葉鍵板最萌えトーナメント!!準決勝 Round165!!

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【孔明大論陣@千鶴其の参】

孔明「他に何か?」
重臣「ならばお聞きいたす! 緒方理奈支援隊、それはまさに天下を一飲みにせんとする勢い
   でござるが、先生は何か対策がござるか?」
孔明「神の軍団と言われていますが、実際は数少ない強烈な支援者達だけでしょう。それも数
   々の破竹の勢いに便乗した者達を合わせての軍団、いわゆる烏合の勢です。恐れる事は
   ございますまい」
重臣「ははは、これはおかしい。緒方理奈にさんざんな目に合わされ、せっぱつまってROM
   に助けを求めながら恐るるにたらぬとは言葉が過ぎませぬか?」
孔明「あなたは兵法に<信兵は実に戦う>というものをご存じないのか? わが君千鶴の兵は
   仁義の兵なれど、わずかな数。それでは神の軍団の衆にはかなわず、だから一端退いて
   時を待っている」
  「それにくらべ、こなたのROMは精鋭、時間共に充分。その上葉鍵という業界の潮流を
   辿り、資質も力も充分ありながら、トーナメントに対しておめおめ参加しないとは卑怯
   千万。それから見ればわが君千鶴はわずかの兵でも緒方理奈に立ち向かおうとするその
   態度、緒方理奈恐るるにたらぬと申してもおかしくなかろう」
重臣「・・・・・・」
  「孔明! おぬしは昔の蘇秦、張儀の詭弁を見ならってこの国に遊説しにやってきのか!
   それが目的か!」
孔明「あなたは蘇秦、張儀の弁のたつ一面だけを知り、両人まことの豪傑であることを知らない
   と見える。蘇秦は六カ国の宰相の印を持ち、張儀は二度まで秦の宰相となった。いずれも
   国家を支える大人物ですぞ。おどしに乗るような人物ではござらぬ」
孔明「だが、あなた達は緒方理奈の快進撃を見たくらいで、死を賭するまで思い、悩む事も
   せず、安易な流れだけで票を投じようとする身、蘇秦、張儀を語る資格がござるか!!」
重臣「む・・・・・・」