葉鍵板最萌えトーナメント!!準決勝 Round165!!

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118SYNTH@初投稿
緒方里奈支援SS:[幕を閉じて] 1/3

「ふぅ…」
火照りを冷ますように、息を吐く。
いつものように歌を歌い、いつものようにステージを降りた。
こうやって息を吐くのも、いつものとおり。
ただ、今日はそれがなぜか重い。
ステージ中に何度もちらついた、あの人の幻影。
知らず知らず、あの人を探していたのだ。
居るはずの無い、あの人の影を。
「割り切ったハズだったんだけどなぁ…」
少し、自嘲気味に笑う。
唐突に現れて、気がつくと私の心に居た、彼。
最初は、友達の彼氏。
そのうちに、気の合う友達。
だけど、私の心は……。
気がつくと、彼の為に歌っていた。
気がつくと、彼の為に笑っていた。
でも、彼が笑いかけてくれたのは、彼女の友達の緒方里奈だった。
それ以上でも、それ以下でもなく。
119名無しさんだよもん:02/03/05 04:22 ID:e9AMPiWK
[[LK5-Jo13DHT/]]
フングルイ=ムグルウナフー=チズル=タ=カヤマ=ウガ=ナグル=フタグン

..死せる<<千鶴>>が、タ=カヤマの家で、夢見ながら待っている..
120KGC@割腹:02/03/05 04:23 ID:T5BkU58Z
sageるの忘れました。


       / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       | 皆さん! 弾薬が足りませんよ! もっと支援を下さい!
       \_____  ________________
                ∨
                      / ̄ ̄ \ クイノナイヨウニネ!
      /\     _. /  ̄ ̄\  |_千鶴__.|     / ̄\
     /| ̄ ̄|\/_ ヽ |_千鶴_|∩(・∀・ ||┘  | ̄ ̄| ̄ ̄|
   / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| ソ(ヮ`ソl| ||┘ _ユ_II___ | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
   / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄|( ” つつ[三≡_[----─゚   ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
  / ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄| ./! ̄⌒\ ||  / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄|
 / ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄]!_丿\____.ゝ.||| | ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄| ̄ ̄
              ̄ ̄   (丿丿 /|\
121名無しさんだよもん:02/03/05 04:24 ID:iFCIokHB
122名無しさんだよもん:02/03/05 04:24 ID:tbke1XN/
>>102=なにがしさん

http://www.bj.wakwak.com/~a_sato/img-box/img20020305042348.jpg

私も寝る気だったのに(笑
123N:02/03/05 04:25 ID:awct5kJ2
色々と千鶴さん支援の方向性を模索中。
自分の力量不足が悔やまれる〜。

セリオの時も思ったけど、千鶴さんの相手って支援攻撃
すごくない?(汗)
124理奈支援母乳SS「緒方家の夜」:02/03/05 04:26 ID:+nIo5Wdx
 緒方理奈。19歳。
 アイドルとして、人気絶頂の彼女。
 知らない者はいないというほどの有名人の彼女にも、誰も知らない素顔がある。

「ふう……」
「おつかれ、理奈」
 理奈は、兄であり上司である緒方英二と一緒に帰宅。
 時間はもう、午前0時を過ぎている。
「はぁ…はぁ…」
 理奈の、息が荒い。
 それは、疲れているというだけではなく。
「理奈、大丈夫か?」
 英二が声をかける。
 理奈は、とさっ、と英二に体を預けかける。
「ダメ……兄さん、お願い……」
 色っぽい声で、理奈は英二に懇願する。
 理奈のいつもの、お願い。
「分かったよ、理奈」
 英二が、理奈の体をぎゅっと抱く。

 上着をはだける。ブラジャーを取り去る。
 ぷるん、と弾力ある豊満な胸。
 スカートが、すとんと床に落ちる。
「兄さん……」
 理奈が、切なく口を開く。
125名無しさんだよもん:02/03/05 04:26 ID:HsEStWh3
>113
Angel Night 〜天使のいる場所〜(PSY・S)だね。
シティーハンターで使われてた。

Angel Voice 名を呼んで耳済ますEcho
Shining Smile 風に散る花びらとKiss
Angel Voice 新しい懐かしいEcho
Shining Smile 急がずにありのままKiss
126名無しさんだよもん:02/03/05 04:26 ID:3TmPJCPz
[[LK5-.CzLMQi0]]
<<千鶴>>に一票。
ゲームで泣いて徹夜したのは貴女が始めてでした。
127名無しさんだよもん:02/03/05 04:26 ID:xlGwlgyK
>>105
イイ!!
萌えたよ。
鍵っ子なんで投票するつもりなかったけど<<千鶴>>に一票入れるよ。
って、俺、母乳属性あったのか?(汗
128SYNTH@初投稿:02/03/05 04:26 ID:vbNzj2HB
緒方里奈支援SS:[幕を閉じて] 2/3

「―――…はいよ、お疲れさん。」
一人だったはずの楽屋に、もう一つのぬくもり。
「…兄さん、いつの間に…」
目の前に差し出されたコーヒーを受け取り、振り返る。
そこには、いつものあの顔。
時々イライラすることもあるけど、こういう時はなぜか安心できる表情。
「今日は笑顔が曇ってたな?」
そのままの表情で、軽い調子で兄さんは言う。
私は勤めて明るくしていたつもりだったけど、兄さんには見抜かれていた。
でも、私はその言葉に動揺することもなく、
「そう?兄さんがちゃんと見てないだけじゃない?」
と、少し笑いながら答える。
それを見て、兄さんもふっと笑う。まるですべて理解しているように。
その笑顔に、なぜだか想いがこみ上げる。
「―――…っ!?」
不意に、抱き寄せられる。
驚いて、兄さんの顔を見ようとしたが、その前に頭をぽんぽんと叩かれる。
「……どうした?」
その手と同じくらいの優しさで、聞いてくる。
129SYNTH@初投稿:02/03/05 04:27 ID:vbNzj2HB
緒方里奈支援SS:[幕を閉じて] 3/3

おそらく兄さんは、すべて知っているのだろう。
そのうえで、あえてこういうことを聞いてくるのだ。
私は思わず、泣きそうになる。
だけどそれを抑えて、ギリギリの明るさで言う。
「……私、フラれちゃった。」
そう。私はフラれたのだ。
友達の彼氏の、あの人に。
でも、兄さんはそれを聞いても、態度を変えることはなく、
「……そうか。俺もだ。」
笑って、私と同じようなことを笑いながら言う。
「……ぷっ…ははっ…」
何故だか、私も笑いたくなってくる。
「…ふふ…私達、冴えない兄妹ね…。」
眼をこすりながら、すぐ上の兄さんを見上げる。
「そうだな。冴えないな…。」
兄さんも冗談のような表情で返す。
頬を伝う雫と。
優しく包み込む兄の手と。
その二つが、私のカーテンコール。