葉鍵板最萌トーナメントブロック決勝Round141!!
セリオ戦で味をしめたか、再び母乳なSS 1/4
〜あらすじ〜
セリオは綾香の娘「綾音」の世話を綾香より任されていた。直接乳房
からでないと授乳してくれない綾音のために、セリオは「母乳オプション」
という装備を付け日々のお仕事に励んでおりました。
さて、これはそんな日常の一ページ
「綾香様。お乳のお時間です」
とある昼下がり。のほほんと庭でひなたぼっこをしていた私の元にセリオ
がやってきた。そう言えばもうすぐお乳の時間だ。久しぶりの休日ですっか
り忘れていた。こういう時、セリオの存在はとても助かる。
「ほんとだ。…ところで、今日もセリオがお乳あげるの?」
「はい」
あのオプションを装備してからというもの、授乳は専らセリオの役目と
なってしまっている。「データ収集のためです」とか言って、一向に授乳の
権利を譲ってくれる様子がない。
「それでは綾香様、失礼いたします」
「ん、おねがい」
セリオが丁寧な手付きで私の乳房を露わにする。自分で言うのも何だが、
お乳で張って、ずいぶんと大きくなってしまっている。
と、セリオがじーっと私の胸を見つめている。
「綾香様」
「ん?なに、セリオ」
「乳首がひっこんだままです。乳頭マッサージを行う必要があります」
「え?」
「失礼します」
こちらの返事も無いままセリオは親指、人差し指、中指の三本で私の乳首を
押さえると、上下から圧迫し始める。なんというか…強すぎず弱すぎず、絶妙の動き…。
「あ、こら…そんな…んっ」
母乳なSS 2/4
今度はくるくると回すような動きに変化する。確かにマッサージの手順とし
ては正しいのだけど…これは…
「ふぁっ!んんっ!そ、そんな、ふうに、されたら…」
「この動きは浩之さんが綾香様の胸を愛撫される時の動きと酷似しています。
快感を感じられるのはその為かと…」
「な、なにを、いってる…の、よ、あぁぁぁぁぁぁぁっ!」
急に引っ張るような動きにシフトされ、頭の中に衝撃が走る。と…
ぴゅっ
「あ…」
乳首から白い液体が勢い良く飛び出し、セリオの頬にかかる。
つ…と、セリオは指で拭き取ったソレを口に含むと、微かに微笑んだ。
「綾香様。マッサージは終了です」
「え、ええ…」
半ば朦朧とした頭でいつもとは明らかに違う様子のセリオを眺めていると、
「それでは、搾乳に移らせて頂きます」
セリオはこちらの状態もお構いなしに、作業を続けようとする。さすがは
仕事一徹のメイドロボ。見上げたプロ意識…
「じゃなくて!セ、セリオ。搾乳用の道具。ほら、入れ物とか…」
今の危うい状態を逃れたい故の私の提案は、しかし、あっさりと却下された。
「いえ、道具は必要ありません。私が直接搾乳致します」
「直接って…」
確かにセリオの母乳オプションでは口から母乳を補給する仕様になっては
いるけど…今までそんなことは…
「失礼します」
「んあっ!」
セリオは上と下から私の胸を挟むと、上の手で押し、下側の手で優しく乳房
を絞ってくる。
ぴゅっ…ぴゅ〜っ…
「ああ…」
母乳なSS 3/4
乳首を、乳輪を、母乳が通過していく(そう、母乳は乳首の穴からだけ出るわ
けではなかったりする。以前浩之にそう教えたらずいぶん感心していた)。普段
ならどうということはないけど、セリオのマッサージで敏感になった胸には…
これは…とても…
「あぁ、だめ…セリオ…そんな…つよく…っ…!」
セリオは口を大きく開けて私の胸から迸るソレを受け止めている。心なしか
頬は上気して、とても搾乳の作業には見えなくなってきた。
「綾香様…ずいぶんと乳房が張っておられます…」
「んんっ!だからって…ああっ…!あ、い…!ふぁっ!」
「もう片方も…左右まんべんなく行う必要があります…」
「んぁっ!もう、もう…ゆるして…セ、セリっぁぁ…」
…と、唐突にセリオの動きが止まった。
「おわった…の?」
「はい。乳房を直接揉んで行う搾乳は終了致しました」
ほっとしたのは確かだけど、どうしようもないもどかしさが胸の辺りに残って
いる。これは…なんというか蛇の生殺しだ…。
「そう…」
「次は、乳首から直接補給させて頂きます」
「え?んっ!あぁぁぁっぁぁ!」
今度こそ本物の快感が私の躰を駆けめぐる。セリオの唇は優しく、丹念に
私の乳首を刺激していく。
「セ、セリオ…そ、そんな…んんんん!」
時折、唇が離れると、溢れてくる母乳をすくうようにセリオの舌が乳首の
上をねぶるように通過していく。
「セリオ…ちょ…もう、そこ…までに、して…」
あまりにも巧みなセリオの愛撫(そう、作業の体裁をとっていながら、これ
は正しく愛撫だった)に音を上げてしまった私の訴えも…
「申し訳ありません。まだ、必要量の60%しか補給されておりません。も
うしばらくご辛抱下さい」
母乳なSS 4/4
あっという間に却下されてしまった。
「ああっ!だ、駄目…だめ…ふぁぁぁぁ!!」
昼下がり。庭のデッキチェアでぐったりとしている私の視線の先では、セリオ
が嬉しそうに、けどなぜか妙に頬を赤らめて私の子にお乳をあげている。
「セリオ…楽しそうね…」
「はい…とても」
こうして眺めていると、セリオが授乳の役目を譲ってくれない訳がよくわかる。
が、やはり私の子であるからには自分で世話をしたいのもまた母心という奴で…
「私のこどもなのに〜」
いじいじと恨みがましい目で見つめる私に気付いたのか
「では、綾香様。変わりばんこということでいかかでしょうか?」
「え?ほんと?」
「はい。その方が綾音様も喜ばれます」
何か、久しぶりにこちらの言うことを聞いてくれるセリオに出会った様な気が
するが、喜ぶ前に一つ念を押しておくべき事が私にはあった。
「それは嬉しいんだけど、セリオ」
「はい、なんでしょう?」
「搾乳はもう少し穏やかに行うこと。いい?」
こちらの当然の要求に対し、セリオは妙に悲しそうな顔を見せた。
「…お気に召しませんでしたでしょうか?」
「…そういう訳じゃないけど、毎回あんな事されたらこっちの身が保たないわ…
それに、」
いけない世界に目覚めてしまいそうだし。
「わかりました。次からはもっと優しく致します」
「…ちょっと違うような気がするけど、ま、いいか」
その後、来栖川家では授乳への男子の立ち会いが、たとえ身内であろうとも
堅く禁止されるようになったとさ…