葉鍵板最萌トーナメント!! 準決勝 Round164!!

「――これなんだけどさ、けっこう良い役だと思うんだけど」

兄さんが仕事を持ってきた。新作ドラマのヒロインの一人らしい。
どうやら、兄さん自ら取ってきた仕事のようだ。たまにこういうことがある。
自分がやらせたい仕事だと、少々強引にでも話をつけてしまうのが兄さんだ。
とりあえず、詳細に目を通してみる。


　　お兄ちゃんのことが大好きな、１２人のいも――


――読み終わらないうちに、私は兄さんの顔面に、渾身の右ストレートを放っていた。
驚くほど綺麗に入った。
眼鏡が宙に飛び、鼻血がきらきらと舞い散る。

「ひどいじゃないかぁ……理奈ちゃん。ちゃんとした仕事だぜ？」
「なんかっ！　兄さんがわざわざこの仕事を取ってきたのが気に障るのっ！」

鼻を押さつつ弁解する兄さんを、一喝して黙らせた。
――明らかに、純粋な仕事として以外の意図が感じられる。

当方ケーブルです。

[[LK5-J1RcOrk/]]
<<千鶴さん>>に1票なんだよもん。
理由？だってかわいじゃないですか。特に胸のあたり...（遁走。

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│　　　　　　　　　　　　　∩＿∩..　　　　　　　　.■■血■溜■｜
│　　　　　　　　⊂>>331⊃｡Д｡）⊃. 　　　　 　　　■■血■■｜
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│　　　　　　　　　　　　　 ﾉ⊂)i介!つﾐ　　 　 　' '' ' ' '' '' ' 　 　　 ｜
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│　　（｡Д｡⊂>>342`つ 　　　　　　　　　　　　' '' ' ' '' '' '　 　　　｜
│　　　' ' '' ''' ''' ' ' ' 　　Now Cleaning.　　　 　　　 　 　　　　　　｜
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│　　　　　そのまま死体に埋もれてお待ちください.　 　　　　　|
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[[LK5-wYe3hll0]]
黒髪スキーとしては<<千鶴>>さんに入れねばなるまいて。
偽善者万歳！（ぉ

そのドラマの原作は、最近人気のゲームか何からしい。
何人かの妹（かなり多いらしい）が兄のことを慕ってきて、
ひたすらにイチャイチャするという、なんとも微妙な作品のようだ。

別段、作品自体に嫌悪感があるわけではないが、
兄さんから直々にこれをやれと言われると……はっきり言って抵抗がある。
ありすぎる。

「兄さんは私にに、『お兄ちゃん……大好き★』とか言わせたいわけ！？」
「うん」

この男、言い切った。

「……あー、いやいや、違う。本当はこっちの子」
「……どの子？」

兄さんは資料をめくり、英国風の衣装を着た八重歯の女の子を指さした。
台詞を見ると――なんか、「チェキ！」とかたくさん書いてあった。
……日本語？

「ほらぁ、理奈にそっくりじゃないか。髪型とか、目の感じとか」
「…………」
「『兄さんのハートに、チェキチェキ、チェキよ！』」
「…………『兄チャマ』って、書いてあるように見れるけど？」
「おおっと、つい口に出たか」

……なんか、頭が痛くなった。

>>368
その形式では無効になてしまうという罠
<<>>でないと無効になってしまうぜよ

[[LK5-9.YbJqK.]]

貴女がいなかったら、此の世界を見ることは無かったろう
貴女がいなかったら、此処にいることは無かっただろう
<<千鶴さん>>に１票。

当方ADSL。

【千鶴＠闘争の狼煙SS其の弐】

『ぐわぁぁぁ･･･』
『何やつ！？』

耕一「敵を仕留める爪の数々は、腕に習った鬼の力！」
柳川「･･････ま、何かの縁だ。心配なぞいらぬ！」
耕＆柳「【痕】が鬼二人、柏木耕一、柳川祐也ここにありィッ！！」
千鶴を守るかのように鬼の力を行使して敵を薙ぎ払う二人。
耕一「よく頑張ったね千鶴さん！　貴女の姿に今は亡き俺の親父の教えを見たよ！
　　　血の絆ってヤツは、こういう時にこそ、その意味もあれば価値もあるんだ！」
柳川「――ふ、ならば柏木千鶴よ、ここは俺達に任せろ！」
熱き鬼の力が渦巻き千鶴を導いていく。
千鶴「ありがとう、耕一さん、柳川さん！」

『たかがエロ大学生と腐女子受け警部補！　加えて貧乳＆偽善者如き生かして行かせてなるものか！』
更に強まる支援者達の猛攻！
だが――！

[[LK5-Fc1HV9P/]]

千鶴さんも好きだがここは<<理奈>>に入れるよ。
こんなに萌えたのは彼女が初めてです。

作品そのものは別にいい。どういう層がターゲットなのかを考えると、
寒いものがないわけでもないが、仕事は仕事である。そこに抵抗はない。

兄さんが私に、こんな台詞を言わせたがっている、というところが問題だ。
単に、兄視点でのすけべえ根性でこの仕事を持ってきたなら、それは軽蔑に値する。
何だかんだ言って、実の妹としては……。

「……ふんふん、この子もいいなぁ。由綺ちゃんもこういう路線で売り出そうか。
　『ふえ〜ん、由綺、転んじゃったぁ〜〜』とか……いいな。うん、いいかも」

私が黙っていると、兄さんはなにやら空恐ろしいことを呟いていた。
頭を強く打ちすぎたのだろうか。

「しかし、この設定自体がいいなあ。
　まあ、俺も昔は、これに負けないくらい妹にベタベタされていた気もするけど」

……ああ、やっぱりそういうことか。
腹をたてながらも、まあ、いつものことだと押さえ込む。
人に何かしてもらいたい時、「〜〜してくれ」って言わないのが兄さんだ。
だから、こういう当てつけがましいことも平気でする。

「そうね。私、ちっちゃい頃は、お兄ちゃん大好きっ子だったから」

この台詞、嫌味を込めるつもりが――意外なほど素直に言えてしまった気がする。
兄さんが驚いた表情でこちらを見た。
……この表情も、最近の私に見せる中では、とてもレアなものだった。

<<オガタリーナ>>に1000モナー

当方ADSLです

ハカギー氏、船橋市民？

>>244
編集長！広告主の名前が、名前が…！

>>268
どもども。
最萌本戦で狩れるのも後残り一日だけになりましたな…。
共に頑張ろうではないかっ、同志よっ！！

[[LK5-Tod2I5U1]]

綺麗なお姉さんが好きなので
<<柏木千鶴>>さんに一票。
両方とも未プレイですが、過去に
保科智子、牧村南、緒方理奈、緒方理奈、水瀬秋子、
柏木千鶴、柏木千鶴、柏木千鶴、柏木千鶴、柏木千鶴
と投票してきた私としては千鶴さんのほうに頑張って
欲しい。（しかし過去の投票をすべて遡ってみると
気づかなかったがどうやら私には年上属性があるようだ。）

[[LK5-TV/c0D41]]
決して弱音をはかない孤高のアイドル。
でも、たまに見せる弱音を見過ごさないでいたい。
守ってあげたいと思える
<<緒方理奈>>に一票...それにしても

よくぞ、ここまでというのが正直な感想です。皆さんの熱い支援に多謝。
ＷＡやってみるの声も日増しに増えててなんか感無量。皆さんの熱い声援に多謝。
別に自分が作ったわけでもなんでもないのに変な気持ちだと自分でも思う。
ＷＡには不遇の名作の言葉がふさわしいのかなと思いながらも
やっぱり日の当たる場所に少しでもいてほしいとも思うアンビバレンツな状態です。

冬が終わり、春も間近の３月。春の訪れとともにＷＡはどうなってしまうのかと考える今日この頃。
淡雪のように解けて消えるのか、それとも皆の心の中に解けない雪として残ってくれるのか。
そんな想いを抱きつつ今日の試合を拝見したいと考えています。

[[LK5-WTOo6bN/]]

　うにゅ....最萌え投票も今回をいれて残り二回だけですね・・・。(参加し始
めたのは一回戦の終盤からですが)　準決勝2戦、どちらに投票する
か…うーん、WAは未プレーなんですが、今まで支援等を見てきた限り
では、純粋に萌えという観点ではこちらですねぇ...というわけで

『あのね』『<<緒方理奈>>さんに一票なの』

・・・うーん、千鶴さんも捨てがたいんですけどねぇ...

【千鶴＠闘争の狼煙SS其の参】

＜其の時、凛と響き渡る叫びが木霊する！＞

「そうはいかないよ支援者達！」
柏木姉妹「命知らずはかかってきなさい！」
梓「隆山温泉の柏木が姉妹！　梓！」
楓「――楓」
初音「初音達が！」
柏木姉妹「姉妹と言う名の盾になろう！！」
過去と現在が交錯し、全ての因縁が彼女達に力を貸す！

『ぬおぉぉぉ！』
『うわぁぁぁ！』
『おのれこしゃくな！　散れ！　散れ！　散れ！』

長瀬「遅れをとるなぁ！　日吉かおり！　相田響子！」
か＆響「おお！！」
かおり「狙った先輩･･････じゃなかった、獲物は逃がさぬと！」
響子「二人の後には跡は残さず！　･･････ま、記事のネタは残しといて欲しいけど」
か＆響「（とにかく）逃げればその場で召し捕るぞ！！」
互いの特異なパワーが支援者達からの攻撃を緩和させた！！

てへっ、が殺人的に可愛い
<<千鶴>>さんに
ｲﾋﾟｮｰｳ（･∀･）

>>165
　「沈黙の艦隊」を持ってくるとは。最初、セリフのきわどさにドキリとしたけど、
　次第に興奮が湧き上がってくる感じがイイですね！

>>184
　「天然ですか…」と「あなたとは敵として〜」の段階で爆笑。
　頂点まで後二つ、頑張って下さい。てへっ。

>>263
　この蛇のような執念は…。決勝戦がコワイ……(^_^;)

>>271
　なんだか良くわかんないけど、『地獄組の女』（SABE著）を思い出して
　大笑いしてしまった…。>>301の、『賢治が愛用し』って………。

この言葉には、何の誇張もない。
思い出すのも恥かしいが、それこそちっちゃい頃の私は、
世界で一番、このお兄――

　　――そういえば。
　　私はいつから、「お兄ちゃん」と言わなくなったんだっけ――？

「まあ、やっても良いわよ。あんまり気は乗らないけど」
「そうか？　うん、まあ、それならいいか」
「『はい、理奈、頑張ります☆』」

兄さんの顔が硬直した。
これは、レアどころか――兄さん、こんな顔もできたんだ……？

「『お兄ちゃん……大好き☆』」

小さい頃、きっと同じ台詞を言いつつ浮かべていた表情は、 どうやら体が覚えていてくれたらしい。

わざとらしい――きっと、わざとらしいと見えるだろう――私の態度に、 兄さんはやっと苦笑することができた。
それを見て、私も「してやったり」の表情を見せる。

全ては台本通りの台詞で、兄さんのタチの悪い戯言である。
だが、たまにはそれに乗ってみるのも、まあ……悪くはないと思えた。

――結局。
私はそのドラマに出演し、「ツインテールのちょっとキツめ系」というイメージを
より強固にすることとなる。

加えて、別の妹役で出演した由綺は、役とあいまった見事な天然ぶりがもてはやされ、
濃ゆい層のファンを新たに獲得することになるのだが、それはまた別の話。