葉鍵板最萌トーナメント!! 準々決勝 Round156!!

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829琉一
秋子「正直……あなたがここまで健闘するとは予想外でした。
   葉陣営では不遇をかこつてきたホワイトアルバム……。
   その中の最萌ヒロインとはいえ、まさか私をここまで追いつめるとは……」
理奈「ふ……私たちはこの時まで耐えに耐え、支援を充実させてきた。
   ひたすら地道な萌えを続けることにより、それはさらなる萌えを呼び、そして今!
   我らは大きな炎となり、そしてあなたを倒す!」 
秋子「準々決勝で、風は鍵に吹いていると思っていましたが、その風を吹き散らす萌えの炎。見事です。
   しかし! 鍵陣営の偉大なる母と呼ばれたこの私が! ここで敗れるわけにも、退くわけにもいきません!」
理奈「それはこちらとて同じ事! 散っていったホワルバのヒロインの魂!
   私に敗れ、涙をのんだ者達の無念! 全てを背負いて私は戦う!そしてあなたに勝ってみせる!」
由綺「理奈ちゃん!」
冬弥「ダメだ、由綺!」
由綺「でも……いくら理奈ちゃんでも、最萌王国Kanonの中でも最強と歌われる闘士、秋子さんとまともにぶつかったら……」
冬弥「お前は……理奈ちゃんの、いや、緒方理奈の真の『恐怖』を知らない――。
   父や母や兄妹の……そして『友』のために戦うとき――、緒方理奈の力は――」

           『一・騎・当・千』

理奈「信じてくれた人がいる。命をかけた人がいる。その『魂』がある限り私は――。絶対に倒れない!」
秋子「その萌え……見事、ならば私も最強の技を持って応えましょう!」
冬弥「……っ! 二人同時に、武技言語の詠唱に!」
秋子『我は……無敵の母なり!』
理奈『我は……無敵のアイドル!』
秋子『我が謎じゃむに……かなうものなし……』
理奈『我が歌声は……白き咆吼……』
秋子・理奈『我が萌えは…………無敵なり!』
 そして、白き閃光と黄昏色の闘気が交錯する――。
 史上最大の激戦がどのような結末を迎えるのか、それは戦っている当人達にも分からない。
 ただ一つできることは……。
 己の萌えにかけて、戦い抜くのみ!