葉鍵板最萌トーナメント!! 準々決勝 Round158!!

千鶴「最高よ・・・最高の夜だわ・・・・・・」
リング穴「千鶴選手、セリオ選手に向かって・・・
　　　なんと歩いています！ただ歩いています！」
坂下「オイオイ、何考えてんのよ！
　　　あのまま無防備にセリオに近づこうっての！？」
綾香「逃げなさいセリオ！」
坂下「！」
葵　「！！」
綾香「セリオ〜！！」
セリオ「綾香さま、あの歩き方が普通でないのは存じております」
セリオ『ただ私には”後退”のデータはダウンロードされておりません・・・』
　ヌゥッ！
セリオ「ハッ！」
観客「なんだァー！？」
リング穴「ただ歩いてきた・・・歩いてきただけの千鶴に・・・
　　セリオが倒された！これはかなりの衝撃だ！！」
葵　「いったいナニが起こったの？？」
綾香「ユレンデよ・・・」
坂下「ユ・・レ・・ン・・デ・・？？」

綾香「男にとっては大喜びでも格闘家にとって大きな胸は邪魔な錘・・・」
坂下「そうなのか？葵！？」
葵　「え・・・えっと・・・すいません、私にもわかりません！！」
綾香「・・・・・・正しくは揺練手と呼ばれる秘伝の武術よ！
　　　最大の特徴である歩法は天下無敵と言われ・・・
　　　正中線を維持したまま、お乳の揺れは一切なく・・・
　　　ゆえに打ち込む隙は皆無！敵は無謀な攻撃を強いられることとなる！！！
　　　しかし、あれほど高度なレベルのものは見たことないし、それに・・・
　　　あの精巧なセリオでさえ打ち込めなかった完璧な技だったわ・・・」
リング穴「おおゥ！セリオ選手立ち上がったッ！！」
セリオ「秘伝の武術、一度データに取っておきたかった・・・」
千鶴「それなら何度でも取らせてあげるわ」
セリオ「いえ、取るのは一回で十分です・・・」
　スゥー
坂下「あ、あれは！！」
綾香「巨・・・巨揉みの構え！その手があったか！！」
リング穴「両選手の制空権が触れた！しかしセリオは仕掛けない！！」
綾香「よしッ！」
坂下「どういうつもり！？完全に制空権に入っちゃったわよ！！」
観客「歩行が止まったッッッッ」
千鶴「さすがよ！セリオッッッ」
セリオ「シィィィィ」
リング穴「セリオ！リバーブローからガゼルパンチへ、そして最後は・・・
　　　デンプシーロールに繋げたァァァ！！！」