SS投稿スレ12

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260名無しさんだよもん
クロスオーバーSSは余程の出来でも無い限り
評価されないのが当たり前ジャネーノ?。
Aという作品にBという作品のキャラをそのまま乗っけただけなんてのは特に。
そんなの他の作品のキャラをぶっこんでも書けるからね。
一時期(今もか)ガソダムキャラの名前を
ときメモキャラの名前にすりかえただけでMSやMAで戦わせる
どうしょうも無い「つぎはぎSS」が溢れてた。
言っちゃ悪いけどそれと同レベルだわ>イニシャルK
必然性の無いクロスオーバーSSなんか
木に竹をつぐようなもんだよ。

>名無しですから ◆qOl5CuAU
自分の脳内世界を表現したいという姿勢は見えるが
表現の仕方を大幅修正したほうがええよ。
今現在、君の脳内設定を深読みできる人は1人もいないからね。
261名無しさんだよもん:02/08/17 00:11 ID:x9yzheD5
・・・今まで幾つのスレで何回書いたかわからんようなことを「あえて」書かせていただくが。

放置が一番です。放置が基本です。放置が王道です。放置が良策です。放置がお似合いです。

な? 頼むから。わかった上で「遊ぶ」為にマジレスしてるなら、もうどうでもいいけどさあ。
262名無しさんだよもん:02/08/17 00:26 ID:XlXPma3R
>259
ちょっと穿ちすぎでは?



263名無しさんだよもん:02/08/17 00:28 ID:NW479E/Z
>>257
でかした。貴様がそれほどやれるとは正直思わなかった。
もっとやれ。定石を押さえたベタベタな方向で。


264名無しですから ◆qOl5CuAU :02/08/17 00:30 ID:GcK5i0DO
>>260
なぜ、そう誰一人として理解していないと言い切れるのですか?
ただ貴方の読解力が不足しているだけだ、とは考えられませんか?
少しは自分を省みてください。

ただ、私の作品を理解している人が全体の一割に達していないであろうことは
認めています。
265せれにあ(selenear):02/08/17 00:33 ID:caT0zieF
感想、ご指摘ありがとうございます。
箇所を具体的に上げていただいたおかげで
己の文章力の薄さというのがよくわかりました。
少しでも上達するように精進したいと思います。

個別に返事したいのですが、書きすぎと言われそうなのでひとつにまとめました。
本当にありがとうございました。
266名無しさんだよもん:02/08/17 00:36 ID:5wgcxB3f
>264
1割? 1人もいないの間違いでは?

このスレの住人の皆さんに聞きたい
名無しですから ◆qOl5CuAU氏の作品を支持するのかしないのかを

ただ、これでスレが潰れるのは本意ではないので
感想などの最後にでも、付け加えていただけるとありがたい。
267名無しさんだよもん:02/08/17 00:42 ID:GcK5i0DO
支持に一票。
268名無しさんだよもん:02/08/17 00:42 ID:UyFo3xbx
>>266
>>261に賛成。というかあんたも>>261読め。そして実行すればなお良し。
269名無しさんだよもん:02/08/17 00:43 ID:5wgcxB3f
>267
無効票
ジサクジエンは止めましょう(藁
270名無しさんだよもん:02/08/17 00:45 ID:NW479E/Z
>>2569
品性の低さを露呈してしまったな…
271名無しさんだよもん:02/08/17 00:46 ID:5wgcxB3f
>268
そうしたいんだけどね
こいつ、放置しようが絶対居座ると思うし
現実をハッキリと見せ付けた方が良いかなぁと思ってね。

ウザイと思われた方は、投票自体スルーしてくだされ
何か、書いていて絶望しそうになってきたよ。
272名無しさんだよもん:02/08/17 01:04 ID:XlXPma3R
>107-112
遅きに失した感があるけど、感想など。「月は見てる」もあわせて読むと
日常に潜む異常性を描きたかったんだと思う。また、丹念な描写が好き
なんだろうな、と思う。偏執的に一つのシーンを描くことによる
表現の恐怖、といったかんじだろうか。

でも、今回はそれがアダになった感じがする。

二、まではいいと思う。でも三以降は無くてもいい。というか
無いほうが異常性を際立たせられる。そっちのが「月は」の最後と
同じ後味の悪さを感じさせれる。

口に入れたところで、名雪に目撃させて・・・、というのはどうか?

いろいろ書いたけど、安易に流れない不気味な世界に挑戦するのは
大歓迎。SSっぽくない文章もいい。次作もよろしく。

>266
オレは支持する。色々と問題があるのは事実だが、それでも
存在自体を否定してはいけないと思う。

>267-271
感想も書こうよ。
273名無しさんだよもん:02/08/17 01:12 ID:njqZFGFd
>264
>267
ID:GcK5i0DO

こーゆーことすると、あなたを支持する人がいても自作自演呼ばわりされます。
たとえIDが変わっても繋ぎ直しただけだと思われます。

ついでにいうと、作者でもない第三者が感想に反駁してどうするんですか?
まだすべてのSS作家の代弁者のつもりなんですか?
まわりすべてに噛みつかないと気が済みませんか?

どうせだったら、作品で勝負しませんか?
274甘えん坊将軍 ◆edRx6H2I :02/08/17 01:16 ID:idPWvyHK
 そう頭に血を上らせなさんな。
275名無しさんだよもん:02/08/17 01:16 ID:pFrmFGVN
>266、271 ついでに273も。

おちけつ。

感情的になってレスを書いている時は、「うざい」と思っている相手より
結果的にうざいレスを書いてしまっている時だぞ。大抵。「釣られている」状態だ。
上で建設的な方向にしようとSSや感想を書いてる人達のレスを仰ぐべし。
自分は時間をおく、レスを書かないってのが最善の時もある。
276イニシャルK:02/08/17 06:52 ID:irABWP/a
   ∩
  ((    , _    …>>276-270です 
   ))  /    ヽ …謎が深まりますね
  /'⌒ヾ l ノノルリン〉 私もよく分かりません
 ⊂,人⊂ンルl - _-ノリ
277イニシャルK:02/08/17 06:53 ID:irABWP/a
(もうすぐね)
(本当に来てくれたんだ)
(下り最速の男)
(伝説の男)
(あたしの本当の実力を見せてやる)
(見てろよ、柏木姉妹)
(早く来い)
(楽しみだぜ)
(どんなやつなんだか)
(こんなに血が騒ぐのは久しぶりだ)
(たっぷりひきやがって)
(たいした千両役者だ)
(どんなライダーとバイクが出てくるのか)
(ハッタリは通用しない)
(じっくりとおがませてもらおうか)
(来い!)
(早く来い!)
 近づく2ストロークサウンド。
 闇を切り裂くライト。
「来たぞぉ!」
「道をあけろ!」
「早く誘導しろ!」
 ざわめく者と沈黙する者。
「なんだぁ?
「下から一台あがってきたぞ」
「なんなのかなーあの原付」
「みんな、あの原付を待ってたんだ」
「NS50Fだぞ」
 AC08E。
 数多の伝説を生み出すエンジン。
278イニシャルK:02/08/17 06:54 ID:irABWP/a
「…耕一?」
(やっぱりね)
 動揺する梓。
 見つめる千鶴。
「何でこんな所に?」
「いや、ギャラリー…に来たんだけど…」
「耕一さん」
 冷静に言い放った。
「走ってみませんか?」
「マジ?」
「マジです」
 笑わない千鶴。
「千鶴姉!あたしは反対だ!」
 激昂する梓。  
「こいつ、あんなに馬鹿にしてた2stに乗ってんだよ!」
「梓」
 冷たい風。
 認める物はただ一つ。
「耕一さん?」
「分かったよ、千鶴さん」
「千鶴姉!」
「黙りなさい」
 沈黙する梓。
 2ストロークエンジンが、再び鼓動を開始する。
 250Rのピストンリードバルブ二気筒。
 50Fのピストンリードバルブ単気筒。
 パワーに優る250R。
 バランスの取れた50F。
 勝負の行方。
 組み上げた者だけが知る。
279イニシャルK:02/08/17 06:55 ID:irABWP/a
「カウントいくぞ!」
 高まる咆吼。
 冷静な目。
(腕前を見せてもらおうかしら)
 千鶴は二人の走りを見物する気でいた。
 勝負とは関係無しに。
「5!」
「4!」
「3!」
「2!」
「1!」
 唸る2ストロークエンジン。
「GO!」
 吐き出される白煙。
 先行する50F。
(梓のやつ、手を抜いてんのか?)
(速いっ、ストレートが比べ物にならないっ)
(梓、何コーナーまでついていけるのかしら)
 単気筒特有のパルス。
 高回転による共鳴。
 乗る者を恐怖に陥れる振動。
 操れる者は二人だけ。
「3台つながって突っこんでくるぞ!」
「第一コーナー!」
 50Fは後続の250Rと400Rに勝っている。
 減速、旋回、加速。
 全てにおいて。
 しかし。
 千鶴は隠す。
 自らの爪を。
280イニシャルK:02/08/17 06:57 ID:irABWP/a
お姉ちゃん達…。
…まだやる気?
もう、やめない?
私はいいから…。
…幸せに、なってね。
281名無しさんだよもん:02/08/17 10:34 ID:5V0OVzrG
>>274
落ち着いたら次作投下してくれる?
282イニシャルK:02/08/17 11:51 ID:L0HBbIpA
   ∩
  ((    , _    …>>282-286です 
   ))  /    ヽ …謎が深まりますね
  /'⌒ヾ l ノノルリン〉 私にもよく分かりません
 ⊂,人⊂ンルl - _-ノリ
283イニシャルK:02/08/17 11:52 ID:L0HBbIpA
 千鶴は冷静に見る。
 二人の勝負を。
 手に取るように分かった。
 二人の技術が。
(アーティストね)
(ほとんどカウンターを当てない全開のスライド)
 バンクしたかと思うと消えている。
(50Fを手足のように使ってる)
直線。
 加速していく250R。
 追いつく。
(私でも、無理ね)
 千鶴は全開にしない。
(梓は負ける)
 2台は加速していった。
「先頭は予想どおりNS50F!」
「よくわかんねけど、最高!」
「後ろに千鶴の400Rがついてるぞ!」
「どうなってんだ?三つ巴じゃねーか!」
「でも、千鶴は参加してるって感じじゃねーな」
「余裕を持って、観察してる感じだぜ」
 50Fと250Rの感覚は一定を保っている。
 性能と技術が等しいため。
 性能は250R。
 技術は50F。
 ライダーとマシン。
 一体で奏でる協奏曲。
 乱れた時には死。
 梓は恐怖する。
 それでも、チャンバーは加速させる。
284イニシャルK:02/08/17 11:52 ID:L0HBbIpA
 限界のサウンド。
 すでにエンジンは限界を超えていた。
 それでも加速していく。
 あり得ない話だ。
 同排気量のエンジンでない限り、勝負とは言えない。
 それでも加速していく。
 分かっていない。
 何も分かっていない。
(離されてるわね)
(よく頑張ったってとこかしら)
(うまく荷重をかけて、グリップさせてる)
(パワーを生かした走りね)
(おもしろみはないけど、ムダがない分スキがない)
 スロットルを開ける千鶴。
 タイヤから立ち上る白煙。
(のんきなこと言ってられないわね)
(離されちゃもともこもないし)
 勾配が急になる。
(ダウンヒルスペシャリストの真価は、ここから)
 目の前に現れるヘアピン。
 路面は荒れている。
 誰もが通った道だから。
 誰も通らない道だから。
(ここなら、いける!)
 梓は確信する。
 加減速では勝っているから。
 性能が勝っているから。
 スロットルを開ける。
 白煙が立ち上る。
 サイレンサーとタイヤから。
285イニシャルK:02/08/17 11:53 ID:L0HBbIpA
(カウルについてるRは不敗神話のR)
 NS、NSR然り。
(50Fなんかに負けてたまるか) 
 弾けるように加速していく250R。
 50Fを凌駕している。
 コーナー侵入。
 並びかけていく。
(やっぱ、ちがうな)
 耕一は思う。
(簡単すぎ)
 ミラーを見る。
(梓、何やってんだ?)
 リズムが乱れているのが分かる。
(そりゃ、原付に負けるのは悔しいだろうけどさ)
 咆吼するHC04E改100cc。
(こっちは、100ccのフルチューン、だぜ?)
 エンジンだけではない。
 全てに手が入っている。
 軽量化もされている。
 NS50R。
 誇り高きNS。
 その末弟。
 しかし、否定されていた。
 Rの名を冠していても。
 与えられなかった。
 クランクケースリードバルブエンジンを。
 だから、否定した。
 世界を。
 だから、肯定した。
 自分を。
286イニシャルK:02/08/17 11:54 ID:L0HBbIpA
…もうやめて!
怖いよ…。
何で…。
こんなことに…。
……。
287名無しですから:02/08/17 12:42 ID:L0HBbIpA
楽しめるかどうかは、あなた次第です。
勝手にして下さい。
288名無しさんだよもん:02/08/17 13:20 ID:6i36Q3bF
プ
289イニシャルK:02/08/17 13:51 ID:ocRHx2CR
   ∩
  ((    , _    …>>289-293です 
   ))  /    ヽ ……
  /'⌒ヾ l ノノルリン〉 楽しくありませんか?
 ⊂,人⊂ンルl - _-ノリ
290イニシャルK:02/08/17 13:52 ID:ocRHx2CR
 立ち上がりながら、旋回する。
 流転する世界。
 そのまま消えていく。
 言葉を持たない者は沈黙する。
「バイクで…ドリフト…」
「完璧なコントロール…だな」
「あそこを流しっぱなしで抜けるヤツ、初めて見た!」
「イカれてるぜ」
「最高!」
「なんなんだよぉ…アレは」
「オレ達が考えてるスライドとは違うモノだぜ…」
「キョーレツ…一度見たら忘れらんねえ」
「ぶっとんだぜ!」
 連続するコーナー。
 不安定に安定するNS50F。
 その姿は儚くも美しい。
 求める物はただ一つ。
 絶え間ない加速と減速。
 消える50F。
(…レベルが…違いすぎる…)
(さすがね、耕一さん)
 千鶴と梓。
 決定的に違う二人。
 沈黙する梓。
 胸を高鳴らせる千鶴。
(次は…狩る)
 月光が3匹の狼を照らしていた。
 狼達は踊る。
 狩りを楽しむため。
 チャンバーは加速する。
291イニシャルK:02/08/17 13:52 ID:ocRHx2CR
(ふふ)
(使いこなし始めたわね)
 一定のリズムを刻むHC04E改。
(楽しみでしょうがないわ)
(あらためて拝めるとはね)
 400Rは認め始める。
 自分を。
 そして、他人を。
 3本のチャンバー。
 呼吸を始める。
 往復するピストン。
 回転するクランク。
 加速していく。
(2st、4stなんて関係ないわ)
(あなたは、私が狩る)
 闇に溶ける400R。
 誰も見た事のない千鶴。
 誰にも見せたくなかったから。
 理解などされたくなかったから。
 それでも加速させていく。
 NS400Rを。
 自分を。
(殺したくてたまらない)
(愛しいわ、耕一さん)
(…お願い)
 目に映る物はNS50F。
 沈黙する者など認めない。
 千鶴は爪を認めた。
 そして。
 始まりを告げた。
292イニシャルK:02/08/17 13:53 ID:ocRHx2CR
 高まる咆吼。
 畏怖する者。
 激昂する者。
 興奮する者。
 感動する者。
 それ以外は消えていなくなる。
(あの馬鹿、スロットル開けろよ)
(なにやってんだ?)
 タイヤは意味をなさない。
 千鶴はスロットルを開けた。
(ん?千鶴さん?)
 100ccと400cc。
 排気量の差など無くなっていた。
 流れる水のように走る50F。
 猛る火のように走る400R。
 差は縮まらない。
 遅れる250R。
(ついて…いけない…)
 250Rは否定された。
 最も信頼していた人から。
(まだまだね、耕一さん)
(次の機会に、ね)
 遠ざかる50F。
 チャンバーは奏でる。
 楽しみを。
 悲しみを。
 喜びを
 憎しみを。
 チャンバーは歌う。
 始まりを。
293イニシャルK:02/08/17 13:54 ID:ocRHx2CR
楓お姉ちゃん。
楽しそう。
私も…いいかな?
ありがとう。
私も行くね。
294名無しさんだよもん:02/08/17 15:26 ID:MTFMC34C
>>イニシャルKさん
えー、感想を書かせて頂きます。

バイクの出てくるSSを書くなら、もう少しバイクの挙動等を勉強しては如何でしょうか?車とは違うのですから、車をバイクに置き換えただけでは不具合が生じるのは明らかだと思いませんか?

バイクが好きとの事ですが、実際に乗った事はありますか?
物理的に不可能な事も多々あります。そして、あまりにも躍動感に乏しいと言わざるを得ません。

実際に峠を走った事がなければ走り屋のSSは書けない、とは言いません。
百聞ではなく、二百、三百と聞けば、一見に勝る事もあると思います。

ただ、その手間を惜しみ、他人の意見も聞かずに己の中でのみ完結させても理解されるのは困難だし、理解できない奴は読まなくていいと言うならば
このスレでSSを書くのは無意味ではないでしょうか?
295名無しですから:02/08/17 15:40 ID:WlieArk6
>>294
あなたを犯人です。
296名無しさんだよもん:02/08/17 15:43 ID:DRD9CmKA
(´-`).。oO (誰のためのSSなんだろう・・・)
(´-`).。oO (・・・というか)

(´-`).。oO (『誰に読ませるつもりの』SSなんだろう・・・)
297名無しですから:02/08/17 15:50 ID:WlieArk6
>>296
そんな酷な事言う人を犯人だなんて嫌いです。
298名無しですから:02/08/17 16:10 ID:7+MnI4mp
>>294
>>296
ウザイ
299名無しですから:02/08/17 16:17 ID:7+MnI4mp
感想はヲチスレでお願いします。
300名無しさんだよもん:02/08/17 16:22 ID:L1xCrALe
>299
どこだよそれ。
301名無しですから:02/08/17 16:24 ID:7+MnI4mp
そんな事言う人嫌いです。
302名無しですから:02/08/17 17:03 ID:IbNGHS5P
通帳に100万入ってた人嫌いです。
303名無しさんだよもん:02/08/17 17:05 ID:SxudhXLG
作者以上にマジレスしてるヤツのが痛い












っつかワロタヨ
304 ◆0Xt6.J3U :02/08/17 19:11 ID:TPLWrsYo
最近、あまり見ない組み合わせに凝っているので……なんとなく書いてみました。
途中妙なドラマのタイトルが出てきますが、由綺スレの名無しさんからアイデアを(勝手に)いただきました。
タイトルは『残された栞』で5レス。
305『残された栞(1/5)』:02/08/17 19:12 ID:TPLWrsYo
 その日『喫茶店・エコーズ』は珍しく大盛況だった。
 すでに陽は落ちているが、店先は内側から漏れる灯りと、外からも窺えるにぎやかさで明るく照らされている。
 そして珍しくヒマになった由綺がエコーズの前に立つと、時を同じくして入ろうとしていた少女が一人。
 長い黒髪の上にベレー帽を乗せた少女は、美人だがどこか地味で、少し由綺に似た印象を持っていた。
 少女はドアを押さえ、無言でお先にどうぞと促す。
 由綺は「ありがとうございます」と頭を下げ、ドアをくぐった。
 中では冬弥が忙しそうに動いていたが、由綺の姿を認めると、笑顔を見せて、足早に歩いてきた。
「いらっしゃいませ。今日オフだったっけ? あ、いらっしゃいませ」
 後者は由綺の後ろに立つ少女に向けたものだ。
 冬弥は「知り合い?」と由綺に尋ね、由綺が首を振ると困ったように奥の席を見る。
「いま、あそこの四人掛けしかあいてなくってさ……」
 冬弥の声を聞いて、少女が踵を返そうとする。だが、その前に由綺が提案した。
「あの、よかったらご一緒しませんか?」
 少女は迷うように視線を揺らしていたが、やがてこくりと頷いた。
306『残された栞(2/5)』:02/08/17 19:13 ID:TPLWrsYo
 由綺はカフェオレを頼み、少女も迷ったあげくに同じものを注文する。
 冬弥は由綺と話したいような雰囲気だったが、「ごゆっくりどうぞ」と言い残して、厨房へ足早に戻った。
 その忙しそうな後ろ姿に、由綺は小さく手を振る。
 姿勢を戻すと、喧噪の中に紛れそうなか細い声が、由綺の聴覚に届いた。
「あの……本読んでもいいですか?」
「あ、はい。どうぞ」
 話ができないことを少し残念に思いながら、由綺は頷いた。
 少女は駅前の大型書店の名前が記された重そうな紙包みを取り出し、封を開ける。
 中から文庫本が三冊に新書が二冊出てきた。その量に、由綺は友人の一人を思い浮かべた。
 由綺も本はそれなりに読む方だったが、読書家というものは桁違いにたくさんの本を読む。
 少女がカバーの掛かってない真新しい新書に、自前のブックカバーを掛けようとしたところで、
「あ、それ……」
 由綺が声を上げ、少女が不思議そうに視線を上げた。
「それ、『ネトラレ』だよね。この前書籍化したばっかりの……」
 愛した人が次々に奪われる”能力”を背負った人々を描いた、コメディータッチの恋愛マンガで、この秋からドラマ化も決定。
 それがつい最近、ノベル化されたものが少女が手にしたその本だった。
 内容は由綺には少々落ち着かないものだったが、コメディとして読めばそれなりにおもしろい。
 実はそのドラマの主題歌を歌うのが由綺で、先日レコーディングを済ませたばかりだった。
 それで、つい声を上げてしまったのだが、少女は気分を害した風もなく、素直に頷く。
「私の先生に……」
「え?」
「『これおもしろいから読んどきなさい』って言われて、マンガの方を貸してもらったんです。
 それで、おもしろかったから……小説の方も、読みたくなって……」
 初めて少女は微笑んだ。小さな花がほころびるような笑顔だった。
 嬉しくて、つい由綺も声を弾ませ、会話を繋げる。
307『残された栞(3/5)』:02/08/17 19:13 ID:TPLWrsYo
「そうなんだ。先生って、学校の先生?」
 だとしたら、かなり楽しいタイプの先生だと思ったが、はたして彼女は首を振った。
「マンガの先生……」
「マンガの?」
 それはちょっと意外な返答だった。
「漫画家さんなんだ。それとも、アシスタントっていう方?」
「いえ。同人誌を……少し……」
 少女がうつむき、消え入りそうな声で呟く。頬を軽く染めて恥じ入っているしぐさに、由綺の方が慌ててしまう。
「あ、ごめんなさい。私ったら、勝手に話進めちゃって……」
「いえ……」
 気まずげな空気が流れかけたとき、タイミング良く冬弥が現れた。
「お待たせしました」
 二人の前に湯気を立てたカップが置かれる。由綺は心の中で冬弥に感謝した。
「お砂糖、いくつ入れますか?」
「……2つ」
 少女のカップに2つ、自分のカップにも同数の砂糖を落として、スプーンでかき混ぜる。
 挽きたてのコーヒー特有の濃厚な香りが立ち上り、優しく空間に広がった。
 息を吹きかけながら口に含むと、コーヒーの強い主張をミルクがまろやかに包み込み、舌の上に溶ける。
 じわりとにじんでくる液体の暖かさに、ほぅっとため息をついた。
「おいしい……」
 呟いたのは少女の方だった。由綺も「うん、おいしいよね」と笑った。
 その暖かさが、少女の口を軽くしたのか、
「このお店……よく来るんですか?」
「うん。ほら、さっきのウェイターさん。あの人……えっと、一応……その、恋人……だから」
 照れながら、口ごもりながらも、言うだけのことは言う。
 回りくどい表現自体が、ほとんどのろけになってしまっている。
 そのしぐさがあまりにも幸せそうで、少女もつられて笑顔になった。
「……羨ましいです」
308『残された栞(4/5)』:02/08/17 19:14 ID:TPLWrsYo
 由綺が照れて頬に手をやった。ごまかしついでに別の話題をふる。
「ええと、あなたはこのお店、よく来るの?」
 常連と言っていい由綺だが、彼女の姿を見たことはなかった。
「ここのお店……昼間は静かだから、たまに本を読みに来るんです……」
「うん、そうそう。夜になると急に混むんだよね。昼間はガラガラなのに」
「びっくりしました。いつもはすいてて、静かで、落ち着くんですけど……」
「喫茶店としては、あんまりよくないんだけどね」
 二人で軽く声を立てて笑った。
「あ、そうだ。さっきの人とは別の、もう一人のバイトの男の人、知ってる?」
 少女はこくりと頷く。
「その人ね、ミステリーとか好きな文学青年だから、きっと話が合うんじゃないかな?」
 少女は脳裏に文学青年の姿を思い浮かべた。なるほど、確かにそれっぽい顔つきをしている。
 本人が聞いたら「なんだよ、それ」と困った笑顔をするだろうけど。
「あ、そうだ。話を戻すけど、『ネトラレ』のマンガでね……」
 ドラマの撮りで聞いた裏話なんかも交えながら、会話に花を咲かす。
 少女は静かだったが、特に不快な顔も見せず、話に耳を傾け、時折自分からも話をふった。
 由綺も同年代の友人と話すのは久しぶりなので、すっかりはしゃいでいる。
 少し冬弥が寂しそうな顔をしていたが、由綺にしては珍しく、それに気づくこともなかった。
 どのみち店は大忙しで、冬弥が会話にかまけるヒマなどはなかったのだが。

 結局、少女は本を1ページもめくることなく、一時間ほどして店を出た。
「ごめんなさい、話につきあわせちゃって」と謝る由綺に、笑顔でふるふると首を振り、一礼してその場を辞した。
 そのころには一時期の喧噪が嘘のように、店の中は空いていた。
「あー、ようやく一息つける」
「お疲れさま」
 冬弥はすぐ近くのカウンター席に軽く腰をかけて、大げさにため息をついた。
309『残された栞(5/5)』:02/08/17 19:15 ID:TPLWrsYo
「こんな日に限って、彰のやつはいないし……せっかく由綺が来てくれたのにな」
「うん。でも楽しかったから。それに、まだ時間はいっぱいあるし」
「オフなんだ?」
「うん、急にね……。前もって分かっていたらよかったんだけど」
「いいよ。由綺と会えたし、こうして話もできるし……そう言えば、さっきの子となに話してたの?」
 少しいたずら心が湧いた。
「浮気の話」
「え?」
 冬弥がぎくりとして、椅子からずり落ちかける。
「そういうマンガのお話。びっくりした?」
「なんだ、マンガか。驚かさないでくれ」
「ごめんね」
 冬弥が軽くこづこうとしたのを、頭を抱えて大げさにかわす。だけど捕まって、頭をぐりぐりと撫でられる。
 きゃあきゃあと声を上げるが、店内の注目を浴びたことに気づいて、慌てて頭を下げたり。
 そんな些細なやり取りは、先ほどまでの穏やかな会話とは違った幸せだった。
「あれ、それ……由綺の?」
 不意に冬弥がテーブルの上を指す。
「え? ううん……」
 そこに栞が一枚落ちていた。素朴だが趣のある、淡い水彩の風景画で、あの少女が持つにふさわしいものに思えた。
 手にとって眺めている内に、それが市販のものでなく、手書きのものであることに気づいた。
 めくると、裏には流れるような字体で、長谷部彩と書いてあった。
「長谷部、彩さんかぁ……」
 栞を透かして、今日出会ったばかりの少女の姿を思い起こす。
「どうする? あの子見たことあるから、店で預かっておこうか?」
「うん……」
 常識的に考えれば、それが一番手っ取り早い方法だったが、なぜか由綺は、
「うぅん、私が持ってる。できれば、直接返してあげたいから」
 大切そうに、手帳に栞を挟んだ。
 またいつか会えるといい。そんな願いを込めて。
310 ◆xSjwTm9w :02/08/17 19:18 ID:TPLWrsYo
>>305-309『残された栞』でした。
冷静に考えりゃあ、由綺は困ったことをしてるな(;´∀`)
では、失礼。
311名無しさんだよもん:02/08/17 20:22 ID:MTuy24ex
>>310
途中まで美坂*栞*の話かと思ったよ
312名無しさんだよもん:02/08/17 20:28 ID:L1xCrALe
>311
え、違ったの?美坂栞と本の栞をかけてるんだと思ったが。
313名無しくん、、、好きです。。。:02/08/17 20:53 ID:ukspyn/l
感想を。

>全ての命が歌う詩
しおりんキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
シチュとしては確かにありきたりだけれど、ストレートに描かれたこういう
ものは大好き。SSとしては既に指摘されているように欠点があるわけですが、
荒削りな魅力が捨てがたいです。しおりん好きの私のツボにはまりました。

>綾香のドキドキ☆学園/授業編
冒頭で前作のフォローをしっかりやっているところはうまいですね。
でも、話がオチてないんですが……。小ネタなんだから落として欲しいな、
と思ったり。

>イニシャルK
他の住人のみなさん、すみません。私はこのSSが気に入っているし、続編も
期待しています。
作者さん、ここを読んでいらっしゃいますか? ネタレスに労力を消費する
くらいなら、ぜひその力をSSの完成度を上げる方へ回して欲しいと思って
いる一読者(=私)がいることも忘れないで欲しいな。
314名無しくん、、、好きです。。。:02/08/17 21:31 ID:ukspyn/l
>残された栞
 私も一瞬しおりんの話かと思った一人です(w。いや、どうでもいいことなのですが。
 ほのぼのとした感じがよく伝わってきていい感じです。本来関係のない二人にうまく
接点を持たせることに成功していると思います。確かに由綺は困ったことをしている
んだけど、由綺視点のお話だからその点はあまり気にせずに読めました。
 文章は全体的に上手いと思いましたが、いまいちこなれていないと感じた
ところもあったので指摘を。
例えば、説明的過ぎると感じたところ。
>由綺が声を上げ、少女が不思議そうに視線を上げた。
 並列接続は不適かな、とか(「上げると」などの順接にしてはどう?)。
>嬉しくて、つい由綺も声を弾ませ、会話を繋げる。
 会話を繋いでいるのは前後を見れば分かるから冗長でしょ、とか、
>少しいたずら心が湧いた。
 それを先に言ってしまったら、直後の一言のインパクトが弱まるでしょ、とか。
また、基本的に由綺視点+第三者視点のはずなのに少女視点になってしまっているところも。
>そのしぐさがあまりにも幸せそうで、少女もつられて笑顔になった。
 「つられたように」かな(これで第三者視点)。
>少女は脳裏に文学青年の姿を思い浮かべた。
 これは明らかにおかしい。推敲ミスかな。

 ま、細かい点はともかく、私は面白く読ませていただきました。
なんとなくでこれだけ書けるのは羨ましい。
315名無しくん、、、好きです。。。:02/08/17 21:35 ID:ukspyn/l
今、自分のレスが読みづらい理由がわかった気がする。
文中に適宜空行を挿入すべきなんだな。(T_T)
316名無しさんだよもん:02/08/17 21:45 ID:yEcyZIHL
>イニシャルK
あなたが荒らしでないことは分かります
ですが、毎日連載の形で投稿するのだけは、
止めていただけませんでしょうか
その理由の一つとして、毎日あげれば、
必然的に感想や、叩きも毎日でてくることになります
それは、いずれ他の作者さんが投稿しにくい環境を
作る事に繋がると思います
それは、あなたが狙っている状態ではないと思います
あと、単純に、連続して全部まとめて投稿されてるほうが
まとめて一気に読む人にとっても読みやすい
環境だと思います
以上の点で私はあなたの連載形式の投稿をやめてほしいと思う。
317316:02/08/17 21:47 ID:3AWS0a+P
さげわすれスマソ
318名無しさんだよもん:02/08/17 22:15 ID:U/UmVZUk
>305-309
彰×彩の話かあ、いやはや斬新ですなあ、って違う?w

全編に漂うほのぼの具合が良い感じだと思いましたです。
バム系のほのぼのは割とこなれてないと上手くいかないものなんですが、この話は上手いと思いましたよ。
エッセンスとして挿入されるクロスオーバーも、多少唐突ではありましたが、楽しめましたです、はい。

てゆーかネトラレで激しくワロタんですがw
319名無しさんだよもん:02/08/17 22:18 ID:nwP7vzhX
 映画版・『デスゲーム』は、隆山でロケが行われることとなった。クライマックスのロケに使われる、旅館『鶴来屋』に協力も依頼した。
 次は主題歌だ。しかしここで思わぬトラブルが発生した。
 まず、人気NO1音楽プロデューサー・緒方英二の傘下のアイドル、緒方理奈と森川由綺の二人が候補に上がった。早速打診を行おうとしたが、『デスゲーム』の原作者・川松新一を始め、出版社側から強く反対された。
 緒方英二は確かにカリスマプロデューサーの名にふさわしく、大ヒット曲を何曲も生み出してきた。しかし、あまりに独裁的なやり方なので、反発を買うことも少なくなかった。
 映画やドラマのタイアップ曲でも、何回となくもめごとを起こしていた。
 川松新一の親友であり、ライバルでもある作家・西江孝信の原作『旋風都市』のドラマ化で主題歌に森川由綺が選ばれ、緒方プロデュースで曲が作られることになった。原作者の西江が作詞を手掛けるのが話題の一つだったが、ここで事件が起こった。
320名無しさんだよもん:02/08/17 22:21 ID:nwP7vzhX
 歌詞が先に作られ、緒方が曲をつける形が取られたのだが、「こんな歌詞は使えない」「自分の作った曲に合わない」と西江の作った歌詞を断わりもなしに没にして、自作の全く別の歌詞に変えてしまったのだ。
 西江を始め、出版社は「OKを出したはずじゃないか、これじゃ話が違う」と激しく抗議したが、緒方は取り合おうとしなかった。
 テレビ局も「今更そんなことでは困る」と抗議したが、「それなら、森川を引き上げる」と脅しまがいの言葉に屈し、やむを得ず了承することになった。
 この一件で、マスコミは緒方を「何様だ!」と攻撃した。
 これにより、「うちの作品がドラマ化されても、緒方には主題歌を作らせるな」とあちこちの出版社からそっぽを向かれてしまったのである。
 川松や出版社に、
「緒方に作らせるくらいなら、主題歌はいりません」
「それでも作らせるなら、『デスゲーム』は中止です」
と言われてしまっては、緒方傘下の歌手を擁立するのは無理だ。
 次に候補に上がったのは、1、2を争う人気バンドに上り詰めた、チャイルディッシュ・アン・アワー(略称CAH)。
 しかし打診したところ、「忙しすぎてとても無理です」と断られてしまった。
 だが、それは表向きの事で、本当は緒方の圧力がかかっていたのは誰もが知るところである。
321名無しさんだよもん:02/08/17 22:24 ID:nwP7vzhX
レポート調SSをやってみました。
スイマセン、後のネタが全然浮かびませんので、
誰か良かったら続きを書いて下さいませんか?(そんな物好きいねえ)
322甘えん坊将軍 ◆edRx6H2I :02/08/17 23:50 ID:d6f3x5Cv
323名無しさんだよもん:02/08/18 00:06 ID:CX1/C8F2
>321
リレー小説じゃないけどちょっと思いつき。

「悪徳敏腕プロデューサ緒方英二が殺された。警察は調査を開始。
しかし操作は暗礁に乗り上げる。
そこで第二の殺人。それは警察をあざ笑うかのように、捜査の間隙を
付くものだった。そして四女初音にも凶刃が迫る!
柏木一同は素人探偵として大活躍!
「犯人はお前だ!」
千鶴が指差した相手とは?
そして明らかになる衝撃の結末!!」

うわ、最悪。くだらなすぎ。
324名無しさんだよもん:02/08/18 00:20 ID:CX1/C8F2
>321
第二部
「千鶴の機転で見事事件は解決した。しかし映画「デスゲーム」の
主題歌選考は頓挫したままだった。頭を痛めた製作側はオーディションを
開くことにする。
初音「お姉ちゃん、あたしたちも出よう!」
この一言で鶴来屋は大混乱
へっぽこ音楽家の悪戦苦闘
立ちふさがるライバル
混乱の中見出す一筋の光、神の旋律!
果たして曲は間に合うのか?
そしてオーディションの結果は?

次回「消えないメロディ」
この次もサービスしちゃうわよ」

マジで首つったほうがいいかもしれん。
325名無しさんだよもん:02/08/18 00:30 ID:CX1/C8F2
第三部
「無事オーディションに通ったユニット「鶴来屋」は
スター街道を驀進する。トップに手が届きそうになったとき、
社長がいった。
「千鶴君、君には引退してもらいたい」
メンバーに衝撃が走る
それは陰謀の始まりに過ぎなかった。
明らかにされる過去。
解きほぐされるロジック
単身乗り込んだ楓が最後に見たものとは!?

次回「二人」
この次もサービスサービスぅ!」
326名無しさんだよもん:02/08/18 00:32 ID:OvtjLClw
>>324
スーパースラップティック路線だな。
327名無しさんだよもん:02/08/18 00:39 ID:5Q9u/r/K
今時エヴァネタはどうかと。で、第二の殺人で殺されたのは誰?
328名無しさんだよもん:02/08/18 00:58 ID:CX1/C8F2
第四部
「平和を取り戻したかの「鶴来屋」。しかしそれも一瞬のことで
しかなかった。
「これ以上歌うと、二度としゃべれなくなる」
医師からの残酷な言葉
スターとしての苛烈な日程は初音の喉をぼろぼろにしていた。

「わたし、歌いたい!お兄ちゃんにこの歌を届けたい!」
涙を流す初音。

そしてホワイトクリスマス、最後のコンサート
満員の観客はそこで奇跡を目の当たりにする。

痕四部作ここに堂々の完結!!
最終回「神の子羊」
****************
>321
>323第一部「慟哭」
>324第二部「消えないメロディ」
>325第三部「二人」
>328第四部「神の子羊」
以上ラノベ風にしてみました。これだけで多分単行本四冊になります。
打ち切りにならなければ。

>327
誰が殺されて、犯人は誰で、トリックはなんなのか、一切考えてません。
思いつきなので。
329名無しさんだよもん:02/08/18 01:10 ID:AxZXXwP8
映画『デスゲーム』主題歌
『夕陽の歌』by TSURUGIYA
好評発売中!

>328
後少しの所で、緒方の邪魔が入ると言うのは、いかがでしょう?
330名無しさんだよもん:02/08/18 01:27 ID:5s94pXCH
イニシャルKの作者はだーまえスレに於いて名無しで煽りかましました。
SS書きとして最低なのは言うまでもありませんが、人間としても最低です。
331名無しさんだよもん:02/08/18 01:30 ID:5Q9u/r/K
>>330
ヲチスレ行け。
332流水塔 ◆skb1Nfqs :02/08/18 03:29 ID:XlIiP4yD
感想
「イニシャルK」
葉鍵+バイク という斬新な発想はおもしろいね。多分いままでなかったと思う。
ただ、ひとつ覚えておいて欲しいことはね・・・
 
書き手がここに投稿したってことは、その投稿したSSを読むために、
読み手の大切な時間を奪ってしまう

・・・ってことなんだな、これが。(勿論書き手の時間もだけどね)
だったら読み手の満足するSS(需要) と 書き手の投稿するSS(供給)
の濃度が薄ければ薄いほど、お互いにトラブルもなくこのスレも円滑に
進行していくと思うんだ。そこんところちょっっとだけ考えて欲しいと思ったカナ。
333名無しさんだよもん:02/08/18 03:46 ID:bgesbc6X
>>332
荒らしコテハンがきいたふうな口を聞くんじゃねえ、ボケ。
334名無しですから:02/08/18 09:34 ID:mhy6wsxQ
>>32
あなたを犯人です。
335イニシャルK:02/08/18 14:21 ID:HmcehueH
   ∩
  ((    , _    …>>335-339です 
   ))  /    ヽ …中いいですね
  /'⌒ヾ l ノノルリン〉 関係ない事ですが
 ⊂,人⊂ンルl - _-ノリ
336イニシャルK:02/08/18 14:21 ID:HmcehueH
 折原は駐輪場でNSR50の整備をしていた。
 アッパーカウルの赤が目立つ。
 それ以外は漆黒。
「こいつともお別れか」
 自分のNS50Fほど、手間をかけたわけではない。
 エンジンを始動させる。
 乾いた2ストロークサウンドが木霊する。
(やっぱ、ノーマルチャンバーも悪くないな)
 近づいてくる音。
(50Fか)
 昨日の夜を思い出す。
 HC04E50Fを駆って250Rを引き離していく耕一を。
(4st、4st言ってっけど、結局は二輪だしな)
 けたたましい音。
 強い鼓動。
 NS50Fは50ccのAC04Eを搭載している。
 それが原付特有の軽量さと相まって、鋭いコーナリングを示す。
 コーナーで大排気量を引き離す。
 隆山峠では原付が大型に勝つという場合も多い。
 狭い道幅。
 荒れた路面。
 照明の少なさ。
 種々のコーナー。
 そして、夜の闇。
 走る者は恐怖する。
 迫るコーナー、減速、前輪への荷重移動、不安定となる後輪。
 荷重の抜けた後輪は、いとも簡単にスリップを引き起こす。
 高速コーナーでは、それが事故の原因となっている。
 死んだ者もいる。
 それでも、彼らは走る。
337イニシャルK:02/08/18 14:22 ID:HmcehueH
「よう、ダウンヒルスペシャリスト」
「やめろって」
「いやぁ、50Fも本望だよ、うんうん」
「あほか」
「んだよ、ノリわりぃな」
「それより、NSR50は?」
「これ」
 赤いアッパーカウル。
「なんで、アッパーだけ赤?」
「いや、ネイキッドだったからさ」
「ネイキッドでもいいんだけど」
「馬鹿!」
 折原は拳を振り上げる。
「レーサーに近づける!これは男の夢だろうが!」
「いや、いいけど」
「見ろよ。外装にはこだわってるんだぜ」
 見ると、アッパーカウル、アンダーカウル、シートカウル、全てがFR
P製の物だった。多くの曲面で構成されているため、どこか有機的なフォ
ルムだ。
「どーせ、解体屋経由だろ?」
「まぁな」
「それと、エンジンなんだけどな」
「ん?」
「NS50F前期型のなんだよ」
「別にいいって」
「乗るのは俺じゃないから」
「じゃ、誰が?」
「前あったろ?」
「楓…ちゃんか?」
「そう」
338イニシャルK:02/08/18 14:23 ID:HmcehueH
 昨日、大学を訪れた楓は、耕一のアパートにいた。
「珍しいね、こっちに来るなんて」
「少し相談したい事があって」
「何?」
 見つめ合う二人。
「原付が欲しいです」
「どんなのがいい?」
「……」
「スクーター」
「嫌です」
「アメリカン」
「嫌です」
「レトロ」
「嫌です」
 沈黙する二人。
「耕一さんのみたいのがいいです」
「レプリカ系はやめた方がいいって」
「何でですか?」
「だって、物積めないし、スカートじゃ乗れないし…」
「関係ありません」
「……」
 考え込む耕一。
「分かった」
「え?」
「明日持っていくよ」
 驚く楓。
「本当は買う気なかったんだけどね」
 目を合わせる。
 高まる鼓動。
 伝説が始まる。
339イニシャルK:02/08/18 14:24 ID:HmcehueH
楓お姉ちゃん、いいな
私も欲しい!
お兄ちゃん。
駄目?
お願い…。
340名無しさんだよもん:02/08/18 21:23 ID:EzVw7NBj
>>334-339
『あのね』
『てめえ宛てのレス位きちんと返答しろや、なの』
『好意的なレスだけよんで、批判や意見はスルーしてんじゃねえよ、なの』
『レスみねえんだったらここにカキコすんじゃねえ、なの』
『かなり煽り口調だけど、言ってる事はまとを得てると思うの』
341名無しですから:02/08/18 21:39 ID:s+yi+/+i
>>340
そんな酷な嫌いな事する人が犯人を了承。
342名無しさんだよもん:02/08/18 21:40 ID:o/8ehb5d
>340
まあまあおちけつ。
自画自賛厨には何を言っても無駄。
343名無しさんだよもん:02/08/18 21:42 ID:o/8ehb5d
>341
なりきりで煽るには
「イニシャルK」はあまりにも偉大すぎる存在だから
ぼつぼつ諦めれ。
344名無しさんだよもん:02/08/18 22:15 ID:GFNJnvqN
>340
萌えますた。
345名無しですから:02/08/18 22:15 ID:s+yi+/+i
>>343
嫌です。
346名無しさんだよもん:02/08/18 22:44 ID:QmRjXpP3
>>343
どういう意味で偉大なんだ?w
347名無しですから:02/08/18 22:51 ID:s+yi+/+i
>>346
言葉通りよ。
348せれにあ(selenear):02/08/18 23:22 ID:yiCWQWpB
SS第二弾を投稿しようと思います。

タイトルは『Replay』です。
349『Replay』 〜1st play〜:02/08/18 23:24 ID:yiCWQWpB
夏が訪れていた。
二人の少女が住む町に。
その小さな町に、何よりも大きな夏が…。



それは母からの、信じがたい話だった。
「神尾観鈴さんが、亡くなられたって…」

〜1st play〜

「えっと、…川口さん」
すぐ後ろで私を呼ぶ声がした。
(この声は…)
私は振り返った。
「あ、神尾さん…」
私の予想通り、神尾さんがいた。
綺麗な長い髪が特徴的で笑顔でいることが多い。
でも…。
彼女の笑顔はいつだって長く続かなかった。
350『Replay』 〜1st play〜:02/08/18 23:25 ID:kaGwuEf8
私は同じクラスになってすぐ、彼女に話し掛けた。
明るくて優しそうな人。
この人ならすぐにでも友達になれる。
そう思えたのは最初だけだった。
終りは唐突にやってきた。
彼女の瞳からは涙が溢れ、全身が震えている。
私は何が起こったのか分からなかった。
そのぐらい突然のことだった。
教室には私がその少女を泣かせた、というような空気が漂っていた。
でも、それはすぐに無くなった。
誰が声を掛けても、誰が近づいても結果は同じだった。
何でもないよ、と言いながら震えが治まるまで涙を流していた。
このクラスは、彼女の生活はそうして始まった。
1学期が終わろうとする今も、彼女には友達と呼べる人がいない。
351『Replay』 〜1st play〜:02/08/18 23:25 ID:kaGwuEf8
「えっと、…暑いですね」
神尾さんは笑いながら言った。
「う、うん…そうだね」
気まずい空気が流れていた。
「あ、あの…夏休みなんだけど、川口さん・・・暇かな?」
そう、明日から夏休みだ。
クラスメイトとは最近、どこに行くかとか何をするかとかの話をよくしている。
一緒に遊ぼうという誘いだろうか。
だったら…。
「夏休みは補習があるけど、それ以外は暇だよ」
残念なことに私は成績があまりよくない。
というよりも結構下のほうだ。
夏休み前半は補習授業を受けなければならなかった。
「あ、私も補習あるよ……にはは」
「あはは、がんばらないとね」
「あ、それで…えっと…補習が終わったら…………」
キーンコーンカーンコーン
彼女の言葉はチャイムの音によって遮られた。
背後から先生の声がした。
「おーい、お前ら 終礼始めるぞ 早く教室に入れ」
そう言われ、私は教室へ向かおうとした。
「あ…また……後でね」
神尾さんが申し訳無さそうに言った。
「あ、うん 後でね」
そう言って私達は教室に入った。
352『Replay』 〜1st play〜:02/08/18 23:26 ID:yiCWQWpB
終礼は思っていたより長かった。
通知表を先生から渡される。
補習を受ける生徒には諸注意の書かれたプリントも。
それから先生の話があった。
夏休みにだらけすぎないように、とか
宿題はちゃんとやってくるように、とか。
よく聞いていなかったけれど、とにかく色々話された。
そしてその先生の話もチャイムによって阻まれた。
「あ、もうこんな時間か それじゃあ解散」
学級委員が号令をかけた。
これでいよいよ夏休みだ。
友達と遊んで、家族で旅行に行って…。
私は本当に色々な楽しいことを考えていた。
353『Replay』 〜1st play〜:02/08/18 23:26 ID:yiCWQWpB
終礼が終わってすぐ、友達の美佳達に話し掛けられた。
「茂美、今日の帰り商店街寄ってかない?」
「あ、うん いいよ〜」
私は二つ返事でOKをした。
そしてその場で夏休みの予定を少し話し込んだ。
先生の退屈な長い話のせいですっかり忘れてしまっていた。
神尾さんのことを。

私が思い出したときには、すでに彼女は教室にいなかった。
(もう帰っちゃったのかな…)
彼女に悪いことをしたな、とは思ったけど
そのときは美佳達と商店街に行くことで頭がいっぱいだった。

夏は始まったばかりだった。
354せれにあ(selenear):02/08/18 23:32 ID:yiCWQWpB
>>349-353
『Replay』 〜1st play〜の序盤です。
一気に載せると占有してしまいそうなので…。
長めの話になると思うんで…。
355名無しさんだよもん:02/08/19 00:48 ID:KPDXKtzT
>せれにあ氏
これって長編のイントロだよね。完結させて載せたほうがいいと思う。
長すぎると思うなら>103みたいに無料スペースを借りるという手段もある。

で、今回分の感想、というより批判。
・長文も加えてリズムを変化させたほうがいい。詩じゃないんだし。
・出だしに命かけてください。
・連載にするならヒキを工夫。
・リアリティがなさすぎ。非常に薄い。空調の効いた地下室で
試験管の中の人形劇をみているよう。

最後のだけ少し補足。終業式というけれど、その日は晴れていたのか。
日差し、暑さ、湿度、風通しはどうだったのか。川口はどこに座っていた
のか。クラスメートの様子はどうだったのか。みすずは汗一つかいて
いないのか。ぜんぜん感じられない。つまり暑さが分からない。

じゃあ、意図して淡い文章に仕立てて現実感を薄くしているか、
といえばそうでもない。ありふれた表現を羅列しただけ。

これで設定もAirそのまんま、ストーリーも川口とみすずのすれ違い
→みすずの死→川口の後悔、だったりしたら目も当てられない。
しかも長期連載だったら最悪。

以上、随分辛辣なことを書いたけど、適当にスルーしてください。
相性が合わなかっただけかもしれないので。
356名無しさんだよもん:02/08/19 01:07 ID:4Xsext6W
357名無しさんだよもん:02/08/19 01:21 ID:QQ+MPWFj
>>354
読みました。まだ経験が不足しているような感じですね。
いくつかアドバイスさせてください。

友達ができない、というモチーフでは>115-121のレン萌え氏が琴音を題材にして力作を書いています。
彼はそこで「なぜ友達ができないのか」「それをどのように感じているのか」ということを徹底的に追及し、
かつ、それを誰でも悩みそうな問題にフラッシュバックして読者の考えと作品をシンクロさせようとしています。
せれにあ氏の作品の場合、「友達ができていないから話しかけようとする」のがなぜか?という、
根本的な部分が抜け落ちています。これでは読者は感情移入できません。
なぜ観鈴に話しかけようと思ったのか、なぜ観鈴が気になるのか。
普通観鈴のような態度を取られたら他人は気味悪がって近づきません。では、それでも話しかける理由は?
もしかしたら過去に似たような経験を自分がしたからなのか、それとも、そういう人を知っているからか。
そういった心理描写から読者を引きこんでいくことが、話に厚みを持たせることにつながってゆきます。

将軍氏やレン萌え氏はさすがに有名職人だけあり、非常に上手いです。
↑の狗威氏もしかり。きっと何度も何度も書いて、練習し、レベルを上げてこられたのでしょう。
彼らがネームバリューのある理由はどこにあるのか、よく読んでみれば分かると思いますよ。
358名無しさんだよもん:02/08/20 08:36 ID:wspk59jV
あげあげ
359名無しさんだよもん:02/08/20 10:40 ID:cI7hzta7
SSも料理も味見くらいはしてください
360名無しさんだよもん:02/08/21 08:23 ID:y0/INCSD
メンテ
361名無しさんだよもん:02/08/21 16:36 ID:MYX3qGOE
イニシャルKは面白いなあ。凄く藁えるし。頑張って臭い。
362名無しさんだよもん:02/08/21 17:09 ID:3MsjDL7b
そう言えば、イニシャルKはギャグSSだって最初に作者さんが言っていたなあ。
……すっかり忘れていたけど。
363名無しさんだよもん:02/08/21 18:56 ID:Qttzm+oU
問題は「笑わせてる」か、「笑われてる」かのどちらか側かと言うことだが(藁
364名無しさんだよもん:02/08/21 19:06 ID:oJjyiGta
イニシャルKは、やまざきほうせい。
365名無しさんだよもん:02/08/21 19:24 ID:MYX3qGOE
作品を読まなくても作者だけで楽しめるなんて、凄いと思います。
366甘えん坊将軍 ◆edRx6H2I :02/08/22 03:50 ID:R602TRAf
 早いと今日明日当たり圧縮来そう。
367名無しさんだよもん:02/08/22 23:54 ID:PMEagDK2
mennte
368名無しさんだよもん:02/08/23 03:25 ID:uGIihet2
uea
369名無しさんだよもん:02/08/23 18:54 ID:aZGSbsqt
370名無しさんだよもん:02/08/24 02:42 ID:18oaooqq
『アンコールあかりん』
 テスト終了後。浩之のクラスにあかりがやってきた。結果を報告しあう二人。
「実はね・・・私・・・」
「悪かったのか!?」
「・・・なんちゃってー!」
 あかりはおちゃらけて、頭の上で輪を作るポーズを取った。そのとき、周りから歓声が巻き起こった。
「きゃー、神岸さんかわいいー!」
「もう一回やって、もう一回!」
 そう言われて、あかりは戸惑っている。
「え?でも・・・」
「ほら、アンコールに答えてやれよ」
 すると周りから、
「アンコール!アンコール!」
「・・・じゃあ・・・なんちゃってー!」
 あかりは再び、ポーズを取った。
「かわいいー!」
「もう一回もう一回!」
「アンコール!アンコール!」
「え、また?・・・なんちゃってー!」
「アンコール!アンコール!」
「なんちゃってー!」
「アンコール!アンコール!」
「なんちゃってー!」
「アンコール!アンコール!」
「なんちゃってー!」
 グキッ!!
 ・・・ピーポーピーポー・・・
「肩、脱臼だって。何をやらせたのよ!何を!」
 志保に問いつめられて、浩之を始め、クラス一同、
「あんこーる、あんこーる・・・」
371流水塔 ◆sF3VMtwc :02/08/24 02:46 ID:Cj+cwqmX
感想 ;『月は見てる』

怪奇小説、S・キングというより文体=サリンジャー ストーリー=E・A・ポー

これが処女作か。SS書きとしてのポテンシャルの高さが伺える。

人形に命が宿るという話はよくあるが、顔だけってのが興味をそそられる。

安易にハッピーエンドで終わらせないのも新鮮で良い。

栞を破損してしまうシーンにもうちょっと何かしらの動機付けが欲しかった。


372甘えん坊将軍 ◆edRx6H2I :02/08/25 03:36 ID:RmIIf6QY
 メンテ。
373メンテ:02/08/25 23:24 ID:W+EBd2N9
>370
ワラタ
あかりがただの馬鹿女に見えますが。
374名無しさんだよもん:02/08/26 01:51 ID:TfS1a88m
なんていうか、ショートショートらしい落ちがついててワラタ>>370
375名無しさんだよもん:02/08/26 07:10 ID:TZkdriBX
つーか奇面組でそゆネタあったけどな >370
376名無しさんだよもん:02/08/26 07:34 ID:WZDKW8cH
ああ、なんかありそうだな(w>奇面組
377名無しさんだよもん:02/08/26 11:22 ID:Uxci3PWi
下らん評論家気取りが貶しまくるからやる気が削がれるんだよ。
少しは作者への敬意を持て、朕粕ども。
378名無しさんだよもん:02/08/26 11:23 ID:MeZ9zpoI
2ちゃんで敬意とか言われても
379名無しさんだよもん:02/08/26 11:43 ID:x+n6lEeb
普通なら377は下手糞な煽りと取るが、イニKは本物の馬鹿だからなぁ…
本人という可能性が捨て切れん。
ちなみに、アンタの悪品は批評する価値はないです。
そもそも漏れはもう読んでないしな。2〜3行で見限ったから。
380名無しさんだよもん:02/08/26 13:01 ID:Uxci3PWi
>>379
随分と脳内妄想がお盛んなようで。
俺はイニK作者じゃないよ
381名無しさんだよもん:02/08/26 13:56 ID:jT7LFfy+
379自体が下手糞な煽りになってるって。
面白い奴が定期的に煽りに来るのはSS系スレ住人ほとんどが最早承知済みのこと。
一、二行煽りなんぞは放置しとけ。
382名無しさんだよもん:02/08/26 14:13 ID:blUuZP0m
ageながら麻枝スレを煽ってるところからして
Uxci3PWiとイニKは同一人物と思われる
38392:02/08/26 20:49 ID:TW8d1HOL
>272さん
感想ありがとうございます。
おっしゃるとおり三以降は不要かもしれません。でも、三の描写が
一番やりたかったことなので、せめて四をカットということで勘弁
してください。
38492:02/08/26 20:50 ID:TW8d1HOL
>371さん
感想ありがとうございます。なんだか誉めていただいて照れくさい気持ちです。
ちょっと言い訳みたいですが、
>栞を破損してしまうシーン
最初は名雪に壊させるか、とも考えたのですが、そうするとマスクとは
関係ない描写を大量に含まざるを得ず、焦点がぼやけてしまうため、
事故にしました。
動機が弱いというのはおっしゃるとおりだと思います。
「○○でなければならない」ではなく「結果として○○」という弱い
ものになってしまいました。

>ハッピーエンド
一応ホラー系の常套手段で締めようと考えていたので、ああなりました。
あと私自身、性格が歪んでいるため、ハッピーエンドを好まないという
のもあると思います。あと、あそこまでやって、

名雪「仮面を愛するなんて間違ってるよ!」
祐一「名雪の言うとおりだ。俺が間違ってた・・・」
名雪「分かってくれたんだね、祐一」
祐一「名雪はいつも俺のことをみてくれてたんだな」
(月光に照らされて抱き合う二人)<fin>

なんてかなり寒いですし。
385名無しさんだよもん
仮にそういう展開にしたとして、それを寒く感じさせないのが技術なんだがね。