【女医】霧島聖さんスレッド【萌え】

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77幸せな日の夜 6
これは>>60-61の続きにあたります。読むのは番号順がよろしいかと。

 聖に抱きつかれてから、しばらく時間がたった。
「なあ、聖」
「なんだ……?」
 すこし、身体が冷えてきた……いや、背中はあったかいんだが。
「そろそろ、離してくれないか?」
「……嫌だ……君を、はなしたくなんて、ない………」
 そう言われるとどうしようもないが、このままでは風邪をひいてしまうかも知れない。
 責任感の強い聖のことだから、そうなったらきっと自分のせいだと落ち込んでしまうだろう。なら……
「じゃあ、俺もお前のほうを向かせてくれ」
「え……?」
「抱きしめるなら、向きあってお互いを抱きしめたほうがいいだろ?」
「そ、それはそうだが……」
「それに、身体が冷えてきた……だれかさんが背中をいつまでも洗ってくれないからな」
「あ……す、すまない……背中を流してやろうとしてたんだったな……」
 聖の手が離れる。俺はすかさず後ろに振り向き、聖の身体を正面から抱きしめる。

 そのまま、なにもいわせず俺は聖の唇を奪った。
78幸せな日の夜 7:02/07/05 23:57 ID:sFY24tiV

「……………ッ!?」
 突然の状態に聖はあわてているようだ。
 俺は彼女が落ち着くように、子供をあやすときみたいに背中を優しく叩いてやる。
 しばらくして、口を離す。聖はふたたび俺に腕をまわした。
「……突然何をするんだ君は……それに、私は子供ではないのだぞ……」
「なら、あばれるなよ」
「そ、それは君が……!!」
 何かいいかけた所で、俺は腕に力を込めた。先ほどの聖のように、決して離れないように。
「っ…………………」
「………どうした?」
 彼女はなにも答えず、ただぎゅっと抱き返してくれた。
「……キス、してもいいか?」
「さっきは、いきなりしたくせに……勝手なヤツだな……」
「ああ、そうかもな……」


 今度は、どちらからともなく唇をあわせる。
「ん……ん、ん……む………ぅ……ぅぅ」
 自然と、お互いを強く求めるように深い口付けになった……
79幸せな日の夜 8:02/07/05 23:59 ID:sFY24tiV

……夢中になって,貪るようなキスをする。
 相手の舌を吸い、絡め、頬の裏をくすぐる。風呂場にず、ずちゅ……と音が響き、それがさらに情念を刺激する。
「ん、ん……んむっ……む……」
 ときおり、ぴくっ、ぴくっと聖の身体が跳ねる……どうやら、舌の裏が弱いらしい。
 重点的に責めてから、口を離す。
「んっ! っ、っ……!! ぷあっ! はぁ…はぁ……」

 二人の間に、唾液で銀色の橋ができ、聖の胸の谷間にかかる。
 口から糸を垂らし、顔を桃色にしながら瞳を潤ませて放心している聖は、とても美しかった。
「……なあ、聖」
「はぁ…ぁ……な、なんだ? 往人くん……」
「ここで、してもいいか?」
「な、何を言ってるのだ君は!」
「駄目か」
「……こ、こればっかりは駄目だ……は、はじめては、ベッドがいい……」
「……はじめてって、処女だったのか?」
「あ、ああ……そうだ……」
 そうだったのか。以外だが、よくよく考えてみれば聖が恋人を作るなんて想像ができない。
「……なにか、失礼なことを考えているな?」
「いや、確かに聖に恋人がいる想像なんてできないとおもってな」
「そんな私と結婚した君は何かね?」
「まあ、変わり者だろうな」
「……やめよう。この話題は不毛だ」
「……ああ、そうだな」
80幸せな日の夜 9:02/07/06 00:00 ID:5X7iPLeB

「ところで往人くん……私のおなかに、その……あたっているのだが……」
 下を見てみる。と、聖の肌に俺のアレが確かにあたっている。
「ああ、聖の肌はすべすべしていて気持ち良いぞ」
「そ、そうか……って、そうではない!」
「……じゃあ、聖も、俺の足を濡らしているんだが」
 股間がそこにあるからな。
 聖は真っ赤になる。結構恥かしがりやだよな、コイツ。
「それと、聖はベッドがいいって言ったから俺にはどうにもできないな」
「そ、そうか……」
……なにやら、考え込んでいる。
「……ほ、本番でなければ、してあげてもいいぞ……」
「…………どういう意味だ?」
 下を向き、顔をそむけながらいう。
「だから、その……く、口とかで、してやろうか……?」
「い、いいのか?」
「ああ……だ、だから……私を一度離して、足をすこし開いてくれ……」
……俺は、いわれたとおり背中にまわしていた手を離し、椅子に座りながらすこし足を開いた。

「下手かもしれないが、こんなこと……初めてだからな……大目に見てくれ……」

 そういって、聖は俺の前に屈み、顔を股間に近づけてきた……