葉鍵板最萌トーナメント!! 準々決勝 Round156!!
●理奈はママさん、お姉さん(1/5)
外は雨がアスファルトを叩きつける音が鳴り響いていた。
「パパはまだ帰ってこないんだよね」
その言葉に関心が無いように天使は眠りについた。
「本当に良く寝る子ね…」
由綺はあれから仕事が入っているといって朝イチで帰っていった。家事も一段落し、退屈な時間が流れる。
「早く復帰したいわ…」
仕方ないので自分も寝てしまおうかと思っていたその時…
(ピンポーン)
インターホンの音が理奈を睡魔から引き上げた。
「誰かな…。また、新聞の勧誘じゃなければ良いけど…」
やや警告気味に監視カメラのモニターを見てみると、そこに立っていたのは可愛い女の子だった。
「あれは…、マナちゃん?」
かつて冬弥が家庭教師をしていた娘だ。今は冬弥の大学の後輩でもあり、前に何度かここに遊びに来たこともある。
気が強くいい意味でいつまでも経っても幼さを残した娘で、理奈も妹のように可愛がっていた。
すぐにインターホンを受けて声をかける。
「どうしたの、マナちゃん?」
「藤井さん…、冬弥さんはいますか?」
声がどこかかすれている。
「ごめんなさい。いま、出張中なのよ」
よく見るとマナの全身は雨に濡れてビショビショになっていた。
「ちょ、ちょっと待って。すぐ開けるわ」
●理奈はママさん、お姉さん(2/5)
とりあえず理奈は事情を聞くのを後にしマナにすぐシャワーを浴びさせた。
「ご迷惑かけてすいません」
「いいえ。少しTシャツ大きいかしら?」
「いえ、大丈夫です」
湯上りのマナがソファーにちょこんと座っている。目の前には暖かいココアの湯気がゆれている。
少し赤味のかかった頬がとても色っぽい。この娘も大人になったな、と理奈は思った。
「それにしてもよくここまで歩いてたどり着いたわね。雨も降ってきたし…大変だったでしょう?」
「大丈夫です…」
「………………」
うつむいてココアを飲むマナ。会話が続かない…。
「冬弥くんに何か相談したいことでもあったの?」
無粋だと思いながらも間が持たなくなったので本題に入る理奈。
「ええ。でも、もういいんです」
「よくは無いでしょう。こんなにビショビショになってまでここまで来たんだから、すっきりして帰らないと」
理奈は微笑んでマナのとなりに座った。
「それとも私ってそんなに頼りないかな?」
「ぜ、全然そんなことはありません。私、理奈さんに憧れていますから」
「じゃあ、私に話してみてよ。何も解決しないかもしれないけど吐き出したほうがすっきりするわよ」
理奈がマナの後頭部をなでる。本来なら子ども扱いしなでと怒るところだが、今のマナにはそれがとても心地よかった。
●理奈はママさん、お姉さん(3/5)
「ねえ、理奈さん。」
「うん?」
「やっぱり男の人って理奈さんみたいなスタイルでないと振り向いてくれないのかな?」
「うーん、人それぞれだと思うわよ。マナちゃんみたいなタイプの娘が可愛くて好きという人もいると思うし」
「でも、美人といわれること無いんですよね、私」
何となく事情が読めてきた理奈。
「マナちゃん。むこう向いてご覧」
「なにかあるんですか?」
「いいから」
マナが振り向くと向こうには大きな姿見が置いてあった。
「よーく、鏡を見ているのよ」
そういってバっとマナのTシャツのすそをつかんであげる理奈。
496 :
名無しさんだよもん:02/02/28 12:09 ID:d8GdvFAs
[[LK28-A1sLDb5/]]
秋子さんはエロい。騎乗位がエロい。
よって<<秋子さん>>に一票。
●理奈はママさん、お姉さん(4/5)
「り、理奈さん」
予想外の行動に思わず素っ頓狂な声をあげるマナ。
「ほら、自分の姿をよく見てご覧なさい。自分の赤くなった顔、そのあなたの恥ずかしげに身をよじるしぐさ…」
マナは思わず下にうつむく。それを見てクスット笑う理奈。
「今のマナちゃんはとても色っぽくて美人よ。この姿を見せられれば男はすぐに転ぶのよ」
「でも、私の胸は全然小さいし」
「胸の大きさなんて関係ないのよ。マナちゃんの胸は形が整っているし、とても綺麗…」
そういってそっとTシャツのすそをつかんで下ろす理奈。
「恋をしたときの赤い顔、うつむくしぐさ。スタイルなんて関係ない。その一つ一つが全部女の武器になるのよ」
「でも、彼は…」
「うん?」
「スタイルのいいほうが良いって…」
「じゃあ、その男は本当の女性の魅力というものに気付いていないのよ。マナちゃんが教えてあげなさい」
「…はい。私、ここに来てよかったです。とても…」
言葉が終わる前にマナはよろめいて理奈の方に倒れかかった。
「ちょ、ちょっとどうしたのマナちゃん…」
(疲労で倒れたのね。幸い熱は無いし、このまま休めば大丈夫かな)
ベッドにぐっすり眠るマナを髪を撫でている。
(本当にかわいいわねえ。冬弥君はいつも大学でこの娘と会っていたんだね)
思わず冬弥と親しげにこの娘が話しこんでいる姿を想像して少しムッとした。
(あーあ。また変なこと考えちゃった。嫌な女。私も少し寝よう)
理奈はそのままマナのとなりに入り、眠り始めた。
●理奈はママさん、お姉さん(5/5)
(チュバ、チュバ)
「ううん」
(チュバ、チュバ)
「もう、いけないパパね。自分の子どものご飯を取って…」
理奈の胸に押し付けられた頭を無意識に撫でる理奈。
(あれ、でも冬弥君は…)
はっとして目を開けると、自分の胸をむしゃぶるように吸っているマナがいた。
「ちょ、ちょっとマナちゃん」
目は閉じられている。
(チュパ、チュパ)
「あ、ああん」
由綺のときとはまた違った快感が理奈を襲い、あわててマナの口から胸の突端を離した。
「ママ…」
マナが甘えた声で寝言を呟く。口からはだらしなく母乳が垂れていた。
「………………」
理奈は無言でもう一度マナの口元に突端を近づける。
(チュパ、チュパ)
「あ、ああん」
また口元から離す。
「ううん、ママ…」
マナの手が目的のものを探すように中を彷徨う。
(冬弥君が言ってたっけ。あまり母親の愛に恵まれなかった娘だって…)
今度は手で理奈の頭を触り、そのまま抱くようにマナの顔を胸にうずめさせた。
(チュパ、チュパ)
「好きなだけ…、飲みなさい…」
理奈は愛おしい自分の娘のように、そのままマナを抱きしめながらもう一度眠りについた。