えち系、しかも、短くまとめるのって難しい。
と言いつつ楽しんで書いてたりして。
;゚ヮ゚ノつとりあえず前回分。
「あぅー……」
とうとう追い詰められてしまった。
今、真琴が着ているのはパンツと靴下だけ。
でも、靴下は脱いでもカウントには入らない。
だから残っているのはパンツだけ。
全部脱いじゃったあと、負けたらどうなるんだろう?
真琴も美汐みたいなことされちゃうのかな?
美汐と同じこと……。
そんなことを考えながら打ってたら、なんだか耳や尻尾を撫でまわされたときのように、
あの部分を中心に体中がぽかぽかしてきた。
それと同時にあそこがムズムズしだして、パンツの中が湿ってきた。
真琴の横の二人が合わせて3回くらいあがった頃には、ちょうどこの前水たまりに尻もちを
ついたときと同じような感じになっていた。
な、何これ?おしっこ?
でも、おトイレには、まーじゃんを打ち始める前に行ったし、ジュースとか飲んでないのに。
あぅー……、パンツが貼りついて気持ち悪いよぅ。
こんなんじゃ、まーじゃんに集中できないよぅ。
あと一回、「親」っていう人以外があがれば終わりだよね?
早く終わらせて、おトイレに行かせてもらおう。
とにかく急いで打とう。
十回目のツモ。いらない牌。でも、なんかヘンな感じがした。
これ切っちゃっていいのかな?なんか嫌な感じがする……。
でも、ぐずぐずしてたら大変なことになりそう……。切っちゃえ!
その瞬間信じられない言葉が聞こえた。
「おっ、出たよ!ロン!」
「あぅっ!?」
「あー、やっちゃったねー」
「真琴、ラス決定!」
ラスト?真琴がラスト?
「あらら、真琴ちゃん、ラスかあ。さーて、脱いでもらおっかなっ」
目の前が真っ暗になった。しかし、詩子の言葉ですぐに現実に引き戻された。
「ほら、真琴ちゃん。パ・ン・ツ。脱ぐんだよ」
パンツ!?今、パンツなんか見せたら……。
こんなの見せられるわけないじゃない!
真琴が股の間に両手を挟んでもじもじしていると、
「脱がないんならこっちから行っちゃうよー」
そう言って詩子が後ろから脇を抱えあげて真琴を立たせた。
それを見て、美汐も真琴のそばによってきて膝をついた。
「はい、美汐ちゃん、パッといっちゃって」
詩子が、真琴を脇の下から抱えあげながら、美汐に楽しそうな顔を向ける。
美汐は真琴のパンツに指を掛けると、塗れてくっ付きあった紙を剥がすような繊細な手つきで
すーっと引き降ろした。
水あめみたいなものがツーーと伸びて真琴と真琴のパンツの間にきらきら光る橋を作った。
「うわー、凄いことになってるね」
「ふふ、真琴、はしたないですよ」
美汐がいつもとちょっと違う冷たいような優しいような目で微笑みながら真琴の知らない言葉を囁く。
「あ、あぅ?『はしたない』?」
「期待していたんですね?ふふふ、真琴も案外──」
その瞬間、美汐の言おうとしていることが分かって、耳まで真っ赤になってしまった。
「ま、真琴、そんなにエッチじゃないもんっ!」
美汐はそれを聞いているのか聞いていないのか、真琴のパンツを丁寧にたたんで、同じように丁寧に
たたんである真琴の服の一番上に重ねる。
「あ、あぅー。せめて下のほうに隠してよぅ……」
「別に恥ずかしいものではありませんよ」
そう言って美汐はいつもと変わらない微笑を浮かべて真琴の頭を撫でた。