1 :
名無しさんだよもん:
・のび太と鬼の末裔たち
・のび太とうたわれるもの
・のび太と魔法の国グエンディーナ
・のび太と永遠の世界
・のび太と星の記憶の伝承者
これらの素材使ってドラえもんと葉鍵を融合させてみようぜ。
3 :
名無しさんだよもん:02/09/19 02:07 ID:WTSdAGkf
あげ
>>1 よぅわからんから、試しに1が何か作ってくれ。
耕一さん、あなたを頃さない!
目がさめたら真っ先に探さないー!
大腸変
8 :
名無しさんだよもん:02/09/19 02:10 ID:AeXco58C
のび太と異邦人カミュ
9 :
名無しさんだよもん:02/09/19 02:11 ID:YFMveEX0
大超編ドラえもん
のび太とリトル小宇宙スターウォーズ
17 :
名無しさんだよもん:02/09/19 02:15 ID:xNknB3HC
11いこる流水塔
流水塔、
散々既出のグロ画像貼って楽しいか?
ていうか、今更言わなくてもわかりきったことじゃん・・・
上がってるほとんどのスレに貼られてるし。
このスレは流水塔専属のスレと化しました
出来事スレに貼られてたのを踏んで腹いせにやってたりしてな。
ていうか出来事スレのも流水塔だろう
23 :
名無しさんだよもん:02/09/19 02:20 ID:5wJ92iJ5
いつものごとく異世界に行って、いつものごとく仲間とはぐれて
いつものごとく瀕死の目にあったのび太が目覚めると仮面つけられて
尻尾の生えた人たちに看病されてて、しかも仮面もとれないで勝手に
軍師扱いされるというのは序盤の導入部としてどうだろうか。
のび太がえいえんのせかいに迷い込むのか?
…なんかえらく地味な話になりそうだ。
どっちかというとそういう話はAの担当のヨカン。
ヒロインはしずかちゃんか?
323絵のしずかちゃんキボン
立川兄風な剛とかいいかも
うたわれやっててアニマル惑星思い出したの俺だけ?
32 :
名無しさんだよもん:02/09/19 10:18 ID:2/0cKZNO
絵は不二子不二夫ベースにしないとさすがにドラえもんじゃ
なくなってしまう気がする。
34 :
名無しさんだよもん:02/09/19 10:27 ID:hHe9+h4c
個人的には良スレの予感。
よし!
俺がネタ出ししてやるから待ってろ!
3分だけ待ってやる
それは厳しいんじゃないかい?
ドラえもんはエロイ。特に大長編。
ていうか、類似スレが前にもあったろ?
舞が助けた犬がクンタック王子だったら、とか。なにげにオモロだったけど。
誰かリンクさき分かる人いるか?
なぜ大長編のジャイアンはいつもいいアニキ的存在なんだ?
40 :
長森しづか:02/09/19 14:12 ID:CUn+cNIQ
ちょっと書いてみました。駄文スマソ
カシャアッ!勢いよくカーテンが開かれる。
「の〜び〜た〜さ〜ん!早く起きてよ〜!!遅刻しちゃうよ〜」
誰だ?この睡眠の魔術師と呼ばれる男の眠りを覚まそうとする不届きな奴は?
「もうっ!今日遅刻したら3日連続の遅刻になっちゃうんだよ〜。
先生怒っちゃうよ。後悔しても知らないんだから!」
そう言って僕の布団を引っ張る。僕は布団に必死にしがみつきながら
「先生が怒っても分数の宿題を増やすだけだろ〜。僕はもうあの頃の
僕じゃないぞ。微分積分なんでもこいってんだ〜!ってことでおやすみ〜♪」
「はぁ〜っ・・・それはドラちゃんがいた頃のことでしょ?忘れたの?今日の
1時間目は家庭科実習なんだよ。謎ジャム食べさせられても知らないんだから」
ん・・・謎ジャム!?心の中でその単語の味を反芻してみる。
「うわぁぁぁ!!どうしてそれを先に言ってくれないんだぁぁ!!」
僕は素早くベッドから起き上がり身支度を済ませる。しずかちゃんに抗議の
視線を向けながら。
「昨日から何度も言ってたよ。先生怒るから明日は遅刻しちゃ駄目だよ!って。
ほら、鞄。宿題はちゃんと鞄の中に入れた?」
「分かってるよ」
「ほんと?のびたさん忘れっぽいから。」
41 :
長森しづか:02/09/19 14:13 ID:CUn+cNIQ
全く・・・世話焼きなところは昔からちっとも変わってない。僕はもうあいつが
いた頃の僕じゃないっていうのに。でも、こうしてしずかちゃんが毎朝起こしに
きてくれるようになったのはいつの頃からだったかな・・・?
「何ぼ〜っとしてるんだよ。いくよ。」
「あ、ああ。」
過去のことを考えるのはよそう。あいつとの思い出に浸ってはいけないんだ。僕が
もっと強くなって、あいつを必要としなくなるまでは・・・!」
「おばさん、行ってきま〜す。」
「しずかちゃん、毎朝起こしに来てもらって悪いわね。この子ったら成績ばっかり
は良くなったみたいだけど、朝弱いし、体弱いし、しずかちゃんみたいなきちんと
した子が側にいてくれて助かるわ〜。」
「あははっのびたさんの結婚相手が見つかるまではお世話しますよ。小学校以来の
腐れ縁ですし。」
「ちぇっ。なんだよそれしずかちゃん・・・。それじゃママ行ってきま〜す。」
この秋、藤子プロが送る小さな感動の物語
原作 藤子不二夫F
主題歌 武田鉄也&I’ve『PureLittleBoys』
「のび太くん宿題はやったの?」---------ドラえもん
「なまいきだぞっ、のび太のくせに」---------骨川スネ夫
「お前のものは、俺のものだから」-------剛田タケシ
「のび太さんの、いくじなし」-------源しずか
そして-------数々の魅力的なサブキャラクター達とおりなす
ハートフルSFコメディ-------
突然やってきた愛らしいロボットとタイムマシーンで
現在、未来、過去を冒険する主人公。
自分と向かい合いながらつよく、やさしく成長してゆく。
その時貴方は、何を胸に抱いていますか?
Windows版8800円/11月下旬リリース予定
成長するんだろうか・・
個人的には前にクンタックスレであった
のび太:舞
ドラ:あゆ
ジャイアン:真琴
スネ夫:栞
の組み合わせが好きだ。
真琴が舞にいじめられる姿しか見えてこないな。
ところで一人外れているのはわざとか?
スネ夫「いいだろこのラジコン、従兄弟に作ってもらったんだぜ」
のび太「へえ、そう・・・・(どうせ貸してくれないくせに)」
1 「別にうらやましくないね」
→2 「貸してくれ」
スネ夫 「別に、貸してあげてもいいけど?」
のび太 「えっ?・・・以外だ・・・」
スネ夫 「以外って何よ?人聞きの悪い」
のび太 「そのかわりお願いが、とか言うんじゃないだろうな」
スネ夫 「あら、勘がいいわね」
のび太 「やっぱり」
スネ夫 「そのお願いなんだけど、実はアタシ、弟がいるのよ」
のび太 「初耳だぞ!?」
スネ夫 「それは、そうよ。誰にも言ってないんだから。で、その弟っていうのが
USAに住んでいるんだけど、今度日本に来るのよ」
のび太 「ふ〜ん、で?」
スネ夫 「ほら、弟が来て私がその・・・人気者じゃなかったりしたら
カッコつかないじゃない?だから・・・」
のび太 「だから何さ」
スネ夫 「だから・・・その・・・一日だけ、彼氏のふりをしてほしいのよ!」
のび太 「えーっ!?」
真琴(と、それにまぎれて栞も)が舞にいろいろ偉そうに文句言ってるんだが、舞は無言でポカーン、という感じだった。
で、舞の部屋の押入には、いろいろ奇跡道具をもってるあゆが……。
みたいなのがココロに残ってるんだが。
48 :
名無しさんだよもん:02/09/19 17:35 ID:/6nZR+Ti
のび太が柳川の夢を全年齢対象デフォルメ版で見て
そこから物語が始まっていく。
おまえら、激しくワラタ
名スレの予感、と
51 :
名無しさんだよもん:02/09/19 21:17 ID:+2QTaPvU
スネ夫 「ねんがんの ラジコンをてにいれたぞ!」
そう かんけいないね
→殺してでも うばいとる
ゆずってくれ たのむ!!
スネ夫 「な なにをする きさま!」
わあ。太田さんがくるった。
_ __ ,,,,、-―--、,,-‐-.、
_∠_`、ヽニ_-::_:::::::`'"::::::::`:<ト、
/:::::::ヘ |〉三_::::::::::::::`":::::::::::::::`..ヘ、
, ´:,::'´:::_,ノ |/:/ .:::: .:: .:::: ::::\:::::、:::、:::`:.、
/:::::::::::::/<__//::/ , / / |、 、`、ヽ .ヽ `、..、`::.、
,:' ::::::/::/ !::::: /::/:::::/___::/::::ノ!::l:::l::!::!::}::::l:::l::ヽ:ヽ::::l
/ :::/:::/ l::::: !:/::/:7::::, イ://:/::::!:「「`::l:::::}:::}:::|::ハル'
,′.:::::::/ !::: |,ル'|:/ \ ( ) / :|::/::/|://'::::::::', / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
:'..:::,':::::,′ ヾ:::,!:::::l| ((・) (<) ル'ノ' ノ' l;:::::::::::l, / みちるは気分をこわした。
,'::::::::::::,′ 〈 |:l::|| ⊂⊃ |;;| |:::::::::::l, <
,!::::::::::::;′ |:::ヾ.| ⌒ \.l/ ⌒ | ノ::| l;:::::::::::! \
>>1に決闘をもうしこむ!
,!::::::::::::,' ヾ::::::l + + + +ノ<::ノ l:::::::::::| \___________
,!::::::::::::i' / \_____/ \ l::::::::::::|
,!:::::::::::::i' / _ \ l::::::::::|
!:::::::::::::i' // ̄ ̄(_) | l::::::::::l
,!:::::::::::::| |ししl_l ( | | l:::::::.::!
|::::::::::::::! |(_⊂、__) | |l:::::::::::|
l::::::::::::::| \____/ | l::::::::::::!
55 :
名無しさんだよもん:02/09/19 22:15 ID:G1HlI9fh
朝はまだかッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!
朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!朝ッ!
ド〜ラ〜え〜も〜〜〜ん!!!!!!
58 :
名無しさんだよもん:02/09/19 23:03 ID:tX7xHC+P
のび太「なんだい、あの梓って奴!!すぐに殴ってきて。あんな奴嫌いだ!!」
のび太「やっぱ千鶴さんは優しいなぁ。それに綺麗だし。僕もこんな
お姉さんほしかったな。」
のび太「初音ちゃんはいい子だね。家のお手伝いも良くやって。
あ〜あ、こんな妹がいたらなぁ。」
梓とのび太が同い年という設定で。
59 :
名無しさんだよもん:02/09/19 23:17 ID:G1HlI9fh
のび 「ドラえも〜ん!またジャイアンがいじめるよぅ!助けてよぅ!
ドラ 「お前の今感じている感情は精神的疾患の一種だ。
鎮める方法は俺が知ってる。俺に任せろ。
のび 「ど う す れ ば い い ん だ
>>55 MADとかで作れないかなあ、それ。
無理か…(w
何気にドラヲタがちゃんと混ざってるなぁ…(藁
葉鍵住人恐るべし
「ドラえも〜ん!またジャイアンがいじめるよぅ!助けてよぅ!」
「しょうがないなあ…はい、『飲むとどんな物質も通り抜けられる薬』!!」
のび 「ドラえも〜ん!またジャイアンがいじめるよぅ!助けてよぅ!」
ドラ 「しょうがないなあ…はい、『セイカクハンテンダケ』!!」
………。
……。
…。
のび 「やい!ドラこう!」
ネタわかってくれる人がいると信じてます。
>>63 最後は裏と表が入れ替わってる50円(だったかな?)で
誤魔化されるんですね。
「わーい、もうかったもうかった」って
>64
63はジキルハイドだろ。最後はジャイアンが飲んで
みんなに借りてたもん返して回る話じゃなかったか?
>>65 あら、そうだったか。スマソ
うろ覚えで書くものじゃないなあ…
68 :
『だからみんなで』大魔境挿入歌:02/09/20 03:58 ID:nIEYj7eM
だから鍵は非エロなんだ
PDTフォルダを 探してみたけど
だって Hシーンなんか
ぜんぶ出しても これだけなんだ
そうだ君も 晒してくれよ
心の中の 妄想シチュを
だって 僕と君のを合わせたら
ティムポが すこし大きくなったろう
きっと みんなのエロ絵を合わせたら
きっと 鍵は非エロじゃないよ
きっと みんなとエロくなれるよ
69 :
名無しさんだよもん:02/09/20 15:25 ID:hjEdm56U
「遅い・・・。」
ベンチの上で俺は、2時間以上も待たされていた。
そして、俺の前に一人の少年が現れた。
「耳、無くなってるよ?」
「そういう設定だからな。」
「わ、びっくり。」
まるで他人事のように少年は言い放った。
俺は怒りを抑えて、奴に訊いた。
「こんな遅くまで人を待たせるなんてどういうつもりだ。」
「先生に叱られて居残りさせられてたから。」
「俺のことはほったらかしでか。」
「悪いとは思ってるよ。」
そういって奴は、一本の瓶を差し出してきた。
ノビジュース。
「遅れたお詫びだよ。」
「遅れたお詫びが、このくだらないジュース一本か?」
「それと、七年分の再開のお祝い。」
俺はバカらしくなり、立ち上がって奴をおいて歩き出した。
「わっ、待ってよー」
奴は泣きそうになりながらついてきた。
「ねえ。僕の名前、覚えてる?」
「ミツオ。」
「違うよー」
「エリ。」
「僕、男の子ー」
俺はそれ以上答えようとせず、すたすたと歩いていった。
「僕の名前・・・」
奴は本気で泣きそうだった。
「しょうがないな。ほら、行くぞ。のび太。」
「うんっ・・・!」
奴は涙を手でぬぐいながら、言った。
「帰ってきてくれてありがとう・・・ドラミちゃん!」
『ドラえもん』人物紹介
ドラえもん
のび太の将来が不安になって未来から面倒を見に来たというネコ型ロボット。
不思議なポケットから様々な道具を出してのび太を助けようとするが
ちょっとおっちょこちょいなのが玉にキズ。口癖は「う〜ふ〜ふ〜」
剛田タケシ
のび太の幼なじみ。男っぽい性格をしていてよくのび太をいじめるが
困った時には頼りになる一本気な性格も持ち合わせている。
将来は歌手になりたいと望んでいるようだが・・・・?
骨川スネ夫
骨川財閥の箱入り娘。高飛車な性格でしばしば自分のステータスを
鼻にかけるが、ときおり寂しがり屋で弱い一面も見せる。
彼女の内に秘める孤独にまだのび太は気付いていない。
源しずか
のび太が密かに思いを寄せる幼なじみ。とにかくお風呂好き。
容姿、性格共に非の打ち所のない美少女だが、彼女が弾くヴァイオリンの
音は凶器とまで言われるほどに凄まじいらしい。
71 :
名無しさんだよもん:02/09/20 15:43 ID:9fz2PKho
ドラえもんの原作を読んで知ったんだが、
のび太は元々ジャイ子と結婚する予定だったんだな。
長瀬「見てよこのロボット。ボクのいとこのお兄さんが作ったんだけどね、凄いだろ」
ロボ「はわわわわ、あ、あの、マルチですっ」
さおり「さすが祐くん! 月島さんとは大違いだね!」
月島兄「そんなロボより、うちの瑠璃子がもっと凄いの持ってるんだからな!」
月島兄「うわ〜〜ん! えぐっえぐっ」
瑠璃子「え? またジャおりんと長瀬ちゃんにいじめられた?」
月島兄「よくわかったね」
瑠璃子「……付き合い長いから」
スネ夫が箱入り娘だったとは…知らなかった。
ジャおりんてなんだよ(w
>68
うろ覚えだが・・・イヌの王国だったっけ?
リトルスターウォーズとかどうよ?
寧ろ鉄人兵団とか。
鉄人兵団はKONONでOK
79 :
名無しさんだよもん:02/09/21 13:04 ID:pi6e05un
マルチの恐竜
マルチの宇宙開拓史
マルチの大魔境
マルチの海底鬼岩城
マルチの魔界大冒険
やべっ・・・おそろしく違和感無い。
80 :
2チャンネルで超有名:02/09/21 13:05 ID:jS9K+ZLJ
広告きてるよ!なにやってんの!!
>>80の超最高に噴いた…
>>75 大長編第3弾『のび太の大魔境』挿入歌です。
武田鉄矢『だからみんなで』です。
83 :
75:02/09/21 20:23 ID:t1LpbVQn
>82
あーそんなタイトルだったっけ。
ずっとイヌの王国って言うタイトルだとおもってたYO
バウワンコとかでてくるやつですよね
>>83 たぶんそれは『雲の王国』と混同してるんじゃないかな。
ところで、舞の助けた山犬さんが
バウワンコ108世の子クンタック王子だったらどうですか。
85 :
名無しさんだよもん:02/09/22 00:16 ID:i2imgxMv
栞の羽織ってるアレは実はヒラリマント
うらみ念法『高野山の呪い』!!
観鈴「ギニャーッ!!」
87 :
名無しさんだよもん:02/09/22 00:40 ID:+QCuQXpi
雪避けられないみたいなんですが仕様ですか
もしもボックスか独裁者スイッチでエイエソご案内
ソノウソホントで魔物出現、ていうか一連の奇跡現実化
91 :
名無しさんだよもん:02/09/22 10:46 ID:Jp5qlLjQ
過去ログ出現あげ
小宇宙戦争の主題歌が泣ける(;´Д⊂
92>> 同意。
というかいい加減映画の主題歌は武田鉄也に戻せYO!
ドラえもんの道具にかぐやロボットってあったよね。あれ欲しいなぁ。
>>94 F氏の読みきりにほとんど同じの話があったね。
粗末に扱う(外に出さないとか)と提供者に
かわいそうだろ!って怒られるくだりとかも一緒。
世話をする資格の有る物に引き取られる落ちも一緒。
あれ、好きやねえ。
96 :
名無しさんだよもん:02/09/22 20:09 ID:hMEEjo1+
そろそろ葉鍵のネタを使ってまじめに大長編ドラえもんのストーリーを
考えてみようぜ。絵を水無月やみつみにあわせるとドラえもん側が
ほぼ100%キモくなるので作画は不二子不二夫風と仮定して。
とりあえず大長編ドラえもん版のエルクウはタイムマシンが
壊れて帰れなくなった未来人の指名手配犯ってのはどうだろうか。
・・・ベタやな。
長瀬一族は逃げたエルクゥを追って未来からやって来た、と。
潜伏していると思われる日本に散って、それぞれ捜索活動実施中。
刑事やってたり、執事やってたり、骨董品集めてたり。
技術者になった奴も居たりして、アンドロイド作っちゃったりなんかして。
…ストーリーが見えてこない罠。
>>97 いわゆる藤子ワールドっぽくすればいいのかと。
ドラにもパー子が出て来たり、20エモンが出てきたりしたのだし。
エルクゥになるまで気付かなかった
夜はこんなにも輝きに満ちていたんだ!!
(うろ覚え且つマイナー)
ミルク・・・
モッテ・・・
コイ・・・。
美夜子さん(;´Д`)ハァハァ
大「超」編ドラえもん のび太と竜の竜騎士
美夜子さんを天沢母に改変できませんか?
106 :
名無しさんだよもん:02/09/26 01:25 ID:C+aOiKyo
芹香先輩がドラえもん役やれば東鳩キャラでドラえもんのストーリーもできるな。
ていうか何であんなに裸が出てくるんだ
気まずいじゃないかYO
「ぼくなんかそんな声優のサインじゃなくて、本物の月宮あゆのサインもらってくるから!」
全てはのび太のそんな一言から始まった・・・。
『劇場版ドラえもん のび太と葉鍵の国』
「そ、その『ゲーム入りこみ靴さえあれば!」
「ぼくの最新のマシンにインストールしてあるゲーム世界に入り込めるって!?」
「国崎さんに会えるのかしら……」
「ドラえも〜ん!!」
秘密道具、ゲーム入りこみ靴で
「狐とはなによぅ! タヌキのクセに!!」
「タヌキとはなんだタヌキとは!!」
葉鍵ゲームの世界に旅立つドラたち
「スネ夫さん、本当にそれでみさきの目が治るのね……!」
「もちろんですよ深山先輩。23世紀の道具があれば、光をとりもどせるんです」
新しい出会いと、冒険を楽しむ5人は
「おれを弟子にしてくれよ〜!!!」
「って、耕一もこいつになんとか言ってやってくれよ」
「あら梓、せっかくだしタケシさんの師匠になってあげればいいじゃないの」
つかのまの楽しい時間を過ごす
「みてみてしずかちゃん、マシュマロみたいだよ」
「のび太さん、それは犬なんじゃないかしら?」
「ぴっこり」
しかし……
「スネ夫このやろう!! 何がウイルス対策は万全だ! お前のせいで栞が……ッ!!」
「タケシさん、今はスネ夫さんを責めてる場合じゃないわッ」
この世界を消しさろうとするウイルス群
「……ドラえもん……さん……電波…届い………」
「瑠璃子さんッ!! 消えちゃだめだッ!!」
次々と消去される、葉鍵キャラたち
「破損率83%……ウイルス除去…失敗……」
「セリオでも不可能となると、残された希望は……」
世界を救えるのは、ドラえもんたちだけ
「ゲーック! 俺が助けられるのもここまでだ! 後は任せたぜ!!」
「冬弥のためなら……それでもいいよ」
「そんなのいらないッ!! そんなの新刊のネタに使えないッ!」
いざゆけ、ドラたち!!
葉鍵の世界を救うために立ち上がれ!!!
『劇場版ドラえもん のび太と葉鍵の国』来春放映予定。
ヤベぇ・・・
リレー小説とか書いてくれないかなぁ
>109-110
同じくヤベェ……
なんか凄く面白そうだ
書いておいてなんだけど、間違いだらけで鬱。
キャラの呼称はともかく、23世紀じゃギガゾンビだよ……。
もうだめぽ、逝って来ます。
押入深くに眠るドラえもん大百科でも読み直すか…
>109-110
逝くな、俺はお前を待ってる。
ときにこれは18禁になるのでしょうか。
それとも、ドラえもんにあわせて小さなお友達でも安心して見られる内容になるので
しょうか。
MOON.なんかは18禁にしないと出すのも大変かなと思いまして。
あ、END後とかにすればなんとかなるか。
それにしても小学生にもかかわらず葉鍵ゲーをすべてもっているであろう、骨川スネ
夫に幸あれ。
>>116 いとこに影響されたとも考えられ。
確かあのいとこってかなりのヲタだよね?(w
…いかんなぁ、自分も書きたくなっちゃったよ。
>>108-110に感動age。
ってか、それぞれのシーンが想像できていいな。
というかしずかちゃんも国崎最高だったとは……。
いたる絵の
しずかちゃんシャワーシーン
キボンヌ
おしょうさん
はなれててくだちいな
これからまっかな皿が
ドラえもんの世界から消えたリルルが
葉鍵の世界に入り込む話キボンヌ
そしてセリオと運命の出会い(ォ
>>109-110 F絵で脳内補完してしまったけど、イイ感じ。特に御堂や栞が違和感なし。
逆に梓や詠美はなかなか浮かんでこないな。
123 :
名無しさんだよもん:02/09/27 14:50 ID:zEdImtHC
桜の葉が、春風と共に一つの踊りを見せる。
心地よい風が今を春である事を自覚させる。
「はぁ」
ため息と共に空を仰ぐ。
その先に校門が見える。
距離にして約200メートル。
普通の道でなら大した距離ではないが、
問題なのは坂の上にあると言う事だ。
「はぁ」
思わず、もう一度ため息を発した。
「はぁ…」
三度目のため息。
…ではない。
別のため息。
俺のよりは小さく、短かった。
隣を見てみる。
そこには俺と同じように立ち尽くす女の子がいた。
同じ三年生、のようだ。
けど、見慣れない顔だった。
短い髪が、肩のすぐ上で風にそよいでいる。
〜〜〜
「…何これ?」
パソコンのモニタを見た、のび太の最初の発言であった。
ここは東京都練馬区月見台すすきヶ原にある骨川家。
いつものように骨川スネ夫が皆を集め、自慢をしたのであった。
だが、野比のび太はスネ夫に見せられたものが理解できなかったのである。
「はぁ、やっぱのび太にはこれの凄さがわからないか」
イヤミったらしく皮肉を言うスネ夫。
「…むー」
だが、のび太には言い返せなかった。
確かに何を見せられたのかがわからなかったからだ。
「スネ夫さん、私もこれが何なのかわからないんだけど…」
「そうだぜスネ夫、オレにもわかるよう説明しろよ」
源しずかと、郷田武ことジャイアンにも
それが何なのかわからなかったようである。
「これはねぇ、パソコンのゲームのクラナドって言うの。
あのKanonやAIRを出したKeyの新作。」
「えぇっ? これ、クラナドなの?」
「お、おい、クラナドって…まだ発売してないんゲームじゃんかよ!」
しずかとジャイアンは驚いた。
そりゃ発売もデモも出ていないゲームがあったら驚くだろう。
だが…。
「くら…など…?」
のび太には説明されてもわからなかったようだ。
クラナドと言われただけでわかる二人の方が異常なのだが。
「でもKanonって…。あのカノン?」
Kanonだけはのび太でも知っていた。
少し前、ドラえもんが居ない時。とあるゲーム機でいつものように遊ぼうとしたら
『あれ…、これセ○ガ○じゃないぞ?』
セットされていたソフトがセ○○ガではなく、Kanonであった。
おそらく、ドラえもんが自分でプレイしていたのであろう。
『…なんだかよくわからないけど…少し、遊んでみよっと』
のび太はKanonをプレイした。
そして例に漏れず、プレイして数分でハマリ。プレイ後…。
『あゆタンハァハァ』
となったのであった。
で、止せばいいモノを。その事をいつものメンバーに話した所。
今日のような出来事になったのであった…。
良作の香りage
おいおいみんなして葉鍵っ子かよ
おもしろそうじゃないかこのスレ
129 :
名無しさんだよもん:02/09/28 05:16 ID:33C1LJfH
130 :
名無しさんだよもん:02/09/28 05:16 ID:AcqKOW7g
131 :
名無しさんだよもん:02/09/28 21:48 ID:qTylh7RT
あげ
葉鍵声優関係で言うと、皆口裕子や川上とも子が出てたよな。
133 :
名無しさんだよもん:02/09/28 23:03 ID:7O8wid9/
ドラえもんと一緒にドラ焼きを食べるあゆ。
ジャイアンの店を手伝う理緒。
つかもと印刷に原稿を持ってくジャイ子。
134 :
名無しさんだよもん:02/09/28 23:34 ID:kGmustxn
135 :
☆☆ここで美人のお姉さん・かわいいギャルをゲット!!☆☆:02/09/28 23:35 ID:P8zXT+ad
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>>108-110に、
>>133みたいな小ネタを加えていって、
ある程度出揃った時点で繋ぎ合わせれば、凄くイイ!ものが出来上がりそうな予感。
>>108-110 遅レスですが最高です。
恐竜、宇宙開拓史、大魔境、海底鬼岩城、
魔界大冒険、小宇宙戦争、鉄人兵団…。
このころまでは珠玉だったなあ。リアル消防で見てたし…。
>>137 なんだか日本誕生のあたりから
説教くさい話ばっかりになってきたよね
食い逃げ中のあゆと激突、一緒に商店街中を逃げ回るのびた。
海底鬼岩城と鉄人兵団良かったなぁ……
私的には雲の王国でのドラえもん特攻もなんかくるけど。
マイベストは魔界、鉄人、海底かな?
「えいえんはあるよ…。のび太お兄ちゃん…。」
「でも待てよ、そしたら他の人たちはどうなるの?
もしもBOXじゃ解決しないよ!」
「しずかちゃん、何を持ってるの?」
「マルチちゃんのねじ・・・。」
「僕も、忘れないよ、マルチちゃんのこと・・・。」
「はわわ〜、勝手に殺さないでください〜。」
つうか魔界大冒険は伏線の回収の仕方に震えが来ました。
この頃のは秘密道具を利用したギミックが必ず一つは
あったんだけどな・・・。
あゆ「うぐぅ、それ何?」
ドラ「これはドラ焼きっていうんだ、とっても美味しいんだよ。」
あゆ「ふ〜ん、ボクもたい焼きって言うのを持ってるんだけどとっても美味しいんだよ!」
ドラ「ホントだ、とっても美味しそう・・・」
あゆ「じゃあ半分ずつ交換しようよ!」
ドラ「うん、そうしよう」
二人「フフフフフ・・・・・」
>>141 最後の「フフフフフ・・・・・」が悪巧みみたいで好きだ。愛してる。
昔の大長編はF本人が脚本やってたんだね。そりゃ面白いわけだわ。
Fが亡くなって脚本が岸間になって大長編はダメになりました。
それはさておき、月代たちを守るために恐怖を必死でおしつつ
御堂と銃を突きつけ合うのび太が見たいです。ギラーミン戦の感動よもう一度。
「英二先生! おれ英二先生の大ファンなんです!
是非ともおれに曲を書いてください!」
「ふふ。だって、兄さん、ファンと若い才能は大切にしなきゃ」
「そう言われてもなぁ… 君、剛田武くんだっけ?
とりあえず何か歌ってみてくれ。話はそれからにしよう」
「分かりました! 男・剛田武、英二先生と理奈ちゃんのために心をこめて歌います」
「あれ? 冬弥くん、理奈ちゃんのスタジオまだ明かりついてるね」
「きっと二人ともすごく集中してるんだよ。邪魔しちゃ悪いし、先に帰るか」
「それもそうだね。」
真琴「あう〜! 祐一ッ、あそこにタヌキがいるッ!」
ドラえもん「(ピクリ)」
美汐「(ピクリ)」
久瀬「ガラスの件だけで充分だろ。基本的な不良
学生の行いだ」
久瀬「それも一度や二度じゃないない」
Gアン「あれは、オレが・・・オレがやったんだ!!・・・・オレの歌で・・・・」
久瀬「馬鹿な、歌ごときでああなるはずがない。」
祐一「どうしてそこに理由があると考えられない
んだよっ!」
「昔の、ボクが知っている頃の、ホントそのまんまだったし・・・」
「・・・帰ってきて・・・くれたんだね」
「うれしくない!これからもドラえもんといっしょに暮らさないーーーー!!!」
>147
G餡に思わず萌え
名雪「じゃあ、この中の最年少者であるのび太さんに訊いてみる?」
祐一「こらっ、あのひとに訊いたら、爆睡するのが目に見えてるぞっ」
のび太「すぴーくかー」
祐一「見ろ、一秒で爆睡されてしまったじゃないかぁ…」
>>150 名雪と2人で瞬間爆睡コンビか……見てる方が眠たくなりそうな組み合わせ
だな。
ずーっと思っていたんだが、
消防とは言え、のび太を本気で見下すしずか。将来はただの専業主婦
将来有名漫画家になると言われているジャイ子
どっちかっつーとジャイ子の方が野比家の将来のためじゃないか?
セワシものび太も女を見る目がないな。
まぁ、あのママをもらった親父の息子と子孫だし、しかたないか。
漏れ葉鍵の住人じゃ無いんだけども
ドラは俺の消防の頃の人生と共にあったよ
良スレのにおいに吸い寄せられたよ、冬に誰か描いてくれ
>>147に禿藁
小ネタ
由宇「あんたの漫画はプロの劣化コピーばっかや!
同人誌なめとったら怒るで、しかし!」
ジャイ子「(゜Д゜)!」
>>152 ジャイ子の才能が開花したのは歴史が変わって
あの売れっ子同人作家(だったっけ)とくっついたからではないか?
とか言ってみるテスト。
>>155 茂手モテ夫との出会いは少なからず
ジャイ子の人生にとってよい方に向かうきっかけだったんだろうな
とか言ってみる、テスト
栞「お姉ちゃんが編んでくれたストール……」
しかし、それは実はタイム風呂敷だったりする罠
>157
赤ちゃんになるのか老婆になるのかが気がかりなところ
伽羅の持っているアイテムが実は秘密道具だったら、というのも
おもしろそうだな。
>152
ジャイ子と結婚した結果、孫のセワシが貧乏になったはず。
するとジャイ子一代で財産使い果たしたとか…
そう考えると生々しいなあ。
ジャイ子は顔が悪いだけで性格とか生活力はしずかちゃんよりかなり上だと思う。
セワシがのび太の話をするときにジャイ子の話題がでなかったことから、のび太が駄目すぎてジャイ子は早めに過労死しちゃったんじゃないか?
のび太達だったら観鈴の癇癪も気にせずに友達として仲良くしてくれそうな気がする。
あかんめっちゃ泣けてきた。・゚・(ノД`)・゚・。
のび太がジャイ子と結婚した後貧乏になったのは
会社を起業したものの失敗して倒産したからです。
ジャイ子のせいかどうかは不明。
観鈴「一度飲んでみたんだけど、中身が吸い出せなかった・・・」
のび太「あーのど乾いた、あ!それ貰うね。」
グシャ プチュプチュプチュ
のび太「んーおいしーこのジュース!!」
国崎「・・・・・まあそういう飲み方もあるにはある」
観鈴「でも、今そう言ったら一緒に帰ってくれるのかな・・・」
のび太「あたりまえじゃない!僕達友達だろ、ねぇ皆?」
Gアン「おぅ!俺達は仲間だかんな!!」
スネオ「ま、特に帰らない理由もないしね」
静か「そうよ、だから一緒に行きましょうよ。」
観鈴「じゃあ・・・・一緒に帰ろう」
ドラ「ドラ焼きも食べたいしね」
観鈴「ドラえもんいつもドラ焼き食べてる」
ドラ「食べた直後以外はね」
観鈴「にはは・・・」
観鈴と友達になってから数週間後ドラえもんの世界の歴史では
1000年前に高野山が粉々に消し飛んだことになった。
歴史を変えたらタイムパトロールぼんが殺しにくるぞ。
>>166 ぼんかよw来月も15日発売だ忘れるなよっ!
こんなスレが…
170 :
名無しさんだよもん:02/09/30 04:33 ID:qW80Ts8U
名雪:ネコーネコー!
ドラ:ううぅ、やっと僕を猫と認めてくれる人がいた。
舞:あ、あそこに魔物が居る。
魔美タン:?
ギラーミソ、ツチダマ、ギガゾンビ…
かっこいいやつばかりでした。
のび太の射撃能力は秀逸なんだな。
「何故こんなに儲からん!?。」
この炎天下の中、必死で人形を動かしているのに。
「やはり、凡人に理解できる物ではないのか・・・」
その時、通りの向こうに青い物体が蠢くのが見えた。
何だあれは?毛玉犬に続けてあんな奴も飼っているのかこの町は。
物体の後ろ側と思われる場所に紙らしきものが貼ってある。
【ソーラーパワーで動いています】
「・・・・・・・本物か。 道理で俺の人形劇がうけない訳だ。」
どうやらキャッチフレーズが悪かったらしい
原因を発見したのだから今度こそ儲かるに違いない。
それが、俺があいつを見かけた最初の時だった。
「あー又のび太君だな、もうしょうがないなぁ・・・新しい言葉を覚えるとすぐこれだ。」
うーむ、藤子絵で葉鍵キャラをかける神はいないものか。
174 :
名無しさんだよもん:02/10/01 01:04 ID:DnmGTi5M
>>110 >「……ドラえもん……さん……電波…届い………」
いまさら何だが瑠璃子さんなら
「……ドラ……ちゃん……電波…届い………」
の方がらしくなかろうか。
ウイルスにより崩れ始める世界。
数人のキャラは既に闇の中へ吸い込まれていった…
残された者達が、一同に会する。
ジャイアン「おい、ドラえもん!秘密道具で何とかしろよ!」
のび太「そうだ靴があったじゃないか、ドラえもん!
アレを使ってこの世界から抜け出そう。皆を連れて僕達の世界に戻ろうよ!」
ドラ「………」
由宇「聞いたって。今、靴はどこにあるのかわからへんのや。
もしかしたらもう…闇の世界に消えてもうたかもしれへん」
ドラ「…ごめん」
楓「じゃあドラちゃん達も…元の世界に帰れないの?」
泣き崩れるしずちゃん。絶望を口にするスネ夫。
ジャイアン「…ちきしょう!一体どうすれば」
一応書いてみました。
>>108-110の一部です。
177 :
176:02/10/01 02:54 ID:CAUTTVlO
魔界大冒険の時のように「帰る事はできるけど放っておけない」って
パターンの方がよかったかも。ドラえもんらしくて。
この世界だと、誰がパソコン持っているんでしょう?
スネオだけなのか、それとも野比家ももっている時代なのか……
関係ないですが、「野比家」が一発変換できておどろいた
179 :
名無しさんだよもん:02/10/01 17:55 ID:aYJJBrX5
のび太「ママ、このジャム何で出来てるの?」
ママ「秋子さんに作り方を教えてもらったのよ、美味しいでしょ」
のび太「・・・・・」
180 :
名無しさんだよもん:02/10/01 17:58 ID:h9Z9Ro2G
著作権とかエシュロンとか絡めたドラえもんパロディがありましたね。
182 :
名無しさんだよもん:02/10/01 21:46 ID:iBdUYVnE
>>178 ドラえもん自体にCPUが有るからそれ使えば。
ドラえもんがだしゃいいでしょうのび太家は
スネおンちは持っててもおかしくないし・・・・
>177
のび太の恐竜でもそうでしたな
スネ夫「とっとと帰ろうよ!そんな恐竜はほっといて!」
のび太「ピースケがかわいそうだよ!みんな、歩こうよ…。」
全員を包む沈黙。はぜる焚き火。
スネ夫「ジャイアン、この分からず屋になんとかいってやってよ。」
ジャイアン「・・・…俺は歩くぜ・・・日本までな。」
「お前(のび太)は、あの時手を離さなかったからな。」
大長編のときばっかりカッコいいジャイアンに萌え。
>>183 でも、パソコンがここまで普及される前に逝ってしまわれたから、
ドラの世界のコンピュータって電脳って感じで、文字通り手足にするって感じで
駆使していくような道具じゃないんだよね。あくまでイメージだけど。
>>184 漏れ的には大魔境のジャイアンが漢の鑑認定。
>185
うーんじゃあビデオが立体化するアイテムがあったはず
だからKANONはアニメ版で・・・・ダメか。
藤子風葉鍵キャラではなく、アゴドラ・アゴのび太はどうか。
のび太(これは……おっそろしい相手だぞ)
御堂(このチビ、ただもんじゃねえな)
のび太(御堂がねらいをはずすなんて、絶対にありえない。勝負は最初の一発にかかっている。相手より0.1秒でも早くうつこと……)
ジャイアン「2人ともピクリとも動かないぞ」
スネ夫「神さま…………」
ババッ!!!
御堂「……クッ、お前の勝ち…だ。約束通り…手を貸すぜ……」
のび太「み、御堂さんッ!! な、なんでぼくをうたなかったの?!」
御堂「うるせぇッ! 撃ちそこねただけだ!」
岩切「最初から手を貸すつもりだったくせに、素直じゃない男だな」
しずか「岩切さん!?」
スネ夫「蝉丸さんに」
ジャイアン「光岡さんも!?」
ドラえもん「強化兵のみなさん! やっぱり来てくれたんですね!!」
御堂「げーっく! おせーぞ、手前ら!」
蝉丸「む」
長編版ジャイアンのかっこよさはなんなんだ(;´Д`)
大魔境のジャイアン…。
スネ夫なんかほとんど変わってないのに。
それにくらべて鉄人兵団ののび太の駄目さ加減はなんなんだ。
結果的に世界を救ってるからまだいいが、あの話ののび太はモラル欠けすぎだぞ。
大体話の展開として
スネ夫が新しいPCを購入する。
「羨ましいだろぉ?」
いつも通り「どらえもぉぉぉっぉぉん!!」
とかか?
電脳世界での冒険ってのはパラレル西遊記とかであったけど、
敵がコンピューターウィルスってのはなかったような。
いや、パラレル西遊記は絵本入り込み靴だったから電脳世界とは違うと思われ。
というか、藤子・F・不二雄の時代には電脳なんてほとんど発達してなかったしな……。
>>196 パラレル西遊記ってアヴァロンの童話版みたいなゲームから
モンスターが出てくる話じゃ無かったか?
>>196 絵本入りこみ靴はドラビアンナイトだったかと。
・・・・・・・・・・エロ抜きで考えれば結構コンシューマー版でもOKだよな
と言う事は、コンシューマーゲームの中に入れば
その中は他の葉鍵ゲームと繋がるような葉鍵ワールドだった
とか
此れならPC無くても電脳でなくてもOK?
コンピーターウィルスの変わりはバグとか何とか・・・・
外の世界から来た『のびた達』という余分なデータのせいで
少しずつ世界のプログラムが狂っていった……とか
「のび太と麻雀」
「のび太と光の勇者」
「のび太と雨月山の鬼」
「のび太といっしょ!」
「のび太の討心大武会」
「のび太のないしょ!」
「のび太と白い恋人」
「のび太の即売会」
「のび太でいこう!」
「のび太の退魔経」
「のび太と魔法骨董店」
「のび太と半獣大戦争」
「のび太と強化兵」
「のび太の沈没船」
「のび太とえいえんの世界」
「のび太と雪街の奇跡」
「のび太と翼の少女」
……1みたいでごめん。
>201
22世紀の人工知能を持ち前のおかしな頭のよさで故障させた。
205 :
名無しさんだよもん:02/10/02 22:11 ID:dWo+GKsJ
ちなみにパラレル西遊記は
なんとかってゲームの道具で現実とゲームがシンクロしちゃうヤツ。
絵本入り込み靴じゃあないね。
先生がバケモノに変わる姿は怖かったな。
ところでアニマル惑星のニムゲのリーダーは
かなりカコイイと思うのだが。声と顔だけ。
ぼくだけの力でセフィロスに勝たないと、きよみたんと安心してハァハァできないんだ!
知ったことか!
本気で見たい…
「のび太とリアルリアリティ」
ジャイ「な、七瀬さん俺を弟子にしてください!!」
七瀬「え?」
「タダでたい焼き、食べたいな♪」
「はい、悪魔のパスポート!」
>>202 「のび太と白い恋人」 ってのが激しく気になるな。
ドラミ「私、のび太さんと寝たわ」
そして始まるしずかとドラミのビンタ合戦。
まぁ、ドラミはどうあがいても握りこぶしだがナー
>>201 ドラえもんたちと「内緒にしよう」といっていたことを、あっさりリルルに暴露。
挙句の果てに、ドラえもんの道具を無断でリルルに貸す。
そして、それを秘密にしておいて欲しいとリルルに頼まれたのに、ドラえもんに問い
詰められるとあっさり白状。
こんなところでしょうか。
216 :
名無しさんだよもん:02/10/03 01:19 ID:IhKGK9vg
「のび太と国崎最高」
>>201 >>215 鉄人兵団におけるのび太の名セリフ集。漏れ的チョイス。
しずかちゃんにザンダクロスを見せて
「いいんだよ、持ち主も落とし主もいないんだもの」
ザンダクロスがどこの誰の所有物か考え込むしずか&ドラに対して
「そんなつまんない話よそうよ」
……単なるネコババ野郎。
「のび太と夢幻三剣士」に夢カセットの中で冒険ができる道具があったような・・・
未来の世界なら葉鍵モノも廉価版が発売されてるかも。
夢、夢を見ていた・・・
鉄人兵団のび太セリフ
『かーちゃーぁ!↑』
・・・・・スマソ印象に残ってたもんで
チンカラホイ、チンカラホイ、チンカラ峠のお馬がホイ♪
エロゲネタ板みたいなのもおもろいな
224 :
名無しさんだよもん:02/10/03 14:08 ID:1F2EmR0N
♪だから、ボクは 弱虫なんだ〜♪
凄えな、のび太のマトリックス…
特に主題歌が挿入されるあたりの展開が絶妙。
ちなみに俺は言葉を覚える前からドラえもんの愛読者だったらしいぞ。
>216
こんにちはっ。でっかいメガネですね。
で、主題歌、誰よ?シゲル・マツザキ?
>>228 無理かもしれんが、あえてテツヤ・タケダが…。
少年期とかいい曲だしさ。
ここはもう一度エイキチ・ヤz
いっそツヨシ・ナガブチとか。
この板的には森川y
233 :
名無しさんだよもん:02/10/04 17:34 ID:v0IW2NI1
あ〜〜ぼ〜くは〜〜いつご〜ろ〜〜〜お〜と〜なに〜〜な〜る〜ん〜だろぉ〜
っていうか頼むからそろそろ大人になって欲しいな。
と言ってやりたい奴が多数。
そろそろあのメンバーの中に出来杉も混ぜてやれよ。
____
./, - 、, - 、  ̄ ヽ
./-┤ 。|。 |――-、 ヽ
| ヽ`- ○- ´ / ヽ |
| - | ― | |
| ´ | `ヽ . | |ヽ
∩ 人`、 _ | _.- ´ | .| \
| ⌒ヽ / \  ̄ ̄ ̄ ノノ \
| |´ | ̄―--―― ´ヽ _ /⌒\
\_ _/-―――.| ( T ) `l Τ( )
 ̄ |  ̄ } | \_/
| 、--―  ̄| /
FUCK YOU ぶち殺すぞ…235…!
お前は大きく見誤っている。 大長編ドラえもんの実態が見えていない。
まるでさわたしか猫仮面の如き厨房のように、みんなでなかよく…
オールスター出演でお祭り騒ぎと、まだ考えてやがるんだ…臆面もなく…!
甘えを捨てろ。 お前の甘え…その最もたるは、痛い発言、その、「出来杉も混ぜてやれよ」だ。
クラスメートだから出番があるのが当たり前か…? なぜそんなふうに考える…? バカがっ…!
とんでもない誤解だ。大長編ドラというものはとどのつまり、 完全無欠の天才の出番などありはしない。
粗暴なジャイアン、卑屈なスネ夫、そして無能なのび太…
一癖も二癖もある、間違っても完全無欠とは呼べない彼らの欠点は、物語の魅力を損ねてしまったか? いや、その逆だろうが…!
これは所詮子供向けのお話だからとか、そういうことじゃあない。むしろ名作と呼ばれる所以なのだ。
天才ではない、身近に居そうな少年達が助け合い、成長しながら活躍する。それが大長編ドラえもんの基本だ。
その基本をはき違えているから、わざわざ俺がこんなコピペ改変をする羽目になったんだ…!!
無論中には、理想的な人格のゲストキャラもいる。 しかしそれはストーリー展開に都合がいいからであって…つまりは…脇役だ。
なぜ…それがわからない…? なぜ…それに気付かない…?
…俺って、本当にドラえもん好きなんだなあ。
と思った秋の夜。
239 :
出来杉:02/10/04 18:43 ID:v0IW2NI1
くくく、そうかい。
ならば、その完全無欠の天才が敵ってのはどうだい?
最高のシチュエーションじゃあないか?!
乗り越えてくるがいいさ、欠点だらけのヒーローたちよぉぉ。
へっへっへ、しずかちゃん。ボクのスケにならないかい?
>地獄車
235じゃないけど、感服致しました。
なるほどなぁ、とか真面目に思っちゃったよ。
241 :
名無しさんだよもん:02/10/04 19:09 ID:OiOmdrEQ
いちいち噛み付かないと気がすまないのか、この人?
今>237はいいこと言った
>>241 出来杉のことか? 確かに嫌なヤツだよな。
大魔境で出てるじゃん
245 :
出来杉:02/10/04 22:09 ID:9NmXAvwn
ヘビースモーカーズフォレスト!
煙草好きの森と呼ばれててね…
云々かんぬん
というわけで、魔法はもう無い。
コーヤコーヤ星なら俺も柳川になって幼女犯したり幼女犯したり
女凌辱しまくったり人の頭を卵みたいに砕けますか?
出来杉は鉄人兵団の回で救いようの無い大人ぶったクズと俺は認定しております。
・・・・あるいみ当り前の行動がムカツク
そーいえば、「ドラえもん大戦」とか「AfterAgeDORAEMON」とか「ドラエムオン」とか、
ドラえもん絡みのバイオレンティヴ名二次創作って結構多いような気がするなあ。
250 :
名無しさんだよもん:02/10/05 01:09 ID:RJwF3xiL
ドラエモンを主軸にフジコフジオキャラが総出演する話とかだっけ?
かなりショッキングだったな。
スネ吉兄さん怖いし。
>>248 何したっけ?
それにしても出来杉って名前はこの板じゃ特別な響きがあるな(藁
この星が生まれた時から−−−
この星の記憶は、翼を持った少女が見守っていた−−−
地上に落ちた少女の翼は−−−
触れた者に、喜びと安らぎを与えたという−−−
スネ夫「これが、その翼人の羽さ」
スネ夫は、いつものように、手に入れた「珍しい物」を
のび太、ジャイアン、しずかの前に見せびらかしていた。
今日のそれは、木のケースに収められた、一枚の羽だった。
しずか「そんなお話があったなんて・・・ロマンチックねぇ」
のび太「わー、すごいきれいだ!」
ジャイアン「おう、もっと近くでみせろよ」
ジャイアンは、ケースを手に持って羽をじろじろと見た。
ジャイアン「フーム。なんだかしんねぇけど、すごいぜ」
のび太「次はぼく!ボクに見せて」
ジャイアン「たいしたもんだ。しずかちゃん見な」
しずかは、鼻息の荒いジャイアンからケースを受け取った。
しずか「凄いわね。なんだか、この羽を見ていると、地球の歴史が頭に浮かんでくるわ。
うっそうとしげったシダのジャングルを、小山のような恐竜が−−−」
のび太「も、もういいだろ。次はボクに見せて」
スネ夫「そろそろしまっておこう。貴重なものだから壊されると困る」
のび太がケースを手にとる前に、スネ夫がケースを片づけてしまった。
しずか「なんだか、幸せな気分になれた気がしたわ」
スネ夫「また見たくなったら、いつでもおいで」
のび太「なんだい、そんなもん!!羽ぐらいでいばるな!!
ぼくは宣言する!!自分でみつけて見せるぞ!!
羽だけじゃなく、翼の生えた少女そのものを!!」
いつものように仲間はずれにされたのび太は、
いつものようにその場の勢いだけで、大きな事を言ってしまった。
3人は、声をあげて大笑いした。
ジャイアン「わははは!馬鹿で〜、のび太!
翼の生えた少女なんているわけねーじゃん!!」
スネ夫「そうさ。これはあくまでただの作り物。
こんな話を真に受ける、のび太はおめでたいなぁ」
しずか「あら、そんなことないわ。天使を信じるなんて、とてもメルヘンなことよ」
ジャイアン「しずかちゃんはやさしいなぁ」
スネ夫「そうだね。いくつになってもメルヘンだね、のびちゃんは」
のび太「ク・・・クーッ!!」
のび太は、悔しくなって、泣きべそをかきながら家へと走った。
ドラ「どうしてのび太は、いつも考えもなしに無茶苦茶なことを言うんだ!」
「翼人を見つけてくれ−−−」
家に帰って来るなりとんでも無いことを注文されたドラえもんは、
さすがにあきれてしまって、のび太に怒鳴りつけてしまった。
のび太「そんなこと言わずに、頼むよドラえもん。
スネ夫たちに、あっ、と言わせてやりたいんだ」
ドラ「あのねぇ、のび太君。翼人なんているワケが無いんだよ
鳥類から哺乳類への進化の過程で翼は無くなってしまって−−−」
ドラは、あきれた顔をして、のび太に説明をしだした。
のび太は、なにを言っているのかいまいちよくわからず、ちんぷんかんぷんだった。
ドラ「−−−そういうワケだから、羽の生えた人間なんてありえないんだよ。
いるはずの無いものを、どうやって見つけると言うんだい。
だいたい君は、無責任というか、おろかというか、なんというか−−−」
のび太「もういい!!」
さすがに我慢ができなくなったのび太は、大声で叫んだ。
のび太「天使のお話はたくさんあるんだ。きっとどこかに、本当のお話があるんだ!」
呆気にとられたドラえもんをおいて、のび太は部屋を飛び出した。
のび太「ただいま〜」
のび太が帰ってきたのは、そろそろ日が暮れるといった時間だった。
ドラ「遅かったじゃないかのび太君!
君がいなかったおかげで、ボクが買い物に行ってきたんだ・・・
って、その紙袋はなんだい?」
のび太は、手に大きな紙袋を持っていた。
のび太「うん。ちょっと図書館へ行って、資料を集めてきたんだ」
ドラ「図書館? 資料!?」
のび太の口からは出るはずのない単語が飛び出してきたので、
さすがにドラえもんは目を丸くして驚いた。
のび太「そうさ。これだけあれば、きっと本物の話も見つかるさ」
のび太は、早速、借りてきた本を開くと、机に向かった。
ドラえもんは、のび太がどんな本を借りてきたのかを見た。
そこには、天使が出てくる絵本や、鳥の図鑑といったものから、
進化の過程、宗教学、はては地方民話なんて本まであった。
そんなことをしても、無駄なのに−−−
ドラえもんは、口にでかかった言葉を飲み込んだ。
いいじゃないか、せっかくのび太がやる気になったんだ。
天使がいないってことがわかっても、これがきっかけで勉強に興味を持つかもしれない。
ボクは、のび太を暖かく見守ってやろう−−−
ママ「のび太〜、ドラちゃ〜ん、そろそろご飯よ〜」
のび太も、ドラえもんも、ママに呼ばれるまで、時間を忘れていた。
>252-255
激しく(・∀・)イイ!!
そうそう、大長編はこうやって始まるんだよな。
是非とも続編キボン、のび太と観鈴ちんの出会いはいつになるのか・・・。
ドラ「それにしても、よく続くなぁ」
晩ご飯を食べた後も、のび太は机に向かっていた。
ドラえもんも、こんなのび太を見るのは初めてだった。
最初は、そんなのび太を見守るつもりでいたドラえもんだったが、
さすがに飽きてきて、寝転がって漫画を呼んでいた。
ドラ「クスクスクス・・・!」
のび太「ついに見つけたぞ!!」
ドラ「わぁ!」
ずっと黙ったままだったのび太が、急に大声を出したので、
ドラえもんは飛び上がって驚いた。
ドラ「なんだい、のび太君。そんな大声出して」
のび太「ほら、これを見てよドラえもん!ついに見つけたんだよ、翼人を!!」
ドラ「ええぇ!?」
のび太は、ドラえもんに一冊の本を開いて見せた。
その本は日本の地方文化の本で、そのぺージには、
各地の民話や、それにまつわる祭りのことなどか書かれていた。
のび太「ここに、ほら。羽をあがめているお祭りのことが書かれているだろう?」
ドラ「どれどれ・・・」
のび太が指さしたところには、確かに、鳥のような羽を祭っている神社と、
そこで行われる夏祭りの様子などが、写真と一緒に載っていた。
のび太「きっとこれは、翼人の羽なんだよ!」
ドラ「どうしてそう言えるんだい?」
のび太「だって、ただの鳥の羽を、大事にする必要なんかないだろう?
だから、この羽はきっと特別な羽なんだよ。だったら、翼人の羽かもしれないじゃないか」
ドラ「う〜ん」
ドラえもんは、うなった。
さすがにドラえもんは、のび太の単純な考えにあきれてはいたが、
考える方向は間違っていないとも思った。
それにのび太がここまで頑張っている姿を見ると、「単純だ」とは言えなかった。
のび太「そこで・・・ドラえもん。明日、この神社に行ってみようと思うんだ」
ドラ「ええ!?」
のび太「そこにある羽を調べてみれば、天使がいるかどうかわかるかもしれないじゃないか」
ドラ「落ち着いて、のびた君。明日はまだ学校じゃないか」
のび太「あ・・・そうか」
ドラ「もうすぐ夏休みになるし、それからにしてもいいじゃない」
のび太「う〜ん」
ドラ「このままだと明日も遅刻しちゃうし、今日はそろそろ寝たら?」
のび太「うん・・・そうだね、そうする。 ・・・・グゥ」
よほど集中力を使ったのか、のび太は眼鏡を外すと、
そのまま倒れ込むように眠りについた。
ドラえもんは、そんなのび太の姿を見て、静かに頷いた。
すげぇ…つづきめっちゃ気になる。
のび太が最高と出会うのか、のび太が最高になるのか…
先生「野比はまた遅刻か!廊下に立っとれ〜!」
のび太「は〜い・・・」
翌日。
のび太は、いつものように、学校に遅刻して廊下に立たされていた。
自分の背中の後ろでは、いつも通り授業が行われていた。
いつものこととはいえ、なんだか、自分だけが置き去りにされた感じがして、
廊下に立たされている間は寂しい思いをしていた。
だから、いつも、廊下の窓からみえる空を眺めて、寂しさを忘れていた。
今日は天気がよく、青く澄み渡った空がまぶしく輝いていた。
のび太は、あの空の中で、翼人が翼を広げて飛んでいる姿を頭に浮かべた。
きっと、あの雲の向こうには、翼を持った女の子が、飛んでいるんだ−−−
世界中を、その背中の羽を使って、飛び回っているんだ−−−
舞い散る羽をいろんなところに落として、みんなを幸せにしているんだ−−−
のび太の翼人への空想は、授業が終わる直前まで続いた。
キーンコーンカーンコーン
授業の終了を告げるベルが、校舎内にひびきわたった。
のび太は、そこで現実に戻された。
先生「もうよろしい」
授業を終えて廊下に出てきた先生が、のび太に言った
のび太は、一時間立たされっぱなしで痛くなった足をひきずるようにして、
自分の席に座った。
ジャイアン「よう、のび太」
スネ夫「ちょっと待てよ」
のび太「なんだい、ジャイアン、スネ夫」
家に帰る途中、のび太はジャイアンとスネ夫に呼び止められた。
ジャイアン「お前、黒人はもう見つけたのかよ?」
のび太「黒人?」
スネ夫「ジャイアン、黒人じゃなくて、翼人だよ。よくじん」
ジャイアン「おう、それだ。昨日、見つけてみせるって言ってたじゃんか」
スネ夫「のび太も馬鹿だね〜。できないことなんて、言わなけりゃいいのに」
ジャイアン「まったくだ」
馬鹿にされて悔しいのび太は、黙っていられなかった。
のび太「翼人はいるんだ!昨日、見つけたんだ!!」
ジャイアン「へ〜」
スネ夫「そりゃ凄いや、アハハ」
ジャイアン「それならよ、その翼人を見せてもらおうじゃんか」
スネ夫「そうだそうだ」
のび太「えっと・・・それは・・・」
のび太は、しまったと思った。
見つけたと言っても、まだ「いるかもしれない」
という可能性を見つけただけなのに。
スネ夫「言っておくけど、ドラえもんの道具で、普通の女の子の写真に
羽をくっつけた合成写真なんて、だめだからな」
ジャイアン「そうだそうだ。ちゃんと、俺たちの前につれてこいよ」
スネ夫「のび太。一応聞いておくけど、昨日みた翼人って、街で見た女の子のことじゃ
ないだろうな?あれは、カバンにくっついたただの飾りだからな」
ジャイアン「のび太なら、見間違えるかもな〜」
のび太「そんなんじゃないやい!よ〜し、見てろ、一週間以内に、
君たちの前に本物の翼人をつれてきてやる!!」
ジャイアン「お〜、言ったな、のび太」
スネ夫「じゃぁ、もしつれて来られなかった場合は、どうするんだよ」
のび太「連れてくるったら、連れてくるんだ!」
ジャイアン「ほ〜、じゃぁ、あれをやってもらおうぜ」
スネ夫「あ、そうだね」
ジャイアンとスネ夫は、顔を見合わせると、ニヤリと笑った。
のび太「あ、あれってなんだよ」
スネ夫「昨日、近くの自動販売機で、新しいジュースを見つけたんだ」
ジャイアン「どかり暴行ってヤツだぜ」
スネ夫「ジャイアン、どろり濃厚だよ」
ジャイアン「おう、それだ。飲んでみようかと思ったんだけどよ、
なんだか怖くなってやめたんだよな」
スネ夫「そう、だから、翼人を連れてこられなかったら、のび太。
お前がそれを飲むんだ」
のび太「えぇ〜!?」
ジャイアン「おう、スネ夫。ただ飲むだけじゃ面白くないからよ。
鼻から飲むってのはどうだ?」
スネ夫「いいね、そうしよう」
のび太「そんな、無茶苦茶だ!」
スネ夫「何言ってるんだ。翼人を見つけてこればいいだけの話じゃないか。
翼人は本当にいるんだろう?」
のび太「そ、それは・・・」
ジャイアン「それとも、謝っちゃうか?嘘言ってごめんなさいって」
のび太「僕は嘘なんか言ってないぞ!よ〜し、見てろ!!」
のび太は、二人の笑い声を背に受けながら、走って家に帰った。
ちと休憩
ダダダダダダ・・・ガラッ
ドラ「おかえりなさい、のび太君。って、どうしたんだい、凄い顔をして」
ドラえもんは、のび太が顔を真っ赤にして帰ってきたのを見て驚いた。
のび太「ドラえもん、どこでもドアを貸して!!」
ドラ「ど、どうしたの、のび太君」
のび太「今から、あの神社へ行くんだ!」
ドラ「えっ!?だって、明後日から夏休みだし、それからでも・・・」
のび太「時間が無いんだよ!」
ははぁ・・・きっと、またジャイアン達と無茶な約束でもしてきたな。
これもいつものことなので、ドラえもんはすぐに察しがついた。
ドラ「今日はもうすぐ夕方になるし、遅くなる前に帰ってくるんだよ」
ドラえもんは、「どこでもドア」をポケットから出した。
のび太「うん、わかってるよ、ドラえもん。それじゃ、行ってくる」
のび太は、神社のことが載った本を片手に、ドアのノブを回した。
そして、のび太は、ドアの向こう側に消えた。
ドラ「本当に、しょうがないなぁ、のび太君は」
そうは思いつつも・・・
どんな約束をしたかはしらないけど、フォローの手段を考えておかなくちゃ。
ドラえもんも、のび太の真剣な姿に、心を動かされていた。
OP入るとしたら2と3の間かな。
個人的にはセオリー通り「ドラえも〜ん!!」で入るシーンが欲しかったような。
あ、でも本編?は面白いです。失礼しました。
ドアの向こう側は、熱気に包まれていた。
のび太の知らない、夏の光景が、そこには広がっていた。
のび太「アジー・・・」
セミの声がそこかしこで聞こえてくる。
のび太の棲む、都会に近い町とは違って、あたりを見渡しても、
目にはいるものは、木々の緑と、海の青さだけだった。
のび太「こういうのを、ど田舎っていうのかしら」
辺り一面が、のび太の学校の裏山のような・・・そんな世界だった。
のび太「でも、こういうところの方が、翼人がいる可能性があるはずなんだ」
のび太は、握り拳を作って、空高く掲げた。
のび太「さぁ、まずは神社を探さなくちゃ!」
陽炎の向こうへ、のび太は、歩き出した。
「ドラえもん のび太の 星の記憶の伝承者!!」
あんなこといいな できたらいいな
あんなゆめ こんなゆめ いっぱいあるけど
みんな みんな みんな かなえてくれる
− そらを じゆうに とびたいな −
「はい!タケコプター!!」
アンアンアン とってもだいすき ドラえもん
アンアンアン とってもだいすき ドラえもん
のび太「と」星の記憶の伝承者、の方がいいかなぁ(w
のび太「アジー・・・」
ミーンミンミンミンミン・・・
あれから、のび太は知らない町を歩き回った。
しかし、目的の神社は見つけられなかった。
日が暮れてきて、空が真っ赤になっている時間だというのに、
空気はまだまだ暑かった。
のび太「おかしいなぁ・・・確かに、このあたりのはずなのに・・・」
のび太「タケコプターも借りておけばよかった・・・」
のび太「アヒー・・・死ぬ・・・」
それでも、のび太は、見知らぬ町を、さまよい歩いた。
おぅ、ミスってしまった → のび太「と」星の記憶の伝承者
太陽はすっかり沈んでしまって、あたりは真っ暗になっていた。
のび太は、まだ、歩き続けていた。
のび太「・・・まだまだ・・・」
のび太「スネ夫や、ジャイアンを、ギャフンと言わせるまでは・・・」
のび太「・・・翼を持った女の子に、会うまでは・・・」
すっかり暗くなってしまって、目印になるものもわからなくなって。
のび太は、自分がどこを歩いているかもわからなくなっていた。
のび太「・・・もうイヤ」
それからしばらくして。
のび太がたどり着いた場所は、最初にきた、海の堤防だった。
のび太「やっぱり、翼人なんて、いないのかな・・・」
神社を見つけるだけでも、こんなに苦労して、結局見つからなくて。
のび太は、弱気になっていた。
のび太は、堤防に腰を下ろして、海を眺めはじめた。
のび太「ううう・・・」
のび太は、悲しくなって、涙を流した。
自分の捜し物をみつけることができなくて、
ジャイアンやスネ夫を見返すことができなくて、
翼を持った女の子に会えなくて−−−
「あれ?どうしたのかな?」
ふいに、のび太の横から、女の子の声が聞こえてきた。
のび太がくしゃくしゃになった顔を向けると、
そこには一人の女の子が、のび太の顔をのぞき込むように、しゃがんでいた。
今、かなり久しぶりにドラえもん見てたんだが、
OPがえらい変わったな……
つ〜か、あのしずかちゃんとスネ夫の弾けっぷりは一体何事?
>星の記憶の伝承者たん
感動した。
そうか。のび太が最高になるのか……。
少女「もう、夜だよ。おうちに帰らないと、お母さん、心配してると思うよ?」
のび太「な、なんでもないんだよ」
女の子に泣き顔を見られて、のび太は慌てて涙をぬぐった。
少女「どうして泣いてたのかな?えっと、迷子になっちゃったのかな?」
のび太「え、えっと・・・」
半分あたっているだけに、のび太は、顔を赤くするだけで答えられなかった。
少女「えっと、ちょっと待っててね」
のび太「えっ?」
少女は、堤防から飛び降りると、自動販売機へと駆けだした。
そして、自動販売機からジュースを買ってくると、戻ってきた。
その途中で、顔から思いっきりこけた。
両手にジュースを持っていたせいか、手をつかえなかったようだ。
のび太「あっ・・・」
少女「にはは・・・はい、これを飲んで元気出して」
少女は、手に持った片方のジュースをのび太に手渡した。
その鼻は、こけた拍子に打ち付けたせいか、真っ赤になっていた。
のび太「プッ・・・あはははは」
少女「にはは。やっと笑ってくれた」
涙目になって、真っ赤になった鼻を押さえながら、
少女は、かわいらしい笑顔を浮かべた。
女の子は、のび太の見たこともないような、変わった服を着ていた。
しかし、全体の雰囲気や、持っているカバンから、女子高生ぐらいかな、
と感じた。
のび太「僕は野比のび太って言うんだ」
少女「野比のび太君だね。えっと・・・」
のび太「のび太でいいよ」
少女「ノビノビ、っていうのは、駄目かな?」
のび太「えっと・・・なんか、ちょっとやな響きかな」
のび太は、口をとがらせた。
少女「が、がお・・・」
のび太「君は、なんて言う名前なの?」
少女「私は観鈴だよ。神尾観鈴」
のび太「みすず?なんだか聞いたことのないような名前だね」
観鈴「うん、よく言われるよ」
のび太「でも、なんだか、かっこいい名前だね」
観鈴「私も、気に入ってる名前だよ」
観鈴と名乗った少女は、のび太より随分年上のはずなのに、
あまりそういったものを感じさせなかった。
のび太は、観鈴と、学校の友達のように接していた。
観鈴「それで、のび太君はどうして一人で泣いていたのかな?」
のび太「えっと・・・それは・・・」
やっぱり、女の子に泣き顔を見られたというのは恥ずかしい。
のび太は、顔を赤くして、手に持った本を開いた。
のび太「この神社を探していたんだ」
観鈴「あ、この写真。あそこの神社だね」
のび太「知ってるの!?」
のび太は、凄い勢いで立ち上がった。
観鈴「うん。ここ、毎年夏祭りをやる神社だから」
のび太「お、教えて!その神社の場所を教えて!!」
観鈴「わ、急に元気になった」
のび太「どうしても、そこに行かなくちゃいけないんだ!」
観鈴「ふーん・・・。あ、ちょっと待ってて。今、地図を描いてあげるから」
観鈴は、自分のカバンから紙とペンを取り出すと、
観鈴「がおー、っと」
鼻歌まじりに地図を書き始めた。
観鈴「はい、これ」
観鈴は、できたての地図をのび太に手渡した。
のび太「ありがとう、観鈴さん」
観鈴「にはは・・・どういたしまして」
のび太「それじゃぁ、僕そろそろ行くよ。ジュースありがとう」
観鈴「あ・・・うん・・・」
立ち上がって駆けだそうとするのび太を、観鈴は寂しそうな目でみつめた。
のび太「・・・?」
観鈴「本当は、のび太君と一緒に遊びたかったけど・・・今日はもう遅いよね」
のび太「う、うん・・・そうだね」
観鈴「また、会えるかな?」
のび太「きっと会えるさ。そうだ、明日もここに来るからさ、一緒に遊ぼうよ」
観鈴「ほんとう!?」
のび太「うん。約束する」
観鈴「にはは・・・嬉しい」
観鈴は、今日見せた中でも、一番の笑顔を浮かべた。
観鈴「それじゃ、約束の、指切りげんまん」
のび太「えっ?」
観鈴「約束だよ。嘘ついたら、針1000本飲んで貰うよ」
のび太「うん。わかった。約束」
女の子と小指を絡ませることが恥ずかったが、
のび太は顔を真っ赤にして、観鈴と約束をした。
貰った地図は、よくわからない物がいっぱい書かれていたが、
神社の方向や目印がわかっただけでも希望がもてた。
のび太「この橋を渡って、あそこの階段を上るんだな」
ようやく、写真で見たのと同じ、大きな階段を見つけることができた。
のび太「ウヘェー、凄い階段だなぁ」
ドラ「のび太く〜〜〜ん」
のび太「ドラえもん?」
階段を上りはじめたときに、上の方からドラえもんの声がしてきた。
空を見ると、タケコプターで空を飛んでいるドラえもんがいた。
ドラ「どこに行ってたんだい、のび太君。こんなに遅くまで」
のび太「うん、ちょっと・・・」
ドラ「心配させて、駄目じゃないか。随分と探したんだよ」
のび太「ご、ごめん」
ドラ「どうせ、神社の場所がわからなくって、迷子になってたんだろう?」
のび太「うるさいなぁ!」
ドラ「さぁ、帰ろうよのび太君。ママに怒られちゃうよ」
のび太「う、うん・・・」
ドラ「神社の場所もわかったし、明日またこればいいじゃない」
のび太「うん・・・そうする」
ドラえもんは、ポケットから出したどこでもドアを出した。
ドラ「行くよ、のび太君」
のび太「うん・・・」
のび太は、ドラえもんに続いて、ドアの向こうへと消えた。
…のび太とドラえもんなら観鈴を救えるような気がする…
ああ、国崎最高の立場が無い(w
熱い流れだな
283 :
名無しさんだよもん:02/10/06 01:14 ID:RDGelkId
いかん・・つい真剣に読みふけってしまった
目的地直前で連れて帰られるのなんて、
ホント大長編って感じだな
すまん、あげてしまった(汗
てか、SSで「」←これの左にキャラの名前書くのって、
激しく萎えるんだが
SSじゃなくてト書きなんだからいいんじゃないのか?
面白い、おまけにうまい。
私もこれくらいの作品を作れるようになりたい…。
> 鳥類から哺乳類への進化の過程で翼は無くなってしまって−−−」
ここにツッコミはないのだろうか。
>288
そういう説もある。
>>288 「羽の生えた人間」が存在するには鳥から人間に
進化しなくちゃならないってことじゃないすか?
ちょっと強引か。
魚類―両生類―爬虫類―哺乳類
\__鳥類
それはともかく、マジで大長編みたいだなぁ。
観鈴がどうなるのか気になる……。
もちろん18禁だよね!
キーンコーンカーンコーン
校舎の中に、1学期の終業を知らせるベルが鳴り響いた。
先生「え〜、明日からは夏休みだが、健康に十分注意して・・・」
のび太「それじゃぁ、先生、さよ〜なら〜」
のび太は、ベルが鳴ったと同時に、教室を飛び出した。
先生「お、おい、野比!まだ話は終わってないぞ!」
ジャイアン「なんだ、あれ?」
スネ夫「さぁ?きっと、酷い成績表を隠す場所を探しにいったんだよ」
ジャイアン「アハハハ、のび太ならありえるな」
ドダダダダダダダ ガラッ
ドラえもんが部屋で道具の整備をしているところへ、
のび太が慌てて駆け込んできた。
ドラ「お帰り、のび太君。成績表どうだった?」
のび太「そんなことよりドラえもん、早くどこでもドア!
どこでもドアを出して!!」
ドラ「そ、そんなに慌てなくても」
のび太「いいから早くう!」
ドラ「わ、わかったよ」
ドラえもんは「どこでもドア」を出した。
のび太「それじゃぁ、行ってくる!」
ドラ「あ、のび太君、お昼ご飯は・・・行っちゃった・・・
まぁ、どうせお腹が空いたら帰ってくるだろう」
ドラえもんは、道具の整備を再開した。
のび太は、昨日来たのと同じ、海の堤防に立っていた。
日が暮れ始めていた昨日でも十分暑かったが、
太陽が真上にあるこの時間はさらに暑かった。
のび太「さぁ、今日こそ、あそこの神社へ行くぞ!
翼人の謎を解き明かすんだ!!」
昨日と来たときと同じように、
のび太は、自分の握り拳を空に掲げた。
ドン!
その拍子に、のび太の頭に何かが飛んできた。
のび太「痛!!何するんだよ!」
のび太が後ろを振り向くと、遠くに、
ランドセルを背負った男の子と女の子が走り去るのが見えた。
あの子達が、何かを投げてきたのだろうか?
足下に目をうつすと、そこには布の固まりのようなものが落ちていた。
のび太「なんだろう?これ」
布の固まりを手に持ってよく見てみると、
それはどうやら人形のようだった。
これが、のび太の頭に飛んできた物のようであった。
のび太「それにしても、随分と汚いなぁ」
「おい・・・」
人形をじろじろと眺めるのび太の後ろから、男の声がした。
えっ!あの人気人形遣いがっ!?
のび太「?」
のび太が後ろを振り向くと、そこには真っ黒なTシャツを着た
一人の青年が立っていた。
青年「その人形は、俺のものなんだ・・・返してくれ」
のび太「このバッチィ人形が?」
青年「・・・そうだ」
のび太「はい」
のび太は、首をかしげながら、青年に人形を渡した。
のび太「でも、変なの、大人の男の人が、人形を持ってるなんて」
青年「こいつは、俺の大切な商売道具なんだよ・・・。
そうだ、子供。お前、今暇か?」
のび太「暇じゃないけど・・・」
青年「少しぐらいならいいだろう、お前にいいものを見せてやる」
のび太「いいもの?何、それ」
青年「まぁ、見ていろ」
そういうと、青年は人形を地面に寝かせて、
その上に手をかざした。
青年「さぁ、楽しい人形劇の始まりだ−−−」
3秒で昼寝、に一票。
結構興味を持つに一票
お金を持っていないのび太に国崎が逆切れ、に一票
つまらないに一票
トコトコトコ・・・
男が少し険しい顔になったかと思うと、
人形がひとりでに歩き出した。
トコトコトコ・・・トコトコトコ・・・
一分ぐらいはそうしていただろうか。
ふいに、人形が力を失ったように倒れた。
青年「どうだ、凄いだろう」
額に汗をかいた青年は、のび太に問いかけた。
のび太は、ポカンと口を開けたまま固まっていた。
青年「・・・おい?」
のび太「す・・・」
青年「す?」
のび太「すごいや!!全然糸とか見えなかった」
のび太は興奮して、
人形を拾い上げるといじくりはじめた。
青年「いや、これは手品じゃなくてだな・・・」
のび太「もしかして、超能力!?」
青年「ま、まあそんなもんだ」
のび太「凄い!初めてみた!!」
どうやら、青年もここまで自分の芸を喜ばれたことはないらしく、
どこか照れくさそうな表情を浮かべていた。
のび太は、人形をひっくり返したり、逆さまにしたりしていた。
そこに、青年の手の平がのびてきた。
のび太「あ、すごいものを見せてくれてありがとう。楽しかった」
のび太は、その手を握った。
青年「そうじゃねぇ」
青年は、手を引っ込めた。
のび太「?」
青年「なぁ、人形劇、楽しかったんだろう?」
のび太「うん」
青年「じゃぁ、楽しかったんだから、
楽しんだ分だけ、何か払うものがあるだろ?」
のび太「?」
のび太は、頭の上に?マークを浮かべた。
青年「だからな・・・お前、サーカスを見るのにタダでは見られないだろう」
のび太「あぁ、お金が欲しいの?」
青年「・・・そうだ」
のび太「う〜ん・・・」
のび太は困った顔をしてポケットを漁ったが、
出てくるのは布くずだけだった。
なぜか国崎だけは、藤子絵で顔が浮かんでくる。
青年「・・・もしかして、金、無いのか・・・?」
のび太「うん・・・」
青年「ぐぁ・・・」
のび太が申し訳なさそうに答えると、
青年はこの世の終わりのような表情で倒れ込んだ。
のび太「だ、大丈夫!?」
青年「は・・・」
のび太「何!?」
青年「腹減った・・・」
青年が弱々しく呟くと同時に、グゥゥと腹の虫が聞こえてきた。
のび太「だ、大丈夫!?」
青年「ラーメンセット一つ・・・」
のび太「?」
青年「いや、何でもない・・・が、大丈夫でも無い・・・」
のび太「ちょ、ちょっと待ってて!」
倒れた青年をその場に残して、
のび太は「どこでもドア」のノブを回して、
自分の部屋へ帰った。
のび太「ドラえも〜〜ん!」
ドラ「あ、本当に帰ってきた。のび太君、もうお昼ご飯だよ」
のび太「そんなことよりドラえもん、大変なんだ。
人が倒れてるんだよ!」
ドラ「ええ〜?」
のび太「ちょっと来てよドラえもん」
ドラ「でも、お昼ご飯のラーメンが伸びちゃう」
のび太「そんなのいいから早く!」
ドラ「もう、しょうがないなぁ・・・」
ドラえもんは、のび太に引っ張られるように、
「どこでもドア」をくぐった。
のび太「で・・・これがその人」
ドラ「ふ〜ん。で、どうしてこんなところに倒れてるの?」
のび太「お腹が空いたみたいなんだ」
ドラ「そんなの、ほっておけばいいじゃない」
のび太「そういうワケにもいかないんだよ」
のび太は、ドラえもんに先ほどの人形劇のことを話した。
ドラ「う〜ん、そんなこと言われても・・・とりあえず、
ここじゃ暑いから、のび太君の部屋に連れて行こう」
のび太「うん、そうしよう」
ドラ「にしても、重いなこの人」
ドラえもんとのび太は、青年を二人で抱え、
ドアの向こうへ消えた。
ドラ「で、連れて帰ってきたのはいいけど・・・これからどうしよう」
のび太「ほら、こんな時に前に使った道具があっただろ・・・え〜と」
ドラ「ああ、そういえば」
ドラえもんがポケットに手を入れた時、
ママ「のび太〜、ドラちゃ〜ん、何してるの〜。
ラーメンが伸びちゃうわよ〜」
階段の下から、ママの声がした。
キュピーン!!
のび太「わかってるよ、ママ、今行く・・・わぁ!」
ドラ「うわっ!!」
ママの声がしたとたん、さっきまで気を失って倒れていた青年が
急に起きあがり、階段を駆け下りていった。
ドラ「なんだい?あれ」
のび太「さぁ・・・」
二人とも、わけがわからないという風に口をとがらせた表情で
顔を見合わせてから、階段を下りていった。
二人が台所に入ると、そこにはものすごい勢いでどんぶりをかっ込む青年の姿があった。
ドラ「あぁぁ!僕のラーメンが!」
のび太「ああ!僕の分まで!」
既に一つのどんぶりは空になっていて、今食べているのは二つ目のどんぶりのようだった。
ママ「ちょっとのび太!ドラちゃん!この人、あなたたちの知り合い!?」
ドラ「え〜っと、うん、そうなんだ」
のび太「ちょっと変わってるけど、悪い人じゃないよ」
必死に言い訳を考えている横で、青年はガツガツと橋を動かしていた。
のび太「ぼくのラーメン・・・」
ドラ「泣くな、僕のだって」
そういうドラえもんの目にも、涙が浮かんでいた。
青年「・・・ふぅ」
青年は橋を置くと、満足そうに一息ついた。
青年「うまかった。奥さん、アンタのらーめんは最高だ」
ママ「あらまぁ、本当?」
青年「ああ、こんなにうまいラーメンは久しぶりに食べた」
ママ「そんな、おだてても何も出ませんよ」
のび太「あの・・・ママ、僕たちのラーメン・・・」
ママ「はいはい、ちょっと待っててね、今作るから」
料理を上手だと言われたことが嬉しかったのか、
さっきまでの鬼のような顔が嘘みたいに、鼻歌まじりでラーメンを作り始めた。
食事の後、青年は食事代の代わりということで、
のび太、ドラえもん、ママの前で人形劇をした。
ドラえもんは、首をかしげてしきりに何か考えている風であったが、
のび太とママは、その人形の不思議な動きに驚くばかりであった。
食後のお茶までしっかりと飲んで、少しばかり話しをした後、青年は帰ると言い出した。
青年「世話になったな。お袋さんにも、礼を言っておいてくれ」
青年はどこでもドアの向こう側から、のび太達に声をかけた。
のび太「お兄さんは、旅をしているんだよね?」
青年「ああ」
のび太「これからどこへ行くの?」
青年「それは・・・わからない。目的地はないからな」
のび太「なんのために、旅をしているの?」
青年「捜し物をしているんだ」
のび太「捜し物?何を捜しているの?よかったら手伝うよ」
青年「・・・子供にいってもしょうがないことだ。じゃあな」
のび太「あっ・・・」
青年は、ドアの向こう・・・海の堤防沿いの道を歩いていった。
のび太「さようなら〜」
のび太は、青年の後ろ姿が見えなくなるまで、手を振った。
その間、ドラえもんは、さっきの現象がなんなのか、
腕を組んで考え込んでいた。
すげぇ・・・不二子絵で見たくなってきた。
どこでもドアに何の疑問も抱かない国崎が素敵(w
どこでもドアを使えば、
遠い空のむこう。にも行けるのだろうか……
国崎お持ち帰り……ますます大長編っぽくなってきたな
ここでも国崎最高ーーー
のび太のママって常識人だからなぁ。
こういう都合の良い反応はしないっしょ。
>>314 1.おだてられていい気になった
2.映画版では正確が変わる(ex.ジャイアン)
3.国崎最高
316 :
315:02/10/07 20:31 ID:nWfO6CEe
正確→性格な。
メンテ
318 :
名無しさんだよもん:02/10/07 22:23 ID:RtXs4ufd
age
かなり良い出来。がんばって〜
>314
常識人はドラえもんの存在を認めないだろ
結構野比ママはすっとぼけた対応することあるよ
漫画読み返してみよう。
まぁ細かい突っ込みは野暮だからほどほどに。
まあ、ママはパパが入れ替わっても気にしない人なので。
偽クラ・・・いや、それ以上の「何か」を感じるな・・・この作品。
書き手さん、続き期待してます。
上に同じ。
325 :
名無しさんだよもん:02/10/08 13:04 ID:V8YjhzTb
なにも感じねえよ( ´,_ゝ`)プッ
上手いと思うよ。そして巧い。
良い意味で「ドラえもんにありがちなパターンをよく知ってるな」って思った
ドラ「う〜ん・・・」
のび太「さっきからどうしたんだよ、ドラえもん」
ドラ「うん・・・さっきの人形が、どういう原理で動いていたかわからないんだ」
のび太「だからあの人が言ってたじゃない。超能力だって」
ドラ「のび太君、超能力なんてありえないんだよ。
僕の道具で超能力者と同じようなことはできるけど、あれは22世紀の科学で再現したものなんだ」
のび太「何言ってるんだよ。
前に、もしもボックスで魔法が使えるようになったことがあったじゃないか」
ドラ「あれは、もしもボックスの科学力で、僕たちが魔法を使える世界を作ったからさ。
僕たちが普通に住むこの世界には、魔法っていうものが存在しないんだ。
そもそも−−−」
ドラえもんは、何やら22世紀の科学がどうの、と難しい話を始めた。
のび太は、ドラえもんの言っていることがさっぱり理解できず、目をまわした。
のび太「そんな難しい話はもういいよドラえもん。
じゃあさ、あれが超能力じゃないっていうのなら、何だっていうのさ」
ドラ「それがわからないから、さっきから考え込んでいるんじゃないか」
のび太「いいじゃない、そんなこと。凄いことに代わりはないんだからさ」
ドラ「う〜ん・・・」
ドラえもんは、やはり納得できず、再び腕を組んで考え込んでしまった。
のび太「あのお兄さんの捜し物って、何だったのかな・・・」
のび太は、窓から外の景色を眺めた。
視界には、晴れ渡った夏の青い空が広がっていた。
のび太「今頃、どこを歩いているのかな・・・」
太陽の光の下に、一羽の鳥が飛んでいるのが見えた。
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!!
タイムマシンで過去に行くのだろうか…
のび太「あーーー!!」
のび太は、空を飛ぶ鳥を見て、大声をあげた。
ドラ「うわぁ!ビ、ビックリしたじゃないか」
のび太「忘れてた!僕、神社を探しに行ったんだ」
ドラ「そういえば、そうだったねぇ」
のび太「あーもう、せっかく急いで帰ってきたのに、2時を過ぎちゃってるじゃないか」
のび太は、神社のことが載った本を手に持った。
その時、本に挟まった一枚の紙がドラえもんの前に落ちてきた。
ドラ「のび太君、何か紙が落ちてきたよ。・・・なんだい、これ?」
のび太「あ・・・それは」
のび太は、ドラえもんから、観鈴に書いて貰った地図を取り上げた。
のび太「これ、地図なんだ」
ドラ「なんだか、ずいぶんと変な地図だね。まるでのび太君が書いたみたいだ」
のび太「一言多いんだよ、ドラえもんは」
のび太は、この地図を書いてくれた女の子のことを頭に浮かべた。
のび太「あ・・・そうだ」
「きっと会えるさ。そうだ、明日もここに来るからさ、一緒に遊ぼうよ」
「ほんとう!?」
「うん。約束する」
「にはは・・・嬉しい」
のび太は、昨日交わした約束を思い出した。
「それじゃ、約束の、指切りげんまん」
「えっ?」
「約束だよ。嘘ついたら、針1000本飲んで貰うよ」
「うん。わかった。約束」
指切りをしたときの、女の子の笑顔を、思い出した。
のび太は、小指を立てて呟いた。
のび太「約束・・・したんだっけ」
ドラ「何か言ったかい?のび太君」
のび太「う、ううん。何でもないよ。それじゃドラえもん、行ってくる」
ドラ「いってらっしゃい」
のび太は、どこでもドアの向こうに消えた。
ドラ「う〜ん・・・でも、やっぱり、う〜ん」
22世紀の科学の結晶を信じるドラえもんは、
超能力などという曖昧なものが信じられず、
のび太がいなくなったあともしきりに考え込んでいた。
>>333 22世紀の科学の結晶を信じるドラえもんは→
22世紀の科学を信じるドラえもんは
訂正
ドアを開けるた時に飛び込んでくる海の青さと潮の香りは、
都会に住むのび太にはいつも新鮮なものに感じられた。
のび太「観鈴さんは・・・まだいないみたいだ」
周りを見渡しても、海岸で小さな子供達が遊んでいるだけで、
観鈴らしき姿は見つからなかった。
のび太「まだ、学校かな?」
先に神社を調べようか、とのび太は思った。
しかし、神社を調べるのにどれだけ時間がかかるかわからない。
もし、遅くまで神社にいることになったら、また昨日のように遊べなくなってしまう。
そうなったら、観鈴との約束は守れない。
「本当は、のび太君と一緒に遊びたかったけど・・・今日はもう遅いよね」
ああ言ったときの観鈴の寂しそうな目を、のび太は思い出した。
のび太「・・・いいか。観鈴さんが来るのをまとう」
のび太は、堤防に腰を下ろして海岸を眺め、観鈴と何をして遊ぼうかと思い描いた。
せっかく海があるんだから、一緒に泳ぎたいな。
観鈴さん、どんな水着を着るのかな。
観鈴の水着姿を頭に浮かべたのび太は、いやらしい笑みを浮かべて頭をかいた。
のび太「うへへへへ・・・」
観鈴「あ!のび太君〜〜〜!!」
のび太「うわ、観鈴さん!?」
のび太は、急に観鈴本人の声が後ろから聞こえたので、慌てて振り向いた。
のび太が振り向くと、観鈴が手を振りながら走ってくるのが見えた。
のび太「観鈴さ〜〜〜ん!!」
のび太が、手を振ろうと立ち上がった時、観鈴が躓いて転んだ。
のび太「あっ!」
のび太は、観鈴に走ってかけよった。
観鈴「が、がお・・・」
のび太「だ、大丈夫!?観鈴さん」
のび太は転んだ観鈴に手を貸して、観鈴を立たせた。
観鈴「うん、ありがとう、大丈夫。観鈴ちん、ふぁいと」
観鈴は、ガッツポーズをしてのび太に答えて見せた。
その目は、やっぱり涙目になっていた。
観鈴「来てくれたんだね・・・のび太君」
のび太「うん。昨日約束したじゃないか」
観鈴「そうだね。約束、約束」
観鈴は、制服についた土埃を払うと、のび太に言った。
観鈴「来てくれてありがとう、のび太君」
のび太君「何言ってるんだい、約束を守るのはあたりまえのことじゃないか」
観鈴「にはは・・・うん、そうだね」
二人は、顔を見合わせて笑いあった。
観鈴「昨日は、神社には行けたのかな?」
のび太「ううん、遅くなったから神社には行けなかったけど、どこにあるかはわかったよ。
観鈴さんのおかげだよ、ありがとう」
観鈴「うん、のび太君の役に立って嬉しい。にはは」
のび太「それでさ、今日こそ、その神社に行こうと思うんだ。
観鈴さんも、一緒に行かない?」
観鈴「うん、いいよ。一緒に行こう」
のび太は立ち上がって言った。
のび太「よし、それじゃぁ、神社に向かって向かって!」
観鈴「れっつご〜!」
観鈴も立ち上がり、二人は握り拳を頭の上にのばした。
そして、二人は神社に向かって、並んで歩き出した。
100円玉がカチカチと音を立てるような展開キボンヌ
例の発作(?)が来た時のび太はどういう反応をするのか…
どうだろう・・・
自分も泣き虫であるのび太だからこそ往人の行動以上の事をやってのける気もする。
{ ゚w゚ } <まあ、ぶっちゃた話面白ければどうでもいいんだけどね{w
< `皿´> 是非この話を拝借したい
す、すげぇ…
なんかフジコの絵で観鈴や最高が浮かぶよ…(w
>>337 のび太「よし、それじゃぁ、神社に向かって向かって!」
向かって向かってってなんやねん、訂正↓
のび太「よし、それじゃぁ、神社に向かって!」
>>341 >>336 のび太は、観鈴に走ってかけよった。
ここの部分だけ、どうぞ。
っていうか、今日はミスしまくり。
うっかりHDDをフォーマットしちゃったのが原因だろうか。
誰かタイムふろしきを貸してくれ(つД`)
続きが気にナール
すげぇ…早く続きがみたい
>観鈴に走ってかけよった。
「観鈴に急ぎ足でかけよった。」としてはどすでしょうか?
なんにせよ、少々の間違いも気にならないほどおもしろいでつ。
……HDDをフォーマットするとどうなるんだろう?
>>347 「今までため込んできたエロ画像やエロ動画が!」
「とんでも無いことに!!」
なってしまいます。
観鈴…というかいたるキャラでハァハァできるのび太はツワモノだな。
失敗した……
「観鈴……というかいたるキャラの水着でハァハァできるのび太はツワモノだな」だ……。
久しぶりにクレバーなドラが見られそうな予感。
いたる絵ののび太か…栞が眼鏡かけたような感じ?
353 :
名無しさんだよもん:02/10/09 10:30 ID:oKJP4HhY
ドラ、ぜったい晴子さんにタヌキ呼ばわりされるな(w
ageちまった…申し訳茄子
355 :
bloom:02/10/09 10:32 ID:sUOk4xmF
緑川とのび太が会話してるシーンが脳内アフレコできた。
>>356 俺もそっちは出来るんだが、
最高だか観鈴だかをフジコ風味に脳内変換出来るってのはなぁ〜・・・むりぽ。
とりあえずのび太どもをIRに引きずりこんでみます(ぉ
美汐(親近感を感じます…)
ドラ(親近感を感じるなあ…)
国崎と晴子さんは藤子風に脳内変換できたけど観鈴ができねえ・・・・・・
∧_∧
< `ш´> お前らの感じている親近感は友好的態度の一種だ。
_φ___⊂)_ 深める方法は俺が知っている。俺にまかせろ。
/旦/三/ /|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |
| トソチャモソ |/
>359
みちるがかなり愉快なことになった。
画力が無いのが悔やまれる…
>>361 いや、むしろ画力がないほうが受けがいいと思われます
>>363 藤子Aの絵が適用されてしまった俺…
疲れてるのかな
>>364 明日は休んだ方がイイと思います、正直。
正直、藤子絵のいたるキャラやいたる絵の藤子キャラが思い浮かばない…。
平然と藤子・いたる両キャラが共存してる世界しか見えてこない漏れは逝ってよしですか?
>>366 逝く必要はないとおもう。
漏れもそうだし。
…漏れの脳内では目がショボいみちると髪の硬そうな美凪が…
誰か自分なりにF風に描いたAIRキャラをうpする神はいないのか。
370 :
名無しさんだよもん:02/10/10 18:48 ID:F3ckp1Hc
FRの見せましょう見たいな感じ?
みちるはガン子だな。
372 :
357:02/10/10 23:20 ID:tagqwlhA
IR化失敗しますた・゚・(ノД`)・゚・
>>366 むしろ
出 来 る や つ が す ご い
二人の画家を愛する者でなけりゃできないだろう・・・俺はやっぱりむりぽ。
チャレンジしてみようかなぁ。
いいアプロダあるか?
あ、直リン…。
スマソ。
>>366 逝く必要はないぞ。俺も普通に両方のキャラが共存してるし。
というか、それ以外浮かばん。
だかそれが(・∀・)イイ!
期待sage
今日一日脳内でがんばってみたが、しずかちゃんをいたる風は無理でした!
観鈴「のび太君は、この辺りに住んでいるんじゃないいんだよね?」
のび太「うん、そうだよ」
観鈴「やっぱりそうなんだ。観鈴ちん大正解、ぶい」
観鈴は、誇らしげにブイサインを作った。
神社へ行く途中、のび太と観鈴は自分の自己紹介を兼ねた、いろんな話をしていた。
のび太「どうしてわかったの?」
観鈴「この辺りに住んでいるんだったら、あそこの神社を知らないはずがないからね」
のび太「そうなんだ。そんなに有名な神社なんだ」
観鈴「うん。毎年、あそこの神社でやる夏祭りは、みんなのお楽しみだから」
のび太「そういえば、前にもそんなこと言っていたよね」
観鈴「私も、すごく楽しみだよ。夏祭り」
のび太「ねぇ、その夏祭りって面白い?」
観鈴「うん、すっごく面白いよ。いろんな食べ物があるんだよ。
え〜っと、綿飴とか、焼きそばとか、あんず飴とか、たこ焼きとか、お好み焼きとか。
去年は、すごい珍しい食べ物もあったんだよ。え〜っと・・・ド、ドネ・・・わ、忘れちゃった」
のび太「うんうん」
観鈴「面白い屋台も、いっぱいあるんだよ。くじ引きとか、金魚すくいとか、射的とか」
のび太「あ、僕、射的得意なんだ」
観鈴「そうなんだ。意外」
のび太「そ、そうかな?」
観鈴「うん、のび太君、そういうのって苦手そうに見えるから」
のび太「ひどいや観鈴さん」
観鈴「にはは、ごめんごめん」
のび太「よ〜し、それじゃ、僕の射的の腕を見せてあげる。観鈴さん、ビックリするよ」
真夏の屋外は、滅入ってしまうほど暑い。
それでも二人は、自分が汗をかいていることも忘れて、楽しそうに話し続けた。
のび太「それでさ、そのスネ夫ってヤツがさ−−−」
観鈴「わ、それは凄いね」
話の内容は、のび太の友達の話題になっていた。
暴れん坊で、我が儘で、歌が下手なくせに大好きなジャイアン。
キザで、イヤミで、すぐに自慢ばっかりするスネ夫。
優しくて、かわいくて、お風呂が大好きなしずかちゃん。
のび太は、いつも一緒の友達のことを身振り手振りを加えておおげさに説明した。
のび太「それでさ、それでさ・・・あれ?どうしたの?観鈴さん」
ふと気がつくと、観鈴の顔から笑顔が消えていた。
最初に会った日に見せた、寂しそうな顔に似ていた。
観鈴「え?あ、うん。何でもないよ」
観鈴が、のび太に笑顔を返した。
どこか、ぎこちない笑顔だった。
のび太「もう、ちゃんと聞いてるの?」
観鈴「が、がお・・・ごめん」
のび太「うん、それで、出来杉ってヤツがさ・・・」
観鈴「・・・のび太君は、友達がいっぱいなんだね」
のび太「え、あ・・・うん」
観鈴「友達のことは、好き?」
のび太「え〜っと・・・」
小学生ののび太は、「好き」という言葉を口に出すのが照れくさかったので、言葉を濁した。
観鈴「友達と一緒にいるときは、楽しい?」
のび太は、観鈴の顔を見た。
そこには、いつもの柔らかな笑顔では無く、真剣な表情があった。
のび太「え〜っと・・・。ジャイアンはすぐに僕を殴るし、スネ夫には仲間はずれにされるし。いつも二人に馬鹿にされてるけど・・・」
観鈴は、黙って話を聞いていた。
のび太「でも、いつも空き地で野球をやったり、いろんな所へ行ったり。
それに、本当に僕がピンチになったときは助けてくれるんだ。お前は心の友だ〜、とか言って」
観鈴「・・・」
のび太「だから、つらいことや悔しいことばかりだけど、やっぱり楽しいかもしれない」
観鈴「そっか・・・」
観鈴は、一人「うんうん」と頷いた。
観鈴「のび太君は、本当にみんなに好かれているんだね」
のび太「そ、そうかなぁ。だって、いつも僕のこといじめるんだよ」
観鈴「そうだよ。好きでも無い子には、誰も話しかけないよ」
のび太「観鈴さん?」
観鈴は、さっきと同じように、寂しそうな顔をした。
観鈴「な、なんでもないよ。それで出来杉君だっけ?その子が−−−」
ぴこぴこっ。
のび太「何?今の音?」
観鈴「なんだろう?」
二人の会話は、不思議な音によって中断させられた。
来たか謎の生命体
ドラえもんの前だとあの毛玉もインパクトが薄れそうだな(w
ほんにゃくこんやく〜
思うに、あの生命体は宇宙開拓史に出てたチャミーと同種の生物なんじゃなかろうか。
386 :
名無しさんだよもん:02/10/12 12:06 ID:TvPH8wkJ
「ドネ・・・」はドネルケバブだな
地球の大気では、うまく話せないだけである。
という説が有力……だったらいいな。
最近の縁日にはドネルケバブなんか出てるのか…
?「ぴこぴこぴこっ」
音は、のび太達の足下からしていた。
二人が地面に目を移すと、そこには毛玉の固まりのような生き物がいた。
その生き物は、舌をペロリと出し、しっぽを揺らして二人を眺めていた。
のび太「なんだろう?これ」
観鈴「う〜ん・・・なんだろう」
?「ぴこぴこー」
のび太「犬なのかな?なんか変な鳴き声だけど」
観鈴「う〜ん、聞いてみるね」
観鈴は、毛玉の前にしゃがみ込んだ。
観鈴「えっと、君は犬さんなのかな?」
?「ぴこっ」
観鈴「そっか、犬さんなんだ」
?「ぴこー」
のび太「すごいや、観鈴さん。しゃべっていることがわかるの?」
観鈴「ううん、わかんない。けど、なんとなくわかるよ」
のび太「?」
観鈴「見ててね、のび太君。こんにちわっ、犬さん」
犬「ぴこぴこり」
観鈴がおじぎをすると、目の前の生き物も同じようにおじぎをした。
観鈴「君は、犬さんじゃないのかな?」
犬「ぴこぴこー」
生き物は、首を横に振った。
観鈴「ほら、ちゃんと話が通じてる」
のび太「ほんとだ」
犬「ぴこぴこっ」
よくわからない生き物は、観鈴の足下にすり寄ってきた。
観鈴「にはは、かわいいかわいい」
犬「ぴ、ぴこ〜〜〜」
観鈴は、生き物のお腹をなでると、生き物は気持ちよさそうにごろごろと転がった。
のび太「ぼくにもやらせて」
犬「ぴこっ!」
のび太が手をのばすと、生き物はその手を逃れるように離れた。
そして、観鈴の胸元に飛び込むと、そこでじゃれ始めた。
観鈴「にはは、くすぐったい」
のび太「なんだい、女の子にばっかり」
犬「ぴこー」
自分を無視した生き物に、のび太は腹が立った。
のび太「そろそろ行こうよ観鈴さん。時間なくなっちゃう」
観鈴「あっ、そうだったね。またね、犬さん。ばいばい」
観鈴は、生き物に手を振った。
犬「ぴこぴこ〜」
のび太「あっ、さっきの犬が追いかけてきた」
生き物は、観鈴の足下に走ってくると、顔をすりよせた。
観鈴「にはは、すっかりなつかれちゃった」
犬「ぴこ〜」
観鈴「そうだ。犬さんも一緒に行く?」
犬「ぴこぴこぴこっ!」
犬は、嬉しそうに観鈴の足下をぐるぐると走り回った。
観鈴「よしよし」
観鈴は、走り回る生き物を捕まえると、その頭をなでた。
のび太「え〜、そいつと一緒に行くの?」
観鈴「が、がお・・・一緒に行くのは、だめ、かな?」
のび太「う〜んと、だめじゃないけど・・・」
観鈴「一緒に行きたいな・・・」
観鈴は、のび太を見上げた。
年上の女の子の、お願いをするような上目遣いに、のび太はドキっとした。
のび太「うん、いいよ・・・」
観鈴「ほんとっ!?」
のび太「うん・・・」
観鈴「よかったね、犬さん」
犬「ぴこー」
のび太は、やっぱり女の子に弱かった。
階段を上りきった場所は、今までの暑さを忘れてしまうほど心地よい風が吹いていた。
そして、そこには本に載っている写真とまったく同じ社が写っていた。
のび太「とうとう、来たぞ・・・!!」
のび太の胸に、あふれる何かがあった。
観鈴「へ〜、そうなんだ。ちくわが好きなんだ」
犬「ぴこぴこ〜」
観鈴「私も、好きだよ。中に細いチーズが入っているの」
犬「ぴこっぴこぴこ」
観鈴「が、がお・・・チーズ入りは邪道なんだ・・・」
のび太「・・・」
観鈴と犬は楽しく会話しているのを見て、のび太は不満顔だった。
さっきからこの調子で、どうも一人取り残された気がしていたのだった。
のび太「さぁ、翼人の謎を解き明かすんだ!」
観鈴「にはは、やっぱりはんぺんは白い方がいいよね」
犬「ぴこ〜」
のび太「・・・・・・」
すっかり無視されたのび太は、神社を調べ始めた。
のび太「なんだいなんだい、あんな犬なんかに・・・」
のび太は始終ぶつぶつ文句を言い、その間、観鈴と生き物は楽しそうに会話を続けていた。
のび太「だめだー。どうしても開かないや」
のび太は、ため息をついた。
社の中にあるであろう「鳥の羽」を見ようと、のび太は社の中に入ろうとした。
しかし、社には大きい南京錠がかけられていて、鎧戸は開けられなかった。
どこかの壁に穴は無いだろうか、どこかに鍵の代わりになるものは無いだろうか。
あれから一時間、のび太は神社の敷地を探し回ったが収穫は無かった。
のび太「とおりぬけフープがあればすぐなのに・・・明日は、ドラえもんを連れてこよう・・・」
観鈴「あれ?のび太君、ずいぶんと疲れた顔になっちゃった」
犬「ぴこ〜」
のび太がいろいろ調べ回っている間、観鈴と生き物は会話を続けていた。
のび太「うん・・・どうしても、あそこの扉を開けられないんだ」
観鈴「扉って、あそこの?」
のび太「うん・・・」
観鈴「のび太君、もしかして、お賽銭泥棒?」
犬「ぴこー!」
のび太「ち、違うよ!そんなんじゃないよ!」
のび太は、首を横に振った。
観鈴「にはは、冗談冗談。のび太君、そんなことする子じゃないよね」
のび太「・・・ひどいや観鈴さん」
のび太は、ぷいとそっぽを向いた。
観鈴「あ・・・怒っちゃったかな・・・」
のび太「・・・」
さっきから犬と遊びっぱなしで放っておかれたことの憤りもあって、のび太は黙ったままだった。
観鈴「が、がお・・ごめんなさい、のび太君」
のび太「・・・」
観鈴「ご、ごめんなさい、のび太君・・・ごめんなさい」
のび太「か、観鈴さん?」
犬「ぴこっ!?」
観鈴の声が、次第に涙声になっていた。
のび太が振り向くと、観鈴はぽろぽろと涙をこぼしていた。
観鈴「ごめんなさい、のび太君・・・そんなに怒ると思わなかったから・・・」
のび太「え、えっと」
観鈴「どうすればいいんだろう・・・。どうすれば、許してもらえるかな・・・」
犬「ぴこ〜・・・」
観鈴の声が詰まっていた。
のび太「もういいよ、観鈴さん」
観鈴「えぐえぐっ・・・でも、のび太君、すごく怒ってた・・・」
のび太「もう怒ってないよ、観鈴さん。ちゃんと謝ってもらったから」
観鈴「ぐすっ、えぐっ」
のび太「それに、僕の方こそごめん・・・冗談ってわかったのに、つい怒ったフリなんかしちゃって」
観鈴「うん・・・ごめんなさい・・・」
のび太「もういいってば」
観鈴は、ゴシゴシと目をこすった。
変な生き物が、観鈴を慰めるように、頬をなめていた。
観鈴「もう、大丈夫だよ」
犬「ぴこ〜〜」
心配そうに観鈴を見上げる生き物の頭を、観鈴はやさしくなでた。
観鈴「ごめんね、のび太君。泣いちゃったりして」
のび太「うん。ちょっとびっくりした」
観鈴「にはは・・・のび太君に嫌われちゃったかな、って思ったら、凄く悲しくなって・・・」
観鈴は、顔を真っ赤にしてうつむいた。
のび太「何いってるんだい。僕は観鈴さんのことを嫌いになったりしないよ」
観鈴「ほんとう・・・?」
のび太「ほんとうさ。観鈴さんに何があっても、僕は観鈴さんのことを嫌いにならない」
観鈴「ありがとう・・・のび太君」
またも、観鈴は涙目になった。
のび太「ほら、また泣きそうになってる。観鈴さんは泣き虫だなぁ」
観鈴「が、がお・・・」
観鈴は、慌てて目をこすった。
犬「ぴこ〜〜〜」
のび太「あはははは」
観鈴「そんなに笑わなくても・・にはは」
二人は声を上げて笑った。へんな生き物も笑っているようだった。
観鈴「こんどは・・・大丈夫なのかな・・・うん、大丈夫だよね・・・」
誰にも聞こえないぐらいの大きさの声で、観鈴は小さくつぶやいた。
のび太「それで、僕はあの社の中にある鳥の羽を見たいんだ」
観鈴「あの中に鳥の羽があるんだ」
のび太「そうらしいんだけど。観鈴さんは見たことある?」
観鈴「うんと、無い」
のび太「あそこに鍵がかかってるから、中に入られないんだ」
観鈴「それは困ったね」
のび太「うん・・・」
犬「ぴこぴこっ」
変な生き物が、観鈴の足を、ぺしぺしと叩いた。
観鈴「犬さん、どうしたの?」
犬「ぴこっぴこぴこぴこっ」
観鈴「あれ?何をくわえているんだろう」
観鈴は、生き物が口にくわえていたものを手に取った。
観鈴「これ・・・鍵みたいだね」
のび太「ええっ?本当!?」
観鈴「うん。はい、これ」
観鈴は、のび太に鍵のような物を渡した。確かに、これは何かの鍵だった。
のび太「もしかして、これ、あそこの鍵なのかも!」
観鈴「犬さん、お手柄」
犬「ぴこぴこぴっこり」
生き物は、自慢げな表情をしたようだった。
のび太「早速、試してみるよ!」
のび太は、社の入り口に走った。
のび太は、南京錠を手に取ると、鍵を鍵穴に差し込んだ。
この鍵がこの南京錠のものであるといわんばかりに、ピッタリだった。
のび太「これなら・・・!」
のび太は、期待を込めて鍵を回した。
のび太「・・・あら?」
ビクともしなかった。
のび太「こ、この・・・!!」
のび太がどれだけ力を入れても、鍵は回らなかった。
のび太「結局、この鍵じゃ無かったみたい・・・」
観鈴「う〜ん、残念だったね」
犬「ぴこ〜〜〜・・・」
どれだけ頑張っても、鍵は回らず、のび太は鍵を抜いて戻ってきた。
のび太「じゃぁ、この鍵はなんの鍵だったんだろう」
犬「ぴこ・・・」
観鈴「今頃、この鍵がなくなっちゃって、困ってる人がいるかも」
犬「ぴこ!?」
観鈴「犬さん、この鍵、元にあった場所に返しておいで」
犬「ぴこり」
生き物は、鍵をくわえると走り去っていった。
観鈴「どうして、あの中の鳥の羽をみたいの?」
のび太「え、えっと・・・こんなこと言うと、笑われるかもしれないけど・・・」
観鈴「うん」
のび太「僕、翼人のことを調べているんだ」
観鈴「よくじん?」
のび太「うん、翼の生えた人のこと」
観鈴「がお・・・」
のび太「僕、翼の生えた人間っていると思うんだ。だから、この神社にある羽って、翼人のことかなと思って」
観鈴「・・・」
のび太「もし、翼人の羽だったら、それを見れば何かヒントが手に入ると思ったんだ」
観鈴「もし・・・」
のび太「?」
観鈴「もし、羽で空が飛べたら・・・」
観鈴は、両手を大きく広げて、空を見上げた。
その格好は、まるで大空を飛んでいるようだった。
観鈴「きっと・・・凄く気持ちいいんだろうね・・・」
のび太は、観鈴に見とれていた。
観鈴「犬さん、遅いね」
のび太「えっ。そ、そうだね」
のび太は、慌てて答えた。
観鈴「犬さ〜ん」
のび太「お〜い」
二人は、生き物を探して神社の境内を歩き回った。
のび太「お〜い・・・あれ?観鈴さん?」
ふと観鈴の方を見ると、観鈴は階段上から、下を見下ろしていた。
のび太「観鈴さ〜ん、いたの?」
のび太は、観鈴のところに駆け寄って階段の下の方を覗き込んだ。
そこには、観鈴と同じ制服を着た髪の短い女の子が、生き物を抱き上げていた。
女の子「どこにいってたの?ポテトっ。ずいぶん探したんだよっ」
犬「ぴこ〜〜〜・・・」
女の子「今日はカレ〜だって。早く帰ろう」
犬「ぴこっ」
女の子「すっかり遅くなっちゃった。ポテト、君をボディーガード1号に任命するよっ。しっかりと任務を遂行するんだよ〜」
犬「ぴこぴこっ!」
女の子と生き物は、道路の向こう側に消えていった。
観鈴とのび太は、その姿が見えなくなるまで見つめ続けていた。
観鈴「そろそろ、帰る?」
のび太「うん・・・そうだね」
あたりはすっかり暗くなっていた。
本当に大長編になる予感・・・
50まで来てもまだイントロって感じだしな……
兎にも角にも期待。
完結できるのか…?
403 :
名無しさんだよもん:02/10/13 08:20 ID:h7FPpPyv
もうそろそろ観鈴を泣かせたほうがいいと思う。
そして最高の入り込む余地がなくなってきた雰囲気。
畳をめくると自販機の取り出し口ですた
「ゆき太さーん」
※注意! 脳内ドラAIR像を壊したくない人は見ないように!
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/misu021013.jpg
>>405 禿藁、いや、多分こうなる。
しかし髪の毛の色・髪型以外で美凪と区別がつかなくなる予感
なるほど・・・
これを軸にイメージすれば・・・・
・・・やはり無理ですた(;´Д`)
普通にいたる絵とドラ達が同居してる
漏れの脳内。
>405
うまいなー(w
>>405 いい感じだなー
俺の脳内でも、いたる絵とドラ達が同居していたんだが
他の人の脳内ではこうなっていたのか(w
>405
いいねえ。
こうなると、いたる絵のドラやジャイアンを描く
勇者の登場を期待したいところだ。
>>406-411 それなりに「見えて」いるようでよかったです。
……とはいえ、前回ですら一番まともだったり。ト、イウワケデ
※注意! 脳内ドラAIR像を壊したくない人は絶対見ないように!
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/yuki021014.jpg
あっはっは。誰だかわかりませんね。しかし彼にあう顔つきが見つからないもので……
(描画スタイルが普段と違うので、一度漫画から掘り起こさないと描けない)
これ系統でなく鋭い目つきにすると、悪役決定になってしまうのです。……それ以前ですね。
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/airdora-scene15.jpg
一度観鈴とのび太の絡みを描いてみたくて
>>406 こうしてみてはいかがでしょうか?(とりあえず瞳の部分だけの話…
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/mina021014.jpg
藤子センセはもっと長髪のオニャノコを描いてください!
あ……もういないのですか……∠T×T)
しかし、ドラえもんをいたる絵なり323絵なりにすると、もうハァハァのしっぱなしですよ?
パンチラ頻度がそれ系のものと同じくらいあるというのはどういうことですか。
あ、えっと、それでは引き続き、のびたの星の記憶の伝承者をお楽しみください。
>>412
いたる絵でキボ
>412
マジ上手いよー。藤子信者の俺も納得だ。
というか、国崎はこれ以外ありえないだろう。藤子ワールドでは。
なぎーはやっぱり難しいみたいやね…
佳乃はわりと楽に脳内描画できたんだが…
というわけで、ぜひとも挿絵おながいします!
これで超名スレの予感ッ!
のび太「あの犬、あの子に飼われてたんだね」
観鈴「そうみたい・・・」
あの犬を飼おうと思っていたのだろうか。
神社から帰る途中、観鈴は残念そうな顔をしたままだった。
のび太「観鈴さんは、家で動物を飼ってるの?」
観鈴「ううん。誰もいないよ」
のび太「そうなんだ」
観鈴「のび太君は、誰かと一緒にいるの?」
のび太「うちは、ママが駄目っていうんだ。だから動物は飼ってないんだ。
あ、似たようなものだったらうちにいるけど」
通りかかった家から、魚の焼ける匂いがただよってきた。
のび太「おいしそうな匂いだなぁ。お腹空いてきちゃった」
観鈴「もうご飯の時間だね。そうだ、うちでご飯食べていく?」
のび太「う〜ん・・・ママがご飯作ってくれてるし。それに観鈴さんの家にもわるいから」
観鈴「がお、残念・・・」
二人は、海の堤防に着いた。
のび太「あ、僕はこっちだから」
観鈴「じゃぁ、ここでお別れだね」
のび太「うん。また明日」
観鈴「あ・・・うん!また明日!」
のび太と観鈴は手を振ったり、それぞれの家のある向きへ歩き出した。
観鈴「あ、のび太君!ちょっと来て!」
のび太の後ろから、観鈴の声が聞こえた。
のび太「なに〜?」
観鈴「ほら、見て。からすさんが寝てる」
観鈴が指さしたところは、電柱の根本だった。
街灯に照らされたそこには、一羽のカラスが横たわっていた。
のび太「ほんとだ。でも地面で寝てるなんて変なの」
観鈴「私、さわってくるね」
ぱたぱたぱた〜。
観鈴は走ってカラスに駆け寄った。
その音を聞いても逃げない所をみると、カラスは本当に寝ているようだった。
のび太「電線から落ちたのかな・・・?」
のび太も、観鈴の後を追いかけた。
観鈴は、カラスをなでていた。
観鈴「えいっ、触ったっ。にはは、よしよし」
のび太「それにしても、のんきなカラスだなぁ」
観鈴「おとなしいからすさんだね」
観鈴は、カラスの背中を優しくなでていた。
観鈴「あれ・・・?」
のび太「どうしたの?」
観鈴「この子・・・おかしい・・・おかしいよ、のび太君・・・」
見ると、カラスはぜぃぜぃと、今にも消えてしまいそうな息づかいをしていた。
観鈴「どうしよう・・・どうしよう、のび太君!」
観鈴は、カラスの異常に気づき、カラスを抱きかかえた。
だが、何か手段が思いついた風でもなく、ただ慌てるだけだった。
のび太「お、落ち着いて観鈴さん!」
観鈴「でも、このままじゃ、からすさんが・・・からすさんが死んじゃう!!」
のび太「観鈴さん、動物病院に急ごう」
観鈴「でも、この辺りに動物病院は無いよ・・・」
観鈴の声は震えていた。
カラスが呼吸する動きがどんどん弱くなっていた。
このままでは、もう長く持ちそうになたっか。
のび太「そんな・・・そうだ!ドラえもんなら!!」
観鈴「えっ?」
のび太「ちょっと待ってて!観鈴さん」
観鈴「あっ、のび太君!?」
のび太は、どこでもドアに向かって走った。
>>416−418
キトゥアーーーーーーーーーーー!!!!!
ごめんなさい、訂正
>>418 このままでは、もう長く持ちそうになたっか。
↓
このままでは、もう長く持ちそうになかった。
俺慌てすぎ
のび太「ドラえも〜ん!!」
ドラ「あ、やっと帰ってきた。のび太君、ママが呼んで・・・」
のび太「そんなことよりドラえもん、大変なんだ!早く来て!」
ドラ「今度は何があったの」
のび太「いいから早く!!」
ドラ「わぁぁ!のび太君そんなに強く引っ張らないで」
昼間と同じパターンで、ドラえもんはのび太に引っ張り出された。
ドラ「もう、なんだっていうんだい・・・」
のび太「観鈴さ〜ん」
観鈴「のび太君!!」
のび太は、ドラえもんを連れて観鈴のところへ走った。
見ると、カラスの息づかいはさっきよりも弱々しくなっていた。
観鈴「のび太君・・・のび太君・・・!」
観鈴は泣いてしまっていた。
のび太「ドラえもん、このままじゃカラスが死んじゃうんだ!助けてよ!!」
観鈴「お願い・・・このままじゃ、からすさんが・・・」
ドラ「よ〜し、こういう時は・・・」
ドラえもんは、お腹の四次元ポケットに手を入れた。
ドラ「お医者さんカバン!!」
ドラえもんの手には、モニターのついたカバンのようなものがあった。
ドラえもんは、カバンから聴診器をのばしてカラスに押し当てた。
ドラ「・・・・・」
観鈴「からすさん・・・」
しばらくして、カバンがカラスの症状を出力した。
「症状:全身ニ軽度ノ打撲ト、呼吸困難。
原因:高所カラノ転落ニヨル打チ身、及ビショック。
治療法:腹部ヘノ衝撃ガ収マレバ、呼吸困難ハジキニオサマル。
打撲ニ関シテハ、ソノウチ回復スル」
そして、「お医者さんカバン」は痛み止めの薬を出した。
ドラ「ふう、たいした症状じゃ無かったみたいじゃない」
のび太「そうだね。よかった〜」
張りつめたものが抜けたドラえもんとのび太は、大きく息を吐いた。
観鈴「よかったね、からすさん・・・」
観鈴は、カラスを抱きしめていた。
やがて、カラスの口から規則正しい呼吸音が聞こえてきた。
ドラ「これで一安心」
ドラえもんは、「お医者さんカバン」をポケットにしまった。
のび太「よかったね、観鈴さん」
観鈴「うん、ありがとうのび太君。おっきなタヌキさんも、ありがとう」
ドラ「!!」
のび太「あっ・・・」
のび太がドラえもんの方を向くと、ドラえもんは口を「へ」の字にしていた。
ドラ「もう僕の用事は終わったみたいだから、僕は帰るよ!!」
ドラえもんは、怒って帰ってしまった。
のび太「あっ!ドラえもん!」
観鈴「なんだが、タヌキさん怒ってたみたいだけど・・・」
のび太「あ、ドラえもんはタヌキじゃなくて、猫型ロボットなんだ」
観鈴「が、がお・・・耳が無かったからわからなかった。ごめんなさい」
のび太「いいんだよ、ドラえもんはいつもタヌキって言われてるから。本人は凄く気にしているみたいだけど」
のび太は、ドラえもんの方を向いた。
のび太「それじゃ僕も帰るよ。カラス、たいしたことなくてよかったね」
観鈴「あっ、うん。それじゃあのび太君、ばいばい」
のび太「うん。ばいば〜い!!」
のび太は、ドラえもんのところに走って追いつくと、並んで一緒に歩いていった。
のび太がドラえもんを慰めているようだった。
観鈴は、二人の後ろ姿を眺めていた。
観鈴「私たちも帰ろうか・・・からすさん」
観鈴は、眠ったままのカラスを抱きかかえて、家の方向へ歩いていった。
のび太「そんなに怒るなよドラえもん、観鈴さん知らなかったんだしさあ」
ドラ「別に怒ってなんかないやい!」
のび太「やっぱり怒ってるじゃないか」
「どこでもドア」をくぐり、二人はのび太の部屋に帰ってきた。
のび太「あ〜、お腹空いた〜。ドラえもん、ご飯まだ?」
ドラ「のび太君、その前に・・・」
ドラえもんが何か言いかけたとき、階段の方からママの声が聞こえてきた。
ママ「のび太?帰ってきたの?」
のび太「うん。何〜!?」
ママ「お話があるの。ちょっといらっしゃい」
のび太「は〜い。・・・何だろう?」
ドラ「さぁ」
ドラえもんはすっとぼけた表情をした。
のび太「?」
のび太は、部屋を出て階段を下りていった。
ドラ「・・・僕はタヌキなんかじゃないぞぅ・・・」
一人になった部屋の中で、ドラえもんは落ち込んでいた。
のび太「なに〜?ママ〜」
のび太が居間を覗くと、そこにはテーブルの前に座ったママがいた。
ママ「のび太。ちょっとそこに座りなさい」
のび太は、ママの反対側に正座した。
ママ「今日は、成績表が渡されたわよね?」
のび太「あっ、うん・・・」
神社にいくことで頭のいっぱいだったのび太は、そのことをすっかり忘れていた。
のび太「今、持ってくるよ」
ママ「さっき、ドラちゃんに頼んで持ってきてもらいました」
そう言うと、ママはテーブルの上に成績表を出した。
のび太「なんだぁ、それだったら・・・」
ママ「・・・」
ママは、無言で成績表を指さした。
そこには「1」や「2」といった数字がたくさんならんでいた。
「遅刻が多い」「忘れ物も多い」「授業中昼寝ばかりしている」等という書き込みもあった。
のび太「あっ・・・」
ママ「これはどういうことかしら?」
のび太「えっと、これはその・・・」
ママ「のび太!!!!!!」
ママは握り拳をテーブルに激しくたたきつけた。
その衝撃で、テーブルの上にあったお茶のみが浮き上がったが、こぼれることはなかった。
マ「ガミガミガミガミ・・・・!!」
かれこれ2時間はたっただろうか、ママの説教はいまだにつづいていた。
さっきから腹は鳴りっぱなし、足はしびれっぱなしののび太であったが、おとなしくしているしかなかった。
ママ「ガミガミガミガミ・・・・!!」
途中、パパがご飯を食べたいと言ってきたが、ママに睨まれるとすごすごと立ち去っていった。
今頃、ドラえもんと二人でカップラーメンか何かでも食べているのだろう。
ママ「ガミガミガミガミ・・・・!!」
それにしても、鬼ババとはこのことだ。
顔を真っ赤にして、壊れたテープレコーダのごとく延々と説教を続けるママの頭には鬼の角があるように見えた。
ママ「ガミガミガミガミ・・・・!!聞いてるの!?のび太!!」
のび太「聞いてるよ・・・」
ママ「夏休みは、宿題を全部終わらせるまでどこにも遊びにいってはいけません!!」
のび太「そんなぁ!」
それでは、翼人を探すことができない。
それに・・・のび太は、観鈴と交わした「また明日」という別れの挨拶を思い出した。
ママ「いいですね!!」
のび太「はぁぁい・・・」
のび太は、力無く答えるしかなかった。
結局、のび太は夏休みの宿題を終わらせることができないまま夏休みは終わり、
その後観鈴と二度と会うことは無かった。
<完>
すみません、嘘です。
>>427 う〜ん、コピペ失敗、これじゃのび太がツボを割って説教食らってるみたいだ。
マ「ガミガミガミガミ・・・・!!」 → ママ「ガミガミガミガミ・・・・!!」
>>412 それにしても、見事にF風味な観鈴ですね、私もイメージが作りやすくなりました。
今までの、そしてこれからのドラと観鈴達の絵が楽しみです。
実際に書き始めたら、当初考えていた予定よりずいぶんと話が長くなってしまいそうですが、
なんとか最後まで書いてみたいと思っているので、よろしければおつきあい下さい。
もう最後までプロットが出来てるんですか!
期待してますのでがんがって下さいッ
本当に「大長編」になりそうやね。
応援してます。完成したら伝説勇者だよ…
保全
432 :
名無しさんだよもん:02/10/15 03:27 ID:Gk67VFua
そういえば、昔コンプティークのAIR特集でいたるが四コマ漫画でのび太とドラの
後ろ姿だけ描いてたはず(うろ覚えwみきぽんだったかも
>>428 >ツボを割って説教食らってるみたいだ
禿しくワラタ
ノビちゃん、あの壺を届けてきてちょうだい
ほあしゅ
藤子Aチックなマクベたんを想像してちょっと鬱
ママの説教にはガミガミの他に
クドクド・イビイビなんてのもあったな
439 :
名無しさんだよもん:02/10/15 20:32 ID:9wDADTXt
たぶん一度言ったことがニ、三度ループしてるんだろうな。
>>439 こんな説教か?
ママ「それにそういえば! のびちゃん、久弥はどこにやったの!」
442 :
秘蔵:02/10/16 00:04 ID:42sY0yAM
>>413>>415 軽々と無茶な事を……∠T×T)
でもまぁおだてられている内が花ですけどね。
>>428 お役に立つなら幸いです。……でも本当にいいんですかこれで。
こちらこそ楽しみにしてますです。
まあそんなこんなで、
※注意! 脳内ドラAIR像を壊したくない人は決して見ないように!
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/airdora-scene24.jpg
藤子絵は普段の3倍以上の集中力が要ります。疲れる割にはかけ離れるんですが……
……にしても今回は薄すぎ。
>>443 (・∀・)イイ!
……でも人形が、パーマンのコピー人形に見えたのはヒミツだっ
考えてみれば最高が人形動かしてるときって手はどうやってんだろ
単純に怪しげな手の動かし方をしてるんだと思ってたが(w
小池さんを改造すればできそうだな、超先生(w
むしろ、しぇんむーとコンビでパーマン2号とパーやんをきぼん(w
あの藤子大先生がついに復活なされたスレはここですか?
のび太のいかにもなリアクションが最高だな。
確かに超先生は小池さんとかぶるね。カップ麺。
とゆーかこんなテンションの地獄車を俺は初めて見る。どーでもいーが。
地獄車すら童心に還る藤子マジック
アニメのハットリ君では小池さんが教師役だったと、
今は何人の人が覚えているだろうか……
藤子超先生
というより完全に終わったら同人誌として出してホスィ
無論
>>443さんの挿絵で
wage
実は3人目がいた。
藤子・超・不二夫
せっかく今日から夏休みだというのに、のび太は朝から机に向かっていた。
窓の外には、小さな子供が楽しそうに走り去っていく姿があった。
のび太「ウェ〜〜〜」
のび太は、子供達をうらやましそうに見つめた。
ドラえもんは、昨日の騒ぎで中断させられていた道具の整備を続けていた。
のび太「ドラえもん〜。手伝ってよう」
ドラ「自分の宿題でしょ。自分でなんとかしたら」
突き放すようにドラえもんは答えた。
のび太の成績のことでママから小言を言われてゲンナリしていたとこを、
いきなり連れ出されて見ず知らずの女の子にタヌキ呼ばわりされ、
あげくの果てにまともな晩飯さえ食べられなかったのだから、のび太に対する風当たりは強いものになるのも仕方が無かった。
今まで甘やかしてきた、という反省もあった。
のび太「なんだい、ドラえもんのケチ・・・」
カリカリカリ・・・
必死にペンを走らせるのび太であったが、とうとう座布団を枕にして横になってしまった。
ドラ「あれ?もう宿題は終わり?」
のび太「もうだめ・・・頭がパンクしちゃうよ」
ドラ「あっ、そう。別に僕はいいけどね。のび太君がどこへも行けなくなるだけだし。
翼人探しが出来なくても僕には関係ないし。」
翼人−−−この言葉がのび太にやる気を起こさせた。
のび太「ムッ」
のび太は、再び机に向かった。
ドラ「ふぅ・・・一息いれよう。もうお昼だ」
ドラえもんが道具整備の手を休めて時計を見ると、11時半を過ぎていた。
のび太「あーっ!」
ドラ「なんだい?のび太君」
のび太「観鈴さん、今頃待ってるかも・・・」
ドラ「観鈴さん?あぁ、昨日の女の子」
のび太「そうなんだ。また明日って挨拶したから、今日も僕のことを待ってると思うんだ」
ドラ「でも、宿題終わってないんでしょ。遊びに行くのはダメ」
のび太「そんなぁ・・・」
のび太は、観鈴が海の堤防でひたすらのび太を待ち続ける姿を思い浮かべた。
あの、大きなくせに泣き虫な女の子のことだから、自分がいかなかったら今日も泣いてしまうんじゃないだろうか。
どこか放っておけない、あの年上の女の子が気になってしょうがなかった。
のび太「頼むよドラえもん、ちょっとだけ」
ドラ「ダメ」
のび太「そこをなんとか・・・」
ドラ「なんともなりません」
のび太「観鈴さんはきっと僕を待ってるんだよ!僕が行かなけりゃ、ずっと待ち続けるに違いないんだ! せめて、今日は遊べないってこと言いに行くだけでも」
ドラ「そんなことを言われても・・・」
のび太の勢いにドラえもんは押された。
ドラ「わかった。僕が、今日はのび太君が来られないって伝えてくる。それでいいだろう?」
のび太「うん・・・」
本当は自分で直接観鈴に言いに行きたかったが、のび太は頷いた。
ドラえもんが海の堤防を見渡しても、観鈴の姿は見あたらなかった。
ドラ「あれ・・・?いないじゃない」
ドラえもんは、「タケコプター」で空から海岸全体を眺めたが、やっぱりそれらしい姿は無かった。
ドラ「うん?」
ドラえもんは、近くに学校があることに気がついた。
昨日会った女の子が着ていたのと同じ制服の生徒が見えた。
どの教室にもいっぱいに人が座っているのを見ると、夏休みに入った学校には思えなかった。
ドラ「なんだ、まだ学校だったんじゃない。
のび太君のことだから、自分が夏休みだから相手も夏休みだと思ったな」
それでも、のび太の宿題が終わるか判らないから、しばらく来られないことは伝えておいた方がいいと、ドラえもんは思った。
学校の雰囲気からして、どうやら今日が終業式の日みたいだから、もう少し待っていれば会えるだろう。
ドラ「やれやれ」
ドラえもんは、堤防に降りた。
ドラえもんが、「タケコプター」をしまおうと、頭の上に手を伸ばしたとき−−−
「ぴこぴこぴこぴこぴこぴこっ!!」
遠くから、よくわからない音が近づいてくるのが聞こえた。
ドラえもんがその方向を向くと、何やら小さな毛玉のようなものが凄い勢いで向かってくるのが見えた。
どうやら、謎の音はその毛玉からしているようだった。
ドラ「なんだろう、あれ」
その毛玉は、ドラえもんの前まで走ってくると、止まった。
昨日、観鈴とのび太と一緒にいた生き物だった。
舌を出してはっはっと息をしている姿はまるで犬のようだった。
ドラ「変わった犬だなぁ」
ドラえもんは、目の前の生き物を犬として認識した。
犬「ぴこっぴこぴこぴこぴこぴっこりぴこぴこっ!」
何やら、目の前の犬はものすごく興奮しているようだった。
先ほどから、ドラえもんの周りをグルグルと回りながら、何度も鳴き声を出していた。
ドラ「わ、わっ。どうしんだろう」
ドラえもんは何で犬がこんなに興奮しているのかわからなかった。
猫の言葉なら理解できるドラえもんではあったが、犬の言葉はわからない。
ドラ「そうだ。こんなときには・・・」
ドラえもんは、ポケットに手を入れると、
ドラ「ほんやくこんにゃく〜」
ドラえもんは、数ある道具の中でも、使用頻度が高く信頼のおける「ほんやくこんにゃく」を取り出した。
462 :
名無しさんだよもん:02/10/18 00:05 ID:EjHTkNCu
キター!!
ホシュあげ
ドラ「とりあえず、落ち着いてこれを食べて」
ドラえもんは、目の前の犬に「ほんやくこんにゃく」を置いた。
犬「ぴこっ?」
犬は、不思議そうにドラえもんを見上げたが、すぐにこんにゃくを食べた。
ドラ「さぁ、これで君の言いたいことがわかるぞ。いったい、どうしたの」
犬「ぴこぴこぴこっ!!」
ドラえもんの耳には、なんだかよくわからない音しか聞こえなかった。
ドラ「あれ・・・?」
犬「ぴこぴこっ!ぴこっぴこぴこっ!!」
犬は足をバタバタさせて必死に何かを訴えているようだったが、やっぱりドラえもんには何を言っているのか理解できなかった。
ドラ「そんな・・・ほんやくこんにゃくでも、何を言っているのかわからないなんて」
犬「ぴこぴこー」
ドラえもんは、腕を組んで考え込んだ。
ドラ「・・・賞味期限、切れてたんだろう」
犬「ぴこっ!?」
ドラえもんは、そういう納得の仕方をした。
しかし、賞味期限切れのこんにゃくを食わされたかもしれない犬は、抗議するように必死にぴこぴこ音を出していた。
やっぱり、何を言っているのか、ドラえもんにはさっぱり理解できなかった。
ホンヤクコンニャクも効かないとは・・・おそるべし、ポテト
465 :
名無しさんだよもん:02/10/18 00:27 ID:i4aMU39e
ポテトスゲェ…
やはり芋には効かないわけだがw
コンニャクイモVSジャガイモか?
ホンニャクコンニャクが聞かないんじゃなく、
ポテトは始めから「ぴこぴこ」としゃべっていたんだろ(w
某生霊がうぐうぐ言ってるのと同じってことか?
しかしそれだとポテトは狛知になってしまうワナ。
つ、ついに芋VSドラえもんの対決がw
ドラ「参ったなぁ」
犬「ぴこぴこぴこ!」
犬がずっと足下で騒いでいるので、ドラえもんは困った顔をした。
どうもこの犬はさっきから一生懸命ドラえもんに何かを訴えかけているようなのだが、言葉がわからない以上どうしようもなかった。
キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン
学校の方向から、ベルが聞こえてきた。
時間から考えて、そろそろ生徒が下校することだろう。
ドラ「そろそろいかなくちゃ」
犬「ぴこぴこ・・・」
ドラ「あ、そういえば」
ドラえもんは、頭に付けたままの「タケコプター」を思い出し、手を伸ばして取り外した。
犬「ぴこっ!」
ドラ「わぁ!」
ドラえもんがポケットにしまう前に、犬がドラえもんの手に飛びついて「タケコプター」を持って走り去ってしまった。
犬「ぴこぴこ〜〜!」
ドラ「待て〜〜!!」
ドラえもんは、犬を追いかけ始めた。
失敗
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/miss021018-01.jpg
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/miss021018-02.jpg
煤レ;´×`)はっ、割り込んでしまいました?!
>>475 上がいたるで、下が323ですか?
上はけっこういたる的雰囲気は出てると思う
葉鍵風しずかちゃんか…(w
こうしてみると、やっぱり今時はあまりない髪型だなあ。
ていうかスネオを見たくなった。熱烈に(w
犬は堤防を降りて道路の方へと走っていってしまった。
ドラ「ヒ〜」
ドラえもんの短い足では犬に追いつくことができず、あっという間に姿を見失ってしまい、道のわきで座り込んでしまった。
ドラえもんは、整備するためにほとんどの道具をのび太の部屋に置きっぱなしにしていた。
ドラ「どうしたものだろう・・・」
今ポケットに残っている道具を使って「タケコプター」を取り戻す方法を考えようかと思ったが、疲れと暑さのせいか、いいアイデアは思いつかなかった。
座り込んだドラえもんの前を、制服を着た学生が通り過ぎていく。
その中の一人の少女が、ドラえもんの前で立ち止まった。
少女「・・・」
ドラ「?」
ドラえもんは観鈴が来たのかと思ったが、目の前にいる少女は観鈴では無かった。
少女は、ドラえもんの前に座り込むと、2回おじぎをした。
周りの学生達は、そんな少女の姿を見て笑った顔をしていた。
ドラ「??」
知り合いだろうか?とドラえもんは思ったが、目の前の少女に見覚えが無かった。
今度は、少女はドラえもんを見つめ、2回手を打った。
かわいた音があたりに響いた。
ドラ「???」
少女が何をしているのか、ドラえもんにはわからなかった。
少女は手をあわせると、祈るように静かに目を閉じた。
少女「・・・・・」
ドラ「???」
少女「・・・・・」
しばらくして、少女が目を開けた。
少女「これで、大丈夫・・・」
小さな声で呟いて、立ち上がろうとした。
少女「・・・忘れていました」
少女はポケットから一枚の封筒を取り出した。
少女「・・・お供えもの・・・」
少女は「進呈」と書かれたその封筒をドラえもんの前にそっと置くと、立ち去っていった。
ドラ「???」
ドラえもんが封筒の中を見ると、お米券が一枚入っていた。
少しの間ワケのわからないといった顔をしていたドラえもんだったが、自分が地蔵と間違えられたことに気がづいた。
ドラ「僕はお地蔵でもないぞ!」
周りにいた学生達は、雪だるまのような物がいきなり大声を出したので驚いた顔をしていた。
ついにナギー登場ですね!
>>475 「きれいなジャイアン」を思い出しましたよ。
このままみちるも登場か!?
ドラちゃん…やっぱり丸いからねぇ
>>475 下の方、しずかちゃんで有るとか無いとか関係なく、萌えました♪
>>475 これ見て、初めてはっきりそうぞうできるようになっためさ。
のび太「ドラえもん、何をしてるんだ・・・」
どこでもドアでドラえもんが出かけてから結構な時間がたっていた。
のび太は、ただ伝言するだけならこんなに時間はかからないだろうと思いイライラしだしていた。
日頃やり慣れていない宿題を長時間やり続けていることも影響していた。
時計を見ると、時計の針は12時を過ぎていた。
のび太「もうお昼を過ぎてるじゃないか」
食事を意識した途端、のび太の腹の虫がグゥと鳴った。
のび太は、階段の下に呼びかけた。
のび太「ママ〜、お昼ご飯まだぁ?」
ママ「今作ってるから、もうちょっと待ちなさい」
のび太「はぁ〜い」
ママは、昨日料理を褒められたことがよほど嬉しかったのか、難しい料理を作っていた。
朝も、いつもより手の込んだメニューでパパが喜んでいた。
のび太「そういえば、昨日のあの人、今頃どうしてるんだろう」
のび太は、何かを探しながら旅をしていると言ったあの青年のことを思い出した。
>下の方、しずかちゃんで有るとか無いとか関係なく、
>下の方、しずかちゃんで有るとか無いとか関係なく、
>下の方、しずかちゃんで有るとか無いとか関係なく、
・
・
・
ウワァァン(つД`)ソノトオリダヨー
いや、全くその通りです。私などの技量では到底及ばない境地なのです。
おそらく修行してもいたらないリアリティ……
藤子絵も同様で、見れば見るほど奥深いわけですが、見れば見るほどエチで困るわけで。
※注意! 脳内ドラAIR像を壊したくない人は本気で見ないように!
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/airdora-scene34.jpg
その頃、その青年は、空腹で意識が朦朧とした状態で彷徨っていた。
昨日は運良く昼食にありつけたが、結局あれから何一つ口にすることはできなかった。
子供達に人形劇を披露したところで、収穫が何一つ得られなかったのであった。
青年「この町はいったいどうなっている・・・」
この町の子供達に人形劇を見せても、いい反応が無かった。昨日の子供は自分の人形劇にもの凄く驚いていたのに。
青年「そういや、昨日の子供はいったい何者だったんだ・・・」
昼食にありつけたことと、人形劇を褒められたことで有頂天になってすっかり忘れていたが、冷静に考えればおかしなことがあった。
子供と別れた後、青年はふと気づくと海の堤防のところにポツンと立っていたのである。
周りに家は無かったから、いったい自分はどの家から出てきたのかわからなかった。
青年「わけがわからねぇ・・・」
青年の方も、この炎天下と空腹のせいで頭が考えることを拒否していた。ふらふらと、青年は海の堤防に出た。
青年「う・・・?」
青年は、堤防の上にポツンと置いてあるドアに気がついた。
周りに何もなく、ただドアがある光景はずいぶんとシュールな感じであった。
とうとう、空腹のあまり幻を見てしまったのだろうか、と青年は思った。
青年「まさか・・・あのドアの向こうがあの子供の家だったりしてな・・・」
そんなことはあるわけが無いとわかっていたが、吸い寄せられるようにそのドアに近づいた。
ドアノブに手を伸ばすと、手がすり抜けることなくちゃんと握ることができた。幻では無かった。
青年「・・・」
青年は、意を決してそのドアを開けた。
>>478 あ、えっと、それは・・・「しずかちゃんに見えない」って意味では無いので(;´Д`)
今回の絵は、なんていうか「頭の中身覗かれた!?」って感じです。
最近、書くペースが落ち気味ですみません・・・今日はこれだけだったり
>>489 >最近、書くペースが落ち気味ですみません・・・今日はこれだけだったり
いやいや自分のペースでマタ〜リ行って下さいッス、旦那。
続きも期待してますよ〜
むしろ…
「が、がお…のびたくんえっち…」
…萌え。
同意。
メカ狸けっこう毒舌
>>495 ドラえもんはこの何気ない冷ややかさが、実ははまるポイントだったり。
※注意! 脳内ドラAIR像を壊したくない人はスルーするように!
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/airdora-scene50.jpg
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/airdora-scene63.jpg
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/airdora-scene67.jpg
いたる氏にいっぺん「こんな制服デザインしないでください!」とつっこみをいれたい今日この頃。
いや、これで本作ってくれるなら間違いなく買うぞ。
正直、すげえ……漏れも本買うと思う
>>497 トテモ(・∀・)イインチョ!
特に一番下のカンカンになってるドラえもんに感銘を受けました。
ホントそっくりだよなぁ…。
えーと、好評を頂いているところ恐縮ですが、その、今回のは……
※注意! 貴方のドラえもん像を汚されたくないなら無視するように!
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/airdora-scene01a.jpg
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/airdora-scene01b.jpg
今回は本気で不味いです。失うもののない方だけ見てください。導入部だけでも、と思って描いてみたのですが。
漫画に関しては更にセンスが乏しいようで……ドラえもんに使われているフォントはなんと言うものでしょう?
>>502 いや、普通にドラえもん読んでる気になったよ。
今ごろになって気づいたよ…
神はこのスレに2人いたんだ!
SSの人と絵の人だね
しいていうならば二人で書いていた藤子不二雄みたいなもんだね
神に感謝
>502
何故だか見られないのが激しく口惜しいですよ…
>>507 502はまさか小学館に通報されたんじゃ…
あそこはかなりうるさいからなぁ
ドラのサイトもオラサイトになっちゃったし。
>>502 コミック用のフォントだからやや特殊。
コミックスタジオかなんかを買えばついてくると思う。
・・・俺も見れなかった口だが。和鳥だからアクセス過多ってことも
ないだろうし、自分でデリったのでは。
和鳥じゃない、和塩だ。逝ってくる
あ、すみません。前置き無しに消してしまいました。
当初はこれでも…いいかな…と思ったんですが、
時間がたつにつれて恥ずかしさが増すばかりなので……
>>511 もしよければ補完してウプっていいでしょうか・・?
ID変わってますが、絵描いてる者です。
>>512 補完…どうなってるんでしょう…ドキドキ
拙絵が正視に堪えるものになるならお願いします
イタダキマシタ アリガトウゴザイマス
>516
ありがとうございます!
漫画、取り逃してたのです…感謝。
??
>>516 この補完とは何をどうしたのでしょう?
てっきりおかしいものを直してもらえるのだと……
scene01は元のままのUPはやめて欲しい、というか意味がない気がしますが……(汗
たしかに補完ではないねw
ただみんな見たかったから。で、みんな感動したと思うよ。
「これはドラえもんだ」
ってね。スレ住人一同期待してるから自信をもって頑張ってください。
ああ、そういう意味じゃなく、消えていた物を再アプする
そういう意味の補完だったのですが・・・
おかしい部分を直すにはちょっと私には無理ぽいです。
意志がうまく伝わらなくてごめんなさい
なぁ、
>>512は「補完」じゃなくて、「保管」て書くつもりだったんじゃないのか?
マジレススマン。
半角辺りにいないと意味が通らないんだろ>補完
今(512)の場合、補完=消えたファイルをミラーする事
葉鍵じゃ通じないとは…
漏れは半角住人なので、補完といったら再うpのことと思っていたんだが……
まあ
>>516も決して悪気があったわけではないので許してやってください
SS神も絵神もがんばってください。続き楽しみです。
こんな良スレひさしぶりだ。
527 :
名無しさんだよもん:02/10/23 02:01 ID:FZUA6dVP
保守age
さて、俺は見事に見れなかったわけだが・゚・(ノД`)・゚・
再ぅp・・・誰か頼む・・・∧‖∧
葉鍵板でも補完が分からないのは初心者だろ。
最萌直後は異常な位に使ってた言葉だし。
当人がいるのに補完しようという神経もわからんものがあるがな。
と、消去以前に確保していた人間は気楽に言ってみる(w
532 :
528:02/10/23 19:50 ID:FK15sbI+
脳 内 補 完 キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!!!!
・・・オレには無理デツ(´・ω・`)
潔く新作待ってます∧‖∧
微妙に荒れてしまっている気配……ヤッパリアンナモノカカナキャヨカッタンダ!ヽ(`Д´)ノ
お口直しに……
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/miss021023-03.jpg
……なりませんね(汗
ちなみにいるのは最萌よりも少し前からですが……万年初心者ってことですね
を、なぜかヌワンギとインカラが入ってるな(w
>>534 ヌワンギとインカラを藤子絵にしたらスネオとジャイアンが入った感じだろうと
思うんで、逆はそんなもんかと(w
大志=オボロ=スネオだと思っているヤツは素人。
{ ゚w゚ } <まあ、ぶっちゃた話どうでもいいんだけどね{w
>533
激しくワラタ(w
めねて
映画版での勇姿が想像できんな(w
540 :
名無しさんだよもん:02/10/25 18:15 ID:wlMLVq1R
age
541 :
YAHOOOアダルト:02/10/25 18:24 ID:h/xz2pcx
ホシュ
543 :
名無しさんだよもん:02/10/26 17:13 ID:dhaGuS1L
神の御降臨はまだでつか?
禁断症状が出そうでつ。
ドラ「さっきと全く逆方向じゃないか」
「たずね人ステッキ」が7回目の指した方向は、今までドラえもんが歩いてきた方向だった。
タケコプターをくわえて消えた犬を「たずね人ステッキ」で探すことにしたドラえもんだったが、犬探しはうまくいってなかった。
ドラ「やっぱり、これも整備が必要みたいだ」
ドラえもんは愚痴りながら、ステッキの向いた方向へ歩き出した。
元々「たずね人ステッキ」の的中率は70%なのだが、どうも的中率が下がっているように思えた。
ドラ「まさかあの犬にはたずね人ステッキで探せないとか・・・いいや、そんなハズは無い」
きっと凄い速さで移動しているからステッキが逆方向を向いたのだろう、とドラえもんは考えた。
ドラ「ぴこぴこ犬や〜〜〜い」
結局、ドラえもんは6回目にステッキを倒した場所に戻ってしまった。
仕方なく、ドラえもんがもう1回ステッキを倒すと、今度は学校の敷地内を指していた。
ドラ「まいったなぁ・・・」
ドラえもんは、さすがに学校の中に入るのは抵抗があった。校舎の中ならともかく、校舎の外をウロウロするわけにはいかない。
ドラ「う〜ん・・・そうだ!」
ドラえもんはポケットに手を入れると、
ドラ「石ころぼうし〜〜」
頭にかぶれば誰からも気にされなくなる「石ころぼうし」を取り出して頭にかぶった。
その姿は、まさしく地蔵そのものだった。
ドラ「よし、今度はいけそうだぞ」
さっきから「たずねびとステッキ」はある一定の方向を指し示すようになった。
ドラえもんは、飼育小屋のある校舎の裏側へ歩いていた。
ドラ「うん?何か話し声が聞こえるぞ」
ドラえもんが向かう先、飼育小屋の陰から声が聞こえてきた。
「ポテト、何くわえてるの?」
「ぴこぴこっ」
「あっ、タケトンボだ〜」
一つの声は女の子の物だったが、もう一つの声は間違いなくあの犬のものだった。
ドラ「とうとう見つけたぞ!」
ドラえもんは走って声のする場所へ出ると、
ドラ「タケコプターを返せ〜!!」
頭から「石ころぼうし」を外しながら大声で怒鳴った。
犬「ぴこっ!!」
女の子「うわわわっ!!」
犬は飛び上がって驚いていた。
一緒にいた女の子は、タケコプターを手に持ったまま同じように飛び上がって驚き、バランスを崩して転んだ。
女の子「ぬぬぬ・・・痛い」
飼育小屋の中では、ドラえもんの声に驚いた小動物が暴れていた。
ドラ「そういうわけで、そのタケコプターは僕の物なんです」
女の子「そうだったんだぁ。ダメだよポテトっ、人の物をとってきちゃ」
犬「ぴこ〜〜・・・」
女の子「ほら、謝らなくちゃ。ごめんなさいって」
犬「ぴこぴこ〜〜〜・・・」
犬は、頭をうなだれた。
女の子「はい。ご迷惑おかけしました〜っ」
女の子はドラえもんに「タケコプター」を手渡した。
女の子「でも、変なタケトンボだねぇ。スイッチがあるよぉ」
ドラ「えっと、これは・・・」
犬「ぴこぴこぴこっ」
女の子「ふんふん」
犬「ぴこ〜ぴこぴこ!ぴこぴこぴこ!!」
女の子「あははっ。そんなことあるわけないよぉ。」
犬「ぴこぴこ!」
女の子「これで空が飛べたら本物の魔法使いさんだよぉ」
ドラえもんの目の前で、女の子と犬との見事なコミュニケーションが交わされていた。
ドラ「その犬の言っていることがわかるの?」
女の子「うんっ」
ドラ「・・・最近、変なこんにゃくとかゼリーとか食べたりした?」
女の子「ぬぬぬ・・・朝はみそ汁にご飯だったし、昨日の夜はカレー、お昼はソーメン、えっと、朝は・・・ぬぬぬ」
女の子は頭を抱えて考えこんでしまったが、どうやら「ほんやくこんにゃく」などの道具を使っているわけではなさそうだった。
犬も、女の子の真似をして一緒にぴこぴこ唸っていた。
女の子は飼育小屋の当番だったようで、動物たちに餌をやる仕事をしていた。
ドラえもんも手伝った。
女の子「これで・・・よしっとっ。本日の任務は無事に完遂したのでありましたぁ!」
ドラ「ふぅ・・・クタクタ」
女の子「お待たせ、ポテトっ。そろそろ帰ろっ、ポテト」
犬「ぴこっ」
女の子「今日のお昼は何かなぁ」
犬「ぴこぴこ〜」
女の子「本当?それは楽しみだよぉ」
女の子は置いてあったカバンを手に取った。
女の子「それじゃぁ、おっきなダルマさん、手伝ってくれてありがとうございました〜っ!行こっ、ポテ
トっ」
ドラ「!!」
犬「ぴこ〜」
女の子はドラえもんに手を振って走り去っていった。
その手にくっついた大きなバンダナが揺れていた。
犬も、その後ろを追いかけていった。
ドラ「ダルマ・・・」
一人残されたドラえもんは、肩を落として落ち込んだ。
ドラ「やっぱり僕は猫には見えないのかしら・・・」
ドラえもんの頭には、前にスネ夫に「ウスラデブ」呼ばわりされたことまで浮かんでいた。
マッテマシタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
溜まってた分まとめてって感じですな
佳乃キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
つ〜か、ドラは聖に見つかったら解体されちまう予感w
>>545-548 オツカレサマデス。やはり貴方がいないと……
今回はちょっと趣向を変えて
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/dorahato01a.jpg
www.geocities.co.jp/Playtown-Part/6538/dr/dorahato01b.jpg
何だか分からないですか。いえ、何となく思いついたもので……イミフメイネマス。
>>552 かなりワロタ!!!
はじめ1枚目だけ見たときに「?」だったけど、
2枚目見て笑って、1枚目の続きだとわかりさらに笑った。
>545-548
キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
ダルマにワロタw
Airキャラ全部出てくるのかなぁ……ドキドキ
>552
なるほどそう来ましたかw
555 :
黒猫:02/10/27 09:36 ID:sBYdKrij
556 :
黒猫:02/10/27 09:37 ID:sBYdKrij
上げちゃいました(汗
ゴメンなさい〜〜><
>>556 グッジョブ!
葉鍵以外のキャラをいたるリアリティに引きずり込むスレがあったらおもしろそうだな
>>555 悪くはない。悪くはないが・・これは何かのオマージュになっているのか?
>>558 なんの疑問もなく、いたる絵しずかちゃんだと思ってましたが?
560 :
黒猫:02/10/27 17:18 ID:MNU7Vl9Q
>>558 いちおー上がいたる絵しずかちゃんで
下がみつみ絵しずかちゃんだったりします(汗
嗚呼、画力が足りねぇ…(´・ω・`)
イ`!
前向きなヤツは好きだ
hosyu
最近ペースが落ちてるな
飽きてきた?
作者さんにも事情があるわけだ。
オレ達に出来るのは保守ぐらい・・・。
焦らずじっくり、名作を堪能したい。
小説をこのペースで書いてるっつーのはスゲーことだと思う。
じっくりオレらは保守して見守ろうや
絵描いているものですが、飽きてるわけじゃないですよ〜
基本的にSS待ちなので、それまではドラでエロイエロイ言っている部分を323化してみたりとか。
ほら今だって……おとなしずかはみずきち準拠という事でネマス
あ、ちなみに
>>555の方は、323絵はアニメ塗りしたらどうでしょう。
塗りや線に差がないと、見分けがつきにくいですよ〜と、自分に出来ない事をいってみる。
第26回合同らくがきデ〜・・10月26〜27日付近
テーマ「自分流どらえもん」です!
www.kitanet.ne.jp/~otoyabic/enikki/godo.html
ドラ「やれやれ、なんだか大変な目にあったなぁ」
ドラえもんは学校の校門に立っていた。
ドラ「そういえば、ぼくは何しにきたんだっけ・・・?」
ドラえもんは、とられたタケコプターを取り返すので頭がいっぱいになっていたので元々の目的を忘れていた。
ドラ「う〜ん・・・?」
声「かぁ」
ドラ「ん?」
ドラえもんの足下から声が聞こえてきた。
見ると、そこには一匹のカラスがいた。
ドラ「なんだ、カラスか」
カラスは、ドラえもんの足下に近づいてくると様子を窺うようにドラえもんの顔を見上げた。
ドラ「それにしても、ずいぶんと警戒心の薄いカラスだなぁ」
ドラえもんは、カラスを観察しようと顔を寄せた。
その瞬間、
ぶすっ!
ドラ「ぎゃぁぁぁぁぁ!!」
ドラえもんの脳天に、カラスのくちばしが見事に突き刺さっていた。
ドラ「何するんだ〜〜〜!!」
カラス「かぁ」
ドラえもんが泣きながら大声で叫ぶと、カラスは慌てて校舎の方に逃げた。
が、飛び去って、では無く、歩きながらであった。
ドラ「よくもやったなぁ〜〜!!」
あれなら、僕でも追いつける。ドラえもんは走ってカラスを追いかけた。
カラス「かぁ〜」
ドラ「待て〜〜!!」
本日二度目の追いかけっこは、ドラえもんの方が若干有利だった。
飛べない鳥など、どうということは無い。
ドラえもんは、もう少しでカラスに手が届くところまでカラスを追いつめた。
カラス「かぁ」
途端に、カラスが向きを変えた。ドラえもんは、慌ててカラスのいる向きに体を向けた。
カラスを追いかけるために足下しか見ていなかったドラえもんは、そこに立っていた生徒−−−神尾観鈴の姿に気づいていなかった。
声「あっ、ドラえもんさんだっ。には・・・」
ドラ「わぁっ!?」
声「はーーーーーーっ!?」
ドラえもんは観鈴に思いっきりぶつかり、観鈴を吹き飛ばした。
観鈴「が・・・がぉ・・・」
カラス「かぁ」
掃除用具の下敷きになって涙目になっている観鈴を見て、カラスは鳴いた。
レベルが下がってきた
577 :
名無しさんだよもん:02/10/30 18:45 ID:kXDyhfMR
いちおage。落としてはいかん。
レベルが上がってきた
580 :
名無しさんだよもん:02/10/30 22:54 ID:xTDn+QxF
レベルが下がったんじゃなくて飽きてきたんだろ?
582 :
名無しさんだよもん:02/10/31 20:42 ID:+jVaPaPc
age
sage
書き手さん、帰ってきてくれ〜・゚・(ノД`)・゚・
これほど先が気になる話も珍しい。
是非続きを書いてください!
.
>574
素直じゃないね。
続きが読みたくて、作者を発奮させてやろうという必死さが伝わってくるよ。
まぁ、続きが読みたいというのには禿しく同意しとくが。
588 :
名無しさんだよもん:02/11/01 23:25 ID:wk9d0xS3
最近、毎週金曜日になると、読みに来ています。
また、来週きます。
初めてきました。こんな良スレに今まで気づかなかったとは・・・鬱死
SS書きさんも絵描きさんもさいこー!!
だけど絵はひとつデリられてて見れなかった・・・
>>589 おまいはSSとURLしかみとらんのか(゚Д゚)ゴルァ!!
保
592 :
589:02/11/02 19:09 ID:adeN8h9l
じごぐるさんの楽しいレスも見てますがなにか?
593 :
名無しさんだよもん:02/11/03 10:28 ID:E2buZ24I
age
594 :
名無しさんだよもん:02/11/03 12:29 ID:GnBHKYxY
こんなすげぇスレ二日ぶりだ。「星の記憶の伝承者さん」最高!!
作者さん、無理はするな。
俺達に出来ることは、いつか貴方が再び来る日まで、このスレを護ることだけだ。
>>595 禿同。元の原作も壮大なスケールの話だし腰を据えてじっくりと
やってホスィ。それこそ1年くらいかけてw
作者さん、ガンガレ!age。
597 :
名無しさんだよもん:02/11/03 19:24 ID:FsUOZVrB
作者さん。あせらずゆったりとやってください。
なんなら同時並行で「のび太と葉鍵の国」
>>108-110 をリレー形式でやっていくとか・・・
収拾がつかなくなりそうだな(w
599 :
名無しさんだよもん:02/11/04 17:53 ID:fixBkshK
>598
「のび太と葉鍵の国」のリレー小説キボンヌ。
というか同じぐらい読んでみたい。
ミ ゚Д゚彡y━~~
一応今ドラ+kanonで小説考えてるんだけど、なかなかまとまらない。
つーか、誰メインでいけばいいのかで激しく検討中。
オールキャストにすると死ぬような文章量になるので、
なるべくキャラ絞っていく方向にしたいんだけど。
個人的には舞か栞でいきたいところなんですが、
この板の方々は誰メインでいった方がいいと思いますか?
皆さんの意見を検討し、方向がまとまり次第、予告編をうpします。
といいつつもヘタレなので、神である「星の記憶の伝承者」がある今、
このスレ汚しになりかねないんですが・・・。
>>601 作品を書かなければ、職人でも神でもない。
だがヘタなものを書くくらいなら、保守でもした方がまし。
少なくとも、書く前から下手に出るような書き手を俺は信用しない。
読者に伺いをたてる職人(?)なんて始めてみた。だめぽ
<`ш´ > オレニマカセロ
まあそんなに叩くなや
とはいえ作品を書かないと何も言えないから
>601はとりあえず自分の好きな様に書いてみて小説うぷしる!
「ぼくは『Kanon』に入りたい!」
「わたしは『Air』がいいわ」
「『WHITEALBUM』に決まってんだろ!」
「なに言ってんだい『ToHeart』からに決まってるじゃないか」
一台しかないPCを前に、今にも取っ組み合いを始めそうな四人。
ドラえもんが慌てて仲裁に入ることで、その場は何とか収まった。
「まったくもう……『ゲーム入り込み靴』はたくさんあるんだから、喧嘩することないのに」
その言葉の通り、床には二十足を超える靴が転がっている。
「でもよードラえもん、俺は一刻も早く歌を英二さんに聴いてもらいてえんだ」
「ぼくだって!」
「わたしだって!」
「なにおう!」
ほんの少しもしないうちに、再び舌戦が巻き起こる。
いい加減堪忍袋の緒が切れそうになったドラえもんが、臍を曲げて靴をしまおうかと思った瞬間。
「ああっ!!」
そのとき、のび太が素っ頓狂な声を上げたことで、全員の動きがぴたりと停止する。
「なんだのび太、なんかあったのか?」
「うん! この方法ならきっとみんなお目当てのキャラに会うことが出来ると思うよ!」
無意味なほどに自信に満ち溢れたのび太の手が、スネ夫自慢のPCに伸びる。
フォルダ「PCゲーム」。
フォルダ「Key」。
「おうのび太『WHITEALBUM』はそこじゃねえぞ」
「大丈夫、大丈夫」
ショートカット「Kanon」。
ダブルクリック。
フルスクリーンで画面に映るロゴ。
「てめえのび太! 自分がやりたいゲームを起動しやがったな!」
「そんな! のび太さん酷い!」
「まあまあ、これからこれから」
ウインドウの最小化。
ショートカット「Air」。
ダブルクリック。
最小化。
戻る。
フォルダ「Leaf」。
ショートカット「ホワイトアルバム」。
ダブルクリック。
最小化。
ショートカット「ToHeart」。
ダブルクリック。
最小化。
「どう? この状態でゲームに入れば、みんなお目当てのゲームにいけるでしょ!」
「どうなんだ、ドラえもん?」
のび太の言葉に半信半疑のジャイアン他二名。
「うーむむむ……」
腕を組んで悩むドラえもん。
その状態で、こくり、と頷く。
「のび太くんの言うとおり……いける、と思う」
「本当? のび太さんステキ!」
「おお、心の友よ!」
「よし! そういうことなら……のび太退け退け」
スネ夫がのび太を押しのけてマウスを握る。
慣れた手さばきで、カチカチとゲームを起動してゆく。
雫。
こみっくパーティー。
まじかるアンティーク。
誰彼。
ナイトライター。
フィルスノーン。
うたわれるもの。
「あ、痕リニューアルは、CD入れないと起動しないんだっけ」
「旧版でいいよ、旧版」
痕(旧版)。
「スネ夫さん、まだ終わらないの?」
「まあまあ、折角だからとことん混ぜちゃおう」
フォルダ「Tactics」。
Moon.。
ONE。
「これでよし、と」
「しかしスネ夫、お前のパソコンこれだけ起動して大丈夫なのか?」
「そのへんの屑PCと一緒にしないでよ、余裕余裕!」
得意げに胸を張るスネ夫と、早速靴を履き始めているのび太たち。
程なく、ゲームの中に入る準備が完了する。
準備といっても、『ゲーム入り込み靴』を履くだけではあるが。
「ドラえもん! 準備できたよ! それで、どうすればいいの?」
だが、肝心のドラえもんはさっきからずっと腕を組んだまま考え込んでいた。
ゆさゆさとのび太が頭をゆすると、ようやく準備が出来たことに気がつく。
「ああ、うん。靴を履いたままでスクリーンに触ればいいんだよ。
前に鏡の世界に入ったときみたいに、この家のこのスクリーンが出入り口になるから」
「ゲームの世界にもスネ夫の家があるの?」
「簡単に言うとそういうことだね」
「それじゃ、善は急げだ!」
言うが早いか、スクリーンに飛び込んで行くジャイアン。
スネ夫が、しずかちゃんがその後に続いて行く。
「普通、二つも三つもゲームを起動してからゲームに入ろうなんて考えないよ。
のび太くんならではの、無知というか、無謀というか……ぶつぶつ」
「何いってるんだい、早くいこうよドラえもん!」
ずるずる、とドラえもんを引っ張って行くのび太。
のび太が勢い良くスクリーンに飛び込むのと、ドラえもんがそれに気づくのは同時だった。
ごちーん!
「のび太くん……ボクはまだ靴履いてないんだよ……」
頭の上で飛び回る星に目を回しつつ、くるくるばたんと倒れるドラえもんであった。
あゆに似てる口調だ
つーかこいつら、すでに葉鍵を制覇済みですか?
・・・やな消防だ。
とりあえず微妙に口調とか文の書き方に若干違和感を感じるけど、内容は(・∀・)イイ!!
あと、あんまり文詰めすぎると読みにくいからところどころ1行開けたほうがいいと思う。
続きがんばって。
しかし、そんなに混ぜて収拾はつくのかい?
まぁ基本的に別進行なんじゃないの?
のび太→Kanon
しずか→AIR
ジャイアン→WHITEALBUM
スネ夫→ToHeart
みたいな。んでドラえもんはみんなに絡む。
最終的にはみんな一緒になるとは思うけど。
先読みスマソ。
ジャイアンの「俺は一刻も早く歌を英二さんに聴いてもらいてえんだ」にワラタよ
英二さんも災難だなw
ToHeartやONEもCD入れないと起動しなかったと思うが。
しかししずか単体でAIRはなかなかヘビーだな・・・
星の伝承者とも微妙にかぶるし。
で、これはリレーなのか?
age-
620 :
名無しさんだよもん:02/11/06 09:53 ID:1+AJOeMY
元ネタはドラビアンナイトだよな。
ストーリーもドラビアンナイトに沿っていくといいと思う。
誰か一人がハプニングでゲームの中に取り残されて実はそのゲームだけは
実在の出来事だったという設定で・・・。
でもドラビアンに合わせてそうするとしずかがAIRに取り残されて
星の伝承者とカブってしまうという罠。
>>616 吸い出して仮想ドライブ化して認識させれば無問題。
で、本当にリレーでやっていいのか?
続きは考えてないけど、導入部を考えてしまったんだが・・・
624 :
名無しさんだよもん:02/11/07 01:37 ID:mveaJ8/y
どうも
「のび太と星の記憶の伝承者」
きのう一気に読ませていただきましたがすげーいいです
最近AIR全クリしたばかりでまだあのときの余韻が残っているので
すごくすごく楽しみです
いい文章書いてるなうらやましーーーーー
でもこのまま話が進んでしまうと観鈴が衰弱していく様をのび太がどう向き合うのか
たぶん一番の見せ場になるのでしょうな
ちと勝手に予想して申し訳ないんですが
たぶんドラえもんのもつ22世紀の超科学の力でも観鈴ちんを救えないと・・・・
あと他のドラキャラがAIRのキャラと接触はありうるか
個人的には美凪サイドにジャイアン出してみちるとやりあってほしいのですが
みちるに美凪いじめる悪い奴に勘違いされ先制攻撃 その後友情をかわす
お約束まんがな もちろんふたりに「お米券進呈」わすれちゃいけないお約束
いや希望です希望 そのほうが面白いかなと思っただけ
スネちゃまとしずしずは予想つきません・・・・・・すまそ
あと霧島姉妹がどこでもドアののび太の世界でひと悶着てのもあったらいいかなと
これも希望 すまん希望ばっかりで 「星の記憶の伝承者」さま
(´Д`;)?
ワロタw
>>624 あんま希望ばっかいうなや、自由に書けなくなるかもしれんだろが。
そんなにその話が読みたいなら自分で書けばいーわけだし。
628 :
624:02/11/07 02:13 ID:mveaJ8/y
一応「希望」ってことで勘弁してつかーさい
まあ無茶な「希望」ばかいうのも大人げない
そこは反省しよる
まあわらばいが書いてもええ
ただ「星の記憶の伝承者」さんの続きになる
それはある意味「希望」を出すより失礼とおもうが どよみなの衆
うむわらばいが別のを書けばええのかもしれんがな
629 :
624:02/11/07 02:18 ID:mveaJ8/y
あと
>>あんま希望ばっかいうなや、自由に書けなくなるかもしれんだろが。
あくまでもわらばいはその「希望」を強制する意思がまったくないということだけは
つたえとくど
作者がわらばいの案をどう受け止めてもらっても一向にかまわん
無視してくれても希望どうりにしてくれてもなおかまわん
ここまで「2ch素人です、というか21歳未満です」ってオーラ全開の、フレッシュ極まりない書き込みは久しぶりな気がする(w
631 :
624:02/11/07 02:25 ID:mveaJ8/y
やれやれ・・・・・
どこの板に逝こうが所詮は2ch
普通の外がここの常識か・・・・・・・・
こんな良スレがあったとは・・・これだから葉鍵板通いはやめられんな〜。
今後に期待保守。
>>631 郷入っては郷に従え。
21歳以上の大人ならこの意味、解るよな?
>631
本当に職人さんの作品の続きが読みたいんだったら、
まずageるな。
そして静かに待て。
/:;:;:;:;:;:r=;;:'''''':::::l:;:;:;:;i;l:i ヽ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\
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l:;:;i::..... .;'' '::::::;;i;.. ..:;;i:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i
i:;:;:;ト;;;;;;;;.......'ヾ ::.::;iii;;ノ: :.. ..;;,.イ:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
. \;l';;;`':::;' ,,、`,,' '::::;;,,,,;;;::'''::::i:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
l:. ヽ.'',,,,::;;;v;;;;;:.... '''' :::l:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;i
ヽ:. .... ヾ;i;f",,i",_i.j;;;''"".. ,,:::/:;:;:;:;:;:;:;:ノi:ノ
ヽ;::: ヾ';;;;;;;;;;;::''' ...::'':: ,,:::::ノ:;:;:;:;:;:/ '
,,ヽ;. ..:::" ''''::/l::;:;:;:/
._./''';;iiヾ;;,,, _,.‐'' .K'"
ノ (l ~`''‐、:;.,_,_,..-‐''´ i iヽ
>>633 >郷入っては郷に従え
好きだなーその言葉。
最近どこに行っても自分の常識が通用すると勘違いしてる624みたいな香具師多いからなー。
とりあえずリレー執筆中・・・
637 :
名無しさんだよもん:02/11/07 17:50 ID:Vw4cALPo
素晴らしいスレを発見した。
保守だな。
>>636 だが、固定観念にとらわれてるという意味ではどちらも同じかもしれない。
と言ってもモラルハザードが良いと勘違いされても困る。
重要なのはそのカルチャーを真に理解する事。
というかsage進行なんて本当は迷信だよ。
実際はageの事実ではなくて、その内容に問題があることが多い。
本人だけじゃなくて、周りがそういう場合もある。
そんなの関係なく単にageるなと言うだけでは、言い伝えを守れ祟りが来るぞ。
と言ってるのと変わらない。
そんな様子を見ていたら、それに乗じていたずらしようという不心得者が
でてこないとも限らないだろう。
まあ、ボクはのび太はそんなことする子じゃないと信じているけどね。
ボクたちの子だ、そういう事はちゃんとわかってると思うから
その点の心配は無用さ。
そっと見守ってやろうじゃないか、ママ。
______
ヾ/::::::::::::::::::::::::::ヾヽ
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|:::::::/ .iノ
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ああーーーーー!!ああーーーーーーーっ!!もうイってしまった!!!
溜まっていたのか!? それとも単に早漏なのか!!??キャンタマの中で熟成された、遺伝子のブランデーが今!
大きな放物線を描いて、大量に放出されております!!!しかしなんという量でありましょうか!
お前は、お前はザーメンの間欠泉なのかーーーー!!!
____
./, - 、, - 、  ̄ ヽ
./-┤ 。|。 |――-、 ヽ
| ヽ`- ○- ´ / ヽ |
| - | ― | |
| ´ | `ヽ . | |ヽ
∩ 人`、 _ | _.- ´ | .| \
| ⌒ヽ / \  ̄ ̄ ̄ ノノ \
| |´ | ̄―--―― ´ヽ _ /⌒\
\_ _/-―――.| ( T ) `l Τ( )
 ̄ |  ̄ } | \_/
| 、--―  ̄| / |
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〉―----― ´ |ー○
_|__ ,-――-、 |
(  ̄) ,`――― 、
` ―――´ (_____)
のび「えー!keyの立食パーティー?!」
いつもの空き地でなにやらまたスネ夫が自慢話をしています。
スネ「ボクのパパが麻枝さんと知り合いでね。
CLANNADの発売記念パーティーにお呼ばれしたってわけ。
CLANNADのスタッフだけじゃなくてKanonやAIRに関わった人も来るすごいパーティーなんだ」
ジャイ「ほんとうか?それじゃ声優やアニメ版スタッフも来るのか?」
しず「久弥さんも来るのかしら?」
スネ「多分みんなくるんじゃないかな。
それで友達も誘っておいでって言われたんだけど・・・」
しず「本当に?じゃあ私も行っていいの?」
ジャイ「おう、スネ夫、オレもつれてってくれよな」
のび「ぼくも行きたい!」
しかし、いつものごとくのび太に返ってきたのは冷たい言葉でした。
スネ「残念だけどぼくの他に二人しか連れて行けないんだ。
だからのび太はまた今度な」
ジャイ「残念だったな、のび太」
しず「ごめんなさい、のび太さん」
のび「え〜、そんな〜。僕も連れてってよぉ」
スネ「まぁ可哀想だからのび太の好きなあゆちゃんの声優のサインでももらってきてやるよ」
ジャイ「楽しみにしてろよ、のび太」
のび「ふん、なんだいスネ夫の意地悪!
そんなサインなんかいるもんか!!」
スネ「おろろ、いらないの?のび太あゆちゃん大好きなのに」
のび「ぼくなんか・・・ぼくなんかそんな声優のサインじゃなくて、本物の月宮あゆのサインもらってくるから!」
みんな一斉に黙り込んでしまいました。
そして、
スネ「・・・ぷっ、くくくく・・・」
ジャイ「わははは!馬鹿で〜、のび太!
本物の月宮あゆに会えるわけねーじゃん!!」
スネ「まぁまぁジャイアン、のび太は本当に月宮あゆがいると思ってるんだからしょうがないよ」
のび「会えるもん! ドラえもんに頼めばきっと月宮あゆに会う事だってできるんだから!!」
のび太は泣きながら走って帰りました。
ジャイ「今頃のび太のやつドラえもんに
『ドラえも〜ん、月宮あゆ出して〜』とか言ってるんだぜ」
スネ「まったくおめでたいね〜のび太は」
のび「ドラえも〜ん、月宮あゆ出して〜」
泣きながら帰ってきたのび太はジャイアンの予想通りのセリフを言っていました。
ドラ「なんだい、いきなり。いったいどうしたっていうんだい?」
のび「スネ夫のやつが〜・・・」
のび太は事のなりゆきをドラえもんに説明しました。
ドラ「スネ夫のやつ、またそうやってのび太君を仲間外れにして。
よ〜し、のび太君Kanonの入ってるパソコンを出して」
のび「え?なんで?」
ドラ「それで本物の月宮あゆに会わせてあげる」
のび「ほんとう?ちょ、ちょっと待ってて。
・・・・・・・・あ」
ここでのび太は一つ大切な事を忘れていました。
のび「う、うわぁ〜ん」
ドラ「ど、どうしたんだい?のび太君?」
のび「ぼくのパソコン、勉強しないからってママが捨てちゃったんだ〜」
ドラ「えぇ〜!それじゃどうしようもないね。残念だけどあきらめな」
のび「そんなぁ〜。なんとかしてよ、ドラえも〜ん」
ドラ「パソコンが無いんじゃどうにもできないよ。
素直に堀江由衣のサインもらっておきな」
のび「う〜」
どうしても納得のいかないのび太は一人でうんうん唸ってました。
のび太にしては珍しく、数分も経たないうちにのび太に名案が浮かびました。
のび「そうだ!ドラえもん。ぼくのKanonはスネ夫からもらったやつだから、スネ夫のパソコンでやれば・・・」
ドラ「う〜ん、たしかにそれはできるけど、のび太君をバカにしたスネ夫に頼むの?」
のび「そんなことはもういいんだよ!今はあゆちゃんに会うことのほうが大切なんだから!」
ドラ「はいはい。やれやれ、のび太君は調子がいいなぁ」
のび「ほら、ドラえもん。まだみんな空き地にいるはずだよ。早く行こうよ」
二人は空き地に向かいました。
ドラえもんは半分のび太に引っ張られていくような感じでしたが。
のび「あ、やっぱりまだみんないるよ」
ドラ「わかったから、そんなに手を引っ張るなよ。
そんなに急がなくてもあゆちゃんは逃げないんだから」
のび「お〜い、スネ夫〜」
ジャイ「お、のび太。どうだった月宮あゆは出してもらえたのか?」
しず「たけしさん。あんまりいじめちゃ可哀想よ」
のび「これから会いに行くんだよ!スネ夫、パソコン貸して!」
スネ「いいけど、これから会いに行くってどういう事だよ?
ちゃんと説明しないと貸してやらないぞ」
のび「とにかくKanonが入ってるパソコンがあればあゆちゃんに会えるんだよ!」
ドラ「と、とりあえずスネ夫君の家に行ってから説明するね」
のび太が月宮あゆに会えることで興奮してるので、みんなでスネ夫の家に行くことにしました。
スネ「とりあえずパソコンの準備はできたけど」
ジャイ「ドラえもん、そろそろ詳しく教えてくれよ」
のび「早くぅ、ドラえもん」
ドラ「わかってるからそう急かさないでよ。えっと・・・」
チャラララン
ドラ『ゲーム入りこみ靴〜』
のび「なーにーそれ?」
ドラ「この靴を履けばどんなゲームの中にでも入り込めるんだよ」
ジャイ「どんなゲームの中にも?!」
のび「じゃ、じゃあ、その『ゲーム入りこみ靴』さえあれば!」
スネ「ぼくの最新のマシンにインストールしてあるゲーム世界に入り込めるって!?」
しず「国崎さんに会えるのかしら……」
ドラ「じゃあ、まずKanonを起動させて」
ジャイ「待った!先ず俺に『WHITEALBUM』に入らせろ」
しず「私も『AIR』に入りたいわ」
スネ「なに言ってんだい、ぼくのパソコンだぞ。ぼくが最初に『ToHeart』に入る」
のび「ちょっと待ってよ。ぼくが最初に『Kanon』に入るって道具を出してもらったんだよ」
>>606に続くという形で。
乱文スマソ。酷評キボンヌ。
>>646 ご謙遜。まさに大長編の始まり。上質。
つっこむとすれば地の文は「ですます」体よりは「だ」体の方が
いいかも。星の伝承者も
>>606もそうだし。
これからも期待してます
ありがとうございます。
正直初SSなのにこんな大作に手を出していいものかどうかと思いつつ書いてしまいました。
「ですます」体は変かなとも思ったんですけど「だ」体でうまく書けなかったものですから。
今後も精進します。
>しず「国崎さんに会えるのかしら……」
しずかちゃん最高(違
地の文はドラミちゃんのナレーション形式なのかな?
のび太の回想風に1人称の方がノリが良くなるかも?
と思ったんだけど、先が判らないとなんとも言えないな。
実際アニメだとナレーションってないから特に誰とか意識しませんでした。
小説って難しい・・・
こんな良スレがあったのか…夢中で読んだよ。
思わず俺も書いてしまった。気づいたら朝だった。バカだ。
SSは初めて書くんだけど、お目汚しです、ゴメンナサイ。
夢。
夢を見ていた。
自分が夢を見ることのできる存在だと知ったのは、自分を取り巻く空間が夢であると知覚できるようになったその瞬間からだった。
つまり自我と知性を手に入れたのと自己の存在を確立したのが全く同時だった。
いわゆる、天才と呼ばれる存在であるのだろうか、私は。
発露の私に、まず浮かび上がってきた思考は思い上がりとも取れるものだった。
……違う。
私は知っていた。
夢や天才などという言葉と、それに準ずる概念。そして、そのことが意味する真実。
私は、夢や天才というものも含めて人間というものを知っていて、私の存在は明らかにその存在を上から見下ろしていた。
私は自分が人間と呼ばれる存在ではないことを、まず認識することにした。
そして自我と私の中のすべての知識がどこから発生したのかを思い出すことにした。
やがて気が付く。それは芽生えたものでも新たに学習したものでもなかった。
あらかじめ、与えられていたのだ。
それが何を意味するのか、私には到底理解できなかった。推測することさえ今は無意味に感じられた。
四肢を伸ばしてみる。
不思議な感覚だった。空気を切る感覚も、弾力も、何も感じられない。
自分の存在する位置を空虚な点と、その周囲の空間として、ただ認識するだけの、そういう場所だった。
有るべき主体が無く、見るべき全体も無い。
空虚の存在を中心とした空間は、どこまで求めても透明のまま、そこにはただ一点の黒い中心点だけがあった。
そして私は自分がその中心点になりきれず、その近くをゆらゆらと漂う虚無なものであると解っていた。
点を見つめる存在が、冷静な自分自身であるということを知っていた。
私は「永遠」と呼ばれるその場所で、独り途方に暮れる。
やがて、私は今しばらくこの夢を見ていようと心に決め、再び意識を閉ざすことにした。
キーンコーンカーンコーン……。
ある夏の昼下がり、どこか弛緩した空気の中に伸びきった弦をかき鳴らすような焦点の合っていない鐘の音が気だるそうに鳴り響いた。
「えー……と、いうわけで、あしたからの夏休み。みんな健康には充分に気をつけて。宿題もまじめにやるように。とくに野比。君は忘れっぽいからな。おかあさんに監督を頼んでもらって、きちんと終わらせてくるんだぞ」
鐘の音の余韻を残す教室内に爆笑が湧きおこる。野比とよばれた少年は大勢のクラスメイトの前で教師に注意されたことで顔を真っ赤にして机に突っ伏すように俯いてしまった。何より母のことを話に出されたのが恥ずかしかった。
「骨川、剛田も。人のことを笑う前に自分のことを振り返りなさい。いいね」
喧騒の中、少年を名指しで揶揄した声の持ち主たちに対して戒めるように教壇の上の教師が発言する。
骨川、剛田と呼ばれたその少年たちは、渋い顔をして気の無い返事をしてみせた。
そんなやり取りの中、教室内はさらに緩やかな春の昼下がりを思い起こさせるような空気になり、明日からの夏休みに想いを馳せる子供たちを鎮めることは無理と判断したのか、一人で話を続けていた教師はやがてどこか諦めるように解散を告げた。
「あー、いよいよ夏休みだなあ。俺は海いったり山いったり……とにかく目一杯遊んでやるんだ!」
けたたましく響く蝉時雨と陽の光に当てられたアスファルトの臭いに眩暈を起こしそうな帰途の道で、先ほど名前を呼ばれた三人の少年達と一人の少女が、それぞれの明日からの夏休みへの心意気や目的、決められた予定などを話し合っている。
「羨ましいわ、たけしさん。わたしは塾とピアノとバイオリンのおけいこで……あんまり遊べないかもしれないの。でも、おばあちゃんの家には行くつもりよ。スネ夫さんは? やっぱりハワイの別荘に?」
「いやー、ハワイもいいんだけどねえ……明日はドラモンファンタジー7の発売日だからねえ。とりあえず、それを終わらせてから行こうと思ってるんだ。やっぱりやるからには一番にクリアしたいからね。 ハ、ハ、ハ」
「おお、スネ夫、ドラファン7買うのかよ! な、な、俺と一緒にクリアしようぜ!?迷宮の謎はすべて、俺様が解き明かしてやるから! な? な?」
剛田と呼ばれた少年は骨川と呼ばれた少年の肩を馴れ馴れしそうに抱いて耳元でそう言った。
「ええー!?」
骨川少年がそれに対し露骨に嫌な顔をして見せる。普段はなるべく負の表情を隠すようにして狡猾そうな笑いを浮かべている骨川少年も、夏休みと新作ゲームソフトの発売を前日にして発揚し、どこか素直になっていた。
「ぼくも! ぼくも!」
それに呼応して今まで静かに話を聴いていただけの、野比と呼ばれた少年が諸手をあげて同意を求める。
「のび太はだめ。のび太がいると逆に謎がこんがらがっちゃってわけわかんなくなる」
「そうだ、そうだ。いっつも0点しか取れないのび太に解けるわけないだろ!」
失笑が起こる。かちん、ときたのか、反射的にのび太と呼ばれた少年は握り締めた拳を胸に当て、演説でもするかのように集団の正面に立ち、叫ぶように反論してみせた。
「なんだよ! そんなテレビゲームの中の冒険なんて……つっまんないの!」
……ああ、またぼくの悪い癖がでた。
心の中ではそう呟きながら、もう無意識に彼は言葉を紡いでいた。
「ぼくは…ぼくは、本当に本当の大冒険にでかけてみせるぞ!」
いっつもこうなんだ……できもしないことを。
「命がけの戦い…迷宮の奥に眠る財宝…誰も解き明かしたことの無い謎を」
ペラペラペラペラと……どうせ、あいつに頼るんだ、ぼくは。
「この僕が、解いてみせる!!」
そう言い切った彼は、興奮とまだ見ぬ未開の地への憧憬と陶酔で顔を紅潮させ、肩で息をしながら全員の反応を待っていた。胸の動悸が速い。
「……のび太ちゃん、本当に本当の迷宮や神秘なんてこの世界にあると思ってんの? 幼稚だなあ、のび太ちゃんは」
しかし、のび太少年のそんな決意は一笑に付されてしまった。
「つーか」
「おまえが命がけの戦いを?」
「ゲラゲラゲラ」
「怪物に」
「出会ったら」
「真っ先に」
「逃げ出すくせに」
「ゲラゲラゲラゲラゲラ」
少女を巻き込んで起こった笑いの渦は、心の中の右手を振り上げたままののび太少年をあっさりと飲み込み、失意と悔恨の底へと引き込んでしまった。
「キ、キィ、クーーーーーーーーッ!!」
形容しがたい嗚咽を漏らしながら、のび太少年は女の子に涙を見せまいと、下を向いて今だ爆笑を続ける集団の中から逃げるように走り去っていった。
やがて彼は、たどり着いた自宅の扉を開けるなり、ただいまも言わず、二階へめがけて思いきり、その名を、呼んだ。
「ド ラ え も 〜 ん ! !」
乱文ゴメンナサイ。
勢いで書いたんで、誤字脱字やRRは許してください。
どこが葉鍵なんだ、というのも勘弁してくれ。
たぶんこれから出てきたんだろう。うん。しつこくてすまん。
>>659 「のび太と葉鍵の国」はリレー小説としてすでに書かれはじめている作品だから、
全然違う話を書くんだったら別のタイトルにした方がいいと思われ。
正直、ONE編始まったのかと思った。
とりあえず、
>>660に禿同と。
ここに書けば何でも誉めてもらえると思ったら大間違いだ。
今
>>662がいいこと言った。
と思うが、あんまり辛口だと若い芽が育たないと思いつつも、
結局「星の記憶の伝承者」さえあればいいと思いながら、
「葉鍵の国」がリレーでどんだけ発展するか期待している。
そして実は俺はプロローグを書いていたりする。
売名ばっかりウゼェな
ドラ大長編×葉鍵のクロスSSの醍醐味は
1.ドラキャラと葉鍵キャラの出会いの妙
2.ドラの道具を見たときの葉鍵キャラの反応、道具の面白い使われ方
3.必然的に発生する葉鍵クロス展開
4.ドラ大長編の持つ壮大な伏線、SFスピリット
5.燃えと萌え
かと思ってみたり
リレー小説ではここらへんに期待しとります。
星の記憶も葉鍵の国も進展をお待ちします。
あげ
―――――――突然の、告白。
「未来に帰るって、どういうことだよ!?」
”ボクのこと、忘れてください....”
”ボクなんて、はじめからいなかったんです....”
別れ―――――――
「まってよ、いっちゃだめだ!」
―――――――少年は、大人になる。
”ごーる・・・っ”
”ずっと探していた場所、ずっと、幸せな場所”
「まだだよ!まだ、僕一人じゃ喧嘩も勝てないよ、置いてかんといてや!!」
”未来に、そしてこの星の大地へ・・・”
そして、歳月は流れる―――――――
「ドラえもん、君がいなくなってから随分と部屋が広く感じるよ」
ドラえもんが最後に残したもの―――――――
”オッス、俺ドラえもん。泣き虫のび太、俺がいなくなって、本当に困ったらこれを使うんだぞ”
―――――――それは、”USO800”
「ドラえもん・・・ドラえもんには、もう遭えないんだね・・・
・・・この角を曲がって、1歩、2歩、3歩・・・」
『よっ、のび太君宿題はやったか』
「うん、ドラえもんが言うとおり、やったよ」
『お母さんの言うこと、聞いてるか』
「うん・・・・ドラえもん?」
『ただいま』
「ドラーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!」
KEY最新作『さようならドラえもん』
Windows98以降対応 定価8800円
670 :
名無しさんだよもん:02/11/10 14:55 ID:61aXDvZx
671 :
670:02/11/10 14:56 ID:61aXDvZx
sage忘れていたよ・・・・
スマソ
672 :
:02/11/10 15:11 ID:7RpwKzq7
>「ドラえもん・・・ドラえもんには、もう遭えないんだね・・・
> ・・・この角を曲がって、1歩、2歩、3歩・・・」
ここのモトネタ何だっけ?
age
>>673 ONEのドラマCDだと思うけど本編には無かったっけ?
目の錯覚か・・・?
スレ一覧が何か変なことに…。
A
age
葉鍵の国のシナリオはポンポン出てきて、
自分の中ではもうエンディング向かえているのだが、
それをSSにする技術が無い。
どうすればいいんだ。シナリオ討論の裏スレでも立てるか?
>>679 1)あきらめる
2)努力する
好きな方を選べ。
自分のプロットを他人に文章化してもらおうなんて甘いことは考えないことだね。
3)他スレを立ち上げる
意外にいけるかも
>679
ん…プロットの文章化ですか?
出来なくもないです。
最近忙しいので滞りがちになるかもしれないけど…それでも(・∀・)イイ?
それでも(・∀・)イイ!!んじゃない?
どっちみち、ちょっとこのスレ停滞気味だし。
でもそれを立てるとリレー的面白さがなくなってしまいそう。
自由に書きたい人が書けなくなるし。
星の記憶の職人さんをマターリ待ってみる
マターリ
ほし
の
せんいち
689 :
名無しさんだよもん:02/11/15 00:07 ID:NxlgfcUA
エスパー魔美と琴音ってどっちが強いんだろう?
二人ともFARGOに行ったら組織乗っ取れそう。
hosyu
補修
ONEキャラがドラえもんの秘密道具を使うとどうなるかを
書いたSSがあります。すでに知っている方もいるかと思いますが。
中には「独裁スイッチ」もありますた。
リンク書き忘れた。
homepage1.nifty.
com/O-TRAP/ss.htm
URLをそのまま書いたらエラーが出るのでこんな書き方になりました。
ご容赦ください。
>>693 面白(・∀・)イイ!
だけど日付は昔だから、続きは無いのですか……残念。
696 :
名無しさんだよもん:02/11/17 00:29 ID:gf4iAMR0
age
697 :
名無しさんだよもん:02/11/17 00:30 ID:gf4iAMR0
佐倉魔美は実は凄まじいスーパー・エスパーですよ。
なにせテレパス、テレポートからサイコキネシスまで使える。
しかもかなりの能力。
たいていの超能力者ってのは、琴音ちゃんみたく単一能力なのが常識。
マンガだと佐倉魔美以外に白井甘子だの超人ロックだの無体なの多いけど。
699 :
名無しさんだよもん:02/11/17 12:52 ID:vd+nTTHu
>>698 実写版魔美ちゃんは月を動かしてました。(怖)
エスパー魔美の最終回は、テレポートに失敗して石の中だったはず。
-いしのなかにいる-
702 :
名無しさんだよもん:02/11/17 20:22 ID:5rTUgrPi
>>700 嘘書くな。
アニメではフランスまでテレポートしてた。
このスレに影響されて大長編ドラえもんまとめてレンタルしてきちまったよ。
やっぱ鉄人兵団までは名作だなー。
個人的には日本誕生からいきなり糞になったように記憶しているんだが。
>>703 漏れもまとめてエムエークスしたら煽られ放題。
逝ってくる。
「のび太と星の記憶の継承者」を読ませてもらいました。
いいですね〜。
久しぶりにドラえもんを読みたくなってしまいました。
のび太にとっては観鈴も年上の女性であり、ドギマギしている様子なんか
好きです。
続き是非とも頑張ってください。
葉鍵の国のリレー小説を書きたいのだが、漏れはバ鍵っ子。
葉の世界を一つも知らんから迂闊に書けない。
と思ってる奴、他にもいるだろ?
もう2週間ぐらいになるのか
709 :
名無しさんだよもん:02/11/18 19:18 ID:6c0D0pt7
『ドラえもん のび太と星の記憶の伝承者』
同時上映
『ドラミちゃん ロボット初恋物語』
のび太の通う学校。チャイムが鳴り、放課後であることを伝えている。
のび太「し〜ずかちゃん! 今日一緒にあそばな〜い?」
しずか「ごめんなさい、のび太さん。今日は出来杉さんと一緒にお勉強を
することになってるの」
のび太「ええ〜、そんな〜」
出来杉が会話に入ってくる。
出来杉「よかったらのび太くんも一緒に来ないかい?」
のび太「・・・う、うん」
下校中。しずかと出来杉が楽しそうに話している後ろから、
一人つまらなそうについていくのび太。
しずか「すごいのね、出来杉さんて」
出来杉「いやぁ、そんなことないよ。のび太くんはアイザック・アシモフの
『我はロボット』のロボット三原則をどう思うかな?」
のび太「なにそれ? 何の漫画?」
きょとんとするのび太。急に笑い出すしずかと出来杉。
しずか「いやねぇ、のび太さんたら」
出来杉「のび太くんは冗談が上手だね」
のび太、顔を真っ赤にして怒り出す。
のび太「う〜・・・ふんだ!」
のび太、走り去ってしまう。
しずか「あっ、のび太さん!」
出来杉「のび太くん! ・・・どうしだんろう?」
しずか「さあ・・・」
首をかしげるしずかと出来杉。
のび太の部屋。駆け込んできたのび太がドラえもんに泣きつく。
ドラえもん「で、しずかちゃんと出来杉くんが仲良くしているのが、
悔しいから二人の仲を引き裂くような道具を出して欲しいのかい?」
のび太「そうだよ、ドラえもん。しずかちゃんは将来僕のお嫁さんに
なるはずなのに出来杉とばっかり仲良くしてさ。ね、だから道具出して〜」
ドラえもん「この卑怯者! 自分でなにもしてないくせに、友達を
妬んで道具で二人の仲を引き裂こうなんて、何を考えているんだ!」
のび太「なんだよ、怒鳴ることないじゃないか!」
ドラえもん「道具で人の心を操って自分の気持ちを押し付けるなんて
最低だ! 人が人を想う気持ちをなんだと思っているんだ!
そんな考えじゃ、本当にしずかちゃんに愛想をつかされちゃうぞ!」
のび太「なんだい、なんだい! 奇麗事ばっかり並べてさ!
仲良くしている二人を見るたびに僕がどんな気持ちになるかなんて、
心を持ってないロボットのドラえもんにはわかるもんか!」
ドラえもん「何を言うんだ! ロボットにだって心はあるんだ! のび太くんの嫉妬がどんなに醜いかってこともね!」
のび太「何を!」
ドラえもん「なんだよ!」
にらみ合う二人。
二人「ふんだっ!」
のび太「ドラえもんに相談したのが間違いだったよ! 所詮、ロボットが
心なんて持ってるはずないんだ! あるのは冷たいコンピューターの
計算だけさ」
ドラえもん「のび太くんがそんなヤツだとは思わなかったよ。ロボットに
だって、立派な心があって嬉しいことも哀しいこともあるんだ。
僕はもう未来に帰られせてもらうよ! こんなロボットをただの機械と
しか思えないような心の冷たい人間に使われるなんて真っ平だ!」
のび太「勝手にすれば! 怒っていたって騙されるもんか! コンピューターが怒ってるように見せてるだけじゃないか」
ドラえもん、机の引き出しを開けてタイムマシンに乗り込む。
ドラえもん「この薄情者!」
ドラえもんの捨て台詞とともに、乱暴に机の引き出しが閉められる。
部屋でふてくされているのび太。だんだん後悔の念が強くなってくる。
ガリガリ、と窓を引っかく音が聞こえる。そこには一匹の猫がいる。
のび太「やあ、ミーちゃんじゃないか。ドラえもんならいないよ」
ミーちゃん「みゃ〜」
ミーちゃんが屋根をつたって去っていく。
のび太「ロボットが誰かを好きになる気持ちって、本物なのかな?」
ドラミ「本当よ。ロボットだって恋をするのよ」
声がしたかと思うと、机の引き出しが開いてドラミちゃんが飛び出してくる。
のび太「ど、ドラミちゃん!」
ドラミ「お久しぶり、のび太さん」
のび太「どうしたんだい? 急にやってくるなんて」
ドラミ「のび太さん。お兄ちゃんと喧嘩したんですって? お兄ちゃん、だいぶ落ち込んでいたわよ。
「ずっと親友だと思っていたのに、あんなこといわれるなんて」って泣いてるわ」
のび太「あれは・・・」
ドラミ「だから、二人に仲直りしてもらうために来たの。
のび太さんにロボットの心のことをもっと知ってもらってね」
のび太「ロボットの心のこと」
ドラミ「そうよ。さあ、タイムマシンにのって、のび太さん」
のび太「タイムマシンで?」
ドラミ「そうよ、今からほんのちょっとだけ未来。世界で一番最初に
心を持ったロボット。私達の大先輩でもある、HMX−12、
マルチさんに会いにいきましょう」
懺悔します。
勢いで導入部だけ作ってしまいましたが、
マルチのシナリオは、まだやったことがないので、
この先の話は考えようがありません。
本当にすみません。
・・・いい加減、「To Heart」の放置状態をどうにかしないとな(爆)