葉鍵キャラを性別反転させたらこんな感じ!

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 白濁したゼリー状の液体を顔中に付着させたまま、はじめは床に転がされた。
 縄で絞るように縛られ強調された乳房が、痛い程敏感になっている。先ほど飲まされた薬のせい、だけではない。眼前で強制的に射精させられた梓に、はじめも興奮しているのだ。
 薄目を開けると、女は梓の性器をまだしごいていた。
 声を立てまいと必死に唇を噛み締め、耐えている梓。だが、女の手はそんな梓の我慢を嘲笑うように、絶頂へと導いていく。
「ねえ、何を我慢してるのよ。ほら。好きな女に、精液をぶっかけているのよ? こういう真似をしたいって、どうせいつも思ってるんでしょ? なにを痩せ我慢してるのよ。ほら!」
 女は竿をしごく指に力をこめ、さらに激しくする。
「う、うああぁぁぁ」
 我慢の限界に到達したのだろう。ただでさえ凶悪的に大きな梓の性器が、さらに太く膨れ上がったように見えた。
「だ、だめだっ、やめ、やめろぉっ」
 あと一度。しごかれれば、梓は再び精を放つだろう。それを敏感に感じて、はじめが顔を歪める。そんな中、女の手が止まった。
 荒い息の下で、女が自分の懇願を聞いてくれたのかと、梓が一瞬安心した刹那。
 女は最後の一しごきを、竿に与えた。
「や、あああああっ!!!」
 先ほどよりも、さらに勢いよく、さらに大量に。
 竿の先端から噴き出す白濁液が、床に寝転がるはじめの全身に飛び散った。
 女は指に付着した梓の体液を、指ごと口に含んだ。指の又まで舌を這わせて味わう様は、女の怜悧で硬質な美貌からは想像できぬ程に淫靡に見えた。その姿は、梓をひどく興奮させる。
「なによ。二発も出したのに、まだ勃つの? ふふ、元気よねえ」
 唾液で輝くマニキュアを塗った爪が、梓の乳首をつまんだ。まるでねじ切ろうとしているかのような力に、梓は声も出ない。ただ、パクパクと口を開き、息をすって痛みをやり過ごそうとしていた。
「ほら。ち○ぽ勃てて見てなさい。あなたの好きな女が、ひいひいよがり泣く様をね」
 不意に興味を失ったように梓から離れると、女は部屋の隅の戸棚から何かを取り出してくる。手にもったそれは、黒くゴムのような質感の表皮を持っていた。
 その形状は、梓にはよく見慣れた物だった。
 男性器を象った、ラバー製の模造品。
「お、お前っ! まさかっ」
「あなただけ気持ち良いなんて、この子が可哀想だと思わない?」
 はじめの首にはめられた首輪から伸びる鎖の一端を持つと、ぐい、と引き寄せる。抗議するような呻き声を上げる彼女を無視して、女ははじめの足を開く。
 はじめはどうにか足を閉じようとするのだが、手と足を拘束する手錠のせいで、それもかなわない。結果、ただでさえ開き気味の足が、大股開きにされた。ギャグのせいで呼吸しにくく、真っ赤になっていたはじめが、涙を流しながら顔を左右に振る。
「そんなにがっつかなくても、すぐにあげるわよ」
 はじめが何を言おうとしているのか。女は知っていながら、わざとそう見当外れな物言いをする。
「あーら。大洪水ね」
 指が、はじめの秘所に触れた。呻き声で抗議をあげるはじめを見て、女は梓に見せつけるように広げて見せる。今までの人生で見た事の無い女の秘所に、梓は知らず生唾を飲み込んだ。
「こんなに濡れてるもの。痛くなんか、ないわよ」
 女はバイブの先端をはじめの膣口にあてがい、力をこめた。
「―――――っ!」
 ずぶずぶと先端が呑み込まれた所で、はじめが突如、ばたばたと激しく抵抗を始めた。
 女は、途中でひっかかる抵抗の感触に、手を止める。
「ちょっと、なによ。もしかしてあなた、まだ処女なの?」
 コクコクと頷くはじめを見て、女は呆れた表情になる。
「こんな助平な身体してるのに? こんなに感じてるのに?」
 乳首をつまんで、捻る。はじめの表情が、痛みに歪む。
「や、やめろっ! はじめに触るんじゃねえっ!」
 梓がようやく目の前の痴態に慣れたのか、声を荒げる。それを背後に聞きながら、女は何か思いついたように口元を歪めた。
「そうね。初めてがこんなバイブなんて、可哀想よね」
 持っていたバイブを放り投げた。はじめと梓に安堵の表情が浮かぶ。
「じゃあ、その代わりに」
 女は突如、梓を蹴り倒した。
「ぐあっ」
 何気ない、大して力のこもっていなさそうな蹴りだというのに、梓は一瞬呼吸できなくなる程の激痛を感じる。そのまま床にあお向けになって、天井を見る格好になった。
「あなたで楽しませてもらおうかしら。柏木梓くん?」
「……っな!?」
 痛みの中で、女の声がしたと思った刹那。梓の顔に柔らかくも温かい何かが押し付けられた。鼻腔一杯に、女性の香りが広がる。
「っむ……!」
 遠くではじめの声が聞こえる。
 呼吸が出来ない。
 梓は半ばパニックに陥りながら、酸素を求めて顔を左右に動かした。そのたびに、顔面を覆うそれは、むにむにと形を変えてあずさの口と鼻を覆う。
「あん! いいわぁ……」
 女の歓喜の声が、耳を打つ。
 濡れた何かが、梓の頬を湿らせた。
「ふふ。苦しい?」
 女の言葉と共に、押し付けられていた何かが少し浮き上がった。酸素を求めて、必死に呼吸する梓は、ようやく自分の顔に押し付けられていた物が何かを知った。
 尻、だ。女の尻が、梓の顔面に押し付けられていたのだ。
 ストッキングとショーツに包まれた秘部の中心は、内側から黒く濡れていた。
「代わりに、私があなたを犯してあげるわ。どう?」
「じょ、冗談じゃない!」
 梓にとってそれは、死刑宣告にも等しい言葉だった。好きな女の眼前で、他の女に無理やりセックスをされるなんて冗談ではない。だが女はそんな梓を見て、何かに気付いたようだった。
「なんだ。あなたも童貞なんだ」
 心底楽しげに、女は笑う。
「だったら、なおさらよねぇ」
 勃ちっぱなしの梓の物に手を伸ばし、女は口を寄せたかと思うと、ぱくり、とくわえてしまった。
「うう……!」
 梓の表情が苦痛ではなく、快楽に歪む。そして、そんな二人の様を、はじめは目を見開いたまま、じっと見つめていた。
 目を離す事が出来ない。見てはいけない、と理性が叫んでいるにも関わらず、女の淫靡な顔と、その手で快楽を与えられている梓から目を離せないのだ。
 梓の顔に自分の秘部を押し付け、梓のモノをしゃぶる女の姿。はじめの身体の奥が、再び熱くなってくる。
「や、やめろ……」
 梓が弱々しく、それでも拒絶の言葉を吐く。それを聞いて、女は舌の動きを止めた。
「なら、チャンスをあげるわ。このまま十分間射精を我慢できればあなたの勝ち。私はあなたにも、彼女にも手を出さない。でも、あなたがもし我慢できなかったら、私の勝ち。いいかしら?」
 その言葉に、梓は一も二もなく頷いた。
 それを確認して、女は再び梓の物を呑み込む。ぴちゃぴちゃと音を立てながら、女は梓の性器を刺激する。時折、ぴくぴくと身体が震えるが、すんでの所でやり過ごしているようだった。
「へえ、頑張るわね」
 舌を先端にもぐりこませたり、カリに這わせたり。また、指でしごくといった真似を繰り返す。時計の秒針は、やけに遅く進んだ。
 既に梓の性器は充血しきり、ビクビクと脈動している。いつ弾けてもおかしくは無い。先ほど、二回連続で放出していたにも関わらず、梓は股間がゾクゾクと射精の予感に震えるのを感じていた。
「……っくうっ」
 下手に声を上げず、唇を噛み締めて痛みで快楽を打ち消そうと試みる。だが、まさに眼前にある女の秘部がそれすら許さない。視覚と触覚と聴覚を、女は責めているのだ。耳を打つ水音と女の熱い吐息、さらには陰部を囲う濡れた口腔の感触。
「っ……い、いやだっ」
 このまま出してしまおうか、という弱い心の囁きを否定するように、梓は叫ぶ。
 あと数分。あと数十秒。耐えれば、この恥辱から解放されるのだ。そう信じて、必死に耐える。
 そして。
「……ふふ。頑張ったわね」
 あと数秒で緊張の糸が切れる、というところで女の声が聞こえた。
 唇を噛み切ったのか、血の味が口の中に広がっている。
 股間の自分自身は、唾液と先走りによっててらてらと光り、溶けたアイスキャンディーのようになっていた。
 だが、女は立ち上がり、梓から少し離れていく。
「賭けは私の負けね。いいわ、約束どおり、私はあなたも、彼女も犯さない」
 そう告げる。
 ほう、とため息を二人がついた刹那。
 梓の男性器がぬめり温かい何かに突如、包まれた。
「うああああああっ!!」
「いやあああああああああああっ!」
 そして、はじめの叫び声が部屋中に響く。
 梓の上に、はじめの身体が乗っていた。
 鎖で拘束されたはじめの身体を、女は片手で軽々と持ち上げているのだ。はじめの秘部に梓の剛直が突き刺さっている。
 はじめの表情は、急激な痛みに歪んでいた。秘裂からは、赤い液体が剛直を伝い落ちてくるのが見える。
「あはははは! どう? 好きな女と繋がった感想は!?」
 女は再び狂ったような笑い声をあげながら、はじめの身体を乱暴に上下させる。
「い、痛いっ! やめ、やめてぇっ!!」
 涙を流し、痛みを訴えるはじめ。だが、そんな抗議は聞こえないとばかりに、女はさらに上下にはじめの身体を振リ始めた。時折、横に振ったり、円を描くように動かす。その度に、無理に開かれたはじめの身体からは、血が流れ落ちてくる。
「て、てめえっ、俺達には手を出さないって……っ!」
「だから、私はこの子も、あなたも犯さないって言ったでしょう? この子を犯しているのは、あなた」
 くすくすと、自分の回答が余程気に入ったのか、女は悦にいった笑顔でもって答える。
「う、うあああっ」
 ずん、と力をこめてはじめの恥丘が、梓の腰に打ち付けられる。
 先ほどまでの女の愛撫で、限界寸前まで追いつめられていた梓にとって、それは最早抗うことは出来ない快楽だった。ましてや、今、彼のモノは誰あろう、はじめの膣の中にあるのだ。
 子供の頃からずっと好きだった、あの『柏木はじめ』の膣に。
 再会した時の衝撃を忘れない。幼い頃、まるで男の子のように一緒に遊んでいた幼馴染は、会えなかった時間の間にまるで、さなぎから蝶になるように、見知らぬ女性へと変貌していた。
 自分はもしかしたら、同じ人物に二度、恋をしたのか。
 そう思った刹那。
「は、はじめぇっ」
 叫びと共に。
 梓は、それまで耐え続けた快楽に、屈服した。
 恐らく、過去の人生で最も大量の精液を、はじめの体内に放つ。
「ん、んーー!!」
 はじめがギャグの下で叫ぶ声を聞きながら、射精直後の余韻に梓は浸っていた。
 まだ出ている。勢いよく、大量に。梓の精が。はじめの子宮を、汚している。
 はじめは自分の身体の奥に、自分とはまったく違う温度が広がる感覚に、震えていた。
 無理やり裂かれた処女膜の痕は、強引な挿入によって広がっているようだった。ズクズクと心音にシンクロして、痛みが身体を痺れさせていく。
「なによ。もう出しちゃったの? 情けないわねえ」
 女はそんな梓を嘲笑いながら、はじめの身体を持ち上げた。
 射精したにも関わらず、先刻と変わらぬ硬度を保つ梓のモノが抜ける感触に、はじめの身体が震える。
 痛々しく赤く腫れ上がったはじめの秘裂から、こぷっという音と共に梓の放った精が零れ落ちてきた。それは―――はじめの血と混じりあったのだろう―――薄桃色に染まっている。
 女はようやく、はじめからボールギャグを外した。
 口内に溜まった唾液を飲み込み、荒い息を吐く。と、女ははじめの秘裂から零れ落ちた精液を指ですくうと、それを無造作にはじめの口腔に突っ込んだ。
「むっ、んんっ!!」
「ほら。あなたの中に出されたモノよ。どんな味がするか、興味があるでしょ?」
 口の中に指を突っ込むと、まるで塗りたくるように口腔を蹂躙する。
 梓は呆然としながら、その姿を見上げていた。
 細身の身体つきをしている女が、女性としては大柄なはじめを片手で持ち上げている。それが導く可能性は―――。
「まさか……あんた……」
「……そう。私は柏木耕平の血を引いている。あなた方からすれば、叔母になるのかしらね。名前は柳川裕子」
 裕子は冷たい視線を、梓と、はじめに向けた。
「死ぬ間際に、母は言った。私は、本当は柏木の直系の血を引いている、と。
 耕平の孫でしかないあなた達四兄弟より、私の方が本来相続権は先の筈だと。
 けれど妾として耕平に囲われていた母は、捨てられた後は酷い人生を歩まざるをえなかった。土地の権力者から逃れるために、この土地を離れ、私を育ててくれた」
 ぼたぼたと、はじめの淫裂から白濁が零れ落ちる。
 梓の男性器は今も硬度を失わずに、自ら放った体液にコーティングされていく。
「けど、そんな事はどうだって良いのよ。私はただ、私の中から湧き上がる衝動に従っているだけ。あなた達を滅茶苦茶にするのも、まあ、多少は鬱憤晴らしにはなっているけれど、大半は衝動のせいよ」
 にやりと笑い、最後の言葉を口にする。
「私が満足するだけ犯したら、殺してあげるわ。あなたも、こっちのお嬢さんも」
 それから、少し考えて、問い掛ける。
「ああ。でも、そうね。特別に選ばせてあげる。この子を犯すか、私に犯されるか。二つに一つよ」
「……な」
 思わず、はじめを見る。
 はじめは痛々しい顔のまま、それでも信じるように梓を見つめていた。
 梓は、その表情を見つめ、決めた。
「……はじめだ」
 小首をかしげる裕子に、さらに声を張り上げた。
「はじめのほうが、お前なんかより百万倍良いに決まってるだろ!」
「あ、梓……」
 真っ赤になって、梓を見つめるはじめ。
「……あら、そう」
 だが、裕子はつまらなそうに呟くと、はじめの身体を梓の上に落とした。
 はじめの柔肉に飲み込まれた剛直が、一気に最奥を突き上げる。
「っああああああああっ!」
「ぐっ」
 二度目の挿入。しかも既に中には、梓が先ほど放出した大量の精が残っている事もあり、それは予想よりもすんなりと、剛直を受け入れていた。
 だが裕子ははじめの身体を持ち上げ、再び前後左右上下に振り回す。
 その度に、今まで触れられる事などなかったはじめの体内が、梓によって突かれ、擦られていく。身も世も無いといった風に、涙を流し、はじめは叫んでいた。
「あ、ああっひあああああっ!」
「っがっああっは、はじめっ」
 知らず、梓の腰が動いていた。
 落ちてくるはじめの身体に合わせるように、腰を打ち付ける。目もくらむような快感が、梓の中のはじめを気遣う気持ちを麻痺させていく。
 いつのまにか、裕子ははじめの身体から手を離していた。
 梓にまたがるようにして、はじめの淫裂は梓のモノを受け入れている。そして、二人は自分自身で腰を打ち付けあっていた。
「あっあっあっあっ、あああああっ」
「はじ……めっ、くあっ、い、いい……っ」
 じゅぷじゅぷと、熱を持った液体の音。はじめはいつの間にか、梓の唇を求めていた。
「んぷ……っああ……あず……さぁっ」
「はじめ……はじめぇぇっ……!」
 今の自分たちの状況を忘れようとしているのか。必死に舌を絡め合い、腰を打ち付け合う。互いに手を拘束されているために、思うように動けないもどかしさが、逆に二人の情欲を燃え上がらせていた。
「ん……気持ち……いいのぉ……っいいのぉ……っ」
 はじめがうわ言のように、呟きながら梓の剛直を受け入れる。中からは、梓が吐き出した精液が零れ出し、二人の股間を濡らす。
 梓は手が使えぬもどかしさを誤魔化すように、必死にはじめの中へ腰を打ち込んでいた。
「すげぇ、気持ち……いいっ……はじめぇ、はじめぇ……好き、好きだから……」
「ん……うん……うんっ」
 背筋を這い上ってくるのは、絶頂の予感。
 射精の快感を予感して、梓はさらに腰を強く、早く振る。はじめは、涎を垂らしながら、何もかも忘れたように梓のモノを締め付ける。
「う、うあああああああああああああっ」
 再び、前回と同じくらいの量が、はじめの中に注ぎ込まれる。
 その感覚に、はじめの身体は痙攣するような絶頂に包まれた。
 背筋を仰け反らせ、身体に染み込んでくる梓の精を感じる。
 そして、意識を失った。