714 :
158:
「あ、綾香さん……何するんですかっ!」
「何って言われても……」
綾香はうーん、と考え込み、大木につないだ縄で手足を縛った葵を見た。
ちょうど尻を綾香に突き出している体勢だ。
それを舐めるように至近距離で眺め、綾香は口の端を綻ばせた。
「可愛いわよ。AVみたいで」
「……あぅぅ……」
始まりは、つい十数分前。
たまたま練習場に遊びに来た綾香に葵が手合わせを申し込んだのが運の尽きだった。
さすがチャンピオンと言うべきか、綾香は軽々と葵を地に這わせた。この辺り手加減はしない性格だ。
しかし葵は倒れ伏しても妙に気持ちよさそうな顔をしていた。
そしてその股間は明らかに汗以外の何かで濡れていた。
ああ、痛めつけられて感じたんだな、と即座に理解した綾香は、彼女を縛った。
「だ、大体なんで縄なんて持ってるんですか……?」
「あら、捕り縄は女子高生の必須アイテムなのよ?」
「……はい?」
「浩之から借りた漫画に書いてあったもん。黒髪巫女萌え御用達のやつね」
来月で最終回なのが残念だけど、と綾香は呟いた。
しかしそんなことは葵にはどうでもいい。
「あ……あの……何をするつもりなんですか……?」
縛られたときから感じている微かな高揚感に戸惑いながら、葵は不安げに訊ねた。
「うん。葵がいやらしいから、」
くすっ、と小悪魔的な笑みを浮かべて言った。
「ちょっと気持ちよくなってもらうわね」
715 :
158:02/07/20 21:32 ID:8Rp+nuZt
「気持ちよくって…………え?」
「セリオ、ビデオの準備は?」
「完了しています」
無言で佇んでいたセリオの手には、家庭用のビデオカメラが携えられていた。
「ありがと。じゃあ始めるわよ、葵」
宣言して、いやらしい手つきで目の前にある尻を撫で始めた。
「ぅん……や、やめてくださ……っ!」
すっ、と割れ目をなぞられて震えた。
綾香は痴漢のようにねちっこく葵の腎部を撫で回し、液体の滲んだブルマを揉む。
「あやかさん……ひんっ!」
秘裂をなぞられ、染みがじわりと濃くなった。
「葵、ブルマがやけに濡れてるみたいだけど何でかしらね?」
「ぅ……ぁ……」
「さっきやり合ったときから濡れてたわよ、ここ」
「ゃっ!」
黒々とした染みをいじられ、葵は艶を帯びた声を洩らす。
それに綾香は微笑むと、ブルマと下着を膝元まで脱がせた。
「き……きゃぁぁっ!?」
「ふぅん、可愛いお尻してるわね」
玉のような汗が光る健康的な尻を、綾香は優しく撫で上げた。
篭もっていた汗の匂いと共に、予想通りの香りを感じ、綾香はその場に屈んだ。
「ほら葵。何か漏らしてるわよ?」
「ち……違いま……」
反論を許さず、ねっとりした雫の零れる女性器に、綾香は指を第二関節までねじ込んだ。
「ふぁぁぅっ!! ひっ……あ、綾香さ……ぁっ!」
「あら、意外とオナニーしてる方なの? なかなか具合いいわ」
ぐちぐちと、葵の中を指の腹で擦る。ぽたぽたと愛液が溢れ、純白のショーツの上に落ちていった。
その様子も、セリオは余すとこなくビデオに収め続けた。
716 :
158:02/07/20 21:33 ID:8Rp+nuZt
「ゃぁ…ん……! そ…そんなとこ…やめてくださ……っ!」
「こんなに濡らしといて何言ってんの」
根元までべっとりと汚れた指を見せつけられ、葵は思わず目を背けた。
「じゃ、今度は飲ませてもらおっかな」
「……え? い、嫌っ!!」
素早く前に回り込んだ綾香は、既に隠しようもないほど濡れた秘部に整った唇を当てた。
「ん……葵ったらこんなとこまで汗くさいわね」
「あ……はぁ……! やだ……舐めないでくだ……ひゃぅぅっ!」
ぺちゃり、と舌がなめずる音が鳴り、葵の躰を性感が襲った。
綾香はブルマの中で篭もっていた汗と性器の匂いに欲情し、滲み出る汁を舌で絡め取る。
その攻めは激しくなる一方で、葵は無意識に腰を振りだした。
「あっ! あんっ! 綾香さ……ふぁぁ!」
高まってきた葵をおちょくるように、綾香の舌が動きを止めた。
「え……? 綾香……さん?」
とろんとした目で葵が下を見ると、そこはかとなく邪悪な微笑みを浮かべた綾香と目が合った。
「駄目よ、葵。まだまだこれからなんだから、そんなに簡単にイカせてあげないわよ」
ぺろっと口の周りに付着した粘液を舐め取り、指をぴょこんと勃った陰核に添えた。
いつも秘部だけを慰めている葵には、その感覚はどちらかというと痛みに近かった。
「あつっ……! い、今の……?」
「知らないの? じゃあゆっくり教えてあげる」
笑って溢れる汁を指にとると、無防備な豆にまぶしていった。
「いっ……あ…ぐ……! あや……ひんっ!」
綾香は葵の声をまったく気にせず、強すぎるほどに陰核を擦った。
そしてその痛みと快感に慣れ始めた頃、摘んで軽く引っ張った。
「あぁぁぁっ!! 痛……綾香さんっ!」
「だったら何で濡れてきてるの? びしょびしょよ」
締め損ねた蛇口のように、断続的に愛液が滴り落ちる。敏感すぎる部分を痛めつけられ、葵は感じていた。
木漏れ日を反射して光る液をすすり、綾香は満足げに葵の頭を撫でた。
717 :
158:02/07/20 21:33 ID:8Rp+nuZt
「セリオ、さっき買い物したとき日焼け止めのオイル買ったわよね?」
「はい。それが何か?」
涎を垂らして目の前の空間を呆然と見つめている葵を見下ろし、言った。
「この子やっぱり虐められるの好きみたいだから、お尻に、ね」
何のことか理解できずに葵が振り向くと、セリオは了承しているようですぐに返答した。
「でしたらこちらの方がよろしいかと」
カメラの位置を変えないままに鞄から取り出したのは、蜂蜜だった。
「……どうしたの、それ?」
「調理場の方から、購入してくるように頼まれました」
「なるほどね。……いいわ、それにする」
セリオが近づき、綾香に蜂蜜の瓶を手渡した。それと同時に彼女は葵の内股をじっくりと撮影した。
あまりの羞恥に脚を閉じようとしても、縛られていてはそれも叶わない。
その恥辱に、何故か胸の辺りが火照るのを葵は感じた。
「じゃ、可愛がって上げるからお尻の穴緩めなさい」
命令口調で綾香は告げた。けれど不安に満たされた葵にそんなことはできなかった。
綾香は肩をすくめると最初と同じように葵の腰ほどまでに屈み込んだ。
指に開封したばかりの蜂蜜をたっぷりとかけ、それを葵の肛門に塗りたくった。
「ひっ!? 綾香さ……そんなとこ…!」
蜜の粘ついた感触に震える葵の腿に口付けると、瓶の口を葵の上で傾けた。
とろりと流れでる甘い蜜を葵の尻肉全体に塗り広げ、撫で回す。
「あ……っ! やだ…べたべたして…気持ち悪……んっ!」
「嘘は良くないわよ。セリオ、葵のアソコどうなってる?」
「はい、性感による分泌液でまみれています」
「そ、そんなこと……!」
ない、と言う前に綾香の指が後ろの割れ目を広げた。肉色の排泄器官が露わになった。
「――っ! やめ……綾香さん……!」
あくまで嫌がる葵の直腸に、さらに蜂蜜が塗りつけられた。
718 :
158:02/07/20 21:34 ID:8Rp+nuZt
「はぁ……あっ! やめ……き、きたな……!」
「私は気にしないわよ?」
優越感を感じさせる笑顔で言うと、奥へ奥へと蜜まみれの指を沈めていった。
「いつっ……! だめ……駄目です……!」
熱に浮かされたようにふるふると頭を振っているが、漏れる声は苦痛より淫楽に満ちていた。
「葵のお尻の中、温かいわよ。今度自分でしてみなさいよ」
「……っ! んぁ……やだ…何で……!」
すっかりほぐされた直腸を、綾香の指が形を確かめるように押し、濁った音を立てる。
止め処もなく溢れる愛液は、ショーツを浸してブルマの方にまで浸透している。
「お尻が気持ちいいんでしょ?」
つぷっと二本目の指もねじ込み、綾香が耳元で囁いた。
「んぁぁ……! ち、違います……気持ちよくなんか……あふぅ!」
デリケートな器官を抉るように圧迫され、葵の唇から嬌声が漏れた。
「いい声で鳴くじゃない。ほら、こんなのはどう?」
片手でぬるぬるする尻をこねながら、ずちゅ、ずちゅ、と二本指を素早く抜き差しする。
「あっ! くひっ! ゃ…嫌…あんっ! あっ! ひぅぅ!!」
根元まで指を突き入れられた瞬間、葵は目を見開いた。
肉欲に溺れ、まるで気づかなかった感覚。
びゅっ、と勢い良く、葵の尿道から黄金水が噴き出した。
「あ……嫌ぁぁっ!」
「あはっ、漏らしちゃったんだ、葵。……今の撮れた?」
「もちろんです」
「……だってさ。あとで見せてあげるから安心しなさい」
「……うぅ……嫌………」
ぬぷっと指を引き抜き、それを葵の口元に寄せた。
「綺麗にして。口でね」
肛内を弄り回した指を突きつけられ、葵は屈辱に顔を紅潮させた。
それでも綾香に嬲られる快感には抗えない。
腿を流れ落ちる尿の感触にまで快楽を感じながら、葵は舌を伸ばした。
719 :
158:02/07/20 21:34 ID:8Rp+nuZt
甘みの染みついた指を丁寧にしゃぶり終えると、葵は熱っぽい瞳で綾香を見つめた。
「綾香……さん……」
「いいわよ、皆まで言わなくても」
くすっと笑い、一心にカメラを構えているセリオに目配せした。
「セリオ、ビデオ撮りながら葵の肛門舐められる?」
「難しいですが……カメラの方を葵様の近くに設置しておけばよろしいかと」
「あ、そうね。じゃあその前にこのいやらしい表情をちゃんと収めといて」
「かしこまりました」
レンズが、被虐を求める葵の顔に向いた。
じっくりとその淫猥な顔を撮ると、葵の斜め前方にカメラを置いた。バッグを台にし、傾ける。
「準備、整いました」
「じゃあ葵。覚悟なさいね」
足音もなく葵の背後に立ったセリオは、軽く目礼をした。
「……では、失礼します」
セリオが葵の股下から、顔を上げて蜜の垂れる穴に舌を伸ばした。
人間とほとんど変わりない舌は、無表情に反して激しく直腸を這いずり回った。
「あっ! きゃ……ふ……お尻が…あっ! あぁぁっ!」
綾香に教え込まれたセリオの舌技は、簡単に葵を虜にした。
その堕落した葵の痴態に嗜虐心が満たされていくのを綾香は感じた。
「それじゃ、これはお漏らしした罰だからね」
綾香の腕が鋭く打ち下ろされる。
蜜でどろどろの尻を綾香の平手が打ち、びちっと濡れた音が響く。
「痛っ! な…何するんで……あっ! セ、セリオさんも…そんな舐めちゃ……!」
「ほら、もっとあげるわよ」
ばちぃっ!
「ぁぁっ!」
鍛えられた腕力での殴打は、当然激痛を葵に与えた。
だというのに、葵の喉から押し出されたのは悲鳴ではなくよがり声だった。
720 :
158:02/07/20 21:35 ID:8Rp+nuZt
葵の腰を掴み、綾香は目の奥に喜悦を湛えて葵の尻を嬲った。
「んぅ……綾香さん……セリオさ……! も…もうやめ……痛い…です……!」
「本当にやめていいのかしら? もっと撲ってもらいたいんじゃない?」
「はふ……あっ! ち…違……痛っ!」
「違わないわ。あなたはね、葵。痛いのも虐められるのも大好きな変態なのよ」
「そ…そんな……はふぁぁ! あっ! あん!」
撲たれ、舐められ、葵の上下の口から粘液が糸を引き続ける。
「セリオ、あなたもういいからビデオでこの淫乱な子を撮ってやって」
「……はい」
少し名残惜しげに答え、セリオは最後に葵の直腸を指で抉り、それをぴちゃりと舐めた。
セリオが離れるとすぐ、綾香はますます荒々しく葵をいたぶった。
思いっきりひっぱたき、返す手で逆サイドを叩く。その繰り返し。
びちっ、ばちっ、と濡れた音と共に蜜が飛び散る。
「どう? 気持ちいいんでしょ?」
歪んだ性欲を剥き出しにして、綾香は葵を虐める。
葵が被虐に悦びを感じるなら、綾香は加虐に快楽している。
「ん……あぁぁっ! 綾香さ……あっ! すごい…もっと……!」
腫れた尻を誘うように振り、衝撃を受けては嬌声を上げる。
「ほら、もっといやらしく鳴きなさいよ葵っ!」
力を強め、日に照らされる尻を真っ赤にする。
「ひうぅっ! き……気持ちよくて……も…もう……!」
「いいわよ。イッちゃいなさい」
一際強い一撃を、最後に見舞った。
「ひっ! イッちゃ……イッちゃいますぅ! あっ! あぁぁぁっ!!」
ひくひくと震えていた性器がビクンと震える。
喜悦を顔いっぱいに浮かべ、葵は絶頂の快感に震えた。
濃いアンモニア臭がしたかと思うと、葵は地面やブルマの中に放尿していた。
黄金色の放物線がめちゃくちゃに振られる腰に合わせて乱れ飛ぶ。
そんな葵の卑猥な姿に愛しさを覚え、綾香は葵の尻肉に顔を埋めた。
721 :
158:02/07/20 21:35 ID:8Rp+nuZt
「は……あっ!」
「葵、気持ちいい?」
「は、はい……あふっ!」
戒めを解かれた葵は、神社の階段に座って、綾香の命令で自慰に没頭していた。
その間もセリオは生真面目に撮影している。彼女さえ欲情しているのか、しきりに股間をさすっている。
葵はブルマを穿いたまま、胸や股間を揉みしだいている。
もはや綾香の奴隷であるかのようでもある。
「……っ! ま…また……ふぁぁぁ!」
段の上に倒れ込み、躯を痙攣させて性感を訴える。
その姿は綾香への挑発に等しかった。
「ご褒美あげるね」
短くそう言うと、葵の躯の上に覆い被さって唇を奪った。
積極的に葵が舌を絡めてくるのに苦笑し、服越しに胸を押しつける。
小さな胸と豊かな胸だが、感度は同じほどらしく、二人の嬌声はちょうど重なった。
体液と蜜に濡れた体を、二人は飽きるまで重ね合った。
「……これが御依頼されていた綾香様と葵様の性行為のビデオです」
「おお、ナイスだセリオ!」
ダビングしたテープを手渡され、浩之はガッツポーズを取った。
「サンキュ。じゃ、約束通り一晩中可愛がってやるからな」
「……はい。よろしくお願いします」
はっきりとした淫靡な微笑みを浮かべ、セリオは浩之に体を預けた。