名雪すれっど 

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715702
>>703 >>708-711 ……続くのか、続けるのか? ……了承w というわけでわたしなりの>>702のつづき。

祐一「……」
名雪の胸に頭を埋める格好になった祐一。名雪のわずかな体臭が祐一の鼻腔をつき、名雪の胸の感触が祐一の性的感情を高める。
さらに、抱えられたそのままの体勢では首筋を痛めるため、自らの体を名雪の体と平行にしなければならない。
祐一「……(まず)」
気がつくと、祐一の男性の象徴は性行為を行うにあたって、最も適した形になっていた。
さらに、それは名雪の太股に触れ、余計にその堅さを増していた。
祐一「……(って、名雪が起きてたら完全に変態扱いなんですが……)」
名雪「……けろぴー……えぇ!?」
名雪の腕が、次の瞬間、祐一の頭を離れる。その動作は、明らかに覚醒していた。
名雪「祐一、びっくりさせないでよ〜」
祐一「わ、わりぃ」
気まずい雰囲気が流れるような気がした。
が、名雪の次の一言は、思いがけないものだった。
名雪「でも、嬉しいよ。わざわざ夜這いに来てくれるなんて……ちょっと待っててね。すぐ準備するから」
そう言って、名雪は机の上の箱をふたつ取り出す。コンドームとペッサリー。避妊具である。
名雪「せっかく来てくれたんだもん。今日は寝かさないよ」
祐一「あ、ああ……」

そして、深夜といわれる時間帯が過ぎ去り、しかし未だ早朝というには早い時間。
快楽を高め合うだけの運動に飽きたふたりは、何もせず、ただつながったまま、お互いを感じていた。
名雪「祐一……今、わたし幸せだよ……」
祐一「ああ」
名雪「これからも、こんな日がつづけばいいね」
祐一「ああ……と言いたいところだが、それはお断りだ」
名雪「ええ、なんで!?」
祐一「時計を見て見ろ……明日は何時に起きなきゃいけないんだ?」
起床時刻まで、あと3時間と少し。
翌日の遅刻は、すでに確定していた。