國を思えばこそ…ベナウィスレ 第一陣
1 ：名無しさんだよもん：
クールな槍使い 若大将ベナウィのスレッドはここですっ！
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2 ：名無しさんだよもん：02/05/01 01:29 ID:EkeTJKqS
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５
全くどうでもいいが趣味は手芸と勝手に決め付けてみる夜
>>6
料理かとおもてたYO
料理かとおもてたYO
オボロとの手合いもいいけど、トウカやカルラとの手合いも見たかったなぁ。
あと、後半ちょっと影薄い（苦笑
あと、後半ちょっと影薄い（苦笑
(ー`ω´ー)まったくあなたというひとは・・・>>1
８０１板に持っていけば面白そうなキャラだよなー
>>6
ポエムだろ
ポエムだろ
オボロ×ベナウィ
クロウ×ベナウィ
ハクオロ×ベナウィ
ウケのシチュしか思い浮かばないんですが
クロウ×ベナウィ
ハクオロ×ベナウィ
ウケのシチュしか思い浮かばないんですが
他スレでも出たが、ベナウィ実は既婚者に１０オボロ。
ベナウィは総攻めだと思う俺死。
オボロをギッタンギッタンにボコってから手当てをしつつあはーんのような。
オボロをギッタンギッタンにボコってから手当てをしつつあはーんのような。
実はアルルウをなでなでしたいがために
ハクオロに仕事をガンガン押し付けるベナウィ。
ハクオロに仕事をガンガン押し付けるベナウィ。
聖上。まったく、こういう需要のないスレをたてて。
どうなさるおつもりですか。
どうなさるおつもりですか。
なんかスレタイが三戦板っぽい・・・
19 ：スペースNo.な-74：02/05/01 02:07 ID:j2BxOezN
萌える……ベナウィ……
ベナウィとオボロは従兄弟！
結構ヴィジュアルが良いので女性ユーザが増えそうな予感
ベナウィの声は故・塩沢兼人しか考えられない
減水２のシードと被ってるって意見が意外と少ない・・・
ベナウィは攻受どっちも可。
27 ：名無しさんだよもん：02/05/01 10:51 ID:V9390I9u
聖上←これってどう読むの？せいじょう？
28 ：名無しさんだよもん：02/05/01 11:14 ID:t012k3+j
べナウィて最後の方じゃ使えんキャラダナ
31 ：1：02/05/01 19:44 ID:ziU5gSUE
途中で参加できない戦闘鋏んだりするしねぇ。
それでも自分は主力メンバーにして頑張りました。
それでも自分は主力メンバーにして頑張りました。
33 ：1：02/05/01 20:54 ID:ziU5gSUE
射程が2ということで後方部隊としてよく使っていました。
前線はオボロとトウカ、後方をベナウィで固める感じ。
ただ、ステータスがいささか低めだったので後半はトウカやカルラに押されてなかなか使えなんだ。
＞しかし乗り物に乗ってるのに、オボロより移動力が低いのは何故なんだ…。
・もともとオボロは機動力抜群。
・ベナウィは鎧を着てるので機動力確保のために馬に騎乗。
・しかし、馬を用いてもオボロの機動力にはかなわず。
∴オボロが単に速すぎる、ベナウィの鎧が重過ぎる ってな事ではなかろうか？
前線はオボロとトウカ、後方をベナウィで固める感じ。
ただ、ステータスがいささか低めだったので後半はトウカやカルラに押されてなかなか使えなんだ。
＞しかし乗り物に乗ってるのに、オボロより移動力が低いのは何故なんだ…。
・もともとオボロは機動力抜群。
・ベナウィは鎧を着てるので機動力確保のために馬に騎乗。
・しかし、馬を用いてもオボロの機動力にはかなわず。
∴オボロが単に速すぎる、ベナウィの鎧が重過ぎる ってな事ではなかろうか？
ボスのとどめは可能な限りいつもベナウィ。
だが一番育っていたのは何故かハクオロという罠。
オボロは攻撃力低いわ、装甲薄いわで全然使えなかった……
だが一番育っていたのは何故かハクオロという罠。
オボロは攻撃力低いわ、装甲薄いわで全然使えなかった……
35 ：ELIXER ◆ACCS1282 ：02/05/01 21:13 ID:EDe20OqA
ベナウィの個人的イメージ
…腰の低い光岡。
…腰の低い光岡。
>>37
…泣ける…
…泣ける…
普通の立ち絵だとかはるろ剣の2刀流のおにいちゃん。
アニメだと澤田編集長を思い浮かべました（謎
アニメだと澤田編集長を思い浮かべました（謎
ミッターマイヤーをちょっと思い出した。絶対に信頼できる部下ってありがたいな。
オレは、ベナウィとクロウって
レイアースのイーグルとジュオを連想した。
だから、白馬がＦＴＯで緑馬がＧＴＯに見えてた。
レイアースのイーグルとジュオを連想した。
だから、白馬がＦＴＯで緑馬がＧＴＯに見えてた。
43 ：1：02/05/02 11:06 ID:/LiXn2uv
俺はラングリッサー２のレオン思い出した
定番じゃないの？ミッターマイヤー型軍人は…
定番じゃないの？ミッターマイヤー型軍人は…
じゃあ、クロウがバルガス？
ラング名物、職業軍人。
ラング名物、職業軍人。
今思うとラングだと３のアルテミュラーじゃないかなぁ
確かアルテミュラーの部下にクロウみたいなの（名前忘れた、エマーリングじゃなくて）いたような･･･
ハゲとクロウを一緒にしたら不味いわな。
ハゲは好きですよ
確かアルテミュラーの部下にクロウみたいなの（名前忘れた、エマーリングじゃなくて）いたような･･･
ハゲとクロウを一緒にしたら不味いわな。
ハゲは好きですよ
>46
４のランフォードとバルクじゃないのか？
部下じゃあないが…
４のランフォードとバルクじゃないのか？
部下じゃあないが…
ラングで言うとあとランス（１）がいたっけ。
漏れはアルテミュラーよりエマーリンクのイメージがあるな。
クロウはボルツで。
クロウはボルツで。
>41
そしたら、オボロがロイエンタールか…
(･∀･)ｲｲ!!かも
そしたら、オボロがロイエンタールか…
(･∀･)ｲｲ!!かも
オボロはビッテンフェルトで。
つーかベナウィはいくつくらいなんだろう…
結構年取ってるような気もするんだが、絵では和歌大将。
つーかベナウィはいくつくらいなんだろう…
結構年取ってるような気もするんだが、絵では和歌大将。
封建社会である以上、名門の出であれば、年齢すっ飛ばす出世するしね。
ハクオロがそうであるように（なんせ学者先生）、20代後半ではなかろうか？
個人的には政治に才覚のあるダリューンと思ってるｗ
ハクオロがそうであるように（なんせ学者先生）、20代後半ではなかろうか？
個人的には政治に才覚のあるダリューンと思ってるｗ
クロウは30代前半。ベナウィは20代後半ではなかろうか？
クロウ自身も言っていたが、ベナウィは切れ者。
そうでなければ、あの若さで侍大将にはなれないでしょ。
クロウ自身も言っていたが、ベナウィは切れ者。
そうでなければ、あの若さで侍大将にはなれないでしょ。
ミッターマイヤーみたいに女性には奥手だったりして。で、結婚すると超愛妻家に。
aファイル漁ってたら、こんなテキストが。
《☆『ベナウィとオボロの関係』ダイジェスト》
《主人公、ベナウィに何故オボロを特別に気にかけるか聞く。》
《以前からの疑問》
《ベナウィ、誤魔化すが、言いたくなければ別にいいの言葉に、苦笑して話す。》
《オボロは自分の従兄弟。》
《幼い頃は、遊んだりもした。》
《謀反でオボロの一族は都を追われた》
《オボロはそのことを憶えていない。》
《ベナウィはどうも危なっかしくて見ていられないと、苦笑》
《☆『ベナウィとオボロの関係』ダイジェスト》
《主人公、ベナウィに何故オボロを特別に気にかけるか聞く。》
《以前からの疑問》
《ベナウィ、誤魔化すが、言いたくなければ別にいいの言葉に、苦笑して話す。》
《オボロは自分の従兄弟。》
《幼い頃は、遊んだりもした。》
《謀反でオボロの一族は都を追われた》
《オボロはそのことを憶えていない。》
《ベナウィはどうも危なっかしくて見ていられないと、苦笑》
もっとこう、壊れ系のイベントがあれば…
いや、言うまい。
いや、言うまい。
ポエムはベナウィのイベントだったらいいなぁ
59 ：名無しさんだよもん：02/05/04 13:11 ID:eHijxP5G
技を極めれば実はかなり強かったりする。そこに到達するまでが長いが。
オボロと並んで最大５回攻撃だし。
我慢して育ててたら、オボロ・トウカとともに
うちのエースに育ってくれますた。
ちなみに、声は緒方恵美で。
…「レイアース」のイーグルのイメージで。
オボロと並んで最大５回攻撃だし。
我慢して育ててたら、オボロ・トウカとともに
うちのエースに育ってくれますた。
ちなみに、声は緒方恵美で。
…「レイアース」のイーグルのイメージで。
>59
同意。技出せるようになるとかなり強い。
術防がそこそこあるんで魔法系の敵にはベナウィで突っ込ませてる。
相手が風とかの場合だとすぐに殺せるし。
同意。技出せるようになるとかなり強い。
術防がそこそこあるんで魔法系の敵にはベナウィで突っ込ませてる。
相手が風とかの場合だとすぐに殺せるし。
誰も言わないから言ってみよう。
ベーヤンの愛騎の名前はシシェ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!!
ベーヤンの愛騎の名前はシシェ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!!
誰も言わないから言ってみよう。
クーヤとサクヤの事を託されてる━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!!
クーヤとサクヤの事を託されてる━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!!
誰も言わないから言ってみよう。
ベーヤン朝飯城で食ってる。
家帰ってねえ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!!
ベーヤン朝飯城で食ってる。
家帰ってねえ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!!!
ベーヤン謎多すぎ。
ベーヤンの生活を探るシナリオなんてのも欲しかったなあ…
つーかベーヤン関係の話ってあんま無いのう。
ベーヤンの生活を探るシナリオなんてのも欲しかったなあ…
つーかベーヤン関係の話ってあんま無いのう。
>>64
徹頭徹尾、冷静沈着で頼りになる武人というキャラだからなぁ。
だが、そうしたスタイルをどんな窮地でも崩さないところが
また頼もしく感じられるわけで…
つまり、「必殺技に萌え！！」なわけですよ（意味不明）
Ｐ．Ｓ．
クロウの必殺技を見てガッツ＠ベルセルクが浮かんだ漏れは
逝ってよしですか？
徹頭徹尾、冷静沈着で頼りになる武人というキャラだからなぁ。
だが、そうしたスタイルをどんな窮地でも崩さないところが
また頼もしく感じられるわけで…
つまり、「必殺技に萌え！！」なわけですよ（意味不明）
Ｐ．Ｓ．
クロウの必殺技を見てガッツ＠ベルセルクが浮かんだ漏れは
逝ってよしですか？
日本語変過ぎ…
逝ってくる。
逝ってくる。
>>67
チキナロ
チキナロ
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' ./ .M ヽ┃ __
| !l !从 ﾘ〉〉/ o丶
!l｀ｌ|ﾟ -ﾟﾉ´ | ┌-|∋
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E人=ﾖ、,| │|
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| ゝ く ヽ
| 人 ,ー´ ＷV
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. !l｀ｌ|ﾟ -ﾟﾉ´ ┃＜ どうします？
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E人=ﾖ ┃
し'ノ ┃
こんな具合に作ってみたのですが……いかがでしょうか。
セミロングの男性というのはかなり厳しいポイント……
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こんな具合に作ってみたのですが……いかがでしょうか。
セミロングの男性というのはかなり厳しいポイント……
>70
サイズ指定はしないのでアルルゥ描いてください…
アルルゥスレでお待ちしております。。
サイズ指定はしないのでアルルゥ描いてください…
アルルゥスレでお待ちしております。。
漏れ、トゥスクル軍の組織図？を
ハクオロ
┃
ベナウィ
┏━┻━┓
クロウ オボロ
って無意識にイメージしとったんだけど、クロウがオボロを若大将と呼ぶっつーことは
ハクオロ
┏━┻━┓
ベナウィ オボロ
┃
クロウ
とかになる？
ハクオロ
┃
ベナウィ
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クロウ オボロ
って無意識にイメージしとったんだけど、クロウがオボロを若大将と呼ぶっつーことは
ハクオロ
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ベナウィ オボロ
┃
クロウ
とかになる？
>>70
(*´д｀*)ﾊｧﾊｧ
(*´д｀*)ﾊｧﾊｧ
ベナウィは侍大将兼騎兵衆隊長。
オボロは歩兵衆隊長。
隊長としては同格だけど、結局軍部全体を統括するのはベナウィ。
ちなみにクロウは騎兵衆副長、ドリグラは弓衆青組、赤組隊長だったはず。
オボロは歩兵衆隊長。
隊長としては同格だけど、結局軍部全体を統括するのはベナウィ。
ちなみにクロウは騎兵衆副長、ドリグラは弓衆青組、赤組隊長だったはず。
OPムービーの58秒後半で、ベナウィの耳がはっきり見えるね。
前半のやつで確認。
ベナウィの耳がはっきり見えるのってここだけ？
前半のやつで確認。
ベナウィの耳がはっきり見えるのってここだけ？
ベナウィSS書いてみたんですけど、ここにうｐしていいですかね？
いいんでない？
>>79
是非うpしてくださいませ。
是非うpしてくださいませ。
「それじゃあ、本当にお世話になりました」
都から辺境へと向かう街道。その関所手前でエルルゥは振り返り、白いウォプタルを連れた男に一礼した。
「……いえ」
男――トゥスクル侍大将にして騎兵衆隊長、ベナウィは目を伏せ、小さな微笑みを浮かべた。滅多なことでは感情をあらわにしないこの男の笑みを見分けるのは至難の業だったが、慣れ親しんだエルルゥにはそれで十分伝わった。
「本当に、行ってしまわれるのですね」
「はい。ユズハちゃんのことも見届けたし、政のことは私には分かりませんから。それに……やっぱり、あそこは私の故郷なんです」
「……そうですね。愚問でした」
ハクオロが大封印の彼方に消えて、もうかなりの時が経つ。
事後を託されたベナウィは皇の不在に揺れる國を支え、エルルゥはヤマユラの集落の復興に取り組んでいた。
ハクオロの子を身ごもったユズハの診察のため長く都を空けることはなかったが、ここ数ヶ月はほとんど辺境と都を往復する生活を続けていた。
最初は姉妹二人とベナウィの手配した人足のみで始まった復興活動は、次第に姉妹を慕う人々や、
ヤマユラの集落と同じように滅ぼされた村の難民たちの協力を集め、今や集落はかつての姿を取り戻しつつあった。
都から辺境へと向かう街道。その関所手前でエルルゥは振り返り、白いウォプタルを連れた男に一礼した。
「……いえ」
男――トゥスクル侍大将にして騎兵衆隊長、ベナウィは目を伏せ、小さな微笑みを浮かべた。滅多なことでは感情をあらわにしないこの男の笑みを見分けるのは至難の業だったが、慣れ親しんだエルルゥにはそれで十分伝わった。
「本当に、行ってしまわれるのですね」
「はい。ユズハちゃんのことも見届けたし、政のことは私には分かりませんから。それに……やっぱり、あそこは私の故郷なんです」
「……そうですね。愚問でした」
ハクオロが大封印の彼方に消えて、もうかなりの時が経つ。
事後を託されたベナウィは皇の不在に揺れる國を支え、エルルゥはヤマユラの集落の復興に取り組んでいた。
ハクオロの子を身ごもったユズハの診察のため長く都を空けることはなかったが、ここ数ヶ月はほとんど辺境と都を往復する生活を続けていた。
最初は姉妹二人とベナウィの手配した人足のみで始まった復興活動は、次第に姉妹を慕う人々や、
ヤマユラの集落と同じように滅ぼされた村の難民たちの協力を集め、今や集落はかつての姿を取り戻しつつあった。
「寂しくなりますね。オボロも都を離れるつもりのようですし」
「ん～」
ムックルの背にくくりつけた旅装に埋もれる格好のアルルゥが姉を急かす。
「もう……ちょっと待って、アルルゥ。あんただってベナウィさんにはずいぶんお世話になったでしょ」
「構いませんよ。では、どうか息災で。微力ながら応援申し上げております」
「ありがとうございます……あの」
エルルゥはそこで口ごもった。ベナウィは無言で先を促す。
「あの……私がこういうことを言うのってすごく烏滸がましいし、無責任だとは思うんですけど」
「……？」
ためらいがちに、エルルゥは口を開く。
「どうか、この國を……よろしくお願いします」
その言葉にどう答えるか――正直、迷った。
「……はい。承りました」
結局心の定まらないまま、ベナウィは答えた。安心したような表情を見せるエルルゥに、なぜか罪悪感が募る。
「それじゃあ、そろそろ行きます。……また何時か」
「……ん」
「ええ。また何時か」
慣れないウォプタルに四苦八苦しながら騎乗したエルルゥは、もう一度アルルゥとともに一礼して去った。その背が霞んで見えなくなるまで見送って、ベナウィは街道に背を向けた。
『――どうか、この國を――』
別れ際のエルルゥの一言は、脳裏に浮かんで離れないまま。
「ん～」
ムックルの背にくくりつけた旅装に埋もれる格好のアルルゥが姉を急かす。
「もう……ちょっと待って、アルルゥ。あんただってベナウィさんにはずいぶんお世話になったでしょ」
「構いませんよ。では、どうか息災で。微力ながら応援申し上げております」
「ありがとうございます……あの」
エルルゥはそこで口ごもった。ベナウィは無言で先を促す。
「あの……私がこういうことを言うのってすごく烏滸がましいし、無責任だとは思うんですけど」
「……？」
ためらいがちに、エルルゥは口を開く。
「どうか、この國を……よろしくお願いします」
その言葉にどう答えるか――正直、迷った。
「……はい。承りました」
結局心の定まらないまま、ベナウィは答えた。安心したような表情を見せるエルルゥに、なぜか罪悪感が募る。
「それじゃあ、そろそろ行きます。……また何時か」
「……ん」
「ええ。また何時か」
慣れないウォプタルに四苦八苦しながら騎乗したエルルゥは、もう一度アルルゥとともに一礼して去った。その背が霞んで見えなくなるまで見送って、ベナウィは街道に背を向けた。
『――どうか、この國を――』
別れ際のエルルゥの一言は、脳裏に浮かんで離れないまま。
「では、今日の朝議はここまでとします。諸官とも協力して一日に励むこと。以上」
ベナウィの一言で、朝議は締めくくられた。休む間もなく執務室に移動し、山と積まれた書類や木簡のたぐいに目を通し、署名、押印を施していく。
「これは新皇即位まで保留……さて、次ですか」
紙の巨塔をいくつか片づけ終わり、次の山に移ろうとしたところで執務室の戸が叩かれた。
「大将、この書類なんすが……」
これで今日何度目になるだろう。クロウの持ち込んだ書類に、あくまで表情は変えないまま内心で頭を抱えながら、ベナウィは目を通した。
未だ皇不在のままのトゥスクルで、最高の権限を持つのはベナウィである。大規模な戦乱の後ということも拍車をかけ、彼でなければ処理できない仕事は溜まる一方だった。
「すみませんが、女官に言って何かお茶を。これが片づいたら休憩します」
「ういっす。……しかし大将、大丈夫ですかね？ なんだか最近やつれてきてますぜ」
「人の心配をしている場合ではありませんよ、クロウ。あなたもです」
素っ気なく返すベナウィに苦笑しつつも、クロウは真剣な顔で続けた。
ベナウィの一言で、朝議は締めくくられた。休む間もなく執務室に移動し、山と積まれた書類や木簡のたぐいに目を通し、署名、押印を施していく。
「これは新皇即位まで保留……さて、次ですか」
紙の巨塔をいくつか片づけ終わり、次の山に移ろうとしたところで執務室の戸が叩かれた。
「大将、この書類なんすが……」
これで今日何度目になるだろう。クロウの持ち込んだ書類に、あくまで表情は変えないまま内心で頭を抱えながら、ベナウィは目を通した。
未だ皇不在のままのトゥスクルで、最高の権限を持つのはベナウィである。大規模な戦乱の後ということも拍車をかけ、彼でなければ処理できない仕事は溜まる一方だった。
「すみませんが、女官に言って何かお茶を。これが片づいたら休憩します」
「ういっす。……しかし大将、大丈夫ですかね？ なんだか最近やつれてきてますぜ」
「人の心配をしている場合ではありませんよ、クロウ。あなたもです」
素っ気なく返すベナウィに苦笑しつつも、クロウは真剣な顔で続けた。
「はは……いやマジな話、このまま皇不在が続いたらやばいんじゃないすかね？」
「仕方がないでしょう。皇を継ぐべき人物はもうここには居ないのですから」
「……大将。あんただって本当は分かってるはずだ。総大将がいねえ、若大将は出奔。今この國を導けるのは、あんたしか居ないってことぐらい」
「またその話ですか……」
ベナウィは運ばれてきた茶を一口すすり、深々とため息をついた。
「いいですか、クロウ。聖上はお亡くなりになったわけではありません。皇弟であるオボロならばまだしも、侍大将とはいえ一介の武官にすぎない私がこの國を継ぐという道理のあるはずがないでしょう」
きっぱりと言い捨てるが、クロウはそれでも食い下がった。
「しかしですね大将、現実問題として総大将がこの國を託したのはあんたなんだ。若大将は國を動かすって性格じゃない。総大将はそれを分かってた」
「私は聖上に忠誠を誓った身。その私が玉座に就くということは臣道に背きます」
片手を挙げてクロウの言葉を遮る。
「少し休みます。離宮の方にいますから、緊急の用件はそちらへ」
「……ういっす」
まだ何か言いたそうなクロウに背を向け、ベナウィは歩き出した。
「仕方がないでしょう。皇を継ぐべき人物はもうここには居ないのですから」
「……大将。あんただって本当は分かってるはずだ。総大将がいねえ、若大将は出奔。今この國を導けるのは、あんたしか居ないってことぐらい」
「またその話ですか……」
ベナウィは運ばれてきた茶を一口すすり、深々とため息をついた。
「いいですか、クロウ。聖上はお亡くなりになったわけではありません。皇弟であるオボロならばまだしも、侍大将とはいえ一介の武官にすぎない私がこの國を継ぐという道理のあるはずがないでしょう」
きっぱりと言い捨てるが、クロウはそれでも食い下がった。
「しかしですね大将、現実問題として総大将がこの國を託したのはあんたなんだ。若大将は國を動かすって性格じゃない。総大将はそれを分かってた」
「私は聖上に忠誠を誓った身。その私が玉座に就くということは臣道に背きます」
片手を挙げてクロウの言葉を遮る。
「少し休みます。離宮の方にいますから、緊急の用件はそちらへ」
「……ういっす」
まだ何か言いたそうなクロウに背を向け、ベナウィは歩き出した。
「きゃう～。さく、さく～」
「はいはい、何ですかクーヤ様」
離宮……ケナシコウルペ時代の遺産のひとつである。インカラたちの暴政の象徴ともいえる後宮は、幾度か戦火を浴びてかなり様変わりしてはいるものの、随所にその無駄な贅沢さを残していた。
ここはその後宮の一部、風雅な庭園と四阿風の建物で構成される一角だった。現在ここは仮に離宮と呼称され、先の大戦ですべてを失った元クンネカムン皇、アムルリネウルカ・クーヤと側仕えのサクヤが暮らしていた。
「あ、ベナウィ様。どうかなされたんですか？」
「いえ。散歩をかねて様子を見に来ただけですから、お気になさらず」
「う～？」
サクヤの背中に隠れるようにベナウィを見上げてくるクーヤに一礼して、一言断ってからサクヤの隣に腰を下ろす。
「ここでの暮らしも、もう長くなりますが……何か、至らない点はありませんか」
「とと、とんでもないです！ こんなに立派な住まいをいただけたばかりか、みなさん私なんかに過ぎるくらいよくしていただいて……これ以上を望んだら罰が当たります」
「そう言っていただけると。あなた方のことは聖上に託されておりますから」
話が堅苦しくなりそうな雰囲気を察すると、クーヤはさっさと蝶を追いかけて庭園の方へ行ってしまった。緊張のほぐれないサクヤから視線をはずし、ベナウィはクーヤの背を目で追った。
「はいはい、何ですかクーヤ様」
離宮……ケナシコウルペ時代の遺産のひとつである。インカラたちの暴政の象徴ともいえる後宮は、幾度か戦火を浴びてかなり様変わりしてはいるものの、随所にその無駄な贅沢さを残していた。
ここはその後宮の一部、風雅な庭園と四阿風の建物で構成される一角だった。現在ここは仮に離宮と呼称され、先の大戦ですべてを失った元クンネカムン皇、アムルリネウルカ・クーヤと側仕えのサクヤが暮らしていた。
「あ、ベナウィ様。どうかなされたんですか？」
「いえ。散歩をかねて様子を見に来ただけですから、お気になさらず」
「う～？」
サクヤの背中に隠れるようにベナウィを見上げてくるクーヤに一礼して、一言断ってからサクヤの隣に腰を下ろす。
「ここでの暮らしも、もう長くなりますが……何か、至らない点はありませんか」
「とと、とんでもないです！ こんなに立派な住まいをいただけたばかりか、みなさん私なんかに過ぎるくらいよくしていただいて……これ以上を望んだら罰が当たります」
「そう言っていただけると。あなた方のことは聖上に託されておりますから」
話が堅苦しくなりそうな雰囲気を察すると、クーヤはさっさと蝶を追いかけて庭園の方へ行ってしまった。緊張のほぐれないサクヤから視線をはずし、ベナウィはクーヤの背を目で追った。
「クーヤ殿は……いかがなされていますか？」
「……とても、幸せそうに」
視線を合わせないまま、うつむき加減にサクヤはとつとつと語り始めた。
「クーヤ様は今、あらゆるしがらみから解放されていますから。お心が壊れてしまっているのは、本当につらいことですけど。でも、あの方には背負うものが多すぎたんです」
クーヤを苦しめたのは、奸臣ハウエンクアの手による諸官の暴走だけではない。
虐げられた民の痛みの代弁者たることへの重圧。
威儀を保つために、民に素顔さえ見せられない自分への忸怩たる思い。
そしてあるいは、自らがゲンジマルという有能すぎる臣下の主たり得るのかという不安もあったかもしれない。
「だから、今お心が元に戻られてしまったらと思うと……正直、すごく怖いんです」
クンネカムンという國が事実上崩壊し、シャクコポル族はよりいっそうの苦難を背負うことになってしまった。
謀略に踊らされていたとはいえ、いくつもの國を滅ぼし、大陸全土を戦火に晒した責は消えるものではない。
アヴ・カムゥという圧倒的な力を持っていたことも災いした。その力に蹂躙された記憶を忘れることのできない諸種族は、その恐怖故に迫害に走る。
幾度となく調停の試みがなされていたが、国を追われたシャクコポル族は各地で冷遇された。それどころか、私刑まがいの暴行までが何件も報告されている。
そのすべての責も、本来ならばクーヤに降りかかるはずだったものなのだ。その両肩には酷に過ぎる重圧を背負った少女の上に、なお。
「……とても、幸せそうに」
視線を合わせないまま、うつむき加減にサクヤはとつとつと語り始めた。
「クーヤ様は今、あらゆるしがらみから解放されていますから。お心が壊れてしまっているのは、本当につらいことですけど。でも、あの方には背負うものが多すぎたんです」
クーヤを苦しめたのは、奸臣ハウエンクアの手による諸官の暴走だけではない。
虐げられた民の痛みの代弁者たることへの重圧。
威儀を保つために、民に素顔さえ見せられない自分への忸怩たる思い。
そしてあるいは、自らがゲンジマルという有能すぎる臣下の主たり得るのかという不安もあったかもしれない。
「だから、今お心が元に戻られてしまったらと思うと……正直、すごく怖いんです」
クンネカムンという國が事実上崩壊し、シャクコポル族はよりいっそうの苦難を背負うことになってしまった。
謀略に踊らされていたとはいえ、いくつもの國を滅ぼし、大陸全土を戦火に晒した責は消えるものではない。
アヴ・カムゥという圧倒的な力を持っていたことも災いした。その力に蹂躙された記憶を忘れることのできない諸種族は、その恐怖故に迫害に走る。
幾度となく調停の試みがなされていたが、国を追われたシャクコポル族は各地で冷遇された。それどころか、私刑まがいの暴行までが何件も報告されている。
そのすべての責も、本来ならばクーヤに降りかかるはずだったものなのだ。その両肩には酷に過ぎる重圧を背負った少女の上に、なお。
「このまま……元に戻らなければ、と？」
「……そうですね。私は、それを望んでしまっているのかもしれないです」
そのことが耐え難い罪であるとでも言うように、サクヤはその細い肩を両腕で抱いた。もともと小さなサクヤの体が余計に儚く、今にも消えてしまいそうに見える。
けれどそれに続いた言葉は、ベナウィを狼狽させた。
「ですけど、クーヤ様は……きっと、こんな私をお許しにならないと思います」
「……何故、ですか」
聞き返したのは無意識のうちだったろうか。サクヤの一言は、ベナウィの予期し得ぬ何かを秘めていた。
「クーヤ様は、皇だったから……必死に、皇たらんとしている方だったから。どんなに重くても、背負いきれなくても、ご自分が皇だって……そうありたかったんです」
そう語るサクヤの表情は、うつむいた髪に隠れてうかがい知れない。
「だからきっと……クーヤ様がすべてを忘れたまま、うたかたの夢に生きていけることを願う私なんかがそばにいちゃ、本当はいけないんです……」
「……そんなことは」
ありませんよ――返す言葉は、何処か白々しい響きをともなっていた。
サクヤが涙を流していることくらいは、見なくても分かった。こんな時、ハクオロならば黙って肩を抱き、優しく頭を撫でながら胸を貸してやるのだろうが……ベナウィは、ただ無言で嗚咽が漏れ聞こえることのないように祈っていた。
「……そうですね。私は、それを望んでしまっているのかもしれないです」
そのことが耐え難い罪であるとでも言うように、サクヤはその細い肩を両腕で抱いた。もともと小さなサクヤの体が余計に儚く、今にも消えてしまいそうに見える。
けれどそれに続いた言葉は、ベナウィを狼狽させた。
「ですけど、クーヤ様は……きっと、こんな私をお許しにならないと思います」
「……何故、ですか」
聞き返したのは無意識のうちだったろうか。サクヤの一言は、ベナウィの予期し得ぬ何かを秘めていた。
「クーヤ様は、皇だったから……必死に、皇たらんとしている方だったから。どんなに重くても、背負いきれなくても、ご自分が皇だって……そうありたかったんです」
そう語るサクヤの表情は、うつむいた髪に隠れてうかがい知れない。
「だからきっと……クーヤ様がすべてを忘れたまま、うたかたの夢に生きていけることを願う私なんかがそばにいちゃ、本当はいけないんです……」
「……そんなことは」
ありませんよ――返す言葉は、何処か白々しい響きをともなっていた。
サクヤが涙を流していることくらいは、見なくても分かった。こんな時、ハクオロならば黙って肩を抱き、優しく頭を撫でながら胸を貸してやるのだろうが……ベナウィは、ただ無言で嗚咽が漏れ聞こえることのないように祈っていた。
「あう？ さく？」
いつの間にか戻ってきていたクーヤが、サクヤの膝に乗って顔をのぞき込む。
「う～？」
ぺろ……
「クーヤ様？ ちょ、くすぐったいですよ……」
「さく、さく～」
ぺろ、ぺろ……
「大丈夫ですよ。サクヤは大丈夫です。大丈夫ですから……」
「う？」
まさか自分のことを語りながら涙していたとは知るまいが、サクヤの目尻に浮かんだ雫を優しく舐めとるクーヤを、サクヤは抱きしめた。クーヤが、抗議とも困惑ともつかない声をあげる。
「う、あ～」
「あ、ごめんなさい、窮屈でしたね。それじゃ、サクヤと向こうで遊びましょう」
涙を拭って立ち上がったサクヤは、クーヤの手を引いて池の方へ歩いていった。去り際に一礼したサクヤに会釈を返し、ベナウィはしばらくその場に佇んでいた。
いつの間にか戻ってきていたクーヤが、サクヤの膝に乗って顔をのぞき込む。
「う～？」
ぺろ……
「クーヤ様？ ちょ、くすぐったいですよ……」
「さく、さく～」
ぺろ、ぺろ……
「大丈夫ですよ。サクヤは大丈夫です。大丈夫ですから……」
「う？」
まさか自分のことを語りながら涙していたとは知るまいが、サクヤの目尻に浮かんだ雫を優しく舐めとるクーヤを、サクヤは抱きしめた。クーヤが、抗議とも困惑ともつかない声をあげる。
「う、あ～」
「あ、ごめんなさい、窮屈でしたね。それじゃ、サクヤと向こうで遊びましょう」
涙を拭って立ち上がったサクヤは、クーヤの手を引いて池の方へ歩いていった。去り際に一礼したサクヤに会釈を返し、ベナウィはしばらくその場に佇んでいた。
執務室に戻ったベナウィの仕事は、深夜にまで及んだ。
やっとの事で全ての書類を処理し終え、窓の外を見上げれば満月。執務に疲れ切った身にも酒興をかき立てる蒼白い光が、静かに宮を照らしあげていた。
――呑んでみようか。
酒は好きでも嫌いでもなかったが、こんな月の晩にはしばしばハクオロの酒の相手に誘われた。このところの忙しさに、ゆっくり酒杯を傾ける余裕もなかったが、この月夜はいい機会かもしれない。
私室にあった酒瓶を片手にそぞろ歩いていると、いつの間にやら見覚えのある場所へとやってきていた。
「ここは、禁裏……」
普通ならふらりと足を踏み入れる場所ではないが、ここの主はもう居ない。道理で衛士にも出会わないはずだった。
手酌で杯に注がれる酒は透き通り、窓から射し込んだ月の姿を映し出す。この清酒も、ハクオロの指示で作られ始めたものだ。
今日は、何故かよくハクオロのことが思い出される。
「聖上……あなたは何を思って、私に後を託されたのでしょうね……」
『――どうか、この國を――』
あの日、ハクオロに事後を託されてから。
あの日、辺境への街道でエルルゥを見送ってから。
消えない声は次々と声音を変えて、それでも同じ言葉を繰り返す。
やっとの事で全ての書類を処理し終え、窓の外を見上げれば満月。執務に疲れ切った身にも酒興をかき立てる蒼白い光が、静かに宮を照らしあげていた。
――呑んでみようか。
酒は好きでも嫌いでもなかったが、こんな月の晩にはしばしばハクオロの酒の相手に誘われた。このところの忙しさに、ゆっくり酒杯を傾ける余裕もなかったが、この月夜はいい機会かもしれない。
私室にあった酒瓶を片手にそぞろ歩いていると、いつの間にやら見覚えのある場所へとやってきていた。
「ここは、禁裏……」
普通ならふらりと足を踏み入れる場所ではないが、ここの主はもう居ない。道理で衛士にも出会わないはずだった。
手酌で杯に注がれる酒は透き通り、窓から射し込んだ月の姿を映し出す。この清酒も、ハクオロの指示で作られ始めたものだ。
今日は、何故かよくハクオロのことが思い出される。
「聖上……あなたは何を思って、私に後を託されたのでしょうね……」
『――どうか、この國を――』
あの日、ハクオロに事後を託されてから。
あの日、辺境への街道でエルルゥを見送ってから。
消えない声は次々と声音を変えて、それでも同じ言葉を繰り返す。
執務室での、クロウとの会話もそのひとつ。
似たようなことは、今までに何度も――クロウに限らず、多くの官たちから言われていた。ハクオロもオボロも居ないこの國を支えられるのはベナウィ以外にあり得ない、いっそ皇の座を継いではどうか――。
そんなことは、ほかならぬベナウィ自身が誰よりもよく理解していた。
実際問題として、この國は既にベナウィの手で動いている。今更皇を名乗ろうが、そんなことはもはや肩書きでしかない。むしろ今まで皇の手でしか裁けないとして保留してきたいくつもの懸案を、よりよい形で処理することもできる。
それをそうさせないのは、生まれたときから染みついた武人としての性だった。
ハクオロは皇であり、自分はそれに仕える武人。ケナシコウルペ陥落のあの日、彼に命を救われてからというもの、ベナウィはそこに自らの存在意義を見いだして生きてきた。
似たようなことは、今までに何度も――クロウに限らず、多くの官たちから言われていた。ハクオロもオボロも居ないこの國を支えられるのはベナウィ以外にあり得ない、いっそ皇の座を継いではどうか――。
そんなことは、ほかならぬベナウィ自身が誰よりもよく理解していた。
実際問題として、この國は既にベナウィの手で動いている。今更皇を名乗ろうが、そんなことはもはや肩書きでしかない。むしろ今まで皇の手でしか裁けないとして保留してきたいくつもの懸案を、よりよい形で処理することもできる。
それをそうさせないのは、生まれたときから染みついた武人としての性だった。
ハクオロは皇であり、自分はそれに仕える武人。ケナシコウルペ陥落のあの日、彼に命を救われてからというもの、ベナウィはそこに自らの存在意義を見いだして生きてきた。
「武人は武人……皇は皇。そういうわけには、行かないのでしょうか」
サクヤは、必死に皇であろうとし続けたクーヤの苦衷を語った。己にかかるべき重責を全て捨て去ってしまったクーヤの安息を喜びながらも、失われてしまった皇という責に涙した。
それは、ベナウィには痛烈な意味を伴う涙だった。
かつては責を負わんとする明確な意志を持ちながら、壊れた心は全てを投げ出してしまう。負うべき責を負うことのできない――痛み。
己の背負うべき責なら目の前にある。今更その責を負うことにためらいなどあるはずもない。後は玉座に就くだけで、全てが動き始める。そう知っていてなお、皇を名乗る決心は付かない。
己は皇に仕える身。そう定めた己のあり方が、根底から崩れてしまう。
――皇に、仕える――？
「……否」
――いつから、己は自身をそう定めた？
サクヤは、必死に皇であろうとし続けたクーヤの苦衷を語った。己にかかるべき重責を全て捨て去ってしまったクーヤの安息を喜びながらも、失われてしまった皇という責に涙した。
それは、ベナウィには痛烈な意味を伴う涙だった。
かつては責を負わんとする明確な意志を持ちながら、壊れた心は全てを投げ出してしまう。負うべき責を負うことのできない――痛み。
己の背負うべき責なら目の前にある。今更その責を負うことにためらいなどあるはずもない。後は玉座に就くだけで、全てが動き始める。そう知っていてなお、皇を名乗る決心は付かない。
己は皇に仕える身。そう定めた己のあり方が、根底から崩れてしまう。
――皇に、仕える――？
「……否」
――いつから、己は自身をそう定めた？
「皇、ではなく」
――武士ならば、あの誇り高きエヴェンクルガならば、それが正しいのだろうが。
「仕えるべきは……」
――己は武人。故に、仕えるべきものは。
「この、國」
己が仕えるべきものは、皇ではなく國。
いみじくもそう口にしたのは、あの日インカラの首を刎ねた自分自身ではなかったか。
「……愚かな」
心底から、そう呟く。
ハクオロという偉大な皇に心酔するあまり、彼の偉業を理解するあまり――
誰より冷静であったはずの己が、自身を見失っていたとは。
「はは……っ、これではオボロに偉そうな口もたたけませんね」
月を映す酒杯の中身を飲み干し、頭上の月を仰ぐ。
月の面影を追うあまり、酒杯に映った月影を必死に守ろうとしていたとは笑い種だ。
けれど、これでもう、迷うことはない。
大封印の彼方に消えたハクオロが戻ることがあったとしても、既に還る場所はここではない。あの男が還るべき場所はただひとつ、土と薬草の匂いのする辺境だ。
ならば、己のすべきことは決まっている。
「――貴方の御座を譲り受けます。どうかご加護を」
今はもう居ないかつての主に、ベナウィは最後の臣下の礼をとった。
――武士ならば、あの誇り高きエヴェンクルガならば、それが正しいのだろうが。
「仕えるべきは……」
――己は武人。故に、仕えるべきものは。
「この、國」
己が仕えるべきものは、皇ではなく國。
いみじくもそう口にしたのは、あの日インカラの首を刎ねた自分自身ではなかったか。
「……愚かな」
心底から、そう呟く。
ハクオロという偉大な皇に心酔するあまり、彼の偉業を理解するあまり――
誰より冷静であったはずの己が、自身を見失っていたとは。
「はは……っ、これではオボロに偉そうな口もたたけませんね」
月を映す酒杯の中身を飲み干し、頭上の月を仰ぐ。
月の面影を追うあまり、酒杯に映った月影を必死に守ろうとしていたとは笑い種だ。
けれど、これでもう、迷うことはない。
大封印の彼方に消えたハクオロが戻ることがあったとしても、既に還る場所はここではない。あの男が還るべき場所はただひとつ、土と薬草の匂いのする辺境だ。
ならば、己のすべきことは決まっている。
「――貴方の御座を譲り受けます。どうかご加護を」
今はもう居ないかつての主に、ベナウィは最後の臣下の礼をとった。
この翌日、ベナウィは正式に禅譲を布告し、即位の意を明らかにする。
トゥスクル二代目國皇となったベナウィはその晩年に至るまで善政を敷き、長きにわたる繁栄の礎となった。その名は建國皇ハクオロとともに伝説として語り継がれ、人々の記憶に末永く刻まれることとなる。
史書に曰く、トゥスクルに仮面の賢皇あり。幾多の戦乱を収めるも失跡す。武人あり、名をベナウィ。白騎に跨り槍を取らせては並ぶ者なき、一騎当千の強者にして賢士なり。禅譲にて即位し、よく諸官をまとめ政を執る。以てトゥスクル興隆の二賢と称す。
トゥスクル二代目國皇となったベナウィはその晩年に至るまで善政を敷き、長きにわたる繁栄の礎となった。その名は建國皇ハクオロとともに伝説として語り継がれ、人々の記憶に末永く刻まれることとなる。
史書に曰く、トゥスクルに仮面の賢皇あり。幾多の戦乱を収めるも失跡す。武人あり、名をベナウィ。白騎に跨り槍を取らせては並ぶ者なき、一騎当千の強者にして賢士なり。禅譲にて即位し、よく諸官をまとめ政を執る。以てトゥスクル興隆の二賢と称す。
せっかくなんでageました。
>95
お疲れさん。深夜にええもん見させてもらいました。
ベナウィという漢の真骨頂を、クーヤの身上話に絡めて浮き彫りにした
くだりが、なかなかおもしろかったっす。自らに課した「分」を越えるに
あたって、いろいろ精神的手続きを必要とする物堅いところとか。（ｗ
主題もはっきりして、筋もすっきりまとまり、とても読みやすかったのですが、
ただ一つ惜しむらくは……
これ、ベナウィＳＳじゃなくて、クーヤ＆サクヤＳＳですよね？（ｗ
お疲れさん。深夜にええもん見させてもらいました。
ベナウィという漢の真骨頂を、クーヤの身上話に絡めて浮き彫りにした
くだりが、なかなかおもしろかったっす。自らに課した「分」を越えるに
あたって、いろいろ精神的手続きを必要とする物堅いところとか。（ｗ
主題もはっきりして、筋もすっきりまとまり、とても読みやすかったのですが、
ただ一つ惜しむらくは……
これ、ベナウィＳＳじゃなくて、クーヤ＆サクヤＳＳですよね？（ｗ
>96
ばれましたか。
いや、最初は「ぺろぺろ」のシーンなんてこれっぽっちも考えてなかったですよ？
ただサクヤが涙するシーンを書いてるうちに指が勝手に打ち込んでくれやがっただけです。
ばれましたか。
いや、最初は「ぺろぺろ」のシーンなんてこれっぽっちも考えてなかったですよ？
ただサクヤが涙するシーンを書いてるうちに指が勝手に打ち込んでくれやがっただけです。
あ、ちなみに。
玉座を奪うことに苦悩する忠臣というネタは、
小野不由美の十二国記短編集「華しょの幽夢」
（漢字が出ないけど「かしょのゆめ」と読みます）
に収録された、「乗月」という作品に影響を受けまくってます。
ていうか、まんまかもしれません。
興味のある方はご一読を。
玉座を奪うことに苦悩する忠臣というネタは、
小野不由美の十二国記短編集「華しょの幽夢」
（漢字が出ないけど「かしょのゆめ」と読みます）
に収録された、「乗月」という作品に影響を受けまくってます。
ていうか、まんまかもしれません。
興味のある方はご一読を。
>82-94
朝からいいもの見せていただきました(*´д｀*)ﾊｧﾊｧ
すみません、折れもサクヤ＆クーヤのやりとりがツボですｗ
朝からいいもの見せていただきました(*´д｀*)ﾊｧﾊｧ
すみません、折れもサクヤ＆クーヤのやりとりがツボですｗ
長々と書くんじゃねぇよ（長文嫌いｗ
と思ったのに全部読んだ上に最後には感動してる罠ｗ
と思ったのに全部読んだ上に最後には感動してる罠ｗ
>82-94(の長さでは>>をつけたらカチュの人に問題ですか？)
. ｜
. ,、 , .ﾋ
' ./ .M ヽ┃ __
| !l !从 ﾘ〉〉/ o丶 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ヽ|ｌ|ﾟ -ﾟﾉ´ | ┌-|∋ ＜ 大変読み応えがありました
⊂◇=ﾛ[] .| │l´ .＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
E人=ﾖ、,| │|
|丶￣ し'￣/ /! ﾉ/
/丶丶====ノ /-´ノ
| ゝ く ヽヽ
| 人 ,ー´ ＷW
|. l | / /
|. l | ノ ノ
ﾉノ | | | |
´ <____Ｚ__Ｚ
よく見るとセミでもなかったようで……
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' ./ .M ヽ┃ __
| !l !从 ﾘ〉〉/ o丶 ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ヽ|ｌ|ﾟ -ﾟﾉ´ | ┌-|∋ ＜ 大変読み応えがありました
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E人=ﾖ、,| │|
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| ゝ く ヽヽ
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´ <____Ｚ__Ｚ
よく見るとセミでもなかったようで……
いや、ええもん見せて頂きました。
ベナウィスレ立てたかいがあったというものです（ベナウィを若大将とかかいちまいましたが（;´Д｀）
子守唄-ユカウラ-をBGMに読ませて頂きました…
ベナウィスレ立てたかいがあったというものです（ベナウィを若大将とかかいちまいましたが（;´Д｀）
子守唄-ユカウラ-をBGMに読ませて頂きました…
104 ：名無しさんだよもん：02/05/06 11:24 ID:POmyk1AC
AGE
くおっ！？
うたわれｓｓ読むの初めてでこんな良作に出会えるとは。
PPESTr86氏に敬意を表するであります。
うたわれｓｓ読むの初めてでこんな良作に出会えるとは。
PPESTr86氏に敬意を表するであります。
107 ：名無しさんだよもん：02/05/06 14:11 ID:r0NDtB0l
>>82-94
なんか泣きそうになりました。PPESTr86氏に感謝。
なんか泣きそうになりました。PPESTr86氏に感謝。
実はインカラ皇によって隅々まで開発されていたベナウィ大将
実は宦官上がりだったベナウィ大将
予想外の好反響に内心ビビりまくりのPPESTr86です。
皆さんの暖かいご声援に感謝します。
次回作はユズハの出産がらみで行こうかと思ったらユズハだけキャラスレ立ってない罠。
まあ、どこに投下するかは書き上がってから考えますか。
皆さんの暖かいご声援に感謝します。
次回作はユズハの出産がらみで行こうかと思ったらユズハだけキャラスレ立ってない罠。
まあ、どこに投下するかは書き上がってから考えますか。
>>113
∠´×｀)ﾕｽﾞﾊﾆｬｰﾝにだって張ってくださいませ
∠´×｀)ﾕｽﾞﾊﾆｬｰﾝにだって張ってくださいませ
噂のSSがあるスレはここですね？
こんなのがこの時期に出てくるくらいだったら夏は楽しみですね
次回作も期待しつつsage
こんなのがこの時期に出てくるくらいだったら夏は楽しみですね
次回作も期待しつつsage
べナウィ は三国志で言うと越雲紫龍だな。
東陽常山の趙子龍、といいたいんだろう？
脱線しないパーソナリティって点では確かに似てるな。
中国だと趙雲は老将のイメージなのはｷﾆｼﾅｲ
脱線しないパーソナリティって点では確かに似てるな。
中国だと趙雲は老将のイメージなのはｷﾆｼﾅｲ
スレ違い気味ですが、ユズハスレ（ﾊﾆｬｰﾝじゃないほう）に新作を投入しました。
まだ途中なんですが。
あれが終わったら、ベナウィ即位SSの続きを書きます。
帰還したハクオロとベナウィの会話メインになると思います。
ネタバレスレでトゥスクル國の後継者問題が活発に議論されてるようですし、玉座を継いだベナウィが本当の意味でハクオロとの主従関係に決着をつけられるような話を考えてます。
まだ途中なんですが。
あれが終わったら、ベナウィ即位SSの続きを書きます。
帰還したハクオロとベナウィの会話メインになると思います。
ネタバレスレでトゥスクル國の後継者問題が活発に議論されてるようですし、玉座を継いだベナウィが本当の意味でハクオロとの主従関係に決着をつけられるような話を考えてます。
花の慶次 をイメージしてしまうのはなぜだろうか？
ハクオロが戻ってきたらあっさり玉座を譲りそうな気もするんだけど…
だがそれがいい。
すげー感動した(･∀･)!! こんな名作ＳＳに出会うとは・・・
次回作も期待してます。
次回作も期待してます。
やったーハクロウも、オボロもいなくなったぜ、これからは俺の天下だ、ここで一句
なかぬなら なくまでまとう ほととぎす
なかぬなら なくまでまとう ほととぎす
さて、税を上げて、室を50人ぐらい読んで、それから、そうだ、アルルゥも室に入れよう!!
しかし、あのハクオロの室どもやおぼろうぜえな、よし、全員抹殺だ!!
>>123 安心しろ、封印を強化するため術氏を育成中だ!!
国家予算の50％
国家予算の50％
なんて香ばしい……（ｗ
>>126-129
ヌワンギはもともと誠実で不器用な素朴ないいひとだったらしい。
が、権力を身につけ贅沢を覚えたせいでああなっちまったんだろ？
ベナウィも人の子。
そうなる可能性もなきにしもあらず、かな。
アフロを見てたから、それが以下に醜いことなのかもわかっていると思うけど。
ヌワンギはもともと誠実で不器用な素朴ないいひとだったらしい。
が、権力を身につけ贅沢を覚えたせいでああなっちまったんだろ？
ベナウィも人の子。
そうなる可能性もなきにしもあらず、かな。
アフロを見てたから、それが以下に醜いことなのかもわかっていると思うけど。
132 ：名無しさんだよもん：02/05/10 17:10 ID:JDEz9S7z
>82-94
素晴らしいです！素直に感動しました。
サクヤ＆クーヤの下りもさることながら
>大封印の彼方に消えたハクオロが戻ることがあったとしても、既に還る場所はここではない。
>あの男が還るべき場所はただひとつ、土と薬草の匂いのする辺境だ。
この、最もハクオロを理解したベナウィならではの一文が、最高に素晴らしいです。
いや、ホンマええもん見させて貰いました（＾＾）
素晴らしいです！素直に感動しました。
サクヤ＆クーヤの下りもさることながら
>大封印の彼方に消えたハクオロが戻ることがあったとしても、既に還る場所はここではない。
>あの男が還るべき場所はただひとつ、土と薬草の匂いのする辺境だ。
この、最もハクオロを理解したベナウィならではの一文が、最高に素晴らしいです。
いや、ホンマええもん見させて貰いました（＾＾）
133 ：名無しさんだよもん：02/05/11 01:30 ID:JaHsyoex
皇位について善政をするベナウィ、戻ってきて辺境で暮らすハクオロ、非常にイイ感じですねぇ。
是非とも会話、見てみたいです。
是非とも会話、見てみたいです。
134 ：名無しさんだよもん：02/05/11 11:46 ID:TkJthcrJ
AGE
ハクオロは戻ってきて皇になってほすぃと
思うのは俺だけなのかな・・・ヽ(；´Д`)ノ うわぁん
思うのは俺だけなのかな・・・ヽ(；´Д`)ノ うわぁん
ベナウィの立場としてはそりゃあその通りだろ。
ただ、他のキャラを好きな人（特にエルルゥやアルルゥ）には受けが悪いだろうな。
ただ、他のキャラを好きな人（特にエルルゥやアルルゥ）には受けが悪いだろうな。
>135
私も同じくです。
ここで言うのもなんだけど、ベナウィは皇の器ではないと思う。好きだけど。
十二国記でいうなら、ｹﾞｯｹｲよりもｺｳｶﾝじゃないかな。
すごく有能な官吏。あくまで個人的な意見だけど。
私も同じくです。
ここで言うのもなんだけど、ベナウィは皇の器ではないと思う。好きだけど。
十二国記でいうなら、ｹﾞｯｹｲよりもｺｳｶﾝじゃないかな。
すごく有能な官吏。あくまで個人的な意見だけど。
>85
クロウが煽るところ、銀英伝でシェーンコップがヤンを煽るところを
思い出してしまいました。
クロウが煽るところ、銀英伝でシェーンコップがヤンを煽るところを
思い出してしまいました。
でもハクオロさん、戻るの絶対嫌がりそうなんだよねぇ。
って言うか絶対嫌がるな。
って言うか絶対嫌がるな。
そもそもの即位だって、どさくさまぎれに皇にされて
反論しようとしたら「煽るだけ煽っておいて自分はトンズラですか」で黙らされちゃったわけだし（w
……冗談はさておき、ED後だとハクオロはエルルゥとの因縁を知っちゃってるからねえ。
普通に考えれば、エルルゥと共に村ひとつの皇としての道を選ぶ、ってことになるんだろうが
それでは納まらないヒト、いっぱい居そうだね。
反論しようとしたら「煽るだけ煽っておいて自分はトンズラですか」で黙らされちゃったわけだし（w
……冗談はさておき、ED後だとハクオロはエルルゥとの因縁を知っちゃってるからねえ。
普通に考えれば、エルルゥと共に村ひとつの皇としての道を選ぶ、ってことになるんだろうが
それでは納まらないヒト、いっぱい居そうだね。
まあ色々解釈できるんで、葉らしいといえばらしいかと。
花の慶次をイメージしてしまうぞ
べナウィは誰に相当するんだ？
べナウィは誰に相当するんだ？
>>142
とりあえず外観から考えて奥村助右衛門
とりあえず外観から考えて奥村助右衛門
144 ：名無しさんだよもん：02/05/11 22:46 ID:10oZn/3F
AGE
絶対に有り得ないだろうけど、デリ放題の時みたいに
水戸黄門まがいの事を全国各地でやって欲しい。
スケカク→べナウィ、クロウ
弥七→オボロ
お銀→カルラ
でもべナウィにこの提案してみても、
「ふざけないでください」って一言で済まされそうだ
あああ……
水戸黄門まがいの事を全国各地でやって欲しい。
スケカク→べナウィ、クロウ
弥七→オボロ
お銀→カルラ
でもべナウィにこの提案してみても、
「ふざけないでください」って一言で済まされそうだ
あああ……
＜超個人的黄門さま御一行＞
水戸光圀＝ハクオロ（そのまんま）
佐々木助三郎＝カルラ（くだけた性格）
渥美格之進＝トウカ（堅苦しい性格。スケさんによくからかわれる）
うっかり八兵衛＝オボロ（うっかり口を滑らせてはドツボにはまる）
風車の弥七＝ウルトリィ（スケカクとはタメ口。風車は各国の赤ん坊をあやすために持参）
かげろうお銀＝ドリィ＆グラァ（入浴シーンでﾊｧﾊｧ）
一方その頃、「旅に出る」の書置きを見つけて溜め息をつくベナウィ。
「…まったく副将軍の放浪癖にも困ったものです…」
＜偽黄門さま御一行＞
偽黄門＝ディー
偽スケ＝ムツミ
偽カク＝ゲンジマル
偽者のほうが強そう…
水戸光圀＝ハクオロ（そのまんま）
佐々木助三郎＝カルラ（くだけた性格）
渥美格之進＝トウカ（堅苦しい性格。スケさんによくからかわれる）
うっかり八兵衛＝オボロ（うっかり口を滑らせてはドツボにはまる）
風車の弥七＝ウルトリィ（スケカクとはタメ口。風車は各国の赤ん坊をあやすために持参）
かげろうお銀＝ドリィ＆グラァ（入浴シーンでﾊｧﾊｧ）
一方その頃、「旅に出る」の書置きを見つけて溜め息をつくベナウィ。
「…まったく副将軍の放浪癖にも困ったものです…」
＜偽黄門さま御一行＞
偽黄門＝ディー
偽スケ＝ムツミ
偽カク＝ゲンジマル
偽者のほうが強そう…
黄門＝ニウェ
スケ＝カンホルダリ
カク＝オリカカン
八兵衛＝ポナホイ
お銀＝スオンカス
スケ＝カンホルダリ
カク＝オリカカン
八兵衛＝ポナホイ
お銀＝スオンカス
印籠＝仮面か？
どうにも、一目で見破られそうな気がするんだがどうか。
どうにも、一目で見破られそうな気がするんだがどうか。
>149
いや、普通と逆なのよ。
「この仮面が目に入らぬか！」で控えさせ、
「こちらにおわすお方をどなたと心得る、」で仮面装着、
「恐れ多くも先のトゥクスル皇、ハクオロ公にあらせられるぞ！」で仮面かぶったハクオロがアップになって決着。
あ、でもこれだとベナウィもエルルゥもどっちも放置なのか（w
いや、普通と逆なのよ。
「この仮面が目に入らぬか！」で控えさせ、
「こちらにおわすお方をどなたと心得る、」で仮面装着、
「恐れ多くも先のトゥクスル皇、ハクオロ公にあらせられるぞ！」で仮面かぶったハクオロがアップになって決着。
あ、でもこれだとベナウィもエルルゥもどっちも放置なのか（w
ベナウィは水戸で待ってるうるさい爺さん
152 ：名無しさんだよもん：02/05/12 17:21 ID:8BDYfohQ
AGE
>>150
>「恐れ多くも先のトゥクスル皇、ハクオロ公にあらせられるぞ！」で仮面かぶったハクオロがアップになって
ここだ！ここで巨大化だ！ウィツァルネミテアにへんし～ん！！
…そして逃げ惑う人々。誰も平伏す人はいません。
蜘蛛の子を散らすように逃げてゆきます。
権威ガタ落ち。しょぼ～ん…
>「恐れ多くも先のトゥクスル皇、ハクオロ公にあらせられるぞ！」で仮面かぶったハクオロがアップになって
ここだ！ここで巨大化だ！ウィツァルネミテアにへんし～ん！！
…そして逃げ惑う人々。誰も平伏す人はいません。
蜘蛛の子を散らすように逃げてゆきます。
権威ガタ落ち。しょぼ～ん…
>154
つか、セブンになるかわりにウィツになる、というネタじゃないのか？
つか、セブンになるかわりにウィツになる、というネタじゃないのか？
暴れまわるウィツアルテレミアの前に身を投げ出して止めようとするエルルゥ。
「大神さま、お怒りを御静めください！」
ウィツが顔の前で腕を上から下におろすと、穏やかな顔のハクオロに戻り……
かなりスレ違い。
「大神さま、お怒りを御静めください！」
ウィツが顔の前で腕を上から下におろすと、穏やかな顔のハクオロに戻り……
かなりスレ違い。
>157
もはや完全にスレ違いではあるが、「うたわれるもの」って要はそういう話だわな。
もはや完全にスレ違いではあるが、「うたわれるもの」って要はそういう話だわな。
159 ：名無しさんだよもん：02/05/13 02:42 ID:NBzW31FN
AGE
160 ：名無しさんだよもん：02/05/13 18:25 ID:i3Enjc5W
AGE
161 ：名無しさんだよもん：02/05/13 23:20 ID:M/Fxpu3m
ベナレススレたと思いますた。
164 ：名無しさんだよもん：02/05/14 21:27 ID:Kv4IljG3
AGE
165 ：名無しさんだよもん：02/05/15 15:58 ID:Bqv+0uXh
AGE
166 ：名無しさんだよもん：02/05/16 01:35 ID:g64K5vGC
AGE
167 ：名無しさんだよもん：02/05/16 16:23 ID:U6mNKG5B
AGE
168 ：名無しさんだよもん：02/05/16 16:24 ID:OI0Sfqgs
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169 ：名無しさんだよもん：02/05/17 17:36 ID:HadP8YmA
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170 ：名無しさんだよもん：02/05/18 00:51 ID:8DwaBlhI
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171 ：名無しさんだよもん：02/05/18 01:53 ID:rEGBX+cG
172 ：葉っぱ会員：02/05/18 01:56 ID:rEGBX+cG
割と使いやすかったキャラだと思う。
ビジュアルからいって女ウケしそうな感じがする。
必殺技の槍で連続突き刺しをするところはイライラがかなりたまっているように見られます。
ビジュアルからいって女ウケしそうな感じがする。
必殺技の槍で連続突き刺しをするところはイライラがかなりたまっているように見られます。
173 ：葉っぱ会員：02/05/18 01:57 ID:rEGBX+cG
私も大好きなキャラです。
174 ：名無しさんだよもん：02/05/18 05:36 ID:yyO7FiQo
接近キャラで囲み、ベナウィは一歩下がって攻撃。
同じく良く使っていました。
同じく良く使っていました。
175 ：名無しさんだよもん：02/05/18 06:08 ID:WCUUapLj
続きが早く見たいっス！
176 ：名無しさんだよもん：02/05/18 19:29 ID:MDq2U7zR
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177 ：名無しさんだよもん：02/05/19 00:58 ID:8/vhs3bR
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179 ：名無し葉会員：02/05/19 01:21 ID:5mgzfAFJ
http://wow.bbspink.com/test/read.cgi/leaf/1021652436/l50
↑【うたわれるもの】の”カコイー”と思う男キャラのスレらしい。
＞＞１７４
私もよくその戦法使ってました。強い敵でも囲んでフクロにする・・・。
結構やりますね～
↑【うたわれるもの】の”カコイー”と思う男キャラのスレらしい。
＞＞１７４
私もよくその戦法使ってました。強い敵でも囲んでフクロにする・・・。
結構やりますね～
がいしゅつだとは思うけど・・・
ベナウィって何の獣人？トカゲ？
ベナウィって何の獣人？トカゲ？
182 ：名無しさんだよもん：02/05/19 08:49 ID:qJj4Ho0J
AGE
183 ：エルンガー（;´Д｀）ﾊｧﾊｧ：02/05/19 12:23 ID:saDpqXVL
>181
単純に一種類の遺伝子付加というわけではなさそうだから
○○の獣人と言うことは出来ないと思われ
特にベナウィ－クロウ系統は尻尾がわからんし、
耳も先っぽにちょっと毛が生えてるだけだしねぇ
個人的には犬(狼)系と脳内補完
単純に一種類の遺伝子付加というわけではなさそうだから
○○の獣人と言うことは出来ないと思われ
特にベナウィ－クロウ系統は尻尾がわからんし、
耳も先っぽにちょっと毛が生えてるだけだしねぇ
個人的には犬(狼)系と脳内補完
>>183
トカゲは正直ネタだと思った。
トカゲは正直ネタだと思った。
( `_ゝ´) ﾌｫｫｰ
そういやうちのベナウィは戦闘で全然役に立たなかったなあ
一番肝心な攻撃力をあげるのがきついからな。いっそ切り捨てるのもアリか？
188 ：名無し葉会員：02/05/20 19:40 ID:OUGEiE3V
育てたら強いと思うよ。
初期パラメータが高いからつい使ってしまう。技も最大まで上げてしまう。
そんなベナウィﾀﾝですた。
そんなベナウィﾀﾝですた。
190 ：名無しさんだよもん：02/05/20 21:18 ID:GqcUuMEL
もっぱら防御力ばかりをあげて壁に使ってたな。
191 ：名無しさんだよもん：02/05/20 22:13 ID:wIBN0V10
AGE
で、なんのキャラ？
モテモテ王国。
194 ：名無しさんだよもん：02/05/21 10:05 ID:W+rNNtAt
AGE
>>181
ピュアガにはオボロと同種とあった。クロゥもそうらしい。
ピュアガにはオボロと同種とあった。クロゥもそうらしい。
196 ：名無しさんだよもん：02/05/22 18:43 ID:fN1sYWE8
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耳の突起物がやたらと照れるにゃぁ～
198 ：名無しさんだよもん：02/05/23 20:55 ID:FwBGj2gp
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199 ：名無しさんだよもん：02/05/24 18:32 ID:FR1rYAcA
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……そろそろ終われせてやれよこのスレ。
いや、120神が再臨するまでは…
メンテしてるのは俺じゃないが。
メンテしてるのは俺じゃないが。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿ ／
／´∀｀;::::＼＜ 残すべきか、残さらざるべきか、それが問題です、はい。
/ メ /::::::::::| ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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￥
￥ │ ￥
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＼│／ ／￣￣￣￣￣￣￣￣
／´∀｀＼ ＜ 難しい所です、はい。
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│ 葉 │
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／´∀｀＼ ＜ 難しい所です、はい。
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│ 葉 │
204 ：名無しさんだよもん ：02/05/28 02:12 ID:el9zwoeH
こういうの読んでると聖上の復位もありって気になってくるな。
っと120神を煽ってみる（w
ttp://isweb20.infoseek.co.jp/play/surreal/ss/toko1/5.htm
っと120神を煽ってみる（w
ttp://isweb20.infoseek.co.jp/play/surreal/ss/toko1/5.htm
120神は今ごろ夏の為の自分の原稿を書いているのではないだろうか。
>204
ウルトに配慮してエルルゥに配慮しないベナウィに萌え
……そこらへんの機微は一生ワカラナイだろうし、ベナウィには。
「エルルゥ様はどちらにしても聖上には会えるのですから。
賢大僧正は無位無官の庶民では会うことも出来ないのですよ？」とか
頓珍漢かつ朴念仁な「正論」を唱えてこそ、ベナウィ。
ウルトに配慮してエルルゥに配慮しないベナウィに萌え
……そこらへんの機微は一生ワカラナイだろうし、ベナウィには。
「エルルゥ様はどちらにしても聖上には会えるのですから。
賢大僧正は無位無官の庶民では会うことも出来ないのですよ？」とか
頓珍漢かつ朴念仁な「正論」を唱えてこそ、ベナウィ。
>唱えてこそ、ベナウィ
何となく、不覚にもワラタ
何となく、不覚にもワラタ
208 ：名無しさんだよもん：02/05/31 15:29 ID:FijyNj4L
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ベナウィ梅干食って眉をひそめるメンテ
味方になったらそんなに強くなかったなあこの人。
「俺って、こんな弱かったか～？」
いかん、コレじゃクロウだ･･･
いかん、コレじゃクロウだ･･･
保守っとく
ゲンジマル級に強かったらなぁ
>213
ゲンジマルは強かったねえ。
強すぎるから途中で抜けるだろうってのはすぐ解ったけど（ｗ
ゲンジマルは強かったねえ。
強すぎるから途中で抜けるだろうってのはすぐ解ったけど（ｗ
あはははははははは。
８２神が再臨されるまでは落とさないよ。
だって僕が読みたいんだから。
だからageる。
８２神が再臨されるまでは落とさないよ。
だって僕が読みたいんだから。
だからageる。
一応言っておくと、ageなくとも書き続けてたらスレは残る。
直接攻撃キャラ（アルルゥ、カルラ、トウカ、オボロ）は防御重視で
間接攻撃キャラ（ベナウィ、クロウ、ドリグラ）を攻撃重視で上げていたので
うちのベナウィ、クロウは攻撃だけならゲンジマルを超えてるぞ。
間接攻撃キャラ（ベナウィ、クロウ、ドリグラ）を攻撃重視で上げていたので
うちのベナウィ、クロウは攻撃だけならゲンジマルを超えてるぞ。
保守
なんかエルルゥスレがほとんどベナウィスレになってる。
突然失礼します
実は今度本スレでキャラ投票をするんですが、、、、、
この手の祭りは人が多い方が楽しいので是非皆さんも参加してくれませんか？
投票日は次の日曜日、６月１６日00：00から23：59までの間。
一人につき男女一名ずつ各一票を必ず不等号２個で括って<<キャラ名>>本スレの方（新スレがあればそっち）に投票して下さい。
投票理由のコメントも有ると嬉しいなぁ！
（なお俺の独断と偏見でドリィ・グラァ、スオンカスは男とします）
マジで開催しますんで皆さんふるって御参加くださいませ。。
実は今度本スレでキャラ投票をするんですが、、、、、
この手の祭りは人が多い方が楽しいので是非皆さんも参加してくれませんか？
投票日は次の日曜日、６月１６日00：00から23：59までの間。
一人につき男女一名ずつ各一票を必ず不等号２個で括って<<キャラ名>>本スレの方（新スレがあればそっち）に投票して下さい。
投票理由のコメントも有ると嬉しいなぁ！
（なお俺の独断と偏見でドリィ・グラァ、スオンカスは男とします）
マジで開催しますんで皆さんふるって御参加くださいませ。。
日本勝利メンテ
mente
何故かうちではオボロの方が攻撃力強かったなあ
目をかけてやんなきゃそんなに強くならないよ、特にベナは。
攻撃射程２は重宝したがな
続きまだ？
槍振り回すところが好き
槍突き刺し過ぎなところが好き
doui
ベナウィって三国志に当てはめると誰相当だろう。
劉備に対する超雲のような位置付けだろうか？
あるいは，曹操に対する張僚のようなところか。
劉備に対する超雲のような位置付けだろうか？
あるいは，曹操に対する張僚のようなところか。
俺的には完全に趙雲だな。
関羽の敵討ちに呉を攻めようとした劉備に
「私的な戦いである呉討伐より、公的な戦いである対魏戦を優先させるべきです」と進言したり
第一回北伐失敗後、余剰食料を兵士達に分配しようとした諸葛亮に対し
「負け戦の後で大規模な褒賞を出すのは、皆の士気に関わります。
ここはいったん資材を蔵に収めておき、冬になったら年越しの賞与として分配なさるのが良いでしょう」と進言したり。
ついでに日本版イメージでは何故か趙雲は美形キャラの槍使いということになってるので
ますます趙雲のイメージが……
関羽の敵討ちに呉を攻めようとした劉備に
「私的な戦いである呉討伐より、公的な戦いである対魏戦を優先させるべきです」と進言したり
第一回北伐失敗後、余剰食料を兵士達に分配しようとした諸葛亮に対し
「負け戦の後で大規模な褒賞を出すのは、皆の士気に関わります。
ここはいったん資材を蔵に収めておき、冬になったら年越しの賞与として分配なさるのが良いでしょう」と進言したり。
ついでに日本版イメージでは何故か趙雲は美形キャラの槍使いということになってるので
ますます趙雲のイメージが……
あげ
オボロは張飛ということで・・・・
関羽は誰だ？親っさん！？先に逝ったし！？
関羽は誰だ？親っさん！？先に逝ったし！？