葉鍵板最萌トーナメントブロック決勝Round143!!

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866Let’s TRPG!R 13
途中、パイソン(大蛇)と遭遇したがあっさり撃退。

GM吉井「川の上流を目指して約1日。
     遺跡のある所までたどり着けたよ」
騎士岡田「で、どんな所なのよ?」
GM吉井「え、えっとね・・・ごめん、ちょっと待って・・・(シナリオノートをめくる)
     川沿いから外れると森に包まれているんだけど、森へ小道が伸びていて
     しばらく進むと遺跡の入り口らしきものがある。苔と草に覆われて遺跡は
     年代を感じさせる・・・その入り口でほうきを持って掃除をしている人が
     いるよ」
盗賊藤田「遺跡前で掃除? マジで?」
GM吉井「マジで。メイド服着て掃除してます」
戦士佐藤「で、その人は・・・メイド服来てるから女性だよね?」
盗賊藤田「メイド服着た男は嫌すぎるぞ」
GM吉井「女性って言うか女の子だね。どこかで見たことのある」
騎士岡田「・・・それって、もしかして例のロケットの?」
GM吉井「ご名答。燈色の髪を持つその人はロケットに描かれていた人とそっくり。
     で、遺跡の中から男の人の声がして、その人は遺跡の中に入っていってしまう」
盗賊藤田「その人、何て呼ばれてたんだ?」
GM吉井「オイレス、と」
867Let’s TRPG!R 14:02/02/20 04:48 ID:fo7cyYcA
戦士佐藤「よし、ここは早速僕の出番だ!」
盗賊藤田「ちょっと待て」
騎士岡田「雰囲気的に遺跡に誰か住んでそうだよね。情報通りじゃない・・・
     入っていって引っ張り出す?」
魔女松本「人の家に上がるときは「お邪魔します」くらい言わないといけないと思うな〜」
盗賊藤田「いきなり引っ張り出す必要も無いと思うが・・・
     率直に訪ねるか、目的を隠して行くか」
魔女松本「え〜? 隠す必要あるの?」
盗賊藤田「まぁそう言えばそうなんだが。住んでいる人間の素性が判らないしな・・・」
騎士岡田「家って、ここ遺跡だし・・・。何にも知らない通りすがりの冒険者のふりして
     行ってみる?
     「えっ、遺跡探索に来たんですけどここ遺跡じゃなかったんですかぁ?」
     とか言ってさ」
盗賊藤田「・・・ちょっと不自然だな。探索しつくされたんだろ、ここは」
GM吉井「あの、探索し尽くされた『と言われている』、だからね?」
魔女松本「だから〜、あまり深く考えないで行けば良いんじゃないの?
     こそこそしたら余計怪しまれちゃうよ〜?」    
盗賊藤田「・・・それもそうか。じゃ、率直に訪ねてみるか」
騎士岡田「穏便すぎて何だかなぁ・・・」
868Let’s TRPG!R 15:02/02/20 04:49 ID:fo7cyYcA
戦士佐藤「すみません、旅の者ですが。オイレスさんに用事があって来ました。
     どうか私どもに会っては頂けませんでしょうか」
GM吉井「反応がない」
戦士佐藤「ただのしかばねのようだ」
盗賊藤田「( ´Д`;)
     申し訳ないが、聞きたいことがあって来たんだ。
     話が聞けたらすぐに帰るから、ちょっと時間を貰えないかな」
GM吉井「呼びかけていると、遺跡の奥から何か白いものが数体歩いてくる。
     ソーサラーは判るけど、あとの人もセージチェックできるよ。
     (判定中)
     ・・・他に判ったのは佐藤くんだけね?
     スケルトンウォリアーだよ。7体いる。
     で、その後ろから中年のソーサラーっぽい男と、さっきの女の子」
中年吉井「何度来ても同じ事だ。
     私の可愛い娘を連れて行く事など許す訳が無いだろう。
     さっさと帰りなさい、でなければ死が待っているだけだ!」
騎士岡田「よーし、出番到来ね!名剣クリストファーをすらりと」
盗賊藤田「ちょっと待ってくれ! 俺達はあんたの妻を連れて行く気はないし、
     ここに来るのだって初めてだぜ? 争う気はないんだ!」
騎士岡田「もう! せっかくのダイス振れるチャンスを・・・」
GM吉井「ソーサラーの人は怪しげな目でこっちを見ているよ」
盗賊藤田「とある人から仕事を受けたんだ。
     イトゥルムと言う少女の事を調べるためにここまで来た。
     別に剣を交える気で来た訳じゃない!」
GM吉井「イトゥルムの名前が出たときに男は激しく動揺したよ」
中年吉井「君達、イトゥルムに会ったのか!」
盗賊藤田「ああ。タイデルの街で暮らしてるぜ。 ・・・あんたの娘じゃないのか?」
中年吉井「・・・。
     用事がなければさっさと帰りなさい、この遺跡に立ち入れば容赦なく手を下します」
GM吉井「そう言い残すと、遺跡の中に戻っていってしまう」
869Let’s TRPG!R 16:02/02/20 04:49 ID:fo7cyYcA
盗賊藤田「取り付くしまもねぇな・・・」
GM吉井「その時、遺跡の入り口で一人だけ残っていた少女が、ささっとこちらに
     走ってきて言う」
少女吉井「−−夜にまたこの場所へ来てもらえますでしょうか」
GM吉井「遺跡の奥から「オイレス!何をしている、早く来い!」と怒号が飛び
     オイレスは慌てて遺跡の中へ帰っていく」
盗賊藤田「・・・少女の方は友好的、か。どうやら会ってくれそうだな」
騎士岡田「あー、くそ、戦いたかったぞゴルァヽ(`Д´)ノ」
GM吉井「岡田、ごめん」
騎士岡田「いや、だから・・・あーもう! とりあえず保科めーっ!」
盗賊藤田「保科は関係ないじゃないか」
騎士岡田「いいの! 自分でも八つ当たりだって判ってるんだから、
     って、ああっ!(不可抗力で自分のダイスを入れていた袋をぶちまける)」
魔女松本「岡田自滅〜」