【女医】霧島聖さんスレッド【萌え】

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92幸せな日の夜 10
このSSは>>77-80の続きなのです。番号順に読んでくれると嬉しいのです。

……ちゅ、ちゅ。とついばむようにキスをされる。
 とおもうと、つつ、と舌で舐められ、先端をくすぐられる。
 やはり慣れていない為か拙いところはあるものの、聖が一生懸命やってくれている。
 その事実が一種の倒錯的な感覚をつくり、俺を昂ぶらせる。

「ん、ちゅ…ちゅぱっ……ど、どうだ? 気持ち良いか?」
「あ、ああ……良すぎるくらいだ……」
「そうか…よかった…………ん、ふ……ん………ぷあ、ん…」
 ぢゅっ、っと強く吸い、口に含み、離してついた唾液を舐める。
 その挙動のひとつひとつが、大きな快感を作りだす。
 だが。
「なあ、聖……本当は、嫌なんじゃないか?」
……本当は、もなにも聖にとっては嫌ではない筈がないだろう。

 しかし、聖は予想外にも――捨てられた子犬のような瞳で見上げてきた。
「……きみは……やめて、ほしいのか……?」
「い、いや、そうじゃないが……聖はこんなこと嫌じゃないのか……?」
 そう、男のアレを舐めるなんて普通にするより抵抗があるだろう。
「私は……嫌じゃない……そ、それに…」
「……それに?」
 聖は恥かしいのか、消え入りそうな声だ。
「それに……………き、きみのだと思うと……なんだか、うれしくなるんだ……」
「そ、そうなのか?」

「い、淫乱だなんて思うんじゃないぞ……わたしだって、こんなきもちになるとは思わなかったんだからな……」
93幸せな日の夜 11:02/07/06 23:19 ID:CdVuV19C

「じ、じゃあ、続きをするぞ……」
 そういって、またペニスを口に含もうとする。
「あ、ちょっと待て、聖」
「……なんだ?」
「俺だけが気持ちよくなったら不公平だからな……」
 言って、俺はすばやく聖の下にもぐりこむ。
「きゃあっ!」
 聖が似合わない悲鳴をあげるが、俺は気にせず濡れそぼった秘所を舐めた。
「あ、ああっ! んぅっ、ふぁう!」
 体勢はしわゆるシックスナインで、俺が下になっている状態だ。
 背中は風呂のタイルで冷たいが、そんなことは瑣末なことである。

「聖、俺の続きもやってくれ」
「わ、わかった…ん……、っ! ぅあ…」
 風呂場にお互いの性器を舐め、吸う音が反響する。
 ぢゅ、ぴちゃ、びちゃといやらしい水音をたて、夢中で相手の性器を吸いたてる。
「んんンッ! んッ! んぅむぅっっ!!」
 知らないうちに腰が勝手に動いていた。
 聖は苦しさと快楽の混じった声をあげながら、それでも歯を立てずに懸命に舌を絡めてくれる。

「ひ、ひじりッ! イクぞッ!!!」
 腰が跳ねる。同時に、いままでわざと触れないでいた聖の勃起したクリトリスを強く吸った。
「ん! っ、ッ!! んンンッッッ!!!!」
 俺が放出すると同時に顔に愛液が大量に掛かっり、聖の身体が痙攣する。
 見ると、聖は舌で精子を受け止めたらしく、ぼう、としながらも呑みこもうとしてくれていた。
94幸せな日の夜 12:02/07/06 23:19 ID:CdVuV19C

「のんで、くれたのか……」
 こく、こく。と喉をならし、精子が聖の喉を嚥下する。
 しかし受け止めるには量が多かったのか、口の端から垂れている。
 顔にもすこし掛かっており、目の端には涙も浮かんでいる。

 こく、ん。と、口の中のものをすべて嚥下したらしく、俺の方を向いてきた。
……なにも言わず、その潤んだ瞳でぼーっと見つめられる。
「そ、その……身体とか、顔とか、洗った方がいいとおもうぞ…」
「………………」
「顔にもついてるし、変な匂いだろ? だから……」
「………もったい、ない……な…」
 なんだか、本当に残念そうにいう。
「は?」
「い、いや、何でもない。そうだな、洗わなくてはな」
 我に返ったのか、慌てて誤魔化すようにいう。

「ああ、それと……よかったぞ、聖」

「そ、その、往人くん………私も、気持ちよかった………」