葉鍵板最萌トーナメントブロック決勝Round143!!
途中、パイソン(大蛇)と遭遇したがあっさり撃退。
GM吉井「川の上流を目指して約1日。
遺跡のある所までたどり着けたよ」
騎士岡田「で、どんな所なのよ?」
GM吉井「え、えっとね・・・ごめん、ちょっと待って・・・(シナリオノートをめくる)
川沿いから外れると森に包まれているんだけど、森へ小道が伸びていて
しばらく進むと遺跡の入り口らしきものがある。苔と草に覆われて遺跡は
年代を感じさせる・・・その入り口でほうきを持って掃除をしている人が
いるよ」
盗賊藤田「遺跡前で掃除? マジで?」
GM吉井「マジで。メイド服着て掃除してます」
戦士佐藤「で、その人は・・・メイド服来てるから女性だよね?」
盗賊藤田「メイド服着た男は嫌すぎるぞ」
GM吉井「女性って言うか女の子だね。どこかで見たことのある」
騎士岡田「・・・それって、もしかして例のロケットの?」
GM吉井「ご名答。燈色の髪を持つその人はロケットに描かれていた人とそっくり。
で、遺跡の中から男の人の声がして、その人は遺跡の中に入っていってしまう」
盗賊藤田「その人、何て呼ばれてたんだ?」
GM吉井「オイレス、と」
戦士佐藤「よし、ここは早速僕の出番だ!」
盗賊藤田「ちょっと待て」
騎士岡田「雰囲気的に遺跡に誰か住んでそうだよね。情報通りじゃない・・・
入っていって引っ張り出す?」
魔女松本「人の家に上がるときは「お邪魔します」くらい言わないといけないと思うな〜」
盗賊藤田「いきなり引っ張り出す必要も無いと思うが・・・
率直に訪ねるか、目的を隠して行くか」
魔女松本「え〜? 隠す必要あるの?」
盗賊藤田「まぁそう言えばそうなんだが。住んでいる人間の素性が判らないしな・・・」
騎士岡田「家って、ここ遺跡だし・・・。何にも知らない通りすがりの冒険者のふりして
行ってみる?
「えっ、遺跡探索に来たんですけどここ遺跡じゃなかったんですかぁ?」
とか言ってさ」
盗賊藤田「・・・ちょっと不自然だな。探索しつくされたんだろ、ここは」
GM吉井「あの、探索し尽くされた『と言われている』、だからね?」
魔女松本「だから〜、あまり深く考えないで行けば良いんじゃないの?
こそこそしたら余計怪しまれちゃうよ〜?」
盗賊藤田「・・・それもそうか。じゃ、率直に訪ねてみるか」
騎士岡田「穏便すぎて何だかなぁ・・・」
戦士佐藤「すみません、旅の者ですが。オイレスさんに用事があって来ました。
どうか私どもに会っては頂けませんでしょうか」
GM吉井「反応がない」
戦士佐藤「ただのしかばねのようだ」
盗賊藤田「( ´Д`;)
申し訳ないが、聞きたいことがあって来たんだ。
話が聞けたらすぐに帰るから、ちょっと時間を貰えないかな」
GM吉井「呼びかけていると、遺跡の奥から何か白いものが数体歩いてくる。
ソーサラーは判るけど、あとの人もセージチェックできるよ。
(判定中)
・・・他に判ったのは佐藤くんだけね?
スケルトンウォリアーだよ。7体いる。
で、その後ろから中年のソーサラーっぽい男と、さっきの女の子」
中年吉井「何度来ても同じ事だ。
私の可愛い娘を連れて行く事など許す訳が無いだろう。
さっさと帰りなさい、でなければ死が待っているだけだ!」
騎士岡田「よーし、出番到来ね!名剣クリストファーをすらりと」
盗賊藤田「ちょっと待ってくれ! 俺達はあんたの妻を連れて行く気はないし、
ここに来るのだって初めてだぜ? 争う気はないんだ!」
騎士岡田「もう! せっかくのダイス振れるチャンスを・・・」
GM吉井「ソーサラーの人は怪しげな目でこっちを見ているよ」
盗賊藤田「とある人から仕事を受けたんだ。
イトゥルムと言う少女の事を調べるためにここまで来た。
別に剣を交える気で来た訳じゃない!」
GM吉井「イトゥルムの名前が出たときに男は激しく動揺したよ」
中年吉井「君達、イトゥルムに会ったのか!」
盗賊藤田「ああ。タイデルの街で暮らしてるぜ。 ・・・あんたの娘じゃないのか?」
中年吉井「・・・。
用事がなければさっさと帰りなさい、この遺跡に立ち入れば容赦なく手を下します」
GM吉井「そう言い残すと、遺跡の中に戻っていってしまう」
盗賊藤田「取り付くしまもねぇな・・・」
GM吉井「その時、遺跡の入り口で一人だけ残っていた少女が、ささっとこちらに
走ってきて言う」
少女吉井「−−夜にまたこの場所へ来てもらえますでしょうか」
GM吉井「遺跡の奥から「オイレス!何をしている、早く来い!」と怒号が飛び
オイレスは慌てて遺跡の中へ帰っていく」
盗賊藤田「・・・少女の方は友好的、か。どうやら会ってくれそうだな」
騎士岡田「あー、くそ、戦いたかったぞゴルァヽ(`Д´)ノ」
GM吉井「岡田、ごめん」
騎士岡田「いや、だから・・・あーもう! とりあえず保科めーっ!」
盗賊藤田「保科は関係ないじゃないか」
騎士岡田「いいの! 自分でも八つ当たりだって判ってるんだから、
って、ああっ!(不可抗力で自分のダイスを入れていた袋をぶちまける)」
魔女松本「岡田自滅〜」