葉鍵板最萌トーナメント!!決勝 Round171!!

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607名無しさん@あははー
[小さな幸せ(1/6)]
「あははははははははははー」
佐祐理さんの声が狭い6畳の部屋の中に響き渡る。
「あは、あはははははははー」
これだけ大きな笑いとなると…多分隣の部屋だけでなく、このアパート全室に聞こえているだろう…
「さ、佐祐理さん…もう少し声を小さくして…」
「あははははーっ、ふぇーなんですかー?祐一さーん」
とろーんとした瞳で下から俺を覗き込み、俺をみつめる佐祐理さん…
ピンク色に上気した頬、それと少し乱れた髪と服…そして、何故か頭についているうさみみ…
もう少し姿勢を低くしてくれたら胸の谷間が…
っとと、イカン!イカン!!
「だから、もうこんな時間なんですからもうちょっと声を小さくして下さいって」
半ばお酒の缶に埋もれかけた時計の針はすでに深夜の1時を回っていた。