葉鍵板最萌トーナメントブロック決勝Round143!!
「あー、すっかり遅くなっちゃったなぁ・・・」
日もとうに暮れて、辺りが薄暗くなった通学路を急ぐ吉井。
ころころ・・・。
ん? 今背後で変な音が?
後ろを振り向いてみるけれども、何も視界には入ってこない。
おかしいなぁ・・・気のせいかな?
再び歩を進める。
ころころ・・・。
まただ。あの音がする。しかもさっきより近づいてくる!
さっきよりも足を速める。
こつこつこつ。
ころころころ。
こつこつこつこつ。
ころころころころころ。
心が不安に押しつぶされそうになり、もう一度振り向く。
しかし、そこに音の発生源たるものは見当たらない・・・。
「誰っ? 誰かいるのっ!?」
誰も相づちを打つものはいないだろうと思っていたのだけど、
その声は自分の背後から聞こえてきた。
「あんた、吉井だな?」
男の声。年の頃は判らないけれど、多分大人だろう。
慌てて振り向こうとするあたしを、後ろから抱きすくめられる。
悲鳴を上げようとしたあたしの口元に何か布きれのような物を押しつけられ、
悲鳴が悲鳴にならなかった。
その布から感じる匂い。これは・・・このアルコール系の匂いは。
意識が急速に白濁してくる。このままではまずい。そう思って暴れても
相手の力にあがらう事ができない。
・・・そしてついに意識は闇の中へと落ちた。
次に意識が戻り、最初に目に飛び込んだのは空高く昇っている月の光だった。
地面の下草が当たる感触がある。そして、目の前に・・・男の姿。
顔は周りが暗いせいでよく見えない。
その男は、制服の上から丹念にあたしの・・・胸を揉みしだいている。
「イヤーーーーッ!!」
声を大にして叫ぶ。慌てて手を払いのけようとするが、腕を後ろで縛られているのか
前に持ってくることができない。更に足まで拘束されているらしい・・・。
「残念だが、大声を出しても誰もこねぇ。諦めろ」
諦めろと言われて、はいそうですか、とあっさり答える事は出来ない。
何とかその手から逃れようと体を捻ったりするのだが、根本的な解決にならなかった。
「あ、あんた誰よっ」
半泣きになりながら目の前の男にくってかかる。
こんな事を聞いても答えなど返ってくる訳ないのに・・・。
そう思っていたら、予想外に答えが返ってきた。
「俺は流離いの母乳ハンター。まぁ『右の人』と呼んでくれ」
何故右の人? 左とかある訳?
「何の恨みがあってこんな事するのっこの変態ぃっ!」
「いや・・・これと言って恨みがある訳ではない。ただ、あんたがちょっとした有名人
だっただけだ」
あたしは有名人なんかじゃない! ただの女子高生なのよっ!
などと思ったがそんな事どうでも良い。この現状を何とかせねば。
どう考えてもこの状況はこの右の人とか言う奴に襲われている以外考えられない。
そして、これから予想される事と言えば・・・
「いやっ、嫌ぁーーーっ!!」
一端不安が増幅されるとそれは止まることを知らない。
この後あたしはこの男に強姦される。あたしまだ・・・処女なのにっ!
あたしの目から涙があふれ出した。
「もうそろそろかな」
さっきまで揉みしだかれた胸から手を離すと、上の制服をたくし上げられた。
ピンク色のブラジャーが男の前に晒される。
「きゃぁぁぁーっ!」
今日何度目かの悲鳴を上げる吉井。
しかし男は気にしたふうもなくブラまでたくし上げてしまった。
それなりのサイズの乳房がぷるんと震える。
「さて、もう出る頃か・・・」
両乳房を寄せてみたり、振動を与えるようにふるふると振るわせてみたり。
少し胸をもてあそんだ後に、その両方の突起を弄られる。
「んっ・・・」
不覚にも胸を弄られていたせいか、先が堅くなっているのが自分でも判る。
しかし、それと同時に胸に違和感が。何か変に張っている気がする。
男は乳首をやや強めに親指と人差し指で挟んだ。
ぴゅっ、ぴゅっ。
その様子を見て驚く。あたしの胸から母乳が出てる!?
「ええっ!? あたし妊娠なんてしてないのに!」