ONE2 part10 わたし、こんなことしちゃって……
宙の公式ビジュアルコレクションブックげっちゅ。
主な内容は
・久遠と蔵谷さんのプロフィール
・アンケート葉書の「コメント」「お気に入りキャラクタ」の統計(意外といえば意外な結果?)
・インタビュー(青山、雛太、下地、日陰、とーかい林檎、エグゼクティブプロデューサー?)
・1Pの書き下ろし5本 + 2Pの書き下ろし2本
・5人+幾美さん集合絵(1.5Pサイズ)
・メイド久遠イラスト1/8ページサイズ
・とーかい林檎氏の描く綾芽タン1/4ページ(個人的に重要)
あとは前のファンブックと同じような感じで攻略とかキャラや作品の紹介とか。
けっこう文章が多めなので楽しく読めた。
もっと詳しく知りたい人はメール欄。
一本取られた
おおおおおお!絶対買う!とくに
>とーかい林檎氏の描く綾芽タン1/4ページ
コレ!最強!
俺も欲しい
>アンケート葉書の「コメント」「お気に入りキャラクタ」の統計(意外といえば意外な結果?)
トップは誰なんでしょうか?
意外な結果となると、奈穂や綾芽とは考えづらいですね。
・・・とりあえず近所でフライングゲットは難しそうなので発売日に探してみます。
久遠だろ。
>>747 いや実は……あまりに真っ当な結果すぎて意外だったなぁという感想です。
もうちょっと意外な波乱があると期待してたんだけど……
>とーかい林檎氏の描く綾芽タン1/4ページ
半分はコメント文なので実質イラストのサイズは8分の1ページですがね(苦笑
あと、誰が考えたのか知らないけど
「永遠を望んだ男の子の本」についても少し触れてありました。
750 :
732:02/11/26 01:03 ID:xXaFDI0O
えーと、もう1件の事例は綾芽シナリオを想定してたんですが…‥
これは買いか?
753 :
名無しさんだよもん:02/11/26 22:35 ID:PAKkNCLd
キャラスレの今後について久遠スレが埋まる前に決を採っておきたいのでご協力をお願いします。
1.キャラスレは廃止して本スレ(およびエロゲー板の戦術スレ)に統合。
ただしこの場合は暴走して葉鍵にキャラスレを立てるやつが現れるのを防ぐために
次スレ以降の
>>1のテンプレに注意書きを書いておく必要あり。
2.葱板にキャラ総合スレを立てる。
既存の心音スレが落ちたので。
ただし現状のネタの枯渇状況から考えてなまじ葱に新スレを立てても廃れる可能性大。
1・2どちらかにするかご意見をお願いします。
(なお、葉鍵、エロゲー板には過去の議論から新スレは立てれないことになっています)
1.
今さら新たに立てる必要もあるまい。
本スレで十分だと思う。
基本的に1が穏当だと思うが現存キャラスレを意図的に放棄するのは反対。
756に同意。各キャラスレは最後まで使って、
終了次第順次本スレ合流でいいと思う。
結局みんな葉鍵でやりたいってことか。
ギャルゲWC久し振りに久遠たん出場。
>>758 っていうか作品についてならネタもあるがキャラはね…
別にキャラネタをここでやってもいいわけだし。
ここもそんなネタあるわけじゃないし…。
このスレ立ったの8月だぜ?ここで十分。
そんなわけで誰かSSとか書け
760 :
カーフ:02/11/27 19:43 ID:wmm1Kcjq
私も756に同意。
しかし、発売からもう半年以上になったんだよなぁ・・・
宙本の年代考証、演劇部ビデオの方は全く無視されてるような気が。
なんとか整合性取れんかな。
…‥しかし中崎町駅前商店街のパタポ屋って思わず探しに逝きそうになったじゃないか。
あぼーん
あぼーん
議論待ちsage
本読んで一番驚いたのは、児玉が妻子持ちだったこと。
マジかっ!?(;´Д`)
木村みたいだな(w
768 :
名無しさんだよもん:02/11/28 21:03 ID:jEyrLOlG
先生キタ━━(゚∀゚)━!!!
しかし固くてケースからCDとりだせねー
木村と児玉じゃ比較できない気がするが(w
やっぱり、お約束で言えば美人妻?
しかも天使の様な性格(w
>>768 俺も折れるかと思った。取れないって。
…ってなんか聞いたことあるセリフだな(藁
しかし相変わらずBGMがいい。
なんか曲のところどころでONE2で聴いたような聞いてないようなメロディが
出てくるのは作曲者の癖か?
>>765 妻持ちだとSSが書きづらいなぁ…
今日、仙台買いに行くついでに宙の本買おうとしたらその扱いの軽さが思わず涙を誘った…
まだ発売から二日しかたってないんだからせめて新刊コーナーにおいといてあげようよ(つД`)
アンケート結果発表!!
キタキタキタ━━━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━━━!!!!
あのSSには納得できません
あのSSは、久遠ルート後の話じゃなくて、先生ルート後の久遠の話だからね。
こういうのもありかと・・・
でも、次はTNT3号の続きを18禁書き下ろし絵2〜3枚入りで書いて欲しいなぁ。
しかし、いくら選択肢があるとはいえ、あの状態では久遠に時間を戻す能力がなければどうにもならないような・・・
そうか分かった・・・3Pだ・・・。
>>775 >次はTNT3号の続きを18禁書き下ろし絵2〜3枚入りで書いて欲しいなぁ。
無茶苦茶同意です。
先生だーいすき…由比シナリオにて
しょうらいのゆめ せりざわここね
わたしのしょうらいのゆめはおにいちゃんのおよめさんになることです。
おにいちゃんはわたしよりずーっとおおきなおにいちゃんです。
でもおにいちゃんはわたしのことをとっても大切にしてくれます。
わたしがどこかにいっちゃっても
おにいちゃんはわたしをずっとまっていてくれました。
それでにっこり笑いながらおかえりって言ってくれました。
わたしはそんなおにいちゃんが大好きです。
だからわたしはおにいちゃんのおよめさんになるって決めたんです。
キター!復活後記憶戻ったのか…?
>>778 おーい記憶がないからこそ
萌えるんだろ?>Kバッチョ@このスレ見てて追加しただろその文
一体何があったのか全然わからないけどなんだかこの人きっと…
っていう成長過程のシチュがだな…
どうせなら隠しシナリオで小さい心音たんと…ってのはわがままですか
小さい心音とせんせいがくっついたらそりゃ寝取られじゃん
はじいしゃでいきなり視点がはじるす主人公に移るのはあったな
俺も「公式ビジュアルコレクション」を買ってきた訳だが、
オリジナルテレカプレゼントの一文に、
>このページの下の応募券(コピー可)を官製ハガキに(略)
~~~~~~~~~~
となっているが、良いのかなぁ?
このスレ
ま だ あ っ た の か … 。
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
これ、面手になってるのか?
メンテ
文才も経験も全く無いけど無性に久遠SSが書きたくなってきた〜
(´-`).。oO(‥またーり期待sage‥)
793 :
カーフ:02/12/02 11:02 ID:6tVljIM3
ビジュアルコレクション、何気に久遠と孝子のスペックが載っている・・・
あぼーん
あぼーん
あぼーん
798 :
791:02/12/03 19:37 ID:l74GjKZZ
>>797 時間をください・・・
12/8までには何とか書きあげるので・・・
といってもたいしたものは書けないと思いますよ(汗)
とりあえず、先日札幌でまとめ買いしたゲームを封印します。
SSを書きあげるまで・・・
がんがれ、応援してるぞ
>>800 ウオーッ!職人さんの御降臨だぁー!!
ハム子を見て笑っちまった。
802 :
名無しさんだよもん:02/12/04 21:20 ID:guvvFvp6
>>798 札幌まで行って何買ったんだ?(お前がどこに住んでるか知らんが
今年の札幌はまだ雪が全然積もってない…
ハム子キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!
もう正直エイエソに逝きかけてたよ。
806 :
791:02/12/05 23:16 ID:9NeSVNYC
>>803 札幌に行った目的は、宙のビジュアルコレクションブック目当てです。
あとは、冬は札幌まで行くのが困難になるので、パソゲー、コンシューマ合わせて10本くらいまとめ買いしました。
>>806 相当田舎なのか?イチイチ札幌行かなくたって売ってるだろう…
state
仙台で抜きまくってたらついに血が出たんですが…
尿道からなのか?皮が剥がれてなのか?
さあどっちだ?
膣では?
あぼーん
かなり久しぶりに葉鍵板に来たんだけど
ナオナオスレが見当たらない・・・
これが一番のショックだった。
817 :
815:02/12/08 05:03 ID:fEgR4840
>>816 ありごとうございます。
つーか、漏れアフォだな・・・
ていうか毎日来てるがそのスレ逝った事無い。
総合だけでいいじゃん
締め切りですね。それを決めたのは自分ですが・・・
ごめんなさい、無理でした。
文才がないのは分かっていたのですが、思ったよりも筆のスピードが遅く想像の半分もかけませんでした(汗)
SSを書いたこともなかったのに無謀なスケジュールを自分で立ててしまったことを後悔しています。
とりあえず、途中まででも投下しておきますね。
>>806 帯広にはおいていないです。ちなみに同じ宙から出た月姫ファンブックも今でも置いていないです。
投下するのは前編、後編とあるうち、後編の序盤辺りまでです。
それからこれは、一応、久遠SSです…(汗)
ある晴れた春の早朝。
その日もいつもと変わらず、綾芽は部活の朝練には遅く、普通の登校には少し早いという時間に登校を始めた。
その方が誰にも会わずにすむから…。
それがいつもの綾芽の登校だった。
通学の道で公園の中を通っていた、その時。
突然、綾芽の後ろから足音が聞こえ始める。まるで急いでこちらに向かってくるような、大きな足音。その足音は、嫌でも綾芽の耳に入ってきたが自分には関係の無いことである。綾芽はその足音が通り過ぎるのを待つことにした。
しかし、その足音は急いでいたにもかかわらず、綾芽のすぐ後ろで止まった。そして…
「こんちゃ〜。望月さんっ」
その言葉と共に肩を叩かれる綾芽。
綾芽が振り向いてみると、そこには自分と同じ制服を着た女の子が笑顔を浮かべながら立っていた。
「望月さんって、学校行くの結構早いんだね〜。ワタシは、たまたま早く起きたから今日は早いけど、いつもはもっとギリギリに出るよ。」
「……誰?」
「アハハハハ。ひっどいなぁ〜。クラスメートの名前くらい覚えておきなよ〜」
「クラスメート?」
おそらくそうなのだろう。
櫻衣学園に入学してから2ヶ月たった。そろそろクラスメートの名前が分かっていく時期なのかもしれないが綾芽はそうはしなかった。
綾芽には、クラスメートの名前を覚える気も仲良くする気も無かったのである。
「そう、ワタシはアナタのクラスメート。櫻衣学園1年3組の麻生久遠。よろしくね」
「……」
「誕生日は7月20日で血液型はB型」
「……」
「趣味はピアノを弾くことかな…?習い事とかはしたこと無いけど」
「……」
「昔からピアノの習い事とかはしてみたかったんだけどな〜。でもママに言うと『うちにそんなお金ありません』っていわれちゃうし」
「……」
「あと身長は155センチ。望月さんより2、3センチくらい低いと思うけど、あと1年もすればきっと望月さんと同じくらいになると思うよ。ん〜でも、1年もたてば望月さんも背が伸びちゃうか。」
「……」
「え〜っと。あとは〜〜……スリーサイズとかも言った方がいいのかな?」
久遠は綾芽に質問してくる。綾芽は特に興味は無かったので適当に返事をすることにした。
「……好きにしたら」
「あっそうそう、スリーサイズといえば。この前ね、ママに服を買いに行ってもらおうと思って、スリーサイズを教えたの。そしたらなんて言ったと思う?」
「……」
「ママったら、『久遠、あなたそんなに胸があるの?私てっきり70センチ代半ばだと思っていたわ』なんていうのよ。ひどいと思わない?」
「……」
「ワタシだって80センチ以上はあるって言うのに。……う〜ん、やっぱりワタシって胸が小さく見えちゃうのかな?」
「……」
綾芽が少し不快な顔つきになっていく。今までも快いという表情ではなかったのだが……
綾芽は、これ以上久遠の話を聞くのは嫌だったので、話を切り出すことにした。
「学校……」
「え?」
「先に行くわよ」
「あっ待ってよ、望月さん」
早足で歩き出した綾芽とそれに合わせてついてくる久遠。久遠はまだ、話しかけていたようだが、綾芽の耳には入っていなかった。
(いいわ。どうせ2度と話しかけてこないから)
入学してから、綾芽に話しかけてきた人はかなりいた。しかし、その人達が2度と話しかけてくることは無い。綾芽は常に拒絶という態度をとっていたのである。
そして、久遠も話しかけてくるのは、これが最初で最後。もう2度と話しかけてくることは無い。綾芽はそう思い学校へ向かっていった。
いつもと変わらないある日のこと。
学校で4時間目終了の合図が鳴り、午前の授業は終わる。綾芽はいつものように鞄からパンと飲み物を取り出して食べようとした時、突然、すぐ前の席から声がした。
「望月さん。昼ごはん一緒に食べよっ」
その声の主は、しばらく前に綾芽に話しかけてきた久遠だった。前の椅子に座っている所を見ると前の人の席を借りているようである。
「……」
久遠は答えも聞かずに、綾芽の机に自分の弁当箱を置きはじめた。
「……私、違う場所で食べるから」
「えっどこに行くの?望月さん」
突然席を立ち廊下へ出る綾芽。後ろの方で声がするが振り向かなかった。
綾芽は、廊下で歩きながらどこに行くか考えていた。違う場所で食べると言ったものの、どこで食べるか等は決めてなく、ただ、一人になりたかっただけなのだが……
「ねえ、どこに行くの?屋上?それとも中庭?」
どうやら一人にはなれなかったようである。
「……」
不愉快そうな顔をして歩く綾芽と、その横を屈託のない笑顔で歩く久遠。対照的な2人だった。
「ね、ね、もしかしたら職員室とか?それはちょっと嫌だな〜」
「……あるの」
「え?」
「関係あるの。私がどこで食べようが、あなたには関係ないじゃない!」
綾芽は、久遠を睨みつけながら今までにないくらい冷たく言い放った。
すると、久遠は呆然とした表情でその場に立ちすくんだ。……となるはずだった。綾芽の経験上は。しかし、当の久遠は……
「うんっ、あるよ。ワタシもそこでお弁当を食べるつもりだからね」
と笑顔で言った。
ガララッ
扉が開いた。
「へぇ。こんな場所あったんだ。ところでこの暗くてジメジメした場所は何?」
「用具室というよりは、物置かしら」
「その割には何も入っていないみたいだけど」
「しばらく前に使われなくなった古い物置だからよ。いつ崩れてもおかしくないからって」
「でも、望月さんっていつもこんな場所でご飯食べているんだ〜」
「違うわよ」
「それじゃあ、今日はそういう気分だったの。暗くてジメジメした場所でご飯食べたいって」
「……思ったからよ」
「え?」
「こんな場所まで付きまとってきて一緒に食事をするなんて無神経な人がいるはずないって思ったからよ」
「へぇ、やっぱり望月さんって美人だから、そういう付きまとってくる男の人っているんだ〜。でも大丈夫、そんな男が来たら私が追い返してあげるから」
……本気なのか、冗談なのか、綾芽には分からなかったがこれ以上は無意味だと悟りそそくさと食事をとりはじめた。
「望月さんっていつもパンなの?」
「……」
「ワタシ?ワタシはいつもお弁当だよ。しかも手作り。作ってるのはママだけど」
「……」
「アハハッ。ワタシって料理とかぜんぜん駄目なんだ〜。作れるものといったらレトルト食品くらいだし」
「……」
「でも、最近は冷凍食品とかでも手作りと味の区別が全くつかないし」
「……」
「あっ、これ恋人ができた時に使えるかも。中身全部を冷凍食品のお弁当を手作りだって渡すの。男の子って家庭的な女の子に弱いって言うから」
「……」
「望月さんって料理ができそうな感じがするけどどんな料理が得意なの?」
「……」
「やっぱり、フランス料理とか」
「……」
「だったら今度ワタシに教えてくれない?ね、ね、いいでしょ♪」
「……したことないわ」
「え?」
「料理なんてしたことないわ」
「ちょっと意外。でも、だったら望月さんもワタシと同じだね」
「食べ終わったから先に帰るわ」
「えっ、ちょっと待ってよ。望月さん」
食事を食べ終わった綾芽は、久遠を残し教室へ戻りはじめた。
昼になろうとする時、綾芽はいつもより早くに目を覚ました。
少し眠りすぎた気もしたが、今日は日曜日なので特に問題はない。
遅い朝食、コーンフレークを食べ、日曜なのに制服に着替える。鞄の中に文庫本を入れ、学校へ出かける準備をした。特に用事があるというわけでもない、ただ、本を読める静かな場所。綾芽はいつもその場所を学校に決めていたのだ。
綾芽が準備を終えたころ、突然、玄関から呼び鈴がなった。
(誰かしら……)
綾芽は玄関まで行きドアを開けてみた。
「こんちゃ〜。望月さん」
ドアを閉めた。
今、綾芽の目にはニパッと笑っている女の子がいたような気がしたがおそらく幻だろう。
しかし、鍵までかけてしまっているのはなぜだろうか。
ちなみにこのドアは、防音装置になっているので幻が外で何を言おうと、こちらの耳には入ってこない。一安心である。
とりあえず、綾芽は心を落ち着かせようと思ったのだが……
「ね、ね、望月さん。遊びにいこ〜よ」
外というよりも、ドアの郵便受けの中から声がした。
どうやら幻は、郵便受けの口に向かって叫んでいるようである。
これなら、声はこちらまで聞こえてしまう。うかつだった……。
「望月さんったら〜。すぐに開けないとチョップするぞっ」
次は、郵便受けの中からガタゴトという音が聞こえてきた。
どうやら郵便受けの口から手を入れて、内側に手を出そうとしているらしい。しかし、これの効果は薄そう。
この郵便受けは、入り口が狭い上に中が異様に深くなっている。いくら腕が細くて長くても、底まで届くようなものではない。防犯上当然の造りである。
しかしこのままでは埒が明かない。
10分も20分も居座り続けるとはとても思えないのだが、この幻の場合はありそうな話だ。綾芽はそう直感した。
「今、開けるわ」
綾芽は折れ、ドアを開けることにした。
「こんちゃ〜。望月さん。ね、ね、遊びにいこっ♪」
ドアを開けて入ってきた幻は、もちろん久遠だった。
「どこによ…」
「えっとまずは、ケーキ屋に行って軽くケーキを食べるでしょ。その次に行くところは……その後、決めましょ。」
「私は行かないわよ」
「そのケーキ屋、本当においしいから。甘いものが苦手な人でも甘さ控えめなケーキが沢山あるし。ね、いこ〜よ」
「私は絶対行かないわよ」
その日、ケーキ屋の中に綾芽と久遠はいた。
「えっと、私は、これとこれと…」
久遠は、メニューを見ながら指をさして店員に注文していく。
「望月さんは何がいい?」
「なんでもいいわ」
「それじゃ、私と同じメニューでいい?」
「好きにしたら」
「それじゃあ。今、言ったの、も一つずつお願いしま〜す」
「かしこまりました」
しばらくしてケーキが来る。久遠は始終ニコニコと笑っていたが、綾芽はまだ不機嫌なまま。
そして、久遠はケーキを食べながら綾芽に話し始めた。
「ねえ、望月さんの家って、おっかねもちなんでしょ」
「……」
「うらやまし〜な。ワタシの家はどこにでもある、普通の一般中流家庭だから」
「……」
「あっでも、最近はワタシよりも弟のほうがお小遣いを多くもらっているのよ」
「……」
「あいつったら、ママにすぐ甘えて、お小遣いを上げてもらっているのよ。ママも弟には甘いんだから」
「……」
「パパもパチンコとかで無駄遣いしてくるんだったら、その分をワタシにまわしてもらってもいいのに」
「……」
「そういえば、家族旅行に連れて行ってもらったのは最後だし。今度どこかに連れていってもらわなきゃ。」
「……」
「それにママも最近、テストの点数が悪かったらお小遣いを勝手に減らしていくし。やさしい時といったら私が風邪を引いた時くらいなんだから」
「……」
「あ〜あ。ワタシの家が望月さんの家みたくお金持ちだったら、ワタシもピアノの英才教育とか受けられたのに」
「……んにして」
「え?」
「いいかげんにして!!」
叫んでいた。綾芽の声は、店内に鳴り響く。
店員も客も全員綾芽に注目している。久遠も笑顔をやめ、驚いた顔で綾芽の顔をじっと見ている。綾芽は注目されることになれてはいなかったがそんなことは構わなかった。
「ふざけないで……。あなたに私の何が分かるというのよ。お金を持っていたらいいなんて軽々しく口にしないでよ!」
「……」
「あなたには分かる。病気になっても一人ぼっちのままの子供の気持ちが。幸せな家族に囲まれて暮らしてきたあなたになんて、分かる訳ないでしょ!」
「……」
店内がしずまりかえっている。綾芽はもう後には引けず、続けるしかなかった。
「さあ分かったでしょ。私とあなたとは違うのよ。分かり合うことも、友達になることも、一緒に遊ぶこともできないのよ。こんな私といても、あなたは楽しくないから。だからもう私に付きまとわないで!」
綾芽の言いたい事は言い終わった。
長く気まずい沈黙が流れる。……となるはずだった。しかし、その沈黙は一秒と続かなかい。
「チョ〜〜ップ!!」
ビシッ!
突然、脳天にチョップをくらわされる綾芽。
「……」
今度、呆然とするのは綾芽の方だった。
「コラ〜!!勝手に決めるなぁ〜〜!」
次は久遠が叫んだ。店内はまだ沈黙したままだったが、先ほどより心なしか空気が和やかだ。
「たしかに、ワタシと望月さんは違うわよ。育ってきた環境も家庭の事情も。ワタシには望月さんの悩みなんて分からないし、これからもずっと分からないかもしれない。でも、だからって友達になれないとか、一緒に遊べないとかそんなのの理由になんないでしょ」
「……」
「いい!私は望月さんと遊びたいから一緒に遊びに来ているの。別に悩みを分かってあげたいとか、そういうのじゃないわ」
「……」
店内に活気が戻ってきた。
もう綾芽たちに注目している人はほとんどいなかった。
「わかったわよ……」
と、綾芽は分かったというよりヤケになって答える。
「素直でよろしい」
久遠は、綾芽の心中とは違いニッコリ笑って言った。
ケーキを食べ終わった後、久遠は胸を張りながら言った。
「不機嫌にさせちゃったお詫びよ。綾芽の分はワタシが払ってあげる。感謝するのだっ」
「えっ……今、なんていったの?」
綾芽の質問を受け久遠は再び胸を張って言う。
「ワタシが払ってあげる。感謝するのだっ」
「そうじゃなくて、その前……私の事、綾芽って……」
「うん、望月さんの名前、綾芽でよかったよね?」
「……」
「ねぇ、これから綾芽って呼んでもいい?」
「……好きにしたら」
「う〜ん。でもそれだけじゃ不公平だし、ね、綾芽も私のこと久遠って呼んでよ。ね、ね、いいでしょ」
「……わかったわ。久遠」
綾芽はもう完全にヤケになっていた。
「ね、ね、綾芽。これからどこ行こうか?ゲームセンター?それとも映画館?」
「久遠。あなたって……」
「ワタシって?」
「かなり、ひかえめに言って……」
「かなり、ひかえめに言って?」
「……」
「……」
「……バカね」
「……」
「……」
「チョーップ!!」
ビシッ
「コラー!!この天才に向かってバカとは何事だーー!!」
綾芽は不覚にも笑いそうだった。
あれからしばらくたったある日。
綾芽は、また久遠に誘われ、街に遊びにきていた。
「あ〜。もう〜あの占い師、ムカツク〜」
「占いなんて当てにならないわよ。そんなの気にしないほうがいいわ」
綾芽は、じだんだ踏んでいる久遠をたしなめようとするのだが……。
「綾芽はいいわよね〜。いい結果が出たんだから〜」
久遠はジト目で綾芽を見る。
「私のせいじゃないわよ。元はといえば久遠が恋愛運を占ってみたいだなんて言うからよ」
そう、少し前に久遠は、当たると評判の街頭占いの所で恋愛運を占ってみようと言い出したのだ。もっとも、綾芽にも久遠にも現在、恋人と呼べる人はいないのでこれからの出会いを兼ねての恋愛運である。
綾芽は乗り気ではなかったのだが、久遠の執拗な誘いに折れ、結局行くことになる。
そして結果はこの通り。
「それで……久遠は何て言われたの?」
「あなたの想い人は、あなたの親しい人に心を奪われるでしょう。そして、あなたの想いは、他人の不幸の上でしか成り立つことができない。みたいなこと」
久遠は肩を落とし力なく答えた。
「たった、それだけ」
「もっと、色々言われたけど、それしか覚えてないよ〜」
「そう……」
「それで綾芽は、何て言われたの」
「え……私は……」
「チョーップ!」
ビシッ
「な、何よ、久遠」
「やっぱり駄目。他人のいい結果を聞くと余計に落ち込んじゃう」
「もう、勝手ね。別に私は、誰かと付き合う気も結婚する気もないわよ」
「それはいい結果だからこそ言える台詞だね。今のワタシにとっては、すごい嫌味に聞こえるよ」
「もうっ、好きな人がいる訳でもないのに恋愛運なんてみてもらうからよ」
そして、日も暮れてくる。
街で無邪気に遊ぶ少女二人にも別れの時間が訪れてきた。
「それじゃあ、まったね〜」
「さよなら」
綾芽と久遠、お互い背を向けそれぞれ別の方向へと帰り出す。
「今日も楽しかったよ〜。綾芽〜」
綾芽の後ろから久遠の声が聞こえた。おそらく、振り向いていったのだろう。
綾芽も振り向きそれに答えようとする。
「私も楽しかったわ、久遠」
(え!)
久遠は再び帰る方に向け走り出していく。
(今、私……なんていったの)
綾芽は突然、顔面蒼白になっていく。
(今、私も楽しかったって言ったの……)
綾芽の手や額から汗が滲み出した。
(楽しかったって……私……そう思ったの?)
久遠の姿は、もう見えない。
(楽しかった……そう言ってしまったの?)
綾芽は、最近、忘れてしまっていた。なぜ、自分が今までずっと一人でいたのか?
(楽しかった?楽しかった?楽しかった?楽しかった?楽しかった?)
なぜ、今まで誰とも友達にならなかったのか?
(楽しかった?楽しかった?楽しかった?楽しかった?楽しかった?そんなハズない!)
今の言葉は、常に一人でいることを決めていた綾芽にとって多大な失言であった。
(久遠といると……嫌なことや悪いことは考えずにいられる。でも……私は……一番大切な事だって考えていないじゃない!!)
ここ最近、綾芽は何も考えずに過ごしていた。何も考えなくても久遠の方から来てくれたから。
(一人にならなきゃ。一人にならなきゃ。一人にならなきゃ。)
綾芽にはそれを拒絶することができた。でも、綾芽はそれを嫌とは思えなくなっていたのだ。
(一人にならなきゃ。一人にならなきゃ。一人にならなきゃ。)
綾芽は誰もいない場所へと走っていった。
「ごめんね。だから……あなたとはいられないの……」
儚げに笑い、綾芽はそういった。
「綾芽!!」
おしつぶされそうな不安に捕らわれ、和宏は彼女へ手を伸ばした。
「――!?」
しかし、和宏は綾芽の身体に触れることはできなかった。
指先は空を切り和宏はひとりになった。
「……」
誰もいない。
「お、おい!?どこにいるんだよ!」
和宏は回りを見渡したが、誰も立ち入ることのできない屋上にいるのは自分ひとりだけだった。
「……そんな馬鹿な話があるかよ……」
呆然として呟く。
「望月さんっ!!」
和宏の必死の叫びは、風に乗って屋上に響き、虚しく紫に染まりつつある空に吸いこまれていった。
ガチャッ。
無意識にひねったドアノブが、いつもと違う感触を和宏の手に返してきた。
途中でひっかかり最後まで回らない。
別館屋上の鍵は閉まっていた。
そしてそれは、ひとつのことを示していた。
ここに綾芽はいないということを。
和宏はポケットに手を入れ、彼女から受け取った鍵を取り出した。眺める。
銀色の鍵。
それは、彼女の特別な場所への――彼女へと通じるための鍵のはずだった。
久遠「綾芽のこと?」
和宏「そう、教えてほしいんだ。何でもいいから。」
久遠「う〜ん。でも、どうしてワタシに聞くの」
和宏「いや、麻生さんって一年のころ望月さんと仲が良かったって聞いたから」
久遠「ん〜。仲が良かったって言っても遊びに行ったりしたのはほんの数ヶ月間だけだったからね。あんまり役に立てないと思うよ」
和宏「遊びに行った?望月さんと麻生さんが?」
久遠「む〜。全然、性格が違うのにって言いたいの?」
和宏「いや、望月さんが遊びに行っていたというが意外だっただけだって。そりゃあ少しは思ったけど」
久遠「もう、自分でも分かっていたわよ。性格が違うことくらい」
和宏「でも、どうして遊びに行っていたのが一年生の数ヶ月間だけだったんだ?望月さんと麻生さんが話しているの俺はあんまりみたことないけど」
久遠「そうなのよね〜。それって言わなきゃ駄目かな?」
和宏「い、いや。その、嫌だったら言わなくていいけどさ」
久遠「ま、いっか〜。貴島クンにだったら」
和宏「?」
久遠「綾芽はね。入学した時も暗い感じで人を拒絶したような子だったんだ」
和宏「今と変わらない感じ?」
久遠「う〜ん。今より少しは丸かったかな」
和宏「丸かった」
久遠「うん、一年前はあそこまで人を拒絶してはいなかったし。あそこまで怖くもなかったし」
和宏「怖い?望月さんが?」
久遠「一年前もね。綾芽は誰とも話さない子だったんだ。そこでワタシは、無理矢理、綾芽に話しかけて行って友達になったワケ」
和宏「……」
久遠「でも突然、綾芽はそれまで以上に冷たい感じで、人を拒絶しはじめたのよ。まるで自分の殻に閉じこもってしまったように。……それどころか……」
和宏「それどころか?」
久遠「……私に対しては拒絶を通り越して、敵意のようなものまで出しはじめたの……」
和宏「敵意?いくらなんでもそれは……」
久遠「考えすぎだっていいたいの。私にはわかるのよ。私は綾芽の友達だもん」
和宏「……それで原因は聞かなかったの」
久遠「聞けなかったのよ。」
和宏「……」
久遠「それが、友達の限界ってやつなのかな」
和宏「友達の限界?」
久遠「そう、いくら私が綾芽と仲が良くなっても、綾芽の悩みや苦しさを分かってあげられる訳じゃないって事」
和宏「……」
久遠「多分、綾芽の家庭の事情とか私が分かったとしても何もしてやれないと思う……」
和宏「ありがとう。もういいよ」
久遠「ふぅ〜〜。ね、ね、ワタシ、役に立てた」
和宏「ああ、とても」
久遠「でも、何で、貴島クンが綾芽の事知りたがるの?」
和宏「えっ、えっと、そ、それは〜」
久遠「チョーップ!!」
和宏「イテッ、な、何するんだよ」
久遠「む〜。何故か腹が立ってきたの!だから、おしおき!」
綾芽を置き去りにしたまま、季節は過ぎて行く。
秋は過ぎ、長い冬も過ぎ去り、木々が芽開く春が来て、和宏は3年に進級した。
最上級生になったその日もいつもと変わりなかった。
生徒のほとんどは、登校したらすぐに自分のクラスを確認しに行く。そこで、同じクラスになったもの同士で盛り上がったり、目当ての異性と一緒のクラスになったなどの会話に花を咲かせたりする。
和宏はそんな会話に加わる気はないが、自分の入るクラスを確認することは必要なためクラス表が張り出されている場所へと向かう。
クラス表を見終わった帰りだろうか、元クラスメートの数人が向かいからこちらに来る。元クラスメート達は、和宏の姿を確認すると、まるで打ち合わせたように冷たい視線を向けてくる。中にはひそひそと囁き合う声まで耳に飛び込んでくる。
どうやら、和宏を知らない者に、和宏がどういう人間かということを教えている様である。
(またか…)
和宏が、このような視線にさらされる様になったのは、約半年前。もう慣れたとはいえ、正直気分のいいものではない。
たとえ自分の選んだ道であっても……。
「おい。和宏」
クラス表が張り出されている場所からこちらに向かってくる人がいた。
「及川か…」
「おまえ、クラス表見たか?」
「いや、まだ」
「ちなみに俺とおまえはまた同じクラスで3年5組」
「……そうか」
「正直、安心したぜ」
「何がだ」
「おまえみたいな暗い奴、危なっかしくてしょうがないからな」
「そうか…3年5組か…」
クラス表を見る手間が省けたのは、正直ありがたかった。和宏は、用が無くなったクラス表展示場所に背を向け、新しいクラスへと向かっていった。
「…おいっ、それから……」
譲は、何か言おうとしたがすでに和宏の姿はなかった。
(ったく。アイツ、まだ、あのままなのか…)
1年前の夏ごろ、和宏はこの櫻衣学園に転入してきた。その時の和宏は、明るく子供っぽい性格の上に、やたらとハイテンションだった。譲などは、和宏に連れまわされ随分と遊ばされた記憶がある。
しかし、秋の終わりごろ、和宏は突然あのような性格になった。自分から話しかけるようなことはせず、話しかけられても無視するか、最低限の会話で済ませる。
笑顔を見せることはなく、他人には常に拒絶した態度で接する。かなり親しい友人である譲にとって、和宏の豹変は驚きを隠せなかった。
(ホントにアイツ、何があったんだ)
譲は、和宏に何があったか知らない。
そう、何も知らなかった。
綾芽が消えてから約半年。
和宏は、できるだけ人を避けるようにしてきた。自分の中で隔たりのようなものをつくり、可能な限り他人を拒絶するようにした。話しかけられても最低限の会話で済ませ、必要のないことは答えなかった。
それは、綾芽のことを忘れてしまったクラスメート達が許せなかったということもあるが、一番大きな理由は、他人を拒絶して生きてきた綾芽が正しかったのではないかと、和宏が思い始めていたからである。
だからこそ、和宏は綾芽と同じような生き方を選んだ。
………
今では、この学校で和宏に話しかけてくる生徒は、せいぜい2人しかいなかった。
3年5組。
ドアを開けると中にいる新しいクラスメート達は、さまざまな反応を見せる。
冷たい視線を浴びせる者、目を合わせないようにとそっぽを向くもの、あからさまに嫌そうな顔をするもの。等
(まぁ、こんなもんか)
和宏は、自分の席へとついた。
「こんちゃー。貴島クン」
横から自分を呼ぶ声がする。
和宏が横を向くと、にぱっと笑いかけてくる女の子が座っている。
和宏を知りながら、笑顔で話しかけてくる2人といない女の子である。
「何でここにいる」
「チョーップ!!」
ビシッ
「イテェ」
「貴島クンったらクラス表まだ見てないの」
「……また一緒なのか?」
「そ、貴島クンって友達少ないからワタシと一緒のクラスになって一安心だね」
「……」
「ま、ワタシとしては児玉から抜けられたことで十分なんだけど♪」
麻生久遠。
和宏が転入したばかりのころ、席が近くということもあり、すぐ仲良くなった女の子である。話が合う、ということもあって一緒にいてお互い退屈しなかった。
そして、その後、和宏が今のようになり友達が離れていく中でも、なぜか久遠は今までと全く変わらずいつも和宏に笑いかけてきた。和宏自身そこまで親しい間柄だとは思っていなかったのだが……
「ね、ね、今日。このクラスで親睦会があるんだ」
「……で」
「カラオケとか、ボーリングとか行って新しいクラスになじむようにするんだって」
「……そ」
「だからさ、一緒にいこ〜よっ」
「……はぁ」
「参加は自由だって言うからさ。貴島クン、用事はないよね」
「…あのなぁー」
「な〜に。貴島クン」
「俺が行っても盛り下がるだけだろ…。嫌な気分になる奴だっているだろうし…」
「う〜ん。それもそ〜か。貴島クンって結構、嫌われ者だから」
久遠は少しの悪気もなく言う。
否定してくれとはいわないが、ここまですんなり肯定されると悲しいものがある。
「だったら。2人で遊びにいこ〜よ。」
「……」
「それなら問題ないでしょ」
「……なんでだよ」
「ね、ね、用事ないでしょ♪」
「……めんどうだ」
「もう、貴島クンは今日も暗いな〜。だめだよっ、春になったんだから貴島クンも気持ちを新たにしないと」
「……嫌だ」
「とにかく約束だよ。今日の放課後は一緒に遊びに行って、ワタシにアイスをおごってくれるって。破ったらチョップだぞ」
久遠は自分の席へ戻っていった。どうやら隣の席という訳ではなかったらしく、少し安心した。
しかし、和宏は、行くともおごるとも一言も行っていなかったのだが……
帰りのHRが終わり和宏は、すぐに教室を出た。
櫻衣学園別館4階。それより上へと通じるドア。和宏は、ポケットに手を入れ6センチほどの銀色の鍵を取り出しドアノブに差し込む。
ドアを開けると広々とした風景が広がった。
櫻衣学園の最上階は4階。つまりここは、屋上である。
和宏はこの場所が好きであったが、今はここに来るたびに寂しさを感じてしまう。この風景はあるべきものが足りないのだ。
「望月さん。俺、今日から三年になったよ。今までと変わりないけどな」
和宏は、誰もいない虚空へと話しかける。……返事はない。
鞄から文庫本を取り出し読み始める。特に用事があるわけでもないこれが和宏の日課だった。
「これくらいの季節はいいよな。本も読みやすくて、うたた寝するにもぴったりだし。そう思わない?望月さん」
望月綾芽。
一年前、秋が終わろうとする時期に彼女は消えた。
それは、転校しただとか事故にあってしまったなどいう理由ではなく、本当にこの場所で消えてしまったのだ。まるで最初からいなかったかのように。
唯一、彼女がこの世界にいたという証拠は、和宏の記憶にある彼女の姿と、手の中にある銀色の鍵だった。
この銀色の鍵は、この場所、彼女の消えた場所へとつなぐためのものであると同時に、彼女と和宏を結ぶ「絆」でもある。和宏は、そう考えていた。
「だから、早く戻ってきてくれよ。綾芽……」
「もう、貴島クンたら、どこいったんだろう」
久遠は櫻衣学園の校舎で和宏をさがしていた。
「靴はあるから外には出ていないみたいだけど」
とはいえ、和宏は、今とても見つかりっこない場所にいるのだが。
「約束破ったから、明日はチョップだね。貴島クン」
久遠も誰もいない場所に話し掛けた。
とりあえず、書けているのはここまでです。
文章に変な所や間違えている所があると思います。
アドバイスなどいただけると幸いです。
リアルタイムで読んでしまった。。
乙でした>.791氏
せっかくなので一点だけ。
831→832の繋がりが「?」でした。「なぜ突然和宏?」というか。
833を読んで分かりましたけど。
いつか完成することを期待して。
とりあえず封印したゲームを始めて下さい(w
序盤のシチュがいろんな意味でワラタ
完成キボンヌ
久遠タン...切なさ炸裂というか、悲しぃ
791氏乙です
いったい何本ゲームがあるか不明ですが、がんがってください
話の流れを切るようでなんですが、
冬コミのONE2サークル見つけた方居ますか?
845 :
カーフ:02/12/09 01:33 ID:bWHzKQeo
>844
パラパラめくっただけでは6サークルほど。細かいチェックをすればもっと増えるとは思いますが。
ちなみに配置はONE系の隣ではなく、MOONと一緒。
846 :
844:02/12/09 03:32 ID:S8DlKOKA
カーフ氏サンクス!………なのだがMOONが見つかりません。(;´Д`)
西で1サークル(カットのみだけど)見つけたけど、周りにそれっぽいサークルないし…。
東ですか?西ですか?
847 :
カーフ:02/12/09 07:59 ID:tfsBh7g2
1090ぺーぢです( ‥)/
あぼーん
あぼーん
>841>842>843
ありがとうございます。
いつになるか分かりませんが必ず完成させます。
831→832の繋がりの違和感については、投下する前にも気付いていたのですが結局この形に。
綾芽シナリオの説明文や「一年後」という冒頭を入れてしまうと、イメージと違ってしまうので…
すいません…(汗)
>845
6サークルも!
でも、冬コミには行けないので通販可能になることを願います。
852 :
850:02/12/10 19:56 ID:JjT0a3Y+
久遠スレが無事dat落ちしました。
>>853 何とか最後まで天寿をまっとうできましたね。
ナオナオも大丈夫として大変なのは乃逢か。
と見もしないで言ってから見に行ったら生きてました(汗
冬コミONE2サークル6つのうち
URLの載ってた2サークルを見たけど
もしかするとONE2本は出ないかも
_
\\
| l |l
| | | |
| | | | |
/| | | l | |
l | | 、 \ / / |
| | /| \\ \___ / / |
| | l l \\ ┌―,\/ / |
| | | \ \\/ /_ \/ | _―
| | | \/ ∨__-∠┐∨| l /
| | | l r z7∧'-/ | | / /7
| | | `イ二 ̄`| | | / / /
| | | | | ― | | | / / /
| | l l |┌-┐/ イ二ヽ _―/ l
| l \ \| ̄~ V/ | | l / l |
| \__ \// └―' _|__|-/ / | |
l //―_7 __―― < l | |
〉 /∠―――二_――、 へ \ | | |
/ _― ̄ ─二 ̄―_ ―、 \ <へ\ \ | |
. / // \ ―、 \ \\/ l | |
.l / / > \ \ \ | | |
.| / l / \ l l __ || |
/ l \ _/ / | | | ̄| | | |
| \_― / | | | | | |
/
ファンブックキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!
>>857 コミケの事もカタログの事もよく分からないんだけど、カタログでONE2サークルとして載っているのにONE2本を出さないというのはあることなの?
早いな
「ONE2〜永遠の約束〜 with VOICE」ってマジですか?
いや、でたら買うけど…。
漏れもさっき見てビビタ・・・書き間違いだらうか。
それとも久遠シナリヲ追加とかでホントに出るのか?
866 :
844:02/12/13 03:45 ID:bPSdLiW0
>861
「落ちた」とかの言い訳もあったりするが、
本来の区画とは別物が出ている事は、稀にある。
>847
遅くなったが情報サンクス。
う〜〜〜〜〜ん、微妙だ。(^^;
>861
サークルカットは8月に申し込んだままなので、それ以降の物に置き換わってる可能性はある。
関係ないが、逆に8月以降に出た物はネットやら現地で捜索する必要あり。
ONE2〜永遠の約束〜 with VOICE
ソースきぼんぬ
パ○オ氏んとこ。ONE2Vのムビ担当。
マジ!?
本当ならいいなあ。
まあボイスよりシナリオの修正や追加を希望したいが。
873 :
:02/12/13 16:52 ID:EU7RnjnX
久遠シナリオプリーズ!!!!
大ニュースだと個人的には思うんだがレスつかんな
本当の事だったら大ニュースだけど……
今は真実かどうか疑わしい状態。
この話が本当だと仮定して話します。
久遠シナリオが追加されていなかったら・・・
ネ ク ス ト ン を 見 限 り ま す ! !
>>876 そんなあっさりと。
まあ追加してくれれば俺は一生ついていくけど
878 :
カーフ:02/12/14 00:41 ID:taxGD6fZ
今のとこオフィシャルに動きはないですね。
まずは落ち着いて状況を見守りましょう(^_^;
とりあえずしばらくはOHPチェックしてみるか
んじゃ、OHPで発表されたら祭りということでいいのかな?
発売の時以来の祭りだろ当然
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
あぼーん
889 :
カーフ:02/12/14 18:34 ID:xMXGUk1E
>886
これからすると、冬コミのブースではムービーが観れることになるのかな?
・・・ONEフルボイス版と一緒に(^_^;
宅商法か・・・
声なんてどうでも良いから久遠タンを攻略可能にしる!!
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!
他にも改良点があるといいな。
そういや仙台はエロゲ板じゃ評判いいらしいね。
どうせ宅商法なのでベタ移植な方に1000ペリカ
久遠を!角田君子を!とか言っても期待するだけ無駄っぽ
それでも親を質に入れてでも買うけどな(゚∀゚)
もう一度言いたい。
久遠シナリオが追加されていなかったら・・・
ネ ク ス ト ン を 見 限 り ま す ! !
今の絵の角田公子はマジで見てみたい…。
コミケの新作ゲーム紹介ムービーってこれの事なのか?
全くの新作はまだかいな。
声だけ付けて発売というのはいくらなんでも・・・
製作の理由は、久遠シナリオを望む声があまりに多かったから、だと信じたい。
久遠シナリヲはぜひ追加してほすぃ・・・
ハム子は無理だろうケド。
タイトルを
ONE2〜永遠の約束〜 with kuon Scenario
に変える!!
ONE2〜久遠の約束〜
じゃあ漏れは蔵谷さんシナリオも希望!
OHPの投票じゃ地味〜に蔵谷さんに投票しつづけてました。
孝子〜
久遠人気は製作者もわかってるだろうけどシナリオ丸々はやってくれなそう。
でもせめてCG追加ぐらいは…。
オフィシャルが全く動いていないのが気にかかる。
どうしてだろ・・・
というか「現在、情報出しの準備中です……。」
ってのはボイス版の発表準備って事じゃないの?
毎週見てるわけじゃないから単に更新しなかった場合のものかもしれないが。
来週の金曜には発表されるかも。
904 :
カーフ:02/12/15 03:07 ID:/q2+bKri
>892
公子の間違いだと言ってみる(^_^;
しかし最近SS書いてるのSCOREのK・バッジョ氏ばかりで当の青山氏は何してるんだ?
>905
久遠の担当がK・バッジョ氏ってことなんじゃないかな。
実際、本に書き下ろされた奈穂のSSは青山氏が書いてたし。
久遠つーか先生シナリオ自体がそうだったんだろうな。
もしかしたら久遠がちょい役で出てきた乃逢もそうかもしれないけど。
どうでも良いけど、1年も経たないうちにリメイクっすか?
さすがにそれは…ちょっと悩むなぁ
銀色の完全版はそれぐらいじゃなかったっけ?
ノテroyや結い橋PROは9ヶ月ぐらい。
声つきのみではなく、問題はリメイクされてるかだ。
911 :
カーフ:02/12/15 21:38 ID:5PoMr+jh
それはいいが、声優はどうなるんだろう・・・
決まったらまたもめそうだなぁ(^_^;
仙台でもついてるんだから、バックログと既読スキップも付けてくれないかな
それぐらいは付くと思うけど。
システムは仙台のシステムに載せ替えてくるだろうね
アレの不満点はテンキー側のEnterが効かないことぐらい
既読スキップはNScripterでサポートされてるみたいだから、
追加できるだろうね。バックログはよくわからなかった。
バックログは最初から付いてなかったか??
ところでそろそろ新スレのタイトル決めない?
ああ、いつのまにか900超えてたのか。気付かんかった。
それじゃまずは
ONE2 part11 祝福したいけど、でも……
とか
ONE2 part11 久遠さんって、お兄ちゃんのこと……
ONE2 prat11 先生だ〜いすき
久遠シナリオ追加!? ONE2 prat11
どうせボイス版もDVDとCDに分けて出すんだろうなあ。
特典でONEのボイス版みたいにアレンジサントラが付いてたら買ってしまいそうだが…
ONE2総合part11 久遠だーいすきwithVOICE
with voice か・・・初回版をほぼ定価で買った漏れは「それなりのでき」程度じゃ納得できんよ。
わざわざONE2→ONE2 voiceと新作を挟まず連続で出すだけのことはあるな、と言えるモノを作ってほしい。
どうせ買うのは声無し版のリピーターだろ。声無しONE2を回避した奴らは声が付いたからってどうせ買わないだろうし。
少なくとも声の他に久遠シナリオと及川視点くらいは欲しい。あとシステムも仙台のに換えて。
特典なんかに逃げず、声あり版と声無し版を同時に買っても損をしたと思わないですむモノを作ってくれい。
旧ユーザを食い物にするような商売は、タコが獲物も追わずに自分の脚を食って飢えをしのぐようなもんですぜネクストンの旦那。
及川視点はいくら何でも高望みだろ
文句言うなら買わなければいい。
それだけの事だ。
声なしで回避した奴は買うんじゃないか?
>>925 924は文句じゃなくて単なる個人的な希望だと思うが。
それに最近の(でもないか)ネクスdはアコギな商売やってるし
一言言いたくもなるだろう。
言うだけならタダなんだからいいじゃないか、別に。
つーか400個所にも及ぶ誤字脱字とシーンが飛んでる個所の
シナリオ上の整合を取ってくれればそれだけで良いよ
One2 part11 エターナル〜久遠の絆〜
やっぱセリフで統一した方がいいんじゃないかなあスレタイ。
あれだけ要望の多い久遠シナリオを追加しないでリニューアルというのは、ユーザーにとって逆効果だと思う。
でもシナリオ一個追加するのは中々大変でしょ。
どうなるやら。
せめてHシーンとかぐらいは…。
久遠シナリオ無し!?ネクストンを見限ります ONE2 part11
問題はいくら位なのか?
4800円くらいなら、声入れただけでもまぁ許す
5800円なら久遠シナリオ追加。
8800円ならさらに加えてファンブックのSSを声付で追加しなければ許さん
スレタイは950の自由。
ただしセリフで統一。
と。
950に任せるのは良いとして、
無理にセリフに統一することは無いだろ。
そもそもスレタイにセリフってのは7以降なんだし
なんで配役の話が出ないんだ…
奈穂役は堀江由衣で決まりだな
じゃあ及川役も関智一で決まりだな
>>936 でも今更変えるのもなんかな。
やっぱセリフで行って欲しい
パリオさんの12/16の日記によれば
『前作を買ってクリアした方も、
今回のうぃずボイスを買って損は無いでしょう♪(^^)』
信じていいのかな?
だまされてる…きっとわたし、だまされてるよ…
家族計画の寛はすげーな…。
ONE2VOICEもあれ位の気概を見せてほしいものだ…。
OHPのキャラクター紹介で久遠がメインの方になってますな。
つ〜かよく見るとまんま追加になってたよ・・・
946 :
カーフ:02/12/20 20:34 ID:x8Xzn9BZ
ボイス版情報キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
追加シナリオキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
だまされてないぞ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
・・・慣れないことはするものではないな、私(^_^;;;
あれっ?角田さんは…?
ボイス版キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
システムは今のままがいいなと言ってみたり。NScripterってフリーの互換環境あって
MacやPDAなどで動くので。
さりげなく久遠たんがメインキャラになっとるし。
あのキャラは久遠なんだろーな?
そうじゃなかったら…
昇格キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━!!!
>奈緒や綾芽などのシナリオを大幅加筆、修正。
やっぱり永遠を掘り下げて行くのだろうが。
個人的にはONE2は永遠無しのほうがおさまりがいいと思うんだが。
でもそれだと「ONE」じゃねーしなぁ…。
問題としては久遠たんをメインにもっていくってことは永遠逝きってことになるかどうかなんだが。
やっぱ永遠逝きの原因はピアノの発表会でボイス無し版以上の展開が起こるのか?
>>953 というかこのスレ以外じゃほとんどONE2の話聞かないしここで出た意見がほぼ反映されてると見てもいいんじゃないかなあ。
例えば綾芽だとバカップル成立後の話を増やすとか
ところで
>>950さんいますか?
>954
すんげー昔に同じ書き込みしたけど、やっぱメール欄ぐらいしないと久遠は永遠に行かないと思う。
久遠タ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ン!!!!!
さて、次なる問題はその質か
永遠の扱いも気になるが
>衝撃な印象をユーザーに与え、感動の渦へと巻き込んだ
前半はまぁ間違ってないとして、後半は何か違う気がする
でもそれやったら叩かれるだろ。
せめて小指の神経が切れるとか
>>956 『メル欄』ぐらいが妥当じゃないか?微妙に乃逢と被ってしまうが
そして展開としては乃逢ライクになりそうだがな…。
しかし、久遠さんはよほどのことない限り逝きそうにないなぁ…。
…で、当然久遠たんのHシーンが付くわけでつよね?
(;´Д`)ハァハァ
962 :
956:02/12/20 23:34 ID:I47UKlX0
>958>959
その程度で永遠に行くようなタマじゃないような気がする。まあ、それを言ったら>956のメール欄でも同じ事なんだけどね。
>957
>前半はまぁ間違ってないとして、後半は何か違う気がする
ONE2発表から付き合ってきた身としては、十分感動できた。
「あそこからよくここまでの出来に仕上げた!よくやった!感動した!」
オレとしてはEDをボーカルにしてほしい
一番もったいなかったのは綾芽の終わり方
EDのせいで萎え
ところで新スレは?
うーむ、一応立ててみようか?立てられるかわからないけど
スレタイはどうする?
久遠のセリフで行く?
それとも単に「祝・ボイス版発売決定」とかにする
ONE2 part11 EDもボーカルで
ONE2 part11 倉谷さんも昇格してください
・・・・スレタイは冗談だけど
ボーカルと倉谷さんシナリオ追加はやってほしい
というかもうキャラ分けされてるから無理では?
ちなみに蔵谷だぞ。
し、しまった!
再セットアップしたから一発変換できないの忘れてた
俺も無理だと思うが
> ONE2 part11 蔵谷さんも昇格してください
には同意。……いや、これをスレタイにするかどうかではなく。
心音に恋してた少年のことについての
シナリオ追加はあるんだろうか・・・・名前は記憶のかなた
そんなの入れるなら及川の方やるだろ
> 名前は記憶のかなた
(つДT)
> 963
> 一番もったいなかったのは綾芽の終わり方
> EDのせいで萎え
夢幻譜のあと普通のED流さずそのまま終わってくれってこと?
個人的には夢幻譜が流れて終わる綾芽のEDが一番よかったんだが。
>オレとしてはEDをボーカルにしてほしい
なんで、夢幻譜のあと普通のED流さず
そのまま終わればよかったって事でしょ
ただEDって曲だけ聴くとすんげーいい曲なんだよな。
つーか6800円って…
発売してまだ一年経ってないぞ?
声なし版買ったやつの立場は・・・?
久遠たんのために…
baseon次回作の体験版入りがONE3だったら笑えるんだが
次スレは980
帯広はとりあえずコテハンしる
>>977 11なら立ってるぞ。仙台みたいなサブタイだが
そして980
埋めといたほうがいいのかい?
埋めた方がいいだろう
O
1 目をつぶれば すぐ会えるの あなたに
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
後はお願いします。
13
やっぱりあと2回くらい埋めます
14
1000 :
名無しさんだよもん:02/12/22 12:52 ID:i+nyJ5Io
1000
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。