葉鍵板最萌トーナメントブロック決勝Round147!!

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凶器と化した爪が、紙のように服を左右に裂く。
はらり、と別れた衣の間から、つつましげな乳房が顔を覗かせる。
とっさに腕で、胸を隠そうとするも…千鶴の両手首にはめられた手錠が、それを
許そうとしなかった。
「ふん…見た目通り、小さいな。」
何も言い返さず、千鶴は視線をそらす。
柳川は、千鶴の顎を無造作に掴み、己の方を無理に向かせると、その唇を奪った。
口をふさがれた事で、呻き声しか出せない千鶴の舌を、己の口中へと吸い入れ、蹂躙する。
涎で首筋までベタベタになるまで唇を貪る。
「隙あらば、舌を噛み切るつもりだったな?」
投げ出される様に解放された千鶴が、咳き込んでむせるのを見下ろし、柳川が冷ややかに言う。
答えの代わりに、殺意のこもった視線が突き刺さる。
その視線を涼しげに受け流し、千鶴の背後に回り、小振りな胸を力任せに握り締める。
吐息にも似た短い悲鳴を飲み込むと、千鶴は苦しげにうめく。
「貴方を…耕一さんに会わせる訳にはいかない…」
「ヤツの真の覚醒を、俺は望んでいる。…狩猟者としての覚醒をな…」
「そんな…こと…は、させ…ない…」息が次第に荒くなっていく。千鶴の意志に反して。
身体から、少しずつ力が抜けていく。肉体の奥が、異様なまでに熱くなっていく。
いつしか、胸の先端は、固く上を向いている。乳房をすっぽり包んだ掌が、荒々しくうごめく度に。
(どうしてしまったの…わたし…)
6893/5:02/02/22 13:11 ID:MFTpOUTD
「エルクゥが、意志を伝え合う事が出来るのは、知っているようだな?お前の身体が、
反応しているのはそのためだ。」
「どういう…いみ…はぁぁっ」びくん、と腰の辺りに抑えられない疼きが走る。気付けば、
ジーンズの上からもはっきりとわかるほど、脚の間に染みが広がっている。
「お前の中に、俺に敗北したということがはっきりと刻まれているからだ。今のお前は、俺の意志のまま、
動くようになっている…エルクゥとやらの習性なのだろうな。強者が弱者に対して、絶対的になるための。」
千鶴の目の前が真っ暗になる。今の自分は、この男の欲望を無条件に受け入れる人形なのかと。
「い…いや…嫌ぁぁぁ!」
「やっと、自分の立場がわかったようだな。…せめて、いい声で泣いてくれよ。」
鬼の腕力で、ジーンズを下着ごと左右に引き裂く。ボタンが弾け、白い尻が暗がりにあらわになった。
右手を尻に這わせ、左手一本で乳房をこねくり回す。
「どうだ…尻までじっとりと濡れた気分は…耕一はここまでやってはくれないんだろ?」
「あ…ぁ…言わないで…耕一さんの…ことは…」ぼろぼろと涙がこぼれる。耕一に抱かれたことはあっても、
ここまで肉体が、淫らに反応する事は無かった。愛する人ではない男に、肉体を自由にされ、狂いそうに
なるまで感じてしまっている。その事実が、千鶴からすべての力を奪い去ってしまっていた。
「耕一が来るまで…楽しませてもらうぞ…。お前の身体でな…。」
無造作に千鶴を抱え上げ、自らはあぐらをかく。その股間には、屹立する肉の凶器が、鎌首をもたげていた。
それを目の当たりにした千鶴が、弱々しく手足をばたつかせる。
すべては無駄な抵抗と知りながら。
不意に柳川は、メガネを外すと、千鶴にかけさせた。
「覚醒してるあいだは、必要無い。お前がかけていろ。」
呆然とする千鶴の視界が、レンズに歪められ、眩暈を覚える。
そのわずかな間に、剥き出しになった秘部に肉茎をあてがい、柳川は一気に千鶴を貫いた。