乙カレー
2ズザ
やっちまった…
もう地下3階まで来てしまったのか…
じゃあ、新スレ記念に新作うぷするよ!
誰かが。
誰だ!?
10 :
:02/06/04 17:18 ID:zxP7OZV6
10GET!
それは
>>9よ。おまえ自身だ。
わかったら、至急書き始めなさい。
☆ チン 〃 ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ヽ ___\(\・∀・)<
>>9のSSまだ〜?
\_/⊂ ⊂_)_ \____________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| ☆ チン
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
| |/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
>>12様へ
ただいま
>>9も取り急ぎ新作監禁SSを執筆しております。
近日中にうぷできると思いますので、もうしばらくお待ちください。
こんな最低最悪のスレタイでありながら、SSのレベルは高い罠。
キモさん、監禁するもぅんさん、続き楽しみにしています。
私は日本一のSSスレだと思ってます。
今週末までには・・・なんとか・・・UGuuuu!
>キモ氏
うpするのは速い者勝ちなので、お気になさんな。
新スレでの活躍を期待しています。
>1
本当にそのテンプレでよかったのか小一時間問い詰めたい。
せめて、最初の一行は消して欲しかターヨ。
>>19 だったらあんた新スレ立て直すのかい?
別にそれでもかまわんがね!
そのテンプレは俺が試しで作った奴だから、
もっと良いのを考える人がいたかも知れなかったなぁ、と思っただけ。
そんな喧嘩腰じゃなくてもいいじゃない?
まあ、良い方悪かったけどサ。
22 :
1:02/06/04 23:08 ID:OIjwPBYj
あー、このスレ破棄します。どうもすいませんでした。
俺みたいな名無しがたてたスレは名職人さんが気に入らんというので削除依頼出します。
あと前スレ950が立て直すか、職人が自分で立て直してください。
>1
正直、スマンかった。
24 :
1:02/06/04 23:16 ID:OIjwPBYj
>>23 いえいえ、煽り文議論もせずに勢いで建てたのがいけなかったんです。
削除依頼はもう出したので、新スレ案を考えてください。
職人さんが気持ちよく続きを書けるスレを待っております。
ああ、余計な一言のせいでとんだことに。
反省しています。
あの文でイイと思って貼りつけたんなら、かまわないで続けていきませう。
削除依頼まで出すか?
>>1を騙った荒らしじゃねーのか
そうでないとしたら大人気ないにもほどがあるぞ。
だいたい、
>>1の意向は削除基準とはまったく関係ないぞ?
監禁スレに相応しい、荒れ具合だ。
(・∀・)イイ!
監禁
(・∀・)カンキーン
↑
マスコットキャラにしない?
>>28 マスコットキャラをつくる必要がないと思われ
ワラタがな
30 :
1:02/06/05 02:05 ID:YSz2gdis
>>26 うるせえな、このFuck野郎が。
俺様がわざわざ前スレ950の代わりに建ててやったスレに職人が文句つけるから
こういう対処をしたまでだ。名無しが言うぶんには俺も放置してたがよ。
とにかく元を正せば、前スレ950がぐずだからこうなったんだよ。
前スレ950は謝罪しろ。そして氏ね。
1は監禁スレを続けたいのか荒らしたいのか正直よくわからん。
漏れとしてはSS読みたいんでマターリ逝って欲しい。
32 :
1:02/06/05 03:16 ID:YSz2gdis
>>31 俺は荒らしたい。監禁スレなんて殺伐としてるのがいいんだよ。
そんで新作が出てきたら拍手喝さいで迎える。
これだね。これが通の楽しみ方。
>31
わかったからもう出てくんな。
これでもうこのスレには職人は寄り付かなくなったね。
てーか、1よ、少し落ち着け。
ちとヒートアップしすぎ。
私はマターリ進行キボンヌだ。
夜。いつもの帰路をぼんやりと歩いていていた私は、ふと立ち止まり顔を横に向けた。
そこには、殺人事件と怪談話で少しだけ名の知られた森林公園が、真っ黒い口を開いていた。
巨大な敷地の中に池が設けられ、そこでボートを貸してる以外には遊歩道といくつかの広場、そして木しかない。
天気の良い日なら、いくつか屋台が出ていることもあるが、こんな時間にそんなものがあるわけもなかった。
都会の中にぽっかり開いた口から、みんみんと蝉の声が聞こえてくる。
何も見えない暗がりの向こうにある何かが見えるような気がした。
誘われるように公園に入ると、闇と蝉の音につつみこまれた。
私は足下に気をつけながらゆっくりと遊歩道を歩いた。
闇にまぎれてこの世界から飛び立ってしまいそうな気がする。
そうならないように、蝉の鳴き声を体中で感じるように意識を集中させた。
私が目指す出口までの半分程の道を歩いた時、どこからか物音のようなものを聞いた気がした。
深い闇の中から蝉の声だけが聞こえてくる。
…アベックがいちゃついてるだけだ。
そう思ったが、私の中にさっきの感覚を蘇ってきた。
呼んでいる…?
いや、泣いているのか。
気がつくと、私は闇の中へ足を踏み入れていた。
何も見えない。
だが、その先にあるものを感じ取らなければならない。
そうしなければ、世界はあっという間に絶望に彩られてしまうことを、私は知っていた。
(こっちか…)
ほとんど勘だけを頼りに進む。巨木を避けると少し開けた場所が見えた。
「ハア、ハア、ハア…」
男の荒い息が聞こえてくる。森の中の広場では2つの人影が揉み合っていた。
背の高い方は手に何か棒のようなものを持っている。
私がそれを確認するとすぐに肉を打つ音が聞こえ、倒れこんだ小柄な影の上に長身の影が覆い被さった。
そして、さらに数回暴行が行われると、組み敷かれた方の影は動かなくなってしまった。
「おい」
私が暗がりから声をかけると、長身の男は飛び起きて振り返った。
棒のようなものは木刀だった。
視線がからまる。
私の目線は少しだけ上を向いている。180以上ありそうだった。
「失せな」
なかなか迫力のある声だが、ガキの声だ。
木刀を投げ捨てた男の右手にナイフが現れた。
私は茂みから出て男と向かい合った。
「オレはきれい好きでね。目の前にゴミがあることに我慢できない」
言い終わるのと、男が突っ込んで来るのは同時だった。
私はズボンに手を突っ込んだまま、男を待ち受ける。
男のナイフが私の胸に突き刺さる瞬間、私はその空間から消えていた。
男が振り向くのを、先ほどと全く同じ姿勢で待ちかまえる。
半身になった男の膝を横から踏みつぶし、右の肘をこめかみに叩きこんだ。
一言も発することなく、男はその場に崩れ落ちた。
ため息を吐くと、意識が別の世界に飛びそうになった。
軽く頭を降り、タバコに火をつける。
見下ろすと、男が呼吸しているのが確認できた。
初めて、手加減も忘れる程に逆上していた自分に気がついた。
もう一人は本当に小さな女の子だった。
「あんまり似てないな」
呟いて、携帯電話を取り出す。
メモリーにひとつだけ登録してある番号へかけると、1コールもしないうちに繋がった。
「オレだ。ああ、いや。実はでかい荷物を拾っちまった。ああ、そうだ。早くしろよ」
電話を切ると、私は、少女の物と思われる荷物を拾い集めた。
翌朝。少女の様子を見に寝室へ入った。
「おはようございます」
椅子に座って少女を看ていた男が、わざわざ立ち上がって挨拶をよこす。
「おう、どんな様子だ?」
「左腕の腫れが酷いですね、折れてはいないようですが、ひびが入ってるかも知れません。
しばらくは使わせない方が良いでしょう。顔の痣はじきにひきます。他に外傷はありませんでした」
眠っている少女の顔をのぞきこむ。顔の左側にいくつか痣ができていた。
「名前は上月澪。そこの学園の1年生です。あと、どうやら言葉が話せないみたいですね。」
「そうか。ご苦労だった」
自分がやるという男を押しとどめてふたり分の朝食を用意した。
昨晩、私は男に全てをまかせてさっさと眠ってしまった。
男は一晩中少女を看ていたのだ。
コーヒーを飲みながらなんとなくニュース番組を眺める。
例の公園が写っていた。朝早くに学生の死体が見つかったらしい。
『殺害された○○君は、成績優秀で素行も良く……』
少しやっかいな事になったな。そう思った時、男がテレビのスイッチを切った。
しばらくして澪が寝室から顔を出した。
とりあえず導入部だけ。
お目汚しスマソって感じですが、新スレの栄養になるといいなと思ってます。
不快に感じる人がいないようなら続けたいと思います。
遅筆ですがよろしくおねがいします。
41 :
1:02/06/05 17:41 ID:EfBqXe0h
>>33 てめえ、誰に命令してんだよ。殺すぞ?
>>35 ばかめ、殺伐としてても職人さんはきてくれるんだよ!
>>41 お前、前スレ978で1000とかほざいてたヤツだろ…。
がんばりな。
埋めたて終了、前スレ1000の自己監禁SSはいつか読めるのだろうか。
ところで、アフォみたいに間違った削除依頼出してた226はここの1か?
削除依頼無効だし、このスレ継続使用でOKなのか?
職人さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
>>37-40 全然不快じゃないですよ、続き期待してます。
>>41 騙りケテーイだな、みなさん放置よろ。
45 :
名無しさんだよもん:02/06/05 18:24 ID:Iz7PPJbS
>>37-40のようないいSS思いつかないので#2からの続きネタ
ものみの丘で捕まえたキツネが人間になるまで監禁
46 :
名無しさんだよもん:02/06/05 19:23 ID:EfBqXe0h
1ヶ月ぶりに来てみたら、なんだこの寂れようは。
48 :
37:02/06/05 21:16 ID:Jd9XeFmy
>44
ありがとうございます。
ちまちま投下して行く予定です。
>>37 漏れも応援してるYO!ONEやったこと無いんだが
澪喋れないんだな。絵見ただけでは気付かなんだ。
>>40 Goodjob!
続きを期待してます!
なんか最近ここは殺伐としてますがマターリといきましょうや。
51 :
名無しさんだよもん:02/06/06 01:31 ID:KS0xuSnm
期待age
>>40 澪かぁ、まぁ頑張ってくれ 期待はしてるぞ
∧∧
(゚Д゚O
⊆⊂´ ̄ ソ
53 :
名無しさんだよもん:02/06/06 06:38 ID:KS0xuSnm
54 :
名無しさんだよもん:02/06/06 07:41 ID:7yvGBMrX
∧∧
∩ (゚Д゚O
⊆⊂´ ̄ ソ
55 :
闘いつづける戦士。:02/06/06 07:44 ID:eST1h3Q+
>>53 漏れのレスをそこまでストレートに感じ取るとはな
正直恐れ入った
足元にぐったりと横たわる少女の肢体を見下ろし、男は獣のような薄笑いを浮かべた。
少女は男の事を知らない筈であった。しかし男は少女の事をよく知っていた。ストーカーまがいの行為をして、少女の事を色々と調べ上げたのだ。
男が少女を知ったのは、数年前のある空手の大会だった。その時男は高校三年生で、少女はまだ中学生だった。少女は選手として参加していたわけではなかった。恐らく部員の一人として観客席にいたのだろう。
二人は、勢いよく走ってきた少女とぶつかるという、フィクションの世界で実にありがちな出会い方をした。頑丈な男はびくともしなかったが、少女は小柄なせいか2,3メートル吹っ飛ばされ、尻餅をついてしまった。
少女はそのままボーッとしてたが、なにが起きたのかをやっと理解したようで、急いで立ち上がり、男に謝罪の言葉をかけた。
「ご、ごめんなさいっ! 大丈夫でしたか?」
男は少女の顔を見て、心臓が激しく高鳴ったような気がした。一目惚れだった。
これは運命の出会いだ。男は勝手にそう考えた。
それから1年以上経った今まで、男は少女に付きまといつづけた。
それだけの月日が裁ち、少女はある程度は成長したものの、それでも高校1年生の基準で見れば、明らかに小柄だった。
少女へのストーキングを続けるにつれ、男の少女への愛情、と言うか欲望は、確実に膨らんでいった、そして今日という日を迎えたのだ。
帰り道、少女を待ち伏せて、睡眠薬で嗅がせ、肩に担ぎ、この部屋に連れ込んだ。
少女の身体は、想像通りとても軽かった。空手で身体を鍛え上げた彼にとっては、訓練にもならなかった。こんな体格でよく空手なんかやってられるものだ。おっと、今はエクストリームに転向したんだっけな。連れて行く途中、一瞬そんな事を考えた。
少女を見下ろしつつ、彼女の柔らかい肢体、外見と較べて意外にふくよかそうな胸の感触、尻の触り具合を思い出した。頬が自然に緩んでくるのがわかる。
少女の事は色々と調べ上げた。
彼女の名前、住所、電話番号、学校、交友関係、性格。
もちろん彼氏と思しき男の事も承知している。確か藤田浩之とかいう、見るからに頭の悪そうな男だった。こんな男が彼女と親しそうに話し、あまつさえスパークリングの相手までしていたのだ。思い出すと激しくむかついてくる。後で病院送りにしてしまおう。
男は彼女の名前をもう一度反芻してみた。松原葵。実にかわいい名前だ。もう一度少女の身体をまじまじと眺めた。
食べちゃいたいほど可愛い、とは葵の事を言うのだろう。ブルマーから出ている太腿、まくれあがった体操服から見える臍、体操服を押し上げている胸、天使のような寝顔。どれ1つをとっても、男のつぼにはまった。
男はこの部屋に葵を拉致してから、制服から体操服に着替えさせた。睡眠薬よく効いていて、目を覚ます気配はなかった。ストーキングの際、この姿の葵を身にする機会が多く、いつか葵を手篭めにする時があったら、この姿でやってやろう。男はかねてからそう思ってたのだ。
「さぁ、どうして可愛がってやろうか…」
男は夢想にふけり始めた。その時、少女が呻き声を出した。
「ん…ん…」
男はその声で我に返った。じきに目を覚ましそうだ。
目を覚ましたら驚くだろう。なぜか体操服に着替えさせられていて、おまけに手首足首を拘束させられていて、とどめに首輪までさせられているのだ。
なぜそんな状況にあるのか、じっくり教えてやらなくてはならないだろう。そして、たっぷりと俺の愛を仕込み、可愛い子猫に仕立て上げるのだ。こう見えても俺は何人もの女をよがり狂わせてきたのだ。葵もそうできる自信がある。
「う…うぅん…」
葵の声が更に大きくなった。意外に目を覚ますのが早い。
「…とりあえず太腿からいじめてやるか…♪」
男は呟いた。興奮は頂点に達しようとしていた。息が荒くなり、股間が硬くなってきた。もうすぐだ。
葵が目を覚ました。
漏れもとりあえず導入部です。
長編SSを書くのは初めてなので、上手く出来るかどうか…。
極力えげつなくないのは避け、かつエロい話にしようと思ってます。
では、遅筆ですが、よろしく。
新人さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
葵ちゃんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
エロマンセ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
しかし一言だけ言わせてくれ。
葵 ち ゃ ん の 胸 は ぺ っ た ん こ ! !
ぺったんこって言うな━━━━(゚∀゚)━━━━!!
せめて「慎ましげ」って言ってくれ…
おお、新たな勇者に祝福あれ…
63 :
37:02/06/06 23:21 ID:q6rSs9yy
男が静かに立ち上がり、その椅子に澪を座らせる。そして、2人分の食器を下げてキッチンに消えた。
澪は少し怯えたような顔で落ち着き無く部屋を見回している。
「なぜ自分がここにいるかわかるか?」
私が声をかけると、澪はピクリと体を震わせ、私の顔を窺うように見た。
ふるふる。と首を振る。
何も分からない、ということらしい。
「じゃあ、1から説明するから良く聴け」
こくり。真剣な表情で頷く。
「お前はオレ達2人に誘拐された」
一瞬で澪の顔から表情が消え、血の気が引いた。
「というのは、冗談なんだが」
すぐに言葉を繋ぐが、その間にも目にはみるみる涙が溜まっていた。
たったの一言で状況は最悪になってしまった。
考えなくても分かりそうな結果だが。
えぐえぐと、我が身を哀れんでか泣きはじめる澪。
にこやかに説得しようとするが、澪は自分の膝のあたりを見つめて涙をこぼすばかりだった。
そこへ、男が澪の朝食を持って現れた。良い香りが漂ってくる。
しかし、澪は部屋に男が増えた事でさらに身を硬くしたようだった。
男は私に刺すような視線を送ると、さっさと部屋から出て行く。
薄情なヤツだ。この状況で役に立つかは疑問だが。
結局、私は自分の愚かな行動のツケをきっちり1時間かけて償った。
鼻をすすり上げながら冷めたスープを啜る澪を見ていると、なんだかとても悪いことをした気持ちになってくる。
「すまん。あまりに小動物っぽい仕草を見せるから、からかってみたくなったんだ」
涙に濡れた眼で睨まれてしまう。
私はゆで卵の殻をきれいに剥いてやると、それからは黙って澪の食事が終わるのを待つことにした。
64 :
37:02/06/06 23:22 ID:q6rSs9yy
ぺこぺこ。澪が心底申し訳なさそうな顔で私に頭を下げていた。
恩人である私に失礼な態度を取ったことを謝っているのだ。
だが、さっきのはどう考えても私が悪い訳で、謝られると逆に申し訳ない気分になってしまう。
「いや、オレがくだらない冗談を言ったのが悪かったんだから。気にしないでくれ」
とりあえず座るように言うと、しゅんと肩を落としてそれに従った。
本当に素直な子だ。そんな様子を見て、また機会があったら悪ふざけをしてやろう。などと考えるヤツがいるのか?
なぜか非常に魅力的な選択のような気がする…。
澪の食事が終わると、私は食器のかわりに紙とペンを持ってきて、昨夜の事を思い出してもらった。
公園のくだりになると、澪は体を小刻みに震わせて涙をこぼした。
もし私があの公園を通らなければ、澪の傷は今とは比べ物にならないほど深いものになっていただろう。
そもそも今、澪が生きていたかすら疑わしい。そう思うと、やはり私は昨夜のことを、ゴミをひとつ片づけたとしか考えられなかった。
犯人は澪が街で時々見かけるという男だった。いかにも鈍くさそうな澪が気づくくらいだ、
以前から澪を狙って機会を窺っていたのだろう。そして昨夜、たまたま帰りの遅くなった澪を襲った…。
それを、私が運良く通りがかって助けた。そこまでは良い、だが問題はそこからだった。
「で、悪いと思ったが寝てる間に色々調べさせてもらった。名前とか、住所とか学校のこととかだな。
まあ、それは良いとしてだ。実は思わぬアクシデントが起きてな、ちょっとやっかいなことになってる」
言って、私はテレビのスイッチを入れた。チャンネルを回すと、タイミング良く低俗なテロップが画面いっぱいに映し出された。
『夜の公園で優等生撲殺される!!』
赤い字で書かれたテロップが左下に移動すると例の公園が映る。女のリポーターが現れ、事件についての説明を始めた
65 :
37:02/06/06 23:23 ID:q6rSs9yy
事実を知っている私からすると、なかなか愉快な内容だった。だが澪にはちょっとショックが大きかったらしい。
テレビを見ている澪の目から、雫がこぼれおちた。
さっき泣き止んだと思ったら、また泣いている。
だが、どうもそれは私が泣かせているらしい。
澪は、テレビを消して、ゆっくりと振り向き私の手を取ると、ぺこぺこと頭を下げた。
ここに来てから泣いて謝っての繰り返しだ。つい、
人殺しの手に触れると穢れるぞ。
そんな事を言いそうになる。いくらなんでも加虐趣味が過ぎるだろう。
「泣くなよ。お前は何も悪くないんだから」
ふるふる。と首を振り、ペンを走らせた。
『わたしの為に』
「お前の為じゃない、成り行きでそうなっただけだ。オレは気にしていない、お前も泣くな」
実際、あの男は生きようが死のうがどうでも良かった。
殺すかもしれない一撃を加えただけでなく、息のあった男を放置してきたのだ。
66 :
37:02/06/06 23:23 ID:q6rSs9yy
そんなことはどうでも良い。問題はこれからのことだ。
「そんなことよりもだ。お前にとっても重要なことだが、本当ならこれで澪を家まで送ってさよならになるはずだった。
だが、あの男が死んだせいでお前を帰せなくなっちまった」
えっ、と澪が顔を上げる。
『おねがいです、たすけてください』
「ダメだ!」
絶望。そんな言葉がぴったりと当てはまるほど悲壮な顔になる。
「まて、泣くな。オレの話を最後まで聞け」
どうしても澪の涙を見ると、考えるより先に酷い言葉を口走ってしまう。まるで外道じゃないか。
「オレはある目的の為にここにいる。それが済んだらとっとと消えて無くなる。だが、今、澪を家に帰すと
あの男の死体から警察は澪のところへ行く。そして澪からオレ達の居場所が割れちまう、それはまずい。
だから澪にはオレがその目的を達成するまではここに居てもらいたい」
『どれくらいいないといけないの?』
「今日からだと…2週間かな。悪いが黙っているからと言われてもこれは譲れない。オレにとって重要なことなんだ」
澪はうつむいて黙りこんでしまった。
澪からすれば監禁生活を強要される訳だ、当然の反応なのかも知れない。
「何かして欲しいことがあれば聞いてやるし、絶対に危害を加えたりしないことを約束する。2週間だけ我慢して欲しい」
澪は、しばらく固まったように動かなかったが、やがて紙に何か書きつけて私の方へ寄こした。
きっと小さな少女の悲痛な心の叫びが書かれているんだろうと思った。
だが、紙には真ん中に大きく『わかったの』と書かれていた。
驚いて澪を見ると、澪は私を真っ直ぐに見つめていた。
「外出もできない、いいのか?」
うんっ、と大きく頷く。そして私の左手を引いてもう一枚、紙を見せた。
『助けてくれてありがとうなの』
67 :
37:02/06/06 23:30 ID:q6rSs9yy
レスありがとうございました。
>37-39の続きです。
ものすごい勢いでまたーりな展開になってます(;;
>漏れも混ぜてくださいさん
葵たんハァハァ、続きが楽しみです。えろえろに期待!
リアルタイム━━━━━(゜∀゜)━━━━━!
>>57-59 新人さんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
>>63-67 澪の続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
職人さん達がんがって下さい。
神スレだ・・・祝福するぜッ!!
新人さんマンセー!
他の職人さんたちもヒマがあればまた少しずつ頑張って下さい
71 :
1:02/06/07 01:09 ID:aGzmV03x
活気付いてきたな。これも俺の人徳のおかげだ。
俺様を批判してたアホどもは俺に謝罪しろ。
あと、前スレ950は絶対に誤れ。
なんで
75 :
名無しさんだよもん:02/06/07 02:08 ID:aGzmV03x
>>74 なにがわかっただ。
てめえが原因作ってんだろ!
謝れ!
>75
あんた、昔レゲー板のロマサガスレにいなかったかい?
さっきからみんな誰に向かってつっこんでるんですか?
私には見えない、痛い人がいるんですか?
>漏れも混ぜてください
いいね、葉って琴音から二人目じゃない?
>37
(゚∀゚)タ マ ラ ナ イ !
悪いが、ROMらせてもらうぜっ!
職人さんマンセー
お二人さん、頑張ってください
職人さんたちにお願い。なるべく、名前欄にちゃんとした作品タイトルをいれて欲しい。
このスレも死んだか?
sage進行「必須」のスレを自分からageるような1が住みついちゃナ…
84 :
37:02/06/08 16:15 ID:tibXdoN8
>63-67の続きです。
やっと一日目が終わりました(汗
一応タイトルも入れてみました。わけわからんですね…。
85 :
37:02/06/08 16:15 ID:tibXdoN8
その後、私は澪の怪我の様子を見た。
痣は昨日よりも濃くなっていた。
痛々しいが、1週間程できれいに引くと言っていたので問題ないだろう。
左腕の腫れはあまり変わっていないように見える。触れると熱を持っているのが分かった。
私が触れると、澪は少し緊張したようだった。痛んだのかも知れない。
蒸しタオルを用意して澪の顔を拭う。それから顔の痣に丁寧に薬を塗っていった。
左腕にも同様の処置を施し包帯を巻き直す。
15分ほどでその作業は終わった。
「左手はしばらく使わないようにしろよ」
澪は小さく頷いた。
麦茶などで一服しながら部屋の間取りなどを簡単に説明する。
ここは住宅街に建つ高層マンションの最上階の一室だ。部屋面積はかなり広い。
ゆったりしたリビングやバスルームが売りだが、個室は2部屋しかなかった。
しばらくはリビングのソファーが私のベッド代わりということになるだろう。
「トイレは勿論、バスやキッチンも好きに使え。自分の家だと思って気楽に過ごせばいい」
広いといってもマンションの一室だ。2週間、たったこれだけのスペースが澪の生活空間になる。
ちょこまかと歩き回って、それぞれの部屋を確認している様を見ると、それはあまりに不釣り合いなことに思えた。
だが、当の本人はそんな心配をよそに、バスルームの広さに感動していた。
「気に入ったか?」
後ろから声をかけると、うんっうんっと元気良く頷く。
そんな姿を見て、また悪い癖が出た。
「でも腕の腫れが引くまではおあずけだな」
えぅーっ、と肩を落とす澪の後に続いてリビングに戻る。
その様子を見て私も少し凹んだ。
テーブルに戻ると、澪がこちらをじっと見つめていた。
もうすることが無くなってしまった。
澪も所在無げにしている。
86 :
37:02/06/08 16:16 ID:tibXdoN8
「後は虎が戻って来てからだな」
呟くと澪が首をかしげた。
「ああ、朝、少し怖い感じのおにいさんがいただろ。あいつの事だ」
虎のことも簡単に説明しておいた方がいいだろう。
私の父の親しい友人に養子をとるのが趣味のような人がいた。
もちろん真っ当な方法じゃない。
その人のとった何人目かの養子が虎だった。
虎は小さい頃から私の付き人として厳しく育てられた。
長男である私は、当然父の仕事を継ぐものと思われていたのだ。
だから、その人は親交の証として虎を私にくれた。
だが、何年か経ち、私はあることがきっかけで使い物にならなくなった。
そんな私を父は見限り、虎にも私から離れるように言った。
しかし、虎はその後もずっと、腑抜けて、木偶のようになった私の横に立っていた。
何を言うでもなく、ただ黙って私のそばにいた。
そして、全てから逃げ出した私が再びここへ戻って来た時、虎は、やはり再び私の横に立った。
「オレは虎に全幅の信頼を置いている。オレが目的を達成できるのもあいつがいるからだ。
それに、澪の怪我の手当をしてくれたのも虎なんだぞ」
何が面白いのか、澪は身を乗り出すようにして私の話を聞いていた。
なぜか、自慢話を聞かせているようで少し恥ずかしくなった。
「とにかく、あいつは頼りになる。澪も何かあったら、いつだってオレか虎に言えよ」
澪が頷く。わかった、ということらしい。
その後も澪は、私が続きを話し出すのを待っているようだった。
87 :
37:02/06/08 16:16 ID:tibXdoN8
話が終わり、窓に目を向けると、すでに空が紅くなっていた。
そろそろ夕食の準備をしないといけない。
澪に何か食べたいものはあるかと聞いたが、特にないということだった。
ただでさえ他人の家では遠慮してしまうものだ。
加えて、この特殊な状況は、澪に強い精神的圧力を与えているかも知れない。
こちらができるだけ気を遣ってやらなければ、澪は色々な事で我慢してしまうだろう。
そんなことを考えながら夕食を作った。
虎はいつ戻るか分からないので、2人分の準備をする。
1時間ちょっとでポークソテーとサラダ2種が完成した。
澪の肉はあらかじめ一口サイズに切り分けておく。
…いつもより手が込んでいる気がしたが、気にしないことにした。
すでに空腹だったのか、澪は私の料理をとても美味しそうに食べてくれる。
その様子を見ていて、私は自分の中に今まで感じたことのない、奇妙な気持ちが込み上げて来るのを覚えた。
結局、おかわり、とは言いにくいだろうと思って少し多めに盛りつけた料理を、澪はきれいに平らげた。
食器を洗いリビングに戻ると、澪はテーブルに突っ伏して、眠ってしまっていた。
きっと精神的に疲れたのだろう…。
澪をベッドへ運んでから、私はソファに沈み込んで、さっき感じたおかしなものの正体を探り当てようとした。
しかし、5分もしないうちに、睡魔が一匹、二匹と私の上に腰掛け始める。
…私も疲れているのかも知れない。
そして、ヤツらの重みで指一本動かせなくなった私は、深い吐息とともに全ての思考を吐き出した……。
・
・
・
夜中に、一瞬、物音が聞こえ、大荷物を抱えた虎が暗いリビングを歩く姿を見た気がした。
88 :
37:02/06/08 16:18 ID:tibXdoN8
そしてタイトル入れ忘れる罠…
「長夜の蝉・一日目」です(泣
なんか…殺伐として無い監禁がいいものだってのを改めて知った気がしますた。
このままほのぼの(?)監禁してホスィ…とか言ってる俺は監禁初心者なんでしょうか
37氏がんがれー
>>84-88 マターリ監禁いい感じです。
続き期待してるので、37氏頑張って下さい。
(´ー`)ノ
92 :
名無しさんだよもん:02/06/10 02:09 ID:y9/K47Px
sagaりすぎ
93 :
名無しさんだよもん:02/06/10 02:50 ID:KFN8GDv9
94 :
名無しさんだよもん:02/06/10 04:53 ID:dkX2dFil
期待age
スレが寂れるとSSのレベルも下がるんだなぁ・・・
キモ氏くらいの書き手さん増えてくれないかなぁ・・・
キモさん…
貴方まで僕らを見捨てるのですか…?
>>95 神、神 と崇められてきた職人達もこのスレ見ているには見ているだろう
ただやり辛くなっただけだ
と思うんだが
98 :
キモ:02/06/10 19:59 ID:gLRvJqB9
いえ、ただ単にネタに詰まっているだけです。
それと少し忙しくなりましたので、その影響も。
今しばらくお待ちください。
新しく書かれた方々、続きを愉しみにして待っています。
それでは。
予備校行ってきます
37氏期待してるぞーがんがれー
キモ氏もがんがれ・・。
誰もが忘れているだろうけど、前スレからの続きいきます。
何週間ぶりだろうか?
由美子さんネタ、タイトルは「鋼の温もり」
激しく意味不明です。
柏木家での3度目の目覚めは、スズメに促された。
鳴き声と障子越しの眩い光が、寝起きのボーっとした頭でも早朝だと連想
させる。
意識に膜がかかったようで、昨夜は柏木家にお世話になった事を思い出
すのに随分時間がかかった。
結構早く眠ったので、睡眠は十分な筈なのに、脳細胞は全く働かない。
普段の寝起きは悪くないのだけど。
それでも居候の身で寝坊する訳にもいかず、無理矢理身体を起こす。
「くぁ……」
大口を開けて、人に見せられない盛大な欠伸。
「由美子さん、起きてますか?」
その途中に、襖の向こうから声がした。
「ふあ? あ、はい!」
慌てて口を閉じ、返事をすると、楓ちゃんが入って来た。
欠伸をしてたの、ばれなかったかな?
「おはようございます」
「おはよう」
同様を隠しながら、朝の挨拶をする。
「気分はどうです?」
「うん、ぐっすり寝たからもう大丈夫」
眠たさを我慢して、笑顔で答える。
疲れが取れたかはともかく、寝付きが良かったのは事実だ。
「朝食、出来てますけど、起きられます?」
「うん、大丈夫。今日こそ食卓で……あれ?」
立ち上がるけど、真っ直ぐ立てない。
「あれ、おかしいな。どうしてかな?」
膝の筋肉が緩んだ感じ。まるで自分の足じゃないみたい。
「まだ、歩けませんか?」
「うん……」
今まで大きな怪我や病気をしたことがないだけに、自力で歩くという
当たり前のことが出来ないというのは、結構ショックだ。
「なら、朝食は持ってきますね」
「そうしてくれると嬉しい……んだけど、その前にちょっと……」
緊急を要する事態があり、恥ずかしさを堪えて頼む事にした。
「おトイレですか?」
あう……読まれてる。
「うん」
「判りました。よいしょっと」
嫌な顔一つせず、楓ちゃんは肩を貸してくれる。
「ごめんね」
「良いですよ」
自分よりずっと小柄な娘に支えられてトイレに行く。非常に情けない構図だ。
それでも生理現象には勝てず、楓ちゃんに寄り掛かって廊下を歩いていった。
用足しの後に、楓ちゃんは朝食を運んでくれた。
ご飯と味噌汁、焼き魚、卵焼き、お漬物、味付け海苔と、清く正しい日本の
朝食を、二人でいただく。
食事は主に梓ちゃんが作っているのは聞いたけど、初音ちゃんもよく手伝
っているそうだ。
楓ちゃんは偶にしか作らず、千鶴さんは全く作らない……というより作ら
せないらしい。
彼女は料理が大の苦手で、その手にかかれば普通の食材で猫を倒せるとか。
あんなに美人なのに、人は見かけによらない。
食事を終え、楓ちゃんが空の食器を持って行くと、そろそろ失礼する準備を
することにした。
その為には、自分の足で歩かないと話にならない。
「さて……ふんっ!」
気合と共に立ち上がる。
まだふらつくけど、さっきよりは大分ましだ。これなら何とかなりそう。
美味しい朝食が力を与えてくれたのかも。
まずは柏木家の人に、お礼と挨拶をしないと。
誰が何処にいるかは判らないけど、とりあえずは居間を探してみよう。
廊下へ出ると、トイレの方にはそれらしき部屋は無かったので、反対側へ行く。
何となく玄関もこっち側のような気がする。
廊下を少し歩くと、急に目眩がした。
柱にもたれかかると、少し頭痛もしてきた。
「つぅっ……あたたたたた」
少しと思った痛みは、すぐに強烈な激痛となる。
内側から頭蓋骨を金鎚で叩くような痛み。
たまらずその場に座り込む。
キーンという耳鳴り。閉じた瞼の裏に、細かい火花が散る。
進むどころか客間に戻る事も、立ち上がる事も出来ない。
「くぅっ……なんで!?」
なんでこんなに痛いの?
なんで私だけが、こんなに苦しい?
なんで私が、こんなに苦しまないといけないの?
こんな事があって良いの?
痛い。苦しい。憎い。許さない……
誰が憎い? 誰を許さない?
と、不意に頭が柔らかいもので包まれた。
肌の温もりと、布の肌触り。心臓の鼓動。誰かがうずくまった私を抱え、
胸に抱いている。
小さな手が頭を撫でると、痛みが少し和らぐ。
「大丈夫……大丈夫……気持ちを楽にして……」
高く幼い声が、耳元で囁く。
「何も苦しい事はありません。何処も痛くありません。誰もあなたを傷付け
ません」
歌の様に、呪文のように、声が頭の中に響く。
「何も怖くありません。誰も怖くありません。夜はもう明けました。悪夢は
もう覚めました」
いつの間にか、頭痛は嘘のように消えていた。
胸の中で渦巻いていた、不快なものも。
……何が渦巻いていた?
「大丈夫ですか? 由美子さん」
呼びかけられて、我に帰る。
「あ? うん、ありがとう、楓ちゃん」
礼を言ってからようやく目を開けたけど、自分を抱いている人が誰かは
気付いていた。
目の前すぐから、楓ちゃんの可愛い顔が見下ろしている。
この娘に抱かれていると、何だかすごく安心する。
「まだ調子が悪いんですね。無理をしないで下さい」
「うん……ごめんね」
心身が弱っているせいか、子供みたいに甘えた声が出る。
「部屋に戻りましょう。もう少し寝ていないと」
「うん」
もうこの状況では素直に従うしかなく、支えられて客間に戻った。
布団に寝転がるとすぐに眠気が襲ってきて、ちょっとひと寝入りのつもりが
昼近くまで惰眠を貪ってしまった。
昼食は、楓ちゃんの作ったうどんが出た。
ちょっとネギが多過ぎだけど、なかなか美味しい。
普段はあまり作らないそうだけど、料理の腕は悪くないかも。
もう一度楓ちゃんに助けてもらってトイレに行ってから、一人になるとまた
眠くなった。
昨夜は十分に寝た筈なのに、何でこんなに眠いかな。
夕方近くに目覚めてから、楓ちゃんと初音ちゃんが遊びに来てくれて、
二人とカードゲームをした。
この部屋にはTVも無く、退屈していただけに有り難い。
夕食前に千鶴さんが帰って来たので、まだ体調が回復していない事を伝え
ると、もう一夜泊まる事を勧められた。
恐縮だけど、今の私は好意に甘えるしかない。
夕食を食べると、またすぐに眠くなった。
今夜も眠りに付くまで、楓ちゃんが傍にいてくれた。
母親のように、見守るように、監視するように。
お久しぶりキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!
おっ、久しぶりに来ましたな。
未だに監禁されている自覚の無い由美子たん萌え。
面手
111 :
名無しさんだよもん:02/06/12 19:33 ID:vNJMwwux
保守
112 :
名無しさんだよもん:02/06/12 21:00 ID:ZTtvCxyu
(・∀・)メンテ!
メール欄にsageと入れましょうね
そういや、漏れは由美子×楓萌えだっけな。
…だが、楓×由美子でも萌えー
女が男を監禁するパターンってあったっけ?個人的にきぼーん
116 :
400:02/06/14 21:13 ID:53akrmNM
>>115 前スレで名雪が祐一監禁するっていうのがあったよ。
おもしろかったけど、作者が飽きちゃったみたいでね。
たぶん未完のまま終了しそう。
寂れてるというか死んでるね。
こんなことなら前スレで綺麗に終わるべきだったんじゃないか?
メンテだよ。
キモです。
書き上げるのに精一杯でろくに推敲していませんがどうぞ。
前スレの「私的目的教育」の続きです。
-------------------------------------
1月20日
(選択肢2の場合)
軽い心神喪失状態に陥ったマナ。、
今の彼女はもう、こちらの当初の目的であったゲームにのることはないだろう。
感情的な成り行きで始まったこの監禁生活、そしてゲーム、
せめてこれ以上の醜態を晒さぬようにと、
出来るだけ理性的に物事を進めてきたつもりだ。
だが失敗した。
何故だろうか?
少女の心が想像以上に脆かったせいなのか、
それともこちらの詰め方があまりに拙すぎたのだろうか、
良く分からない、が、
いずれにせよ、これで俺は目的を失うことになった。
それはとどのつまり、これ以上マナを監禁する理由を失ったということだ。
”・・・出頭するか。”
窓に掛けられた分厚いカーテンを数日振りに開けながら、静かに自問する。
南中し始めた陽の光が薄暗い部屋を眩しく灼く。
光は強く、正直鬱陶しい。だが、
このまま自らも、脳裏の奥底まで真っ白に灼き尽くされてしまえば良いと願う。
そして想う。
”結局、俺は何がしたかったのか。”
が、・・・今更そんな疑問に意味があるのか?
首を振ってその先を考えることを取りやめる。カーテンは再び重苦しく締め切られた。
「・・・・・」
意味などないのだろう。目的も、その動機すらも曖昧だ。
たとえ成功しても、得るものは何一つなかった。
無意味な児戯だった。そしてそんなことを始めた俺は・・・
所詮はつまらない人間だったなと、自分自身に愛想を尽かす。
”全くだ。”
椅子に深く身を沈める。
”つまり、逆上すればこんなことをしでかすのか、俺は。”
深く溜息をつく。
”何故思い止まらなかった? 理性は正気なのか?”
恐らく正気だろう。
”だとしたら・・・”
”異常者だ。”
人生で初めて、頭を抱えた。
その時、
バサリ、と毛布を跳ね除ける小さな音が聞こえた。
目をやると、俯き加減の少女がゆっくりと身を起こしている様が伺える。
「・・・マナ。」
無意識にその名を呟いてみた。少女は少し反応したのかこちらに視線を向ける。
寝起きと言う点を差し引いても、その瞳の光はは儚げで弱々しい。
位置の崩れたパジャマの隙間から細い鎖骨が見え隠れしている。
真白くて弱った、小さな身体。
ふと考える。
少女が警察に保護されたとき、彼らはこの事件をどのように扱うだろうか。
・・・当然、暴行目的の犯行とみなされるだろう。
さらにゴシップ記事の見出しを想像して不愉快な気分になった。
だが、だからといって申し開きでもしようものなら、
”侮辱されたから? 何、家庭教師としての職務を全うしたかったから?”
精神鑑定にでもかけられるのが落ちだ。
実際、思考の何処かが狂っているのかもしれない。
少女の監禁を始めた経緯や動機だけではなく、その目的までもが何かおかしい。
世間が考える真っ当な拉致監禁とは、結局暴行が目的なのか。
それが正しいのか。
”ただひたすら暴行すれば、正常とみなされる?”
・・・考えが飛び始めているようだ。
かなり精神が参っている。
呼吸も面倒なほどの倦怠感の中で、脳裏に浮かぶ昨日の夢のイメージ。
何か異常な経験をした過去があった。だが今まではそのことに平然としていた。
そして現在は頭を抱えている。
自分がどうしようもない異常者であることに今更ながら気づかされたことに。
狂っているのは感情ではなくこの平静な理性であることに。
取り敢えず心を楽にしたい。
この犯罪の終わりをどう締めくくれば良いのか、
どんな罪を贖えば良いのか、
その為の既成事実がどうしても欲しい。
そしてそれは唯一この異常な理性から解放されるための手段。
それが別の間違いを犯してしまうことを知っていても、俺は正気らしきものに縋りたかった。
「マナ。」
大人しく座り込んでいる少女に近づくと、身体を抱え上げ、ベッドに横たえさせた。
「・・・・?」
こちらの急な行動に状況が飲み込めない彼女は目を白黒させている。
当然だ。これまでなら寝起きの少女をトイレに連れてていくのが日課だった。
「あぁ・・・」
俺は思わずうめいた。
初めての出会いの時に、まさかこの少女を抱くことになるなど想像もしていなかったのだから。
暴行はあくまで手段だった。だがこれからは目的へと代わる。
それはつまり、行為に歯止めがきかなくなるという事だ。
その事実に恐れ、また厭い、だが少なからず昂ぶっている自分がいる。
”邪魔をする人間も法もない。彼女は俺の絶対的な支配下にある。”
何度抱こうと、どんな行為をしようと自由。心と身体を破壊しようとも。
そう、これが本当の―――
俺はマナに初めてキスをした。
-------------------------------------------
以上です。
今後は主人公の独白は控えめにしますので、とりあえずこれだけは。
それから、あまり酷い展開にはなりません。期待されていると申し訳ありませんが。
それでは。
次は遂に・・・ハァハァハァハァ
和姦っぽいのもまた良し!
感想書きこみすらなくなってきたね。いよいよヤヴァイなぁ。
ROMってる人がいるなら、メンテついでに一言なんか書いたほうがいいんじゃないかな?
1日に1レスしかないようなスレじゃあ、書く人もやる気でなくなると思うんだけど。
たしかにこのままではヤヴァイ
途中までのSSも忘れずに待ってるんだけどなぁ
126 :
400:02/06/17 02:54 ID:fjy7njXg
おっとっと!
俺もちゃんと見てるぜ!
職人のみんな……書き逃げはよくない……。
俺も他のスレでがんばってるので、監禁スレの職人さんもがんがれ!
久々に来たら
..キタ━━━━━━━━━┓
┏━━━━━━━━┓┃
┃┏━━━━━━┓┃┃
┃┃┏━━━━┓┃┃┃
┃┃┃┏(,,,゚∀゚) ╋╋╋╋━ッ!!!!
┃┃┃┗━━━┛┃┃┃
┃┃┗━━━━━┛┃┃
┃┗━━━━━━━┛┃
┗━━━━━━━━━┛
128 :
jo:02/06/18 02:04 ID:4APAqK9V
「鋼の温もり」期待してますよー 早朝妄想R氏
>>37殿
続きを禿げしく期待。
そのSSを読み、妄想し、
漏れの「澪」値が上昇しちまいました。
どうしてくれるんだ(w
順調に沈んでるのう。
職人に期待sage
ほしゅsage
sageてみるテスト
どうするどうなる?>このスレ
もうそろそろ潮時か?
毎日覗いていたスレだったのだが・・・
それでも職人の帰還を待つ
↑と同じく待つ
リーンカーネーションを待つ
リーンカネーション→スナップドラゴン…… 救われねえ。
140 :
題名募集:02/06/24 02:18 ID:k8E51T2n
実行する。
考えに考えた結果だ。
もはやこの感情を止めることなどできない。
近づいてくるスクーターの走行音。
私は車の側で立ち尽くす。
そしてが彼女がやってきた。
何回も練習した成果か、声は簡単にかけれた。
「すみませーん」
一言、だが確信があった。
彼女はこの一言を見捨てることなどできない。
思ったとおり、彼女はスクーターを止めると私の側に来た。
「どうかしましたか?」
無防備な笑顔。
いっそ立ち去ってくれれば諦めもついただろうに。
「ええ、車の調子がおかしくて、この辺に車屋なんかありませんか?」
本心を隠し用意しておいた台詞を言う。
「ええっとですね・・・」
彼女はうつむき考え込むしぐさをする。
またとない好機。
ヒュンッ、ズムッ
瞬間、私は彼女のお腹に自分の拳を抉りこませた。
「えっ・・・」
彼女は短い言葉を残し崩れ落ちた。
私は地面に落ちそうになった彼女を抱きかかえ、車の後部座席に乗せた。
そしてスクーターと彼女の荷物を後部座席の裏に乗せ周りに何もないかを確認し車を出発させた。
もはや後戻りは出来ない、する気もない。
彼女、柚木詩子は私の物になったのだ。
141 :
140:02/06/24 02:27 ID:k8E51T2n
どうも、いきなり投下すみません。
まずは導入部。
題名は他力本願に募集中であります。
ゆっくりとですが完結させる気はありますのでお願いいたします。
>>140 題名つけろって、まだ方向性も見えてないのに無理かと思われ。
もうちっとやる気見せてね♪
143 :
140:02/06/24 12:03 ID:D+Pu9zD5
>>141 お言葉はごもっとも。
精進いたします。
144 :
140:02/06/24 12:27 ID:D+Pu9zD5
何で自分にレスしてるんだろう(鬱
143のは142のお方へのレスです。
新職人、歓迎。
>>140 ヲー、またしても尾根物かw がんがれ〜期待してる
>>140 詩子だ!!
いや〜、個人的に「誰か書いてくれねぇかな?」って
おもってたキャラなのですよ。
メチャクチャ期待してます、頑張って下さい。
148 :
37:02/06/24 22:35 ID:7ZNARHLg
149 :
37:02/06/24 22:38 ID:7ZNARHLg
37です。中途半端で行方をくらましてしまい、申し訳ないです。
復活早々ミス投稿するし(死
重ね重ね申し訳ないです。
リアルでHellに突入すると同時にネット環境に障害が出てしまい
ここに来るのも久しぶりです。
まさかと思いましたが、待っていて下さった方もいらっしゃるようでうれしいやら、申し訳ないやら。
お詫び(や感謝)のしるしというわけではないですが
もう投下することも無いだろうと考えながらほんのちょっとだけ書いてあった
続きをこれから投下したいと思います。拙いものですが、どうぞ。
夢を見た。
小さな女の子と遊んでいる夢。
彼女は無邪気に広い庭を駆け回っていた。
そして、私も小さな子供だった。
・
・
・
目が醒めると目元が湿っていた。
私は再び目を閉じた。内容はすぐに思い出せる。
毎夜見る夢。
…そういえば、一昨日の夜は見なかった気がする。
だとしたら、それは私がここに戻って来てから初めてのことだ。
それとも、ただ覚えていないだけなのか。
起きあがると、頭の奥がじんと痛んだ。同時に吐き気が込み上げてくる。
これも、いつものことだ。
不快感を押し込めるようにして起きあがると、リビングの一角に買い物袋が山をつくっていた。
歯ブラシ、スリッパ、クシ、新しいスケッチブックに何かの箱。
開いてみると、きれいなクレヨンが24本並んでいた。
私がげんなりする横で、虎は黙々と荷物を片づけていた。
こいつは昨日、一日かけて澪の生活用品を買い集めてきたらしいのだ。
無ければ澪が不便になってしまう訳で、確かにありがたい。ありがたいのだが…
「おい、このトロール一家がでかでかと描かれた布はなんだ」
「それはベッドのシーツですね。枕カバーと布団カバーも一緒に入っているはずです」
聞きたいのはそんなことじゃなかった。
私が気づかないような気の利いた物も発掘されるが、こんな物も結構頻繁に出てくる。
終いには立派な日記帳らしきものまで出てきたが、嫌な予感がしたので見なかったことにした。
荷物の片づけが終わり、一息いれようかという所に澪が起きてきた。
扉の前でぺこぺことおじぎを繰り返す。おはようございます、ということだろう。
「おはよう、良く寝てたな」
言いながら、澪のために椅子を引いた。
昨夜は夕食が終わった後すぐに眠っていた。かれこれ12時間近く寝ていたことになる。
顔色は悪くないようだった。
まず、怪我の具合を見る。
痣は昨日とあまり変わらないように見えた。が、少しは引いた気がしないでもない。
左腕もあまり良くなってはいないようだった。少し強めに触れてみると澪が顔をしかめた。
「あと2,3日は駄目だな」
そう言うと、澪はがっくりと肩を落としうなだれてしまった。
虎が朝昼兼用の簡単な食事を持ってくるが、澪はため息などついて、なかなか食べ始めようとはしなかった。
「ほら、ちゃんと食べまくちゃ良くならないだろ」
昨日の元気はどこへいってしまったのか。
私は少し心配になり、ジュースにするのか、牛乳にするのか、バターは塗るのかとあれこれ世話を焼き始めた。
そうして、やっと澪がパンを囓り始める。
どうしたのか訊いてみても、澪は大きなため息を漏らすだけだ。
…昨日は心配無いかと思ったんだが。
考えながらタバコに火を点けようとすると、いつも置いてある灰皿が片づけられていることに気がついた。
澪がそんなことするはずもない、虎の仕業だろう。
なぜそんなことをしたのか考えて、当然の答えが浮かんだ。
考えなくても分かることだ、澪のために決まっている。
じゃあなぜ澪の元気がないのか。
左手とあまり使うなと言われて、馬鹿正直に右手だけで食事をしている澪。
私がじっとようすを見ていることに気がつくと、さっと顔を伏せてしまった。
そんな彼女を見ていると、なんとなく理由が分かった気がした。
澪に食べ終わったら教えろと言って、私はリビングを出た。
少し準備をして、バスルームの前で待っていると澪が顔をだした。手招きして中を見せる。
ゆったりとしたバスルームに椅子がいくつか並べられ、即席のベンチが出来上がっていた。
澪は驚いたようだったが、座るように言うとそのベンチの真ん中辺りに腰掛けた。
「嫌だったら、オレを叩くなりして教えろよ」
言いながら、ちょっと混乱したようすの澪の肩を押して、ベンチに横たわらせた。
椅子の高さはバスタブの縁の高さに合わせてあるので、澪の首のあたりが丁度バスタブの縁に乗り、頭が浴そうの内側に投げ出される形になった。
「澪が嫌がることはしないから、嫌なら教えてくれればすぐにやめるからな」
慌てて起きあがろうとあたふたしている澪にそう言って、左手で視界を遮るようして頭を押さえつけた。
それでもまだ微妙に抵抗らしきものが続いていたが、特に問題はない。
右手でコックを捻り、シャワーの湯加減を調節する。良い加減になるとそれで澪の髪を濡らしていった。
ビクリとした澪の髪は油っぽくなっていた。
それが恥ずかしかったのか、澪は体を固くしていたが、やがて観念したのか私の左腕を掴んでいた手もそろそろと引っ込めた。
昨日、一昨日と風呂に入れなかったのだから、髪がベタつくのは仕方のないことなのだ。それに一昨日は特に暑い日だった。
シャンプーを手に取り、まずは髪全体を軽くさらって流す。
「熱かったりぬるかったりしたら言えよ」
この態勢の澪には少し難しい注文かも知れない。
私はもう一度シャンプーを手に取ると、今度は両手の指の腹を使って丁寧に頭皮の汚れを落とし始めた。
ゆっくり、マッサージをするように優しく洗う。
しばらくすると、ガチガチに強ばらせていた澪の体から力が抜けていった。
それに合わせるように、髪もしっとりとした柔らかさを取り戻してくる。
手を動かすと健康な髪が指の間をなめらかにすり抜けて行く。
頭皮に触れた指からは、澪の体温が感じられた。
頭は体温の高い場所だ。
さっきから澪の吐息が腕にかかっている。
思考がまとまらなくなってきた。
すぐ下にある顔を盗み見ようとしたら、目が合った。
ぎょっとした私は、棚から小さいタオルを一本取り出すと、それを澪の顔にかぶせてしまった。
澪はさっきまで固く閉ざしていた目を開いて、微睡むような瞳で私の顔を見上げていた。
ガキじゃあるまいし、そう思ったが、自分の顔が火を吹くように熱くなるのが分かった。
結局、髪の生え際や首の周り、耳や耳の後ろにいたるまできれいに洗い上げてからシャワーで流した。
ドライヤーで髪に温風をあてている間も澪は上機嫌な様子で、私が髪に触れることに嫌がる素振りは見せなかった。
そういうものなのかも知れない。澪が内心で吐き気をこらえているなどと考えたくはなかった。
鏡越しに窺ってみると、澪はきょとんとした表情で首を傾げた。無用の心配らしい。
髪を乾かし終えて2人でリビングへ戻ると、虎が私の寝室から出てきた。
手には枕カバーやシーツらしき物を持っている。きっと私のベッドはトロール達の住処になっているだろう。
「寝室に着替えと蒸したタオルを用意してあります、体を拭いてから着替えてください」
小言の1つも言ってやりたかったが、奴はそれだけ言うとさっさと引っ込んでしまった。
ちょうどコーヒーを淹れたところで澪が寝室から出てきた。黒のTシャツにジーンズという飾り気のない格好。
「さっぱりしたな」
澪は大きく頷いてにっこりと笑みを浮かべた。
「2,3日すれば包帯も取れる。それまで、嫌じゃなかったらオレが洗ってやるよ」
自分で言っていて腕がだるくなりそうだったが、それだけの価値はあったようだった。
『少しはずかしいの』
書いてよこす、それを見て私は朝思ったことをそのまま口に出した。
「女の子だもんな」
恥ずかしがって俯いていた澪は、今度は顔を真っ赤にして横を向いてしまった。
午後は、朝に仕分けした大量の澪専用アイテムを本人に説明するだけで潰れてしまった。
夕飯を済ませた後、澪は寝室で自分の物をせっせと片づけているようだ。
私はソファに寝転がって明日のことを考えようとした。
そういえば、明日のことを考えるなんて随分久しぶりのような気がする。
ここへ戻ってからは毎日、2週間後のその日のことを考えていた。
今ではもう2週間もない。その日の夜には全てに終わりを告げ、ここを離れることにだろう。
何のことを考えているか分からなくなってきたので、まだ早い時間だったがそのまま眠ることにした。
・
・
・
しばらくしてから、誰かが歯を磨く音が洗面所の方向から聞こえてきた。音を聞くだけで随分熱心に磨いているのが分かる。
それが少しおかしかったが、それもわずかな間のことで、すぐに再び眠りの中へ落ちていった。
155 :
37:02/06/24 22:56 ID:7ZNARHLg
以上です。
間抜け振り発揮しまくってる私ですが、文中にも突っ込みどころ満載かもしれません。
何かあったら遠慮なく言って下さいね。
ありすぎて言えねーよ、って感じですか、どうもすみません。><
最後に、放り出すような形で長期間不在にしたことでスレの雰囲気を悪化させる一因になって
しまったことを重ねてお詫び致します。本当にすみませんでした。
>>155 おまえがだらしないからこんなことになったんだ!
お詫びとしてこれからは1週間と開けずに投稿するように。
継続は力なり、だよ♪
これ見て思ったけど,
澪のリボンと佳乃のバンダナ。
風呂の時には外すのかな,やっぱ。
>>155 あーっ!新作だーっ!(歓喜の声)
これからも頑張って書いて下さいね!コソーリと応援しますw
>>157 佳乃は本編で、風呂入るときとかは外すって言ってなかったかい?
>>159 補足、DC版で。今は手元にないから確認できんけど、国崎最高に「それ、本当に
はずしたことねえのか!」って聞かれて、答えるシーンあったと思う。
>>37 続きがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
ありがとうございみゃす…
これでまた漏れの「澪」値が上がっちまうな。
まあ、頑張ってください。応援してますよ。
162 :
140:02/06/26 04:02 ID:rpBNTEUo
>>37 いつもながら素晴らしいできですね〜。
澪がカワイイです。
私も応援させていただきます
この良作のあとに作品を載せるのはわりと気が重い。
車を走らせること約3時間。
私は町の郊外に買ったマンションへたどり着いた。
バブル時代に無計画に建てられた物の一つで住民は今は私しかいない。
私は彼女、詩子を車からおろし、最上階の自分の部屋まで運ぶことにした。
部屋のある階までエレベータに乗る。
途中で詩子が軽くうめいた時は少々焦った。
だが詩子は起きなかった。
そのことに安心しているうちに最上階に着く。
私はエレベーターから出て、詩子を抱えたまま部屋の前にたった。
このままドアノブを回し自分の方へとひっぱればドアは開く。
それを行なえばもはや後戻りはできない。
逡巡。
ここで引き返せばまだ間に合うかもしれない。
…
……
………
私はドアを開け放ち部屋へと入った。
何を迷うことがある。
ここまで来ておいて。
詩子を彼女の部屋まで運ぶ。
そいて非日常の証、首輪をかける。
紐には大の男が三人でひっぱても切れないというワイヤーを使う。
片方は首輪に、手錠型になっているもう片方はベッドの支柱にかけた。
手足は拘束せずに私は詩子をベッドに寝かせ部屋を出た。
疲れた。
ひとまず仮眠をとろう。
164 :
140:02/06/26 04:12 ID:rpBNTEUo
仮タイトルは決めました。
で、いきなりミス発見。
そいて非日常 ×
そして非日常 ○
すみません、吊ってきます(鬱
探せばまだありそうですな。
あと未だに詩子さんがしゃべらないのもすみません。
次回あたり詩子さんのトークが聞けるかもしれません。
W投稿キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ッ!!
>鏡越しに窺ってみると、澪はきょとんとした表情で首を傾げた。
ここ萌えますた…
>>140 詩子たんは怒ったりするんでしょうかハァハァ
166 :
名無しさんだよもん:02/06/26 12:08 ID:NPrzlidi
空気やってみたくなりますた。
37タソえろい!
もとい、えらい!
そりゃ言いすぎ。
>166
スレの性格的に、age進行は荒らしを呼び込みやすいので止めてくれ。
169 :
166:02/06/27 14:19 ID:CXqse5wg
sage忘れてたよ・・・スマソ。
もうこのスレこないから勘弁してくれ。
勘弁するからなんかネタふってくれ
___ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/´Д`ヽ < 割と本気で監禁されたいです、はい。
|.|メ /:;|::| \
~|_Y_|~ \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
1ヶ月ほど葉鍵キャラを放置。そしてポルノビデオを見せるとか?
経験上、二度と来ないとか言う奴は100%に近い確立で戻ってくるものだ。
いや俺とかw
投下が無くても続くようなネタはないか?
自分の監禁に対する考えとかでもいいし ってそれは初スレで出まくったか。
カン(・∀・)キーン!
実は皆タイーホされてしまったと言ってみるテスト。
>>171 誰に?相手によって扱いがかなり違うと思われ
メンテ
>176
<<だよもん>>
「これは…」
綾香は気がつくと自分がベットの上で鎖に拘束されているのに驚いた。
汚いコンクリートの部屋だ。
部屋の反対側には、浩之が同じように拘束されている。
「気がついたようだな」
男の声がした。
「ど、どういうこと。これは」
「これを外せっ!」
「うるさい」
男は静かに云った。
ようやく手に入れた獲物を楽しむように綾香の身体を眺めまわす。
「あんた。誰よ」
年齢は二十代というあたりだろうか?
眼鏡のために表情は読みにくい。
顔は神経質そうで、眉がときどき引きつるようにうごく。
「どうでもいい。来栖川財閥のお嬢さまだな、別嬪さん?」
「そうだけど、これは」
得られるはずのない答を求めて頭が回転する。
身代金目当ての誘拐なら、他人まで連れてくるハズはないだろう。
となると、復讐か、怨恨
もう一つの可能性は、考えたくなかった。・・・変質者
「さて、服を脱がすか」
「やめてっ」
綾香は冷たい予感が当たったのがわかった。
「暴れるなよ。そら」
プチプチとワイシャツのボタンが外され、ブラジャーに手が掛けられる。
白いふくよかな乳房を掴み出される。
「くっ」
スカートの下の白いショーツを脱がされそうになると、さすがに暴れはじめる。
「馬鹿が」
はげしく平手打ちされ、綾香が呆然となる。唇が切れて血が流れた。
「やめろっ、綾香に手を出すなっ」
「うるせえぞ」
「格闘技の王者、エクストリーム女王だそうだな?綾香サン」
男がくっくっと笑う
「それで、どうしたの?」
綾香は気の強さをいささかも崩さない。
「あんたは可愛い女王さまだ。それが、最低の屑と結婚して子供を産んじまうってのはどうだ?」
「なっ」
抵抗する手段はまったく無いが、相手に取り乱す姿を見せるのは得策ではない。
動揺を押し隠して威嚇する。
「すぐ警察につかまるわ」
「あー、それはどうかな。まあ、1年も可愛がればじゅうぶんだがな」
最近はこの国でも少女が行方不明になるのは珍しくない。
数年、監禁されて、最悪殺される・・・という図式が頭をよぎる。
「身代金を取る気ない?無理だけど。でも、なにもしないで放してくれたら、かわりに」
「ふーん。まあ金はどうでもいいんだが。アンタ有名人だな」
たしかに綾香はテレビやマスコミで試合は世間一般に流されてスター扱いである。
「それでわかるだろ?」
くっくっと男は笑う。
外国に人身売買のルートから、マニア向けの映像までいくらでも金になるのだ。
有名人の凍結卵子がネット競売で吊り上がり数千万で売買される時代だ。
もちろんリスクはそれなりに高い。
「なんの恨みがあるの?」
復讐・・・これがなければ男も綾香をさらってオモチャにしてしまうなど考えないだろう。
「頭の切れるお嬢さまだな、うるさいから手早く終わらすか」
娘の追及に辟易したように男はパンティをむしり取る。
秘められた黒々とした茂みが、飢えたような男の視線に晒される。
「ほお、意外に可愛い陰毛が…」
ふとい指が綾香の茂みをを愛撫するように掻き分け、縮んだ陰毛を引っ張る。
「み見ないでっ、浩之」
「綾香に何をするんだっ」
「あ?、俺の女になれば、すこしは静かになるだろうからな。まずは、それからだ」
「やめてっ誰がアナタなんかの女にっ」
なんの恨みかわからないが、綾香を弄び凌辱しようと考えているのはあきらかだった。
「いやっ」
「そう怖がるなよ。俺はまだ独り者でな、お前さんに子供を産んで欲しい。それだけのことだ」
最悪の敵の手に渡ってしまった恐怖で綾香は必死で抵抗する。
「じっ、冗談じゃないっ」
身を捩じらせ、蹴りとばして暴れる。
「動くな。彼氏がどうなってもいいのか?なんなら金玉を切り落とすぞ?へへ」
「卑怯者…」
綾香がぐったりとなった。その姿がたまらなく愛らしい・・・
「とんだ、じゃじゃ馬だ。しかし」
割れ目に指をもぐり込ませる。
「どんな強い女戦士でも、ここは柔らかくて男にとって最高にぐあいがいい。天国だよ」
背筋に冷たいものが走る
「ほれ、じゃじゃ馬馴らしといくぞ。脚をひらけ」
無遠慮な指が、苦痛なく貫通式を行うために割れ目にローションを塗りたくる。
「いやっ」
「楽しませてもらおうか」
強引に開脚させて、男が馬乗りになる。
ぬるんっ。。。さして抵抗なくペニスの先が綾香の中に挿入される。
「そーれ、開通式だ」
裂けるような痛みにはかまわず、一気に男はつらぬいた。
「い、痛いっっ」
綾香の瞳が怒りで反抗的に燃え上がった。
「どうだ?憎い敵の男のモノを受け入れてしまった気分は」
よく発育した肢体を組み敷きながら男が尋ねる
「あ…」
がくりと綾香の首が垂れる
「やめろっっっ」
浩之の絶叫があがった。
「おお、本当に初めてなんだな、お前。俺がたしかに処女膜は貰ったぞ」
綾香は屈辱で顔を赤らめる。
「ふむ、どんな強い女でもここに男の肉棒を受け入れないと一人前じゃないからな」
「く、くそっ誰がお前なんかの」
気丈な目から涙がこぼれた。
だが、動けば動くほど男のモノは奥深くはまり込む。
「そういいながら、卑猥なアソコは男に絡みついてるな、最高だよ。んっ可愛いよ」
「畜生」
「恋人の前で他の男に抱かれる気分はどうだ?」
男は腰を使いながら嘲笑した。
「く、こんな、エテ公に。し、死んだほうがましだわ」
恋人の前で処女の純潔を散らされ、ふとく毛深い腕に抱かれる屈辱にふるえている。
「彼氏はチンポがテント張って…、ビンビンだな。カッコつけてるが、男はみんな女を犯したいのさ」
綾香が黙り込んだ。
「だが、憎い男のモノでも受け入れて喘いでしまう。オンナの体は正直だ」
「ふざけるなっ」
裂けるような痛みより、下半身のヌルヌルした動物的感触が恐ろしい。
処女の潔癖からくる鋼鉄のような精神も、忌まわしいナメクジの交尾のような汚らわしい感触に
しだいに腐食されていく・・・
なにより恐怖なのは、おぞましい男の精虫が何億もウヨウヨしている液体で奥深く浸される予感。
男に串刺しにされながら女の理不尽さ、雌犬の様に屈辱の種付けをされる立場に嫌悪が走る。
「いい、ぞ。たっぷりと俺の子種を吐き出してやるからな…」
「や、やめろっ誰がお前なんかの」
「うっ、だすぞっ、いい子を産めよ」
「やめろっ、綾香を放せえええ」
「ん、ん」
秘めやかな男女の行為に綾香の抵抗がしだいに弱まる。
男の腰の動きがゆるやかになった。
あきらかに、射精が迫ってきた雄の動きであり、ふだん垂れ下がった袋がペニスの根元に密着
しているのもタマが吊り上がっている証拠だ。
もう余裕がない、切迫したオスは乳房を鷲掴みにして耐える。
とつぜん尻の動きがピタリと止まった。
男が、ゆるやかに息を吐き出す。
綾香は、頬を紅く染めていきなり顔をそむける。屈辱の交尾を受け入れざるえなかったのだ。
男のペニスは綾香の胎内に白い噴射をおえると、馬の逸物のようにクニャリと柔らかくなり萎える。
割れ目からあふれた精が白い糸を曳き、ふにゃりと垂れたペニスと繋がってた。
綾香は太股を固く閉じて隠そうとするが、その内側に白いゼリーが流れ落ちる。
「綾香に、なにをしたんだっ」
浩之の絶叫があがった。
「可愛いぞ。愛してる」
満足した男の優しい愛の言葉も、犯された綾香の立場をいっそうみじめなものにした。
割れ目から白いしたたりが落ちる。
憎い敵である男を喜ばせ、自分もその中で禁断の快楽を感じてしまった事実が甦る。
「くそお…」
涙が落ちる。
「まだまだ、調教が足りないようだ。が、まあじっくり楽しませてもらうさ」
「ふざけるなっ」
「時間をかけて男に可愛がられれば、すぐ女に生まれた悦びを味わえる」
裸体が白い。しなやかな、猫のような女だ。
毎日丹念に責めていけば・・・新婚の嫁のようにとろとろに溶けて、すすり泣く綾香を味わえる。
次第に体に目覚める女の悦びを教える、これがこの遊びの最大の愉しみなのだ。
「それに気持ちはどうあれ、健康な身体ならすぐに子供もできる」
男がからかうように尻を叩くと、きゅうに綾香が黙り込んだ。
女の体に男の精をたっぷりと仕込まれてしまった事実が重くのしかかってくる。
男には欲情の捌け口にしか過ぎない行為でも、オモチャにされた女はそうはいかないのだ。
「綾香。なんなら俺の女にしてやってもいいぞ」
「く、冗談じゃないわ。気安く呼ぶな」
「わかった」
ニヤニヤと綾香のたくましい尻を見る。
「それでも、俺の子を産むことにはかわりないがな」
鎖で縛りつけられている綾香に男は毎日丹念な愛撫を繰り返す
「どうしてもお前を女房にしたかった…ずっと前から」
愛の言葉を囁きながら、抵抗し悶える綾香の可愛い部分を執拗に愛撫する。
体が溶けるような女の快楽に、白いしなやかな裸体を猫のようにくねらせる綾香。
もはや声も上げない。ときどき絶頂のうめき声がするだけだ。
なるほど、女でも格闘技の王者だけあって精神的には簡単に降伏しない。
一日中肉体を愛撫され、子宮奥深くオスの精子で湿らされても・・・
毎日、男は飽きることもなく綾香をオモチャにする。
一日に何回か、精子が睾丸に溜まってくると我慢できないようだ。
最近の綾香は反抗的な態度は男の欲情をそそるだけと悟ってから、ややおとなしいが、瞳には
あいかわらず強い憎しみが燃えている。
男って馬鹿みたい・・・こんな事で私をどうにか出来るとでも思ってるのかしら?
卑怯者。鎖で縛って。腕力でねじ伏せるならともかく、こんな方法で。
弱い奴のくせに・・・よわい男の癖に。調子に乗って、体の奥まで侵入してくる・・・憎い。
どんな暴力よりも、ナメクジのようにうねる頼りない感触が汚らわしくて大嫌い。
(いつか、こいつを叩き潰してやるっ)
ほどなくして生理は止まり、女は憎い男の子供まで出来たことを冷静に受け止めた。
「暴力でついに、憎い敵の子種を孕んでしまった気分はどうだ?綾香」
無言のまま、男を睨みかえす。
「来栖川の娘が、ついに俺の子を…ははは、世の中は皮肉だな」
なにが可笑しいのか、男は笑った。狂っている。
「ま、気にするな。世の中には嫌いな男と結婚する女、不仲のまま子供を産む夫婦もいる」
「…絶対に許さないわ。この鎖がなければ」
「素手で俺を叩き殺せるのに、か? はは」
「畜生」
「さて、夫婦の交わりの時間だ。愛してるよ綾香」
「やめろっ」
意志に反して男の手で、絶頂に押し上げられてあえぎながら・・・
「いくら、こんなことしても…無駄よ」
がまんしよう。この男は早いからすぐ終わる。
その後・・・こころの中で、こんな浅ましい行為は藁って済ませてやる。
男がいくら長いあいだ私の体を玩び、夫婦同然に知り尽くしていたとしても。
私は最強の女なんだから。こんなやつには負けない。
月日が経った。なぜ、誰も助けに来ないのか。警察は?
屋敷の家族も必死で探してるはずなのに・・・見捨てられ忘れられたという気持ちがつよくなる。
強姦され、処女を奪われても、・・・そして妊娠しても、すべて悪夢としか思えない。
すぐ助けが来て男は捕まり、この悪夢はエンドになる、と信じていた。
現実には・・・腹が異様に膨れ上がり、あきらかに異常妊娠しているのがわかる。
乳房も大きく張り、乳首も不条理な妊娠のためとがっていた。
やさしく、腹の中の子をさする手。
「ボクがパパでちゅよ〜おっぱい、ちゅぱちゅぱ」
「いやあっ」
変わり果てた綾香の体、妊婦となった綾香を男は喜んだ。
乳房を吸い、女門を執拗に舐め上げて、綾香が快楽に果てたところに挿入する。
「もう、かんべんして…」
「お腹の子が気になるのか?綾香。17歳でも、さすがに立派な母親だな」
男は17歳の女子高生に自分の子を孕ましたことが嬉しくてたまらないらしい。
「馬鹿にするな。だれがお前の子供なんか」
「ま、流れてもまた産めばいいさ。くく」
「女の体をなんだと思ってるんだ…」
「ん?女なんて出産マシンだよ。お前は尻軽で子供がすぐ出来るから始末に負えない」
男は女を組み敷き、存分に腰を振りながら自分の快楽を優先する。
「殺してやるっ、誰のためにこんな体になったと思ってる」
雌ライオンのような激怒に身をふるわせる。
そのあいだも、男の器官はナメクジの交尾のように胎内を蠕動している。
「綾香、怒る顔も可愛いよ、うっでるっ」
男は綾香の声など聞こえていないようだ。かまわず、白い痕跡をはなつ。
「…いつか、この手で絞め殺してやるっ」
尻を差し出しやむなく交尾を受け入れながらも、女の瞳には憎しみが燃えている。
「そういえば以前、俺を素手で殺せるとか云ってたな、綾香」
「そ、それがどうしたのよ」
綾香は健気に股を閉じて反論した。流れる白濁液を隠そうとする。
「なら、試してみるか?」
ガチャリ
呆然とする綾香の鎖が外された。
数ヶ月の拘束にもかかわらず、まだ自分の肉体に対する自信は失せていない。
「…どうする気」
手をさすりながら女がつぶやく。
「やってみるか?」
「私を女房にしたいんじゃなかったの?…もう、手遅れだけど」
綾香が瞳に不敵な光を取り戻した。めずらしく軽口を叩く。
「可愛いな。勝てるつもりでいるのか?」
「もちろん」
ベッドから降りた綾香は素早くファイティングポーズを取る。
肉体的に拘束破壊され、毎日性の暴力で内部から子宮奥深く妊娠させられ、精神的にも犯された
といっていい女が雌ライオンのように素早く動くのは意外だった。
「つまらん。素直に俺の女になれ。一生たっぷりと可愛がってやるよ」
「問答無用。いくわよ」
ダッと綾香がバネのように跳躍し、男に襲い掛かる。
「ぐぅっ」
次の瞬間あっさりと綾香は男の手に捉まり、腕を捻り上げられる。
「弱いな」
突き飛ばされる。
まるで男が鉄の壁のように思える。そんなはずはない・・・
「格闘技の王者、エクストリームチャンピオンだろ?お前。さあ、来いよ」
男がニヤニヤしながら、異様に脹れ上がった腹を見ている。
なんの異常なのか、化け物のような大きさだ。
綾香は、きゅうに悪寒とともにズキンと痛みを覚えた。妊娠している身が恐ろしく、怖い。
「おら」
ひゅっと男の蹴りが正確に綾香の腹をねらってきた。
全身に激痛が走る。
かろうじてかわして衝撃を弱めたものの、まともに受ければ子供は潰れる。
「が、がぁっ!」
背中をまるめて転がり、床を逃げ回る。みじめだ。
「おらおら…反抗するとどうなるか、わかってんの?」
男は卑劣にも執拗に腹を狙って蹴りを入れる。
綾香は涙を流しながら、懸命に腹のの中に居る愛しい子供を庇い小さくなる。
「ゆ、許してください」
「みじめだな。誇り高い綾香様も腹の子供のために、泣いて土下座か」
「くっ」
その後の行為は、動物のようにはげしかった。
「あ、あ、もう」
「すごい感じてるじゃないか、綾香。どうしたんだ」
男が暴力を振るうほど嫌らしく体が濡れて、浅ましい声を上げて感じてしまう。
「俺の子を仕込まれて腹ボテになってから少し変じゃないのか…女王さま?」
私は。身も心も陵辱しつくす毎日にたえられぬほど弱い女では、なかったはずだ。
男がいくら、肉体に白い痕跡を刻みつけようと、それを心の中で藁ってやることが出来たのに。
胎の中にうごめく幼虫を宿してから、私は臆病になった・・・
綾香はみじめな気持ちでつぶやいた。
それも、嫌いな男の種と思えば、正体不明のおぞましい怪物を寄生させているようなものだ。
だが、無事に産むまで耐えるしかない。
出産しても、またケダモノのような交わりですぐ孕んでしまい、この男の子供を機械のように永遠に
ひたすら産み続けるのだろうか?
綾香は、助けが来るまで屈しないという誇りや希望はとうに失っていた。
もはや鎖は必要なかった。男の暴力は、身重の女には耐えられない。
とにかく、この男の機嫌を取ること。
それが結論だった。さいわい、この男は綾香に惚れきってるらしく、自分から媚びた態度をとれば
優しく可愛がってくれる・・・そんな直感を信じることにした。
卑しい平凡な男の機嫌を取るなど、財閥のお嬢さまとしての輝かしい人生から見れば身震いするほど
汚らわしい行為と軽蔑しただろう。しかし現実は、それしか生きる道はないのだ。
それにもし、いま解放されたとしてもここまで男女の深みにはまっては、いまさら他の男で感じるか
どうか自信がない。そう考えただけで、綾香の下着がじんわり濡れた。
それより・・・きょうもスケスケの下着姿で主人に酌をしなくてはならない。
「ご主人様…」
「あ、綾香か。最近だいぶ素直になったな。可愛いぞ、よしよし」
事実、この数ヶ月の調教で綾香はしとやかな少女に変身していた。
それが、姉の芹香をおもわせる仕草なのを綾香本人は気がついていない・・・
(さすが、姉妹だな)
綾香の意志の強い線の顔立ちが、いったん男の前に溶けると凄艶なまでの美人であることが
あらためて確認できた。雌のライオンが、可愛らしい飼い猫になったように・・・
(そこが姉とはちがうところか)
綾香が猫のような動きで恥じらい反応するとき、ふだんとのギャップが欲情をはげしく掻き立てる。
男の手が、綾香の体に伸びた。まるでメイドのような扱いだ。
「いくら強くても女は男に媚びるのが一番利口だ。きょうもじっくり嫁いじりといくか。ん?」
奇妙に芹香を思わせる表情で綾香は顔を赤らめた。乱暴な指の動き。
「あ、優しくしてください…」
逆アナル住人ですが、よろしくヽ(´ー`)ノ
「胎の中の幼虫」メンテぐらいの場しのぎにはなるでしょう。
最近、エロシチュ系スレが元気ないので、皆様がんばっていきましょ
参った。
マジでメンテぐらいのその場しのぎにしかならん。
エロシチュ系スレが元気ない理由が分かったような気がする。
196 :
名無しさんだよもん:02/06/30 19:45 ID:tK51JiJJ
アメリカのNASAは、宇宙飛行士を最初に宇宙に送り込んだとき、無重力状態で
はボールペンが書けないことを発見した。これではボールペンを持って行って
も役に立たない。NASAの科学者たちはこの問題に立ち向かうべく、10年の歳月
と120億ドルの開発費をかけて研究を重ねた。
その結果ついに、無重力でも上下逆にしても水の中でも氷点下でも摂氏300度で
も、どんな状況下でもどんな表面にでも書けるボールペンを開発した!!
一方ロシアは鉛筆を使った。
浩之はどうなったの?
>>198 綾香だけさらっても楽しくない。男女ペアでさらえばセクースさせてハァハァ出来ます
もちらん綾香が犯されてるあいだ浩之は欲情しっぱなしで、射精することもできずオアズケ
一週間ずっと禁欲状態で、タマリ溜まった浩之を綾香にけしかける。
「やめてっ浩之、信じてたのにっ」
犬のように綾香にのしかかり腰を振りまくる浩之
しかし、腕を拘束されているため、すぐ抜けてしまったりして上手く挿入できない。
そのうち綾香にうまく突きこんで発射寸前、というときするりと引かれて虚空に白い大噴射
一週間ずっと禁欲状態だから、凄い勢いだろうなあ。天井まで飛びそう
大きなお尻が白い精子まみれになってショックのあまり
「けだものっ、大嫌い」
と泣きじゃくる綾香・・・ハァハァ
ホントは暗い系のお話でしたが、綾香さまに孕ませ&腹パンチ以上の無法行為は・・・ブルブル
, -─‐- 、.
/ ,r─--ゝ、
. ,' / --\
l \ ─‐- 〉
. l i⌒i| ━ /
| | h |! `ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. │ ヽ._| _,ノ r_ _) |
|. / | l`====ゝ | ハハハッ・・・・・・!
/\ / l ヾ==テ < 悪いな皆の衆っ・・・・・・!
/\. \/ ヽ、.___,ノ | 200を、200をGETじゃ・・・!
/ \. \ / |
/ \ \ / \_______________
/ _/ \ l
/ `ヽ.\|
ほしゅ
メソテ
204 :
名無しさんだよもん:02/07/03 20:50 ID:g63jJq2I
職人のいないSSスレとは、かくも無残なものなのだ
205 :
名無しさんだよもん:02/07/03 23:26 ID:8iEGlAUv
常時晒しage
ごめんなさい。。。
板に人がいないし、ネタもない
SSスレは落ちたし、ネタスレも整理の時期にきてる。
残るのはコンペスレと某スレの2つぐらいだとオモワレ
SSスレにヲタラーのように粘着していた煽りが付いていく可能性もあるがな
208 :
名無しさんだよもん:02/07/04 04:15 ID:LKT7ebEF
常時晒しage
最近の…いやけっこう前からか。
葉鍵板はもう、終わりだよな。
もう、時間の問題なんだよね。
スレじゃなくて板自体が末期なのか
大変だな
211 :
名無しさんだよもん:02/07/04 15:19 ID:hJIyni3s
常時晒しage
212 :
名無しさんだよもん:02/07/04 15:21 ID:PDDD5LWF
213 :
名無しさんだよもん:02/07/04 23:04 ID:Rfjy+utd
常時晒しage
>>210 実際問題この板もう駄目だろ。
クソスレ乱立はネタがない証。
昔ほどの人口ももうないしさ。
腹を決める時期が来たんだよなぁ…
汝、陵辱スレ〜vol.2・・・落ちてない?
216 :
名無しさんだよもん:02/07/05 00:18 ID:hLIKkx42
常時晒しage
「お〜い、誰かいないのー」
深夜、彼女の声で私は起きた。
「わっ、なんで首輪してるの私」
私は詩子のいる部屋の前に立ちまずノックをした。
コンコン
音が響くと中の声は止んだ。
「……誰ですか」
「この部屋の主人です」
私はドア越しに話すことにした
「ねえ何で私ここにいるの?」
何と答えようか。
まさか君に惚れこんだあげくに拉致監禁したとは言えはしない。
「それについては明日話すから今日はこのまま寝てくれませんか?」
反応がない。
当たり前か、彼女にはことらの言うことを聞く必要なんてないのだから。
「ん〜じゃあ明日ちゃんと話してくださいね」
はい?
「ではこれより詩子さんは眠ります。おやすみなさい」
寝るのか?
拉致監禁した相手の言うことを聞いて?
信じられなかったが、ドアを少し開けて見れば彼女は本当に寝ていた。
・・・はっ・・・敵わないな。
私は彼女の寝顔を遠目に見てから
「おやすみ、愛する人」
そうつぶやき自室へと戻った。
全ては明日からだ。
こふっ(吐血
今はこれが精一杯です。
詩子さんらしさって難しいですわ〜(鬱
219 :
名無しさんだよもん:02/07/05 03:12 ID:Ocj8VX4g
常時晒しage
マターリ監禁(・∀・)イィ!
次が楽しみです、頑張って下さい!!
希望は詩子のみか・・・・
>>218 そんなことないと思うよ。
かなり詩子ちゃんっぽいよ。
続き、期待してるよ♪
感想があるって嬉しいです、いや、本当に。
遅ればせながら・・・
「腹の中の幼虫」
すごいです。
自分はこういう話書けないので尚更。
「詩子さん監禁(仮)」のこと
今回は状況確認。
監禁0日目。
詩子:部屋にて就寝。
男 :自室にて就寝。
・・・話が進みやしねえ(鬱
さて次回は一週間以内に書きたいと思います。
225 :
名無しさんだよもん:02/07/08 05:41 ID:I5y6sEbJ
晒しageとかないと
ほっしゅ
>>224 監禁陵辱物にしては甘い気がする、
相手の人格を否定して支配するのが監禁の醍醐味。
今・・・・
>>227がいいことを言った。そうだ・・・その通りだ。
ここで詩子は恐怖を思い知るのか?例えば学校に行けないとか。
恐怖を感じるにしてもおそらくその対象は饅頭か何かだろう。
>>230 監禁の何を楽しむかは人によると思うが。
ただ閉じ込めて見ているだけで幸せな人もいれば、ぐちゃぐちゃにしたい
人もいるわけで。
調教・陵辱と監禁は並存することはあっても、決してイコールではないぞ。
dat落ちした陵辱スレから流れてきたか?
>231
ただ、閉じ込めて見てると結婚で同居ってある意味一緒の気がする
その上で監禁スレって名前なら後者の方が優先じゃないのか?
それと人が何処から来たのか重要なのか?
どういう意味でそう言う事を聞くのかわけを教えてくれ
ちなみに陵辱スレは見たこと無い、
君こそ偏見で語るのは止めたらどうだい?
>閉じ込めて見てると結婚で同居ってある意味一緒の気がする
既婚者から言わせてもらう。さすがに違う。
閉じ込めながら同時に閉じ込められてる感覚、サドであり同時にマゾであり…だな。
自分でも何書いてるかよく解らんが、とりあえず結婚してみれば解る。
陵辱と本気で関係ないのでsage。
>233
確かに、男性が女性を監禁する場合、陵辱目的であると考えるのが一般的でしょう。
ですが、このスレで語られてきた『監禁』が、必ずしもそうではなかった事もご理解戴きたい。
結果的に陵辱に至る作品が多いことも事実ですが、そこに至る過程や葛藤こそが、
心の琴線に触れる作品も多いのです。
長森を犯し涙する折原浩平… 茜の側にいることだけを願った男…
琴音と共にあることを選んだフーガ研究員…
普段ロクにレスも返しておりませんが、楽しませていただいております。
>234
それは後で自分でも冷静に考えたら気が付いた。
気を使わせて済まない
>235
そう言う事なら話は分かるが個人的な意見を言っただけで
陵辱スレから来たのかは無いんじゃないかと思うわ。
確かに俺は鍵のゲームよりそっち系のゲームの方が好きだけど、
あんな言い方されると正直カチンとくる
あれじゃ陵辱系が好きな奴は感想付けるなって言ってるように取れるからね。
まあ、君に愚痴っても仕方ないか…
>>235 どこから来ただなんてどうでもいいだろうそんな事
そんなだから排他的な板のレッテルが張られノダー。
まぁ236もそう怒るな
>236
>あれじゃ陵辱系が好きな奴は感想付けるなって言ってるように取れるからね。
言いすぎ。自分で書いた230をもう一度読み返してみそ。
>こんなの生ぬる過ぎると思うだろ?
>
>>224にはもっと調教・陵辱系のゲームをする事をお薦めする
って、自分の意見が全体の意見であるかのように
>>224に押し付けているように見えるんだけど。
231の言うとおり、監禁の何に価値を見出すかってのは個人の問題で、
>>235の言うようにリョジョークなしで過程を楽しみたい人もいるわけよ。漏れはリョジョークもマターリも同じように好きだし。
ま、どこから来たなんてのはどうでもいいから
>>231も反省すべきだけど、
>>230も反省すべきってことは十分に理解してほしいなあ。
意見を言うのは自由だけど、生ぬるい=ダメと決めてかかるのは失礼。
好きになれとは言わないけれど、人の嗜好にダメ出しをするのはいただけないよ。好みに合わないというのは勝手だけど、好みに合うように変えろってのはいけない。人の価値観は人の価値観として受け止めようよ。
お互いに尊重してマターリ逝こう。
押し付けはよくないって言いたかっただけなのさ。説教じみたこといってごめんよ。
×リョジョークなしで過程を楽しみたい
○リョジョークなしでも過程が楽しめればいい
間違えたよ、ごめんよ。
このスレには、初カキコ〜
そもそも、監禁していてマターリもないと思うけどね。
241 :
238:02/07/11 00:09 ID:XTQXhpL/
>>240 漏れも前はそう思ってたんだけど、このスレ来て変わったかな。
最近だと37氏のなんかマターリで漏れ的にほほえましくてよい感じだと思っている
のだけれど。
まぁSS投下無しでもメンテしなくていいのはいい傾向である
とは思わん? か…w
いや、思う。
で…あるな。
監禁だけなら、愛情の独り占めの延長に過ぎない…と言えなくもない。
まあ、決して褒められたものでは無いが。
続きが読みたいので、とりあえずage
>>245 このスレはsage必須だよ。
21歳以上なら必須という言葉の意味わかるよね
マターリ監禁したいなら、好き好き大好き、これだね。
マターリ監禁が好きなのさ。
好き好き大好きと言われて戸川純が出てくる俺…さて、逝くか…
そしてバーバラセクサロイド
な、なんでもいいから監禁を・・・
監禁を読まないと氏にそうだ・・・
>251
重傷の監禁中毒だな(w
253 :
無想:02/07/13 03:33 ID:JzXxDPpl
突然目が覚めた。
「ああっ」
女がいや少女が俺の上で喘いでいる。
寝転がった俺の上で腰を振り快楽を貪欲に求めている。
「はぁ、いいの……」
何だこれ。
ああ、そうだった。
俺はこの女をとっ捕まえたんだ。
顔が良かった。
月みたいな冷たい感じが。
それに気がふれてる。
この後、開放したところで警察に捕まることもない。
「おら、ここがいいのかよ」
俺はそう言いつつ女の乳首を下からつねり上げた。
「あっ、いっ、はぁん」
女、確かルリコとか言ったか。
ま、どうでもいいか。
いつものことだ。
気分がむしゃくしゃした時は女を拉致って犯す。
ことがすんで放心してる女の顔を写真に収める瞬間、
俺は全てのしがらみから開放される。」
254 :
無想:02/07/13 03:39 ID:JzXxDPpl
この家には現像室があるから正気を取り戻した女に写真を見せ付けることもできる。
最高だ。
しかし最近はそろにも飽きてきたのでダチから渡ってきた薬を今回は使ってみた。
効き目はすぐに現れ、女はその場で自分を慰めはじめやがった。
そして俺が犯し、今にいたるというわけだ。
だが何で俺は寝ていたんだ。
まあ、いい、しばらくはコイツで楽しもう。
そうして俺は腰の動きを早めた。
「っ…はっあー!」
「はっ、これがイイのかメス豚!」
届いてないだろう言葉とともに一際腰を強く打ち付ける。
「あっぁあっぁぁぁぁぁぁぁ!」
少女は達してしまったようだがそんなこと関係ない。
「も、もう」
少女の声には耳を貸さず、俺は腰を振り続けた。
やめるわけ無いだろう、なあ?
255 :
無想:02/07/13 03:42 ID:JzXxDPpl
暗い部屋。
その中で制服を着た少年と少女がキスを交わしている。
「んっ、はぁ長瀬ちゃん」
「……瑠璃子さん」
唇を離すと少年はそのまま少女の首へとキスをしていった。
「瑠璃子さん、どう新しい玩具は?」
「んっ、いいよ…けど、もうすぐ…壊れ、ちゃうっ」
「そっか、新しいの探さないとね」
「そっそう、だね、なが、せちゃ、んはぁ!」
少年は何時の間にか少女の制服のスカートの中に手を入れていた。
それが少女の嬌声の原因のようである。
「…な、がせ、ちゃん、お願い…キテ」
「うん、いいよ」
恋人たちの宴は止まない。
そのころ隣の部屋では一人の男が死を迎えようとしていた。
男は全裸でその周りには大量の精液が噴出されていた。
男は今も女性を抱いているかのように腰を動かしている……。
256 :
無想:02/07/13 03:44 ID:JzXxDPpl
ある日どこかの街角で。
一組の恋人がいる。
何かを囁きあってる。
『長瀬ちゃん、あの人がいいな』
『うん、そうだね、じゃ、ちょっと待っててね』
少女に何かを囁かれた少年は、
真っ直ぐ近くを歩いていたOLの方へと歩いていった。
一ヶ月後そのOLは精神病院に運ばれた。
『クスクス、今度は長持ちするといいなぁ、クスクス』
どうも以上「無想」を上げさせて頂きました。
最近のレスに触発されて書いてみた物ですが・・・
教訓:慣れないことはヤメましょう(笑
>マターリ監禁
詩子さん監禁(仮)はマターリでいきます。
まだ全然進んでないですが。
どんな意見であれ反応があるというのは嬉しかったりしました。
230さん、お薦めがあったら教えてください。
自分調教ものは兎も角監禁もの一本しかないので(板違いか
では
るりこってなんのキャラ?
>>258 雫のヒロインの一人ですよ。
長瀬は主人公です
改めて読み返してみる。
瑠璃子さんの性格壊れすぎ(泣
なんでこうなったんだろ(鬱
>>260 いや、頑張ったよ。いいと思うよ
ただ投下したスレがまずかったんだろうな…
262 :
jo:02/07/15 00:24 ID:6w1X5KE2
>>260 瑠璃子さんだ、瑠璃子さんだー。嬉しいな(^^
140=224氏に感謝
>瑠璃子さんの性格壊れすぎ(泣
まあ、もともと壊れているし(^^;
めんてふぁいなんす
「鋼の温もり」軸編はまだかな?
266 :
名無しさんだよもん:02/07/17 21:54 ID:qcFOaa5Q
犯罪者集団晒しage
>>265 投げてはいないけど、調子が出なくて全然進まない。
初期の構想では、よく考えたら全然監禁じゃないし。
とりあえず近日中に続きアプします。
ファイオー
3日目以降の数日間、ぬるま湯に浸かったような日々が続いた。
体調はなかなか良くならず、いくら寝ても眠気が覚めず、ただ布団の上で
過ごす日々。
寝たきりの病人のような私を、楓ちゃんは嫌な顔一つせず世話してくれる。
食事もトイレも入浴も、彼女の助け無しではままならない。
稀に頭が痛くなるけど、楓ちゃんが撫でてくれるとすぐに収まった。
具合が悪くなった時は、いつでもすぐに飛んで来てくれる。
いつの間にか私は、母親に甘える幼い子供のように楓ちゃんに依存していた。
楓ちゃん以外の姉妹は、千鶴さんはほぼ毎晩見舞いに来てくれ、体調を気遣
ったり話し相手になってくれる。
初音ちゃんとは結構仲良くなって、退屈しのぎの遊び相手になってくれる。
けど梓ちゃんはあまり顔を見せず、言葉を交わすことも少ない。何だか
避けられている様な気がする。
あの娘とも仲良くなりたいな。
きっかけは、ほんの些細な事だった。
「そういえば楓ちゃんって、歳いくつ?」
夕食後の雑談の中で、何となく出た質問。
可笑しな話だけど、随分一緒に居たのに、この娘の正確な年齢を知らな
かった。
まあ訊いても失礼になる歳ではないだろう。
「今年で17です」
「あ、そうなんだ」
楓ちゃんの答えは、予想していたよりは年上だった。
ちょっと意外だったけど、私の同級生にもこのくらいに見える娘が居たし、
そう驚く程でもない。
「高校生だよね。学校は……あれ?」
ここでふと、違和感を感じた。
「学校は?」
そう、彼女はここ数日ずっと私の世話をしてくれていた、つまりずっと家
に居たのだ。
2ヶ月近く夏休みのある大学と違い、高校は新学期がとっくに始まっている
筈なのに。
「休学中です。ちょっと事情があって……」
その件は話したくないらしく、楓ちゃんの口調が濁る。
ここはあまり触れない方が良いだろう。
「そっか。ところで……」
何か引っ掛かるものを感じながらも、別の話を始めた。
「ふう……」
由美子さんの部屋、客間から出ると、いつも溜め息を吐く。
一日中部屋に篭っている由美子さん。客間の空気は、彼女の匂いというか
気配というか、そういうものが充満している。
部屋から出るとすぐに、肺の中に溜まったそれを吐き出す。
吐き出さずにはいられない。
彼女と同じ空気を吸うのが嫌、という訳では無い。
断じて、絶対、全然、そういう訳では無い。
そうだと思う。
そうでなくてはいけない。
「ふう……」
廊下を少し歩いて、居間の前あたりでもう一度溜め息。
気分が重い。けど、それを癒す方法があるから、私は幸福なのかもしれない。
居間を通り過ぎ、廊下の突き当りまで行く。
我が家の奥、人目を避けるような位置に、小さな部屋があった。
何の目的で作られたか判らない、普段は物置にしている部屋。
けど今は、そこの前に立つだけで高揚する。
「ふう……」
先程までのとは違う、興奮を抑える為の溜め息を吐くと、ドアをノックする。
「どうぞ」
聞き慣れた声の返事が返って来ると同時に、部屋に入る。
部屋の中にはよく見知った、これ以上ないくらい見知った男の人が、布団
の上に座っていた。
その笑顔で迎えられると、張り詰めていた心が容易く挫けてしまう。
「耕一さん……」
その人の名を呟くと、胸の中に飛び込んだ。
1ヶ月以上間を開けたのに短くてスマソ。
その上一人称の視点移動は極めて判り難い罠。
>>早朝妄想R氏
お疲れ様です、キャラについてはよく分かりませんが良かったです
ただ監禁があまり見えないかもw
このスレ終わったね
このスレは死んだんだな…
日 凸 U ∇ U
≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡≡
U ∩ [] ∨ _ _
___ ヘヘ__/ ⌒ \
ノ ,)っ U( )ヽ
― / つ――― ヽ|ヽ|
(__.ノ
━┳━ ━┳━
 ̄ ┻  ̄ ̄ ̄┻ ̄ ̄ ̄ ̄
〜_ __ ∧∧
⊂⊂⌒ ⊃(- -)っ GAME OVER…
>このスレは死んだんだな…
やらせはせん、やらせわせん!
「鋼の温もり」が終わるまではな
如何に落ちを持ってくるのか非常に楽しみでね(藁
>>275 いや俺も勿論終わらせたくはない、でもな
投下後のコメント、感想等レスの一つもないスレだと
職人達が気の毒でならないと思わんか?
だったら類似スレでやった方が良いと漏れは思ってみたtest
統合しろ、統合!
SSスレは全部統合!
わずかにのこった人が居たとしても類似スレにはいかないだろう
そのスレごと消える人もいる、それが惜しいな
統合なんてできるかヴォケ!
和姦と凌辱と監禁は似て非なるもの。
葉鍵板とエロゲ板が別なのと同じ。
>投下後のコメント、感想等レスの一つもないスレだと
>職人達が気の毒でならないと思わんか?
基本的に、感想とは物語が完結しないと書きづらいもので………。
よって、「早く完結させろ」以外、書き込みようがない罠。
>>279 凌辱スレも落ちたんだし統合で新たな気持ちでいこーぜw
>>280 んぁー確かにそうだな…
>>279は実は書き手ではない罠
元SS書きとしては、やっぱり寂れたスレには用がないわけで。
>282
「書く側」を名乗るくらいなら、
寂れたスレにSS連発投下して栄えさせ
俺の城にする、くらいの意気込みはないんかゴルァ(゚д゚)
284 :
279:02/07/23 17:34 ID:NgXZsyng
>>281 そりゃそうなんだが、統合するともめるぞ。凌辱と監禁はまだしも、和姦系
SSスレまで統合するとそのうち内紛が起きるのは自明の理。
>>282 凌辱・監禁系は書くのが苦手でね。
修行が足りないといわれたら事実だから仕方ない。批判は受け止めるさ。
>>283 いいこと言った!
>>284 近いジャンルで統合って手もあるけどな、まぁ夏休みが終わってからだな(藁
最初のうちは粘着とか発生して大変かもしれないけど…
こう言う時は監禁にまつわる豆知識とかエピソードとかを住民が出し合ったり
すると、場が持つし、新しい書き手さんにネタを与えたりするんだけどね。
前スレの中盤くらいから、ここの住民はただ大口開けて「えさくれぇ」って
叫んでる雛にしか思えなかった。
>>282 自分でネタも振らずにそれ書いたらおしまいでしょ。
それじゃ「かの国の雛」だよ。
じゃぁその場凌ぎのネタを一つ
今までうpされたSSで自分が一番好きだった作品をageてみようじゃないか
ちなみに漏れは
前スレ892の名無しさんだよもん氏の長森監禁モノ と
監禁だよもん氏の栞監禁モノ が良かった。
前者は萌エーッ!(゚∀゚)で、後者は欝ハァハァ(*´Д`*)だった
なんか一番とか言いつつ二個挙げてるけどさ欝死
俺はおね好きだから、最初のスレの茜ものと前スレ長森ものだったりする。
長森モノは浩平の描写が凄く良かったし、茜モノは微妙な切なさを感じた。
因みに両方ともヒロインは萌え萌えだったっす。
>>283 だったら、おまえはなぜこのスレにSS落とさないの?
ほんと、バカだね。
>>284 和姦SSスレってドコのことよ?いまあったかな?
それに凌辱はSSスレも最初OKでありながら追い出されているし、ここだって
どっちかというと和姦監禁スレでしょ
すでに、それを期待するヤツがまぎれこんでるんだからさ〜
ハードなエロゲーのような調教監禁は人気でないだろ
とくに信者が多いと思われる佐祐理と長森を本当の意味で凌辱したら叩かれるよ
股関節脱臼で子宮破裂してガラスのような瞳になった女の子のSS書いてみ
このスレではキツイと思うよ、落とすの
>>290 その辺は考えすぎだと思われ。
凌辱、調教方面の描写が弱いのは、
単にこのスレが、監禁の方に重きを置いてるが故にだと思うよ。
ちと逆説的だけど・・・
だいたいそんなことで叩きに走るような潔癖な人は、
このスレに張り付いてたりなんかしないって(w
・・・少なくとも、俺は喜んで読む…w
喜んで読む…
股関節脱臼で子宮破裂してガラスのような瞳になった佐祐理さんSSをか?
まあ、アンチスレでヤレという意見は出るだろうな…
そこまで壊してしまうと、もはや『陵辱』より『惨殺』向きなような気がするが…
陵辱スレは読んだこと無いのだが、陵辱スレではそういうのウケてたのだろうか?
>>293 凌辱スレはまさに「凌辱」だけで、肉体破壊はイヤンなヤシが多かった気が汁。
喜びはしないが、後ろめたさを感じつつ激しく興奮して読むだろう
漏れはな
監禁って・・・愛だよね?
ああ、監禁は愛だ。
だが、その表現方法は諸刃の剣、素人にはお勧めできない。
ヤメトケ。
何でもよいから、「鋼の温もり」の続き書いてください。早朝妄想Rさん。
もしかして、続きはまた一ヶ月以上先でしょうか?(^^;
>>298 要望するなら
>>1の通り「sage必須」だから守ってくれな。
わざとageると荒らしと思われてマイナス。
300 :
名無しさんだよもん:02/07/29 19:52 ID:y5SS/mEs
300げっと
繭って、何のキャラクタ−。
>>301 ONEだよ。
もしくは、PSの輝く季節へ。
くぅ……詩子さん監禁の続き読みたい……
夏………か………(苦笑
某イベントが終われば人が戻ってくると信じてみるテスト。
>>299 >要望するなら
>>1の通り「sage必須」だから守ってくれな。
>わざとageると荒らしと思われてマイナス。
落ちそうだったからメンテのついでに書き込みしただけだが?
それともメンテageも、してはいかんというのか?
>>304 お客さん、まだまだデスね♪
dat落ちの基準を知らないのかい?
最終書き込みなんだぜ?ageる必要はないのよ。
といいつつ、メンテw
>>304 305が書いてくれたけど、書き込みの位置は関係なくて、最後に書き込んだ日時
で見てる。だから全員がsageで書き続ければ、最下段で長く続けることも可能。
誰かageちゃうから、絶対に最下段で続くことはないんだが(w
メンテはsageでよろしゅう。
×書き込みの位置
○スレの位置
鬱だ氏脳
夢。
夢を見ている。
何の夢だろう。
何時の夢だろう。
ああ、あの時の夢だ。
彼女を初めて見たときの夢。
心を奪われたときの夢だ。
父母の死。
底辺近くとはいえ資産家の家柄だった両親の死によって
私は年齢にしてみれば巨額の遺産を相続した。
両親とはもう何年も交流はなかったので感傷などあるはずなかった。
そう、あるはずなかったのだ。
だが葬式がつつがなく終了した7年ぶりの家には思い出がありすぎた。
私は感傷と向き合う事を恐れ、遠く見知らぬ町へと引っ越すことにした。
遺産の一部で町の郊外にあったマンションを買った。
そうして新居に移り住んだ私だったが、
ある日ちょっとした買い物に出た時に車が故障してしまった。
周りに助けを求めようにも人通りは少なく、またあったとしても
見て見ぬふりをされた。
そんな時だった。
スクーターが走ってくるのが見えた。
私はまた無視されるかな、と半ば諦め気味に
「すみません、ちょといいですか」
と声をかけた。
はたしてスクーターは止まり。
「はい、はーい、どうかしましたかー」
彼女が降りたった。
その後近くの車屋に彼女が出向き、修理してもらえることになった。
私は礼を言うことしかできず彼女の名前を尋ねようとしたときには彼女は
「わー、茜まだいるかなー」
と言いながらすでに立ち去っていた。
この時はまだ特別な感情はなかった。
ああ、いい娘だなと思ってただけだった。
312 :
140:02/07/30 22:13 ID:GZAtmPy2
パソコンが修理から帰ってきた〜
だがSSのプロットが全て消えてる罠(吐血
私生活がちょいと忙しくなったのでさらに掲載ペースが落ちます。
このSSを読んでいただいてる方ごめんなさい。
おお、続きじゃないか…。
がむばれ。監禁シーンにも期待しているぞ。
職人さんが帰ってきてくれたか。
大変そうだけど頑張ってくれい。
や、お疲れ様〜>140氏
316 :
140:02/08/02 01:52 ID:Lg1cFf/X
>313、314、315
レスどうもです。
現在必死こいて脳内からプロットのサルベージしてます。
マターリ
マターリとageてやがるw
やはり夏か(苦笑
めんて
>>319 君も今時 (苦笑 はないだろう… 藁
いや全然煽ってるつもりじゃないんだけどな
『(藁』は使われすぎ。飽きた。
今こそ温故知新の時だよ(笑)
(和良 ってのもあったよなあ。
にはは
メソテ (スレ数550超えてるし、念のため)
あははーっ(薔薇
油断ならんな、このスレ
328 :
名無しさんだよもん:02/08/07 08:54 ID:INbq53Xr
保守
329 :
名無しさんだよもん:02/08/07 09:01 ID:Dk7uBwQU
カキン。。。
まぁ夏休み終わって落ち着くまで待つか。
なんの捻りも無くてスマソ
アブネー。。。
mennte
陵辱スレのログのURL誰かUPしてくれ。
何故今まで、疑問に思わなかったのだろう?
可愛くて優しい楓ちゃん。必要な時は必ず傍にいてくれる。
年下相手に妙な印象だけど、幼い子供を見守るお母さんのよう。
けどそれは、普通はあり得ない事。
あの娘も普段の生活があるのだから、他人の私に四六時中構っていられる
筈が無い。
最低でも、学校に行く間は留守にする筈だ。
思ったよりは年長で、義務教育は終えていたけど。
そういう年齢だと思っていたなら、何故学校に行っていない事を疑問に
思わなかった?
つい今まで、欠片も思わなかった。
一度疑問が湧くと、他にも湧いてくる。
さっきは聞かなかったけど、高校を休学している理由は?
私の世話をする為? まさか。
赤の他人の彼女が、私の為にそこまでしてくれる理由が無い。
ただ優しいから、親切だからというだけでは、そこまでは出来ない。
他に理由があるなら、どんな理由があるなら出来る?
「つっ……」
考え込んでいると、また頭痛がしてきた。
また?
考え事をすると、いつも頭が痛くなる。決まり事のように。
まるで誰かが、何か考えるのを止めさせようとしているように。
誰かって誰?
私が何か考えると、どんな不都合がある?
その答えは、もう出ているような気がする。
「いた……いたたた……」
頭痛が酷くなる。考えるなと言っているように。
誰が言っている?
私だ。小出由美子。
心の奥底に、これ以上考えるのを怖がっている自分が居るのが判る。
何かの答えが出ると、何かが壊れてしまう気がするから。
その何かが、今の私にはとても大切なものだから。
けどだからこそ、大切なものだからこそ、
「目を逸らしてはいけない」
この言葉は口に出していない、と思う。もしかしたら口に出したかも。
まあどっちでも良い。
気が付くと、頭痛は嘘のように消えていた。
頭痛だけじゃない。眠気も気だるさも無い。
目が覚めたみたい。
今までの私は、眠っていたのと同じだ。
布団に寝そべり、ただ世話を受けるだけの生活は、起きているとは言えない。
目覚めたなら、起きないと。
いつまでも布団の温もりに包まっている訳には行かない。
それがどんなに心地良くても、心地良いからこそ、起きないといけない。
立ち上がると、脚はしっかりと体重を支えた。
次は外に出よう。
外に疑問の答えがあるかは判らない。
答えを求めるなら、ここに残って、次に楓ちゃんが来た時に聞いた方が
良いかもしれない。
けど今まで何もしなかった分、自分で行動せずにはいられないのだ。
意気込んで襖に手をかけると、ふと妙な恐怖を感じた。
疑問の答えへの恐れとか、知らない場所へ行く不安ではない。
まるで外にお化けか幽霊でもいる予感がするような、根拠の無い恐怖。
子供じゃあるまいし。
気の迷いを振り払い、襖を開けて外に出た。
けど、その恐れには根拠があった。
気が付くと結局一月近く間が開いてた罠。
何か漏れも大切なものが壊れてるような気がする。
>>早朝妄想R氏
おつかれ〜。
壊れても、直せば良いのさ。
343 :
jo:02/08/13 07:26 ID:FV2mdctU
早朝妄想R氏お疲れさまー
続きは9月ですか?(笑
>早朝妄想R氏
おつかれさま
>早朝妄想R氏
おつ〜。
監禁sage
sageてみたテスト
免停
メンテ
351 :
350:02/08/16 13:19 ID:wG017msk
葉鍵キャラが監禁されているのを創作する警官の話とかはスレ違いになる?
352 :
350:02/08/16 14:55 ID:Vq2xkAtS
しつこくてスマソ
創作→捜索ね
柳川のことかと思った。
個人的にはアリ。というかSSスレに落としたらそれこそスレ違いといわれそう
新たな職人の登場ですか?(・∀・)イイ!
「鋼の温もり」のために、また一ヶ月メンテすると考えると気が遠くなるな
356 :
350:02/08/17 17:22 ID:IGGzTNvW
時間的にそろそろ保守かな?
最初はオリキャラの嵐なんだが・・・
それでもいい? 荒れの原因つくるの嫌いなんで、もし嫌なら拒否しちゃってください。
>>356 個人的にはそういうのは気にしないので、寂れてる事情も含めて、新作は大歓迎だ。
……ただし、俺の個人的意見にすぎない罠。
358 :
350:02/08/17 21:32 ID:w8B6R8Ln
シャッターを下ろし、全ての電気を消したことで生まれた闇を電話のベルが切り裂いた。
その部屋の住人は芋虫に転生したゾンビのように這いながら電話をとる。
「・・・はい」
「起きろ、クソ虫。何時だと思ってるんだ」
まだ、回転をうまく始めていない頭で枕もとの腕時計をみる。15時19分。
少なくとも一般人が起床する時間ではない。
平成に元号が変わってからというもの、現在にいたるまで続く不況はご多分に漏れず、
彼の住む北海道にも影響を及ぼしていた。いや、北海道拓殖銀行の破綻による連鎖倒産と
いった要因を含めれば、実情はもっと悪いのかもしれない。そんなことを鈴木肇は考えて
いた。
今年で31歳。ライターなどというヤクザな稼業をしているせいか、自堕落な生活のた
めか貯金は一銭たりともない。資産(アセット)といえば、大学時代に親からたかった金
で買ったワンルームマンションくらいだ。
もっとも彼自身は、いまだサラ金(しょうひしゃきんゆう)に頼らずに済んでいるだけ
いささか同業の他者よりはマシと考えていた。つい先日も2つ年上のライターが破産を申
請していた。確か彼には1人子供がいたはずだ。免責が認められたのだろうか。
359 :
350:02/08/17 21:32 ID:w8B6R8Ln
そんな取り止めの無いことを考えながら、小邑第2ビルの4階にある「北海道じゃあな
る」編集部のドアをくぐった。「北海道じゃあなる」は北海道地区を中心に発行されてい
る、いわゆるタブロイド新聞だ。政治や経済といったものよりもスポーツやゴシップ、風
俗情報といったものを中心としている。
「来たか、クソ虫」
編集部員が取材に出払っているため閑散としたデスクの奥の方から声が聞こえた。
「すみません、遅くなりまして」
一応、慇懃な態度で返答する。
「ふん」
横柄に鼻を鳴らして招き寄せる。
「とりあえず読め」
そういうと机の上に置いてある一綴りの新聞記事を示した。
「お前の住んでいるところの事件をまとめたヤツだ」
「・・・これ、やるんですか?」
いぶかしげな表情の鈴木に横柄な男――大川一巳は自信にあふれた口調で返事をした。
「そうだ、売れるだろ」
大川がよこしたのは嘉木郡華音町の連続少女失踪事件に関するものだった。
360 :
350:02/08/17 21:34 ID:w8B6R8Ln
一応、冒頭のみ。
場所は勝手に北海道ということにさせてもらいました。
(違ってたら指摘よろしくおながいします)
Kanonキャラの出なさ具合はこの冒頭がよくあらわしています。
もし嫌でしたら カエレ!とでも罵ってください。では。
カエルナ!
いらっしゃい。
ガンバレ
目覚めはゆるやかだった。
何か夢を見てた気がするが思い出せない。
まぁ夢とはそんな物だ。
私はベットから降りるとまず彼女の様子を確認にすることにした。
ドア越しにだが…。
ドアに耳をピタリとつけ中の様子を窺う。
「くー」
…たぶん寝ているんだと思う。
私は彼女があらゆることを+思考で考えれる人間なのかそれとも
ただ神経が太いだけなのか、
彼女を拉致した人間にしては随分と失礼なことを考えながら洗面所へと向かった。
364 :
名無しさんだよもん:02/08/18 11:28 ID:5MHyon4p
保守
保守
無能な奴ほど能書きが多い
伊能な奴ほど歩が多い
忠敬かよ!
地図作っちゃうのかよ!
キタ━━━━━━━━━(?∀?)━━━━━━━━━━!!!
詩子さんキタ━━━━━━━━━(?∀?)━━━━━━━━━━!!!
ミスった……(汗
Operaで書き込むものじゃないな……
保守
保守
保守
保守
age
376 :
名無しさんだよもん:02/08/22 12:58 ID:v0HQVIdP
age
保守
保守
保守
保守で1000を目指すスレですか?
>保守で1000を目指すスレですか?
違うと言い切れないのが、悲しい
保守
自室に戻り、机に置かれたPCの前に座る。最近義務で吸っているとしか思えなくなっ
てきたピースをシガレットケースから取り出し吹かした。体がニコチンを認識し、脳が軽
い覚醒状態になってくる。取材の依頼や原稿の締切も何処かに霧消し、忘れたくとも忘れ
られない記憶だけが脳裏によみがえる。
無残な亡骸、泣きじゃくる少女、嵐のような法的問題。
(あの日も、こんなに静かな満月だったかな……)
いつのまにか、鈴木は「昔」を思い出していた。
しばらく続く沈黙の時。
灰皿にピースの吸殻がたまる頃、ようやく我にかえった。
「畜生、吸いすぎだ」
誰に罵るのでもなくひとりごちた後、ベッドに向かった。
もちろん目的は、人生の約4分の1を占める行動を遂行するためである。
保守代わりに作りかけを投下します。
明日の昼か、あさってのよるあたりに続きをちゃんと投下しますんでカンベンしてください>おーる
(ちゃんと次にはKanonキャラ出てきますし)
このスレも末期かな。
イニシャルKですら歓迎されそうな雰囲気だ。
>384
投下直後に寂しい書き込みだなぁ…
まちがえた
北国という現実に対して、あくまで反逆を試みようとする夏の陽光に、鈴木は外出する
気力を失いかけたが、仮払いで受け取った原稿料の前借り――事務員がいなかったことか
ら考えるとあれはポケットマネーだったのだろうか――と、人間関係という現世的しがら
みがそれを補い、外に出た。
夏用背広――もちろん某大手紳士服チェーンの一店舗で買ったぶら下がりの――の内ポ
ケットからシガレットケースとオイルライターを取り出してまとめて右手に持つ。エレベ
ーターを使って一階につき、マンションを出てから、シガレットケースに入っているピー
スを一本取り出して口に咥える。出口から五、六歩離れたあたりで漸くオイルライターで
火をつけ軽く吹かす。
火の付いたピースを手に持ち、軽く首を動かして筋肉をほぐす。
「まずは、一個一個見てみるか」
低く呟きながら彼は再びピースを咥えた。
「番地はこのあたりだから……あれは山田で。お、あったあれだ」
住宅地図を複写したものと現在位置を比較しながら「その」家を探す。
「あれが水瀬さんの家か……ま、株屋の家らしいわな」
外部から見れば、周囲の建売住宅と大差ない感じではあったが、門のところから見える
庭の手入れの具合は、一般家庭とは一線を画すものであった。
「で、ここから駅からは、と」
「どうかなさいましたか?」
「うぉっ」
いきなり後ろから声が聞こえ、あまりの驚きに声をだしてしまう。振り向くと一人の女
性が立っていた。
「あなたは……?」
鈴木の挙動不審な態度に女性は訝しげに尋ねる。
「失礼しました。私、こういうものです」
鈴木は慌てて内ポケットから名刺入れを取り出し『ジャーナリスト 鈴木 肇』と印刷
された名刺を差し出した。
「報道の方は……」
「もちろん、取材をさせてくれなどという不躾なことは申しません。ちょっと、ここから
駅までの道を歩いて調べたかったもので。どうもお騒がせして申し訳ありません」
無礼にならない程度に深く一礼をすると、すぐにその場を立ち去った。
ここって虐殺もあり?
虐殺スレ落ちちゃったみたいだから。