【女医】霧島聖さんスレッド【萌え】

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60幸せな日の夜 4
>>49-51の続きですので読むのはそちらからどうぞ。

 聖はタオルを持った右手で股間を隠し、もう片方の手で胸を隠しながら風呂場に入ってきた。
「聖……」
「な、なんだ……?」
 声が震えている。よほど恥かしいのだろう。 ……しかし
「手で隠さないでほしい」
「え…………?」
「だから、隠さずに全部見せてほしい」
「ど、どうしても、か……?」
「駄目か?」
 俺だって、強要する気はない。見れないというのは残念だが。しかし、
「君が、見たいというのなら……その…………いいぞ…」
 そういって、聖は手を胸から離しタオルを風呂の縁に置いて全身を見せてくれた。
 白い肌、豊満な胸、くびれた腰、大きめのお尻と股間の茂みが露になる。
「聖……綺麗だ……」
 ああ、本当に。つい、じっと凝視してしまう。

「あ、あんまり……ジロジロと見るな………頼むから……」

 霧島家の風呂の湯船は広く、二人くらいなら楽に入れるのだが……
 聖はあえて俺にくっつくようにして湯船に浸かってくれた。
61幸せな日の夜 5:02/07/05 00:34 ID:FyI2kKJV

「なあ、往人くん……」
「なんだ?」
「お互い、最初にであったときには、こうなるなんて考えつきもしなかったな……」
 すこし、遠い目をしながら語りかけてくる。
「………そうだな」
 俺が好きになりだした切っ掛けは……たしか、風邪をひいて寝込んでしまった事だった。
 看病はいいとして、添い寝なんてしてくれたこいつは見事に風邪がうつり、今度は俺が看病をする側に回ったりしたんだったな。
「君はいま……幸せか?」
「あたりまえだ。お前はどうなんだ、聖」
 彼女はふふっ、と笑い、言った。
「背中を流してやろう。湯船からあがりたまえ」
「あ、ああ……」
 俺はいわれるままに湯船から上がり、同じく上がった聖に背を向けて風呂の椅子に座る。
「……広い、背中だな」
「ああ、男の背中だからな……じゃあ、頼むぞ」
……身体に手をまわされ、後ろから抱きつかれた。
「聖……?」
「往人くん、さっきの問いだがな」
「ああ」


「……私も……しあわせだよ。怖いくらいに、な……」

 聖は、俺を決して離さないとでも言うかのように、強く、強く抱きしめてきた……