1 >>1
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1037430276/l50

延長戦age

俺はスコールよりかっこいい中３なんだけど、
うちの学校にすげーユウナに似てる女子がいるんだ。
うらやましいだろ？>>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>1 >>
>>1 >>1 >>1
http://game2.2ch.net/test/read.cgi/ff/1037430276/l50

ほしゅ

一塁手…背の高い葉鍵キャラ…思いつかん。

>>123
旦那、スフィーＬｖ１００なんてどうですか。

弥生さん（ホワルバ）は身長175センチと、女性にしてはなかなかの長身ですよ。
俺はキャッチャー向きだと思うんだがｗ

レミィは１７４�aくらいだっけ？

左利きは誰がいる？

>>127
あゆ

瑞希ちも左利きだな

左投げは守備位置が限定されるな…

>>130
外野手、一塁手、投手
それと捕手くらいかな？
一塁への送球の際に左利きだと
体を開かなくてはならないため、内野では不利。

右投げ左打ちなので無問題。

>>131
キャッチャーも左利きはやめといたほうがよろし

めんて

ドラゴンボールＺ
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保守

残った？

凄い生存能力だなこのスレ。

うたわれでは
トウカ　両利き
ベナウィ　左利き