;゚ ヮ゚ノつミス連発でラスげっと〜!
「あぅ……」
「ふふふ」
「おめでと〜、真琴ちゃんっ。 ラスだねっ!」
「あぅー……、ちっともめでたくなんかないわよぅ……」
「あれ〜? いつもの元気はどうしたのかな?」
また、負けた。もう、後が無いのに……。
「ま、とにかく脱いでもらわなきゃね」
どうすればいいのっ?どうすれば……?あっ!そうだ!
「あぅっ、じゃ、じゃあ、このきつね耳を外すね」
「はあ?」
「実はこれきつね耳カチューシャなのよ」
外す振りをして耳を引っ込めちゃえばいいんだ!真琴天才っ♪
「……」「……」「……ふーん」
あ、あれ?もしかしてみんな疑ってる?
「じゃあ、それでいいよ」
「うんっ」(ほっ)
「ただし」
「あぅ?」
「みんなの見てる前で外してね」
「あぅっ!?」
くっ、詩子、なんてことを……。
「ほらほら、早く」
「……あっ!あんなところに肉まんがっ!」
「ん?」
今だっ!みんながよそを向いている隙にっ。えいっ。
……あれっ?えいっ、引っ込め〜!あぅーっ!どうして引っ込まないの?
「真琴ちゃ〜ん、ごまかそうとしたって駄目だよ」
あぅっ!? みんな、なんでこっち見てるのっ?
「こんなにあったかい耳が作り物のはず無いじゃない」なでなで
「あぅっ!」
「だよね〜。どう見ても本物だよねー」すりすり
「よーし、パパ、真琴の尻尾触っちゃうぞ〜」さわさわ
「あ……、お…ね…がいっ。やめ……」
みんなの手が真琴の耳と尻尾を弄る。
「あ…ぅ…、あ…あ…あっ…!」
さわさわ、なでなで、すりすり。
「あ…あ…あ…あ…あぁっ……あぅーっ!」
くたっ
「あれっ?真琴ちゃん?真琴ちゃん?」
「どうやら、いってしまったようですね」
真琴のぼんやりした視界の隅で、美汐がパンツの上から真琴のあそこを確認しながら呟いた。
美汐の中指と人差し指の間には透明の液体がきらきら光って糸を引いていた。
その様子を見ながら真琴は意識を失った。
「あら、目が覚めたみたいですね」
目を覚ますとそばに美汐が座っていた。
「あぅ……。真琴、どう……あぅ?なんか、胸がスースー……、あぅっ!?」
真琴は両腕で慌てて胸を隠した。いつのまにかブラジャーが外されていた。
「なっ?なんでっ?真琴のブラジャーはっ?」
「寝ている間に外させてもらいました」
「なっ!?」
「真琴もいよいよあと一枚ですね」
そう言いながら美汐はにっこりと笑った。