葉鍵板最萌トーナメント!! 準々決勝 Round155!!
1/
「――ねえねえ藤井さん、緒方理奈が結婚したって知ってる?」
家庭教師のバイトの最中、マナちゃんが突然そんなことを言い出した。
「……知ってる」
知ってます、ええ知ってますとも。
「わー、芸能界に詳しくなさそうな藤井さんでも知ってるんだー!
相手はさ、なんか一般の人らしいんで極秘らしいんだけど」
俺、そいつの名前と出生地と誕生日、血液型に至るまで言えますけど。
「どんな人なのかなー、きっと藤井さんなんか話にならないくらい
カッコよくて優しい人なんだろうね」
さりげに酷いことを言っているマナちゃん。
俺はちょっぴり反論したくて、こんなことを言ってみる。
「うーん……意外に普通かも」
「あー、藤井さんったらどーせ『普通の男が緒方理奈と結婚できるんなら、
自分だって森川由綺と結婚くらいできるはずだ』なんて思ってんじゃない
のー? 身の程知らずよね」
思ってない、ちっとも思ってないよマナちゃん……。
……。
……。
……。
って言うかね、それ、俺なの。
[[LK28-5PEbhD21]]
<<緒方理奈>>に一票 CATVです。
理屈ぬきに、支援に萌えました。
笑いあり、萌えあり、エロあり。3拍子そろってますね。
[[LK28-SCQNlf/1]]
毎回、理奈の支援はすごい。今回も楽しんでみています。入場SSすごくよかった。
あと、LFTCGの友人の影響やね。
よって<<緒方理奈>>に一票
[[LK28-oZitNtC1]]
己の萌えをこめて、この一太刀。
<<緒方理奈>>に一票。
コードとれねぇっす。
<<緒方理奈>>に1票です。
某所にてネタFlash見てから萌えるようになてしまた。(;´Д`)
接続はADSLです。
2/
……ともかく、俺は理奈ちゃんと結婚したものの彼女はアイドルを続けてるし、
俺も大学生活を続けながら、バイトバイトの毎日だ。
おまけに結婚相手探しのスクープが過熱して、理奈ちゃんはおちおちこのマンションに
戻ってくることもままならない状態だ。
だから結婚して、同じマンションの同じ部屋に住んでいるといっても夫婦といっていい
ものかどうか。
下手をすると、理奈ちゃんと過ごす時間よりはるかや彰と過ごしている時間が長いくらいだ。
「やーれやれ、ただいまっと……」
俺は今日もほんのわずかな期待を込めて部屋のドアを開く。
――お帰りなさい
そう言ってくれる彼女が居るような気がして。
「ただいま……」
部屋はいつもの通り、真っ暗だった。
ちょっとため息をつき、食事の支度に取り掛かることにした。
いくら何でも、三日連続カップラーメンというのは惨め過ぎる。
……味気ない夕食を無理矢理胃の中に押し込み、俺はぐったりとソファー
に横たわって、テレビのスイッチをつけた。
「〜踊りながら行こう、どこまでも♪」
「……理奈」
テレビでは緒方理奈が歌っていた、といっても生放送ではなくて、
ミュージッククリップをそのまま流している。
テレビに映る理奈ちゃんはやはりどこか遠い存在だった。
結婚していても。
……否、結婚したからこそ。
緒方理奈が、かえって遠い、希薄な存在に見えてしまうのだった。
3/
しばらくテレビを見ていると、がちゃがちゃとノブを回す音が聞こえてきた。
(……帰ってきた!)
思わず、駆け寄ってドアの前に立つ。
今日こそ何か言ってやれ――と思い、厳しいしかめ面をしてコホンと咳払い。
そして、ドアが開いて……。
「ただいま!」
「お帰り、理奈ちゃん」
――ま、怒鳴りつけるようなこと、俺ができるわけないよなあ……。
ドアが閉まるなり、理奈ちゃんが俺に抱き着いてきた。
「あいたかったーー、逢いたかったよー!」
そう言って俺の背中に回した腕にぎゅっと力を込める。
こんな風に理奈ちゃんが感情を剥き出しにするのは、俺か、さもなきゃ英二さんくらいだろう。
そういう風に考えると、ほんのちょっぴり誇らしくなる。
「ね、ね、お腹空いた? 少し遅いけど私、作るわよ!」
俺は黙って首を横に振った。
「もう、理奈ちゃん……無理しちゃダメだよ。
疲れてるんだろ? シャワー浴びてきなよ。俺、その間に食事作っておくし」
「え、でも……」
すぐそうやって無理をしようとする、無理をして俺に何かしようって考える。
そんな理奈ちゃんが好きで、だからこそ無理はさせてあげたくなくて――。
「いいからいいから、食事、スパゲッティでいいかな?」
「うん……じゃあ、シャワー浴びてくるね」
理奈はすまなそうな表情をして、浴室へ行った。
俺は腕まくりをして、先ほど自分の食事を作ったときとは段違いの気合の入れよう
で、夕食に取り掛かり始めた――。
>>681 キタ━━━(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)━━━!!
キタ━━━(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)━━━!!
キタ━━━(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)(゚∀゚)━━━!!
ええもん見せていただきました〜〜〜
もっと理奈タン〜〜〜(;´Д`)ハァハァ
4/
「はむはむ……冬弥君って、料理上手よね」
「そう?」
正直、料理には全くもって自信がないのだが。
となると理奈ちゃんが何で美味しいと言って食べてくれているのか――。
(やっぱり、あ……)
……何か途方もなく恥ずかしい答えが出てきそうなので、考えるのを止めた。
「ごちそうさま!」
「おそまつさまでした」
一瞬、気まずい沈黙が宿る。
「ね、今日は……どうする?」
おずおずと、理奈ちゃんが尋ねる。
俺は無言で首を振った。
……これも珍しいことじゃない、結婚してから一ヶ月、
俺は理奈ちゃんを数えるほどしか抱いてない。
セックスの途中で止めてしまうこともしょっちゅうだ。
――だって、あまりにも痛々しいから。
仕事、仕事、仕事……休日すらなくて、ひたすら歌い、踊り、微笑み続ける毎日。
家に帰ったときはもう理奈ちゃんの躰と精神はズタズタだ。
それを睡眠で回復し、再びステージへ向かう。
これまでどうして壊れなかったのか、それが不思議なくらいハードな生活。
だから、俺はとてもじゃないけど理奈ちゃんを自分の欲望に任せて抱くことが
できなかった、それじゃあほとんど強姦だ。
「……寝ようか」
俺はなるべく優しく理奈ちゃんに微笑み――
「うん」
理奈ちゃんもどこか哀しげに微笑み返した。
5/
二人が寝るには少々狭苦しい感じのベッドで寄り添う。
理奈の躰からは爽やかな香りが漂い、くっついた肌は寒い冬には有り難味を感じる
ほど温かかった。
「冬弥君」
理奈が背中を向けて、ポツリと呟いた。
「……ん、何?」
「怒って……ない?」
悄然とした顔でそんなことを言う。
胸の中の靄が雲散霧消するという訳ではないけれど、
それでも理奈がたまらなくいとおしくなって、ぎゅうっと腕を回す。
「全然」
「ありがと、冬弥……く……」
俺の胸によりかかるようにして、理奈は寝息を立てていた。
「……お疲れ様、理奈ちゃん」
頬に軽くキスをして、理奈の体温を感じながら、俺も目をつむった。
――スズメ……か。
スズメのチュンチュンという鳴き声がして、それで朝だと自覚する。
今日は……あ、朝から大学の授業があるんだっけ……起きないと……。
……?
なんか、下半身が変な感じ。
ぴちゃっ、ぴちゃっ、ぴちゃっ……。
なんだろ、これ、なんか、舐めて……?
うっすらと目を開いて、俺は驚愕した。
「……り、り、り、な、ちゃん?」
「あ、冬弥君、おはよう」
>>685 (゚∀゚).。oO( おおおおお!
(゚∀゚).。oO( 自分も かのらじ にずいぶん影響受けた(つもり)だけど、ここまでラジオに会わせてくるお方が居るとは思わなかったよ。
6/
――いや、そんな天使の笑顔でニッコリされても。
少しはだけたパジャマのまま、彼女はベッドの中に潜り込み、
俺の肉茎に舌を這わせていた……らしい。
俺が茫然としたまま、「おはよう」と言うと、彼女は再びその作業に
取りかかった。
――うわ!
先ほどの夢まどろみはどこへやら、俺は下半身の快楽に思わず
背中をのけぞらせた。
ちろちろと舌が動き、理奈の口の中で俺の肉茎がねぶりまわされる。
「りっ、理奈ちゃん……何で、こんなっ……」
俺が喘ぎながら尋ねると、理奈が少しせつない表情をして、肉茎から口を離す。
「だって、朝起きたら、冬弥君のこれ、すごく元気で……」
しどろもどろになりながら、理奈ちゃんがそう言った。
まあ、朝だしなあ……生理現象みたいなものなんだけど。
「ごめん、嫌だったら止めるね……」
「い、嫌じゃないよ、ちっとも!」
慌てて俺は弁解する。
……実際、理奈ちゃんにこんなことしてもらうなんて初めてのことだ。
「ほんと? 私、こういうの初めてだから……どうすれば気持ちいいのか、
ちゃんと教えてね」
……教えることなんて、何にも無いみたいなんですけど。
理奈ちゃんがそっと肉茎にキスをする、湿り気を帯びた唇のぬめっとした
感触がひどく淫靡だ。
くねくねと下から上へ這いずり回る、舌が肉茎の裏筋をぺちゃぺちゃと
唾液でどろどろに濡らし、中枢神経を刺激する。
シチュエーション(健康的な朝・はだけたパジャマ姿の理奈ちゃん・目を開くと
見える淫靡な風景)もあいまってか、興奮を通り越して恐怖を覚えるくらい、
俺は底無しの快感を味わっていた。
747 :
名無しさんだよもん:02/02/28 01:19 ID:fyJhkDMP
>704
コード違うよ。それはギャルゲー板用コードっす。
皆さんも気をつけてくださいね♪
7/
理奈ちゃんはほんのりと頬を上気させながら、俺の肉茎を一生懸命に咥え込む。
髪を掻き上げる姿がたまらなく色っぽい。
あんまり激しく頭を動かすせいか、はだけていた胸元からちらりちらりと豊かな
乳房が見え隠れしている。
ごくり、と生唾を飲んだ。
刺激を受け続けて茫とした頭のまま、無意識にその乳房を掴んだ。
「ひゃんっ!」
搾乳するかのように、きゅっきゅっと乳房を絞り上げる。
理奈ちゃんの動きがゆっくりと止まった。
「柔らかい……」
なんとなくそんなことを呟いてみる。
「やあん、恥ずかしいってば……」
俺の手を払いのけるように、理奈ちゃんは俺の下半身に覆い被さった。
肉茎をとろとろに溶かすようにしゃぶり、そして一気に口の中へ吸い込む。
俺は彼女の乳房を弄くるのも忘れて、思わずシーツを掴んだ。
引っ張りあげられる感覚、脳髄がクラクラ痺れる、理奈ちゃんを見る、
頬が真っ赤、瞳は潤んでいる、何も考えられなくて、ただもう気持ちよくて、
理奈ちゃんがけなげで、理奈ちゃんがいとおしくて――。
「うわっ……」
勢いよく理奈ちゃんの咥内で肉茎が跳ね、先端から濁った精液をぶちまけた。
「ぁ! ……ふぁ……」
理奈ちゃんは、それでも銜え込んだ俺の肉茎を離そうとせず、最後の一滴まで
嚥下した――。
「ごめん、気持ち悪くない?」
洗面所から出てきた理奈ちゃんに声をかける、ちょっと申し訳なさすぎる。
「ううん……冬弥君の……だったら、その、別に……ごにょごにょ」
……最後のごにょごにょの部分がよく聞き取れなかったが、恐らくこちらが
赤面するような内容なのは確実だろう。
8/
「でも、その、あの……飲んでくれて嬉しかった」
なんか俺の方も相当混乱しているらしく、思わずそんなことを口走る。
……いや、嬉しかったのは確かなんだけど。
あれは男の夢だし。
ああ、予想通り理奈ちゃんは顔を真っ赤に染めて、
「……もうっ、知らないっ!」
恥ずかしげに笑顔を見せて、部屋を出て行った――。
……。
……。
……。
とりあえず、俺も学校行くか……。
「おつかれさまでーっす」
「……」
エコーズの店長である長瀬さんに挨拶して、俺は家路へ向かった。
ちなみに店長は俺と理奈ちゃんの結婚のことも知っていて、
扶養手当ということで給料が増えたのは内緒だ。
って言うか扶養されているのは俺っぽいけどな!(自慢になりません)
ま、とにかく喫茶店の残り物とはいえケーキも貰ったし。
理奈ちゃんが帰っているようなら、二人で夕食の後、紅茶でも飲むか……。
などと甘い期待を寄せながら、部屋の鍵を開けようとして――。
「……ん?」
あれ、鍵が開いてるや。
もう戻ってきてるのかな?
「ただいまー……理奈ちゃん、帰ってきてるの?」
「あっ、冬弥君
そこで、俺が見たものは――。
[[LK28-RoDBkNu0]]
>>715 硬派女子高寺女(w
硬派なアイドル...なんか萌える。矛盾してそうだが気にするな。
孤高のアイドル緒方理奈。そんな彼女が見すえているものは...
<<緒方理奈>>に一票を...
このトーナメントの醍醐味として支援の力の結集というところもあるとあるかなと。
祭りの感じが否応なく出てくるのです。
[[LK28-nh4qKns1]]
9/
1.下着姿の<<理奈>>ちゃんだった
2.エプロン姿の理奈ちゃんだった
(エプロンの下がどうなのかはご想像にお任せします)
3.エプロン姿の<<フレディ>>だった(byクロマティ高校)
という訳で皆さんに選択肢を決定して欲しいかも。
※後編に続く(本日20時頃に出せたらいいなとか言ってみるテスト)