葉鍵板最萌トーナメントブロック決勝Round143!!
主人吉井「・・・申し訳ない。イトゥルムは会ったときからああなのだ。
・・・これからもう一つ仕事を願いたいのだが、引き受けてもらえんだろうか」
盗賊藤田「まぁ、用件を聞いてからだな」
主人吉井「・・・イトゥルムは私の実子ではない。
私が先日行商行脚の最中に川の上流から流されてきたのを助けたのだ。
あの子の背中には痣のようなものがあって、それが下位古代語で
イトゥルムと読めたのでそう呼んでいる。
あの子は昔の記憶がいっさい無い。
多分精神的なショックか何かからだと思うのだが・・・
そして、唯一あの子の身元を示すものがこれだ」
GM吉井「主人は懐からロケットを取り出す」
魔女松本「空飛ぶやつ?」
GM吉井「じゃなくて、ペンダントの先に付いたこう開いたり閉じたりできる・・・って
今松本も身に付けてるじゃない!」
魔女松本「知っててボケたんだけどな〜」
GM吉井「うう、ごめん・・・(やっぱり空回りしてる・・・)
ロケットを開けると、そこには一人の、イトゥルムとは違う、女の子が
描かれている。そしてもう一つ、ほんのりと光を放っている
赤色の水晶が転がり出てくるよ」
盗賊藤田「あー・・・その水晶、セージチェックして良いか?」
GM吉井「うん、良いよ」
判定するものの、全員失敗。
GM吉井「変わった物だという事以外は判らないね。
主人吉井「依頼というのは、あの子がいったい何者なのか調べて欲しい
というものなのだ。子供に恵まれなかった私の所に着いてきてくれた
イトゥルムが誰かなんて、元々どうでも良かったのだが
今回のような怪しい連中にあの子がこれからも狙われるとしたら
それが一体何のためなのか、今後の対策を考えるためにも知っておきたいのだ」
騎士岡田「仕事が入るのはありがたいとは思うんだけど・・・何か目的が曖昧な依頼ねぇ」
魔女松本「ね〜どうしよう? 引き受けちゃう?」
盗賊藤田「うーん・・・その依頼は期限付きなのか?」
主人吉井「・・・いや、特にない」
盗賊藤田「そうか、だったらついでがあったらやらせて貰う、って事で良いか?」
GM吉井「(やっぱりシナリオの導入部分が弱かったみたい・・・
どうしようかな・・・(困))」
戦士佐藤「吉井さんが困っているみたいだから助け船出すね。
「危険が迫っている少女に何たる態度! 君達の心に愛はあるのかね!
俺は喜んで依頼を受けさせて貰ったぞ、このラヴァーズの名に掛けて!」
と言って扉を開けて出てくるよ」
盗賊藤田「・・・いきなりな登場だな、おい」
主人吉井「・・・ああ、紹介が遅れたな。あなた達が来る前にこの仕事を引き受けて
くれたラヴァーズさんだ。良かったら力を合わせて欲しいのだが」
戦士佐藤「という訳だ、よろしく!(スマイル)」
騎士岡田「・・・じゃ、別の仕事探そうか・・・」
魔女松本「そうだね〜」
GM吉井「(Σ(゚д゚lll)逆効果!?)」
盗賊藤田「もう一度確認するが、ついでがあったらやらせて貰う、って事で良いんだな?」
GM吉井「これからも娘の身に危険が及ぶ可能性を考えると、
早いほうが有り難いのだが・・・」
盗賊藤田「(どうやらこれがシナリオの導入口らしいな・・・)
あんたの娘を思う気持ちは判った。こっちも出来る限り全力で対処する、
・・・で皆良いよな?」
騎士岡田「まぁ、あんたがそう言うならそれで良いよ。騎士として見捨てていくのも
気が引けるし」
魔女松本「報酬はこの前と同じなの?」
GM吉井「えっと・・・この前の倍出そう、って言ってる」
魔女松本「わーい、魔晶石も2個〜」
GM吉井「魔晶石は別だって・・・(これ以上渡したらバランスが・・・(--;)」
騎士岡田「・・・で、具体的にどこで何をすれば良いのか判らないんだけど」
主人吉井「私はあの子を助けた川の上流に秘密があるのではないかと思っているのだが」
盗賊藤田「情報集めをしてそれでも判らなかったらそこに向かう、って方向で
良いんじゃないか?」
魔女松本「そーだね〜、あたしは市役所に聞きに行ってくるよ〜」
騎士岡田「はいはい行ってらっしゃい。この家からちょっと遠いけどね」
魔女松本「ぶーぶー」
GM吉井「・・・えっと、じゃ全員この仕事を受けたって事で話を進めて良いんだよね?」
騎士岡田「まぁ、流れで(佐藤を指さし)この人も加わるんだろうなぁ・・・」
戦士佐藤「どうぞ宜しく、騎士のお嬢様」
主人吉井「では、手がかりとしてこのロケットと光る水晶を渡しておくのでお願いします」
盗賊藤田「あと、イトゥルムの姿絵と、イトゥルムを助けた場所を詳しく聞いておくぞ。 ・・・俺達がここを出たときのイトゥルムの護衛は誰がするんだ?」
主人吉井「それは他の冒険者にお願いする予定だ」
盗賊藤田「・・・そうか。あと、イトゥルムはこれらの物についての記憶は?」
主人吉井「いや、残念ながら何も判らない、思い出せないらしい」
盗賊藤田「・・・さて、まずは情報収集だが・・・
聞くのは昔のイトゥルムを知ってる人がいないかどうかと、
このロケットの女の人が誰かと、あと、この水晶が何かって事・・・
イトゥルムを助けた川の上流に何かあるのか・・・それくらいかな。
あと何かあるか?」
戦士佐藤「それで良いんじゃないかな」
騎士岡田「異論なしね」
魔女松本「そうだね〜。オルフェン頑張れ〜」
盗賊藤田「光る水晶についてはルミィの仕事だ。マジックアイテムみたいだからな」
魔女松本「そうか〜。じゃそれ持って行ってくる〜」
盗賊藤田「じゃ、俺もシーフギルド行ってくるわ」
魔女松本「質屋さん、これいくらで売れますか〜?」
盗賊藤田「売るなよ!( ´Д`;)」