1 :
名無しさんだよもん:
永遠は、ここに、あるよ
つまらん
北方三国志風ってなんて読むの?
偶然にも今日本屋で北方三国志を立ち読みしてきたとこだったり。
なんかこのスレには運命を感じる。
きたじまさぶろう
「きたかたさんごくし」。
>>6の補足
北方健三っていう
ハードボイルドで有名な作家が書いた三国志物
ラーメン食べたくなったわ
10 :
名無しさんだよもん:02/08/16 16:39 ID:Ny0K4dXx
名雪とは、何年ぶりの再会になるのか。
「大きくなったな。最後に別れた時には、
まだ髭も生えそろわぬ子供だったが」
11 :
名無しさんだよもん:02/08/16 18:28 ID:NPp3AG9a
歩化!!
観鈴「駕、駕於的衝動…」
まんがばっかりよんでたので
よこやまみつてるのやつしかしりません。
結婚 それが約束だった
まだまだ物足りないぜ、夏厨ども!
16 :
名無しさんだよもん:02/08/17 12:48 ID:b6HOaoL1
「舞殿、私と手を組もう。舞殿が騎馬隊を率い、
私が歩兵を率いる。これで世に並びない軍団が
出来上がるのだ。舞殿、私とともに天下を
目指そうではないか」
「ぽんぽこたぬきさん」
>16
俺原作のそこのシーンで泣いちゃったよ・・・
>>8 喜多方三国志:
ラーメンをめぐって札幌・博多・喜多方の三国が三つ巴の戦いをする物語。
19 :
16:02/08/17 13:09 ID:b6HOaoL1
>>17 ちなみに、舞が呂布、陳宮が佐祐理、
曹操が香里、劉備が裕一、秋子さんが関羽
名雪が張飛、が俺設定。
まだまだ物足りないぜ
21 :
名無しさんだよもん:02/08/17 20:41 ID:NzXiGugU
「栞」
「お姉ちゃん、何か用?」
「お前に、告げなければならないことが有る」
「なぁに?」
「今日から、私はお前を一人の臣下として扱うことにした。
妹としてではなく、臣下としてだ」
敵対する者と、服従する者。人間はそのどちらかで
あるべきなのだ。それは家族であっても例外ではない。
栞は、しばらく自分をじっと見つめていた。
甘えたこと言い出すようなら、首を刎ねる。そう決めていた。
理由は、後でどうとでもつけられる。
目。変わらず、こちらを見ていた。正面から視線を受け止める。
「わかりました」
栞が目をそらした。
「一人の臣下として、おつかえしましょう」
うなずく。これで良いのだ。自らに言い聞かせた。
「しかし、一つだけお願いがあります」
「何だ」
「最後に、お姉ちゃん、と呼ばせてください」
「よかろう」
「お姉ちゃん」
再び、じっと見つめてきた。何も答えない。
自分にとっては、もはや部下の一人に過ぎないのだ。こちらが
何も答えずにいると、栞は一礼して退出していった。
これで良いのだ。もう一度、言い聞かせた。
22 :
名無しさんだよもん:02/08/17 21:47 ID:BumtixvV
>>7 ×ハードボイルドで有名な作家
○ホットドッグプレスの悩みの相談室で有名な
23 :
F・H:02/08/17 22:01 ID:BumtixvV
「先生、相談です。今まで幼馴染だと思っていた女の子と最近イイ関係になって、実は
この前に初セックッスまでいったんですが、自分の物が勃たなくて、おまけにそれを
女のこの責任にして一方的に責めつけてしまったんです。
もう自分が最低で自責の念にかられています。僕はどうすればいいのでしょうか?」
北方
「ふざけるな小僧ども、いますぐソープに逝ってこい」
すまん、イイ具合にできなかった。逝ってきます
北方ってDQNじゃん。
26 :
名無しさんだよもん:02/08/18 17:32 ID:wU1lX87G
「月宮あゆ殿が亡くなられたそうです。北の街で、〇〇との、
戦の最中に」
戦場での死は、珍しいことではない。
「己の死を予感されたのでしょうか、退却の陣形から
自らの後継者までを細かに書き残していたそうで、それで、
□□軍は無事に退却できたとのことです」
あゆの年齢は、いくつくらいだったか。自分より僅かに下、
三四、五歳ほどだったか。
相沢裕一の、志を継いだ女の顔。それを思い出そうとした。
笑顔と、タイ焼き。浮かんだことは、それくらいだった。
自分の隣にいる真琴は、その月宮あゆから託された少女だった。
既にほとんど人語も理解できなくなってしまった真琴に、
「いきましょう。長老様もご馳走を用意して待っていて下さるはずです」
そう、声をかけた。
「あうー」
こぼれるような笑みを、真琴は浮かべた。
谷から風が吹き上げてくる。
北の街はここから遠い、と美汐は思った。
27 :
京大繭:02/08/18 17:55 ID:71uEaesr
>あゆの年齢は、いくつくらいだったか。自分より僅かに下、
>三四、五歳ほどだったか。
ちょっと待てや(w
28 :
名無しさんだよもん:02/08/18 19:46 ID:hIXwXnx7
>>27 何十年も続く物語だから仕方ない。
北方三国志では、キャラはキッチリ年を取る。
横光とは違って。
五十代で過労死よりはいいかな、と。妥協。
「妥協したくなったなら、女を抱け」
29 :
名無しさんだよもん:02/08/18 19:55 ID:hIXwXnx7
「今後、お前のことを犬チック、呼ぶのは私だけだ。
そして、お前にだけは私を浩之ちゃん、と呼ぶことを許そう」
「かしこまりました、浩之ちゃん」
…理想的なカップルだな。
北方ハードボイルドを実際に読んだ香具師はどれぐらいいるんだ?
漏れは試みの地平線しか読んだことがないぞ。
31 :
名無しさんだよもん:02/08/19 20:51 ID:QirrTIwh
「マルチ、お前はなぜそうまでされて人間に仕えるのだ」
「誇りあればこそ」
「その、誇りとは」
「メイドたること」
夢。夢を見ていた。
五人のヒロイン。それに連なるサブヒロインまで全てを救う夢だ。
相沢祐一の中で自分の夢を笑う声がする。
一人を救うのが精一杯のお前が、なにを大それた夢を見るのかと。それを祐一は否定しきれない。
それが表情に出ていたのか、隣にいた北川に肩を叩かれた。
「いいではないか」
「なに」
「男は、夢に生きるものだ」
夢。夢を見ている。
一人で見ている夢ではない。そのことが祐一を少し元気付けた。
「降伏してくれ、久瀬」
「降伏だと。笑わせないでくれ」
「本気だ。降伏して、俺とともにみんなを救おう。北川が美坂姉妹を救い、久瀬が舞と佐祐理さんを救う。これで夢の実現に近付ける。頼む。ALLエンドの後は舞と佐祐理さんと同棲してもらう」
「止めたまえ、相沢君。僕には、守らなければならないものがあるのだ」
「なんなんだ、それは?」
「誇り」
「お前の、誇りとは?」
「迷わざること」
「久瀬という方は、どういうお人柄だったのですか?」
「会長の中の会長。俺は、そう思っています。脇役であった。脇役には
ヒロインとのEDなど無用、とも言っていました。俺は、久瀬に志を説
いたのですよ。久瀬は、真剣に耳を傾けてくれた。しかし、志をともに
持とう、というところまでは、説ききれなかったのです。久瀬に欠けて
いたのは、多分、志だけだったろうと思います。いや、久瀬が言った通
り、脇役には志は必要ないのかもしれない。ならば、久瀬に欠けていた
のは、志を持った友です」
35 :
名無しさんだよもん:02/08/20 11:24 ID:9zXEa0MU
36 :
名無しさんだよもん:02/08/25 10:16 ID:18MXhgYI
男の登場に期待age
りゅうびまんせー
38 :
名無しさんだよもん:02/08/28 12:00 ID:haQVybXM
西村京太郎風や、司馬遼風やってみないか?
39 :
名無しさんだよもん:02/08/28 20:03 ID:alKZWAPu
藤田は、新幹線に乗り込みかけた、来栖川の、手を、
つかんだ。
「来栖川さん。セバスチャンが、自供しましたよ。これで、
あなたを、逮捕できる」
来栖川は、
「私は、国家の、未来を、になう人間だ。それを、さまたげようと
言うのか」
と、言った。藤田は、落ち着いたまま、言った。
「たとえ、あなたが、重要な人物であっても、犯罪を、犯せば、
私は、逮捕しますよ」
40 :
筒井康隆風味:02/08/29 18:56 ID:bKUri/kC
はじめに青紫があった。青紫は無秩序であり、ゆえに盗作屋だった。
大初の神藤田浩之と二番目の神神岸あかりが生まれた。同時に生まれたので、なすべきことがあった。
それは性行為であった。生まれた子供は茶髪でカラオケ好きであった。そしてキャラが強そうだった。
藤田浩之はその子をおそれ、青紫のもとへ送り込んだ。青紫はこれをいやがって、自分が書きやすいよう
に改悪した。そのキャラは死に、かくて萌えキャラとしては存在しえなくなった。
あるとき藤田浩之は、メイドロボであるマルチを見そめ、善人を装って近づき、昼夜の別なくこの娘を交わった。
神岸あかりはひどく怒って、自らは冥府の国へ旅立った。昼夜の別が秩序の始まりであり、古参の葉ファンが
見限りはじめた最初である。
藤田浩之は神岸あかりを追って冥府の国へ行き、先まわりをして矢島になりすまし、神岸あかりと交わった。
これによって黒魔術の神来栖川芹香と格闘技の神来栖川綾香が生まれた。
またマルチは萌えメイドロボの神セリオと貧乳の神松原葵を生んだ。
神岸あかりが生者の国に戻ろうとしないため、藤田浩之は怒って佐藤雅史に化け、神岸あかりとひどい性行
をした。この時に生まれたのがメガネっ娘の神保科智子、ショルダーアタックの神宮内レミィ、超能力の神
姫川琴音である。
41 :
40続き:02/08/30 03:00 ID:ND5QXMy4
神岸あかりが生者の国に戻ろうとしないため、藤田浩之は怒って彼女を殺し、死体をばらばらにした。
右手は意地悪の神岡田となり、左手はサブキャラの神吉井となった。右足は貧困を司る神雛山理緒となり、
左足は噛ませ犬を司る神坂下好恵となった。右の乳房はジゴロの神はしもっちとなった。また尻は藤田
浩之が食べ、その糞は天然ボケの神松本となった。また神岸あかりの頭は喝!の神セバスチャンとなり、
残りの胴体はその場で同人ソフトの『既知街』となった。
42 :
41続き:02/08/30 12:02 ID:8pH6tXMx
しぇんむーは汚いものが大好きであったため、感感俺俺の神超先生に気に入られ、なんでも望み通りに
してやるという約束を得た。しぇんむーは自分の手に触れるものはすべて汚物に変わるよう乞い願った。
願いは聞き入れられた。かくてしぇんむーも地上の災厄の原因となった。
しぇんむーが高橋に触れると、彼は退社した。原田に触れると逃げられた。Leafに超級以上のライターが
存在しなくなったのはこの時からである。
しぇんむーがPalmに触れるとP/ECEとなり、痕に触れると誰彼になった。バイオハザードにに触れると
アビスボートとなり、小切手に触れると不渡りになった。社内に入ると険悪な雰囲気となり、こみっく
パーティーを開くと阿鼻叫喚の巷と化した。柏木姉妹に触ると乳が垂れ、ドリームキャストに触れると
故障した。筒井康隆の本を読もうとすると『異能者』になり、何もしないでいると552文書が流れて掲示板が
荒れた。超先生シナリオに触れると、それ以上汚いものはあまり思いつかないので量が百倍になった。
44 :
名無しさんだよもん:02/08/31 14:15 ID:jxTSNTqn
45 :
40@今度は隆慶一郎風味 ◆DEi43yyo :02/08/31 22:50 ID:gfsU8OYg
来栖川綾香はしぼんでいた。それも一廻りや二廻りではない。背丈だけが従来通りで、雛山理緒と同じくらい
痩せこけていた。
寝床に臥せったまま坂下好恵を迎えた。綾香好みの端正なメイドロボが二人、介抱のためについている。一人は
腕を、一人は脚を、飽きもせず撫でていた。
好恵はものも云わず、その枕許に坐りこんだ。この変り果てた姿を一目見ただけで、好恵はもう泣けそうになって
いる。長い間の宿敵としての懐かしさがどっと胸にこみ上げ、その衰弱の様が胸をかきむしるのだった。
だが口は相変わらず辛辣である。
「これがエクストリームの女王の成れの果てか。しなびた女王とでも名を変えたらどうだ」
「措け、好恵」
声も弱々しかった。
「嬲られるために呼んだわけではない」
「当り前だ。こちらも死にかけた女を嬲りに東京くんだりまで来たわけではない。空手の決着がつけたいのだろう。
相手になるぞ。庭へ出ろ」
綾香が呆れたように見た。
「お主は空手のことしか頭にないのか」
「その通りだ。私とお主の間に、空手以外の何がある」
「いくつになっても少しも齢を喰わない女と云うものがいるんだね。全く進歩するということがないし、頭が悪い。
その分、躰だけは丈夫だし、意外に男にも強い。お前たちの前にいるのがその馬鹿の見本だ。よく見物しておくが
いい」
綾香がメイドロボ二人に云った。メイドロボたちは好恵に遠慮しながら、くすくす笑った。
46 :
名無しさんだよもん:02/08/31 22:59 ID:V5NyBlDx
47 :
名無しさんだよもん:02/08/31 23:03 ID:tzB5a6EL
「空手を辞めたことは悪かったな。あれは私がどうしてもエクストリームをやりたかったんだ。来栖川の大会なんだ」
好恵と空手で決着をつけることが綾香のエクストリーム参戦でとりやめになり、綾香に勝ち逃げされたことを云って
いるのだ。四年近くも昔の話だが、綾香がこの件で謝ったのはこれが初めてだった。
「いいさ。私は所詮空手馬鹿だ。空手を捨ててエクストリームに出てまで勝利に執着はしない」
「すまなかった。だがこれでせいせいしたよ。ずっと胸につかえていたんだ」
「驚いたな」
本音だった。好恵に負け惜しみの気持はない。
「それにしても随分いたぶってくれたな」
綾香が懐かしそうに云った。好恵との争いの一齣々々が、走馬燈のように脳裏をかけめぐっているに違いなかった。
「冗談だろう。痛めつけられたのはこっちだ」
「いや、違う。こっちだ」
暫くの繰返しの揚句、二人は声を上げて笑った。
さっきのメイドロボたちが酒の支度をして運んで来た。
「お嬢様がお笑いになるなんて、何日ぶりでしょう」
メイドロボの一人が云い、瞼を抑えた。
「去ね」
一喝してメイドロボを追い出すと、綾香がワイングラスをとり上げた。唐突にいった。
「胸のしこりがもう一つある」
「ン?」
好恵が見つめた。綾香の口調に、何かそうさせるものがあった。空手どころではない重大事と見えた。その証拠に
暫く口を利こうとしない。
「それで……」
好恵が催促した。
綾香が光る眼で好恵を視た。
「お主、浩之を抱いたか」
さすがの好恵が一瞬絶句しかけた。だが躊躇うことなく云った。
「抱いた」
「この野郎!」
綾香が渾身の力を籠めて好恵の頬げたを殴った。
<昔なら私はKOされていただろう>
僅かに躰を傾けただけで耐えながら、好恵は悲しかった。こんな蚊を叩くような打撃が、今の綾香の精一杯の打撃
とは。
綾香がまた殴った。かわそうともしなかった。黙って殴られるままにしていた。
綾香の方が力尽きた。五発目でもう肩で息をしている。
「それだけか」
好恵が促すと、もう一発殴ったが、それが精一杯のところだった。寝床にひっくり返って荒い息をついていた。
「大丈夫か」
とは好恵は訊かない。訊けば侮辱したことになる。黙って頬を撫でた。
中谷捕手
山田捕手
>>49 一夢庵風味イイ!
つーか性別そのままで「抱いた」だと逆レイープだが、坂下なら違和感なし(w
「これだよ」「これ?」「これがマルチだよ、いいだろ」「これがどうしたの」「だから、買わねぇか」「なにを」
「壊れたマルチ」「買ってもいいけど、買ったらどうなるの」「別にどうもならねぇよ」「じゃあ買わないよ」
「そうか買わないのか」「だってどうもならないんでしょ」「こういうものは買ってどうなる、ってものじゃない
んだよ。ダッチワイフにしたりするんだよ」「じゃあ、ダッチワイフにすればいいじゃん」「どこで」「浩之が
オナニーに使えばいいじゃん」「俺はそういう恥ずかしい趣味はないんだよ」「俺もそんな趣味ないよ」
「あのさ、おまえの知り合いで買いそうな奴いねぇか」と訊くと、雅史はマルチを手にとって、ひねくり回し、
「いないと思う」といい、ソファーに置いた。案の定、マルチは、他愛もなく転倒し、だらしなく仰向けに
転がった。「じゃあ、もういいよ、おまえにやるよ」「いいの」「いいよ、いいよ。ほんとは、ゴミに出そうと
思ったんだよ」「なんで」「なんか、そのメイドロボむかつくんだよ、役に立たねえし」「じゃあ捨てれば
いいじゃん」「いや捨てようとしたんだよ、でもさぁ」「なに」「いや、ちょっとナーバスになっちゃってさ」
「なんでナーバスになるの」「なんかうちの方って近所がうるさいんだよ、ゴミの出し方とかさ」「関係ねぇ
じゃん」「まあ、そうなんだけどね」「じゃあ、もらっとくよ」と、雅史はマルチをでかい段ボール箱に入れた。
もう一本ずつビールを飲んで、雅史と自分は席を立った。
(((((((( ;゚Д゚)))))))ガクガクブルブル