724 :
158:
「そういえばですね、ついに私、胸が80センチになったんですよ」
「そうか、よかったな……」
「……なんで残念そうなんですか?」
「……栞は栞らしくちっちゃい方がこね回し甲斐があって好きなんだ」
「えぅー……そんなこと言う人、嫌いですっ」
布団にくるまり、栞は拗ねてしまった。
栞と再開してから二週間。病気が治ったとは言え、体は弱っているのでまた入院中だ。
やはり手術前までの無理がたたったのか、ベッドから立てないぐらいだ。
それでも顔色は遥かに良好で、笑顔も絶えることはない。
「祐一さんはおっきいのは嫌いなんですか?」
やはり気になるのか、唐突にそんなことを聞いていた。
「そうだな……大きかったらやっぱ挟めるんだろうな……」
「は、挟むって……?」
「……おお、ちっちゃくてもこすり付けるって手もあるな」
退院したら速攻で試してみよう。
「ななな、何考えてるんですかっ!」
「別に。ただ栞の可愛い胸で男の欲望を満たしてほしいだけだ」
「い、嫌ですっ!」
「アイスやるから」
「割に合いませんっ!」
「しかもハーゲンダッツのバニラだ」
「……手を打ちましょう」
「……いいのか?」
自分の胸をむにむにと揉んで、恥ずかしそうに言った。
「……やっぱり、祐一さんに喜んでもらいたいですから」
はにかむ栞に辛抱堪らず、俺は抱き付いて件の胸に顔を埋めた。
725 :
158:02/07/20 23:40 ID:c3cK5rsE
「わっ! だ、駄目ですよぅ!」
……いい匂いがする。そして貧乳なりに張りのある柔らかさが顔を包む。
「こ、ここ病院ですしっ、お昼ですしっ……あの、その……!」
混乱してるのか、ぺちぺちと頭を叩いてくる。それもまた可愛らしい。
けどここで看護婦さんや鬼の香里でも出現したら洒落にならないので、渋々顔を離した。
栞は真っ赤になってはぁはぁと息を切らしている。
「……結論が出たぞ、栞」
「……何のですか?」
口を尖らせて栞が聞き返す。
「貧乳でも栞の胸は最高に気持ちい」
飛来した枕にキスをされ、最後まで言わせてもらえなかった。
機嫌を直した栞とまた談笑していると、だんだんそわそわし始めた。
「どした?」
「えっと、あの……おトイレ……」
もじもじと下腹を押さえ、決まり悪そうに言った。
「えっと……尿瓶はこれだな」
「ゆ、祐一さんがするんですか!?」
「駄目なのか?」
「あ、当たり前ですっ!」
ぶんぶんぶんと頭を振って、栞はナースコールを押した。……ちっ。
とりあえず看護婦さんが来るまで待ってようと、その場でじっとしていた。
栞は今にも漏らしそうな顔で俯いている。
726 :
158:02/07/20 23:40 ID:c3cK5rsE
十分後。果たして看護婦さんはまだ来ていない。
「……なんだろうな。何かあったのかな」
「……ぅ……えぅぅ……」
栞の限界もそう遠くはない。
「やっぱり俺がやってやるよ」
「は……恥ずかしい、です……」
「お漏らしするよりマシだと思うけどな」
栞は当惑して辺りをきょろきょろ見回したが、それで何か解決するわけでもない。
「……祐一さん、おしっこするとこ見て、私のこと嫌いになったりしませんか?」
心底から不安そうにそんな馬鹿なことを言った。
「そんなわけないだろ。人間誰でもすることじゃないか」
ただし欲情してそのままぶち込んでしまう可能性は否定できない。
栞は五秒ほど考えて、尿意の猛攻にビクッと震えた。
震える手で尿瓶を指し示す。
「す…すいません……お願いします……」
目に涙さえ浮かべて、なんとかそう言葉にした。
安心させるように笑いかけ、俺は瓶を手に取った。
「じゃあいつでもいいぞ」
栞の綺麗な下腹が丸見えだ。見るからに初々しいヴァギナも、薄い毛も実に可愛い。
問題の尿道口は固く閉じている。
栞はよっぽど恥ずかしいのか、俺の顔を見ようともせずに両手で顔を覆っている。
……初めてやったときもここまで恥ずかしがってなかったよな。
「栞、俺はいいから早く出した方がいいぞ。この状況で誰か来たらアレだし」
顔を隠したまま、栞はこくんと頷いた。
すぅっと息を吸う音が聞こえ、その痩せた腹に力が入るのが分かる。
ゆっくりと、尿道が綻んでいった。
727 :
158:02/07/20 23:41 ID:c3cK5rsE
じょ……じょぼじょぼぼぼ……
「あ……」
栞が小さく羞恥の声を洩らす。それを掻き消すような音が鼓膜を叩いた。
ガラスの壁面を勢いよく水音。排泄の音。それが俺の手元で鳴っている。
栞の羞恥はいよいよ高まり、少し嗚咽の混じったような乱れた呼吸が痛々しい。
それでも、栞の中から噴き出る濃い黄色の液体を見て俺のモノは固く屹立してしまう。
栞を虐めるかのように、尿瓶はじょぼじょぼと大きくて開けっぴろげな音を立てる。
その勢いは徐々に弱まっていき、最後にふるふるっと震えて数滴の飛沫を飛ばした。
はふぅ、と栞が溜息をついた。その体はほんのり赤く染まって震えている。
排泄器官を枕元のウェットティッシュで拭き、下着とパジャマを穿かせると、ようやく顔を見せた。
目からこめかみに涙の筋ができている。顔は常時の後のように真っ赤に上気している。
……なんていうか、たまらない。たまらなく可愛すぎる。
「……あ、あの……それ、早く捨ててください」
俺の手元には、ほかほかと湯気を立てる液体がたっぷりと入った尿瓶がある。
……悪戯心>良心 の不等式が俺の基本スタイルだ。
「栞のおしっこ、結構色が濃いよな」
「え…えぅぅ!?」
軽く入り口に鼻を寄せると、ぷんと濃厚なアンモニア臭がした。
「か、嗅がないでくださいっ!!」
これがこの清楚な感じの栞が排泄したものだというのが、なんだかもの凄くそそる。
「……いや、いい匂いだぞ、栞のおしっこ」
興奮してきた俺は、匂いだけでは飽きたらず、指をつけて口に運んだ。
「い……嫌……!」
嫌悪するように顔を背ける。が、気にはなるのか尿をぴちゃぴちゃ舐める俺をちらちらと見る。
「うん。うまいぞ、栞」
「祐一さんの、変態……。……嫌いです……」
本気で拗ねたようで、耳まで真っ赤に染めてそっぽを向いた。
もちろん、この日俺はこれを持ち帰って存分に利用したのは言うまでもない。