sagege
sage?
落ちる・・お、お、落ちる♪
落ちるぅぅぅ♪
321 :
名無しさんだよもん:02/08/30 07:20 ID:+45B5HoQ
お、上がった
323 :
名無しさんだよもん:02/08/30 13:35 ID:CLRnf6bX
真琴って何だよ(w
そういうのはお前の脳内だけで勘弁
ほしゅ
あ、あぅ…なにこれ…?
あ、真琴…
お久しぶりですね、元気でしたか?
え? あ、うん…
って、あなただれよぅ…?
あぅ…そだ、真琴もう帰らなきゃっ!
じゃーねっ。
>328
さあ、誰でしょうね?(微笑
>329
ああっ …行ってしまいました
おやすみなさい、真琴…
めんて
美汐?
えっ、みしおっ?
どこどこっ!?
オバさ・・
さっきまではなしてたじゃん
あぅー
336 :
ご主人様 :02/09/01 22:38 ID:8az8vgy6
目を覚ます・・・・・・
静かだ・・・ とても、、、、
誰も、いないのだから、当然、か・・・
腹が減ったから台所に立ち、簡単に食えるものをつくる。。。
・・・・・・なぜか作りすぎてしまう。
結局、食いきれず残す・・・・・・おかしいな・・・・・・量は間違っていなかった、、、
いや、間違いだ。二人分、作ってしまったのだから、、、、
とてもしずかだ
ふと気になり、
部屋を見回した。
ひどく――サビシイ
337 :
ご主人様:02/09/01 22:38 ID:8az8vgy6
部屋の中は散らかっていた。
床にはマンガや衣類が散乱している。
一つ一つ丁寧に片付ける・・・・・・
と手をとめた。
スカート?少女漫画?
なぜこんなものが家にあるんだ・・・・・・?
胸がひどく痛む。どうしてだろう。苦しい。
忘れている――――なにをだ?
自分は誰だ・・・・
自分は・・・・・・・・相沢・・・祐一
なにもおかしいことはない・・・・・・はずだ。
でも 何か忘れてる 何をだ?
でも 思い出せない 何をだ?
何かがうずく
頭をおさえる。
いタイ いたひ・・・・・・
338 :
ご主人様:02/09/01 22:40 ID:8az8vgy6
気が付くと、、、、、時計は午後の4時を示していた。
いつの間にか、、一日が終わる、、なぜかひどくせつない。
自分の中で何かが告げる。
今――忘れたことを思い出さなければ、後悔する。
だから何をだ? 自問する。だが答えはでない。
339 :
ご主人様:02/09/01 22:40 ID:8az8vgy6
りん。
340 :
ご主人様:02/09/01 22:41 ID:8az8vgy6
うん? 何かが足にあたる。
ソレを手にとる。
ソレは、なんのへんてつもない鈴。
ソレには銀の糸が巻かれていた。
、、ちりんと音を鳴らす。
いたい
頭ガイタイ・・・・・・
ちりん ちりん
うずくまる。
ちりんちりん
とてもいたい。
ちりん、ちりん りん――りん
音が重なる。
341 :
ご主人様:02/09/01 22:41 ID:8az8vgy6
顔をあげると、白猫が自分を見上げていた。
首輪には小さな鈴が飾られている。
ちりん りん、
――――きれいな、おとだね
――――そうだな
誰かいた・・・・・・誰か・・・いたはずだ。
いつも隣に、
まこと――――
「まこと――――真琴!」
気が付くと、その名を叫んでいた。
342 :
ご主人様:02/09/01 22:43 ID:8az8vgy6
「思い出したか」
背後から 声がかけられた。
低い
ゆっくりと振り向く――と――部屋の隅に黒服の男がたっていた。
たしかに、そこには誰もいなかったはず。
だが驚くことではない。
この男は人ではないのだから。
この男とは すでに何回も 出会っている。
「、、、、、、初めて会ったのは・・・・・・たしか一ヶ月ほど前か・・・」
「ほう 私のことを覚えていた か。いや、思い出した と言った方が適切かな」
全てを思い出す
一ヶ月前 母が死んだことを
狂った 父を殺したことを
自分が 狂っていたことを
そして、この男が真琴を連れてきたことを
343 :
ご主人様:02/09/01 22:44 ID:8az8vgy6
「・・・・・・いろいろと手を回してくれたようだな、、、、
あの時、、俺と真琴を助けてくれたのもあんたか?」
二日前のことを聞く。
「なんのことだ、、」
「とぼけるな。左足を完全に潰されて、鉛弾を食らったんだ。
無事なわけないだろ」
致命傷をおったはずの自分の身体には傷が一つもない。
「いいや、私は何も干渉していない。ならこたえは一つだろ」
男の表情は変わらい、ただ淡々と告げる。
「・・・・・・――――−まさか」
「ソノまさかだ。アレは我が種族でいえば、『最強』に近い。傷を治し、
はるか離れた場所から君をこの家に連れて帰ることなど、ぞうさもない。
・・・・・・それが正常な時ならな・・・・・・」
真琴はあの時、高熱をだしていた
満足に動くこともできない、、、あんな身体で・・・・・・・・・馬鹿だ・・・・・・クソッ
344 :
ご主人様:02/09/01 22:44 ID:8az8vgy6
「哀れだよ。アレはな。君も気づいているはずだ。アレが何なのか・・・・・・」
「・・・・・・・・・ああ」
なんとか声をしぼりだす。 真琴がなんなのか 自分は知っている。
「アレは望むべく人に転生した。命と記憶を引き換えにして。
アレはよほど君に会いたがっていたんだろうな、、、死すらも覚悟していた、、、
君と会ったとき、アレは、、君と初めて出会った記憶を無くしていた。
だが記憶を無くしても、君のことだけは本能的に忘れなかった・・・・・・・・・」
そこで男は言葉を区切る――――−
「アレはすでに限界を迎えている、、、
、、、二度、過去二度を迎え、それを超えたものはいない。だが、あれは二度目を超えた、
それだけでも奇跡だ―――
しかしアレは、さらに力を使い、来るはずのない三回目を迎えた。
君への思いだけ で、だ」
「・・・・・・」
なにもこたえることができない。
ただ こころだけが こんなにも いたい
345 :
ご主人様:02/09/01 22:45 ID:8az8vgy6
相変わらず、男の表情から何を考えているのかよめない、、、、だが
「、、、、、、話してくれ、、、全てを、、、」
この男は自分に何かを隠している、、、なぜか そう思った。
「・・・そうだな・・・・・・・・・君には知る権利がある か。
二日前、、、、、、君は この家に戻った時には
すでに ―−-――『死んでいた』―――-−-− 」
346 :
ご主人様:02/09/01 22:46 ID:8az8vgy6
それだけ聞けば充分だった
そういうことか――――――あの馬鹿・・・・・・
怒りが込み上げてくる、自分に対して―――
なさけない。なさけなさすぎる。
守っていたつもりが、その実は守られていたとはな。
口の中で鉄の味がする。奥歯を強く噛んだせいだ。
あいつは、最初から最後まで迷惑をかけっぱなしだった。
よりによって、最後の置き土産がコレか、、、、、、、
お仕置きしないとな。。。。。。。。。。。
ケツを100叩きぐらいでは気がすまない。
347 :
ご主人様:02/09/01 22:47 ID:8az8vgy6
「真琴は、、、、」
静かに問いかける。
「消えた」
黒服の男はそっけなく答える。
「ふざけるな・・・・・・」
「、、言いなおそう――もうすぐ――−消える」
もうすぐ消える、、真琴が、、、、、
真琴の笑顔が横切る、、、
絶対に させは――しない――
手の中の 鈴を握りしめる。
迷うことはない。自分がなすべきことは解っている。
自分が向かうべき場所は一つ。
あいつと初めて出会った丘
348 :
ご主人様:02/09/01 22:47 ID:8az8vgy6
「どうする気だ」
決まっている。
「あいつを迎えに行く」
男は沈黙する
「あいつは俺の家族。あいつは俺のモノ。
あいつがいる場所は――――俺の傍だ!」
349 :
ご主人様:02/09/01 22:48 ID:8az8vgy6
350 :
ご主人様:02/09/01 22:49 ID:8az8vgy6
少年は家を出た。
男はその後姿をただ見送くった―――
男がため息をつく―――
、、、たぶん、、少年だけでは、、、、、、タリナイ
できることなら手助けをしたい。
だが、、自分程度の力ではどうすることもできない。
アレは、生命さえも分け与えることができる。
自分とは次元が違う、、、、、
「なんとも、、、無力だな、、、」
結局は、あの少年頼みなのだ。
男は笑う。とても弱い笑みで。。。。
351 :
ご主人様:02/09/01 22:50 ID:8az8vgy6
ちりんと鈴の音
352 :
ご主人様:02/09/01 22:51 ID:8az8vgy6
――足元にいる白猫に眼を向け、、、男は驚く。
先ほどまで、たしかになんの変哲もない猫、、、、、
たが―――今は
「おまえは、、、いや 貴方は、、、」
白猫は黙って男を見つめる。
「そうか、、貴方が行ってくれるのか・・・」
二ゃー と 白猫が応えた
「すまない―― あの二人を、、、頼む」
男は目を閉じると頭を下げた。
男が再び目を開くと―――― 鈴の余韻を残し―――― 猫は消えていた
そ、それで…?(ドキドキ
にゃ〜
わぁーっ!?
あ、あぅ…なんだぴろかぁ。
今ね、とっても面白いお話を見てるの。
だから静かにしててね。(ギュ
あぅ・・・
続きまだかなぁ・・・
真琴……
あぅ…ついていけない
359 :
ご主人様 :02/09/06 20:10 ID:R7e5Eucv
お母さんの病気が治りますように
360 :
ご主人様:02/09/06 20:11 ID:R7e5Eucv
その丘には古い言い伝えがあった。
何かと引き換えに『望み』を叶えてくれる。
そんな言い伝えが。
丘には狐がいた。
銀毛の狐。いつも一人ぼっちでいる子狐
その子はいつも自分を、草の陰から見ていた。
ぼくは、友達になりたくて、、、、、持ってきた肉まんを、そっとさしだしたんだ。
恐る恐る近づいてくる子狐、
くんくんと匂いをかぐ、でもまだ警戒を解いてくれない。
すぐにでも逃げてしまいそう。
だけど、肉まんが気になって離れられない、、、
その姿がとてもかわいいと思った。
だから、その子の目の前で一口食べたんだ。
はやく食べないとなくなっちゃうよ
その娘はよっぽどあわてたのか、ぼくの腕の中に飛び込んできた。
とてもふわふわしてとてもきもちよかった。
その時のぬくもりは、いまでも覚えている。
、、ぼくは その時 その娘に 名前をつけた
――母さんと 同じ名前を――――
361 :
ご主人様:02/09/06 20:12 ID:R7e5Eucv
その日――――お母さんが倒れた
362 :
ご主人様:02/09/06 20:13 ID:R7e5Eucv
だから ぼくは・・・・・・
オナーニした・・・・・・・
sagegeagesagesagesagegegegeagegea
あぅー…(ドキドキ
…オナーニ、ってなんだろ?