>>49-51の続きですので読むのはそちらからどうぞ。
聖はタオルを持った右手で股間を隠し、もう片方の手で胸を隠しながら風呂場に入ってきた。
「聖……」
「な、なんだ……?」
声が震えている。よほど恥かしいのだろう。 ……しかし
「手で隠さないでほしい」
「え…………?」
「だから、隠さずに全部見せてほしい」
「ど、どうしても、か……?」
「駄目か?」
俺だって、強要する気はない。見れないというのは残念だが。しかし、
「君が、見たいというのなら……その…………いいぞ…」
そういって、聖は手を胸から離しタオルを風呂の縁に置いて全身を見せてくれた。
白い肌、豊満な胸、くびれた腰、大きめのお尻と股間の茂みが露になる。
「聖……綺麗だ……」
ああ、本当に。つい、じっと凝視してしまう。
「あ、あんまり……ジロジロと見るな………頼むから……」
霧島家の風呂の湯船は広く、二人くらいなら楽に入れるのだが……
聖はあえて俺にくっつくようにして湯船に浸かってくれた。