葉鍵板最萌トーナメントブロック決勝Round143!!

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512青色名無しさんだよもん
岡田「ねぇねぇ。この本読んだことある?」
吉井「小野不由美の『十二国記』? 読んだこと無いけど」
岡田「面白い本だと思うんだけど、貸しておくから一度読んでみたら?」
吉井「うん、暇だからちょっと借りてくね」


岡田「どうだった?」
吉井「・・・岡田。あたし、この蓬莱から旅立つわ」
岡田「は?」
吉井「今までずっと思ってたのよ。あたしは個性のない地味な子だったって。       その謎が今解けたわ。
   あたしは元々この十二国記の世界の子だったのよ。
   この世界では異物的な存在だからこんな扱いなんだって。
   海を越えたら王様よ、王様。永遠に16歳のまま生き続ける」
岡田「いや、確かにこの話は世界観がしっかりしてるけどさ・・・」
吉井「あたしってどの国の王なんだろう・・・
   やっぱり慶国かな? ・・・戴国かも
   ・・・あっ!!」
岡田「どぁっ驚かせるな! ・・・今度は何よ」
吉井「松本って金髪じゃない!
   あの子ってきっと麒麟なのよ。
   蝕か何かで流されてきたか、姿を偽ってあたしを見つめてくれてるのかな・・・」
岡田「ちょっと、どこ行くのよ吉井ー!」
吉井「松本ー! お願いがあるの、あたしに跪いてくれない!?」
岡田「ええい、いい加減にしろっ!」