葉鍵板最萌トーナメント!! 準々決勝 Round156!!
不幸って云うのはどういうものか? そう問われた時に、ものをまともに食べる事が出来ないだとか、
着る物がないだとか、そういう返事をする人間というのはそれ程多くない。――少なくとも、この日本に於いては。
それじゃあ一般的な生活を送る事が出来るであろう人たちにとって、特に、私のような女の子にとって、そんな質問
に対してなんて答えるのが素敵だと思う?
「本当の恋をした事がなかったんだ、私」
それが、私の不幸。しなかったんじゃなくて、出来なかったのだ。
少女漫画みたいな台詞を、しかし私はきっと真剣に、真剣に囁くだろう。初めて私を抱き締めてくれた人の耳元で。
そして、聴いたらきっと驚くだろう言葉を、優しく優しく、囁いてあげるんだ。
「あなたが、私の二人目の男なのよ」
*
「……疲れたぁ」
ぐったりとして緒方理奈は自分の部屋に戻ると、殆ど死んだようにベッドに倒れ込んだ。
柔らかな枕に顔を埋めると、それまで感じていなかった身体の節々の痛みがゆっくりと襲いかかってくる。
花の女子高生が、である。楽しい事したい盛りの自分が、どうしてこんな目に遭わなくちゃいけないのか。今日だっ
てほぼ二週間ぶりの学校だったのに、結局途中で抜け出してレッスンに向かう羽目になってしまった。
これ程までにやらなければならないのか、そんな不満だって覚えない方がおかしいだろう。
はい、もう一度、理奈。
もう一度。余裕の笑顔を浮かべて、無機質な声で繰り返す。
――なんなのよ、あの兄さんは。
枕に顔を埋めたまま、理奈は溜息と共に不満を漏らす。実の兄の、あまりに厳しいその指導に対して。
判っている。自分よりも兄の方が何倍も大変なのだと云う事くらいは自分が考えている以上に、兄は頑張っているの
だと思う。だけど。
[[LK28-Pj6GVqO/]]
<<理奈>>ちゃんが好きだーってわけで、一票です。
今回もこのひとことで締め
「今日は今日のお仕事を頑張りましょう。」
>>1 大塚レイ〜♪
ほんでもってギコジンジャーさん1000Get(゚д゚)オメー
……埋め立ても終わったし、これで心おきなく寝れるですよ(w
[[LK28-cHrVA6K1]]
<<秋子さん>>に一票
最強の母は必ず勝つと信じてます
当方ADSLなれど繋ぎっぱなしですw
痛む身体を起こし、理奈はよろよろとしながらドアの前に立つと、かちゃん、と鍵を掛ける。
――どうせ誰も入ってこない事は判っている。兄もいないし、両親だってずっと遅くなるだろう。
けれど、女の子が自分の部屋に鍵を掛けて、何が悪いって云うのよ。
「ん……くぅ」
中学生の時に覚えてしまった一人遊び。カーペットの上に少し大きめの鏡を置くと、自分の露わになった白い下着が
見えた。
スカートの中で自分の指を遊ばせる。細い指先で、まだ誰も侵入した事がない大切なところを、すじをなぞるように、
上下に動かした。
「ふ……ぁ」
誰もいない。誰もいないから誰にも聞こえる筈はないけれど、それでも理奈は出来る限り声を殺す事にしている。
鏡に浮かぶ自分の顔はうっすらと上気していた。
「はぁ……っ」
疲れて帰ってきた時には、いつもこんなだ。自分と同じ歳の子も同じような事をしているのだろうか。
「わたし……こんな……っ、いやらしいこじゃ……ないのにっ」
少し乱暴にショーツを引っ張り上げると、痺れるような快感が一瞬襲いかかってくる。
「ふあっ……ぁ」
思わず大きな声をあげてしまう。まだ下着の上から撫でているだけなのに、しっとりと湿っている事に少々驚く。今
日は疲れが一段と激しいからだろうか。
37 :
:02/02/28 02:33 ID:F2XLAxro
[[LK28-iPv120T/]]
理奈陣営すごい…まさに萌え尽きんばかりの勢い…
だがすまん。おれは誰に投票するか、既に決めてたんだ。
ってか、理奈なんですが(w
実はWA、由綺と弥生と美咲しかクリアしとらんのです。
初回プレイで一番気に行ったが理奈なんで、最後に回そうと思ってたら…
由綺があんまりに良い娘なんでほかのヒロインの攻略が出来なくなったと言う(汗
それでもWA最萌えは理奈なんですよ。
ゲームはじめる前はね、よくある気の強い、意地悪系のヒロインだと思ってたんです。
ところが、実際の彼女は兄を尾行したりするお茶目さを持ち、
なおかつ、周りに配慮することを忘れない非常に良い子でした。
そのギャップと、もとより好みだったツインテールってのが強打を生み出した原因なのかも。
ってわけで、<<理奈>>に一票。CATVです。
って長文書いてたら前スレ埋まってるし(汗
>前スレ940
…ぼにう画像、まさか今の間に描かれたのですか?
だとしたら、すごすぎる…
いや、そうでなくてもすごすぎな絵なんですが。
「……兄、さん」
いつも、理奈の想像の相手は、実兄である緒方英二であった。
「ねえ……兄さん、どうして、いつも、そんなに偉そうなのよっ……」
そして、その空想の中では、いつも兄は自分に従順だ。
自分の媚肉が充分に濡れた事を確かめると、下着を少しずらし、鏡の前に自分自身をさらけ出す。
ほんのりと桜色をしたそこに、理奈は自らの指を差し入れた。少し強引すぎたのか、小さな痛みが走るが、これが理
奈のやり方なのだ。少し乱暴にされた方が、気持ちが、良い。
「やぁっ……」
ずぶずぶっ、と自分の人差し指が肉壁の中に吸い込まれてゆく。第一関節まで挿入された。
「ねえ、……兄さん、私が歌ってる姿を見て欲情してるんでしょ? 短いスカートから見える下着で、勃起してるんで
しょう?」
くちゅっ……
「いつも厳しい事云ってるけど、ねえ、実の妹の……ここに、挿入したいん……でしょぉ……? ふぁ……」
くちゅ、くちゅ……っ 第二関節まですっぽりと入った指を細やかに動かす。
「妹のおっぱいの間にぃ、おちんちんをはさんで、こすってぇ、きもちよくなってぇ、顔にかけたいんでしょぉ……?」
滴る愛液が、真っ赤なカーペットをどす黒く染めるまで溢れてきていた。
「わたしのここに、固くなったぁ……っ……おちんちんをいれて、こすって、中でイッちゃいたいんでしょぉ……?」
鏡の中の自分は、うっすらと笑っていた。
「やらしぃ……妹と、えっちしたいんだ……っ はぁ……っ、お兄ちゃん……、へんたいだねっ……」
お兄ちゃんと、幼い頃のように兄を呼ぶ。鏡に映る自分の姿は全身の何処も真っ赤だった。
ブレザーの上からふくよかな胸を撫でるように揉み回す。ちょっと触れば判る程に固くなった乳首の先を抓るように。
「もし、私と……えっちしたいん、だったら、さあ……こう、云って……えっ」
くちゅくちゅと立てる音が次第に大きくなっていく。そして遂に、一番敏感な部分に指が伸びた。
「ふぁぁっ……あああっ……っ!」
強引にその大きく膨らんだそれをつまむ。本当に、おかしくなってしまいそう。
「おがた、えいじの、おちんちんはぁ……いもうと、りなの為に、あるんでぇす、……って」
空想の中で、英二は恥ずかしそうに、その言葉を繰り返した。そして、想像の中で、英二はそそり立つ彼自身を理奈
自身に、向けていた。
「……よく、出来ましたっ……それじゃあ、挿れて良いよぉ……お兄ちゃあ……んっ、」
そして、中指と人差し指、二本を自分の中に、乱暴に、乱暴に挿入する。
「はぁ……っ! や、お兄ちゃ……んっ、こんなに、固くして……わたしで、こんなに、興奮したんだね……っ」
くちゅっ! くちゅっ――!
大きな音を立てて、二本の指を出し入れする。本当に兄に抱かれているように、強引に。
鏡の中の自分がひどく浅ましい。けれど、何も考える事が出来ず、指を動かす。
急激に訪れる痺れ。つま先から脳髄まで壊れちゃいそうな快楽が、稲妻のように身体を走った。
「ね……ぇ、わたし、もう……イッちゃうわ……お兄ちゃん、やぁ……顔にぃ、顔に、お兄ちゃんの、いっぱい、かけ
てぇ……」
下着は殆ど色が変わってしまっていた。もう、何も、考えられない。
「や……っ、やぁ、だめ、だめえ、お兄ちゃん、やぁ………!! だめ、だめ、イッちゃうよぅ……! お願い、抱き
しめてぇ……!」
くちゅくちゅ、くちゅ、くちゅっ――!
「いやあ、やあ、ああああ、だめだめ、いやあ、やああああ――!」
埋め立て参加できたー
……当然、自己嫌悪。なんで兄さんなのだろうか。
事を終えて、ベッドに再び倒れ込むと、理奈は上気した顔のまま溜息を吐く。
――決まっている。自分の周りには、他に男性がいないのだ。いるにしろ、兄程に魅力的な男性は、いない。
けれど、性欲は人並みに溜まってしまう。だから、こんな事を、してしまう。
「……なんだか、なあ」
――恋をしている訳じゃない。近親相姦は恋愛じゃないとか、そういう事を思ってるんじゃない。
自分が兄に感じているのは、ただ支配したい、というような欲求だけなのだから。
いつか、自分の事を抱きしめて、優しく笑いかけてくれる人がいるのだろうか?
この、きっと、長く終わる事がないだろう、苦しい日々の中で。
*
初めての男は、私の兄さん。そう云ったら、貴方はひいちゃうかな?
それとも、笑って抱きしめてくれるかな? ……えへへ。
(終わり)
女子高生理奈的えちー支援。りなたん頑張ってー! あいとー! あいとー!