175 :
158:
「なぁ茜」
「なんですか?」
パジャマ姿の茜が髪をほどきながら振り向いた。
「やらないか?」
「やらないです」
直球勝負に出たら即打ち返された。だがこの程度で諦めるようなら茜と付き合うなんて不可能だ。
「オレはすごくしたいんだが」
「嫌です」
「激しく乱れる茜だって可愛いんだぞ」
「……嫌です」
「でも茜、さっきからそわそわしてないか?」
「気のせいです」
……例によって茜の嫌ですバリアは強固だ。しかしオレは挫けない。
「よく見ると股の所が心なしか湿ってるように見受けられちゃったりしちゃうんだが」
「目の錯覚です」
少し声が裏返った。……よし、読み勝った。
おもむろに茜をベッドに引きずり倒し、呆然としている間にパジャマの下を剥ぎ取った。
「ちょっ……浩平!?」
純白のショーツの中心はハッキリと湿っていて、中の秘裂が透けて見える。
「これも目の錯覚か?」
「……汗。汗です」
顔を逸らし、自分に言い聞かせるように呟いた。たしかに冷や汗もかいてるみたいではあるが。
「へぇ、茜の汗ってこんなに粘ついてるのか」
ショーツの隙間に指を滑り込ませて離すと、きらきらと糸を引いた。
「……っ! や、やめてください……嫌で…あっ!」
押さえつけた腕から逃れようとする茜の性器を、指の腹で何度も撫でた。
176 :
158:02/05/10 23:47 ID:15fo6ODG
ショーツはますます湿り気を帯びて、触れる指先にしっとりした感触を伝える。
「感じてるんじゃないのか?」
「はっ…ぁ……そ、そんなこと…ないです……」
ふるふる首を振って否定するが、口からは堪えきれずに甘い声が洩れる。
「本当に?」
「あっ……! 感じて、なんか……」
「そっか。じゃあやめるか」
「……え?」
突然愛液を止めて体を離したオレを、茜は呆気にとられて見た。
「茜が感じてくれないんじゃ楽しくないからな。今日はもう寝るか」
悪戯っぽくそう言うと、茜は涙目で起き上がった。
「嫌……やめたら嫌です……!」
「だろ?」
「……あ……」
しまった、と言うように赤面して俯いた。そんな茜を今度は優しく横たわらせた。
「気持ちよくなりたいんだろ?」
「……」
こくん、と頷いたのを確認して、ショーツをそっと脱がせた。
その下には既に濡れそぼった膣が異物の侵入を待ち受けていた。
開いた花弁を指先でなぞるだけで、茜は身悶えした。
「んっ……は…ぅ……!」
二度、三度となぞるうちにとろとろと愛液が溢れ出てきた。
熱に浮かされたように惚けた表情を見て、指を挿入して粘膜を撫でた。
「ふぁぁ! あ…ん……こうへ……!」
ひだが指を柔らかく締め付けてくる。
よく締まる茜の中は、人差し指一本だけでも圧迫感を感じる。
177 :
158:02/05/10 23:48 ID:15fo6ODG
もう一本指を挿れようかと思ったその時、茜がおぼつかない手つきでパジャマのボタンを外し始めた。
「茜?」
やがてボタンは全て外れ、はだけたパジャマから小振りながら理想的な形の乳房が覗いた。
「は…ぁ……つ…続けて、ください……」
小さく喘ぎながら、茜は震える手で自分の胸を掴み、まさぐり始めた。
ベッドの上での茜は普段の様子からは考えられないほど大胆で性に貪欲だ。
それに応えるように中指を挿入した。茜の体が快楽に跳ね、スプリングが微かに軋む。
「あん……は…ぁぁ……っ!」
茜は茜で、オレに弄ばれながらも乳輪を撫で、硬くなった乳首を摘んでいる。
茜が激しく悶えるたびに、散らばった長い髪がさらさらとシーツの上を流れる。
「浩平……! ……あ…くふ……っ……!」
涎を零し、自分から大きく股を広げる姿は明らかに羞恥より肉欲に満ちていた。
試しに愛液にまみれた指を口元に寄せると、茜は夢中でそれをしゃぶった。
さらに煽るようにぐちゅぐちゅと大きく音を立てて攻めると、一際可愛い喘ぎ声が響いた。
「あ……はぅ……も、もうダメです…! あ…ふぁぁぁぁぁっ!!」
指が激しく締め付けられ、茜の体が大きく跳ねると同時。
もう一つの穴から淡黄色の溢れた。
「はぁ……あ……っ!」
視認して初めて気づいたのか、自分の股間を見た茜が目を逸らした。
イッた拍子に抑えが利かなくなったんだろう。
「み…見ないで……!」
「見事に漏らしてるな」
茜の言葉に耳を貸さず、腿や股を伝って生暖かい液体が零れるのをじっと見た。
指を挿入したままの手にかかるが、気にもならない。
178 :
158:02/05/10 23:48 ID:15fo6ODG
「やめ…お願い! 見ないでくださいっ!」
「お漏らしするとこまで可愛いんだな、茜は」
指を抜き、ちょろちょろと尿を吐き出し続ける穴の周りを撫でた。
鼻を突くアンモニア臭さえも淫靡に感じる。
「は…ぐ……嫌です……恥ずかし……!」
ゆっくりとした放尿はなかなか止まらず、シーツに地図を描いていく。
顔を真っ赤にして、錯乱しているのか頭をブンブン振っている茜がこの上なく愛おしかった。
出し切って、最後に数滴の飛沫を散らした尿道を舌で拭ってやった。
塩辛くて、なんとなく茜の味がした。
「……酷いです」
すんすんと鼻を鳴らして、茜が悲しそうに呟いた。
それを見て少し罪悪感が沸いた。
「あ……いや……あんまり可愛かったんで、つい……」
言い訳するオレを、茜は冷たい目で睨んだ。
「……ごめん」
その怒気に圧倒されて思わず謝ると、茜は突然ふっと微笑んだ。
「……わかりました」
「……いいのか?」
俯き、「よくはないですけど……」と拗ねたように言うと、もぞもぞと体を動かし始めた。
その上半身が、オレの下半身に近づいてくる。
「……あの、茜さん?」
「お返しに、浩平の出すところも見せてもらいます」
珍しく悪戯っぽくそう言うと、茜は既に勃っている肉棒に舌を這わせ始めた。