葉鍵板最萌トーナメントブロック決勝Round143!!

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848ユニット結成・第二章
 三人組結成のため自分自身でスカウトをすることになった緒方理奈。
 実の兄である緒方英二が選んだメンバーの名前は。
理奈「美坂香里に、深山雪見、ね。聞いたことはないけどどんな人なのかしら」
冬弥「緒方さんのことだから、何か仕掛けがあるんだろうな。でも焦ったよ、ADやってたら、いきなり、理奈ちゃんが一緒に機材運んでるんでもの」
理奈「まあ、騒ぎにならないように男の子のカッコしていったからね、そこまでやったからにはADもやらないと却って不自然でしょ?」
冬弥「そうかな、でもチーフもまさか『あの』緒方理奈にテーブル運ばせたとは思ってないだろうな、あ、ついたよ」
理奈「ありがとう、ここね、美坂香里は……あの、ちょっといい?」
栞「はい、なんでしょうか」
理奈「(かくかくしかじか)と言う訳なんだけど、美坂香里って人知らないかしら?」
栞「……私には姉さんなんていません」
理奈「と言うより、『姉さん』って言ってる時点で明らかに関係者でしょ」
栞「……って、このセリフ、一回言って見たかったんです」
理奈「でもまあ、妹さんだったら話が早いわ、あなたのお姉さんに会いたいんだけど今日は来ているかしら」
栞「あ、もうすぐ来ると思いますよ、ほら、名雪さんも一緒にいますよ」
香里「起きて! 寝たら死ぬわよ!」
名雪「う〜、寝てないおー……ちゃんと走ってるおー、わたし部長さんなんだおー……イチゴおいしいんだおー」
香里「そう言うことは、レム睡眠してないときに言ってね、まったく名雪が目を開けないからまわりが避けてるじゃない!」
名雪「んにゅ……便利だねー」
香里「むしろ恥ずかしいわ! 全校生徒に顔覚えられてるってことなのよ!」
理奈「……あなた、美坂香里さんね」