184 :
ギャルゲー厨、大いに語る:
決定的なことをいうと、葉鍵はノベルズなので、どうしてもストーリーに
引き込もうとするため受動的であるのに対し、
ギャルゲーは、自らが能動的にヒロインのために東奔西走しなければならない。
葉鍵は所詮、恋愛映画を見て、ヒロインのファンになってしまったというだけ。
感情移入どまりなのだ。ここに自然と我らとの萌えの差が表れるのは至極当然か。
ギャルゲーは違う。まず、初めに一目惚れ(俗:トキメキ)ありき!
ギャルゲーに出会った時点で既に、己の萌えを捧げる運命の女神は決まってしまうのだ。
それからはヒロインの一萌も逃すまいと常に全神経を集中させて一挙手一投足を見守り
続けるハニャソな日々…「俺とこのヒロインは必ず結ばれる、いや、結ばれてみせる!」
100の試練と100の喜び。
失敗も時にはある。かなり納得のいかない展開もそこにはあるだろう。
しかしそれでも絶え間なく、優しく微笑む女神がそこにいる。
俺は思う・・・「この眼差しだけは絶対はずせねえ、
だってあの時確かに俺は、・・・おまえにトキメいちまったんだからよぉ!」
決意を胸に秘め、手探りで運命の糸たぐりよせるかのようにゴールを目指す・・・・・
そして、あまたの逢瀬を重ねて結ばれる二人!・・・・・・・・・時は流れても、
全身全霊を傾けた、あの甘くせつない日々、いつまでたっても色褪せる事など無いのだ。
ミスさえしなければ誰かとゴールなどというような安易な恋愛などではない、
ギャルゲー。これぞ、まさに 恋・愛・Simulation!