>>354 読みました。まだ経験が不足しているような感じですね。
いくつかアドバイスさせてください。
友達ができない、というモチーフでは>115-121のレン萌え氏が琴音を題材にして力作を書いています。
彼はそこで「なぜ友達ができないのか」「それをどのように感じているのか」ということを徹底的に追及し、
かつ、それを誰でも悩みそうな問題にフラッシュバックして読者の考えと作品をシンクロさせようとしています。
せれにあ氏の作品の場合、「友達ができていないから話しかけようとする」のがなぜか?という、
根本的な部分が抜け落ちています。これでは読者は感情移入できません。
なぜ観鈴に話しかけようと思ったのか、なぜ観鈴が気になるのか。
普通観鈴のような態度を取られたら他人は気味悪がって近づきません。では、それでも話しかける理由は?
もしかしたら過去に似たような経験を自分がしたからなのか、それとも、そういう人を知っているからか。
そういった心理描写から読者を引きこんでいくことが、話に厚みを持たせることにつながってゆきます。
将軍氏やレン萌え氏はさすがに有名職人だけあり、非常に上手いです。
↑の狗威氏もしかり。きっと何度も何度も書いて、練習し、レベルを上げてこられたのでしょう。
彼らがネームバリューのある理由はどこにあるのか、よく読んでみれば分かると思いますよ。