ようやく、しおらしくなってきた高瀬瑞希スレ10

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992名無しさんだよもん
瑞希「泣いて、叫んで、わめき散らすがいいわ。
   そして心から私を恨めば? それがあんたの本当の姿なんだから
玲子「そんな、私……
瑞希「今更何を言っても手遅れなのよ!
   あんたの魂はもう穢れきっている。どこを切っても黒いに決まってるわ
瑞希「試しに少し切ってみようかしら?
   私にとってはあんたが生きていることだけが問題なんだし……
玲子「み、瑞希ちゃん……?
瑞希「大丈夫、殺しはしないわ。ただ、ちょっと血が出るだけよ。
   痛みも私の心の痛みに比べたら、如何ほどでもないわ
和樹「瑞希、やめるんだ!
瑞希「焦らないでよ、和樹。
   後でこれと同じかどうか、あんたにも試してあげるから
和樹「なっ……
玲子「やっ、やめてっ、瑞希ちゃん!
瑞希「空々しい悲鳴はやめたら?
   そうやって和樹の気を惹きつけた? はしたない女ね
993名無しさんだよもん:02/12/01 17:22 ID:gmtWylEy
玲子「ち、ちがっ、そんなんじゃ……
瑞希「誰もあんたの言うことなんて信じてないのよっ!
玲子「ぐ……く、苦しいよ、瑞希ちゃん……
瑞希「苦しいって感じられるとこを喜びなさい、玲子っ!
玲子「うっ……
和樹「やめるんだ、瑞希!
瑞希「触るなっ! こいつをこのまま絞め殺すよっ!
和樹「!?
瑞希「玲子ぉ、よかったわねぇ、和樹が庇ってくれて。
   これでもう、いつ死んでも悔いは残らないんじゃない?
玲子「み、み……ず…き……
瑞希「でも、安心して。そう簡単には殺してあげないから。
   ちゃんと悔いが残るような時を選んで殺してあげるわ
玲子「あ、あた……し……っ
瑞希「このまま喉を潰して喋れなくするのもいいわね。
   あんたの声、可愛いし
瑞希「いい、玲子。あんた達みたいな裏切り者は所詮こうなのよ。
   自分の身が一番可愛いの。誰も、死にたくはないからね
玲子「…………
瑞希「あんたの事なんて、誰も助けてくれないの。どうしてだかわかる?
   それはあんたが恩を仇で返す、根っからの裏切り者だからよ
玲子「ぐ……み、くるし……
瑞希「あら、もう喋れなくなったのぉ? つまらないわね
994名無しさんだよもん:02/12/01 17:22 ID:gmtWylEy
瑞希「どう?これでしゃべれるようになったでしょう?
   誰もを傷つける言葉でも、ここでさえずってみたらどう?」
玲子「うっ…げほっげほっ…」
瑞希「あら、少しだけ絞めすぎたかしら?
   でも、これで喉が潰れて汚い声しか出ないのも面白いわね」
玲子「ううっ…ひ、ひどいよ…瑞希ちゃん…」
瑞希「このくらいで酷いなんて言われたくないわね。
   肉体が受ける苦しみなんて、心の苦しみに比べたら些細なものよ。
   でも、あんたは無神経で心なんてものは存在しないからね。
   だから、代わりに体を傷つけてあげるの。どう、嬉しい?」
和樹「いい加減にしないか、瑞希!
   そんなに玲子さんを苦しめてどうするんだ!?」
瑞希「何を今さら。面白いからに決まってるじゃない。
   和樹も私を止めずに楽しそうな顔でご覧になって…」
和樹「なっ、お、俺はそんなことっ!」
瑞希「所詮は口先だけなんだよね。
   まったく、恥ずかしくなるくらいこれとお似合いだわ
995名無しさんだよもん:02/12/01 17:23 ID:gmtWylEy
瑞希「そうそう、忘れるところだったわ。
   玲子を切ってみて、本当に真っ黒かどうか試してみないと
和樹「えっ?
瑞希「きっと血だけじゃなく、中の肉まで黒いに決まってるわ。
   野良犬も鼻を背けて逃げるような嫌な臭いを発してね
和樹「な、なんてことを……
瑞希「そうね。和樹だったら玲子の肉を召し上がるかもね。
   だって、花嫁に欲しいって言ってたくらいですから
和樹「バカな事を言うな! だ、誰がそんな……
瑞希「あら残念。玲子、和樹はあんたの肉なんて食べられないって。
   いくら私が料理しても、材料か駄目じゃどうしようもないのね
和樹「…………
瑞希「安心しなさい、玲子。あなたの肉は私が食べてあげる。
   でも飲みこんであげない。口に含んでから不味そうに吐き捨てるの