葉鍵板最萌トーナメント!! 準々決勝 Round155!!

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431YKK ◆AmYmdMhE
〜緒方理奈あふたSS〜 『氷解まで』

 理奈ちゃん…いや理奈の引退から1年が経過した。
…そして僕らは今、英二さんが用意したマンションへ移り住んでいる。

何時も二人で居たいが生活も有りバイトでは無く、正式に裏方に就職する事に英二さんの勧めも有り決断した、緒方プロ付きの舞台美術をメインに仕事をしている、遣り甲斐の有る良い仕事だと思っている、大学の休学も後悔はしていない。
 理奈は前から考えていたアイドルの舞台衣装の開発の助言、現場サイドからの改良をする仕事を部屋で行い内容をファックスとデーター転送で緒方プロへ発送している。
 緒方プロへ出向く時は弥生さんへ連絡し由綺…由綺ちゃんと顔を合わさない様にしている様だ…由綺が仕事に影響しない様に気を使っているらしい。

 そんなある日の夜二人で寝室で寝ている時に彼女は寝言で呟いたんだ……。
「…き」
 え?水を飲む為にゆっくり起きようとした時に気付いた。
「…ゆ…き…由綺……御免ね、許してね、お願い!」
 うっすらと涙を浮かべながら寝返り、寝言を呟いている理奈を見ると、
普段とは違う本音を感じて、背負っている”業”に押し潰されそうな彼女に心が疼く…。
 そんな彼女に気付かれ無い様に…、すぐに起きて携帯を持ち、ベランダで半年ぶりに「あの人」へダイヤルする。
432名無しさんだよもん:02/02/28 00:02 ID:h30F5ecX
[[LK28-xQ6dLuq/]]
秋子さんの試合、これに投票せずして何に投票するというのだろうか!
最強にして最萌な<<秋子さん>>に一票!
自分なら謎ジャムいくらでも食えます。
だから「了承」といってくだすぁーい。

ケーブルです。
433名無しさんだよもん:02/02/28 00:02 ID:k7x/jqZs
ここのところ急激に萌えている<<秋子さん>>に一票です。
434名無しさんだよもん:02/02/28 00:02 ID:bxVXIXZ9
[[LK28-Vydgpsq/]]
<<東北不敗マスターアキコ>>に一票。
謎ぢゃむは無敵です。
435YKK ◆AmYmdMhE :02/02/28 00:03 ID:iIDFZDEo

   「弥生さん、今宜しいでしょうか?」
弥生「少しなら大丈夫ですよ。」
   「実は由綺と話がしたいのですが…」
弥生「理由がお有りに成り、仕事への影響が無いと約束出来るなら良いでしょう。」
   「実はキチンと終わらせる為になんです、理奈にも由綺…さんにも必要だと思います……。」
弥生「貴方の一人善がりでは無い、そして理奈さんの為だけで無いと確信するなら、
リハーサル後の明日の昼に収録スタジオの屋上へ行く様に伝えます、良いですか?」
   「お願いします、少しは泣かせるかも知れませんが。」
弥生「分かりました。」

 仕事は前日に終えて明日は調整のスタッフのみという形だったので完全オフだったのだが、2時からヘルプで入って貰うとの連絡が有って良かった。
そして次の日の昼すぎの屋上…。

 ガラッと扉が開き、硬い笑顔の由綺が僕の前に現れた。
由綺「お久しぶり、冬弥君は最近、元気だった?理奈ちゃんも元気にしている?それで英二さんも凄く気にして、今度…」
 いきなり捲くし立てる由綺にを制してゆっくり話をしていく……。
  「高校で付き合い始めた時の事だけど、学校で席が隣だったんだよね、俺たち?」
由綺「そんな話を蒸し返す為に呼んだのっ!?もう終わった事だと思うよ?私達!」

 うっすらと涙を浮かべて僕の酷い仕打ちに抗議する由綺に心が疼きながら…。
436名無しさんだよもん:02/02/28 00:03 ID:bOxFV6wl
[[LK28-4WMmf0r/]]
迷うところではあるが、ここは<<秋子>>さんに一票入れよう。

ADSLです。
437名無しさんだよもん:02/02/28 00:03 ID:7lWIg8dg
あのFLASHの諸田真ってオリキャラですか?
438名無しさんだよもん:02/02/28 00:03 ID:0plvAzEx
[[LK28-jBb4hGJ.]]
俺は普段は絶対ロリ属性なのになぜかこの人だけは特別なんだ。
完璧なお母さん、最強の人妻。
年齢不詳なところも職業不明なところもジャムの
材料が謎なところも全て萌え。
<<水瀬秋子>>に一票。
439YKK ◆AmYmdMhE :02/02/28 00:03 ID:iIDFZDEo

「何時もハラハラしていたよ、芸能界に入ってアイドルに成りたいって夢が進んだ時も」
「英二さんが由綺にアプローチした時に『何でこんなに余裕が無いのだろう?』って考えた、その答えが最近分かったんだ、すまないけど聞いて欲しいんだ?良いかな?」

コクリと頷き涙をハンカチで拭く由綺

「普通、兄貴って妹が可愛い時、擬似父親に成るんだよ、彼氏のチェックとか?聞いた事無いかな?英二さんに由綺が、からかわれた時、何であんなにムキに成ったのか?を後で考えた時分かったんだ、…『大事な妹だから守りたい』って…」

 話してから目線を逸らして脱力して笑った、由綺は顔を伏せたまま、だ…しかし小刻みに震えてる。

由綺「………クックッ…フフフ…そうよね、冬弥君ムキに成ってたよ、凄くムキに噛み付いていたよ、英二さんに!」

440名無しさんだよもん:02/02/28 00:04 ID:x2OUW5lD
[[LK28-IEIlKv0/]]
WA隙としては<<緒方理奈>>ですね
flashサイコー
441YKK ◆AmYmdMhE :02/02/28 00:04 ID:iIDFZDEo

笑って此方に目線を向ける由綺、お腹を抱えてる、余程可笑しいのか?僕が?
「由綺、勝手な言いぐさだけど同じ様な妹が悩んでいるんだ、お兄さんにも親友にも謝りたいってさ」
由綺「!そうなの?理奈ちゃんが?」
   「寝言でそう言ってたんだ、昨日も…僕じゃ駄目みたいだ。」
由綺「分かったよ、駄目なお兄ちゃんの為に一肌脱いであげるよ、明日のこの時間…」
弥生「ええ、大丈夫ですよ、スケジュールは空けておきます」
由綺「弥生さん!!」 「!」

 いつの間にか弥生さんも来ていた、気配すら感じなかったからずっと聞いていたのだろう、思わず赤面して膠着した。

由綺「全部聞いてたの?弥生さんの意地悪ー」
照れ隠しにアッカンベーをしながら扉を空ける由綺、声を掛けようとすると顔を出して、
「明日、この時間に理奈ちゃんを連れてきてね、冬弥お兄ちゃん!じゃあね」
ワルノリした由綺が扉に消える…もしかしてキャラ変わったのか?


442YKK ◆AmYmdMhE :02/02/28 00:04 ID:iIDFZDEo
 僕の話はこれでオシマイです、
え?感動の”お互いのお兄ちゃんを宜しく!”が抜けているって?
だって妹の悪巧みなんてそりゃあ大変だよって英二さんに言われたから…。

何時も守ってやりたい妹、生意気で素直に成れない妹、どちらも可愛いお互いの妹。

『氷解まで』

FIN


如何でした?稚拙だとは思いますが、敢えて他のSSは目を通さないで書いたので特にヘンかも?(w
ホワイト・アルバムをプレイするキッカケに成ったら幸いです、
どうも、ありがとうございましたm(_ _)m