115 :
ユズ葉:
「え、ブリッジ?」
体育の時間に使った用具を片付け終わったまことは、
片付けを一緒にしていた地獄車にそう聞き返した。
「そーよ。出来るかって聞いてるの」
「そのくらいできるに決まってる!」
馬鹿にされた気がして、ムキになって言い返した。
地獄車はそんなまことに「はいはい」と手を振って、部屋の片隅に敷いてあるマットへと招いた。
「じゃあ、やってみせてよ。そう……1分くらいはね」
「い、1分?」
「……出来ない? 無理? やっぱり?」
「で、出来るって言ってるでしょ!」
そうは言うものの、まことの小さな胸は激しく脈打っていた。自他ともに認める運動音痴なのだ。
(大丈夫……たかがブリッジぐらい……)
息を吐いてマットに寝転ぶ。
「……待って。ストップウォッチとってくる」
「もうっ、たく、はやくしろ!」
116 :
ユズ葉:02/03/20 16:24 ID:lm41juG9
ガラガラ……と戸が動く音がして、やがて地獄車が戻ってきた。
「はい、じゃあはじめていいわよ」
「こなくそぉっ」
準備態勢に入ったまことは、気合をいれて腰を上げた。
(……なんだ。こんなの楽勝じゃん)
意外にブリッジの具合が良いので、まことはほっとして地獄車の方を向いた。
すると、彼女が抱えているものが、やっと目に入る。
(ね、ねこちゃん?!)
それはストップウォッチなどではなく、すやすや寝息を立てる子猫だった。
学校の近くに住み着いていて、まことも良く可愛がっている。
今も(可愛いなぁ)と、思わず優しい目になってしまっているまこと。
その横を地獄車は猫が目を覚まさないようにソロリソロリと近づき、
疑問の表情を浮かべるまことの隣でしゃがんだ。
そして「2−1 さわたし」と縫いつけられた体操服の上に手が伸びて……
117 :
ユズ葉:02/03/20 16:25 ID:lm41juG9
「!!」
まことはただ驚いて地獄車の顔を凝視する。
地獄車の指が、まことの胸をなぞっているのだ。
「て、手前ぇ! やめろっ」
地獄車に飛び掛ろうとするが、
「下手に動くと、猫がつぶれちゃうわよ」
(ね、ねこちゃん……)
そういわれると、動けなくなってしまう。
知っての通り運動音痴なので、
下のものに乗らずに上手く起き上がるなんていう器用な事は、まことにはかなりの難問だ。
そして猫を潰すなんてことは、まことにはそれ以上に考えられない事だった。
「やめろ、やめて、起こして……」
「ふん。……あれ? ここ……」
地獄車は、ピクピクしてしまうまことの反応を物珍しげ、或いは冷ややかにみていたが、
何かを見つけたように口を尖らせて立ち上がった。
それは、まことがより顕著に反応してしまう点。掌でくりくりと……
「ひ、ひぃんっっっ」
「へぇ……さわたしはここが感じちゃうんだ……乳輪、普通より大きいんじゃない?」
どこかうっとりしたような声で地獄車は呟いた。
反り返っているまことには見えなかったが、まことを弄らない方の地獄車の手は、
自身のブルマの中心を擦っている。それは何かを迷っているような動きでもあった。
118 :
ユズ葉:02/03/20 16:25 ID:lm41juG9
一方のまことは必死だった。このまま刺激を受け続ければ、すぐにも崩折れてしまうだろう。
「やめて、やめてよ、おねがいだから……!」
「……」
流石に聞き入れたのか、まことの胸から感触が無くなった。
――地獄車の遠ざかる気配がした。むこうでゴソゴソと何かの音が聞こえる。
「はぁ……はぁ……はぁ……」
肩で息をしながら、姿勢を整えようと務めるまこと。
その吐息の合間に、地獄車の声が聞こえる。
「……助けて、あげよっか?」
「……え? むぐっ!?」
荒い息の混じった声が聞こえたと同時、まことの口に何かが詰め込まれる。
まことの腹に、ヒヤリと風があたる。
「可愛い……」
そして一気に胸までが、倉庫の冷たい空気に触れた。
地獄車がまことの体操服を捲り上げたのだ。
3ヶ月前に8歳になったばかりのまことが、ブラジャーなどはしているはずも無いので丸出しだ。
「!」
「大丈夫。助けてあげるって、言ったでしょ……」
双丘というには起伏の乏しいまことの胸の向こうに、地獄車の顔が見えた。
「少し、起こしてあげる……」
確かにまことの腕にかかる体重が軽くなった。
だがそれで状態が良くなったかといえば、むしろ……
119 :
ユズ葉:02/03/20 16:26 ID:lm41juG9
荒い息が肌にかかると、次の瞬間地獄車は、小さな桃色の突起を口に含んだ。
「!!!!!!!!!!!!!!!!」
まことは声にならない叫びをあげる。
口のものを吐き出そうとするが、思うように出てこない。
チュッ、チュッ――
始めはゆっくり唇でついばむ。が、やがて我慢が出来なくなった地獄車はまことの体を抱きしめる。
腰に地獄車の体が押し付けられる。
チュパ、チュパ――
先ほどまでより大ぶりにまことの乳首を吸い上げる。そして甘噛み、舐め立て、吸い上げ――
片手で抱きしめ、もう片方の手の指先で空いた側の乳首を弄り回す。
(いやっ、いやっ)
懸命にまことは首を振るが、地獄車は構わず敏感な部分を蹂躙する。
次第に動きは小さくなる……けれども、今度は舌まで使い、執拗にねぶりあげてくる。
120 :
ユズ葉:02/03/20 16:26 ID:lm41juG9
「フッ、フッ、フッ、フンッ、フンッ、フンーッ!」
(も、もう駄目!)
反復の弱くなった時を突いて、一か八か、まことは腰のばねで起き上がりを試みた!
(地獄車をつかみさえすれば……!)
「フンーーーッ」
全力を使い、反動をつけて跳ね起きる。思っていたより力が残っていたようだ。
途中でもう一度反動をつけて、目の前の地獄車へ手を伸ばす。
……だが相手の体に届くべくも無く、やや上体が起き上がっただけで限界だった。
――地獄車の体操服はまことと同じように胸まで捲りあがっていた。
恍惚としながらまことの淡い乳首を弄りつつ、自分のそれをまことの体に擦りつけている――
ピクッ、ピクッ、ピクッ
小刻みに反応するのはまことばかりではないようだった。
その様子を見て、まことはより性感を昂ぶらせてしまった。
(うう…………)
これ以上体は上がらないと悟る。まことは諦め、何とか手をついてブリッジの体勢に戻った。
弾みで目蓋にたまっていた涙が零れ落ちた。
121 :
ユズ葉:02/03/20 16:27 ID:lm41juG9
「……ねぇ」
ふと気づくと、あの執拗なねぶりはやんでいた。
いつのまにか地獄車は起き上がり、再び指先でまことの胸をなぞるにとどまっている。
性感を呼び起こされた今では、それだけでも絶え難いものだったが。
「なんでこんなことをするかわかる?」
そしてまことの泣き濡れた顔を見下ろす瞳には、終わりの意志は見えない。
「さわたしの煽りって、実はあまり好きじゃないのよね……
これでも自分では心が広いと思ってるんだけど、それももう限界って訳。
今まで我慢してきた、これはそのお返しなのよ?」
すると地獄車の視線が移動した。顔、胸、腹、……それをさすられる。
(んんんーーっ!)
いけないとは思いつつ、それは意思に逆らって、敏感に反応した。
「……あれ? はみパンしてるじゃない。なおしてあげる」
腰がモゾモゾする。地獄車はブルマのふちをいじっているようだった。
慌てて嫌がって腰をひねるが、抵抗の甲斐なく一気に引きおろされた。
「白か縞々かどっちかかなと思ってたけど……まさかくまさんパンツとはねぇ」
(……好きなんだもん……)
「ほら見てよ、このクマ、よだれが凄いよ。それとも汗かな?」
ただでさえブルマで蒸れるのに、地獄車の仕打ちでびしょびしょになっていた。
そしてまことはわかっていた。地獄車の目がいまや、一点に注がれているということに。
「それにしても、このクマずいぶん鼻高いのね……ところで、私、知ってるのよね」
――それは絶対に知られてはならない秘密だった。
最後の下着が下ろされると、それは勢いよく顔をのぞかせた――
122 :
ユズ葉:02/03/20 16:27 ID:lm41juG9
男子にあって女子に無いもの。それをまことは持っていた。
まことには見えない位置だったが、先ほどからの性的興奮でそそり立っているのは明らかだった。
「……いやらしい……」
ツン、ツン、弾かれると、逆にその刺激でそそり立ってしまう。
(……もうどうにでもなれっ)
服を身に付けてはいるが、上も下も大事な部分はもはや隠れていないので、半裸というよりは全裸も同然だった。
「へぇ……こうなってるんだ……」
これ以上ないほど恥ずかしかったが、この状態は逆に結構気持ち良かったりもした。
――息を吸う、声が聞こえた。
(………………えっ!?)
幼いまことは、無論のこと包茎である。たまに自分でも弄っていたので、皮をむかれたのはわかった。
だが次に何をされたのかを知るには視覚と経験が足り無かった。
ただチュパ、チュパとかすかに音が聞こえ……竿が以上に気持ちよくなるのは感じた。
そして尻を撫でられ、穴を擦られ、竿の下の……
(!!!!!!!!)
嬲られ、嬲られ、嬲り尽くされ、まことには、性感帯が破裂しそうだと思えた。
体を反り返し(あんッ)絶頂が(ああ――――――――――――――――ッ!!!!)間近
――にぃ
(――――――――――――――っ?)
遂に限界がきた。まことは崩れ落ち、その股に顔を埋めて地獄車もともに倒れた。
二人の視線の先には子猫が一匹、無垢な瞳でこちらを見ていた。
(あ……起きたんだ……)
はじめに起こせばよかったのだと、まことはその時気づいた。
123 :
ユズ葉:02/03/20 16:28 ID:lm41juG9
子猫はにぃ、と鳴くと跳び箱を駆け上がって窓から出て行った。
「ん、んぐっ、けほ、けほっ、けほ…………はぁ……」
我に帰ったまことは、口の中のもの取り出して咳き込んだ。見るとそれは白いパンツ。
「……待てよ」
逃げようとする地獄車を呼び止める。
それでとまる訳は無かった。けれども足を出したら見事に引っかかった。
マットの上なので特に怪我はしていないようだ。
まだ逃げようとする地獄車の腕を捕まえ、突き倒す。
「あ、あのね、はじめはちょっとした悪戯のつもりだったんだけど……」
「うぜぇよ。ぐだぐだいうな」
「……」
地獄車は恐る恐る振り返る。そして目を見開いた。
「お前、欲しいんだろ?」
下を全部脱ぎ捨てたまことは、もはやそれを覆い隠す事をやめていた。
目の前に突き出された逸物を見て、地獄車は生唾を飲み込んだ。激しく動悸を打つ胸。
絶頂のギリギリで話されたそれはヌラヌラ輝きながらいきり勃っていた。
怯えた目をしながらもうなずく地獄車。
堪え切れなくなったまことは硬いマットの上に押し倒す。
(だから、パンツを脱いだんでしょ?)
ブルマの隙間をこじ開け、一気に肉棒を突き立てた――!