葉鍵板最萌トーナメント!! 準々決勝 Round158!!

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425荒れホZ
セリオ支援SS「ラストオーダー2/3」

「わははははは」大声で笑うマスター。
そして、私の頭をくしゃくしゃとなでると
「命令だ。必ず行くぞ。」と大声で言った。

仕事に行く準備が出来た。マスターに道具を渡す。
そこでマスターはまた大きな咳をした。
「マスター、大丈夫ですか?」
体調が生死を左右する仕事だけに心配だ。
「ああ、こんなのジンでも飲めば一発だ」
いつもマスターの仕事は危険を伴っている。今回は要人の救出であるが、
失敗すれば殲滅戦に移行する。いつも笑って死地に赴くマスター。
気丈な人である。
「マスター・・・・・・」
「ん?何だセリオ?」
「いえ・・・・・・御武運を。」
「なんだよ。ちゃんと帰ってくるからな。旅行の準備だけして待っていろ」
私を急に抱き寄せると軽くキスをした
いつも急な行動で私を困らせるマスター。
「・・・・・墓穴を掘って待ってます。」
「わはははは!!じゃあ、特大サイズのを掘って待ってろよ。無駄にしてやるから。」
「じゃあ、行って来る!」バタンと大きな音ともに扉が閉まる。