葉鍵板最萌トーナメント!! 準々決勝 Round155!!

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771名無しさんだよもん
祐一君のお誕生日(1/2)

秋子「祐一さん、お誕生日おめでとうございます。」
祐一「ありがとうございます、秋子さん。」
秋子「何か欲しいものありますか?」
祐一「いや、そんな、お構いなく」
秋子「あら、いいのよ。年に一度の大切な日ですもの。」
祐一「それじゃぁ・・・。秋子さん、実はひとつだけお願いがあるんですけど・・・」
秋子「あら。何かしら?」
祐一「俺、今まで秋子さんと敬語で話してきたけど・・・今日だけ、敬語を使うのやめたいんだ。」
秋子「どうしたんですか?急に?」
祐一「うちの両親、仕事忙しいし転勤族だからさ。小さい頃からあまり構ってもらえなくて」
祐一「俺、この水瀬家に来てから名雪と秋子さんの暮らしぶりをずっと見てきて・・・」
祐一「憧れてたんだ。ここ、水瀬家みたいな暖かい家庭にさ。」
祐一「いや、名雪に嫉妬していたのかもしれない。こんな素敵な母親をもって・・・」
秋子「・・・」
祐一「この年になって、今更こんなことを言うのは恥ずかしいよ。だけど・・・」
祐一「暖かい母のぬくもりに、甘えてみたくなったんだ。」
祐一「秋子さん。今日一日だけ、俺の・・・俺の、母さんになってくれないか?」