葉鍵板最萌トーナメントブロック決勝Round147!!

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188長岡志保…入場

志保は呟く。

「勝てないかもしれない」

臆するでもなく、ただ噛み締めるように。

「でも、負けない」

今まで、何度と無く自分を支えてくれたみんな。
そんなみんなの思いを、志保は今、その背に抱えている。

「例え勝負で負けても、真なる萌えは……みんなに支えられてきたあたしは、負けられない!」

自分を応援してくれているみんながいる。
ただそれだけで、その見かけより、細い背中にかかる重圧にも、耐えられる気がする。

最萌えトーナメント、決勝戦のプレッシャーにも。

そして……どうしても、無様な姿を見せられない奴がいる。
親友のあかりにも……“あいつ”にも。
今は素直になれないけど……いつの日か、この想いを打ち明けたいと思う奴が。
そんな事、到底無理な話だってわかっているけど。

「あたしに、力を貸して、あかり………ヒロ……!」


そして………長岡志保、入場。