当確が出たところで

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139ユズ葉
――意識が戻った時、地獄車は地面に体を押し付けるようにして倒れていた。右手はブルマに突っ込んだままだった。
はっとして部屋の片隅を振り返るが、そこには変わらずブリッジ姿勢のままのまことがいるだけだ。
こちらが1人で絶頂を迎えてしまった事に気づいた様子はなく、荒く息をするのみである。先刻の悪戯による影響か。
そして。
(……うそ……)
そんなまことの艶かしいポーズをみていると、股間へ沸きあがってくるものが再びあるのだ。
一度果てても何度も欲しがってしまう体質というのを聞いた事があるが、地獄車自身、どうやらそれのようだった。
(ようするにわたし、えっちなんだ……)
そういうことを考え付いただけで、胸が高鳴りだしてしまう。
ブルマをパンティごと脱ぐと、その中身だけ出して再び穿いた。
自らの愛液にまみれたそれが指を濡らすとそれだけで……
(……全く、どうかしてるよ……)
大丈夫。ここは密室だ。あとはあの小生意気な妖精の唇すら塞いでしまえば。
地獄車はもはや震えるだけのあの幼い供物へにじりよっていった。